JP2000050925A - 傘 - Google Patents

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JP2000050925A
JP2000050925A JP10224257A JP22425798A JP2000050925A JP 2000050925 A JP2000050925 A JP 2000050925A JP 10224257 A JP10224257 A JP 10224257A JP 22425798 A JP22425798 A JP 22425798A JP 2000050925 A JP2000050925 A JP 2000050925A
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JP
Japan
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umbrella
fragrance
center rod
runner
opened
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JP10224257A
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English (en)
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Hiroyuki Yamada
弘幸 山田
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】長雨のときなどに差したとき、気分をよくする
要素を使用者の五感により強く訴えて、うっとうしい気
分を払い除けることができる傘を提供する。 【解決手段】傘1aは中空の中棒2と中棒2に取り付け
られている傘地3とを含む。中棒2の内部には香料が収
容してある。中棒2の下部には握り手4が、上部には石
突が取り付けられている。中棒2の中間部には、二個所
に孔部6が設けられている。中棒2の所定の個所には、
上ろくろ7、ランナー8、上はじき9及びはじき10が
設けられている。傘地3の内面には親骨11が取り付け
られており、親骨11の基端は上ろくろ7に回動可能に
取り付けられている。各親骨11とランナー8との間に
は受骨12が架設されており、受骨12の基端はランナ
ー8に対し、先端は親骨11に対して、それぞれ回動す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は傘に関し、特に、傘
地を開いたときに香りがする傘に関する。
【0002】
【従来の技術】傘、例えば、洋傘には雨傘と日傘があ
る。長雨のときなどに雨傘をさすのは、なんとなくうっ
とうしい気分になることが多い。このようなうっとうし
い気分を払うために、例えば、明度の高い傘地や明るい
感じを与えるデザインが描かれている傘地の雨傘が使用
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したような従来の
雨傘は、外観、即ち視覚に訴えかけることのみでうっと
うしい気分を払おうするもので、他の感覚を含む五感を
使って気分をよくする要素を感じ取ることができるよう
にした場合に比べれば、効果は十分とはいえなかった。
【0004】本発明は上記課題を解消するもので、長雨
のときなどに差したとき、使用者の五感に、より強く訴
えることができ、うっとうしい気分を払い除けることが
できる効果が大きい傘を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた本発明の手段は次のとおりである。第1の発明
にあっては、傘地を開いたときに香りがする傘であっ
て、香料が、傘を形成している部材に収容されており、
上記香料が収容されている上記部材には、当該香料を外
部に発散させるための孔部が設けられており、当該孔部
は、傘地が畳まれているときには当該傘地で覆われてい
ることを特徴とする、傘である。
【0006】第2の発明にあっては、香料が、中棒に収
容されていることを特徴とする、第1の発明に係る傘で
ある。
【0007】第3の発明にあっては、香料が、上ろくろ
に収容されていることを特徴とする、第1の発明に係る
傘である。
【0008】第4の発明にあっては、香料が、ランナー
に収容されていることを特徴とする、第1の発明に係る
傘である。
【0009】第5の発明にあっては、傘地を開いたとき
に香りがする傘であって、香料が傘を形成している部材
に付着されており、当該付着個所は、傘地を畳んだとき
には当該傘地で覆われていることを特徴とする、傘であ
る。
【0010】第6の発明にあっては、香料が、中棒、上
ろくろ、ランナー、傘地の内面、親骨、受骨から選ばれ
た一つまたは二つ以上の部材に付着していることを特徴
とする、第5の発明に係る傘である。
【0011】上記各発明において、香料の成分として
は、例えば、アセトフェノン、サリチル酸メチル、バニ
リン、クマリン、ムスク、けい皮アルデヒド、シトラー
ル、シトロネラール、ゲラニオールなどが挙げられる。
上記香料の成分は顆粒、粉末、固形体、液体などされ、
または、それらを弾性ポリマーに練り込んで所要の形状
の成形体などにされ、傘の部材に収容または付着され
る。しかしながら、上記に限定はされない。なお、上記
「付着」とは、傘を形成している上記部材に香料を含ん
だ成形体を装着したり、香料を直接塗布したり、含浸し
たりすることをいう。
【0012】(作用)本発明に係る傘は、香料が、傘を
形成している部材に収容されている。上記香料が収容さ
れている部材には、当該香料を外部に発散させるための
孔部が設けられており、当該孔部は、傘地が畳まれてい
るときには傘地で覆われている。傘地が畳まれていると
きには、傘の部材に収容されている香料の香りは発散し
にくいが、傘地を開いたときには、当該香りを外部に発
散させるための孔部が開放され香りが十分に発散され
る。従って、 傘を差している人は香料から発せられる
芳香をかぐことができ、外観を明るいデザインなどにし
て視覚にのみ訴えるようにした場合と相違して嗅覚にも
訴えることができる。その結果、例えば、上記のような
外観と組合せることにより、うっとうしい気分を払い除
ける効果がより大きくなる。
【0013】更に、本発明に係る他の傘は、香料が傘を
形成している部材に付着されており、当該付着個所は、
傘地を畳んだときには当該傘地で覆われている。当該他
の傘も傘地を開いたときには、上記傘と同様の作用を奏
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の一つの例を
図面に基づき更に詳細に説明する。図1は本発明に係る
傘の第1の実施の形態を示し、傘を開いた状態の斜視図
である。図2は図1に示す傘の先端部の構造を示す要部
分解斜視図である。
【0015】(第1の実施の形態)傘1aは中空の中棒
2と当該中棒2に畳むことが可能に取り付けられている
黄色で明度が高い傘地3とを含む。中棒2の下部には握
り手4が、そして、上部には石突5(図2参照)がそれ
ぞれ取り付けられている。石突5には基端に雄ネジ51
が形成されており、中棒2の先端の中空部の内面には上
記雄ネジ51を螺着することができる雌ネジ21が形成
されている(図2参照)。また、中棒2の中間部には適
宜な間隔をおいて、二個所に香料の粒などを通さない孔
部6が設けられている。上記二個所の孔部6の間には、
図示はされていないが、香料13が中棒2内に挿入さ
れ、収容されたときに、当該香料を止めるための微細な
網目を有する網が設けられている。
【0016】更に中棒2の所定の個所には、上ろくろ
7、ランナー8、上はじき9及びはじき10がそれぞれ
設けられている。なお、図1には示されていないが、傘
地3の開いた状態を維持するための止めびょうも設けら
れている(図1の状態では、ランナー8の上面に接する
位置に設けられており、ランナー8に隠れて見ることが
できない)。
【0017】傘地3の内面には8本の親骨11が放射方
向に均等な間隔をおいて取り付けられており、上記親骨
11の基端はそれぞれ上ろくろ7に回動可能に取り付け
られている。また、上記各親骨11のほぼ中間部とラン
ナー8との間には受骨12が架設されており、当該受骨
12の基端はランナー8に対し、そして、先端は親骨1
1に対して、それぞれ回動することができる構成になっ
ている。
【0018】(作用)図1及び図2を参照して傘1aの
作用を説明する。傘1aへの香料の収容は次のようにし
て行う。先ず、傘1aの傘地3を畳む。石突5を中棒2
の上端から螺脱して中棒2の内部に粒状の香料13を挿
入し、収容する。収容後、石突5を中棒2の上端に螺着
して閉じる。当該香料13は二個所の孔部6の間に設け
られている網の上に載置される。このとき、上記二つの
孔部6は、畳まれている傘地3に覆われてほぼ塞がれて
いるので、中棒2内に収容されている香料の香りは外部
に発散しにくい。
【0019】そして、傘1aを使用するときには、畳ま
れている傘地3を開くので、傘地3は孔部6から離れ、
中棒2の内部(中空部)は外部と連通し、内部に収容さ
れている香料13の香りは孔部6から外部に発散する。
従って、傘1aを差している人は香料13から発せられ
る芳香をかぐことができ、外観を明るいデザインにして
視覚にのみ訴えるようにした場合と相違して嗅覚にも訴
えることができる。その結果、上記のような黄色で明度
が高い傘地3と組合せることにより、うっとうしい気分
を払い除ける効果がより大きくなる。
【0020】上記の傘1aにおいては、香料13が中棒
2のほぼ中間部に収容される場合について説明したが、
中棒2の上部(例えば、止めびょうと上ろくろ7との
間)、上ろくろ7またはランナー8などに収容し、収容
された香料を発散させるための孔部を設けることもでき
る。このような場合も上記の傘1aの場合と同様の作用
を奏することができる。
【0021】(第2の実施の形態)本発明の実施の形態
の他の例を図面に基づき更に詳細に説明する。図3は本
発明に係る傘の第2の実施の形態を示し、傘を開いた状
態の斜視図である。図4は傘の中棒に付着される香り発
散体の斜視図である。
【0022】傘1bの構成は、傘1aと比べ、孔部6が
形成されていないこと、中棒2の内部に網が設けられて
いないことを除いて、他の構成は同じである。そして、
傘1bにおいては、傘1aにおける中棒2の内部に収容
されている香料13の代わりに、傘地3を開いた状態に
おけるランナー8と上ろくろ7との間で中棒2にリング
状の香り発散体14が付着されている。上記リング状の
香り発散体14は香料を練り込んだ弾性プラスチックの
成形体であり、中棒2に着脱できるようにリングの一個
所が開けることができる構造になっている(図4参
照)。なお、上記リング状の香り発散体14は一例であ
って、顆粒を通気性のある容器に収容したものなど香り
を発散し得るものであれば適宜使用しうる。
【0023】(作用)図3及び図4を参照して本発明の
傘1aの作用を説明する。傘1bの傘地3を畳んでいる
ときは、中棒2に付着している香り発散体14は、当該
傘地3により覆われており、畳まれている傘1bの外部
には香りは発散しにくい。傘1bを使用するときに畳ま
れている傘地3を開くと、傘地3は香り発散体14から
離れ、覆いは取り除かれ、香り発散体14から香りは外
部へ発散される。従って、傘1bを差している人は香り
発散体14から発せられる芳香をかぐことができ、外観
を明るいデザインなどにして視覚にのみ訴えるようにし
た場合と相違して嗅覚にも訴えることができる。その結
果、上記のような黄色で明度が高い傘地3と組合せるこ
とにより、うっとうしい気分を払い除ける効果がより大
きくなる。
【0024】上記の傘1bにおいては、リング状の香り
発散体14が傘地3を開いた状態におけるランナー8と
上ろくろ7との間で中棒2に付着されている場合につい
て説明したが、中棒2、上ろくろ7、ランナー8、傘地
3の内面、親骨11、受骨12などに付設することもで
きる。このような場合も上記の傘1bの場合と同様の作
用を奏することができる。
【0025】なお、本明細書で使用している用語と表現
はあくまで説明上のものであって、限定的なものではな
く、上記用語、表現と等価の用語、表現を除外するもの
ではない。また、本発明は図示の実施の形態に限定され
るものではなく、技術思想の範囲内において種々の変形
が可能である。
【0026】
【発明の効果】(a)本発明に係る傘は、香料が、傘を
形成している部材に収容されており、上記香料が収容さ
れている部材には、孔部が設けられており、傘地が畳ま
れているときには、傘の部材に収容されている香料の香
りは発散しにくいが、傘地を開いたときに、当該香りを
外部に発散させるための孔部が開放され香りが十分に発
散される。従って、 傘を差している人は香料から発せ
られる芳香をかぐことができ、外観を明るいデザインな
どにして視覚にのみ訴えるようにした場合と相違して嗅
覚にも訴えることができる。その結果、例えば、上記の
ような外観と組合せることにより、うっとうしい気分を
払い除ける効果がより大きくなる。
【0027】(b)香料が傘を形成している部材に付着
されており、当該付着個所は、傘地を畳んだときには当
該傘地で覆われているものは、傘の傘地を開いたときに
は、上記傘と同様の作用を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る傘の第1の実施の形態を示し、傘
を開いた状態の斜視図。
【図2】図1に示す傘の先端部の構造を示す要部分解斜
視図。
【図3】本発明に係る傘の第2の実施の形態を示し、傘
を開いた状態の斜視図。
【図4】傘の中棒に付着される香り発散体の斜視図。
【符号の説明】
1a 傘 1b 傘 2 中棒 21 雌ネジ 3 傘地 4 握り手 5 石突 51 雄ネジ 6 孔部 7 上ろくろ 8 ランナー 9 上はじき 10 はじき 11 親骨 12 受骨 13 香料 14 香り発散体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘地を開いたときに香りがする傘であっ
    て、 香料(13)が、傘を形成している部材に収容されており、 上記香料(13)が収容されている上記部材には、 当該香料(13)を外部に発散させるための孔部(6) が設け
    られており、 当該孔部(6) は、 傘地(3) が畳まれているときには当該傘地(3) で覆われ
    ていることを特徴とする、 傘。
  2. 【請求項2】 香料(13)が、中棒(2) に収容されている
    ことを特徴とする、請求項1記載の傘。
  3. 【請求項3】 香料(13)が、上ろくろ(7) に収容されて
    いることを特徴とする、請求項1記載の傘。
  4. 【請求項4】 香料(13)が、ランナー(8) に収容されて
    いることを特徴とする、 請求項1記載の傘。
  5. 【請求項5】 傘地(3) を開いたときに香りがする傘で
    あって、 香料(13)が傘を形成している部材に付着されており、 当該付着個所は、 傘地(3) を畳んだときには当該傘地(3) で覆われている
    ことを特徴とする、傘。
  6. 【請求項6】 香料(13)が、中棒(2) 、上ろくろ(7) 、
    ランナー(8) 、傘地(3) の内面、親骨(11)、受骨(12)か
    ら選ばれた一つまたは二つ以上の部材に付着しているこ
    とを特徴とする、 請求項5記載の傘。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000063498A (ko) * 2000-07-18 2000-11-06 김성림 다기능 우산
KR100558465B1 (ko) * 2003-12-26 2006-03-10 주식회사 서린건축사사무소 향기를 발산하는 기능이 내장된 우산 및 양산
KR100745822B1 (ko) * 2006-09-05 2007-08-07 주식회사 서린건축사사무소 향기를 발산하는 기능이 내장된 개량형 우산 및 양산
KR101274874B1 (ko) 2012-10-29 2013-06-17 주식회사 서린 향기를 발산하는 기능이 내장된 우산

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20000063498A (ko) * 2000-07-18 2000-11-06 김성림 다기능 우산
KR100558465B1 (ko) * 2003-12-26 2006-03-10 주식회사 서린건축사사무소 향기를 발산하는 기능이 내장된 우산 및 양산
KR100745822B1 (ko) * 2006-09-05 2007-08-07 주식회사 서린건축사사무소 향기를 발산하는 기능이 내장된 개량형 우산 및 양산
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