JP2010288046A - フィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィールド機器間通信の信頼性を向上させること。
【解決手段】 他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信する通信手段と、前記シリアル番号の値を初期化する初期化手段とを備えたフィールド機器において、前記シリアル番号の値を初期化すると前記通信手段を制御してSYNパケットを送信するSYNパケット送信手段と、他のフィールド機器から前記SYNパケットを受信すると前記初期化手段を制御して自機で記憶するパケットの前記シリアル番号の値を初期化し、前記通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する初期化制御手段と、前記SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると前記通信手段を制御して前記フィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する通常通信復帰手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信し、異常またはオペレータによる入力等があればシリアル番号の値を初期化するフィールド機器のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器において、特にフィールド通信の信頼性向上に関する。
近年、たとえばインダストリアルオートメーションにおけるプロセス制御システムとして、フィードバック制御などの制御ループを構成する流量計や温度計などのセンサ、アクチュエータ、コントローラを含むフィールド機器をネットワークにより相互に接続し、フィールド制御システムとして構築することが提案されている。このような、フィールド制御システムでは、フィールド機器の動作スケジュールが設定され、フィールド機器で構成される制御ループが計画通りに動作するように構成されている。
図6は従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例を示す構成ブロック図である。図6において、フィールド機器1は、たとえば温度や流量などの物理量を測定するセンサ機能と、これら物理量の測定値をフィールド機器間通信(以下、フィールド通信という)用プロトコルまたはIP(Internet Protocol)等のプロトコルに基づき伝送する通信機能を有している。フィールド機器2は、たとえばコントローラなどであって、プラントが最適に運転されて、フィールド機器1の測定値が所定の目標値に収束するようにたとえばバルブや調整弁などのアクチュエータであるフィールド機器3を操作制御する。フィールド機器3は、温度や流量などの物理量を制御する制御機能と、データを伝送する通信機能を有している。
これらフィールド機器1(センサ)、フィールド機器2(コントローラ)、フィールド機器3(アクチュエータ)はプラントに設置されていて、フィードバック制御ループを構成している。また、フィールド機器1〜3は、複数のルータやスイッチなどの中継機器を有し複雑な構成である制御バスなどのネットワークNW100を介して相互に接続されている。
図6において、フィールド機器1の構成ブロック図も示しており、フィールド制御通信手段11は、主にフィールド機器2、フィールド機器3との間で通信を行うものであり、各部の動作を制御するCPUなどの演算制御手段12に接続されている。演算制御部12は記憶手段13に接続されている。記憶手段13には、フィールド機器1をたとえばセンサとして動作させるためのプログラムおよびスケジュール情報などが格納されている。なお、フィールド機器2、3の構成もフィールド機器1とほぼ同様であり、これらの説明は省略する。
このような構成によって、フィールド制御システムは、各フィールド機器がたとえばマクロサイクル内に設定された動作スケジュールに従って動作し、測定データがあらかじめ設定されている目標値に収束するようにアクチュエータ等を制御する。
フィールド機器1を構成する演算制御手段12は、図示しないが、パケット送受手段、パケット解析手段、パケット生成手段、スケジュール情報格納手段、固有機能実行手段、スケジュール設定手段、初期化手段の各機能を実行するための手段から構成される。
具体的には、パケット送受手段は、パケットの送受信を行う。パケット解析手段は、パケット送受手段で得たパケットの解析を行う。スケジュール情報格納手段は、主にスケジュール情報などを格納する。固有機能実行手段は、スケジュール情報格納手段に格納されたスケジュール情報に基づいて制御処理(たとえば物理量の測定や、測定データの通知、制御データの算出など)を行う。パケット生成手段は、固有機能実行手段で得られた測定値に基づいてネットワークを介しフィールド機器2に送信するためのパケットを生成する。スケジュール設定手段はパケット解析手段で解析した送信先アドレス、送信元アドレスやスケジュール情報などのパケット情報をスケジュール情報格納手段に格納する。初期化手段は、異常またはオペレータによる入力等によりパケット通信に用いるシリアル番号を初期化する。
ところでフィードバック制御ループを構成するフィールド機器1、フィールド機器2、フィールド機器3の動作時間は、図示しないコンフィギュレータなどによってあらかじめスケジュールを設定されている。たとえば、コンフィギュレータは各フィールド機器の動作スケジュールを設定するスケジュール設定情報を作成して各フィールド機器に送信し、各フィールド機器はそれぞれスケジュール設定情報に基づいてスケジュールを設定する。
なお、各フィールド機器の動作スケジュールは一定周期ごとに繰り返される。この周期をマクロサイクルと呼ぶ。いいかえれば、各フィールド機器はマクロサイクル内に動作するようにスケジューリングされることになる。たとえば、フィールド機器1の実行時間は「T0〜T1」、フィールド機器2の実行時間は「T2〜T3」、フィールド機器3の実行時間は「T4〜T5」として設定される。
以下の(1)〜(6)に、具体的に各フィールド機器の動作を説明する(特に図示しない)。
(1)まず、フィールド機器1の固有機能実行手段は、スケジュール情報格納手段に格納されているあらかじめ定められたスケジュールに基づいて流量や温度などの物理量を測定する。たとえば、フィールド機器1はあらかじめ定められた実行時間「T0〜T1」内で流量や温度などの物理量を測定する。
(2)フィールド機器1のパケット生成手段は測定データを含むパケットを生成し、パケット送受手段はフィールド機器2に送信する。たとえば、測定データを含むパケットをフィールド機器2に送信する。なお、フィールド機器1から送信された測定データは、通信時間「Ta(T1〜T2)」だけ到達するまでに時間がかかる。なお、制御処理に関わるデータを含むパケットの生成は同等なので以下省略する。
(3)フィールド機器2は、あらかじめ定められたスケジュールに基づいて、受信した測定データを利用してあらかじめ設定されている目標値に収束してプラントが最適に運転されるように、フィールド機器3を制御するための設定情報である「制御データ」を算出する。たとえば、フィールド機器2はあらかじめ定められた実行時間「T2〜T3」内で制御データを算出する。
(4)フィールド機器2は、あらかじめ定められたスケジュールに基づいて、算出した制御データを含むパケットをフィールド機器3に送信する。たとえば、フィールド機器2はあらかじめ定められた実行時間「T2〜T3」内で図13のデータ通信DF101の流れに示すように制御データを含むパケットをフィールド機器3に送信する。
(5)フィールド機器3は、あらかじめ定められたスケジュールで、制御データに基づいて動作する。フィールド機器3が制御データに基づいて動作する例として、たとえば、バルブが制御データに基づき開度を変更して流量を調整するという動作などがある。
(6)フィールド機器3は、現在のフィールド機器3の操作状態(たとえばバルブの開度80%など)などのフィードバックデータを含むパケットをコントローラ2に送信する。たとえば、フィールド機器3はあらかじめ定められた実行時間「T4〜T5」内でフィードバックデータを含むパケットをフィールド機器2に送信する。
このように、従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例は、各フィールド機器がマクロサイクル内に設定された動作スケジュールに従って動作し、測定データがあらかじめ設定されている目標値に収束するようにアクチュエータを制御するのでプラントを最適に運転することが可能となる。
このようなフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器に関連する先行技術文献として、下記の特許文献1がある。
特開2003−134261号公報
ここで、従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器は、データ通信においては、データをパケット分割して送受信しており、これら分割されたパケットには通し番号(シリアル番号)が付加して送信する。またフィールド機器は、パケットを受信するとパケットのシリアル番号を記録して、シリアル番号の抜けや重複を管理し、正確なデータ通信を実現している。
しかしながら、従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムでは、通信を行う2つのフィールド機器のうち、一方のフィールド機器が異常またはオペレータによる入力等により初期化が行なわる場合に初期化された側のフィールド機器は新しいシリアル番号を発番すると、他方のフィールド機器は相手の初期化を把握していないので、初期化前の番号とはつじつまが合わず初期化前後のシリアル番号のくい違いのために正しいデータ通信を継続することが出来なくなるといった問題点があった。
図7は、フィールド機器1がフィールド機器2に測定データを含むパケットを送信するデータ通信における問題点の説明図である。
図7において、フィールド機器1が異常またはオペレータによる入力等により初期化を行なう。初期化後、フィールド機器1(初期化されたフィールド機器)の演算制御手段12は新しいシリアル番号を発番し、最初のパケットとして新たに発番したシリアル番号を付与してパケットを送信する。フィールド機器2はフィールド機器1から送信されたパケットを受信するが、フィールド機器1の初期化前のパケットに付与していたシリアル番号とは連続せず、つじつまが合わないので、正しいデータ通信を継続出来ない、という問題点があった。
このように従来のフィールド通信方法を用いたフィールド機器では、他方のフィールド機器は相手のフィールド機器の初期化を把握できないので、初期化前後のシリアル番号のくい違いのために正しいデータ通信を継続出来ない、という問題点があった。
本発明は上述の問題点を解決するものであり、その目的は、フィールド通信の信頼性を向上させることにある。
このような課題を達成するために、本発明のうち請求項1記載の発明は、
他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信する通信手段と、前記シリアル番号の値を初期化する初期化手段とを備えたフィールド機器において、
前記シリアル番号の値を初期化すると前記通信手段を制御してSYNパケットを送信するSYNパケット送信手段と、
他のフィールド機器から前記SYNパケットを受信すると前記初期化手段を制御して自機で記憶するパケットの前記シリアル番号の値を初期化し、前記通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する初期化制御手段と、
前記SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると前記通信手段を制御して前記フィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する通常通信復帰手段と、
を備えることを特徴とするフィールド機器である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のフィールド機器において、
通信エラーのために前記他のフィールド機器から前記SYNパケットを未受信である場合に、フィールド制御に係るパケットを再送して通常の通信を持続する前記通信手段と、
前記SYN返信パケットを受信するまで前記SYNパケットを送信する前記SYNパケット送信手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、
他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信する通信手段と、前記シリアル番号の値を初期化する初期化手段とを備えたフィールド機器間におけるフィールド通信方法であって、
SYNパケット送信手段が前記シリアル番号の値を初期化すると前記通信手段を制御してSYNパケットを送信する第1のステップと、
初期化制御手段が他のフィールド機器から前記SYNパケットを受信すると前記初期化手段を制御して自機で記憶するパケットの前記シリアル番号の値を初期化し、前記通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する第2のステップと、
通常通信復帰手段が前記SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると前記通信手段を制御して前記フィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する第3のステップと、
からなるフィールド通信方法。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のフィールド通信方法であって、
前記通信手段が通信エラーのために前記他のフィールド機器から前記SYNパケットを未受信である場合に、フィールド制御に係るパケットを再送して通常の通信を持続する第4のステップと、
前記SYNパケット送信手段が前記SYN返信パケットを受信するまで前記SYNパケットを送信する第5のステップと、
からなることを特徴とする。
このように、本発明によれば、SYNパケット送信手段がシリアル番号の値が初期化されると通信手段を制御してSYNパケットを送信し、初期化制御手段が他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると初期化手段を制御して自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してSYN返信パケットを送信し、通常通信復帰手段がSYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させることにより、通信相手が初期化処理を行なったとしても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できる。
本発明に係るフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例を示す構成ブロック図である。 本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器によるフィールド通信の動作説明図である。 本発明に係るフィールド通信方法を用いるフィールド機器の状態遷移図である。 本発明に係るフィールド通信方法で用いるパケットの構造、特にSYNパケットの構造の説明図である。 本発明のフィールド通信方法を用いるフィールド機器の動作説明図である。 従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例を示す構成ブロック図である。 フィールド機器1がフィールド機器2に測定データを含むパケットを送信するデータ通信における問題点の説明図である。
<実施例1>
図1は、本発明に係るフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例を示す構成ブロック図であり、図6等と共通する部分には同一の符号を付けて適宜説明を省略する。図6との相違点は、パケットに付加すべきシリアル番号の値を初期化するとフィールド制御通信手段を制御してSYN(Synchronize)パケットを送信するSYNパケット送信手段と、他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してフィールド制御通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する初期化制御手段と、SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信するとフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する通常通信復帰手段とを備える点で相違する。
図1において、フィールド機器1は、たとえば温度や流量などの物理量を測定するセンサ機能と、これら物理量の測定値をフィールド通信用プロトコルまたはTCP(Transmission Control Protocol)、IP(Internet Protocol)等のプロトコルに基づき伝送する通信機能を有している。フィールド機器2は、たとえばコントローラなどであって、プラントが最適に運転されて、フィールド機器1の測定値が所定の目標値に収束するようにたとえばバルブや調整弁などのアクチュエータであるフィールド機器3を操作制御する。フィールド機器3は、温度や流量などの物理量を制御する制御機能と、データを伝送する通信機能を有している。
これらフィールド機器1(センサ)、フィールド機器2(コントローラ)、フィールド機器3(アクチュエータ)はプラントに設置されていて、フィードバック制御ループを構成している。また、フィールド機器1〜3は、複数のルータやスイッチなどの中継機器を有し複雑な構成である制御バスなどのネットワークNW100を介して相互に接続されている。
図1において、フィールド機器1の構成ブロック図も示しており、フィールド制御通信手段11は、主にフィールド機器2、フィールド機器3との間で通信を行うものであり、各部の動作を制御するCPUなどの演算制御手段12に接続されている。演算制御部12は記憶手段13に接続されている。記憶手段13には、フィールド機器1をたとえばセンサとして動作させるためのプログラムおよびスケジュール情報などが格納されている。なお、フィールド機器2、3の構成もフィールド機器1とほぼ同様であり、これらの説明は省略する。
フィールド機器1を構成する演算制御手段12は、SYNパケット送信手段12Aと、初期化制御手段12Bと、通常通信復帰手段12C、図示しないが、パケット送受手段、パケット解析手段、パケット生成手段、スケジュール情報格納手段、固有機能実行手段、スケジュール設定手段、初期化手段の各機能を実行するための手段から構成される。
具体的には、SYNパケット送信手段12Aは、パケットに付加すべきシリアル番号の値を初期化するとフィールド制御通信手段を制御してSYNパケットを送信する。初期化制御手段12Bは、他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してフィールド制御通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する。通常通信復帰手段12Cは、SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信するとフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する。
ここで、SYNパケットとは、TCP/IP通信にて用いられる3ウェイハンドシェイクにかかるものであって、通信接続を確立する為に、接続先へ最初に送信されるSYNフラグが付与されたパケットをいう。具体的には、(1)あるホストBは、SYNパケットを受信すると、その応答(ACK)とSYNパケットの送信元ホストAへの接続要求(SYN)を送信する。(2)そしてホストAがホストBからの要求に応答(ACK)することで、マシン間のコネクションが確立できる。このように通信接続を確立できる。なお本発明に係るSYNパケットは上述の仕組みで通信接続を確立できるものであれば、TCP/IP通信で用いられるものでなくてもよく、フィールド通信プロトコル上の通信における接続の確立を上述の仕組みで行なうためのパケットでもよい。
また、パケット送受手段は、パケットの送受信を行う。パケット解析手段は、パケット送受手段で得たパケットの解析を行う。スケジュール情報格納手段は、主にスケジュール情報などを格納する。固有機能実行手段は、スケジュール情報格納手段に格納されたスケジュール情報に基づいて制御処理(たとえば物理量の測定や、測定データの通知、制御データの算出など)を行う。パケット生成手段は、固有機能実行手段で得られた測定値に基づいてネットワークを介しフィールド機器2に送信するためのパケットを生成する。スケジュール設定手段はパケット解析手段で解析した送信先アドレス、送信元アドレスやスケジュール情報などのパケット情報をスケジュール情報格納手段に格納する。初期化手段は、異常またはオペレータによる入力等によりパケット通信に用いるシリアル番号を初期化する。
このような構成により、本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器は、フィールド制御通信にあたり、通信相手のいずれかが初期化処理を行ったとしても、正常に通信を継続できる動作を行う。以下に動作説明を行なう。
図2は、本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器によるフィールド通信の動作説明図である。以下のSQ1〜SQ6に、具体的に各フィールド機器の動作を説明する(なおSQ1〜SQ6は図2中のSQ1〜SQ6の対応説明である)。
SQ1)フィールド機器1の初期化手段12Aは、異常またはオペレータによる入力等により、(たとえば、Power ON Reset発生等)により、内部状態を初期化する。このとき初期化手段は、特にパケット通信に用いるパケットに付加すべきシリアル番号を初期化する。
SQ2)フィールド機器1のSYNパケット送信手段12Aは、フィールド制御通信手段を制御して、初期化手段によりパケットに付加すべきシリアル番号の値が初期化されるSQ1)とフィールド制御通信手段を制御してSYNパケットを送信する。なおSYNパケットの構造については後述図4にて説明する。
SQ3)フィールド機器2の初期化制御手段12Bは、フィールド機器1からSYNパケットを受信すると自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化する。
SQ4)フィールド機器2の初期化制御手段12Bは、フィールド制御通信手段を制御してSYNパケットを返信する。フィールド機器2の初期化制御手段12Bにより返信されるSYNパケットの構造については後述図4にて説明する。初期化制御手段12Bにより返信されるSYNパケットについては、以降SYN返信パケットという。
SQ5)フィールド機器2の通常通信復帰手段は、フィールド機器1にSYN返信パケットを送信するとフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させる。
SQ6)フィールド機器1の通常通信復帰手段12Cは、フィールド機器1からSYN返信パケットを受信するとフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させる。
以降、フィールド機器1、2間は、通常のフィールド制御通信を行い、フィールド制御データをパケット分割して送受信し、これら分割されたパケットに通し番号(シリアル番号)を付加して送信する。また、各フィールド機器は、パケットを受信するとパケットのシリアル番号を記録して、シリアル番号の抜けや重複を管理し、正確なデータ通信を実現できる。
この結果、本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器は、SYNパケット送信手段がシリアル番号の値が初期化されると通信手段を制御してSYNパケットを送信し、初期化制御手段が他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると初期化手段を制御して自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してSYN返信パケットを送信し、通常通信復帰手段がSYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させることにより、通信相手が初期化処理を行なったとしても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できる。
図3は、本発明に係るフィールド通信方法を用いるフィールド機器の状態遷移図であり、各フィールド機器は以下のように、図3中の状態1〜状態4の状態に遷移する。
状態1)フィールド機器の初期化手段は、異常またはオペレータによる入力等により、(たとえば、Power ON Reset発生等)により、内部状態を初期化し、初期状態となる。このとき初期化手段は、特にパケット通信に用いるパケットに付加すべきシリアル番号を初期化する。
状態1→状態2
フィールド機器は、初期化した状態である「状態1」で、トークンを保有していれば、SYN送信手段がSYNパケットを通信相手に送信して、通信相手からのSYNパケットの応答を待つためのSYN応答待ち状態「状態2」へ遷移する。なお、トークンは、LASやコンフィギュレータなどから交付されるものであって、このトークンを有するフィールド機器のみがデータ送信またはフィールド機器の機能ブロックを実行することが可能になる。
状態2→状態4
フィールド機器は、SYN応答待ち状態「状態2」で、他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると、通常通信復帰手段がフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを通常通り送受信できる、通常通信状態「状態4」へ遷移する。
状態1→状態3
フィールド機器は、初期化した状態である「状態1」で、他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると、初期化制御手段が自機の記憶手段で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化して、初期化・SYN送信状態「状態3」へ遷移する。
なお本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器において、状態1→状態2への遷移と状態1→状態3への遷移は、それぞれSYNパケットの送信する、またはSYNパケットの他機からの受信のうち、いずれか早く事象が発生した方を優先して状態遷移が行なわれる。
状態3→状態4
フィールド機器は、初期化・SYN送信状態「状態3」で、通常通信復帰手段が他機にSYN返信パケットを送信するとフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを通常通り送受信できる、通常通信状態「状態4」へ遷移する。
状態4→状態2
フィールド機器は、通常通信状態「状態4」で、他機からSYNパケットを受信すると、通常通信復帰手段がフィールド制御通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを通常通り送受信できる、通常通信状態「状態4」へ遷移する。
以上のように、本発明に係るフィールド通信方法を用いるフィールド機器の状態遷移図であり、各フィールド機器は状態1〜状態4の状態に遷移して、通信相手が初期化処理を行なったとしても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できる。
図4は、本発明に係るフィールド通信方法で用いるパケットの構造、特にSYNパケットの構造の説明図であり、本発明で用いるパケットはデータシリアル番号フィールド(4bit)、ACKシリアル番号フィールド(1bit)、パケット属性フィールド(3bit)、パケットのデータ長フィールド(8bit)から構成される。
データシリアル番号フィールドには、SYNパケットのときは「0000」が入力され、通常通信時におけるフィールド制御通信で用いられるパケット(ACKまたはDATA)のときは「0000」〜「1111」が用いられる。
ACKシリアル番号フィールドには、SYNパケットのときは「0」が入力され、通常通信時におけるフィールド制御通信で用いられるパケット(ACKまたはDATA)のときは直前受信パケットのデータシリアル番号から下位1桁を転写するものが入力される。
パケット属性フィールドには、SYNパケットのときは「000」が入力され、通常通信時におけるフィールド制御通信で用いられるパケット(ACKまたはDATA)のときは「000」〜「111」が入力される。
パケットのデータ長フィールドには、SYNまたはACKパケットのときは「00h」(データ無)が入力され、通常通信時におけるフィールド制御通信で用いられるパケット(DATA)のときは「01h」〜「80h」(バイト数。)が用いられる。
<実施例2>
なお、本発明のフィールド通信方法を用いるフィールド機器は、実施例1で示した構成に加えて、フィールド機器1のSYNパケット送信手段12Aが初期状態においてSYNパケットを送信しても、通信エラーなどによりフィールド機器2に到達できない場合があるときは、フィールド機器1のSYNパケット送信手段12Aは、フィールド機器2からSYN返信パケットを受信するまではSYNパケットを一定周期で再送する・再送し続けるものであってもよい。
図5は本発明のフィールド通信方法を用いるフィールド機器の動作説明図であって、特にSYN返信パケットを受信するまでの間、SYNパケットを一定周期で再送する・再送し続けることを示す説明図である。
図5のSQ2において、フィールド機器1からのSYNパケットが通信エラーなどによりフィールド機器2に到達しない場合、本発明のフィールド通信方法を用いるフィールド機器は、SQ2A、SQ2Bの動作を行なう。
SQ2Aにおいて、フィールド機器2は、演算制御手段が一定時間経過してもフィールド機器1からパケットを受信できないと判断すると、フィールド制御通信手段を制御して通常通信の状態で、パケットをフィールド機器1に送信する。
図5のSQ2Bにおいて、フィールド機器1はフィールド機器2から通常通信の状態によるパケットを受信すると、SYN返信パケットを受信するまでの間、SYNパケット送信手段がSYNパケットを一定周期で再送する、または、再送し続ける。
このため、本発明のフィールド制御通信を用いるフィールド機器は、SYNパケット送信手段がシリアル番号の値が初期化されると通信手段を制御して通信先からSYN返信パケットを受信するまでSYNパケットを送信し、初期化制御手段が他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると初期化手段を制御して自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してSYN返信パケットを送信し、通常通信復帰手段がSYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させることにより、通信相手が初期化処理を行なったとしても、かつ、SYNパケットが途中で通信エラーにより通信先に到達できない場合であっても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できる。
<その他の実施例>
また、本発明のフィールド通信システムを用いたフィールド機器から構成されるフィールド制御システムは、上述の構成によって、各フィールド機器がたとえばマクロサイクル内に設定された動作スケジュールに従って動作し、測定データがあらかじめ設定されている目標値に収束するようにアクチュエータ等を制御するものでもよい。
フィードバック制御ループを構成するフィールド機器1、フィールド機器2、フィールド機器3の動作時間は、図示しないコンフィギュレータなどによってあらかじめスケジュールを設定されている。たとえば、コンフィギュレータは各フィールド機器の動作スケジュールを設定するスケジュール設定情報を作成して各フィールド機器に送信し、各フィールド機器はそれぞれスケジュール設定情報に基づいてスケジュールを設定する。
なお、各フィールド機器の動作スケジュールは一定周期ごとに繰り返される。この周期をマクロサイクルと呼ぶ。いいかえれば、各フィールド機器はマクロサイクル内に動作するようにスケジューリングされることになる。たとえば、フィールド機器1の実行時間は「T0〜T1」、フィールド機器2の実行時間は「T2〜T3」、フィールド機器3の実行時間は「T4〜T5」として設定される。
以下の(1)〜(6)に、具体的に各フィールド機器の動作を説明する(特に図示しない)。
(1)まず、フィールド機器1の固有機能実行手段は、スケジュール情報格納手段に格納されているあらかじめ定められたスケジュールに基づいて流量や温度などの物理量を測定する。たとえば、フィールド機器1はあらかじめ定められた実行時間「T0〜T1」内で流量や温度などの物理量を測定する。
(2)フィールド機器1のパケット生成手段は測定データを含むパケットを生成し、パケット送受手段はフィールド機器2に送信する。たとえば、測定データを含むパケットをフィールド機器2に送信する。なお、フィールド機器1から送信された測定データは、通信時間「Ta(T1〜T2)」だけ到達するまでに時間がかかる。なお、制御処理に関わるデータを含むパケットの生成は同等なので以下省略する。
(3)フィールド機器2は、あらかじめ定められたスケジュールに基づいて、受信した測定データを利用してあらかじめ設定されている目標値に収束してプラントが最適に運転されるように、フィールド機器3を制御するための設定情報である「制御データ」を算出する。たとえば、フィールド機器2はあらかじめ定められた実行時間「T2〜T3」内で制御データを算出する。
(4)フィールド機器2は、あらかじめ定められたスケジュールに基づいて、算出した制御データを含むパケットをフィールド機器3に送信する。たとえば、フィールド機器2はあらかじめ定められた実行時間「T2〜T3」内で図13のデータ通信DF101の流れに示すように制御データを含むパケットをフィールド機器3に送信する。
(5)フィールド機器3は、あらかじめ定められたスケジュールで、制御データに基づいて動作する。フィールド機器3が制御データに基づいて動作する例として、たとえば、バルブが制御データに基づき開度を変更して流量を調整するという動作などがある。
(6)フィールド機器3は、現在のフィールド機器3の操作状態(たとえばバルブの開度80%など)などのフィードバックデータを含むパケットをコントローラ2に送信する。たとえば、フィールド機器3はあらかじめ定められた実行時間「T4〜T5」内でフィードバックデータを含むパケットをフィールド機器2に送信する。
このように、従来のフィールド通信方法およびこれを用いたフィールド機器により構成されるフィールド制御システムの一例は、各フィールド機器がマクロサイクル内に設定された動作スケジュールに従って動作し、測定データがあらかじめ設定されている目標値に収束するようにアクチュエータを制御するのでプラントを最適に運転することが可能となり、かつ、通信相手が初期化処理を行なったとしても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できる。
以上説明したように、本発明のフィールド通信方法を用いたフィールド機器は、SYNパケット送信手段がシリアル番号の値が初期化されると通信手段を制御してSYNパケットを送信し、初期化制御手段が他のフィールド機器からSYNパケットを受信すると初期化手段を制御して自機で記憶するパケットのシリアル番号の値を初期化してSYN返信パケットを送信し、通常通信復帰手段がSYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると通信手段を制御してフィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰させることにより、通信相手が初期化処理を行なったとしても、シリアル番号を記録しシリアル番号の抜けや重複を管理して正確なデータ通信を実現でき、フィールド通信の信頼性を向上できるので、プロセス制御システムの信頼性向上へも貢献できる。
1、2、3 フィールド機器
11 フィールド制御通信手段
12 演算制御手段
12A SYNパケット送信手段
12B 初期化制御手段
12C 通常通信復帰手段
13 記憶手段
14 センサ手段

Claims (4)

  1. 他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信する通信手段と、前記シリアル番号の値を初期化する初期化手段とを備えたフィールド機器において、
    前記シリアル番号の値を初期化すると前記通信手段を制御してSYNパケットを送信するSYNパケット送信手段と、
    他のフィールド機器から前記SYNパケットを受信すると前記初期化手段を制御して自機で記憶するパケットの前記シリアル番号の値を初期化し、前記通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する初期化制御手段と、
    前記SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると前記通信手段を制御して前記フィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する通常通信復帰手段と、
    を備えることを特徴とするフィールド機器。
  2. 通信エラーのために前記他のフィールド機器から前記SYNパケットを未受信である場合に、フィールド制御に係るパケットを再送して通常の通信を持続する前記通信手段と、
    前記SYN返信パケットを受信するまで前記SYNパケットを送信する前記SYNパケット送信手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のフィールド機器。
  3. 他のフィールド機器からフィールド制御に係るパケットを受信すると当該パケットのシリアル番号を記録してパケット通信する通信手段と、前記シリアル番号の値を初期化する初期化手段とを備えたフィールド機器間におけるフィールド通信方法であって、
    SYNパケット送信手段が前記シリアル番号の値を初期化すると前記通信手段を制御してSYNパケットを送信する第1のステップと、
    初期化制御手段が他のフィールド機器から前記SYNパケットを受信すると前記初期化手段を制御して自機で記憶するパケットの前記シリアル番号の値を初期化し、前記通信手段を制御してSYN返信パケットを送信する第2のステップと、
    通常通信復帰手段が前記SYN返信パケットを他のフィールド機器から受信すると前記通信手段を制御して前記フィールド制御に係るパケットを送信し通常の通信に復帰する第3のステップと、
    からなるフィールド通信方法。
  4. 前記通信手段が通信エラーのために前記他のフィールド機器から前記SYNパケットを未受信である場合に、フィールド制御に係るパケットを再送して通常の通信を持続する第4のステップと、
    前記SYNパケット送信手段が前記SYN返信パケットを受信するまで前記SYNパケットを送信する第5のステップと、
    からなることを特徴とする請求項3記載のフィールド通信方法。
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