JP2000156707A - パケット交換局及びパケット交換ネットワークシステム - Google Patents

パケット交換局及びパケット交換ネットワークシステム

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JP2000156707A
JP2000156707A JP32991798A JP32991798A JP2000156707A JP 2000156707 A JP2000156707 A JP 2000156707A JP 32991798 A JP32991798 A JP 32991798A JP 32991798 A JP32991798 A JP 32991798A JP 2000156707 A JP2000156707 A JP 2000156707A
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JP32991798A
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Inventor
Makoto Tsukagoshi
誠 塚越
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Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクションを確立後に、コネクション等に
障害が発生した場合に、コネクションを早期に回復でき
るパケット交換局を提供する。 【解決手段】 コネクション識別情報を記憶する記憶手
段と、コネクションが確立するとコネクション識別情報
を生成する手段と、生成されたコネクション識別番号を
記憶手段に記憶させる手段と、コネクション識別情報を
相手局に送信するパケットに挿入する手段と、データ転
送が一定時間行われないと相手局に監視パケット1を送
信する手段と、監視パケット1に対する監視パケット2
を相手局から一定時間内に受信するか判定する手段と、
監視パケット2を相手局から一定時間内に受信しないと
記憶手段からコネクション識別情報を削除する手段と、
パケットのコネクション識別情報が記憶手段に記憶され
ているコネクション識別情報と一致しないときに受信パ
ケットを廃棄する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パケット交換局に
関し、特に、複数のパケット交換局を相互に接続し、各
局にネットワーク固有の局識別子が割り振られ、コネク
ションの開設要求を行うクライアント局と、クライアン
ト局の開設要求を受信してコネクションを開設するサー
バ局とから構成されているパケット交換ネットワークシ
ステムにおいて発生する障害によってネットワーク上に
滞留したパケットを取り除くパケット交換システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワーク内の各々に固有の局
識別子が割り振られた複数のパケット交換局がLAN
(Local Area Network;ローカルエリアネットワーク)
等によって互いに相互接続されたパケット交換ネットワ
ークシステムがある。
【0003】このパケット交換ネットワークシステム
は、図9に示すように、各局同士を接続する伝送路の開
設を要求する要求情報を送信するクライアント局とクラ
イアント局からの要求情報を受信して伝送路を開設する
サーバ局とから構成されている。そして、複数のLAN
は、WAN(Wide Area Network;ワイドエリアネット
ワーク)によって、さらにネットワークが構築されてい
る。
【0004】図9に示すパケット交換ネットワークシス
テムの動作について図10乃至図14を参照して説明す
る。図10はパケットフォーマットを示す図である。図
11は伝送路をコネクション確立する手順を示すシーケ
ンス図である。図12はデータ転送の手順を示すシーケ
ンス図である。図13は伝送路を開放する手順を示すシ
ーケンス図である。図14は伝送路を復旧する手順を示
すシーケンス図である。
【0005】なお、パケット交換局は、コネクションの
開設要求を行うクライアント側の局(以下、クライアン
ト局と称する)とクライアント局の開設要求を受信しコ
ネクションを開設するサーバ側の局(以下、サーバ局と
称する)とから構成されている。
【0006】まず、図10を用いて、パケットフォーマ
ットについて説明する。従来は、図10に示すようなヘ
ッダ部とデータ部から構成されるパケットフォーマット
を使用し、サーバ局とクライアント局との間でデータの
送受信をしていた。具体的には、まず、サーバ局とクラ
イアント局との間で伝送路を確立し、アプリケーション
・データを格納しているデータ部に、パケットの局識別
子などを示すヘッダ部を付加したパケットを送信するこ
とにより、データ転送を実現していた。
【0007】ヘッダ部は、分割したデータ(フレーム)
を送受する相対的な順番を表すシーケンス番号を格納す
るシーケンス番号部と、次に受信を期待するシーケンス
番号である受信確認番号を格納する受信確認番号部と、
送信局の局識別子を格納する送信局識別子部と、受信局
の局識別子を格納する受信局識別子部と、後述のACK
(acknowledge)ビット、SYN(synchronous)ビット、F
IN(finish)ビット、RST(reset)ビットを定義す
る制御フィールドとから構成される。
【0008】制御フィールド中のACKビットは、受信
確認番号有効フラグである。SYNビットは、シーケン
ス番号有効フラグであり、SYNビットがOFFの時
は、ヘッダ部のシーケンス番号部にパケットの相対的な
順番が格納され、SYNビットがONの時にシーケンス
番号の初期値が格納される。FINビットは、コネクシ
ョンの解放を指示するフラグであり、RSTビットは、
コネクションのリセットを指示するビットである。
【0009】次にパケットを用いたデータの送受信につ
いて説明する。パケットを送信する場合には、まず、ク
ライアント局は、パケットの送信局識別子部にネットワ
ーク固有の自局識別子を格納し、受信局識別子部に送信
先の局識別子を格納したデータパケットを送信する。サ
ーバ局は、送信されたパケットの送信局識別子部に格納
された送信局識別子が、自局識別子と等しいときに、送
信されたパケットは自局あてに送信されたものと判断し
て受信する。
【0010】次に、コネクションの確立手順について図
11を参照して説明する。クライアント局のシーケンス
番号の初期値をiとし、サーバ局のシーケンス番号の初
期値をjとする。
【0011】コネクションを確立するには、まず、クラ
イアント局は、自局のシーケンス番号の初期値iをシー
ケンス番号部に格納したコネクション確立パケット(S
YN=ON)111を送信する。コネクション確立パケ
ットを受信したサーバ局は、受信確認番号である(i+
1)を受信確認番号部に格納し、サーバ局のシーケンス
番号の初期値jをシーケンス番号部に格納したコネクシ
ョン確認パケット(ACK=ON、SYN=ON)11
2を送信する。
【0012】以上のパケットの送受信によって、クライ
アント局とサーバ局とのコネクションが確立する。そし
て、コネクション確認パケットを受信したクライアント
局は、コネクション確認パケットを受信した確認とし
て、サーバ局の受信確認番号(j+1)を受信確認番号
部に格納した受信確認パケット(ACK=ON)113
を送信する。
【0013】次に、データを転送する手順について,図
12を参照して説明する。クライアント局が送信するデ
ータパケットのシーケンス番号を(i+2)とする。
【0014】データを転送するには、クライアント局
は、アプリケーションのデータにシーケンス番号(i+
2)を格納したヘッダ部を付加したデータパケット12
1を送信する。データパケットを受信したサーバ局は、
受信確認番号(i+3)を受信確認番号部に格納した受
信確認パケット(ACK=ON)122をクライアント
局に送信する。
【0015】次に、コネクションを解放する手順につい
て図13を参照して説明する。クライアント局が送信す
るパケットのシーケンス番号を(i+5)とし、サーバ
局が送信するパケットのシーケンス番号を(j+1)と
する。
【0016】コネクションを解放するには、クライアン
ト局は、シーケンス番号(i+5)をシーケンス番号部
に格納した解放指示パケット(FIN=ON)131を
送信する。解放指示パケットを受信したサーバ局は、受
信確認番号(i+6)を受信確認番号に格納した受信確
認パケット(ACK=ON)132を送信する。以上の
手順により、クライアント局からサーバ局への解放情報
の送信と、サーバ局からクライアント局への解放情報の
受信確認が行われたことになる。
【0017】さらに、サーバ局は、シーケンス番号(j
+1)をシーケンス番号部に格納した解放指示パケット
(FIN=ON)133を送信する。解放指示パケット
133を受信したクライアント局は、受信確認番号(j
+2)を受信確認番号部に格納した受信確認パケット
(ACK=ON)134を送信する。以上の手順によ
り、サーバ局からクライアント局への解放情報の送信
と、クライアント局からサーバ局への解放情報の受信確
認が行われたことになる。
【0018】サーバ局は、解放情報の受信確認後に、コ
ネクションの解放を行う。クライアント局は、受信確認
パケットを送信後に、パケットがネットワーク上に存在
する最大生存時間(MSL:Maximum Segment Lifetim
e)を2倍した時間が経過した後にコネクションを解放
する。
【0019】次に、コネクションを確立した後に、サー
バ局とクライアント局とのコネクションの障害や、クラ
イアント局にクラッシュ等の障害が発生したため、デー
タパケットが伝送路に滞留した場合の処理について図1
4を参照して説明する。滞留したデータパケットのシー
ケンス番号をm、障害が復旧した後のクライアント局の
シーケンス番号の初期値をi,さらに、その後に再確立
しようとするクライアント局のシーケンス番号の初期値
をjとする。
【0020】コネクションを確立した後に、伝送路に回
線障害などが発生すると、クライアント局がシーケンス
番号mのデータパケット141を送信しても、サーバ局
ではデータパケット141を受信できない。そのため、
データパケット141は、ネットワーク上に滞留する。
【0021】クライアント局では、サーバ局からの受信
確認パケットを受信できないため、サーバ局に障害が生
じたか、回線に障害が生じたと判断することができる。
そのため、障害が復旧した後、クライアント局が、コネ
クションを再確立するために、シーケンス番号の初期値
iを格納したコネクション確立パケット142を送信す
る。
【0022】また、サーバ局は、ネットワークに滞留し
ていたデータパケット141を受信し、データパケット
141に対する受信確認番号(m+1)を格納した受信
確認パケット143を送信する。受信確認パケット14
3を受信したクライアント局は、受信確認番号(m+
1)が先に送信したコネクション確立パケット142の
シーケンス番号の初期値iに対応したものでないため、
不適切なパケットを受信したと判断し、パケットのシー
ケンス番号(m+1)をヘッダ部のシーケンス番号部に
格納したリセットパケット(RST=ON)144を送
信する。
【0023】一方、コネクション確立パケット142を
受信したサーバ局は、伝送路などの障害を認識できない
ため、受信したコネクション確立パケット142を不適
切なパケットと判断し、受信したパケットのシーケンス
番号iをヘッダ部のシーケンス番号部に格納したリセッ
トパケット145を送信する。
【0024】リセットパケット145を受信したクライ
アント局は、解放指示パケット149を送信する。サー
バ局も、リセットパケット144を受信した後、解放指
示パケット146を送出する。解放指示パケット146
を受信したクライアント局は、それに対する受信確認パ
ケット150を送信する。
【0025】また、サーバ局は、クライアント局から送
信される解放指示パケット148を受信し、それに対す
る受信確認パケット147を送信する。また、サーバ局
は、受信確認パケット150を受信した後、全ての受信
確認パケットがネットワーク上から消去されるのに十分
と考えられるMSLの2倍の時間後に、コネクションを
解放する(148)。
【0026】クライアント局は、受信確認パケット(A
CK=ON)147を受信した後、MSLの2倍の時間
を待機し、MSLの2倍の時間を経過した後に、コネク
ションを解放する(152)。
【0027】以上の手順により、ネットワーク上にパケ
ットが滞留していない状態でコネクションを解放するこ
とができる。また、クライアント局からデータパケット
を送信するには、クライアント局は、コネクション確立
パケットを送信することにより、コネクションを確立す
る手順を再度行う必要がある(153)。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術は、以下のような問題点がある。
【0029】サーバ局とクライアント局とでコネクショ
ンを確立した後に、コネクションに回線障害などが発生
した場合には、回線状態を常時、監視する手段がないた
め、データパケットが受信側の局に転送し終えるまで、
回線障害などを認識できないということである。そのた
め、再び、コネクションを確立するまでには、クライア
ント局とサーバ局との間で何度もパケットの送受信をし
なければならない。
【0030】また、コネクションを確立した後に、回線
障害などが発生した時には、サーバ局では、回線障害な
どを認識できない。さらに、サーバ局では、回線などの
復旧直後に受信するパケットと回線障害などによりネッ
トワーク上に滞留していたパケットとの違いを認識でき
ない。そのため、クライアント局とサーバ局とで情報パ
ケットの送受信がなされない。
【0031】したがって、障害復旧した直後にクライア
ント局が行うコネクションの再確立は成功しない。そし
て、ネットワーク上にパケットが滞留しない状態とした
後にコネクションを解放する。それから、クライアント
局は、再度コネクションを確立する必要がある。
【0032】そこで、本発明は、コネクションを確立し
た後、回線障害などが発生した場合にも、回線障害など
が復旧した後に、コネクションの再確立までの時間を短
縮したパケット交換ネットワークシステムを提供するこ
とを課題とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明は、相手局との間でパケット交換するパケ
ット交換局において、コネクション識別情報を記憶する
記憶手段と、コネクションが確立すると、前記コネクシ
ョン識別情報を生成する手段と、該生成されたコネクシ
ョン識別情報を前記記憶手段に記憶させる手段と、前記
コネクション識別情報を前記相手局に送信する送信パケ
ットに挿入する手段と、データ転送が一定時間行われな
いと、前記相手局に監視パケットを送信する手段と、該
相手局に送信した監視パケットに対する監視パケットを
前記相手局から一定時間内に受信するか否かを判定する
手段と、前記相手局に送信した監視パケットに対する監
視パケットを前記相手局から一定時間内に受信しないと
前記記憶手段から前記コネクション識別情報を削除する
手段と、受信パケットのコネクション識別情報が前記記
憶手段に記憶されているコネクション識別情報と一致し
ないときに該受信パケットを廃棄する手段と、を備える
ことを特徴とする。
【0034】また、相手局との間でパケット交換するパ
ケット交換局において、コネクション識別情報を記憶す
る記憶手段と、該コネクション識別情報を前記相手局か
ら受信したパケットから抽出する手段と、該受信して抽
出したコネクション識別情報を前記記憶手段に記憶させ
る手段と、前記コネクション識別情報を前記相手局に送
信する送信パケットに挿入する手段と、データ転送が一
定時間行われないと、前記相手局に監視パケットを送信
する手段と、該相手局に送信した監視パケットに対する
監視パケットを相手局から一定時間内に受信するか否か
を判定する手段と、前記相手局に送信した監視パケット
に対する監視パケットを相手局から一定時間内に受信し
ないと前記記憶手段から前記コネクション識別情報を削
除する手段と、受信パケットのコネクション識別情報が
前記記憶手段に記憶されているコネクション識別情報と
一致しないときに該受信パケットを廃棄する手段と、を
備えることを特徴とする。
【0035】さらに、本発明のパケット交換ネットワー
クシステムは、上記のいずれかのパケット交換局と下記
のパケット交換局とを備えることを特徴とする。
【0036】さらにまた、相手局との間でパケット交換
するパケット交換局において、前記相手局より受信した
パケットからコネクション識別情報を抽出する手段と、
該抽出したコネクション識別情報を前記相手局に送信す
る送信パケットに挿入する手段と、前記監視パケットを
受信すると前記一定時間内に該監視パケットに対する監
視パケットを返信する手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0038】まず、本発明のパケット交換システムにつ
いて、図9に示すシステム構成図を参照して説明する。
図9に示すように、ネットワーク固有の局識別子が割り
振られた複数のパケット交換局がLAN(Local Area N
etwork;ローカルエリアネットワーク)等によって互い
に相互接続されている。
【0039】パケット交換局は、コネクションの開設の
要求を行うクライアント側の局(以下、クライアント局
と称する)とクライアント局の開設要求を受信しコネク
ションを開設するサーバ側の局(以下、サーバ局と称す
る)とから構成されている。
【0040】パケットの送受信には、サーバ局とクライ
アント局とでコネクションを確立し、図1に示すパケッ
トフォーマットを使用する。パケットフォーマットは、
アプリケーションのデータを格納するデータ部にヘッダ
部を付加したものを用いている。
【0041】ヘッダ部は、分割したデータ(フレーム)
を送受する相対的な順番を表すシーケンス番号を格納す
るシーケンス番号部と、次に受信を期待するシーケンス
番号を格納する受信確認番号部と、送信局の局識別子を
格納する送信局識別子部と、受信局の局識別子を格納す
る受信局識別子部と、後述のACK(acknowledge)ビッ
ト、SYN(synchronous)ビット、FIN(finish)ビッ
ト、RST(reset)ビットを定義する制御フィールドと
から構成される。
【0042】制御フィールド中のACKビットは、受信
確認番号有効フラグである。SYNビットは、シーケン
ス番号有効フラグであり、SYNビットがOFFの時
は、ヘッダ部のシーケンス番号部にパケットの相対的な
順番が格納され、SYNビットがONの時にシーケンス
番号の初期値が格納される。FINビットは、コネクシ
ョンの解放を指示するフラグであり、RSTビットは、
コネクションのリセットを指示するビットである。
【0043】次に、図2乃至図6のフローチャートを参
照して、本実施の形態の全体の動作について説明する。
まず、図2を参照してコネクションを確立する手順から
説明する。クライアント局のシーケンス番号の初期値を
iとし、サーバ局のシーケンス番号の初期値をj、コネ
クト番号をlとする。
【0044】コネクションを確立するには、まず、クラ
イアント局は、クライアント局のシーケンス番号の初期
値iをシーケンス番号部に格納したコネクション確立パ
ケット(SYN=ON)21を送信する。
【0045】コネクション確立パケット21を受信した
サーバ局は、コネクションを区別するためのコネクト番
号lをコネクト番号部に格納し、受信確認番号である
(i+1)を受信確認番号部に格納し、サーバ局のシー
ケンス番号の初期値jをシーケンス番号部に格納したコ
ネクション確認パケット(ACK=ON、SYN=O
N)22を送信する。以上のパケットの送受信によっ
て、クライアント部とサーバ部とのコネクションが確立
する。
【0046】そして、コネクション確認パケット22を
受信したクライアント局は、コネクト番号lを現在のコ
ネクト確立中のコネクションの識別番号としてメモリに
保存する。また、クライアント局は、コネクション確認
パケット22のコネクト番号lをコネクト番号部に格納
し、サーバ局の受信確認番号(j+1)を受信確認番号
部に格納した受信確認パケット(ACK=ON)23を
送信する。さらに、コネクション確認パケット22を受
信したサーバ局は、コネクションが確立されたとしてコ
ネクト番号lをメモリに保存する。
【0047】次に、データを転送する手順について,図
3を参照して説明する。クライアント局が送信するデー
タパケットのシーケンス番号を(i+1)、クライアン
ト局とサーバ局とに確立されたコネクションのコネクト
番号をlとする。
【0048】データを転送する手順は、クライアント局
がアプリケーションのデータに、シーケンス番号(i+
1)をシーケンス番号部に格納し、コネクト番号lをコ
ネクト番号部に格納したヘッダ部を付加したデータパケ
ット31を送信する。データパケット31を受信したサ
ーバ局は、メモリしたコネクト番号lとデータパケット
31のコネクト番号lとが一致することを確認した後、
コネクト番号lをコネクト番号部に格納し、受信確認番
号(i+2)を受信確認番号部に格納した受信確認パケ
ット(ACK=ON)32をクライアント局に送信す
る。
【0049】受信確認パケット32を受信したクライア
ント局は、メモリに保存してあるコネクト番号lと受信
確認パケット32のコネクト番号lとが一致することを
確認した後、受信確認パケット32の受信確認番号(i
+2)から、シーケンス番号(i+1)のパケットが正
常にサーバ局に送信されたことを認識する。そして、次
に送信するデータパケット33のシーケンス番号部にシ
ーケンス番号(i+2)を格納したデータパケット33
を送信することによりデータ転送を行う。
【0050】次にコネクションを解放する手順について
図4を参照して詳細に説明する。クライアント局の解放
指示パケットのシーケンス番号を(i+4)、サーバ局
の解放指示パケットを(j+1)、クライアント局とサ
ーバ局との間で確立中のコネクト番号をlとする。
【0051】コネクションを解放するには、クライアン
ト局は、シーケンス番号(i+4)をシーケンス番号部
に格納し、コネクト番号lをコネクト番号部に格納した
ヘッダ部を付加した解放指示パケット(FIN=ON)
41を送信する。解放指示パケット41を受信したサー
バ局は、メモリしたコネクト番号lとデータパケットの
コネクト番号lとが一致することを確認した後、コネク
ト番号lをコネクト番号部に格納し、受信確認番号(i
+5)を受信確認番号に格納した受信確認パケット(A
CK=ON)42を送信する。
【0052】以上の手順により、クライアント局からサ
ーバ局への解放情報の送信と、サーバ局からクライアン
ト局への解放情報の受信確認が行われたことになる。
【0053】さらに、サーバ局は、シーケンス番号(j
+1)をシーケンス番号部に格納した解放指示パケット
(FIN=ON)43を送信する。解放指示パケット4
3を受信したクライアント局は、受信確認番号(j+
2)を受信確認番号部に格納した受信確認パケット(A
CK=ON)44を送信する。以上の手順により、サー
バ局からクライアント局への解放情報の送信と、クライ
アント局からサーバ局への解放情報の受信確認が行われ
たことになる。
【0054】サーバ局は受信確認パケット44を受信し
た後、コネクションを解放し(45)、クライアント局
は、受信確認パケット44を送信した後、(MSL×
2)経過した後にコネクションを解放する(46)。
【0055】次に監視パケット(RR;Reserve Read
y)を送受信する手順について、図5を参照して説明す
る。監視パケットを送受信するには、クライアント局と
サーバ局とで、コネクションを確立した後、ある一定時
間データを送受信しない場合に、クライアント局とサー
バ局との双方は、監視パケット(RR=ON)51、5
2を一定時間間隔で送信する。
【0056】クライアント局とサーバ局とは共に、監視
パケットを受信するまでの時間を測定し、一定時間が経
過しても、相手の局から送信された監視パケット51、
52を受信できない場合に、コネクションに障害が発生
したと認識し(53,54)、障害が発生したコネクシ
ョンにつけられたコネクト番号をメモリから削除する。
そして、メモリに保存されたコネクト番号以外のコネク
ト番号をヘッダ部に備えるパケットを受信した場合には
そのパケットを廃棄する。
【0057】次にコネクションに発生した障害の復旧手
順について、図6を参照して説明する。障害前にコネク
トしていたコネクションのコネクト番号をlとし、障害
後にコネクトしたコネクションのコネクト番号をjと
し、障害後のクライアント局のシーケンス番号の初期値
をm、サーバ局のシーケンス番号の初期値をnとする。
【0058】まず、ネットワーク上に障害がない時に
は、クライアント局は、自局のシーケンス番号の初期値
をシーケンス番号部に格納したコネクション確立パケッ
ト21を送信する。コネクション確立パケット21を受
信したサーバ局は、コネクト番号lをコネクト番号部に
格納し、受信確認番号を受信確認番号部に格納し、自局
のシーケンス番号の初期値をシーケンス番号部に格納し
たコネクション確認パケット22を送信する。
【0059】クライアント局は、コネクト番号lを現在
のコネクト確立中のコネクションの識別番号としてメモ
リに保存する。そして、データパケットの転送が一定の
時間に行われない場合には、サーバ局とクライアント局
とは共に、監視パケット51、52を送信する。
【0060】サーバ局とクライアント局とで接続したコ
ネクションに障害が発生した場合、サーバ局とクライア
ント局とは共に、相手局から監視パケット51、52を
所定の時間内に受信できないため、ネットワーク上など
に障害が発生したと認識する(61,62)。そのた
め、そのコネクションのコネクト番号lをメモリから削
除する。
【0061】また、クライアント局にクラッシュ等の障
害が発生した場合には、サーバ局はクライアント局から
送信される監視パケット63を所定の時間内に受信でき
ないため、コネクション又はクライアント局に障害が発
生したと認識し、メモリからコネクト番号をlを削除す
る。クライアント局も、障害から復旧した後に、障害前
のそのコネクションのコネクト番号をメモリから削除す
る。
【0062】また、コネクト番号lを備えた監視パケッ
ト63,64は、いずれの局にも受信されずにネットワ
ーク上に滞留する。サーバ局又はクライアント局は、コ
ネクションが障害から復旧した後に、滞留したデータパ
ケットを受信した場合には、受信したデータパケットの
ヘッダ部のコネクト番号がメモリに存在しないため、そ
のデータパケットを廃棄する(65,66)。
【0063】クライアント局は、次のデータパケットを
転送するために、シーケンス番号の初期値をmとしたコ
ネクション確立パケット67をサーバ局に送信する。コ
ネクション確立パケット67を受信したサーバ局は、障
害が発生したコネクションのコネクト番号lと異なるコ
ネクト番号jをヘッダ部に持つコネクション確認パケッ
ト68を送信する。
【0064】コネクション確認パケット68を受信した
クライアント局は、障害が発生したコネクションのコネ
クト番号lと異なるコネクション確認パケット68のコ
ネクト番号jをメモリに保存し、そのコネクト番号jを
コネクト番号部に備える受信確認パケット69を送信す
る。
【0065】受信確認パケット69を受信したサーバ局
は、ヘッダ部のコネクト番号jをメモリに保存する。滞
留パケットが、ネットワーク上に存在するにも拘わら
ず、新たなコネクションを確立し、次のデータ転送をす
ることが可能となる。
【0066】
【実施例】次に、本発明の実施例について、図7、図8
を参照して詳細に説明する。図7は、本発明の実施例の
手順を示すシーケンス図である。図8は、本発明のパケ
ット交換システムを実現するパケット交換局のパケット
転送の状態遷移図の一例を示した図である。
【0067】その遷移を起こすイベントを横棒の上に、
その遷移に伴って起こる動作を横棒の下側に示してい
る。遷移によって動作を起こす必要がないものについて
は、横棒を省略してイベントのみを示している。
【0068】クライアント局のシーケンス番号の初期値
を「100」とし、サーバ局のシーケンス番号の初期値
を「300」とし、最初のコネクト番号を「10」とす
る。データパケットがネットワーク上に「10秒間」転
送されない場合に監視パケットを送信するとし、監視パ
ケットのサーバ局とクライアント局との送信間隔を「1
0秒」とし、監視パケットの受信タイムアウト時間を
「15秒」とする。
【0069】クライアント局は、自局のシーケンス初期
番号「100」をシーケンス番号に格納したコネクショ
ン確立パケット(SYN=ON)701を送信(82
1)し、コネクションされていない状態(801)か
ら、コネクション確立パケット送信状態(802)に遷
移する。
【0070】コネクション確立パケット701を受信し
たサーバ局は、コネクト番号「10」をコネクト番号部
に格納し、受信確認番号「101」を受信確認番号部に
格納し、自局のシーケンス番号の初期値「300」をシ
ーケンス番号部に格納したコネクション確認パケット
(ACK=ON、SYN=ON)702を送信(82
2)し、コネクションされていない状態(801)か
ら、コネクション確立パケット701の受信状態(80
7)に遷移する。
【0071】コネクション確認パケット702を受信し
たクライアント局は、コネクション確認パケット702
のコネクト番号「10」を、確立したコネクションの識
別番号としてメモリに保存する。そして、クライアント
局は、受信確認番号部に受信確認番号「301」を格納
し、コネクト番号部にコネクト番号「10」を格納した
受信確認パケット(ACK=ON)703を送信(82
3)し、コネクション確立パケット701送信状態(8
02)から、データパケット転送状態(813)に遷移
し、データパケットの監視時間を「10秒」に設定す
る。
【0072】そして、データパケットを送信し(82
5)、データパケット送信状態(812)に遷移する
と、データパケットの監視時間をリセットし、受信確認
パケットを受信すると(826)、データ転送状態に遷
移する(813)。
【0073】受信確認パケットを受信(824)したサ
ーバ局は、ヘッダ部のコネクト番号の「10」をコネク
ション確立後のコネクト番号としてメモリに保存し、デ
ータ転送状態に遷移し(813)、データパケットの監
視時間を「10秒」に設定する。また、サーバ局は、デ
ータパケットを受信した場合(827)、データパケッ
ト受信状態(803)に遷移し、データパケットの監視
時間をリセットする。そして、受信確認パケットを送信
し(828)、データ転送状態(813)に遷移する。
【0074】サーバ局とクライアント局とが共に、デー
タ転送状態(813)にあるときに、データパケットの
監視時間がタイムアウトすると(829)、データパケ
ットの監視時間タイムアウト状態(811)に遷移し、
データパケットの監視時間をリセットする。そして、サ
ーバ局とクライアント局とは、ヘッダ部のコネクト番号
に「10」を代入した監視パケット(RR=ON)70
4、705を送信する。
【0075】監視パケット704、705をクライアン
ト局とサーバ局とが受信すると(830)、監視パケッ
ト704、705の受信状態(804)に遷移し、監視
パケット704、705の受信時間が起動していればリ
セットし、起動してなければ、「15秒」の設定をした
監視パケット704、705の受信タイマを起動し、デ
ータ転送状態(813)に遷移する。
【0076】上記の手順により、コネクト確立終了後、
「10秒後」までにデータ転送が行われないと、サーバ
局とクライアント局とは共に、ヘッダ部のコネクト番号
に「10」を格納した監視パケット(RR=ON)70
4,705を「10秒」間隔で送信する。
【0077】また監視パケット704、705を受信し
た後、次の監視パケットを受信するまでの間隔は、「1
5秒」以内であり、監視パケット704、705のヘッ
ダ部のコネクト番号である「10」とメモリのコネクト
完了のコネクト番号「10」とが一致していることか
ら、サーバ局とクライアント局との間の回線状態および
クライアント局が正常であることをサーバ局は認識す
る。
【0078】コネクションを解放するときには、解放指
示パケットを受信すると、データ転送状態(813)か
ら解放指示パケット送信待ち状態(805)に遷移し、
受信確認パケットを送信する。そして、解放指示パケッ
トを送信すると、受信確認パケット受信待ち状態2(8
06)に遷移する。その後、受信確認パケットを受信す
ると、未コネクション状態(801)に遷移する。
【0079】一方、解放指示パケットが送信されると、
データ転送状態(813)から受信確認パケット受信待
ち状態1(810)に遷移する。そして、受信確認パケ
ットを受信すると、解放指示パケット受信待ち状態(8
09)に遷移する。この状態で解放指示パケットを受信
すると、メモリしたコネクト番号「10」とデータパケ
ットのコネクト番号「10」とが一致することを確認し
た後、コネクト番号「10」と受信確認番号とを格納し
た受信確認パケット(ACK=ON)を送信する。そし
て、時間待ち状態(808)に遷移し、未コネクション
状態(801)となる。
【0080】サーバ局とクライアント局との間で回線障
害が発生した場合、監視パケット704、705の受信
時間のタイムアウトが発生し(710、701、83
1)、コネクションされていない状態に遷移し、サーバ
局とクライアント局とは共に、サーバ局とクライアント
局との間で回線障害が発生したと認識し、それぞれのコ
ネクションのコネクト番号を保存しているメモリからコ
ネクト番号「10」を削除する。
【0081】サーバ局とクライアント局との間で回線障
害が復旧した後に、コネクト確立中に、サーバ局とクラ
イアント局との間で回線障害が生ずる前のコネクト番号
部のコネクト番号「10」であるパケットが受信され
る。受信したパケットのコネクト番号「10」は、コネ
クト確立後のコネクト番号を保存したメモリに存在しな
いため、受信した監視パケット706を廃棄する。
【0082】クライアント局は、次のデータ転送を行う
ため、新たにコネクションの確立を行い、自局のシーケ
ンス番号の初期値「200」を格納したコネクション確
立パケット(SYN=ON)707を送信する。コネク
ション確立パケット707を受信したサーバ局は、コネ
クションを区別するための新たなコネクト番号「20」
と、受信確認番号201と、サーバ局側のシーケンス番
号の初期値「400」とをヘッダ部に格納したコネクシ
ョン確認パケット(ACK=ON、SYN=ON)70
8を送信する。
【0083】クライアント局は、パケットのコネクト番
号部のコネクト番号「20」を現在のコネクト確立中の
コネクションとしてメモリに保存する。そして、クライ
アント局は、受信確認番号部に受信確認番号401、コ
ネクト番号部にコネクト番号20を格納した受信確認パ
ケット(ACK=ON)709を送信する。受信確認パ
ケット709を受信したサーバ局は、コネクト番号20
をコネクト確立後のコネクト番号としてメモリに保存す
る。
【0084】上記のように、データ転送以前にサーバ局
とクライアント局との間に回線障害が生じた場合にも、
回線障害の発生を両局で認識でき、新たなコネクション
の確立を早期に行うことができる。
【0085】
【発明の効果】本発明によると、コネクションなどを監
視する監視パケットを送受信する。そのため、コネクシ
ョン確立後に、サーバとクライアント局との間で回線障
害などが生じた場合にも、両局間において両局間でデー
タ転送を行う前に、回線障害などを認識できる。よっ
て、早期に新たなコネクションを両局間で確立すること
ができる。
【0086】又、本発明によると、回線障害などが生じ
たときには、両局間ともに回線障害が発生したことなど
とネットワーク上に滞留パケットが存在するということ
を認識できる。そして、滞留パケットがネットワーク上
に存在する場合に、滞留パケットを廃棄する。そのた
め、回線障害などが発生した後すぐに、両局間でコネク
ションを再確立することができ、回線障害などからの復
旧効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるパケットフォーマット
を示す図である。
【図2】本発明の実施形態によるコネクションの確立の
手順のシーケンス図である。
【図3】本発明の実施形態によるデータ転送の手順のシ
ーケンス図である。
【図4】本発明の実施形態によるコネクションの解放の
手順のシーケンス図である。
【図5】本発明の実施形態による監視パケットを送受信
する手順と障害認識の手順のシーケンス図である。
【図6】本発明の実施形態による障害後の復旧手順のシ
ーケンス図である。
【図7】本発明の実施例の手順を示すシーケンス図であ
る。
【図8】本発明の実施例の状態遷移図である。
【図9】パケット交換ネットワークシステムのブロック
図である。
【図10】従来例のパケットフォーマットを示す図であ
る。
【図11】従来例のコネクションの確立の手順のシーケ
ンス図である。
【図12】従来例のデータ転送の手順のシーケンス図で
ある。
【図13】従来例のコネクションの解放の手順のシーケ
ンス図である。
【図14】従来例の滞留パケット発生時の復旧の手順を
示すシーケンス図である。
【符号の説明】
111 コネクション確立パケット 112 コネクション確認パケット 113 受信確認パケット 121 データパケット 122 受信確認パケット 131 解放指示パケット 132、134 受信確認パケット 133 解放指示パケット 141 データパケット 142、153 コネクション確立パケット 143、147、150、151 受信確認パケット 146、149 解放指示パケット 148、152 コネクションの解放 21 コネクション確立パケット 22 コネクション確認パケット 23 受信確認パケット 31 データパケット 32 受信確認パケット 41、43 解放指示パケット 42、44 受信確認パケット 45、46 コネクションの解放 51、52 監視パケット 53、54 監視パケット受信タイムアウト 63、64 監視パケット 61、62 監視パケット受信タイムアウト 65、66 パケット廃棄 67 コネクション確立パケット 68 コネクション確認パケット 69 受信確認パケット 701、707 コネクション確立パケット 703、709 受信確認パケット 702、708 コネクション確認パケット 704、705、706 監視パケット 710,711 監視パケットタイムアウト 801 未コネクション状態 802 コネクション確立パケット送信状態 803 データパケット受信状態 804 監視パケット受信状態 805 解放指示パケット送信待ち状態 806 受信確認パケット受信待ち状態2 807 コネクション確立パケット受信状態 808 時間待ち状態 809 解放指示パケット受信待ち状態 810 受信確認パケット受信待ち状態1 811 データパケット監視タイムアウト状態 812 データパケット送信状態 813 データ転送状態 821 未コネクション状態からコネクション確立パケ
ット送信状態に遷移するイベント 822 未コネクション状態からコネクション確立パケ
ット受信状態に遷移するイベントと動作 823 コネクション確立パケット送信状態からデータ
転送状態に遷移するイベントと動作 824 コネクション確立パケット受信状態からデータ
転送状態に遷移するイベント 825 データ転送状態からデータパケット送信状態に
遷移するイベント 826 データパケット送信状態からデータ転送状態に
遷移するイベント 827 データ転送状態からデータパケット受信状態に
遷移するイベント 828 データパケット受信状態からデータ転送状態に
遷移するイベント 829 データ転送状態からデータパケット監視タイム
アウト状態に遷移するイベント 830 データ転送状態から監視パケット受信状態に遷
移するイベント 831 データ転送状態から未コネクション状態に遷移
するイベント

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手局との間でパケット交換するパケッ
    ト交換局において、 コネクション識別情報を記憶する記憶手段と、 コネクションが確立すると、前記コネクション識別情報
    を生成する手段と、 該生成されたコネクション識別情報を前記記憶手段に記
    憶させる手段と、 前記コネクション識別情報を前記相手局に送信する送信
    パケットに挿入する手段と、 データ転送が一定時間行われないと、前記相手局に監視
    パケットを送信する手段と、 該相手局に送信した監視パケットに対する監視パケット
    を前記相手局から一定時間内に受信するか否かを判定す
    る手段と、 前記相手局に送信した監視パケットに対する監視パケッ
    トを前記相手局から一定時間内に受信しないと前記記憶
    手段から前記コネクション識別情報を削除する手段と、 受信パケットのコネクション識別情報が前記記憶手段に
    記憶されているコネクション識別情報と一致しないとき
    に該受信パケットを廃棄する手段と、 を備えることを特徴とするパケット交換局。
  2. 【請求項2】 相手局との間でパケット交換するパケッ
    ト交換局において、コネクション識別情報を記憶する記
    憶手段と、 該コネクション識別情報を前記相手局から受信した受信
    パケットから抽出する手段と、 該受信して抽出したコネクション識別情報を前記記憶手
    段に記憶させる手段と、 前記コネクション識別情報を前記相手局に送信する送信
    パケットに挿入する手段と、 データ転送が一定時間行われないと、前記相手局に監視
    パケットを送信する手段と、 該相手局に送信した監視パケットに対する監視パケット
    を相手局から一定時間内に受信するか否かを判定する手
    段と、 前記相手局に送信した監視パケットに対する監視パケッ
    トを相手局から一定時間内に受信しないと前記記憶手段
    から前記コネクション識別情報を削除する手段と、 受信パケットのコネクション識別情報が前記記憶手段に
    記憶されているコネクション識別情報と一致しないとき
    に該受信パケットを廃棄する手段と、 を備えることを特徴とするパケット交換局。
  3. 【請求項3】 相手局との間でパケット交換するパケッ
    ト交換局において、前記相手局より受信したパケットか
    らコネクション識別情報を抽出する手段と、 該抽出したコネクション識別情報を前記相手局に送信す
    る送信パケットに挿入する手段と、 前記監視パケットを受信すると一定時間内に該監視パケ
    ットに対する監視パケットを返信する手段と、 を備えることを特徴とするパケット交換局。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載のパケット交換局
    と請求項3に記載のパケット交換局とを備えることを特
    徴とするパケット交換ネットワークシステム。
  5. 【請求項5】 各々のパケット交換局にネットワーク内
    で固有の識別子が割り当てられていて、 各パケット交換局は自局の識別子と相手局の識別子を前
    記送信パケットに付加する手段をさらに備えることを特
    徴とする請求項4に記載のパケット交換ネットワークシ
    ステム。
  6. 【請求項6】 シーケンス番号を前記送信パケットに挿
    入する手段を更に有することを特徴とする請求項4又は
    5に記載のパケット交換ネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 受信確認番号を前記送信パケットに挿入
    する手段を更に有することを特徴とする請求項4乃至6
    のいずれか1項に記載のパケット交換ネットワークシス
    テム。
  8. 【請求項8】 制御ビット群を前記送信パケットに挿入
    する手段を更に有することを特徴とする請求項4乃至7
    のいずれか1項に記載のパケット交換ネットワークシス
    テム。
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