JP2010284186A - 傘 - Google Patents

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JP2010284186A JP2009137834A JP2009137834A JP2010284186A JP 2010284186 A JP2010284186 A JP 2010284186A JP 2009137834 A JP2009137834 A JP 2009137834A JP 2009137834 A JP2009137834 A JP 2009137834A JP 2010284186 A JP2010284186 A JP 2010284186A
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正博 田中
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Abstract

【課題】中軸の取り替えを可能として、これにより様々なアレンジが可能な傘を提供することにある。
【解決手段】中棒2を少なくとも部分的に取り替え可能にすることにより、傘の中棒2に従来ないファッション性を持たせる。たとえば、中棒2を二以上の部分に分割し、これらを係止状態に維持し随意に係止状態を解除することが可能な固定手段により結合することにより交換可能とする。中棒2に加え石突12や手元10の少なくとも一部を交換可能とすることにより、さらにバラエティに富んだ傘構造が可能になる。
【選択図】図2

Description

本発明は、中棒を取り替え可能とした傘に関する。
通常の傘は、図1に示すように、中棒(柄)2、親骨4、受骨6、カバー(傘生地)8、手元(取手)10、石突12などからなる。中棒2は一方では手元10、他方では石突12と結合して傘の心棒を構成しており、受骨の集合した環状部(「下ろくろ」と呼ばれる)14が中棒上を摺動することにより傘の開閉が行われる。一般に中棒2には石突寄りと手元寄りにそれぞれ中棒内に陥入可能に設けられた突起が設けられ、傘の展開時には、下ろくろ14が石突寄りの突起(「上はじき」(16)と呼ばれる)に係止して展開状態を維持し、傘の閉鎖時には、下ろくろが手元寄りの突起(「下はじき」(18)と呼ばれる)に係止して閉鎖状態を維持する。いわゆるワンタッチ式の傘では上はじきがなくバネの付勢力により展開状態を維持する場合もある。
中棒は、通常の傘ではスチールやアルミ、カーボンなどからなる中空体または木製の棒であり、手元および石突に結合した一つ棒状部材である。また、折り畳み傘では折り畳み数に応じて複数部分からなりそれぞれが入れ子構造を取ることで折り畳みが実現できるが、この場合でも、各部分は互いに分離はできないように連結されている。すなわち、従来の傘では、単一部材からなるものであれ複数部材からなるものであれ、中棒は、傘の利用者が、その一部を随意に取り替え得る構造ではなかった。
このため、傘のデザインは、主としてカバー(傘生地)の模様や手元(取手)及び石突の形状に集中しており、中棒にデザイン的要素を組み込んだ傘はほとんど見られない。仮に中棒にデザイン的な工夫を加えたとしても、全体を木製にして木の風合を出したり、艶消塗装をして高級感を演出する程度であり、展開時には傘の利用者の手許から顔、頭部に接近して位置するにも関わらずファッション性に乏しい部材であった。
特許文献1(特開2002-315616)には、中棒を上下に分割可能とし、下部分を取り外し可能としたと思われる構造が記載されているが、この発明は、傘を車体に自立させるためのものであり、中棒を様々に取り替えて利用するものではない。
実開昭53−124071号公報
本発明の目的は、中軸の取り替えを可能として、これにより様々なアレンジが可能な傘を提供することにある。
本発明者は、中棒を少なくとも部分的に取り替え可能にすることにより、傘の中棒に従来ないファッション性を持たせ、本発明を完成するに至った。
従来の傘の構造を示す模式図。 本発明の第一の態様による傘の構造を示す模式図。 本発明の第一の態様による中棒の固定構造の一例を示す模式図。 本発明の第一の態様による中棒の固定構造の別の例を示す模式図。 本発明の第二の態様による中棒の固定構造の別の例を示す模式図。 本発明による石突の交換構造の例を示す模式図。 本発明による手元の交換構造の例を示す模式図。
以下、本発明の各態様について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、中棒の上部・下部などの表現を用いるが、ここでの上下とは傘を展開して使用する際の上下、すなわち、石突寄りを上、手元寄りを下とするものである。
本発明の第一の態様は、中棒が上下に分割可能であり、分割された各部が連結時に互いに固定できる結合手段を有するものである。
図2に中棒を2分割可能とした第一の例を示す。
この例では、中棒はその全長のほぼ中央で分割されており(図2A)、両者はそれぞれの端部にねじ切り部を有しており、それらが螺合することにより互いに固定される(図2B)。螺合部においては、一方が他方(図の例では下部分が上部分)より狭められた径を有しており、小径部分が大径部分に入り込んで固定されるため、両者を連結した固定した際、連結部分の上下の中棒の外表面は連続した円柱面を形成する。このため、連結部を有するにも関わらず下ろくろが円滑に中棒上を摺動可能であり、円滑した開閉操作が可能である。
なお、図では、上部の中棒(以下、上棒という)と下部の中棒(以下、下棒という)を無地の外観で同じように示しているが、実際に使用する際には、これらは異なるデザインや機能を有し得る。例えば、上棒と下棒とで、色や模様を変えることが可能である。例えば、上棒をある色T(例えば、白)とし、下棒はB1〜Bn(例えば、白、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫、黒、銀、金)のように色違いのものを複数用意することにより、利用者は傘を使用する場面に合わせたり、利用者の服装にコーディネイトして事実上、様々な組み合わせを楽しむことができる。色違いのほか、模様(例えば、水玉、小紋、平行線など)違いのものを揃えて変えることも可能である。もちろん、ここで挙げたデザインの変更例は例示であり、これ以外にもパステルカラーや蛍光色などの色調の変化を持たせたり、絵柄(例えば、キャラクター)を付与してもよい。
このようなデザインの付与は、金属や木材、セラミックなどの下地材料上に塗装などによって実現してもよいし、材料自体の色や模様として実現してもよい。
また、上棒及び/または下棒、特に下棒には様々な機能をもたせることもできる。たとえば、表面に蓄光材料を塗布したり、その一部を透光性材料で構成して内部に発光体(たとえば、LED)を内臓させれば、夜間など必要なときに発光させて照明手段として用いることができる。あるいは、内部に音源を内蔵して音楽やアラーム音などを発生させることも可能である。このような構成は、児童や女性、高齢者などが夜間、歩く際などの事故防止の防犯用として特に有用である。一般に傘は閉ざされて保管されるため、中棒に蓄光材料を塗布しても通常は必要なときに機能しないが、本発明によれば、中棒のみを日中、太陽光の下などに置いて十分に蓄光させて夜間に機能させることができる。
機能としては上記の例のほか、たとえば、消臭、芳香、防虫なども含まれる。従来の傘では中棒が固定されているため、このような機能を十分に果たしえないが、本発明では中棒を部分的に交換可能であるため、その内部に消臭剤、芳香剤、防虫剤などを内臓させ得る。また、これらの薬剤が消費されたり、効果が低下した際には容易に交換できるため、実用的に消臭、芳香、防虫などの機能を達成し得る。
図2では2分割の例を示したが、3分割以上も可能である。
また、図2では、上下の中棒を螺合させて固定する例を示したが、他の方法により上下を結合・固定してもよい。例えば、図3Aに示すように、下棒(下部の中棒)2aの端部小径部に、筒外に突出した突起24を設けるとともに、上棒(上部の中棒)2bの端部内面には切り欠きGを有する概ね輪状の突起(リブ)26を設けてもよい。この場合、下棒2aを、その突起が上部の中棒内突起26の切り欠き部Gを通るように上棒2b内に挿入し、しかる後、下棒2aを上棒2bに対して回転させることにより、下棒2a表面の前記突起24を上棒2b内面の前記突起26に係止させる(図3B)。下棒2aを、その突起が上棒2b内突起24の切り欠き部Gに達するまで上記と逆方向に回転させれば、上記係止状態を解除して、下棒2aを上棒2bから取り外すことができる。
このほか、2部材を着脱自在に固定する他の方法も用い得る。例えば、下棒の端部小径部に突起を設ける例では、図4Aに示すように、当該突起を中棒内に陥入可能な半円状の突起(リブ)34とし、上棒2bの端部内面には切り欠きを有しない概ね輪状の突起36を設けてもよい。突起34は、例えば、中棒内部に設けたバネ手段などにより中棒内部で支持されており、中棒に設けられたスリットを通して突出している。このため、突起34は、押圧を受けると中棒内部に陥入するが、押圧が低減または解除されると外部に突出する。この場合、下棒2aを、その突起34が上棒2b内突起の乗り越えるように上棒内に挿入することにより、下棒2a表面の前記突起34が上棒2b内面の前記突起36に係止する。突起34は半円状で筒外に付勢されているので、挿入端と係止部の位置をある程度以上離せば、十分に安定して係止状態を維持できる一方、比較的強めに下棒2aを引き抜くことにより係止状態を解除できる。また、係止状態をより確実にするため、突起をくさび状(従来の傘における下はじきの構造と類似するもの)とし、前記突起と連動した押下げ部を設けることにより係止状態を解除するようにしてもよい。その他、棒状ないし筒状の複数部材の係止・解除のための任意の手段を本発明に適用できる。
以上の説明では、中棒はその全長のほぼ中央で分割された例を示したが、上棒を短くして、実質的に上ろくろ(親骨を集合した環状部)20の一部としてもよい。
本発明の第二の態様は、中棒が、傘に固定された心棒(但し、心棒は中実な棒でなく中空な筒状部材でもよい)とその全部または一部を被覆する外筒からなる構造を有するものである。
図5に外筒が心棒の全長を覆う態様の概略を模式的に示す。
この例では、心棒は傘本体に固定された棒状または筒状部材であり、上ろくろ20に連結するとともに、上ろくろ20は心棒の固定部の周囲に概ね筒状の外筒受容部を有している。前記外筒はその内径が心棒の外径よりも大きく、このため、心棒を覆うことが可能である。その長さは任意に設定できるが、たとえば、心棒の外径は下ろくろの内径よりも小さく、前記外筒の外径は下ろくろの内径よりも小さくする。また、上ろくろの外筒受容部は外筒を受容可能な寸法を有する。従って、外筒内に心棒を挿入して行くと、外筒は、心棒の外表面と下ろくろの内面との間の隙間を通して上ろくろの外筒受容部に達し、これにより、心棒のほぼ全面を覆うことになる。外筒の固定は、前記の第一の態様と同様に、様々な手法で行うことが可能であり、たとえば、外筒受容部の内面環状の輪状突起を有するとともに外筒が突起を有していて、両者の係止により外筒が固定される構造でもよいし、外筒の取手側端部の内面と心棒とが螺合する構造でもよい。また、これらは両立可能な限りにおいて併用してもよい。あるいは、外筒の上部にスリットを設け、これを上はじきに通して係止する構造でもよい。また、上ろくろ以外の心棒上に外筒受容部を固定し、これにより外筒を固定してもよい。
なお、図では、上部の心棒と外筒を無地の外観で同じように示しているが、実際に使用する際には、外筒は様々なデザインや機能を有し得る。
さらに、本発明では、石突を交換可能な構造としてもよい。交換可能な部材の形状は任意であるが、たとえば、図6に示すように、傘本体から端に向かって径が広がったお猪口状の部材112とする。これにより、傘を逆さに保持したときに安定して立てておくことが可能になる。なお、部材112は好ましくはその少なくとも一部に穴やスリットなどの開口部114を設ける。これにより、雨中に傘を差していても雨水が部材112内に溜まることがない。このほかにも、複数に開裂するように構成してもよいし、三脚状部材に変化する部材としてもよい。
また、本発明では、手元(取手)部分を交換可能な構造としてもよい。交換可能な部材の形状は任意であるが、たとえば、図7に示すように、手元(取手)110にサーベルの護拳のような枠状または半円の大きな鍔ないしベルト105を付けた部材が挙げられる。鍔ないしベルト105は金属や合成樹脂などの剛性部材、あるいは革などの可撓性部材で構成する。これを付属させることにより、円筒状の手元でも、確実に保持でき、傘を閉じて持ち歩くときにも手で押さえ持つ必要がない。このほかにも、手元は様々な構造や機能を有するものとすることが可能であり、たとえば、内部にLEDなどの照明手段を内蔵させてもよい。照明手段を設けることにより、夜間の事故防止や防犯に役立つほか、暗がりに置いた場合でも、容易に探すことが可能となる。この目的では、たとえば、電波の受信機や音などに対するセンサをさらに内蔵させ、外部からの信号に応じて、光ったり明滅するなどして見つけやすさをさらに高めてもよい。
なお、石突や手元を傘に固定する構造は中棒の交換時と同様であり、様々な手法で行うことが可能である。たとえば、傘本体と石突や手元が螺合する構造でもよいし、突起の係止により外筒が固定される構造でもよい。あるいは、上はじきや下はじきによって係止する構造でもよい。なお、図では、上部の心棒と外筒を無地の外観で同じように示しているが、実際に使用する際には、石突や手元は様々なデザインを有し得る。
1 傘
2 中棒(柄)
2a 分割形態における中棒下部
2b 分割形態における中棒上部
4 親骨
6 受骨
8 カバー(傘生地)
10 手元(取手)
12 石突
14 下ろくろ
16 上はじき
18 下はじき
20 上ろくろ
24 突起
26 輪状突起
34 突起
36 輪状突起

Claims (6)

  1. 中棒の一部または全部を交換可能にしたことを特徴とする傘。
  2. 中棒を二以上の部分に分割し、これらを係止状態に維持し随意に係止状態を解除することが可能な固定手段により結合することにより交換可能とした請求項1に記載の傘。
  3. 中棒を心棒とその少なくとも一部を被覆する外筒により構成し、これらを係止状態に維持し随意に係止状態を解除することが可能な固定手段により結合することにより交換可能とした請求項1に記載の傘。
  4. 中棒の少なくとも一部を交換可能とすることにより、当該部分の色彩、模様または機能を交換可能とした請求項1〜3のいずれかに記載の傘。
  5. 石突の少なくとも一部を交換可能とすることにより、当該部分の色彩、模様または機能を交換可能とした請求項1〜4のいずれかに記載の傘。
  6. 手元の少なくとも一部を交換可能とすることにより、当該部分の色彩、模様または機能を交換可能とした請求項1〜5のいずれかに記載の傘。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5716940B1 (ja) * 2014-04-23 2015-05-13 有限会社ブレスレン・インク グリップ取替ステッキ

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