JP3115298U

JP3115298U - 塗り絵傘

Info

Publication number: JP3115298U
Application number: JP2005006085U
Authority: JP
Inventors: 猛荒井
Original assignee: メルヘンワールド株式会社
Priority date: 2005-07-29
Filing date: 2005-07-29
Publication date: 2005-11-04
Anticipated expiration: 2015-07-29

Abstract

【課題】マジックペン等を使って布地内側に子供でも容易かつ正確に好みの塗り絵が描けるようにした塗り絵傘を提供する。
【解決手段】傘１の布地３内側に塗り絵形成用の輪郭線部５を設ける。そして、前記輪郭線部５を柔軟なプラスチック材料からなる線材成形物５ａにて形成し、該線材成形物５ａを傘１の布地３内側に貼着する。また、前記輪郭線部５を柔軟なプラスチック製シートあるいは耐水性紙シート６に突出形成し、該シート６を傘１の布地３内側に貼着する。さらに、前記輪郭線部１に蓄光塗料７を付着あるいは含浸させる。
【選択図】図１

Description

本考案は、傘の布地内側に塗り絵を容易に行なえるようにした塗り絵傘に関する。

従来、傘の布地には種々な彩色絵柄が施されていることが多い。例えば、アニメのキャラクター、木、花、草等の植物、各種動物等々が布地に描かれた傘は多いが、いずれも印刷による完成済みの絵柄に限られている。
特になし

しかしながら、このような従来の傘では、好みの絵柄を呈した傘を選択するだけの楽しみしか得られない。また、従来の傘の布地に素人が所望の絵柄を上手に描くことは到底不可能である。

本考案は、このような従来の傘が有する問題点に鑑みなされたもので、マジックペン等を使って布地内側に子供でも容易かつ正確に好みの塗り絵が描けるようにした塗り絵傘を提供することを目的とする。

前記目的を達成するために、本考案に係る塗り絵傘は、傘の布地内側に塗り絵形成用の輪郭線部を設けたことを特徴とする。

ここにおいて、前記輪郭線部を柔軟なプラスチック材料からなる線材成形物にて形成し、該線材成形物を傘の布地内側に貼着することを特徴とすることができる。

また、前記輪郭線部を柔軟なプラスチック製シートあるいは耐水性紙シートに突出形成し、該シートを傘の布地内側に貼着することを特徴とすることができる。

さらに、前記輪郭線部に蓄光塗料を付着あるいは含浸させたことを特徴とすることができる。

本考案は、以上のとおり構成されるのであるから、たくさんの輪郭線部材の中から所望の塗り絵が得られる輪郭線部材を選択してそれを傘の布地内側に貼着した後、当該輪郭線部の内側をマジックペン等を使って各種色彩に着色するだけで傘の布地内側に美麗な塗り絵が形成されるため、例え幼児等であってもオリジナル性に優れた塗り絵傘を迅速、容易、正確かつ楽しく製作することができる。

また、輪郭線部に蓄光塗料を付着あるいは含浸させてある場合には傘を夜間に使用すると布地の当該部分が発光するため安全性が極めて高い。

以下、図面を参照して本考案を実施するための最良の一形態を詳細に説明すると、図において示される符号１は傘、２はその骨材、３はその布地、４はその把手、５は布地３の内側に設けた塗り絵形成用の輪郭線部である。

前記輪郭線部５は、次のように構成される。
先ず、図１のライオンの絵柄のように、柔軟なプラスチック材料からなる線材成形物５ａのみにて形成し、該線材成形物５ａを傘１の布地３の内側に接着剤等で貼着することによって構成することができる（図２参照）。

また、図１のイルカの絵柄のように、柔軟なプラスチック製シートあるいは耐水性紙シート６の面に一体に突出形成し、該シート６を傘１の布地３の内側に接着剤等で貼着することによって構成することができる（図３参照）。

さらに、前記輪郭線部５、線材成形物５ａ、耐水性紙シート６にはそれぞれ蓄光塗料７を付着あるいは含浸させることができる（図４参照）。

次に、以上のように構成された最良の形態についての使用方法を説明すると、傘１の布地３内側に設けた輪郭線部５内側に例えばマジックペン（不図示）を用いて着色する。図１において、符号８はその着色部を示す。

このようにして輪郭線部５内側を各種色彩で着色することによって所望色に彩られた美麗な塗り絵９が形成される。

以上のようにして形成される塗り絵９は、大量生産された既存の彩色絵柄入り傘とは違いオリジナル性に優れており、かつ傘所有者が幼児であっても迅速、容易かつ正確に描くことができる。

輪郭線部５に蓄光塗料７を付着あるいは含浸されている場合は夜間に使用すると当該部分が発光するため安全が向上する。

本考案に係る塗り絵傘の最良の形態の一例を示す内面図を示す。同上の一部断面図を示す。他例を示す同上の一部断面図である。さらに他例を示す同上の一部断面図である。

符号の説明

１傘
３布地
５輪郭線部
５ａ線材成形物
６耐水性紙シート
７蓄光塗料
９塗り絵

Claims

傘の布地内側に塗り絵形成用の輪郭線部を設けたことを特徴とする塗り絵傘。
前記輪郭線部を柔軟なプラスチック材料からなる線材成形物にて形成し、該線材成形物を傘の布地内側に貼着することを特徴とする請求項１記載の塗り絵傘。
前記輪郭線部を柔軟なプラスチック製シートあるいは耐水性紙シートに突出形成し、該シートを傘の布地内側に貼着することを特徴とする請求項１記載の塗り絵傘。
前記輪郭線部に蓄光塗料を付着あるいは含浸させたことを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の塗り絵傘。