JP2010286497A - 巻尺の回転ドラム停止装置 - Google Patents
巻尺の回転ドラム停止装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010286497A JP2010286497A JP2010176765A JP2010176765A JP2010286497A JP 2010286497 A JP2010286497 A JP 2010286497A JP 2010176765 A JP2010176765 A JP 2010176765A JP 2010176765 A JP2010176765 A JP 2010176765A JP 2010286497 A JP2010286497 A JP 2010286497A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- movable guide
- stopper
- rotating drum
- case body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Tape Measures (AREA)
Abstract
【解決手段】 巻尺ケース体外に取り付けた制御用の操作レバーと可動ガイドをそれぞれ分離して各々の支軸で接続し、これらを連結して操作レバーの制御によって可動ガイド及びストッパーを上下動制御操作する手段として、移動空間及び突設壁の形態を変え、コンパクトな巻尺ケース体にすることである。
【選択図】図1
Description
このように構成された従来のものは、ロッキングレバー14で制御すると連結片15の先端部がヒンジによって左右移動Aの運動が働きそのための移動空間Bを設ける必要がある。そして、移動空間Bを必要とするとテープ出入口であるスロット13の上面の外面部分を突設壁Cとして突出させねばならない。
(特許文献1参照)
また、上記同様な構造のものでストッパー部分がローラー状のものがある。
(特許文献2参照)
これらの副尺付き巻尺には、テープの出入口部分に着脱式の内寸測定用治具付き副尺体が装着され総全体の長さ寸法が100mmとして製作が限定されている。
テープ出入口部に副尺体を装着した場合、副尺体の上面部分にケース体の外壁面で覆いかぶせたのでは、バーニヤ目盛りの数値が上面及び側面方向から見えなくなる問題点がある。
前記操作レバーと可動ガイドをそれぞれ分離して各々の支軸で連結し、可動ガイドの移動方向を上下動の可動可能にする。
二例は、ストッパーを引き出されたテープの上面と、回転ドラムの両側のドラムの外周縁外周面との間に挟みこんでストッパーを両ドラム外周縁外周面に接触させ、回転ドラムを固定して停止させる方法である。
上記の構成による巻尺の回転ドラム停止装置を用いると一般用巻尺のほかに、内寸測定用副尺付き巻尺用として用いることができる。
実施例3の図5に基づく構成による巻尺の回転ドラム停止装置を用いると、移動空間Bが微少でよく、全てに用を成すことができる。
本発明は、一般用巻尺に用いるほか、内寸測定用冶具付き及び副尺付き巻尺に用いられるようになるため用途が多様で便利になる。
回転ドラム11の外周囲の両側をドラム外周縁外周面9として巻尺ケース体1の外面部2で覆われている。
軸支された可動ガイド6の先端部に回転自在なるタイヤ、又はローラー状のストッパー7を取り付けて挿入溝部8に挿入する。
ストッパー7は、引き出されたテープ10の上面と、回転ドラム11に巻き込まれたテープ10の裏側外周面12との間とする挿入溝部8に挟み込んで接触させ、回転ドラム11を固定し、回転停止させる。
ストッパー7が挿入溝部8に挟み込むことにより、ローラー状楔式の役目となり引き出されたテープ10と回転ドラム11を固定することができる。
傾斜状外壁面16にする理由は、100mmとして製作寸法の定まった内寸測定用副尺体18を装着可能にするためである。
従来の実施の形態図6で説明した移動空間B及び突設壁Cが邪魔になる理由がわかる。
尚、傾斜状外壁面16の形成は、内寸測定用副尺体18を装着可能にするためのものであって、一般用巻尺として用いる場合は、必ずしも傾斜状外壁面16の形成でなくとも良く、用途に用いて自在に形成すれば良い。
可動ガイド5は、回転ドラム11に巻き込まれたテープ10の巻き量に伴って左右の両ドラム外周縁外周面9,9の中央から挿入されて移動する。
図3〜図4で、上述の実施例1との相違する部分は、ストッパー7の構造及び回転ドラム11を停止させるための固定方法を変えたのみで、後は実施例1と同じである。
実施例1と相違するところは上記説明通りで、後はすべて同様であるから他の説明は省略する。
可動ガイド5及びストッパー7は常時、挿入溝部8に誘導させるための弾性体部材とするバネ14を可動ガイド5の付近に取り付けている。
このようにすると、移動空間Bが微少でよく、せいぜい2mm前後のスペースでも用を成すことができる。
移動空間Bの隙間は2〜3mm程度で充分であり、従来と比較にならないくらい微少で用を成すことができる。
2 外面部
3 操作レバー
4 支軸
5 可動ガイド
6 支軸
7 ストッパー
8 挿入溝部
9 外周縁外周面
10 テープ
11 回転ドラム
12 裏側外周面
13 上下動可動
14 バネ
15 テープ出入口
16 傾斜状外壁面
17 入り隅部
18 副尺体
19 空間領域
20 可動棒材
Claims (2)
- 巻尺ケース体内に渦巻きバネを装着した回転ドラムを軸支し、渦巻きバネによって巻尺テープが自動的に巻き込まれる巻尺において、巻尺ケース体の外面部に操作レバー用支軸で操作レバーを軸支し、前記操作レバーの一方に可動ガイド用支軸で可動ガイドを接続して連結し、前記可動ガイドの端部にストッパーを取付け、前記操作レバーによって前記可動ガイドを上下動制御操作と共に、前記ストッパーを挿入溝部に弾性体部材を用いて誘導し、前記ストッパーを引き出されたテープの上面と、外周面との間に挟みこんで回転ドラムを固定し、停止させることを特徴とした巻尺の回転ドラム停止装置。
- 巻尺ケース体のテープ出入口の上面位置とする外面部分を、傾斜状外壁面を形成し、テープ出入口から引き出されたテープの上面に空間領域を設けて前記空間領域に内寸測定用副尺体を装着することを特徴とした請求項1記載の巻尺の回転ドラム停止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010176765A JP2010286497A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻尺の回転ドラム停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010176765A JP2010286497A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻尺の回転ドラム停止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010286497A true JP2010286497A (ja) | 2010-12-24 |
Family
ID=43542269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010176765A Pending JP2010286497A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 巻尺の回転ドラム停止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010286497A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112011104520T5 (de) | 2010-12-22 | 2013-10-24 | Japan Aviation Electronics Industry, Ltd. | Stecker |
CN103954202A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-07-30 | 山东汇丰铸造科技股份有限公司 | 测量卷筒双档内侧面间距的一种工具 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59185601U (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-10 | 有限会社 四国度器 | 巻尺 |
JP2007536507A (ja) * | 2004-11-10 | 2007-12-13 | コメロン コーポレーション | ブレード自動吐出メカニズムを有する巻尺 |
JP2010066269A (ja) * | 2009-10-06 | 2010-03-25 | Takeshi Abe | 副尺付き巻尺。 |
-
2010
- 2010-07-20 JP JP2010176765A patent/JP2010286497A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59185601U (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-10 | 有限会社 四国度器 | 巻尺 |
JP2007536507A (ja) * | 2004-11-10 | 2007-12-13 | コメロン コーポレーション | ブレード自動吐出メカニズムを有する巻尺 |
JP2010066269A (ja) * | 2009-10-06 | 2010-03-25 | Takeshi Abe | 副尺付き巻尺。 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112011104520T5 (de) | 2010-12-22 | 2013-10-24 | Japan Aviation Electronics Industry, Ltd. | Stecker |
CN103954202A (zh) * | 2014-04-21 | 2014-07-30 | 山东汇丰铸造科技股份有限公司 | 测量卷筒双档内侧面间距的一种工具 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009271291A (ja) | 光ファイバ布線装置 | |
TWI678714B (zh) | 張力調整裝置及捲線裝置 | |
JP2008290872A (ja) | ワキシング装置 | |
JP2010286497A (ja) | 巻尺の回転ドラム停止装置 | |
JP2019146386A (ja) | ケーブル移動装置 | |
JP2019014086A5 (ja) | ||
JP5808855B2 (ja) | ヘッドクリーニング装置及びドライブ装置 | |
JP2011046522A (ja) | エレベータ巻上機のシーブ溝の摩耗測定装置 | |
JP5830825B2 (ja) | 環状同芯撚りコードの製造装置およびそれに用いるカセット | |
JP2004206818A (ja) | 磁気テープのテンション制御装置 | |
JP2006260721A (ja) | 光ディスク装置 | |
US4134142A (en) | Cassette tape player | |
DE602005006066D1 (de) | Nicht-umkehrende Kurzbandspule | |
JP2007132023A (ja) | ブラインドの障害停止装置 | |
JP2016202133A (ja) | 魚釣用スピニングリール | |
JP2005171486A (ja) | 車両スライド扉のパワースライド装置におけるテンション機構 | |
US4571655A (en) | Magnetic cassette with floating and auxiliary tensioning rollers | |
JP5743292B2 (ja) | 環状同芯撚りコードの製造装置それに用いるカセット | |
JP2013069383A (ja) | 巻き取りリールおよび磁気テープ装置 | |
JP3015326U (ja) | フイルムカセット | |
JP2007143728A (ja) | ローラポンプ | |
JP5025569B2 (ja) | リールの製造方法 | |
WO2018185856A1 (ja) | 巻取装置 | |
JP2020059569A (ja) | エレベータ用制動装置及びエレベータ | |
JP4091329B2 (ja) | 内視鏡の湾曲操作装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20100917 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100917 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20101104 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101116 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110301 |