JP2003272157A - 光ディスク装置の制御方法 - Google Patents

光ディスク装置の制御方法

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JP2003272157A
JP2003272157A JP2002078371A JP2002078371A JP2003272157A JP 2003272157 A JP2003272157 A JP 2003272157A JP 2002078371 A JP2002078371 A JP 2002078371A JP 2002078371 A JP2002078371 A JP 2002078371A JP 2003272157 A JP2003272157 A JP 2003272157A
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area
power calibration
recording
pca
section
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Hiroyuki Takayama
浩之 高山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DVD−RWディスクにおいてPCAを外周
から内周までパワーキャリブレーションを一度づつ実施
し全て使い切った後、次のパワーキャリブレーションで
PCAのどの領域を使用するのかは規定していないため
ある特定の領域の実施回数が増大したり、PCAを実施
する領域の選択が使い切る前と同じ方法でできないとい
う課題があった。 【解決手段】 パワーキャリブレーション実施後、パワ
ーキャリブレーションを実施した先頭アドレスから内周
側にかけて一定の区間を消去することにより未記録領域
を作成することにより次回パワーキャリブレーションを
実施する領域に対してマークを付けることができる。よ
ってPCAを使い切った後でもこの未記録領域を検索す
ることでパワーキャリブレーション実施領域を特定する
ことができ、またPCAを均一に使用することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関し、同一個所に何度も情報を書きこめる書き換え型の
光ディスクの如き記録可能な記録媒体を記録再生する光
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】書き換え型光ディスクは情報を何度も記
録可能である。この書き換え型光ディスクとしては、例
えばDVD−RWなどが知られている。このDVD−R
Wは図1に示すようにR−Information a
reaとInformation areaに分けら
れ、R−Information areaは記録用の
ドライブがパワーキャリブレーションを実施するPCA
と記録管理情報を1ブロックずつ追記するRMAで構成
され、またInformation areaはLea
d−in areaとユーザーデータを記録するDat
a RecordingareaとLead−out a
reaで構成される。PCAは7000セクタで構成さ
れ、パワーキャリブレーションで消費する領域をパワー
キャリブレーション実施毎に外周から内周にかけて消費
した分だけシフトすることにより全領域均一に使用され
る。RMAはRMA Lead−inと700個のRM
Dで構成されており、1つのRMDは2KBのデータを
持つセクタ16個で構成される1ECCブロックと同じ
サイズである。この1ECCブロックは16個のセクタ
で構成され、また1セクタは26個のシンクフレームで
構成される。ランドプリピット信号がこのシンクフレー
ムの偶数または奇数位置のどちらかの先頭に3ビットず
つ記録されており、この3ビットでプリピット信号のシ
ンクや0、1を表す。結局1セクタ当たり1つのシンク
と12ビットのデータを構成し、1ECCブロック内に
おいてこれらのプリピット信号を全て取得することによ
り記録用のアドレス情報やディスク固有の情報が得られ
る。記録時においてはこのプリピット信号を取得するこ
とにより記録アドレスを検索して記録位置を特定する。
【0003】DVD−RWドライブは、Data Re
cording areaに記録する領域を予約した
り、予約した領域にデータを記録したりするタイミング
でRMA領域にRMDを更新していく。そのためDVD
−RWドライブはDVD−RWディスクが装着されると
最新のRMDを読み出すことにより装着されたDVD−
RWディスクの記録状態を知ることができる。またこの
RMDにはPCAの中でパワーキャリブレーションを実
施した領域の先頭のアドレスが記録されている。
【0004】またDVD−RWドライブはディスクを装
着してから記録を開始する前に装着されたディスクに対
して最適な記録パワーや最適な記録波形を求めるために
PCAにてパワーキャリブレーションを行う。一般にこ
のパワーキャリブレーションでは数セクタから数ECC
ブロックが消費され、外周側から内周側に連続して使用
することが規定されている。そのためパワーキャリブレ
ーションを一度実施すると、次はその隣接した内周側の
領域でパワーキャリブレーションを実施することにな
る。このため同じ領域が集中して使用されること無く一
度づつ全領域が使用される。DVD−RWドライブはパ
ワーキャリブレーションを始めるに当たりPCAの中か
らパワーキャリブレーションを実施する領域を検索す
る。この検索方法は一般に、まずRMDからパワーキャ
リブレーションを最後に実施したアドレスを読み出す。
RMDは一般に情報記録領域の記録状態が変化しないと
更新されないため、このRMDのパワーキャリブレーシ
ョンを実施したアドレスは最新の状態になっているとは
限らない。但しこのアドレス以降の外周側のPCAはパ
ワーキャリブレーションが実施されており記録済みにな
っている。DVD−RWドライブはこのアドレスより内
周側に連続した未記録領域を検索する。この連続した未
記録領域の区間は一般にパワーキャリブレーションで消
費される領域以上に設定される。
【0005】昨今DVD−RWディスクも高速記録が実
施されDVD−RWドライブは何種類かの記録スピード
に対応する必要が出てきた。またDVD−RWディスク
も多くのメーカ品が発売され、多種類のディスクに対応
する必要がでてきている。これらの要因によりDVD−
RWドライブはパワーキャリブレーションで消費する領
域が増大しており、何度も書き換えしたディスクでは上
記PCAの使用方法ではPCA全領域を全部消費してし
まう可能性が高くなってきている。
【0006】上記のようにPCAを全部消費した場合
は、内周側に未記録領域を検索しても未記録領域が無
く、またRMDのパワーキャリブレーションを実施した
先頭アドレスもPCAの先頭になっているため、従来は
PCA全領域からランダムにパワーキャリブレーション
を行う領域を選択し、選択した領域を消去する等により
パワーキャリブレーションができる状態にしてからパワ
ーキャリブレーションを行うということが行われてき
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらランダム
な領域選択によりパワーキャリブレーションを実施した
場合どうしてもPCA内でパワーキャリブレーション実
施回数が異なる領域が存在することになり、ある領域で
はパワーキャリブレーションの実施回数オーバーにより
早い段階でパワーキャリブレーションの精度が悪くなっ
たり、できなくなるといったことが発生する可能性があ
った。この場合再度領域を選び直してパワーキャリブレ
ーションを行うためパワーキャリブレーション実行時間
が長くなることになる。
【0008】またPCA全領域を消費する前とPCA全
領域を消費した後ではパワーキャリブレーションを行う
領域の検索方法が異なるため制御が複雑になっていた。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下の構成を有する。
【0010】請求項1の発明は、情報を記録するための
情報記録領域と、最適な記録パワーを調整するためのパ
ワーキャリブレーション領域(PCA)と、前記パワー
キャリブレーションを実施した領域の先頭アドレスを含
む記録管理情報を記録する記録管理領域(RMA)を有
する書き換え型の記録ディスクに情報を記録する光ディ
スク装置であって、前記記録ディスクのディスク装着後
の記録前に前記PCAでパワーキャリブレーションを実
施するときに前記RMAからパワーキャリブレーション
を実施した領域の先頭アドレスを読み出し、読み出した
前記パワーキャリブレーションを実施した領域の先頭ア
ドレスから前記記録ディスクの内周方向に第1の区間以
上の未記録領域を検索し、検索した未記録領域において
パワーキャリブレーションを行い、前記パワーキャリブ
レーションを実施した領域の先頭アドレスを終端アドレ
スとした連続した未記録領域が第2の区間以上有るかど
うかを確認し、第2の区間以上の未記録領域が確認でき
た場合はパワーキャリブレーションが終了した領域の先
頭アドレスから内周側に第3の区間分以上消去を行い未
記録領域にすることを特徴とする光ディスク装置の制御
方法である。
【0011】請求項2の発明は、前記パワーキャリブレ
ーションを実施した領域の先頭アドレスを、RMDに登
録することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装
置の制御方法である。
【0012】請求項3の発明は、前記パワーキャリブレ
ーションを実施して、PCAを全て使ってしまったら、
PCA領域の最外周位置からパワーキャリブレーション
を行うことを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装
置の制御方法である。
【0013】請求項4の発明は、前記第3の区間は、前
記第2の区間よりも大きいまたは等しいことを特徴とす
る請求項1に記載の光ディスク装置の制御方法である。
【0014】請求項5の発明は、前記第3の区間は、前
記パワーキャリブレーション実施領域の先頭のアドレス
からPCAの最内周アドレスまでの区間であることを特
徴とする請求項1に記載の光ディスク装置の制御方法で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。
【0016】(実施の形態1)図6は本発明の光ディス
ク装置の一実施の形態を示し、図6においては、1は光
ヘッド、2は光ヘッドを制御する光ヘッド制御部、3は
光ヘッド制御部2からの出力信号を復調しバッファメモ
リ5に格納する再生部、4はバッファメモリ5から取り
出した情報を変調して光ヘッド制御回路に出力する記録
消去部、6は光ヘッド制御部2からの出力信号からラン
ドプリピット信号を復調しECCブロックアドレスをデ
コードするアドレス取得部、7は記録再生動作を実施す
べく装置全体を所定の手順で動作させるCPU、8はホ
ストコンピュータ等の上位装置との間で信号の授受を制
御するI/Fである。
【0017】以上のような光ディスク装置について以下
その動作を述べる。
【0018】ホストコンピュータからリード要求がある
と、CPU7は光ヘッド制御部2に指令を出し光ヘッド
1をリード開始アドレスまでリード用のシークをさせ
る。リード用のシーク動作は再生部3で復調され、バッ
ファメモリ5に格納された記録信号の中のアドレス信号
をCPU7が読み取って現在の光ヘッド1の位置を確認
し、光ヘッド制御部2に指令を出し光ヘッド1をリード
の目的アドレスに近づけるように移動させることにより
行われる。リードされ再生部3で復調されバッファメモ
リ5に格納されたデータはI/F8を経由してホストコ
ンピュータに送られる。
【0019】ホストコンピュータからライト要求がある
と、ホストコンピュータから送られてきた記録データは
I/F8を介してバッファメモリ5に格納され、同時に
CPU7はパワーキャリブレーションが未実施の場合は
光ヘッド制御部2に指令を出し光ヘッド1をPCAまで
記録用のシークをさせパワーキャリブレーションを行
う。その後記録開始位置まで記録用のシークを行う。記
録用のシークはシーク先に必ずしもデータが記録されて
いるとは限らないため、アドレス取得部6から得られた
ランドプリピット信号を復調したECCブロックアドレ
スをCPU7が読み取って現在の光ヘッド1の位置を確
認し、光ヘッド制御部2に指令を出し光ヘッド1をリー
ドの目的アドレスに近づけるように移動させることによ
り行われる。バッファメモリ5に格納されたデータは記
録消去部4で変調され、シークしたアドレスからパワー
キャリブレーションで得られた最適記録パワーで記録さ
れる。
【0020】ホストコンピュータから消去要求があると
CPU7は光ヘッド制御部2に指令を出し光ヘッド1を
消去開始アドレスまでリード用のシークをさせ、記録消
去部4はパワーキャリブレーションで得られた最適消去
パワーで記録された信号を消去し、未記録状態に戻す。
【0021】未記録状態かどうかの検出は再生部3が光
ヘッド制御部2の出力信号から信号の振幅や再生した信
号のシンクを検出することにより判断し、CPU7に結
果を出力する。
【0022】図5は本実施の形態の光ディスク装置にお
けるパワーキャリブレーションの実施方法を示すフロー
チャートである。
【0023】新しいDVD−RWディスクが光ディスク
装置に挿入され記録動作がホストコンピュータから要求
されると、光ヘッド1はRMAにシークしRMA内で最
も外周方向に記録されている最新のRMDを検索し、最
新のRMDからパワーキャリブレーション実行領域の先
頭アドレスADR1を取得する(S10)。
【0024】次に得られたADR1にシークし(S1
1)、そこから内周方向に4本トラックジャンプを行う
(S12)。ジャンプ後再生部3が未記録検出を行い、
未記録状態でなければ(S13、NO)内周方向に4本
トラックジャンプを再度行い(S12)、未記録状態で
あれば(S13、YES)RMA内であるかどうかを確
認しRMA内なら(S14、YES)再度内周側に4本
トラックジャンプを行い(S15)、そこから再生状態
に入り未記録領域の確認を行う(S16)。PCAでは
1トラック当たり約26セクタであるから4トラックジ
ャンプすると26*4=104セクタ分(6.5ECC
ブロック分)ジャンプすることになる。未記録領域の開
始位置と終了位置が見つかったら連続した未記録領域が
4ECCブロック分有るかどうかを判断し、4ECCブ
ロック以上無ければ(S17、NO)再度内周方向へN
本のトラックジャンプ(S12)からやり直す。4EC
Cブロック以上有れば(S17、YES)未記録領域の
終了アドレスADR2とADR2から内周側へ2ECC
ブロック分シフトしたアドレスADR3の区間でパワー
キャリブレーションを実行する(S18)。さらにAD
R3から内周側にかけて8ECCブロック分の区間を消
去する(S25)。ここで8ECCブロック分消去して
おけば4本トラックジャンプしても未記録領域を検索で
きないことはない。次にADR3はCPU7のメモリ上
にメモリされる(S26)。パワーキャリブレーション
後ディスクの記録状態が大きく変更された場合等のタイ
ミングでRMDが最新のRMDとしてRMA領域に追記
された場合にCPU7のメモリ上のADR3がパワーキ
ャリブレーション実行領域の先頭アドレスとしてRMD
に記録される。記録状態が大きく変更されずRMDが追
記されない場合はRMDが更新されないため最新のRM
Dのパワーキャリブレーション実行領域の先頭アドレス
はADR1のままになる。S14でPCA外の場合(S
14、NO)PCA先頭から未記録領域を検索し(S1
9)、2ECCブロック間以上の未記録領域が見つかっ
たら(S20、YES)、未記録領域の終了アドレスA
DR2とADR2から内周側へ2ECCブロック分シフ
トしたアドレスの区間でパワーキャリブレーションを実
行し(S21)、PCAの未記録領域の残りが2ECC
ブロック以上無い場合は(S23、NO)PCAの終端
をADR3に設定し(S24)、さらにADR3から内
周側にかけて8ECCブロック分の区間を消去する(S
25)。ADR3はCPU7のメモリ上にメモリされる
(S26)。S20で2ECCブロック区間の未記録領
域が無かった場合は(S20、NO)、PCAの終端と
PCAの終端から内周側へ2ECCブロックシフトした
アドレスADR3の区間でパワーキャリブレーションを
実行し(S22)、さらにADR3から内周側にかけて
8ECCブロック分の区間を消去する(S25)。AD
R3はCPU7のメモリ上にメモリされる(S26)。
【0025】図2〜図4はパワーキャリブレーションを
行った場合の光ヘッドの動作を模式的に示す図である。
【0026】図2はPCA領域を全部使い切る前のパワ
ーキャリブレーション実施状態を表す。まず(1)で最
新のRMDから読み出したADR1から内周方向に4本
トラックジャンプし、未記録領域を検索し、未記録領域
を見つけたらさらに1回4本トラックジャンプを行う。
次に(2)で再生しながら連続した未記録領域を確認す
る。連続した未記録領域は4ECCブロック分以上見つ
かったため、(3)でADR2から内周方向に2ECC
ブロックの区間であるADR3の先頭からパワーキャリ
ブレーションを行う。(4)でADR3から内周方向に
8ECCブロック分消去する。
【0027】図3はPCA領域を全部使い切る直前のパ
ワーキャリブレーション実施状態を表す。まず(1)で
最新のRMDから読み出したADR1から内周方向に4
本トラックジャンプで未記録領域を検索するとPCAの
外に出る。次に(2)でPCAの先頭から再生しながら
連続した未記録領域を確認する。連続した未記録領域は
2ECCブロック分以上見つかったため、(3)でAD
R2から内周方向に2ECCブロックの区間であるAD
R3の先頭からパワーキャリブレーションを行う。
(4)で全領域を使い終わったためADR3をRMAの
先頭アドレスに設定し、ADR3から内周方向に4EC
Cブロック分消去する。
【0028】図4はPCA領域を全部使い切った後のパ
ワーキャリブレーション実施状態を表す。まず(1)で
最新のRMDから読み出したADR1から内周方向に4
本トラックジャンプで未記録領域を検索し、未記録領域
を見つけたらさらに1回4本トラックジャンプを行う。
次に(2)で再生しながら連続した未記録領域を確認す
る。連続した未記録領域は4ECCブロック分以上見つ
かったため、(3)でADR2から内周方向に2ECC
ブロックの区間であるADR3の先頭からパワーキャリ
ブレーションを行う。(4)でADR3から内周方向に
8ECCブロック分消去する。(4)で8ECCブロッ
ク分消去することにより未記録領域を4ECCブロック
分作成できるため、次にパワーキャリブレーションを行
うときのパワーキャリブレーション実施領域の検索が実
施できる。
【0029】以上のようにパワーキャリブレーションを
実施した後、パワーキャリブレーションを実施した先頭
アドレスから内周方向に一定区間(実施の形態では8E
CCブロック間)を消去することにより、全領域がパワ
ーキャリブレーションで使用された後であっても、次回
パワーキャリブレーションを実施する領域に対してマー
クを作成することにより次回パワーキャリブレーション
を実施する領域を指定することができる。このことによ
りパワーキャリブレーションを実施する領域を決める手
順がPCAを全領域使用する前と後で同じにできるだけ
でなく、パワーキャリブレーションで使用する回数が全
領域で均一になるため特定の領域においてオーバーライ
ト回数が多くなりパワーキャリブレーションに失敗する
可能性が低くなる。
【0030】なお本実施の形態ではパワーキャリブレー
ションを行う領域を2ECCブロック間としたが、この
値はドライブの機種が違えば違った値になることは言う
までも無い。
【0031】実施の形態ではパワーキャリブレーション
を実施した後実施した先頭アドレスから8ECCブロッ
ク消去しているが、消去する領域は任意に定めることが
できる。よって全領域を使用してPCAの終端に戻った
ときにPCA全領域を消去することも可能である。こう
すればパワーキャリブレーション実施後毎回一定区間を
消去する必要は無い。
【0032】実施の形態では内周方向へのトラックジャ
ンプ本数を4本としており、このトラックジャンプ本数
は任意の値を取れる。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、パワーキ
ャリブレーションを実施した後、パワーキャリブレーシ
ョンを実施した先頭アドレスから内周方向に一定区間
(実施の形態では8ECCブロック間)を消去すること
により、全領域がパワーキャリブレーションで使用され
た後であっても、次回パワーキャリブレーションを実施
する領域に一定区間の未記録領域を作成することにより
マークを付けることができる。このことによりパワーキ
ャリブレーションを実施する領域を決める手順がPCA
を全領域使用する前と後で同じにできるだけでなく、パ
ワーキャリブレーションで使用する回数が全領域で均一
になるため特定の領域においてオーバーライト回数が多
くなりパワーキャリブレーションに失敗する可能性が低
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−RWディスクの情報記録領域の構成図
【図2】PCA領域を使い切る前の段階でパワーキャリ
ブレーションを実施した際の光ピックアップの模式図
【図3】PCA領域を使い切る寸前の段階でパワーキャ
リブレーションを実施した際の光ピックアップの模式図
【図4】PCA領域を使い切った後の段階でパワーキャ
リブレーションを実施した際の光ピックアップの模式図
【図5】パワーキャリブレーションを実施した際のフロ
ーチャート
【図6】実施の形態における光ディスク装置の構成図
【符号の説明】
1 光ヘッド 2 光ヘッド制御部 3 再生部 4 記録消去部 5 バッファメモリ 6 アドレス取得部 7 CPU 8 I/F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記録するための情報記録領域と、
    最適な記録パワーを調整するためのパワーキャリブレー
    ション領域(PCA)と、前記パワーキャリブレーショ
    ンを実施した領域の先頭アドレスを含む記録管理情報を
    記録する記録管理領域(RMA)を有する書き換え型の
    記録ディスクに情報を記録する光ディスク装置であっ
    て、前記記録ディスクのディスク装着後の記録前に前記
    PCAでパワーキャリブレーションを実施するときに前
    記RMAからパワーキャリブレーションを実施した領域
    の先頭アドレスを読み出し、 読み出した前記パワーキャリブレーションを実施した領
    域の先頭アドレスから前記記録ディスクの内周方向に第
    1の区間以上の未記録領域を検索し、 検索した未記録領域においてパワーキャリブレーション
    を行い、 前記パワーキャリブレーションを実施した領域の先頭ア
    ドレスを終端アドレスとした連続した未記録領域が第2
    の区間以上有るかどうかを確認し、 第2の区間以上の未記録領域が確認できた場合はパワー
    キャリブレーションが終了した領域の先頭アドレスから
    内周側に第3の区間分以上消去を行い未記録領域を作成
    することを特徴とする光ディスク装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記パワーキャリブレーションを実施し
    た領域の先頭アドレスをRMDに登録することを特徴と
    する請求項1に記載の光ディスク装置の制御方法。
  3. 【請求項3】 前記パワーキャリブレーションを実施し
    て、PCAを全て使ってしまったら、PCAの最外周位
    置からパワーキャリブレーションを行うことを特徴とす
    る請求項1に記載の光ディスク装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 前記第3の区間は、前記第2の区間より
    も大きいまたは等しいことを特徴とする請求項1に記載
    の光ディスク装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 前記第3の区間は、前記パワーキャリブ
    レーション実施領域の先頭のアドレスからPCAの最内
    周アドレスまでの区間であることを特徴とする請求項1
    に記載の光ディスク装置の制御方法。
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