JP2010501230A - 抽出製品を含むポーションパッケージを貫通するための手段、ポーションパッケージに含まれている抽出製品を抽出するためのデバイス、および、前記手段を製造するための方法 - Google Patents

抽出製品を含むポーションパッケージを貫通するための手段、ポーションパッケージに含まれている抽出製品を抽出するためのデバイス、および、前記手段を製造するための方法 Download PDF

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    • A47J31/3628Perforating means therefor

Abstract

開示されているものは、抽出可能な材料を含んでいるポーションパッケージ(特にカプセル(2))を貫通するための手段である。前記手段は、複数の開口部(9)が設けられ、カプセル(2)の殻を突き破ることの可能な穿孔部材(7、8)を備えている。開口部(9)が穿孔スクリーン構造を形成するように、この開口部(9)が、穿孔方向に対してある角度をなして延びている貫通表面に対して配置されている。穿孔部材(7、8)は、複数の面を有する部材として具体化されており、その1つの面が、貫通表面となっている。抽出側にある貫通表面は、開口部(9)の設けられた薄板部によって形成されていることが好ましい。

Description

本発明は、請求項1における特徴的な構成の前提となる段落にしたがう、抽出製品を含むポーションパッケージを貫通するための手段に関する。さらに、本発明は、請求項37にしたがう、ポーションパッケージに含まれている抽出製品を抽出するためのデバイスに関する。そして、本発明は、請求項40にしたがう、抽出製品を含んでいるポーションパッケージを貫通するための手段を製造するための方法に関連する。
このタイプのデバイスは、特に、例えば、コーヒー、お茶、あるいはココアのような飲料を提供するために使用される。抽出製品は、好ましくは、ポーションパッケージのケーシング内に、乾燥した材料として封じ込められている。このタイプのポーションパッケージは、内部に抽出製品を密封しているカプセルとすることが可能なものである。しかしながら、使用の分野は、このタイプのカプセルに限られない。例えば、「サッシェ」あるいは「ポーチ」と称されるものを、ペーパーフィルタとともに容器に詰めた状態で使用することが可能である。
欧州特許1,295,554A1は、カプセルのための抽出デバイスを開示している。ここでは、カプセルは、内部空洞の塞がれている間に、貫通手段によって突き破られる。欧州特許1,295,554A1では、カプセルを貫通するための一般的類似手段が、カプセルホルダにおける内部空洞の底部に示されている。この手段は、多数の穿孔部材を有しており、これらは、ニードルとして設計され、この手段の全表面に配されている。貫通部材自体は、円錐形のデザインである。3つの縦方向のスロットが、コーンの周囲表面に配されている。これにより、抽出物としてのコーヒーを、カプセルから導出することが可能である。実際には、貫通手段を製造することは困難であることが判明している。
米国特許3,596,588は、ピラミッド型に形成された個々のスパイクが注入器として機能するデバイスが示されている。ポーションサイズのコーヒー容器に温水を通すためのそれぞれの開口部が、ピラミッドの横断面に配されている。容器の底部を突き破るために、細長く設計された開口部を有するスパイクが設けられている。製造されたコーヒーにおける容器内への流れについては、これらの手段を使用するのでは、不十分な範囲でしか実施することができない。この注入器を用いると、温水は、容器内に不均一に分配される。反対の側、すなわち、抽出側では、コーヒーの粉末におけるスロットを介した缶の外への望ましくない溢出の可能性がある、という問題がある。製造することが困難であるということに加えて、これらの貫通手段は、これらがプラスチックのカプセルにとって非常に適しているものではない、という欠点を有している。
ドイツ特許7430910Uは、アルミニウムのシートから形成された容器のための抽出デバイスを示している。このデバイスは、単一の突破スパイクを有しており、このスパイクが、まず容器の上側を貫通し、その後、反対の下側を貫通する。この穿孔動作のために、シンプルなあるいは段階状の中空円筒における円柱状の周囲表面に隣接する先端部(point)が、突破スパイクの前端部に配されている。多数の開口部が、周囲表面、あるいは、中空円筒の周囲表面に配されている。この構成では、貫通動作の終わった後、前記先端部が容器の外部に配されて、これが抽出動作に参加しないような方法および程度に
よって、突破スパイクが容器内に導入される。前記中空円筒は、温水供給部分とできあがった飲料を放出する部分とに内部を分割する水平の壁によって、ほぼ中央で分断されている。この構成によって、できあがった飲料を抽出するための液体の誘導系が複雑になっている。実際に示されているさらなる欠点は、提案されているOリングのシールでは、突破スパイクのシーリングが困難である、という点にある。製造に関するさらなる欠点もある。これは、例えば、周囲表面に開口部を設けるという点が不利であることによる。
したがって、本発明の目的は、貫通手段であって、それを通過する改善された導管によって際立っている貫通手段を提供することにある。この貫通手段を用いることにより、高品質の抽出製品(例えば、コーヒー、お茶、あるいはココアなど)を、製造することが可能となる。さらに、この貫通手段は、簡単かつコスト効率よく製造することの可能なものであり、さらに、特に抽出側において、実際の濾過機能(straining function)を実行することが可能である。この目的は、請求項1の構成を有する手段を伴う本発明にしたがって得られる。
穿孔部材が、多面基体、特に多面体のような基体として設計されており、その少なくとも1つの表面が、穿孔方向に傾斜している表面となっており、この表面に、開口部が、好ましくはストレーナ構造で配置されている。このために、ポーションパッケージ内における改善された流体の通過が形成される。特に、有利なフィルタ作用を得ることが可能となる。
特に、製造に関しては、開口部がストレーナ構造で配置されている表面が、平らな、あるいは凹型に湾曲している表面である場合に、有利となることが可能である。したがって、この開口部を、簡単な方法で前記表面に設けることが可能である。しかしながら、この表面における凹型の構造については、効果的な貫通のために使用することも可能である場合がある。これは、内側に向けられた湾曲によって、有利なエッジを設けることが可能であるからである。
前記開口部のそれぞれを丸い穴とするとともに、この丸い穴の直径を、0.1mmと0.5mmとの間、好ましくは0.2mmと0.3mmとの間としてもよい。この開口部構成を用いることにより、高品質の抽出製品(特にコーヒー)を製造することが可能となる。
穿孔部材が、好ましくは3角形の基礎表面を有するピラミッドとして設計され、このピラミッドにおける少なくとも1つの側面がストレーナ構造の開口部を有してもよいことは、有利となる可能性がある。代替案として、穿孔部材に関する多面基体を、切取り加工体(trimmed shaped body)、特に、切取りコーン、切取りピラミッドあるいは切取りくさびとして設計することが可能であり、さらに、ストレーナ構造の開口部が設けられている開口表面を、好ましくは傾斜部分によってあらかじめ決定することが可能である。
本発明にしたがうストレーナ構造を用いることにより、特定の穿孔部材を介する流体の通過を、大幅に改善することが可能となる。この場合、通過は、一方では、ポーションパッケージ内への流体の導入(注入)に、また他方では、ポーションパッケージからの流体の導出(抽出)についても、言及することが可能である。この手段が流体の注入のために使用される場合、流体を、例えば、温水としてもよい。この場合、導出側の流体については、抽出されたコーヒーとしてもよい。貫通手段は、例えば、一体に形成された穿孔部材、組み立てられた穿孔部材、あるいは、さもなければ、多数の部分からなる穿孔部材を有してもよい。前記ストレーナ構造は、ポーションパッケージを貫通するための従来型の手
段と組み合わせることによっても、有利な効果をもたらすことが可能である。多面基体のような構成は、有利な通過結果を得るために、絶対的に必要であるわけではない。
開口部が丸い穴として構成されている場合には、有利になる可能性がある。しかし、当然ながら、他の穴形状についても考慮することが可能である。例えば、細長い穴、あるいは、矩形形状(特に、例えば、正方形)を有する穴も適している。
ストレーナ構造が、少なくとも4つの開口部、しかし、好ましくは、少なくとも10個の開口部を有している場合には、特に有利である。このような多数の開口部を穿孔部材ごとに設けることによって、注入の場合には最適な分散を、また、抽出側すなわち放出領域では有利なフィルタリング効果の確保を伴う、通流品質の向上を図ることが可能となる。
このストレーナ構造については、列状に配された開口部を有する穿孔領域とすることが可能である。この穿孔領域は、例えば、直線状の列、あるいはオフセットされた列を有してもよい。後者の場合には、列が対角線上にオフセットされているか(45°のオフセット)、あるいは、開口部が60°だけオフセットされた列に配されている場合に、有利になる可能性がある。
ストレーナ構造が、開口部の穴の幅よりもウェブ幅が小さくなるように設計されている場合には、有利になる可能性がある。この場合、穴の幅は、穴の開口部に関する最小のサイズを意味するものとして理解される。例えば、丸い穴の場合には、その直径となる。このウェブ幅は、2つの隣接する開口部(すなわち穴)の間における、穿孔されていない最小の中間領域である。比較的に穿孔されていない表面が0.3よりも小さい場合には、特に有利になる可能性がある。ストレーナ構造におけるこれらの特徴的な数字は、当業者にとって公知であり、また、通例のものである。
本発明における第2の態様にしたがうと、抽出製品を含んでいるポーションパッケージを貫通するための手段は、このポーションパッケージのケーシングを突き破ることが可能な少なくとも1つの穿孔部材を備えることが可能であり、前記穿孔部材が、少なくとも部分的に、シート状の材料、特に、薄板あるいは薄い金属シートから形成されている。この少なくとも1つの穿孔部材については、好ましくは、ディスク型の基本部材に固定することが可能である。穿孔部材のためにシート状の材料を使用することによって、貫通手段の製造を、大幅に単純化することが可能となる。使用目的によっては、流体を通過させるための開口部をもたない穿孔部材を設けることさえも考えられる。この構成では、基本部材における1つ以上の開口部を介して、流体を導くことが可能である。
穿孔部材が、シート状の位置から目的位置(end position)まで引き上げられている少なくとも1つのブランクから形成されており、目的位置における引き上げられたブランクが、完全に、あるいは部分的に、穿孔部材の形状をあらかじめ決定している場合には、有利になる可能性がある。ブランクについては、簡単な方法で加工することが可能である。ブランクを使用することは、とりわけ、その上に簡単な方法で開口部を形成することが可能である、という利点を有している。
穿孔部材が単一のブランクから形成されている場合には、特に有利になる可能性がある。この構成は、特に、引き上げられたブランクを目的位置において安定化するために、わずかな結合(例えば溶接継ぎ手)さえあればよい、という利点を有している。
引き上げられたブランクについては、溶接継ぎ手によって、目的位置で安定化することが可能である。この溶接継ぎ手のために、1つ以上の溶接線、あるいは個別のスポット溶接を用いることが可能である。
さらなる実施形態では、穿孔部材が、共通の側面エッジを形成する少なくとも2つの隣接した表面部を含むことが可能であり、この表面部が、側面エッジの周囲で折り曲げられている。この構成では、ブランクにおける側面エッジをあらかじめ決定するために、脆弱線、特に、脆弱線の方向に限定的に延びており、そこで表面部を折り曲げることの可能な切断線部分を有する脆弱線がある。これにより、所定の折り曲げ動作を確保することが可能となる。
さらに、ブランクが、少なくとも3つの、いずれの場合にも三角形の表面部を有しており、このブランクが、表面部を折り曲げることによって、目的位置においてピラミッド状の中空体ができあがるように、シート状の位置から引き上げられるようになっている場合には、有利になる可能性がある。
穿孔部材が、互いにもたれ合っている2つの表面部を有しており、刃先を形成するために、その一方の表面部が、他方の表面部の境界に対して内側にオフセットされている場合には、穿孔をさらに改善することが可能である。この構成では、互いにもたれ合っている2つの表面部を、隅肉溶接によって互いに溶接することが可能である。
穿孔部材を、基本部材に溶接することが可能である。当然ながら、接着継ぎ手などの他の固定手段についても考えられる。
流体を通過させることの可能な少なくとも1つの開口部を、穿孔部材における少なくとも1つの表面部上に(好ましくは、表面部のそれぞれに)配置することが可能である。貫通手段が注入側あるいは抽出側のいずれにおいて使用されているかに応じて、たった1つのより大きい開口部、あるいは複数のより小さい開口部(特に、表面部上でストレーナ構造となっている開口部)を、少なくとも1つの表面部上に配置することが可能である。
本発明における第3の態様は、貫通手段の構成に関連しており、この貫通手段では、穿孔部材が、この穿孔部材の形状を完全にあるいは部分的にあらかじめ決定する基本体を有しており、さらに、少なくとも1つの表面部が、基本体に固定されている。この結果として、特に、製造費用における大幅な減少を得ることが可能である。開口表面における少なくとも1つの開口部を、例えば平面内に横たわっている表面部上に、簡単な方法で設けることが可能である。開口部を設けた後、例えば接着あるいは溶接によって、表面部を基本体に固定することが可能である。薄板部が基本体に対して分離された部材として設計されていることから、薄板部のために、異なる材料および/または異なる材料厚さを使用することが可能である。本発明の意味における開口表面は、流体を通過させることの可能な少なくとも1つの開口部が設けられている穿孔部材の表面を意味するものとして理解される。当然ながら、基本体の表面は、前記のような開口表面を形成することが可能である。代替案として、表面部が開口部をもたず、その代わりに、少なくとも1つの開口部が基本体に配置されていることさえも考えられるはずである。
当然ながら、複数の開口部が開口表面のそれぞれに設けられている場合、および、前記したように、開口部がストレーナ構造を形成している場合にも、第2あるいは第3の態様にとって有利になる可能性がある。
本発明における第3の態様に関して、1つの表面が1つの開口部あるいは複数の開口部の配置されている開口表面となっている多面基体として、穿孔部材を設計することも可能である。これにより、効果的な穿孔部材を提供することが可能となる。この多面基体は、少なくとも1つの側面および開口表面、すなわち、したがって少なくとも2つの表面を有してもよい。2面体(もちろんベース表面は含まれない)については、例えば、斜めに切
断されたコーンとしてもよい。この構成では、前記側面は、コーンの周囲表面となる。3面体については、例えば、三角形のベース表面を備えたピラミッドとしてもよい。この構成では、側面の1つが、開口表面を形成することが可能である。この実施形態は、特に製造の観点からの優位性を有する。したがって、開口部を、比較的に簡単な方法で、開口表面に設けることが可能である。このために、例えば、レーザを用いた穴あけ加工を使用することが可能である。しかしながら、この構成は、また、穿孔部材における通過特性に対する、好ましい効果も有している。驚くべきことに、この実施形態では、開口表面上の開口部が絶対にストレーナ構造を有している必要はない、ということが分かっている。前記優位性については、開口部の異なる配置によっても得ることが可能である。
穿孔部材に関する多面基体を、切取り加工体としてもよく、この場合に、開口表面を、好ましくは傾斜部分によってあらかじめ決定することが可能である。これは、先端部における有利な非対称的な設計を製造する。先端部の精密な形状を備えていない場合でさえも、穿孔部材は、確実に、カプセルの薄板、他のパッケージ用の薄板あるいは類似物を穿孔することが可能である。適切な加工体の例としては、コーン、ピラミッドあるいはくさびを挙げられる。したがって、穿孔部材に関する基体を、斜めに(すなわち傾斜させて)切断されたコーンとしてもよい。当然ながら、原理的には、直線的な部分を設けることも考えられるはずである。この構成では、対応する基体は、先端部を切り取られたコーンとなるはずである。基本体が前記切取り加工体を形成するときには、例えば、開口表面を有する表面部が、加工体を切断することによって作られる切断面の領域において基本体に固定されている場合に、有利になる可能性がある。このような成形は、他の貫通手段にとっても有利となることが可能である。
さらなる実施形態では、開口表面を、好ましくはこの手段の中心に向けられているくさび型の表面としてもよい。好ましい回転対称的な手段の場合には、この中心を、前記表面の軸によって規定することが可能である。
さらなる実施形態では、少なくとも1つの表面部が、基本体に支持される横端面を有してもよい。この基本体がシート状の設計であるとき、例えば、それが単一の基本体表面によって形成されているときには、横端面が前記基本体の表面に支持されている場合に、有利になる可能性がある。しかし、当然ながら、共通のエッジを形成するように、表面部が基本体に支持されることも考えられるはずである。
基本体がシート状の設計である場合、および、少なくとも2つの表面部が基本体に固定されており、基本体と表面部とが多面基体を形成することが可能である場合には、さらに有利になる可能性がある。この構成では、表面部における少なくとも1つ、および、適切な場合には基本体が、それぞれ開口表面を有し、この開口表面が、いずれの場合にも、少なくとも1つの開口部を備えることが可能である。したがって、特に、開口表面を表面部だけに配置することが絶対に必要であるわけではない。この基本体は、少なくとも1つの開口表面を有してもよい。基本体および表面部を有する多面基体として穿孔部材が設計されているということの結果として、比較的に複雑な3次元構造についても、簡単な方法で製造することが可能となる。開口部を、簡単な方法で(例えば、レーザ穴あけ、あるいはエッチングプロセスを用いて)、個々の表面に導入することが可能である。
基本体がシート状の設計となっており、さらに、2つの表面部が設けられているときには、基本体および表面部のそれぞれが三角形の設計となっており、さらに、基本体および表面部を備えた組立体がピラミッド状の構造を有している場合には、有利になる可能性がある。この構成では、2つの表面部を、互いに分離された部材として設計することが可能であり、あるいは、必要に応じて、一体的な設計とすることも可能である。
少なくとも1つの表面部および基本体が互いにオフセットされており、このオフセットによって刃先が形成されている場合には、有利になる可能性がある。このような刃先を用いることによって、比較的に穿孔することの困難なポーションパッケージのケーシングでさえも、簡単な方法で穿孔することが可能となる。例えば、このような刃先を用いることによって、ポリプロピレンのカプセルを、たとえ氷結している場合であっても、容易に穿孔することが可能である。
少なくとも1つの表面部が、刃先を形成するために、基本体の境界に対して内側にオフセットされている場合には、特に有利になる可能性がある。当然ながら、例えば、シート状の基本体を、刃先を形成するために、表面部の境界に対して内側にオフセットすることも可能である、ということも考えられるはずである。
突き破り動作を開始するために、穿孔パッケージのケーシングを最初に切り裂くためのブレード部材が、基本体および/または少なくとも1つの表面部に備えられている場合には、穿孔をさらに最適化することが可能となる。このブレード部材については、硬化スチールから構成することが可能である。このタイプのブレード部材を、例えば、切削ブレードのように構成することが可能である。
穿孔部材における基本部材については、シート状の、好ましくはディスク形状を有するブランクから形成することが可能であり、この場合、基本体が、シート状の位置において、切断線によって、このブランクから分離されている、あるいは分離されることが可能となっており、さらに、この基本体が、シート状の位置から目的位置に引き上げられている。引き上げられた基本体を有するこのような基本部材を、簡単な方法で(例えば、薄いスチールシートから)製造することが可能である。この切断線については、レーザ切断動作あるいは打ち抜き動作によって設けることが可能である。引き上げ動作については、切り取られた基本体をシート状の位置から目的位置に折り曲げることによる簡単な方法で、実施することが可能である。ブランクに脆弱線(特に、切断線の端部と結合している脆弱線)が設けられており、引き上げられた基本体が、目的位置において脆弱線の周囲で折り曲げられている場合には、所定の引き上げ動作にとって有利である可能性がある。前記脆弱線を、少なくとも1つの限定的な切断線部分によって形成することも可能である。
基本体および少なくとも1つのの表面部を、金属、特にスチールから構成することが可能である。表面部を、基本体および/または基本部材に対して、溶接継ぎ手によって固定することが可能である。連続的なシーム溶接継ぎ手あるいは少なくとも1つのスポット状の溶接継ぎ手は、溶接継ぎ手として適切である。しかし、当然ながら、他のタイプの固定も考えられる。
穿孔部材、特に穿孔部材の基本体は、有利なことに、穿孔方向に対して急角度の方向を向いている少なくとも1つの側面を有してもよい。この構成では、このタイプの傾斜側面における穿孔方向に対する傾斜角度が、15°よりも小さい場合、好ましくは3°と10°との間にある場合、特に好ましくはほぼ5°である場合に、有利になる可能性がある。このような穿孔方向に対して鋭く先細りしている側面を用いることで、ポーションパッケージのケーシングを、簡単な方法で穿孔することが可能である。表面部および基本体が、穿孔方向に対して急角度の方向を向いている場合には、特に良好な穿孔結果を得ることが可能となる。
特定の構成では、穿孔方向に対する開口表面の傾斜角度が、側面の傾斜角度よりも有利に大きくなっていることが判明している。開口表面が湾曲している場合には、傾斜角度を決定するために、当然ながら、表面の中心点を通る表面法線を使用することが可能である。このような構成は、製造に関する優位性、および通過特性に対する好ましい効果に関す
る優位性の、双方を有する。この構成では、開口表面における穿孔方向に対する傾斜角度を、好ましくは、15°より大きくすることが可能である。特に、この手段が注入器として使用される場合には、開口表面の傾斜角度を、20°と70°との間、特に好ましくは25°と50°との間としてもよい。
好ましい実施形態では、この手段は、複数の穿孔部材を有している。ポーションパッケージのサイズによっては、この手段は、少なくとも3個の穿孔部材を有している。公知のカプセルに関しては、穿孔部材の数を、8個と12個との間としてもよい。
穿孔部材を、好ましくは、均一に分散して、あるいは、等間隔で円形に配置することが可能である。この構成では、円の中心は、有利なことに、この手段の中心によってあらかじめ決められている。さらに、複数の同心円上に穿孔部材を配置することも考えられるはずである。
開口表面、特に表面部の開口表面を、平坦な表面としてもよい。特定の構成では、開口表面が凹面をなしている場合に、有利となる可能性があることが判明している。しかし、当然ながら、凸状の湾曲面についても考えられるはずである。
特別の実施形態では、少なくとも1つの開口部(特にストレーナ構造の開口部)を有する開口表面(特に、薄板部からなる開口表面)、および/または、基本体の側面は、球形のカップのように内側に湾曲しているか、あるいは、円筒状に湾曲している断面を有してもよい。円筒の場合、円筒の軸は、好ましくは、穿孔部材の中心軸と直交するように、あるいは穿孔方向と直交するように延びている。開口表面における凹状の湾曲面は、非対称の配置と組み合わせることで、穿孔部材の基本形状に応じて、より広いあるいはより狭い範囲に急勾配で落ちる前方の刃先が常に形成される、という効果を有する。例えば、円錐形状体の場合、穿孔部材の全体的な高さが4mmである場合に、開口表面における湾曲面の半径を、(例えば)6mmとしてもよい。しかしながら、これらの例示的な量については、変更することが可能である。
穿孔部材を、ポーションパッケージを支持するための上部支持面に対して突き出ている突起とすることが可能であり、この場合に、上部支持面と穿孔部材とを、これらが一体的な部材を形成するように配置することが可能である。ディスク形状の手段の場合には、上部支持面は、上側のディスク面によってあらかじめ決定されるはずである。
前記部材を、金属シート、特に、ステンレススチールからなる金属シートから構成することが可能である。このタイプの金属シートは、良好な切削加工性の点で際立っている。この部材を、非金属の材料から構成することも可能である。さらに、穿孔手段を単一の部材から形成しないことも考えられる。例えば、穿孔部材を、分離した部分として設計することも可能である。
穿孔部材を、好ましくは変形プロセスによって形成される、中空体とすることも可能である。
しかしながら、穿孔部材の形状は、基礎成形プロセス、特に、射出成形プロセスおよび/または焼結プロセスにおいて形成される手段にとっても、利点となることが可能である。ここでは、この手段を、例えば、セラミック材料から形成することが可能である。これらの材料は、優れた耐磨耗性を有しており、成形工程(セラミック射出成形)において形成することの可能なものである。従来技術の述べるところから知られている穿孔部材は、厳密に先の尖った基体として構成されており、射出成形プロセスでは、これを十分に形成することは不可能である。なぜならば、先端部の成型(mouldability)が非
常に困難であることが証明されているからである。これは、前記先端部を鈍らせ、極端な状況では、薄板の金属を穿孔することなくわずかに延ばしてしまう小さい半径の残存(retention)を、常にもたらす。当然ながら、特定の状況では、貫通手段を、プラスチックの射出成形から形成することも可能である。
特に製造に関しては、穿孔部材の形状が基本体によってあらかじめ決められている場合、さらに、開口部が設けられ、基本体に固定されている、あるいは基本体に固定されることが可能となっている表面部のように、開口表面が薄板部によって形成されている場合には、特に有利となる可能性がある。穿孔部材のこのような2部分構成は、シート状の構造を有する薄板上に簡単な方法で開口部を設けることが可能となる、という利点を有する。薄板を使用することによるさらなる利点は、後者を、その柔軟性によって、基本体上に簡単に配置して、そこに固定した状態とすることが可能である。当然ながら、薄板部における開口部は、ストレーナ構造を形成することが可能である。しかしながら、利点を得るために、開口部は、異なる開口部構成を有することも可能である。薄板部に開口部を1つだけ設けることさえも、考えられるはずである。
基本体については、例えば、変形プロセスあるいは基礎成形プロセスによって得られる中空体とすることが可能である。
基本体が開放された中空体である場合には、穿孔方向を向いている中空体の開口部が薄板部によって覆われている場合に、有利になる可能性がある。薄板部を基本体に固定するために、薄板部が、基本体に対する接触面を規定する、穴の設けられていない境界を有してもよい。
この薄板部については、金属の薄板、好ましくはステンレススチールから構成することが可能である。
開口部については、化学エッチング動作あるいはレーザ穴あけによって得られる穴としてもよい。これにより、開口部を、簡単な方法で形成することが可能となる。このタイプの解決法は、また、コストの観点からも優位性を有する。さらに、非常に小さい穴幅を有する穴、あるいは、複雑な穴形状を有する穴を、化学エッチング動作あるいはレーザ穴あけによって、著しく簡単な方法で形成することが可能である。
穿孔部材の形状が基本体によってあらかじめ決定されている場合には、薄板の厚さを、有利なことに、0.05mmと0.1mmとの間としてもよい。このタイプの薄板は、当業者にとっては、「マイクロホイル(microfoil)」として知られているものでもある。このタイプの薄板は、特に、前記エッチングプロセスにとって適切である。しかし、当然ながら、ここでは、この穴を、レーザ穴あけを用いて設けることも可能である。
1つあるいは複数の表面部を、比較的に厚い薄板から、あるいは薄い金属シート(好ましくはステンレススチール)から、構成することが可能である。前記薄板あるいは前記シートの厚さについては、0.1mmと1mmとの間、有利には0.15mmと0.6mmとの間、そして、特に有利には0.2mmと0.4mmとの間としてもよい。このような薄板あるいはシートを備えている表面部は、比較的に硬くなる。その結果、これらを、これらのみによる貫通のために使用することが可能である。反対に、前記マイクロフィルムが貫通手段において使用するのにより適している。貫通手段では、穿孔部材の形状が基本体によってあらかじめ決定されており、また、マイクロフィルムがほとんど作用されず、たとえ作用されるとしても、穿孔動作の間におけるポーションパッケージのケーシングによってしか作用されない。
薄板部が基本体に溶接されている場合には、有利になる可能性がある。しかし、当然ながら、例えば、接着結合による方法などの他の方法において薄板部を基本体に固定することも考えられる。
この手段が複数の穿孔部材を有しているときには、穿孔部材に配置されている薄板部が、単一の薄板ブランクから形成されている場合には、有利になる可能性がある。このタイプの薄板ブランクは、簡単な方法で形成することの可能なものであり、さらに、容易に取り扱える点で優れたものである。しかし、当然ながら、薄板部を、個別にあるいは分離して形成することも考えられる。
この手段が複数の穿孔部材を有しているときには、複数の基本体がベースプレートとともに一体的に形成されている場合に、有利になる可能性がある。この構成では、このベースプレートは、好ましくは、ディスク形状の設計である。
平面図でみると、薄板ブランクは、薄板部によって規定される歯を有する歯車のような形状を有してもよい。このタイプの薄板ブランクは、好ましくは、穿孔部材が円形に配置されている手段にとって適切である。
この手段は、さらに、穿孔部材によって穿孔されたポーションパッケージ内に、あるいはこのポーションパッケージから、追加的におよび/または代替的に流体を導くための、少なくとも1つの中央開口部を有してもよい。したがって、開口表面の開口部が詰まった場合であっても、通過が確保されることを保証することが可能である。このように、前記中央開口部は、ある程度、流体に関する緊急の流入路あるいは緊急の流出路としての機能を果たす。
少なくとも1つの穿孔部材を含む基本部材を、中央取り付けスリーブを介して、抽出デバイス内に組み込むことの可能な結合部分に結合することが可能であり、この場合には、この取り付けスリーブが、前記中央開口部を形成することが可能である。結合部分と抽出デバイスとの間の結合を、例えば、差し込み締結(bayonet fastening)によって、あるいは他のタイプの結合によって、形成することが可能である。
本発明におけるさらなる態様は、抽出剤を有するポーションパッケージ(特にカプセル)に含まれている抽出製品を抽出するためのデバイスに関連する。このデバイスは、抽出チャンバを形成するために、好ましくは密閉されるように互いに圧迫されることの可能な2つのチャンバ部分を有しており、一方のチャンバ部分は、ポーションパッケージを受けとめるための、内部空洞を有するカプセルホルダとして設計されており、また、他方のチャンバ部分は、内部空洞を閉鎖するための閉鎖部分として設計されている。この構成では、少なくとも1つのチャンバ部分、好ましくはチャンバ部分のそれぞれ(すなわち、カプセルホルダおよび閉鎖部分の双方)が、カプセルを貫通するための、および、閉鎖されている抽出チャンバに抽出剤を通過させるための、従前に説明した手段を含んでいるか、あるいは、貫通部材が、少なくとも1つのチャンバ部分に配置されている。このタイプの手段を使用することによって、例えば、厳格な品質要求を満たすコーヒーをいれることが可能となる。
少なくとも1つの前記手段を、このデバイスにネジ止めすることが可能である。この目的のために、貫通手段からなるディスク体は、締め付けネジを通過させ受けとめるための中央の穴を有してもよい。
カプセルモジュールとしてのデバイスにおける有利な実施形態では、閉鎖部分を、カプセル内に抽出剤を導入するための注入器として、設計することが可能である。この構成で
は、注入器を、一体的な部材として設計された手段としてもよい。カプセルの抽出物を導くためのフィルタプレートについては、内部空洞の底部に配置することが可能である。このフィルタプレートを、従前に説明されたフィルタ構成にしたがう、2部分設計の手段としてもよい。抽象(abstract)を導き出す手段を、フィルタプレートの下のカプセルホルダ内に配置することが可能である。
環状の受け溝を、内部空洞の底部に配置することが可能であり、この場合には、前記受け溝が、フィルタプレートと内部空洞の底部との間における環状のギャップを形成する。このタイプの受け溝は、特に、穿孔部材が円形に配置されている貫通手段にとって適している。
本発明は、また、抽出製品を含んでいるケーシング状のポーションパッケージ(特にカプセル)を貫通するための手段を製造するための方法に関連している。この方法は、開口表面を設けるために、開口部が、化学エッチングプロセスあるいはレーザ穴あけによって、表面部に(特に薄板上に)設けられている、という点で際立っている。
開口部を、開口表面に対応する薄板部内にエッチングすることが可能である。この場合、穿孔パッケージのケーシングを突き破るための穿孔部材の形状をあらかじめ決定している基本体に対して、溶接プロセスによって、前記薄板部を固定することが可能である。
この基本体については、金属射出成形(MIM)プロセスを用いて形成することの可能な、ベースプレートの一部としてもよい。
当然ながら、レーザ穴あけプロセスによって、直接的に(別体の薄板を使用することなく)、開口部を設けることも考えられる。
さらに、本発明は、また、従前に説明されたデバイスにおいて使用するためのカプセルについても対象としている。このカプセルは、奥まった(set−back)底部分が、少なくとも、貫通部材によって作用することの可能なカプセルの底部領域に配置されている、という点で際立っている。この底部分については、溝のような断面を有するように設計することが可能である。この底部分を、それを環状に取り巻いている内側に向かう窪み(「調合前チャネル」)として設計された、チャネルとしてもよい。このタイプのチャネルは、例えば、複数の穿孔部材を有する貫通手段であって、これらの穿孔部材が円形に配置されている貫通手段を使用する構成では、特に有利になる可能性がある。
本発明は、さらに、ポーションパッケージ(特にカプセル)に含まれている抽出製品を液体の抽出剤を用いて抽出するための方法にも、関連することが可能である。この構成では、カプセルは、カプセルの底部に対して内側にオフセットされている底部分を有する、カプセルの底部を有してもよい。このように奥まっている底部分については、例えば、従前に言及した調合前チャネルとしてもよい。第1の方法ステップでは、抽出チャンバを形成するために、2つのチャンバ部分を互いに圧迫する。抽出側では、この圧迫動作すなわち閉鎖動作の間において、カプセルの底部は、穿孔部材によって部分的にだけ突き破られる。圧力が印加される前では、カプセルの底部と上部支持面との間に、隙間が空いている可能性もある。第2の方法ステップでは、注入側において、調合水(brewing water)がカプセルに導入される。その結果、カプセルの底部(特に、カプセルの底部における内側にオフセットされた窪み)が、上部支持面に対して変形される。その結果、カプセルの底部が、穿孔部材によって完全に突き破られる。このタイプの2段階の穿孔動作によって、有利な手法で抽出方法を制御することが可能となる。
本発明におけるさらなる個別的な構成および有利な点は、例示的な実施形態に関する以
下の説明および図面から明らかになる。
カプセルに含まれている抽出製品を抽出するための本発明にしたがうデバイスにおける断面を示す図である。 貫通手段としての注入プレートおよびフィルタプレートを含む細部Cを、図1から拡大して示す図である。 図2に示した詳細図であって、閉鎖位置にある詳細図である。 図1に示したデバイスにおける、注入プレートの斜視図である。 図4に示した注入プレートにおける断面を示す図である。 代替的な貫通部材の斜視図である。 他の代替的な貫通部材を示す図である。 図4に示した注入プレートの平面図である。 図4に示した注入プレート(図8における細部A)における、穿孔部材の拡大平面図である。 図1に示したデバイスにおける、フィルタプレートの断面を示す図である。 薄板が基本体に固定される前における、図10に示したフィルタプレートのためのベースプレートおよび薄板を有する断面図である。 図11に示したベースプレートの上部側の斜視図である。 図11に示したベースプレートにおける背面の斜視図である。 基本体の詳細図である(図11におけるDの詳細、図14aにおけるx−x部分)。 断面x−xを有する基本体の前面図である。 図11に示したベースプレートの平面図である。 図11に示した薄板の平面図である。 薄板(裏返されている)の斜視図である。 図11に示した薄板からなる薄板部の詳細図である(図17におけるBの詳細)。 デバイスのカプセルを示す図である。 図19に示したカプセルを有する、閉鎖位置にあるデバイスにおける抽出側の拡大図である。 調合前チャネルを有するカプセルを大きく拡大して示す図である(図19におけるEの詳細)。 カプセルの底部を部分的に突き破る穿孔部材を用いた閉鎖動作(閉鎖位置)の後における、図21に示したカプセルを示す図である。 カプセルの底部が完全に突き破られた状態にある調合動作の後における、図21に示したカプセルを示す図である。 図1に示した例示的な実施形態の代替案にしたがう、カプセルが内部に挿入されているデバイスを示す図である。 閉鎖位置にある場合の、図24に示したデバイスを示す図である。 図24に示したデバイスのためのフィルタプレートの斜視図である。 図26に示した注入プレートにおける、分解組立図である。 注入プレートの側面図である。 引き上げられた基本体を有する注入プレートのための、基本部材を示す図である。 注入プレートのための個々の穿孔部材を拡大して示す図である(図26におけるFの詳細)。 図30に示した穿孔部材であるが、表面部の1つを備えていない穿孔部材を示す図である。 図30に示した穿孔部材であって、表面部を備えてない穿孔部材を示す図である。 図30に示した穿孔部材のための表面部を示す図である。 図29に示した基本部材のためのブランクを単純化して示す図である。 シート状の位置にある基本体の詳細を拡大して示す図である(Gの詳細)。 基本体の先端部をさらに拡大して示す図である。 図24に示したデバイスにおける注入プレートの拡大図である。 代替的な注入プレートを示す図である。 さらなるフィルタプレートの斜視図である。 さらなる注入プレートを示す図である。 図39に示したフィルタプレートのための、引き上げられた基本体の詳細を示す図である。 図39に示した穿孔部材であって、表面部を有していない穿孔部材を示す図である。 完全に組み立てられた穿孔部材を示す図である(図39におけるJの詳細)。 図24に示したデバイスのための結合部分を、注入プレートとともに示す斜視図である。 図44に示した部材を示す斜視図である。 基本部材のためのさらなるブランクにおける切取片を示す斜視図である。 図46に示したブランクから製造された基本部分と、前記基本部材に固定された表面部とを有する、穿孔部材の斜視図である。 さらなる実施形態にしたがう底部分を、その中に挿入されたフィルタプレートとともに示す斜視図である。 未だ固定されていない表面部を有する、さらなる穿孔部材を示す斜視拡大図である。 穿孔部材における、さらなる代替的な構成を示す図である。 フィルタプレートのための個々の穿孔部材および基本部材を示す斜視図である。 図51に示した例示的な実施形態における、基本部材に固定されている穿孔部材の詳細図である。 引き上げられた位置を安定化するための溶接動作の間における、穿孔部材を示す斜視図である。 図53に示した穿孔部材のためのブランクを示す図である。 さらなる穿孔部材のためのブランクを示す図である。 穿孔部材のさらなる構成を示す図である。
図1は、カプセル2に含まれている抽出製品を抽出するための、1を付されているデバイスを示している。このデバイスは、コーヒーマシン内にモジュールとして導入することの可能なものである。このデバイスは、コーヒーをいれるだけでなく、お茶およびココアをいれることにも適している。もちろん、このデバイスおよび以下に示す手段は、飲料の製造に関する、このタイプの調合デバイスに使用されることに限られるわけではない。さらに、カプセルに代えて、他のポーションパッケージ、例えば、「サッシェ」あるいは「ポーチ」などを使用することも可能である。また、例えば、保存のために他の方法であらかじめカプセルあるいはケースに包まれているサンプルを抽出するなど、化学/科学的な抽出のための装置に使用することも考えられる。
デバイス1は、2つのチャンバ部分を有している。これらは、抽出チャンバを形成する
ために、密閉されるように互いに圧迫されることの可能なものである。この構成では、第1のチャンバ部分は、圧力管路17の接続されている閉鎖部分6である。この閉鎖部分6の前端部は、注入プレート3によって形成されている。この注入プレート3を介して、カプセル2に対して、圧力を印加しながら温水を注入することが可能である。加熱デバイス(特に図示されていない)が必要な水温を確保し、また、ポンプが、必要な水圧を確保する。反対側では、カプセルを受けとめるための内部空洞16を有するカプセルホルダ5が、第2のチャンバ部分として配されている。フィルタプレート4は、内部空洞16の底部に配されており、これによってカプセル2を貫通することが可能であって、これを介してカプセルの外部に抽出物を導出することが可能となる。完成したコーヒーは、注ぎ口18を介して、備え付けのカップ(図示せず)に注がれる。カプセルに関するこのタイプの抽出チャンバにおける基本的な原理は、比較的に長い期間にわたって知られている通例のものである。類似の抽出チャンバについては、例えば、欧州特許1,500,357あるいは欧州特許1,295,554に開示されている。カプセルのケーシングは、プラスチック、金属あるいは積層材からなる薄板である。
この例示的な実施形態では、カプセルホルダ5は、横方向に移動できるような形態で据えつけられている。そして、抽出チャンバを形成するために、旋回可能に取り付けられた作動レバー19を介して、このカプセルホルダ5を、閉鎖部分6の方向に移動することが可能となっている。カプセル2は、このカプセル2を保持するための補助デバイス(図示せず)によって、横方向のスタート位置に配されている。閉鎖動作では、カプセルホルダ5が移動することによって、カプセル2が、この位置から、内部空洞16に受けとめられる。本発明に関しては、対応する調合モジュール内に対してカプセルが横方向に挿入されるかあるいは縦方向に挿入されるかについては、重要なことではない。貫通手段の機能は、基本的には、閉鎖メカニズムの構成とは無関係に与えられる。
このデバイスの詳細については、図2および図3から容易に読み取ることが可能である。これらの図に示すように、カプセル2を貫通するための手段は、閉鎖部分6およびカプセルホルダの底部の双方に配置されている。しかしながら、これらの手段3および4は、異なった構成となっている。3で示されている貫通手段は、カプセル2に温水を導入する一方、抽出物は、貫通手段4を利用して、カプセル2から除去される。したがって、貫通手段3は、以下では、注入プレートとも称される。また、貫通手段4は、以下では、フィルタプレートとも称される。
図示されているように、注入プレート3は、カプセル2のカバーホイル(図示せず)を穿孔するあるいは突き破ることの可能な、穿孔部材7を有している。貫通部材8は、また、フィルタプレート4上に配されている。図3に示されている閉鎖位置では、貫通体7がカバーホイルを突き破っているとともに、貫通体8がカプセル2の底部表面を突き破っていることがわかる。この位置では、カプセル2に含まれている抽出製品を抽出するための流体を、それぞれの貫通手段を介して通すことが可能である。
図4に示されているように、注入プレート3は、ディスク体20上に配された9つの穿孔部材7を備えている。図示されているように、このディスク体は、回転対称的に設計されたものである。
図5に示した部分断面図から、穿孔部材7が、コーン型に斜めに切り取られた形状を有していることが明らかである。先細りになっているコーンの周囲表面は、比較的に、穿孔方向に向かって鋭くなっており、その周囲表面の傾斜角度γは、穿孔角度に対してほぼ5°である。コーンの断面は、開口部9の設けられた開口表面10を形成している。図5から、開口表面は、穿孔方向に関してコーンの周囲表面より緩い角度で延びていることが非常に明確である。この例示的な実施形態では、穿孔方向に対する傾斜角度βは、ほぼ56
°である。前記ように傾斜している開口表面10は、カプセルに対する有利な温水注入を可能とする。このタイプの構成におけるさらなる有利な点は、例えば、穴を開けるためのレーザを、簡単な方法で配置することが可能なことにある。さらに、図5からわかるように、開口表面10は、完全に平らな断面を有しておらず、むしろ、わずかにへこんだ構造となっている。このへこみは、ここでは、円筒状に湾曲した断面を有している。円錐形状の本体部分は、シリンダーによってあらかじめ定められている。そのシリンダー軸は、穿孔方向に対して直角に延びている。
図5は、さらに、穿孔部材7が、カプセルを支持するための上部支持面23に対して突き出ている突起であり、中空体として設計されていることを示している。注入プレート3については、変形プロセス(例えば、深絞り技術)によって形成することが可能である。深絞りの後、開口部9が、レーザ穴あけによって形成される。部材7は、好ましくは、ステンレススチールからなる金属シートから構成されている。比較的に複雑化された形状であるという理由から、HIMプロセスあるいは電気腐食プロセスを用いてこの部材を形成すると有利であるということが、明らかになっている。当然ながら、穿孔部材を、中空体の代わりに、非中空体(solid body)として設計することも可能である。この構成では、開口部は、非中空体を通って開口表面に開口している導管によって形成される。
図6および図7は、先端部の代替的な構成を示している。図6に示した穿孔部材7は、円錐状の基本的な形状を有している。図からわかるように、周囲表面21の傾斜角度γは、ここでは、例示的な実施形態における角度よりも、大幅に大きくなっている。さらに、開口表面10は、比較的に小さい設計となっている。図7から明らかなように、穿孔部材のための加工体については、絶対的にコーンをベースとする必要はない。図7では、加工体は、長方形のベース領域を有するピラミッドであり、開口表面10を形成するために斜めに切り取られている。図からわかるように、ピラミッドの側面22は、同様に、穿孔方向に対して、鋭角γを形成している。
図8は、個々の穿孔部材9が、ディスク体20の中央を取り巻くように円形に均一に分散されて配置されていることを示している。個々の穿孔部材7における図9に示した詳細図から、開口部9が、ストレーナ構造を形成していることがわかる。この構成では、開口部9は、いずれの場合にも丸い穴である。当然ながら、他の穴形状を考慮することも可能である。このストレーナ構造は、列をなす開口部9を有する穿孔領域である。この列は、互いに60°づつオフセットしている(α=60°)。しかしながら、この列を、対角線上にオフセットされた状態で配置することも可能である(この場合、αは45°となろう)。当然ながら、開口部の直線的な列を設けることについても、考慮することが可能である。丸い穴の直径dについては、0.2mmと0.5mmとの間(例えば、0.25mm)としてもよい。穴どうしの間隔については、0.3mmと1.0mmとの間(例えば、t=0.45mm)とすることが可能であり、これはtで示されている。一般的に、ウェブ幅b(b=t−d)が丸い穴の直径dよりも小さい場合に有利である。
図10は、フィルタプレート4を断面図に示している。穿孔部材8の開口表面11に、比較的に多くの比較的に小さい開口部9(注入部の開口表面との比較(例えば図9を参照されたい))を、明確に見ることが可能である。これは、開口表面11がフィルタリング効果を得る必要があるために、必要なものである。例えば、コーヒーが抽出されたとき、この抽出物はフィルタされる必要がある。
開口部9の設けられた開口表面11は、個々の穿孔部材8に固定された表面部15に配されている。したがって、フィルタプレート4は、ベースプレート25、および、表面部15を含む薄板あるいはブランク13を備えている。フィルタプレートにおけるこの2部
分構成は、図11から明らかである。表面部15を有し、13で示されている薄板(以下では薄板部とも称する)は、基本的に、カプセルから出た抽出物をフィルタリングするために機能する。穿孔部材の形状をあらかじめ決定する基本体12を有するベースプレート25は、基本的に、カプセル(すなわち、カプセルの底部表面)を突き破るあるいは穿孔する、というタスクを有している。薄板13は、ベースプレート25上に配されており(矢印で示されている)、ベースプレート25に溶接されている。しかし、当然ながら、他の固定可能性(例えば、接着剤による結合)を考慮することも可能である。スチールの薄板の厚さは、0.05mmと0.1mmとの間である。意図された目的に応じて、他の薄板の厚さを考慮することも可能である。
図12から明らかなように、基本部材として設けられているベースプレートは、回転対称的に設計されており、ディスク形状に構成されている。平らな上部支持面24に対して突き出ている突起として設計されている9つの基本体12が、ベースプレート上に形成されている。これらに対応して、図13に示すように、9つの出力部26が、ベースプレート25の背面に配置されている。
特に図14が明らかに示しているように、基本体12は、くさび形状に設計されている。このくさび形状は、刃先30を有する前エッジ29を形成している。ベースプレートの中央に向いているくさび表面は、穿孔方向に対して角度εで傾斜している。傾斜角度εについては、10°と30°との間としてもよい(例えば、ここでは、ほぼ23°である)。基本体12の側面は、穿孔方向に対して、好ましくは10°より小さい角度γ(ここでは、γ=5°)をもって、急角度に延びている。基本体12は、開口された中空体として設計されており、その前面の開口端は、エッジ29によって取り囲まれている。エッジ29の背後に奥まっているものは、包囲ショルダ28であり、これは、薄板部に対する接触面として機能する(したがって、このために、薄板部は、穴の設けられていないエッジ領域を有している(図18参照))。したがって、ショルダ28は、開口表面をあらかじめ決定している。ショルダ28は、穿孔方向に対して角度βで傾斜している。これは、くさび表面の傾斜角度より大きい(β>ε)。これにより、穿孔部材における穿孔およびフィルタリング特性を最適化することが可能となっている。ここでは、すなわち、この例示的な実施形態では、この傾斜角度βは、ほぼ40°である。
図15は、基本体12が、ベースプレート25を取り巻くように円形に均一に分布されて配置されていることを示している。図16および図17は、13によって示されている関連するブランクを示しており、これは、ベースプレート上に固定することの可能な薄板に関するものである。
図18に示すように、薄板部上の開口部9は、ストレーナ構造で配置されている。この開口部9は、丸い穴として設計されており、0.1mmと0.3mmとの間(例えば、ここでは、コーヒーに関して0.17mm)の直径dを有している。しかしながら、この穴のサイズは、抽出製品および所望の抽出品質に依存し、また、要望に応じて適合することの可能なものである。ウェブ幅bは、穴9の直径dよりも小さくなっている。列間の間隔は、ここでは0.25mmであり、aによって示されている。ここでは、列は、対角線上にオフセットしている。
図19に示されているカプセル2は、その底部に、溝状に設計された断面を有する、奥まった底部分31を有している。この底部分は、環状に取り巻いている、内側に向かう窪み31として設計されており、以下では、調合前チャネルと称されることもある。この調合前チャネル31については、図21に示した詳細図から特に容易に理解することが可能である。奥まった(しかし、チャネル状ではない)底部分については、図2から同様に理解することが可能である。内側にオフセットされた底部分は、ここでは、単一の溝31で
ある。
抽出チャンバが閉じている間では、カプセル2の底表面は、フィルタプレート4に対して押しつけられ、これは、穿孔部材7(薄板を省いて示されている)によってもたらされる。そして、このプロセスでは、前記底表面は、調合前チャネル31の領域において穿孔される。閉鎖位置(あるいは、調合前位置)におけるカプセル2の穿孔された溝31は、図22に示されている。図示されているように、内部空洞16は、カプセルよりも大きく、抽出動作の間にカプセルの膨張を吸収するために使用することの可能なものである(これは、特に、プラスチックあるいは積層材から形成されたカプセルに適用される)。特に、カプセルの底部は、調合動作の前の閉鎖位置において、上部支持面から離れている。その距離については、例えば、0.5mmと1.0mmとの間としてもよい。この距離および調合前チャネル31によって、調合動作の前に、カプセルの底部における部分的な穿孔のみが生じる。これにより、開口表面が、わずかにだけ、開いた状態になる。圧力下において貫通されたカプセルを調合水が貫通するとすぐに、カプセルの内部に圧力がかかる。そして、このとき、カプセルの底部も、フィルタプレート4の上部支持面24に対して押しつけられる。その後、温度の上昇の結果として、カプセルのケーシングも膨張する。図23は、このような調合圧力にさらされたカプセル2を示している。図示されているように、カプセルの底部は、調合圧力の結果として、上部支持面24上にシート状に載るように、変形されている。したがって、カプセルの底部32も完全に穿孔された後では、飲料は、実質的に完全に開放された開口表面の領域を利用して流れ出る。さらに、調合前チャネルの変形によって、穿孔部材は、フィルタプレート上に下方移動されたカプセルのケーシングによって、その底部においてシールされる。図示されているように、シーリング効果は、カプセルの底部におけるタブ31・31’によって得られる。これらのタブは、穿孔部材に対してカプセルの底部を支持するものである。意外にも、テストによって、チャネル構造を用いることで、溝構造(図2に示したカプセルを参照)に比して、大幅に改善されたシーリング効果を得ることが可能である、ということが示されている。
図24および図25は、デバイス1におけるさらに可能な構成を示している。このデバイス1は、わずかに異なって設計されている閉鎖メカニズムの点で、図1に示したデバイスと異なっている。このメカニズムは、作動レバー19を介して作動することの可能なものである。貫通手段3および4は、以下により詳細に説明するが、それぞれ、複数のピラミッド型の穿孔部材7・8を有している。図24および図25においてさらに示すように、デバイス1は、異なるカプセル2のために設計されている。カプセル2の底部は、穿孔部材8によって貫通されることの可能なゾーンを形成する、チャネルを有している。これらのカプセルあるいは類似のカプセルは、欧州特許出願第07100520.1号に記載されている。したがって、カプセルに関するさらなる構造的な詳細に関しては、前記欧州特許出願に参照箇所が記載されており、この出願は、これによって、本出願の開示の一部を明確に形成する。例えば図24に示されているように、穿孔部材8に対応する環状の受け溝42が、内部空洞の底部に配されている。前記受け溝は、フィルタプレート4と内部空洞の底部との間に、環状のギャップを形成している。
図26は、図24/25に示したフィルタプレート4における、簡略化された図を示している(ネジ41を固定するための中央の穴のない点で簡略化されている(図24を参照し、図39と比較されたい))。この手段4は、6つの穿孔部材8を有しており、これらは、それぞれ、ピラミッド状の構造を有している。この構成では、穿孔部材8は、基本体12、および、これに固定される2つの表面部34および35を備えている。前記表面部34および35は、複数の開口部9が配されている開口表面を形成している。前記開口部9は、穿孔領域の形をしたストレーナ構造を形成している。このような穿孔領域の構成については、前記例示的な実施形態において既に説明した。その大きさも、前記穿孔部材8の開口表面のために使用されることが可能である。しかしながら、図示されているように
、前記特別に設計された穿孔部材8に関連して、穴のサイズを0.1mmから0.3mmまでとすると、特に有利となることが可能である。また、例えば、図10に示したフィルタプレートとは対照的に、開口部は、表面部だけでなく、基本体12にも配されている。基本体12は、ベースプレート20と一体的に結合されているシート状の部分である。貫通手段の厳密な構造については、図27、29〜33を参照しながら以下に正確に説明される。
図27に示した図から明らかなように、貫通手段4は、少なくとも2つの別個の部材から構成されている。それは、第1に、基本体12を有する基本部材40を備え、さらに、第2に、表面部34および35を備えている。これら2つの表面部は、互いに、境界面において急角度で隣接している。これは、屋根のような構造を形成しており、図27に示すように、2つの部分34および35は、製造前の状態において互いに結合されている。図27および特に図33に示すように、表面部34は、対応する表面部35の横端面に比べて、わずかに内側にオフセットされており、これにより、刃先が形成されている。さらに、57および57’で示されており、それぞれの基本体の内面に支持されるように配されている表面部の横端面については、図33に見ることが可能である。この例示的な実施形態が示すように、表面部だけでなく、基本体12も、対応する開口部9を備えた開口表面を有している。基本体12における対応する開口部は、36によって示されている。
図28から、例えば、基本体12は、穿孔方向に対して鋭角γをもつように方向づけられている、と結論することが可能である。前記基本体12の非常に急勾配の構成によって、有利な穿孔結果を得ることが可能である。この構成では、傾斜角βは、ほぼ5°である。さらに、ここで容易に理解できることではあるが、表面部34および35のそれぞれは、刃先を形成するために、基本体12における対応する境界58および58’に対して、内側にオフセットされている。
図29および図32に明らかなように、基本体12は、シート状の部分として設計されており、シート状の位置から、図示されている目的位置まで引き上げられている。この基本体12については、ブランクから形成することが可能であり、その引き上げ動作の間に、基本体の形状に対応した三角形の穴61がディスク体に形成される。図34に、関連するブランクが示されている。このブランク39は、2つの切断線45を有しており、これらが、急角度で互いに収斂している。切断線45の端部は、互いに線37(破線で示されている)によって接続されている。この線37は、引き上げ動作のための曲げ線あるいは折り線をあらかじめ決定している。ブランクにおける個々の三角形の位置は、さらに、図34において、補助線によって示されている(対称軸が、中心Zと三角形の先端部との間を結ぶ線に対してほぼ直角に延びている)。
所定の引き上げ動作のために、曲げ線および折り線をあらかじめ決定する目的で、ブランクが、対応する脆弱線(脆弱線)を有していることが有利となる可能性がある。このタイプの脆弱線における1つの可能な構成が、図35に示されている。ここに図示されているように、この脆弱線37は、制限設計の2つの切断線部分46によって形成されている。これらの切断線については、例えば、レーザを用いて形成することが可能である。三角形の先端部は、いずれの場合にも、図34および図35において、単純化された形状で示されている。しかしながら、図36に示したように、刻み目47によって、先端部38のさらなる鋭利化を得ることが可能である。しかし、当然ながら、前記基本体を、ディスク体から分離された部材として設計することも考えられる。
基本体12および表面部34および35における個々の表面は、平面あるいはほぼ平面の設計となっている。しかし、当然ながら、原理的には、個々の表面あるいは前記全ての表面を、凸面あるいは凹面の構造とすることも考えられる。基本体12の厚さ(および、
それに伴うディスク体20の厚さも)については、例えば、0.4mmとすることも可能である。基本体に固定された表面部34および35をより薄く構成することも可能であり、材料の厚さを0.2mmとすることは、一方では生産性能、そして他方では安定性に関して有利であることが証明されている。
図37および図38は、注入プレートにおける2つの構成を示している。図26に示した例示的な実施形態と同様に、穿孔部材7は、第1に基本体12を備えており、さらに、第2に、それに固定された表面部34および35を備えている。流体の通過のための穿孔部材7における開口部が、ここでは表面部だけに設けられている、という点において、特に相違点がある。したがって、図37に示した表面部34および35のそれぞれは、比較的に大きい開口部9を有している(可能な直径の範囲は、0.2mmと2mmとの間である)。図38に示した例示的な実施形態では、対応するより小さな直径を有する2つの開口部9が、いずれの場合にも、表面部34および35に配されている。さらに、貫通手段は、個々の穿孔部材7がディスク体の中央に向かって配置されている点において、前記例示的な実施形態とは異なっている。
図39および図40は、貫通手段におけるさらなる変形例を示している。穿孔を最適化するために、穿孔部材7および8は、ブレード部材48を備えている。このブレード部材48は、突き破り動作を開始するために、ポーションパッケージのケーシングを最初に切り裂くために機能するものである。このタイプのブレード部材は、ポリプロピレンのカプセルを使用しているときに、特に有利となる可能性がある。ネジ止めのための中央の穴49については、さらに、図39において見ることが可能である(図24参照)。図40に示した注入プレート3も、中央の穴50を有している(以下に示す図44および図45を参照)
図41から図43から明らかなように、基本体12は、その先端部領域において、ブレード部材を受けとめるためのスロット51を有している(図41)。このスロットに挿入されるブレード部材48については、基本体12および/または穿孔部材8の表面部に対して溶接することが可能である。
図44は、抽出デバイス内に組み込むことの可能な結合部分43(図24参照)を示している。この結合部分43において、注入プレート3あるいは注入プレートの基本部材40が、中央取り付けスリーブ53によって保持される。さらに、フィルタプレートのディスク体を取り巻く環状シール54も、結合部材43内に配置されている。この結合部材43は、差し込み締結の形状でデバイスを結合するための手段を有している。図45に、再度、個々の部材が示されている。
図47に示すように、穿孔部材は、また、複数の基本体を有することも可能である。この構成では、穿孔部材8は、互いに離れて配置された2つの三角形の基本体12および12’を有している。基本体12と基本体12’との間の隙間は、表面部34によって架橋されている。この表面部34には、開口表面のように、多数の開口部が設けられている。前記穿孔部材に関する1つの可能なブランクが、図46に示されている。基本体12および12’のための三角形の表面は、第1に、対応する曲げ線37によって、さらに、第2に、ハッチングによって明確に識別されている互いに反対向きの三角形の切取片55によって、あらかじめ定められている。
図48は、貫通手段におけるさらなる可能な構成を示している。基本体12の基本形状は、実質的に円筒状の設計である。しかしながら、この円筒は切断されており、その全断面15が、開口部を有しており、開口表面のように、切断面から後ろにわずかにオフセットされた状態で基本体に固定されている。ほぼ裁頭円錐の形状を有する中央の高台56をさらに見ることが可能であり、この高台は、対応するカプセルの底部(図24参照)に対
して、ほぼ相補的な設計となっている。
図49および図50に示すように、基本体12を、楕円形の部分(図49)あるいは放物線部分(図50)を形成するような方法でコーンを切断することによって得られる、円錐形の設計とすることも可能である。個々の中空体の開口部14を、対応する表面部15によって塞ぐことも可能である。
図51は、分解組立図において、フィルタプレートに関する2つの部材を示している。フィルタプレートは、6つの三角形の穴61の配された、ディスク型の基本部材40を備えている。これらの穴61に対応するように、穿孔部材8が、基本部材40に対して溶接によって固定される。したがって、例えば図26に示した例示的な実施形態とは対照的に、基本体を有さない貫通手段が形成される。この特別の穿孔部材8における正確な構造については、図52から図54を参照しながら、以下に詳細に説明される。
この穿孔部材は、3つの表面部62、63および64を備えている。これらは、相互に連結されており、ピラミッドをつくるように組み立てられている。このピラミッド形状は、溶接継ぎ手によって安定化されている。65によって示されており、表面部62の内面に支持されている表面部64が結合されている3つの隅肉溶接を、図52に見ることが可能である。この表面部62は、明白に、表面部64の境界58に比して内側にオフセットされており、その結果、有利な刃先が形成されている。個々の表面部には、多数の開口部9が設けられている。これらの開口部におけるストレーナ構造に関しては、この例示的な実施形態にも基本的には適用することの可能な、従前の説明を参照されたい。
図53では、穿孔部材8が、4面体として設計されている。図52に示した穿孔部材とは対照的に、表面部62および64が、共通の側面エッジを形成している。この4面体を安定化するために、表面部62および64は、例えばレーザ溶接によって、互いに結合されている。対応する溶接ユニットは、図53において66によって示されている。さらに、図53において明らかなように、全ての表面部に対して絶対に開口部9を設けなくてはならないということはない。当然ながら、この穿孔部材を、注入プレートのために使用することも可能である。この場合、このタイプの穿孔部材を、開口部をもたないように形成することさえも考えられる。この構成では、流体を通過させるための開口部を、例えば、前記ディスク形状のベースプレートに配置することが可能である。
図54は、図53に示した穿孔部材に関するブランク60を示している。このブランク60は、3つの表面部62、63および64を備えており、これらのそれぞれは、脆弱線67および68によって、互いに分離されている。脆弱線67および68は、穿孔部材の端部を形成するための引き上げ動作の間において、個々の表面部における所定の折り曲げを促進する。図35に示した例示的な実施形態と同様に、この脆弱線は、この線に沿って延びる限定された切断線部分を有してもよい。前記シート状の位置では、所望の構成を有する開口部を、例えばレーザ穴あけ加工などの単純な方法で、前記のようなブランク60上に設けることが可能である。このブランク60は、薄板あるいは薄い金属シート(特にスチール)から構成されることが有利である。これらの薄板あるいはシートの厚さについては、0.2mmと0.5mmとの間としてもよい。
図55は、穿孔部材に関するさらなるブランクを示しており、これには、図54に比して、追加的な表面部が備えられている。正方形の領域を有するピラミッド形状の穿孔部材を、前記ブランク60を用いて起立させることも可能である。
図56において明らかなように、シート状の材料から構成されている穿孔部材は、絶対に多面設計となっている必要はない。図56は、コーンのように設計されている、対応す
る穿孔部材8を示している。このコーンは、対応する形状を有するシート状のブランクから形成されている。この構成では、2つの端部が重複するように互いに結合されており、その結果、図56に示されているコーンを起立することができる。

Claims (42)

  1. 抽出製品(特にカプセル)を含むポーションパッケージ(2)を貫通するための手段であって、このポーションパッケージ(2)のケーシングを穿孔方向に突き破ることが可能な少なくとも1つの穿孔部材(7、8)を備えており、この穿孔部材(7、8)が、流体を通過させることの可能な複数の開口部(9)を有している手段において、
    この穿孔部材(7、8)が多面基体として設計されており、その少なくとも1つの表面が、穿孔方向に傾斜している表面(10、11、34、35、62、63、64)となっており、この表面に、開口部(9)が、好ましくはストレーナ構造で配置されていることを特徴とする、手段。
  2. 開口部(9)がストレーナ構造で配置されている少なくとも1つの表面(10、11、34、35、62、63、64)が、平らな、あるいは凹型に湾曲している表面であることを特徴とする、請求項1に記載の手段。
  3. ストレーナ構造の開口部(9)が設けられている開口表面(10、11)が、好ましくはこの手段の中心に向けられているくさび型の表面である、あるいは、この表面を形成していることを特徴とする、請求項1あるいは2に記載の手段。
  4. 開口部(9)のそれぞれが丸い穴であり、この丸い穴の直径(d)が0.1mmと0.5mmとの間であり、好ましくは0.2mmと0.3mmとの間であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の手段。
  5. 少なくとも1つの穿孔部材(7、8)が、好ましくは3角形の基礎表面を有するピラミッドとして設計されており、このピラミッドにおける少なくとも1つの側面(34、35、62、63、64)がストレーナ構造の開口部(9)を有していること、あるいは、
    少なくとも1つの穿孔部材(7)に関する多面基体が、切取り加工体、特に、切取りコーン、切取りピラミッドあるいは切取りくさびとして設計されていることを特徴とし、
    さらに、ストレーナ構造の開口部(9)が設けられている開口表面(10、11)が、好ましくは傾斜部分によってあらかじめ決定されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の手段。
  6. 好ましくは、ポーションパッケージ(2)を支持するための上部支持面(23、24)を備えたディスク型の基本部材(20、40)を有していることを特徴とし、さらに、少なくとも1つの穿孔部材(7、8)が、基本部材(20、40)に対して分離された部材として設計されていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の手段。
  7. 複数の穿孔部材(7、8)を有していることを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の手段。
  8. 抽出製品(特にカプセル)を含むポーションパッケージ(2)を貫通するための手段であって、特に、請求項1〜7のいずれかに記載の手段であり、ポーションパッケージ(2)のケーシングを突き破ることが可能な少なくとも1つの穿孔部材(7、8)を備えた手段において、
    穿孔部材(7、8)が、少なくとも部分的に、シート状の材料、特に、薄板あるいは金属シートから形成されていることを特徴とする、手段。
  9. 穿孔部材(7、8)が、シート状の位置から目的位置まで引き上げられている少なくとも1つのブランク(60)から形成されており、目的位置における引き上げられたブランクが、完全に、あるいは部分的に、穿孔部材(7、8)の形状をあらかじめ決定すること
    を特徴とする、請求項8に記載の手段。
  10. 穿孔部材(7、8)が、単一のブランク(60)から形成されていることを特徴とする、請求項8あるいは9に記載の手段。
  11. 引き上げられたブランクが、目的位置において、溶接継ぎ手によって安定化されていることを特徴とする、請求項9あるいは10に記載の手段。
  12. 穿孔部材(7、8)が、共通の側面エッジを形成する少なくとも2つの隣接した表面部(62、63、64)を含んでおり、この表面部(62、63、64)が、側面エッジ(67、68)の周囲で折り曲げられていることを特徴とする、請求項8〜11のいずれかに記載の手段。
  13. ブランク(60)における側面エッジをあらかじめ決定するために、脆弱線(67、68)、特に、脆弱線の方向に限定的に延びており、そこで表面部(62、63、64)を折り曲げることの可能な切断線部分を有する脆弱線があることを特徴とする、請求項12に記載の手段。
  14. ブランク(60)が、少なくとも3つの、いずれの場合にも三角形の表面部(62、63、64)を有しており、このブランク(60)が、表面部(62、63、64)を折り曲げることによって、目的位置においてピラミッド状の中空体ができあがるように、シート状の位置から引き上げられるようになっていることを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の手段。
  15. 穿孔部材(7、8)が、互いにもたれ合っている2つの表面部(62、63)を有しており、刃先を形成するために、その一方の表面部(62)が、他方の表面部の境界(58)に対して内側にオフセットされていることを特徴とする、請求項8〜14のいずれかに記載の手段。
  16. 互いにもたれ合っている2つの表面部(62、63)が、隅肉溶接(65)によって互いに溶接されていることを特徴とする、請求項8〜15のいずれかに記載の手段。
  17. 穿孔部材(7、8)が、基本部材(20、40)上に溶接されていることを特徴とする、請求項8〜16のいずれかに記載の手段。
  18. 流体を通過させることの可能な少なくとも1つの開口部(9)が、穿孔部材(7、8)における少なくとも1つの表面部(62、63、64)上に、好ましくは、表面部(62、63、64)のそれぞれに配置されていることを特徴とする、請求項8〜17のいずれかに記載の手段。
  19. 抽出製品(特にカプセル)を含むポーションパッケージ(2)を貫通するための手段であって、このポーションパッケージ(2)のケーシングを突き破ることが可能な少なくとも1つの穿孔部材(7、8)を備えており、この穿孔部材(7、8)が、流体を通過させることの可能な少なくとも1つの開口部(9)を有している手段において、
    穿孔部材(7、8)が、この穿孔部材の形状を完全にあるいは部分的にあらかじめ決定する基本体(12)を有していること、および、少なくとも1つの表面部(15、34、35)、特に薄板部が、基本体(12)に固定されており、少なくとも1つの開口部(9)が設けられた開口表面を有していること、を特徴とする、手段。
  20. 穿孔部材(7、8)が多面基体として設計されており、その少なくとも1つの表面が、
    1つの開口部(9)あるいは複数の開口部(9)の配置されている開口表面となっていることを特徴とする、請求項19に記載の手段。
  21. 穿孔部材(7、8)のための基体が、特に、コーン、ピラミッドあるいはくさび型の形状を備えた基体を有する切取り加工体であること、および、開口表面が、好ましくは傾斜部分によってあらかじめ決定されていること、を特徴とする、請求項20に記載の手段。
  22. 少なくとも1つの表面部(15、34、35)が、基本体(12)に支持される横端面(57、57’)を有していることを特徴とする、請求項19〜21のいずれかに記載の手段。
  23. 基本体(12)がシート状の設計であること、および、少なくとも2つの表面部(34、35)が基本体(12)に固定されており、基本体(12)と表面部(34、35)とが多面基体を形成しており、さらに、表面部(34、35)における少なくとも1つ、および、適切な場合には基本体(12)が、それぞれ開口表面を有しており、この開口表面が、いずれの場合にも、少なくとも1つの開口部(9、36)を備えていること、を特徴とする、請求項19〜22のいずれかに記載の手段。
  24. 基本体(12)がシート状の設計となっていること、さらに、2つの表面部(34、35)が設けられており、基本体(12)および表面部(34、35)のそれぞれが三角形の設計となっていること、さらに、基本体(12)および表面部(34、35)を備えた組立体が、ピラミッド状の構造を有していること、を特徴とする、請求項19〜23のいずれかに記載の手段。
  25. 少なくとも1つの表面部(34、35)が、刃先を形成するために、基本体(12)の境界(58、58’)に対して、内側にオフセットされていることを特徴とする、請求項19〜24のいずれかに記載の手段。
  26. 突き破り動作を開始するために、ポーションパッケージ(2)のケーシングを最初に切り裂くためのブレード部材(48)が、基本体(12)および/または少なくとも1つの表面部(34、35)に備えられていることを特徴とする、請求項1〜25のいずれかに記載の手段。
  27. 穿孔部材(7、8)および/または基本体(12)が、ポーションパッケージ(2)を支持するための上部支持面(23、24)に対して突き出ている突起であり、この上部支持面と穿孔部材とが、一体的な部材を形成するように配置されていることを特徴とする、請求項1〜26のいずれかに記載の手段。
  28. 穿孔部材(7、8)における基本部材(40)が、シート状のディスク形状を有するブランク(39)から形成されており、基本体(12)が、シート状の位置において、切断線(45)によって、このブランク(39)から分離されている、あるいは分離されることが可能となっていること、および、基本体(12)が、シート状の位置から目的位置に引き上げられること、を特徴とする、請求項1〜27のいずれかに記載の手段。
  29. 基本体(12)および表面部(34、35)が、金属、特にスチールから形成されていること、および、表面部(34、35)が、溶接継ぎ手によって基本体(12)に固定されていること、を特徴とする、請求項19〜28のいずれかに記載の手段。
  30. 穿孔部材(7、8)が複数の開口部(9)を備えており、これら開口部(9、36)が、それぞれ、少なくとも1つの開口表面に配置されており、これら開口部(9)が、好ま
    しくは列状に配された開口部(9)を有する穿孔領域の形状を有する、ストレーナ構造を形成していることを特徴とする、請求項19〜29のいずれかに記載の手段。
  31. 複数の穿孔部材(7、8)を有していることを特徴とする、請求項8〜13のいずれかに記載の手段。
  32. 複数の穿孔部材(7、8)が、上からみたときに、好ましくは、等間隔で円形に配されていることを特徴とする、請求項31に記載の手段。
  33. 基本体(12)が開放された中空体であり、この中空体の開口部(14)が、穿孔方向を向いており、表面部、特に薄板部(15)によって覆われていることを特徴とする、請求項19〜32のいずれかに記載の手段。
  34. 表面部(15)のための薄板が、金属から、好ましくはステンレススチールから形成されていること、および、開口部(9)が、好ましくは、化学エッチング動作あるいはレーザ穴あけによって設けられる穴であること、を特徴とする、請求項8〜33のいずれかに記載の手段。
  35. 少なくとも1つの穿孔部材8によって穿孔されているポーションパッケージ(2)内に対して、あるいはこのポーションパッケージ(2)から、追加的におよび/または代替的に流体を案内するための、少なくとも1つの中央開口部(52)をさらに有していることを特徴とする、請求項1〜34のいずれかに記載の手段。
  36. 少なくとも1つの穿孔部材8を含んでいる基本部材(40)が、中央取り付けスリーブ(53)を介して、抽出デバイス(1)内に組み込むことの可能な結合部分(43)に結合されており、この取り付けスリーブが、中央開口部(52)を形成していることを特徴とする、請求項35に記載の手段。
  37. 液体の抽出剤を有するポーションパッケージ(特にカプセル(2))に含まれている抽出製品を抽出するためのデバイスであって、このデバイスが、抽出チャンバを形成するために、互いに圧迫されることの可能な2つのチャンバ部分を有しており、一方のチャンバ部分は、カプセル(2)を受けとめるための、内部空洞(16)を有するカプセルホルダ(5)として設計されており、また、他方のチャンバ部分は、内部空洞を閉鎖するための閉鎖部分(6)として設計されており、さらに、少なくとも1つのチャンバ部分、好ましくはチャンバ部分のそれぞれが、カプセルを貫通するための、および、閉鎖されている抽出チャンバに抽出剤を通過させるための、請求項1〜36のいずれかに記載の手段(3、4)を割り当てられている、デバイス。
  38. 少なくとも1つの手段(3、4)が、デバイス(1)に対してネジ止めされていることを特徴とする、請求項37に記載のデバイス。
  39. カプセルから出る抽出物を案内するためのフィルタプレート(4)が、内部空洞(16)の底部に配されており、このフィルタプレート(4)が、請求項15に記載の手段からなること、および、環状の受け溝(42)が、内部空洞の底部に配されており、前記受け溝が、フィルタプレート(4)と内部空洞の底部との間における環状のギャップを形成していること、を特徴とする、請求項36あるいは38に記載のデバイス。
  40. 抽出製品を含んでいるケーシング状のポーションパッケージ(特にカプセル(2))を貫通するための手段を製造するため、特に、請求項8〜18のいずれかに記載の手段を製造するための方法において、
    シート状のブランク(60)を準備するステップと、
    好ましくは安定した穿孔部材(7、8)を、ブランクから穿孔部材(7、8)を引き上げることによって、製造するステップと、
    引き上げられた穿孔部材(7、8)を基本部材(20)に固定するステップと、によって特徴づけられている、方法。
  41. 抽出製品を含んでいるケーシング状のポーションパッケージ(特にカプセル(2))を貫通するための手段を製造するため、特に、請求項1〜36のいずれかに記載の手段を製造するための方法において、
    開口表面を設けるために、開口部(9)を、化学エッチングプロセスあるいはレーザ穴あけによって、表面部(15、34、35)に、特に薄板(15)に設けることを特徴とする、方法。
  42. 表面部(15、34、35)を、基本体(12)に対して、溶接プロセスによって固定し、これにより、ポーションパッケージ(2)のケーシングを突き破るための穿孔部材(7、8)の形状を少なくとも部分的に決定することを特徴とする、請求項41に記載の方法。
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