JP2005349150A - 板状折りたたみ傘 - Google Patents

Abstract

【課題】収納しやすく軽い傘を提供する。
【解決手段】傘の防水布１に型枠２を取付けることにより防水布を三つ折にできる板状にして並べ、れぞれ隣の防水布と縫い合わせ、中央部を固定することにより全体的に半球形の形状を維持でき、また、中央部の固定を解除することにより、薄い台形状に折りたためる。また、傘の柄２４はラジオのアンテナのような形状にし収納しやすくする。また、型枠は固定部分を除き、ある程度の硬さがあればよいためプラスチック、カーボン等の素材により軽量化する。
【選択図】図１１

Description

発明の詳細な説明

本発明は、折りたたみ傘を軽く、また鞄等に収納しやすくするために傘の防水布にプラスチック等の軽量素材の型枠を取付け、中央部を固定することにより、傘としての機能を保ち、傘を使用しないときに板状に折りたたむことができるようにしたものである。

従来は、傘はすべて太くて長い棒状のものであった。

本発明は、従来の傘のように棒状で鞄等に収納しにくく重いものを、収納しやすく軽い傘を作ることを課題として研究を進めた。

傘の防水布１に図２のような型枠２の長さを変え複数取付けることにより防水布を三つ折にできる板状にし、図４のように並べ、れぞれ隣の防水布と縫い合わせ、中央部を固定することにより図５のような全体的に半球形の形状を維持でき、また、中央部の固定を解除することにより、薄い台形状に折りたためる。
また、傘の柄は図１０のラジオのアンテナのような形状にし収納しやすくできる。また、型枠は固定部分を除き、ある程度の硬さがあればよいためプラスチック、カーボン等の素材により軽量化できる。

本発明は以上のような構成であるため、従来品に比べ板状に収納でき、軽量にできる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
傘の防水布１に図２のような型枠２の防水布固定部３から５の３箇所が固定するように長さを変えて取付け、図３のように型枠を防水布に３個取付けることにより防水布を三つ折にできる板状にし、４枚以上の偶数の枚数を図４のように並べ図１の縫い合わせ線６と縫い合わせ線７で図４のそれぞれ隣の防水布と縫い合わせることにより図５のような全体的に半球形の形状にする。
半球形の中央部分図６の型枠８に図７の型枠固定板１６を図８のように取付け、型枠１２に型枠固定板の挿入穴１７を開け、型枠固定板１６を止められるようにする。また、型枠１０に図９の型枠固定板１８を図８と同じように取付け、型枠１４に型枠固定板の挿入穴１９を開け、型枠固定板１８を止められるようにすることにより図５のような全体的に半球形の形状を維持させる。
また、型枠固定板１６と型枠固定板１８の長さと型枠への取付位置を変え、型枠固定板をそれぞれの挿入穴で止めた時に、型枠固定板１６が上になるようにし、型枠固定板１６の傘の柄の取付け穴２０に傘の柄図１０の凸部２２を入れ、型枠固定板１８の傘の柄の取付け穴２１に傘の柄図１０の凹部２３を入れることにより傘の柄を取付け固定する。

防水布の正面図である。 型枠の正面図である。 防水布に取付ける型枠の配置図である。 防水布と型枠で傘を作成するときの配置図である。 防水布と型枠で傘を作成したときの正面図である。 傘の中央部分の型枠の配置図である。 型枠固定板１６である。 型枠と型枠固定板の取付け正面図である。 型枠固定板１８である。 傘の柄の断面図である。 傘の全体の正面図である。

符号の説明

１ 防水布
２ 型枠
３ 防水布固定部
４ 防水布固定部
５ 防水布固定部
６ 防水布を縫い合わせる破線
７ 防水布を縫い合わせる破線
８ 傘の中央部分の型枠
９ 傘の中央部分の型枠
１０ 傘の中央部分の型枠
１１ 傘の中央部分の型枠
１２ 傘の中央部分の型枠
１３ 傘の中央部分の型枠
１４ 傘の中央部分の型枠
１５ 傘の中央部分の型枠
１６ 型枠固定板
１７ 型枠固定板の挿入穴
１８ 型枠固定板
１９ 型枠固定板の挿入穴
２０ 傘の柄の取付け穴
２１ 傘の柄の取付け穴
２２ 傘の柄の凸部
２３ 傘の柄の凹部
２４ 傘の柄本体

Claims (1)

1. 防水布１に長さを変えた型枠２を複数取付け、防水布を複数に折りたためる板状にし、図４のように並べ、それぞれの端を縫い合わせることにより、型枠が互いにもたれ合い、広げた時に図５のような全体的に半球形の形状になること、また、容易に折りたたむことができ、折りたたむと薄い板状になること。
   さらに中央部の型枠に型枠固定板１６及び型枠固定板１８を取付け、型枠を数枚固定することにより、半球形の形状をより強力に維持し、傘の柄の取付けもできるようにしたこと。

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