JP2010287493A - 車輌用前照灯 - Google Patents

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Kazutaka Kosugi
一貴 小杉
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Abstract


【課題】 車輌の歩行者との衝突時における歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージの軽減を図る。
【解決手段】 ランプハウジング2と該ランプハウジングの前面開口を閉塞するカバー3とによって灯具外筐4が構成され灯具外筐の内部に光源11aを有するランプユニット9が配置され、光源から出射された光を投影するレンズ部15と該レンズ部の外周から張り出されたフランジ部16とから成る投影レンズ13と、投影レンズのフランジ部が取り付けられて投影レンズを保持するレンズホルダー14とを設け、投影レンズのフランジ部に前方又は後方に開口された切欠部16aを形成した。
【選択図】 図3

Description

本発明は車輌用前照灯に関する。詳しくは、投影レンズのフランジ部に切欠部を形成して車輌の歩行者との衝突時における歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージの軽減を図る技術分野に関する。
車輌用前照灯には、カバーとランプハウジングによって形成された灯具外筐の内部に、光源を有するランプユニットが配置されたものがある。ランプユニットにおいては、光源から出射された光が投影レンズに入射され該投影レンズによって前方へ投影されて照射される。
このような車輌用前照灯においては、万が一、車輌が歩行者に衝突したときに、歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージを軽減する必要がある。
そこで、従来の車輌用前照灯には、ランプハウジングを車体に取り付けるための取付部(取付用ブラケット)に脆弱部を設け、衝突時に衝撃により脆弱部が破断又は屈曲されるようにして歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージの軽減を図るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、別の従来の車輌用前照灯には、ランプハウジングとカバーの結合部であるシール溝に脆弱部を設け、衝突時に衝撃により脆弱部が破断又は屈曲されるようにして歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージの軽減を図るようにしたものがある(例えば、特許文献2参照)。
2006−27488号公報 2007−15453号公報
上記した従来の車輌用前照灯にあっては、車輌の歩行者に対する衝突時に、ランプハウジングを車体に取り付けるための取付部又はランプハウジングとカバーの結合部であるシール溝に設けられた脆弱部が破断又は屈曲することにより、歩行者に対するダメージの軽減を図るようにしている。
ところが、車輌が歩行者に衝突し歩行者が車輌用前照灯に接触したときには、先ず、カバーが歩行者に接触するため、カバーが変形又は破壊され、続いて、歩行者が灯具外筐の内部に配置された剛性の高い構造物、即ち、ランプユニットに接触する可能性が高い。
従って、従来の車輌用前照灯において、取付部やシール溝に設けられた脆弱部が破断又は屈曲する前に歩行者がランプユニットに接触したり、或いは、取付部やシール溝に設けられた脆弱部が破断又は屈曲しても歩行者がランプユニットに接触した場合には、歩行者に対して大きなダメージが付与されてしまう。
そこで、本発明車輌用前照灯は、車輌の歩行者との衝突時における歩行者に対する衝撃の緩和によるダメージの軽減を図ることを課題とする。
車輌用前照灯は、上記した課題を解決するために、光源から出射された光を投影するレンズ部と該レンズ部の外周から張り出されたフランジ部とから成る投影レンズと、前記投影レンズのフランジ部が取り付けられて前記投影レンズを保持するレンズホルダーとを設け、前記投影レンズのフランジ部に前方又は後方に開口された切欠部を形成したものである。
従って、車輌用前照灯にあっては、車輌が歩行者に衝突し歩行者が車輌用前照灯に接触した場合に、投影レンズのフランジ部が破断しレンズ部がフランジ部から分離される。
本発明車輌用前照灯は、ランプハウジングと該ランプハウジングの前面開口を閉塞するカバーとによって灯具外筐が構成され前記灯具外筐の内部に光源を有するランプユニットが配置された車輌用前照灯であって、前記光源から出射された光を投影するレンズ部と該レンズ部の外周から張り出されたフランジ部とから成る投影レンズと、前記投影レンズのフランジ部が取り付けられて前記投影レンズを保持するレンズホルダーとを備え、前記投影レンズのフランジ部に前方又は後方に開口された切欠部を形成したことを特徴とする。
従って、歩行者が車輌用前照灯に接触したときに、投影レンズのフランジ部が衝撃によって破断されてレンズ部がフランジ部から分離され、歩行者に対する衝撃が緩和され、歩行者に対するダメージを軽減することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記切欠部を断面形状がV字の溝状に形成したので、切欠部の形成が容易であり、コストの高騰を来たすことなく、歩行者に対するダメージの軽減を図ることができる。
以下に、本発明車輌用前照灯を実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
車輌用前照灯1は、車体の前端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用前照灯1は、図1に示すように、前方に開口された凹部を有するランプハウジング2と該ランプハウジング2の開口面を閉塞するカバー3とを備え、ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成されている。灯具外筐4の内部空間は灯室5として形成されている。
灯室5にはブラケット6が配置されている。ブラケット6は前後方向を向くベース面部7と該ベース面部7から前方へ突出された取付突部8とを有している。
ベース面部7の上下両端部には被支持部7a、7a、7aが設けられている(図1には二つの被支持部7a、7aのみを示す。)。ベース面部7には後方へ突出された複数の放熱フィン7b、7b、・・・が上下に離隔して設けられている。
ブラケット6にはランプユニット9が取り付けられている。ランプユニット9は連結部材10と光源ユニット11とリフレクター12と投影レンズ13とレンズホルダー14を有している。
連結部材10はブラケット6における取付突部8の前面に取り付けられたシェード10aと該シェード10aから前方へ突出された連結用突部10bとを有している。
光源ユニット11はブラケット6における取付突部8の上面に搭載されている。光源ユニット11は回路基板や光源11a等によって構成され、光源11aとしては、例えば、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が用いられている。
リフレクター12はブラケット6における取付突部8の後端部に取り付けられている。リフレクター12は光源11aから出射された光を反射して投影レンズ13に導く反射部材として機能する。
投影レンズ13は光源11aから出射された光を投影するレンズ部15と該レンズ部15の外周から張り出されたフランジ部16とが一体に形成されて成る。フランジ部16には前方に開口された切欠部16aが形成されている(図2参照)。切欠部16aは、例えば、周方向に延び断面形状がV字の溝状に形成されている。
投影レンズ13のフランジ部16のうち切欠部16aが形成された部分は切欠部16aによって他の部分より剛性が低くされており、大きな衝撃が付与されたときに破断可能な状態とされている。
レンズホルダー14は前端部が内側へ折り曲げられて形成されている。レンズホルダー14の前端部にはフランジ部16が取り付けられ、レンズホルダー14によって投影レンズ13が保持されている。
ブラケット6は光軸調整機構17を介してランプハウジング2に水平方向及び垂直方向に傾動可能に支持されている(図1参照)。従って、ブラケット6に取り付けられたランプユニット9はブラケット6と一体となってランプハウジング2に対して水平方向及び垂直方向に傾動される。
光軸調整機構17はエイミングスクリュー18、18(図1に一方のエイミングスクリュー18のみを示す。)とレベリングアクチュエーター19を有している。
エイミングスクリュー18、18は灯室5の上部において左右に離隔して位置され、回転操作部20、20と該回転操作部20、20からそれぞれ前方へ突出された軸部21、21とから成り、該軸部21、21の前端部が螺軸部21a、21aとして設けられている。
エイミングスクリュー18、18は回転操作部20、20がそれぞれランプハウジング2の後端部に回転自在に支持され、螺軸部21a、21aがそれぞれブラケット6の上側の被支持部7a、7aに螺合されている。
レベリングアクチュエーター19は駆動部22と該駆動部22から前方へ突出された軸部23とから成り、該軸部23の前端部が螺軸部23aとして設けられている。レベリングアクチュエーター19は螺軸部23aがブラケット6の下側の被支持部7aに螺合されている。
車輌用灯具1において、回転操作部20が図示しないドライバー等の治具によって操作されて被支持部7aに連結されたエイミングスクリュー18が回転されると、その回転方向に応じた方向へ他の被支持部7a、7aを支点としてブラケット6及びランプユニット9が傾動され、ランプユニット9の光軸調整(エイミング調整)が行われる。
また、駆動部22の駆動力によって被支持部7aに連結された軸部23が回転されると、その回転方向に応じた方向へ他の被支持部7a、7aを支点としてブラケット6及びランプユニット9が傾動され、ランプユニット9の光軸調整(レベリング調整)が行われる。
以上のように構成された車輌用前照灯1において、ランプユニット9の光源11aから光が出射されると、出射された光はリフレクター12で反射され投影レンズ13及びカバー3を透過されて前方へ照射される。
上記のように構成された車輌用前照灯1を有する車輌が、万が一、歩行者に衝突し歩行者が車輌用前照灯1に接触したときには、衝撃によってカバー3が変形又は破断され、切欠部16aが形成された投影レンズ13のフランジ部16が衝撃によって破断され、レンズ部15がフランジ部16から分離される(図3参照)。
従って、車輌の歩行者との衝突時に歩行者が投影レンズ13に接触した場合においても、歩行者に対する衝撃が緩和され、歩行者に対するダメージを軽減することができる。
また、投影レンズ13のフランジ部16に形成された切欠部16aは断面形状がV字の溝状にされているため、切欠部16aの形成が容易であり、コストの高騰を来たすことなく、歩行者に対するダメージの軽減を図ることができる。
さらに、切欠部16aをV字の溝状に形成することにより、V字の頂点に応力集中が生じるため、車輌の歩行者との衝突時にフランジ部16の破断を高い確率で発生させることができる。
尚、上記には、切欠部16aを周方向に延びる断面形状がV字の溝状に形成した例を示したが、切欠部16aの断面形状はV字状でなくてもよく、任意の形状に形成することが可能である。また、切欠部は周方向に所定の間隔で位置された複数の凹部によって構成されていてもよく、前方ではなく後方に開口された溝又は凹部であってもよい。
上記した発明を実施するための最良の形態において示した各部の形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものにすぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
図2及び図3と共に本発明車輌用前照灯の最良の形態を示すものであり、本図は、車輌用前照灯の概略断面図である。 投影レンズとレンズホルダーを示す拡大断面図である。 衝撃によりレンズ部がフランジ部から分離された状態を示す拡大断面図である。
1…車輌用前照灯、2…ランプハウジング、3…カバー、4…灯具外筐、9…ランプユニット、11a…光源、13…投影レンズ、14…レンズホルダー、15…レンズ部、16…フランジ部

Claims (2)

  1. ランプハウジングと該ランプハウジングの前面開口を閉塞するカバーとによって灯具外筐が構成され前記灯具外筐の内部に光源を有するランプユニットが配置された車輌用前照灯であって、
    前記光源から出射された光を投影するレンズ部と該レンズ部の外周から張り出されたフランジ部とから成る投影レンズと、
    前記投影レンズのフランジ部が取り付けられて前記投影レンズを保持するレンズホルダーとを備え、
    前記投影レンズのフランジ部に前方又は後方に開口された切欠部を形成した
    ことを特徴とする車輌用前照灯。
  2. 前記切欠部を断面形状がV字の溝状に形成した
    ことを特徴とする請求項1に記載の車輌用前照灯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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