JP2015531631A - 飲料の調製のためのカートリッジ、システム、及び方法 - Google Patents

飲料の調製のためのカートリッジ、システム、及び方法 Download PDF

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Abstract

容器容積を画定するように、基部、外周側壁、及びカップ形状の本体に取り付けられる蓋(3)を有する開放頂部を有するカップ形状の本体(2)を備えるカートリッジ(1)。水性媒体の流入に対応するために穿孔可能である蓋。容器容積を成分チャンバ容積及び濾液容積に分割するように容器容積内に位置するフィルタ(8)。濾液容積からの流出に対応するように穿孔可能な基部。飲料の流れを下方へ方向付けるように構成される複数の濾液水路を画定する複数の縦溝を備える外周側壁。少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力の水性媒体が容器容積内へ導入される使用時に、横方向に膨張可能であるように構成されるカップ形状の本体。

Description

本出願は、飲料の調製のためのカートリッジ、システム、及び方法に関する。
飲料の調製に使用するカートリッジは、よく知られている。例えば、飲料調製機械で使用するためのカートリッジを提供することが知られており、これは、使用中に、飲料調製機械の穿孔要素によって穿孔され、焙煎粉砕コーヒーなどの飲料媒体を煎出するために、温水がカートリッジを通って流れることを可能にする。
一例は、米国特許第US2010/0028495号に記載されている。このようなカートリッジ及び飲料システムは、多くの場合、家庭及び職場環境で使用されている。各飲料が可能な限り迅速に分注されることが消費者に望まれている。しかし、特に(焙煎粉砕コーヒーなどの)成分の抽出を必要とする飲料について、飲料原料が圧縮され、比較的高い圧力に供されるとき、より良い飲料が生成されることが見出されている。
米国特許出願公開第2010/0028495号明細書
これは、比較的遅い、カートリッジを通る流速をもたらす小さな孔径を有するフィルタを必要とする傾向がある。
本開示は、1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジを提供し、このカートリッジは、
基部、外周側壁、及び開放頂部を有するカップ形状の本体と、
容器容積を画定するように開放頂部を閉鎖するようにカップ形状の本体に取り付けられた蓋であって、容器容積内への水性媒体の流入に対応するように穿孔可能である、蓋と、
容器容積を、1つ以上の飲料成分を含有する成分チャンバ容積と濾液容積とに分割するように容器容積内に位置するフィルタと、を備え、
基部が、水性媒体及び1つ以上の飲料成分から形成される飲料の濾液容積からの流出に対応するように穿孔可能であり、
外周側壁が、カップ形状の本体の基部に向かって下方に飲料の流れを方向付けるように構成される複数の濾液水路を画定する複数の縦溝を備え、
カップ形状の本体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力の水性媒体が容器容積内へ導入される使用時に、横方向に膨張可能であるように構成される。
理論に束縛されることを望むものではないが、カップ形状の本体の横方向の膨張は、濾液水路が遮断されないままであり、したがって、より速い流れを可能にすることを確実にするのに役立つと考えられている。加えて、フィルタの膨張は、より大きいフィルタ面積が得られることを可能にし得、これは、煎出時間を低減することもできる。
カップ形状の本体が、外周側壁の縦溝の歪曲によって横方向に膨張可能であるように構成され得る。
外周側壁が、使用前に略円錐台形の形状を有し、使用中の横方向の膨張後に略樽形状を有し得る。
一態様において、外周側壁が、0.15〜0.35mmの厚さを有する。
一態様において、基部が、0.35〜0.55mmの厚さを有する。
カップ形状の本体が、ポリマー材料を含み得る。
カップ形状の本体が、積層された材料を含み得る。
例えば、カップ形状の本体は、ポリスチレン及びポリエチレンの積層体を含み得る。別の例において、カップ形状の本体は、ポリスチレン、エチレンビニルアルコール(EVOH)、及びポリエチレンの層を有する積層体から形成され得る。
カップ形状の本体が、障壁層を備え得る。障壁層が、カップ形状の本体の積層体構造の一層を形成し得る。障壁層は、酸素/空気及び/又は水分に対して実質的に不浸透性であり得る。好ましくは、障壁層は、カートリッジの内容物を、酸素/空気及び/又は水分への曝露による潜在的な劣化から守るように働く。好適な障壁層の例としては、EVOHが挙げられる。
一態様において、フィルタが、側壁及び基部を有するカップ形状に形成される得るシート材料から形成され得、フィルタが複数の区間を含み得、そこで、シート材料が、カップ形状の本体に固定される場合、かつ水性媒体の導入前に、上被区間を含む。
使用時に、フィルタが、シート材料の移動によって横方向に膨張可能であるように構成され得る。
使用時に、フィルタが、上被シート材料の移動によって縦方向に膨張可能であるように構成され得る。
一態様において、カートリッジは、濾液容積内に位置する保護要素を更に備え得、
保護要素が、カップ形状の本体とは別に形成され、かつ出口ゾーンを画定するように濾液容積内に位置し、保護要素が、フィルタと出口ゾーンとの間に間置され、
飲料調製装置の穿孔要素の完全な拡張での使用時に、穿孔要素が、保護要素又はフィルタと接触せずに、穿孔要素が、出口ゾーンと流体連通して配置されることを可能にするように、保護要素が、出口ゾーンへのフィルタの侵入を防止するように構成される。
保護要素は、フィルタの軸方向の拡大を制限又は阻止するために、使用中のフィルタの少なくとも一部に物理的支持を提供するように構成され得る。
保護要素は、フィルタ支持面と、フィルタ支持面をカートリッジの穿孔面から離間させるための少なくとも1つの支柱部分とを備え得、前記支柱部分の遠位端が、側壁と基部との間に形成される角に当接し得る。
フィルタが、外周側壁の蓋端部で若しくはその近くで、及び/又は外周側壁と蓋との間で接続される上縁を備え得、外周側壁に接続されないフィルタ側壁を更に備え得る。
本開示はまた、カートリッジ及び飲料調製機械を備えるシステムを提供し、
飲料調製機械が、
1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジを受容するためのホルダと、
カートリッジに水性媒体を供給するための前記カートリッジの蓋を穿孔するための入口穿孔器と、
1つ以上の飲料成分及び水性媒体から形成される飲料の流出を可能にするための前記カートリッジの基部を穿孔するための出口穿孔器と、を備え、
カートリッジが、基部、外周側壁、及び蓋によって閉鎖される開放頂部を有するカップ形状の本体を備え、外周側壁が、複数の縦溝を備え、
ホルダが、カートリッジを受容するための空洞を画定する壁部を備え、空洞が、カートリッジの外周側壁の少なくとも実質的な部分の外径を超える内径を有し、それにより、空洞へのカートリッジの挿入時に、環状膨張隙間が、カートリッジの外周側壁の少なくとも実質的な部分とホルダの壁部との間に提供されるようにする。
カップ形状の本体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力の水性媒体が容器容積内へ飲料調製機械によって導入される使用時に、横方向に膨張可能であるように構成され得る。
本開示はまた、カップ形状の本体及び蓋を有し、1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジから飲料を形成する方法を提供し、この方法が、入口穿孔器、出口穿孔器、及びカートリッジのためのホルダを有する飲料調製機械を使用し、この方法が、
カートリッジのカップ形状の本体が、ホルダの壁部によって境界を接する空洞内で受容されるように、ホルダ内へカートリッジを挿入する工程と、
入口穿孔器でカートリッジの蓋を穿孔する工程と、
出口穿孔器でカートリッジの基部を穿孔する工程と、
飲料を形成するためにカートリッジ内へ入口穿孔器を通して水性媒体を注入する工程であって、水性媒体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力で注入される、工程と、
出口穿孔器を介して飲料を分注する工程と、を含み、
カートリッジを通る水性媒体の通過により、カップ形状の本体が、横方向に膨張する。
フィルタに好適な材料としては、織布及び不織布材、紙、セルロース、並びにポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチックが挙げられる。紙又はセルロース材料は、他の材料の繊維、例えば、ポリプロピレン又はポリエチレンを含有し得る。
蓋は、ポリエチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、(ナイロン、ポリウレタン、紙、ビスコース及び/又は金属箔を含む)ポリアミドを含む、ポリエチレン、ポリエステルから形成され得る。蓋は、積層体を含み得る、金属化され得る、又はコポリマーから形成され得る。一例では、蓋は、ポリエチレン−アルミニウム積層体を含む。
本開示は、飲料媒体が焙煎粉砕コーヒー又は葉茶などの抽出可能/注入可能な製品である場合の特定の用途を見出す。しかし、飲料媒体は、代替的に、インスタント噴霧乾燥若しくは凍結乾燥コーヒー、チョコレート粉末、粉ミルク、又はクリーマー粉末などの水溶性成分であってもよい。粉ミルクは、乾燥スキムミルク、部分スキムミルク、全乳、乾燥乳タンパク質濃縮物、分離株、及び画分、又はそれらの任意の組み合わせを含み得る。クリーマー粉末は、乳製品及び/又は非乳製品の食品原材料から製造され得、典型的には、乾燥、特に噴霧乾燥を促進する担体内に分散したタンパク質又は加工デンプンによって安定化された乳化脂肪を含有する。粉末製品は、凝集され得る。更なる代替として、飲料媒体は、抽出可能/注入可能な成分及び水溶性成分の混合物、例えば、焙煎粉砕コーヒー及びインスタント凍結乾燥コーヒーの混合物であり得る。
ここで、単に例として、添付の図面を参照しながら本開示の態様を説明する。
本開示の一実施形態に従うカートリッジの断面立面図である。 図1のカートリッジの斜視断面図である。 図1のカートリッジのフィルタ保護の斜視図である。 分注中の図1のカートリッジの断面立面図である。 本開示のフィルタ保護の別の実施形態の斜視図である。 分注中の図5のフィルタ保護を含有するカートリッジの断面立面図である。 図1のカートリッジのカップ形状の本体を通した断面図である。 本開示のカートリッジの一実施形態における使用のためのフィルタの斜視図である。 本開示の別の実施形態に従うカートリッジの断面立面図である。 図9のカートリッジの斜視断面図である。 分注後の本開示のカートリッジの典型的な形状を示す側面図である。
図1に示されるように、第1の態様では、カートリッジ1は、カップ形状の本体2と、蓋3と、フィルタ保護6と、フィルタ8とを備える。
図1のカップ形状の本体2は、円形基部4と、カップ形状の本体2の開放上端部20を画定する上縁21で終端する上方に延在する側壁5とを備える。図2及び7に示されるように、側壁5には、基部4に向かって、開放上端部20から側壁5の実質的な長さに沿って走る、突出部28の間に間置される水路29を画定するように、半径方向に内方へ突起する突出部28を含む複数の縦溝が、その内面上に提供される。側壁5は、略円錐台形の形状であり、開放上端部20での直径が、基部4に隣接する側壁5での直径よりも大きい。上縁21に隣接する側壁5の上領域は、上縁21から下方に延在する内方へ先細りしている区間22を有する。加えて、基部4の領域内の側壁5には、外方に先細りしている区間23が提供される。外方に先細りしている領域23の上端部は、外方に曲がった肩部24で側壁5の残部と接続する。
例えば、図4で示される基部4は、略平坦であり、基部4と側壁5との間の角部27でその外側周辺部に提供される、環状凹部26(図2に示される)を含む。基部4の平坦な部分4aは、カートリッジ1の下穿孔面40を提供する。
カップ形状の本体2は、ポリスチレン、エチレンビニルアルコール(EVOH)、及びポリエチレンの層を有する積層体から形成され得る。EVOH層は、酸素/空気及び/又は水分に実質的に不浸透性であり得る障壁層として作用し得る。好ましくは、障壁層は、カートリッジの内容物を、酸素/空気及び/又は水分への曝露による潜在的な劣化から守るように働く。
複数のカップ形状の本体2は、カートリッジ1の組み立て前に共に積み重ねられ得る。
蓋3は、カートリッジ1の開放上端部20を閉鎖するようにカップ形状の本体2の上縁21に接着される、又は別様に封止される円盤を備える。蓋3は、カートリッジ1の上穿孔面43を画定する。
一実施形態において、フィルタ8は、上縁21又はその近傍のいずれかでカップ形状の本体2(例えば、外周側壁)に接着される、又は別様に封止される上フィルタ縁50を有する、略カップ形状の形態を有する。図示されていない実施例では、フィルタ縁50は、カップ形状の本体2の上縁21と蓋3との間で接着されている。フィルタ側壁51は、フィルタ縁50から下方に延在し得、図示されるように、フィルタ基部52によって下端部で閉鎖され得る。フィルタ8は、好適な材料から成形され得る。代替的に、フィルタ8は、必要な幾何学的形状に後に形成されるシート材料から形成され得る。
フィルタ保護6は、カップ形状の本体2及びフィルタ8からの別個の構成要素として形成され得、図1及び2に示されるように、カップ形状の本体2の下端部に位置され得る。図3の実施形態において最も明確に示されているように、フィルタ保護6は、上面10及び周囲壁11を画定する上部分9を備え、周囲壁11は、図示されている実施形態において、上部分9から下方及び外方に延在し、下縁31で終端する。上部分9は、外側周囲縁14及び内側周囲縁15を備え、これらは、間置された上開口部13を画定する、複数の径方向の棒12によって共に接合される。内側の縁15は、下方に延在する管17を通って下方に延在する中央開口部16を画定する。周囲壁11は、下縁31から外側縁14まで延在し、かつ間置された側面開口部19を画定する、複数の軸方向の(又は、実質的に軸方向の)棒18を含み得る。図3に示されるようにフィルタ保護6は、略円錐台形の形状であり、下縁31の直径が横方向の縁14の直径を上回る。
フィルタ保護6は、剛性であり得、これは、それが、以下に説明する使用中にいかなる実質的な変形も受けないように、十分な構造強度を有していることを意味する。
有利に、フィルタ保護6は、カートリッジ1の組み立て前に、積み重ね可能な構成要素であるように形状化される。下方に延在する管17は、隣接するフィルタ保護6が、積み重ねから各フィルタ保護6の分離の容易性を確実にするように積み重ねられる際、互いにわずかに離間されることを確実にするように作用する。
図2に最も明確に示されるように、下縁31が、側壁5と基部4との間に角部27で接触するように保たれながら、フィルタ保護6の下縁31は、カップ形状の本体2の環状凹部26内に位置され得る。
図1に示される例示的なカートリッジ1の組み立て手法において、フィルタ保護6は、まず上部が開いたカップ形状の本体2に挿入され、押しが角部27及び凹部26との接触に適合するように、下縁31と係合するように下方に押される。一実施形態において、フィルタ保護6の挿入は、側壁5の屈曲によって適応され、相対的に剛性の下縁31が、外方に曲がった肩部24のレベルで、カップ形状の本体2のより小さい直径を通過することを可能にする。側壁5は、一旦外方に曲がった肩部24を過ぎて挿入されると、フィルタ保護6は、いかなる付加的な接着又は接続手段も必要とせずに、基部4と側壁5との間で角部27で接触する側壁5によって把持され、保持されるように、本質的に弾性である。
次に、フィルタ8は、開放上端部20を通ってカップ形状の本体2内へ挿入され、例えば、ヒートシールによって上縁21に接着される、又は別様に、それに、若しくはその近傍で接続される。
図1に示されるように、定位置にあるフィルタ8により、カートリッジ1の容器容積は、フィルタ8の一方の側面に対する飲料成分容積Bと、フィルタ8の他方の側面に対する濾液容積Cとに分割される。フィルタ保護6は、フィルタ8の下にある濾液容積C内に位置する。縦溝28間に形成される水路29は、それらがフィルタ8の「下流」であるように、濾液容積Cの一部を形成する。
焙煎粉砕コーヒーなどの飲料成分7の一部が、開放上端部20を通って飲料成分容積B内に充填される。次いで、カートリッジ1が、上縁21に対して蓋3を封止することによって、その間にフィルタ縁50を挟持して、又は挟持せずに、閉鎖される。上に説明される2つ以上の組み立て工程は、組み合わされて単一の組み立てプロセス工程になり得る。
図1において、組み立てられるとき、フィルタ基部52は、フィルタ保護6の上面10によって物理的に支持される。一実施形態において、フィルタ保護6の上面10は、フィルタ8の材料が、カートリッジ1の出口ゾーンDと考えることができる濾液容積Cの一部内まで延在しないことを確実にするように構成される。出口ゾーンDは、カップ形状の本体2のフィルタ保護6と基部4との間の容積として画定される。一実施形態において、フィルタ保護6は、穿孔要素が使用時に完全に延在するとき、穿孔要素がフィルタ保護6を移動させないように、穿孔要素を受容するように構成される。一実施形態において、フィルタ保護6は、穿孔要素が使用時に完全に延在するとき、穿孔要素がフィルタ保護6に接触しないように、穿孔要素を受容するように構成される。一実施形態において、フィルタ保護6は、穿孔要素が使用時に出口ゾーンD内まで完全に延在するとき、穿孔要素が出口ゾーンDと流体連通して配置されるように、飲料調製装置の穿孔要素を受容するように構成され得る開口部56aを画定する。
使用時に、図4に示されるように、カートリッジ1は、飲料調製装置のホルダ58内へ挿入される。ホルダ58の外周壁は、環状膨張隙間59が、最初にホルダとカートリッジ1の側壁5との間に存在するように、カートリッジ1を受容するための形状及びサイズである空洞を画定する。環状膨張隙間59は、カートリッジ1の各側面上で2mmであり得る。
飲料調製機械は、煎出及び分注を可能にするように、カートリッジ1と係合する入口穿孔要素55及び出口穿孔要素56を備える。図示されるように、入口穿孔要素55は、飲料成分容積Bに流体連通を提供するように、入口を形成するためにカートリッジ1の上穿孔面43を穿孔する。出口穿孔要素56が、出口を形成するために基部4の下穿孔面40を穿孔し、カートリッジ1を出発するように飲料成分7から生成される飲料に出口流路を提供し、その後、飲料調製装置によって、カップなどの容器に分注され得る。出口穿孔要素56は、下方に延在する管17によって妨げられないように、カートリッジ1の中心からオフセットされ得る。
温水などの水性媒体は、飲料媒体7に接触するように、入口穿孔要素55を通ってカートリッジ1内に注入される。したがって、フィルタ8を通り濾液容積C内まで通過する飲料抽出物が生成される。飲料抽出物は、それがフィルタ保護6内の側面開口部13を介して、下方に、かつ出口ゾーンD内まで流れることが可能である、水路29内までフィルタ側壁51を通過する。抽出物はまた、フィルタ8を通り、フィルタ基部52を通り、フィルタ保護6の上開口部13及び中央開口部16を通って、出口ゾーンD内まで通過する。
カートリッジ1を通って水が流れる間、カートリッジは、カートリッジの内部加圧、及び少なくとも摂氏85℃の温度を典型的に有する水の軟化効果により、横方向に膨張する。横方向の膨張は、縦溝28を備えるように側壁5を構成することによって、より容易になる。横方向の膨張は、環状膨張隙間59を、低減させる又は更には完全に閉鎖させる。側壁8の最上及び最下部分が、横方向の膨張に対してより弾性であるため、膨張プロセスは、例えば、図11に示されるように樽形状に変形する円錐台形の側壁5をもたらす。
カートリッジ1のカップ形状の本体2の横方向の膨張は、有利に、低減された飲料形成時間に繋がることが見出されており、これは、以下に更に考察される。
カートリッジ1の側壁5の横方向の膨張は、フィルタ8の横方向の膨張を伴い得る。これは、具体的には、フィルタ8が、例えば、図8に示されるシート材料の重複によってカップ形状の形態に形成されるシート材料から形成される場合であり得る。この場合、横方向の膨張は、フィルタ8が部分的に折り畳まれないように、互いに対して移動するシート材料の重複する区間を伴う。フィルタ保護2の存在は、下方へ基部4へ向かうフィルタ8の軸方向の膨張を制限する又は阻止する。重複する区間のサイズ及び構成に関して、カップ形状の本体2の側壁5が、フィルタ側壁を超える程度まで横方向に膨張することが可能であることを確実にするように、フィルタ8を構成することが好ましくあり得る。これは、水路29が、常に開放されたままであることを確実にすることに役立つ。
有利に、図4に示されるように、カップ形状の本体2の基部4とフィルタ保護6の径方向の棒12の下面との距離dは、カートリッジ1内までの出口穿孔要素56の貫通距離pを上回る。これは、使用中に、出口穿孔要素56がフィルタ保護6又はフィルタ8のいずれとも接触しないことを確実にする。一実施形態において、フィルタ保護6の開口部56aは、貫通距離pを上回る距離で基部4から上面10aに向かって延在する。
図5は、図3のフィルタ保護6’の定位置にあるカプセル1内に組み込まれ得るフィルタ保護6の別の態様を示す。この態様の説明において、以前の態様と共通である特徴、具体的には、カップ形状の本体2、蓋3、及びフィルタ8の構成は、更には説明されず、上記の流路を参照されたい。
先のように、フィルタ保護6’は、カップ形状の本体2とは別個の構成要素として形成され得、図6に示されるようにカップ形状の本体2の下端部に位置する。フィルタ保護6’は、上面10’と、横方向の周囲壁11’と、内側の周囲壁を画定する環状部分とを備え、両方の壁は、下フランジ要素を接合するように上部分から下方に延在する。下フランジ要素が、下縁31’を画定する。中央開口部16’は、上面10’内に提供される。内側の周囲壁は、間置された側面開口部19’を画定する、複数の壁区間18’を備える。
フィルタ保護6’は剛性であり得、これは、それが、以下に説明する使用中にいかなる実質的な変形も受けないように十分な構造強度を有していることを意味する。
カートリッジ1の組み立ては、下縁31’がカップ形状の本体2の角部27で又はそれに近い角度で係合されるように、フィルタ保護6’が挿入されることを除いて、以前に説明された通りである。上のように、内方へ先細りしている区間23は、フィルタ保護6’を正しい位置に維持するように作用する。
図6に見ることができるように、組み立てられるとき、フィルタ基部52は、フィルタ保護6’の上面10’によって物理的に支持され、これは、フィルタ8の材料が、カートリッジ1の出口ゾーンDと考えることができる濾液容積Cの一部内まで延在しないことを確実にする。出口ゾーンDは、カップ形状の本体2のフィルタ保護6’と基部4との間で囲まれた容積として画定される。
カートリッジ1の使用は、フィルタ8を通過する飲料抽出物が、側面開口部19’及び環状出口ゾーンDを介して出口穿孔器56まで水路で運ばれることを除いて、上で説明される通りである。
上の態様の修正形態において、横方向の周囲壁11’にはまた、出口ゾーンD内まで飲料の通過のための開口部19’が提供され得る。
図9及び10は、本開示に従うカートリッジ1の第2の態様を示す。それは、上で説明される第1の態様に類似し、以下では相違点についてのみ説明する。同様の参照番号を、同様の構成要素に使用する。
この態様は、カートリッジ1がフィルタ保護2を含有しないことを除いて、第1の態様と実質的に同じである。代わりに、フィルタ8は、懸吊され、その軸方向の長さによって出口穿孔器56を遠ざけたまま保つように構成される。
カートリッジ1の使用は、上に説明される通りである。しかしながら、ここで、フィルタ8は、横方向及び縦方向に下方へ、何らかの方法で、カートリッジ1の基部4へ向かって膨張することが可能である。第1の態様と同様に、カートリッジ1の側面のこの膨張及びフィルタ8の膨張は、飲料形成時間を低減するために有利であることが見出された。
4つの型式のカートリッジ1を調製した。各型式は、焙煎粉砕コーヒー9gの充填重量を有していた。次いで、カートリッジの各型式の10個のサンプルを、米国コネチカット州スタンフォードのCuisinartから入手可能なCuisinart Model SS−700飲料調製機械を使用して煎出した。ホルダの壁部とカップ形状の本体の側壁との間の環状膨張隙間は、約2mmであった。飲料調製機械を、「ドリンクサイズ8」(実験中に約205〜210gのドリンク重量を供給した通常の0.2L(8oz)ドリンクサイズ)のドリンクを分注するように設定し、次いで、各サンプルを分注するための煎出時間を測定した。
カートリッジの型式は、次の通りであった。
型式1−第2の態様に記載されるカートリッジ1、フィルタ保護2を有しない。
型式2−第2の態様に記載されるカートリッジ1、フィルタ保護2を有しないが、カップ形状の本体2のいかなる横方向の膨張も実質的に防止するようにカップ形状の本体2の外周側壁5の周囲に配置されるカラーを更に有する。
型式3−第1の態様に記載されるカートリッジ1、図3に示されるフィルタ保護2を有する。
型式2−第1の態様に記載されるカートリッジ1、図3に示されるフィルタ保護2を有するが、カップ形状の本体2のいかなる横方向の膨張も実質的に防止するようにカップ形状の本体2の外周側壁5の周囲に配置されるカラーを更に有する。
したがって、型式2及び型式4のカートリッジは、型式1及び3のカートリッジの横方向の膨張の技術的な効果を強調するように対照として働く。
平均煎出時間は、次の通りであった。
Figure 2015531631
見て分かるように、型式1のカートリッジ1の横方向の膨張は、対照に対する52秒と比較して、49秒の低減された煎出時間に繋がった。型式3のカートリッジ1の場合、煎出時間における低減は、非常に著しく、10秒(61秒から51秒)であった。
理論に束縛されることを望むものではないが、カップ形状の本体2(及び任意に、中のフィルタ8)の横方向の膨張は、下方へカプセルの基部4へ向かって飲料を排水するように働く水路29が、遮断されないままであり、したがって、より速い流れを可能にすることを確実にすることに役立つと考えられる。加えて、フィルタ8の膨張は、煎出時間も低減することができるより大きなフィルタ面積が得られることを可能にする。
フィルタ保護2が使用されないとき、最短の煎出時間が得られたが、状況によっては、フィルタ保護を使用することの利点は、潜在的により長い煎出時間を相殺するであろう。この場合でさえ、横方向の膨張は、煎出時間を約6%低減することにおいて有利であることが見出された。
以上のことから、飲料の調製のためのカートリッジ及びこのようなカートリッジのための構成要素が提供されるということが理解されるであろう。

Claims (19)

  1. 1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジであって、
    基部、外周側壁、及び開放頂部を有するカップ形状の本体と、
    容器容積を画定するように前記開放頂部を閉鎖するように前記カップ形状の本体に取り付けられる蓋であって、前記容器容積内への水性媒体の流入に対応するように穿孔可能である、蓋と、
    前記容器容積を、前記1つ以上の飲料成分を含有する成分チャンバ容積と濾液容積とに分割するように前記容器容積内に位置するフィルタと、を備え、
    前記基部が、前記水性媒体及び前記1つ以上の飲料成分から形成される飲料の前記濾液容積からの流出に対応するように穿孔可能であり、
    前記外周側壁が、前記カップ形状の本体の前記基部に向かって下方に飲料の流れを方向付けるように構成される複数の濾液水路を画定する複数の縦溝を備え、
    前記カップ形状の本体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力の水性媒体が前記容器容積内へ導入される使用時に、横方向に膨張可能であるように構成される、カートリッジ。
  2. 前記カップ形状の本体が、前記外周側壁の前記縦溝の歪曲によって横方向に膨張可能であるように構成される、請求項1に記載のカートリッジ。
  3. 前記外周側壁が、使用前に略円錐台形の形状を有し、使用中の横方向の膨張後に略樽形状を有する、請求項1に記載のカートリッジ。
  4. 前記外周側壁が、0.15〜0.35mmの厚さを有する、請求項1に記載のカートリッジ。
  5. 前記基部が、0.35〜0.55mmの厚さを有する、請求項1に記載のカートリッジ。
  6. 前記カップ形状の本体が、ポリマー材料を含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  7. 前記カップ形状の本体が、積層された材料を含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  8. 前記カップ形状の本体が、ポリスチレン及びポリエチレンの積層体を含む、請求項7に記載のカートリッジ。
  9. 前記カップ形状の本体が、障壁層を備える、請求項1に記載のカートリッジ。
  10. 前記フィルタが、側壁及び基部を有するカップ形状に形成されるシート材料から形成され、前記フィルタが、複数の区間を含み、そこで、前記シート材料が、前記カップ形状の本体に固定される場合、かつ前記水性媒体の導入前に、上被区間を含む、請求項1に記載のカートリッジ。
  11. 使用時に、前記フィルタが、前記シート材料の移動によって横方向に膨張可能であるように構成される、請求項10に記載のカートリッジ。
  12. 使用時に、前記フィルタが、前記上被シート材料の移動によって縦方向に膨張可能であるように構成される、請求項10に記載のカートリッジ。
  13. 前記濾液容積内に位置する保護要素を更に備え、
    前記保護要素が、前記カップ形状の本体とは別に形成され、かつ出口ゾーンを画定するように前記濾液容積内に位置し、前記保護要素が、前記フィルタと前記出口ゾーンとの間に間置され、
    飲料調製装置の穿孔要素の完全な拡張での使用時に、前記穿孔要素が、前記保護要素又はフィルタと接触せずに、前記穿孔要素が、前記出口ゾーンと流体連通して配置されることを可能にするように、前記保護要素が、前記出口ゾーンへの前記フィルタの侵入を防止するように構成される、請求項1に記載のカートリッジ。
  14. 前記保護要素が、前記フィルタの軸方向の拡大を制限又は阻止するために、使用中の前記フィルタの少なくとも一部に物理的支持を提供するように構成される、請求項13に記載のカートリッジ。
  15. 前記保護要素が、フィルタ支持面と、前記フィルタ支持面を前記カートリッジの前記穿孔面から離間させるための少なくとも1つの支柱部分とを備え、前記支柱部分の遠位端が、前記側壁と前記基部との間に形成される角に当接する、請求項13に記載のカートリッジ。
  16. 前記フィルタが、前記外周側壁の蓋端部で若しくはその近くで、及び/又は前記外周側壁と前記蓋との間で接続される上縁を備え、前記外周側壁に接続されないフィルタ側壁を更に備える、請求項1に記載のカートリッジ。
  17. カートリッジ及び飲料調製機械を備えるシステムであって、
    前記飲料調製機械が、
    1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジを受容するためのホルダと、
    前記カートリッジに水性媒体を供給するための前記カートリッジの蓋を穿孔するための入口穿孔器と、
    前記1つ以上の飲料成分及び前記水性媒体から形成される飲料の流出を可能にするための前記カートリッジの基部を穿孔するための出口穿孔器と、を備え、
    前記カートリッジが、前記基部、外周側壁、及び前記蓋によって閉鎖される開放頂部を有するカップ形状の本体を備え、前記外周側壁が、複数の縦溝を備え、
    前記ホルダが、前記カートリッジを受容するための空洞を画定する壁部を備え、前記空洞が、前記カートリッジの前記外周側壁の少なくとも実質的な部分の外径よりも大きい内径を有し、それにより、前記空洞への前記カートリッジの挿入時に、環状膨張隙間が、前記カートリッジの前記外周側壁の少なくとも実質的な部分と、前記ホルダの前記壁部との間に提供されるようにする、システム。
  18. 前記カップ形状の本体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力の水性媒体が前記容器容積内へ前記飲料調製機械によって導入される使用時に、横方向に膨張可能であるように構成される、請求項17に記載のシステム。
  19. カップ形状の本体及び蓋を有し、1つ以上の飲料成分を含有するカートリッジから飲料を形成する方法であって、前記方法が、入口穿孔器、出口穿孔器、及び前記カートリッジのためのホルダを有する飲料調製機械を使用し、前記方法が、
    前記カートリッジの前記カップ形状の本体が、前記ホルダの壁部によって境界を接する空洞内で受容されるように、前記ホルダ内へ前記カートリッジを挿入する工程と、
    前記入口穿孔器で前記カートリッジの前記蓋を穿孔する工程と、
    前記出口穿孔器で前記カートリッジの前記基部を穿孔する工程と、
    前記飲料を形成するために前記カートリッジ内へ前記入口穿孔器を通して水性媒体を注入する工程であって、前記水性媒体が、少なくとも85℃の温度及び少なくとも20KPaの圧力で注入される、工程と、
    前記出口穿孔器を介して前記飲料を分注する工程と、を含み、
    前記カートリッジを通る前記水性媒体の通過により、前記カップ形状の本体が、横方向に膨張する、方法。
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