JP2010284002A - アキシャルギャップ型回転電機のステータ - Google Patents

アキシャルギャップ型回転電機のステータ Download PDF

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Abstract

【課題】コイルピースに予め熱収縮性絶縁部材を被覆させることにより、アキシャルギャップ型の回転電機に使用されるステータの絶縁信頼性を向上させるとともに、ステータの製造容易性を向上させることを目的とする。
【解決手段】本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータ100は、導電体からなる複数のコイルピース3と、コイルピース3の径方向の両端部を除く部位を被覆して絶縁する筒状の熱収縮性絶縁部材4と、コイルピース3を周方向に配列するとともに、コイルピース3の一側端部3aを係止する係止部2bを有する円環状のベース部材2と、コイルピース3の他側第1端部3hと他側第2端部3iとが接続端子5を介して接続することで、所定コイルループを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、回転電機に使用されるステータに係り、特にアキシャルギャップ型回転電機のステータに関するものである。
従来からアキシャルギャップ型回転電機のステータのステータコイルについては、多数の技術が提案されている。
例えば、特許文献1では、導電性を有しかつ互いに導通すべき先端同士を接合した複数本の導体バーからなる電磁コイルが提案されている。この電磁コイルは、固定子の外周縁部及び内周縁部をなす近傍において、夫々6つ先のスロットの異なる段に嵌合された導体バーの先端同士を溶接することで接合され、コイルエンドを形成している。
また、特許文献2では、固定子巻線を複数の電気導体で構成し、2以上の複数本を1つのセットとして、それら電気導体の周囲およびそれらの電気導体の間に絶縁皮膜が形成することが提案されている。
特開2006−288074号公報 特開2008−43026号公報
しかしながら、特許文献1に係る回転電機は、導体バー同士が互いに接触しないように、夫々絶縁物によって被膜されているが、この導体バー同士の端部を溶接により接続する際に、被溶接部分の絶縁皮膜を剥離する工程が必要となり工数の増大を招くという問題があった。
また、特許文献2に係る回転電機は、2本以上の導体にまとめて絶縁被膜を形成しておく点は異なるが、端部同士の接合に関しては同様の課題が残されおり、従来の技術では、個片化されたコイルピース間の絶縁を確実かつ容易に行うことができなかった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであって、アキシャルギャップ型の回転電機に使用されるステータの絶縁信頼性を向上させるとともに、ステータの製作容易性を向上させることを目的とする。
前記課題を解決するために請求項1に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータは、アキシャルギャップ型回転電機のステータであって、導電体からなる複数のコイルピースと、前記コイルピースの径方向の両端部を除く部位を被覆して絶縁する筒状の熱収縮性絶縁部材と、前記コイルピースを周方向に配列するとともに、前記コイルピースの一側端部を係止する係止部を有する円環状のベース部材と、前記コイルピースの他側端部同士を接続する接続端子と、を備え、前記コイルピースは、前記一側端部と、前記一側端部から二又に分かれるとともに所定角度に曲折された一対の一側曲折部と、前記一側曲折部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の長尺状の中間部と、前記中間部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の他側曲折部と、前記他側曲折部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の前記他側端部と、を有し、前記一対の他側端部は、一方が前記接続端子の上層に係止されるとともに、他方が前記接続端子の下層に係止されることで、前記複数のコイルピースの他側端部の一方と他方とが前記接続端子を介して接続され、所定コイルループを形成する構成とする。
このような構成を備えることにより、アキシャルギャップ型回転電機のステータは、熱収縮性絶縁部材で被覆された所定形状からなる複数のコイルピースが円環状のベース部材に周方向に配列され、かつ、それぞれのコイルピースの端部が接続されることで、コイルループを形成することができる。
また、請求項2に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータは、前記熱収縮性絶縁部材は、前記一側端部と前記一対の他側端部とが露出するように、前記コイルピースを被覆する長さに形成された構成とする。
このような構成を備えることにより、アキシャルギャップ型回転電機のステータは、熱収縮性絶縁部が被覆されていない一側端部がベース部材の係止部に係止され、熱収縮性絶縁部材が被覆されていない一対の他側端部の一方が接続端子の上層に、他方が接続端子の下層に係止されることで、コイルループを形成することができる。
また、請求項3に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータは、前記接続端子を外側から保持する円環状のリング部材をさらに備え、前記ベース部材の係止部は、円周方向に所定間隔で形成された溝からなり、前記ベース部材は、前記コイルピースを下方から支持する円盤状のプレート部をさらに備える構成とする。
このような構成を備えることにより、アキシャルギャップ型回転電機のステータは、リング部材がコイルピースを係止する接続端子を外側から保持し、円周方向に溝が一定間隔で形成されたベース部材の係止部がコイルピースの一側端部を係止し、プレート部が各コイルピースを下方から支持することで、コイルピースを確実に固定することができる。
また、請求項4に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータは、前記コイルピースは、前記一側端部と、前記一対の一側曲折部と、前記一対の長尺状の中間部と、前記一対の他側曲折部と、前記一対の他側端部と、をそれぞれ有する第1コイルピース及び第2コイルピースを備え、前記第2コイルピースの一対の他側端部のいずれか一方の先端には、給電端子と接合される接合部が突出して形成されている構成とする。
このような構成を備えることにより、アキシャルギャップ型回転電機のステータは、接合部が形成された第2コイルピースを用いることで、給電システムのバスバー(給電端子)と好適に接続することができ、コイルループを形成することができる。
そして、請求項5に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法は、アキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法であって、導電性板状部材を所定の形状に切り出すとともに、前記導電性板状部材の幅方向中央を切断して一対の延出部を形成する切出加工工程と、前記延出部の一方と他方のそれぞれに筒状の熱収縮性絶縁部材に挿入して絶縁加工を行なう絶縁加工工程と、前記絶縁加工後の導電性板状部材を所定の角度に折り曲げてコイルピースの形状に加工する折曲加工工程と、前記折曲加工後のコイルピースをベース部材の係止部に周方向に配列する配列工程と、を有する構成とする。
このような構成を備えることにより、アキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法は、導電性板状部材を所定形状に加工して各コイルピースを簡易に製造することができる。また、コイルピースを製造する段階で予め熱収縮性絶縁部材を被覆し、これをベース部材に周方向に配列することで、ステータコイルを簡易に製造することができる。
請求項1に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータによれば、コイルピースを用いることにより、コイルを鉄心に巻回する巻線工程を簡略化させることができる。そして、コイルピースの径方向の両端部を除く部位を被覆して絶縁する熱収縮性絶縁部材を備えることにより、コイルピース間を絶縁状態にすることができる。また、コイルピースを周方向に等間隔に配列する係止部をベース部材に設けること及び、熱収縮性絶縁部材によって予めコイルピースごとに絶縁加工を行なうことにより、導体占積率を上げるためにコイルスリット間隔を最大限狭めることができる。従って、ステータの絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。
請求項2に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータによれば、電気的接続を行なう部分を絶縁加工せずに露出できるように熱収縮性絶縁部材の長さを予め調節することにより、後工程における絶縁部材の剥離工程を省略することができる。従って、ステータの製作容易性を向上させることができる。
請求項3に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータによれば、リング部材を備えることにより、コイルピースを係止する接続端子を外側から強固に保持することができ、コイルピースや接続端子のずれを防止することができる。また、ベース部材の係止部を周方向に一定間隔で形成することによって、コイルピースの一側端部をより強固に係止することができる。また、プレート部を備えることにより、コイルピースをベース部材に配置する際に、コイルピースが下方に脱落することがなくなって安定的に配置することができる。従って、ステータの絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。
請求項4に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータによれば、第2コイルピースと給電システムのバスバーを簡易に接続することができるため、ステータコイルの積層数を容易に増加した場合であっても装置が複雑にならない。従って、ステータの製作容易性を向上させることができる。
請求項5に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法によれば、巻線の代わりとなるコイルピースを導電性板状部材から簡易に製造することにより、コイルを鉄心に巻回する巻線工程を簡略化させることができる。そして、コイルピースの製造工程で導電性板状部材ごとに予め熱収縮性絶縁部材を被覆させることにより、それぞれのコイルピースを簡易な方法で絶縁状態とすることができる。また、係止部にコイルピースを周方向に等間隔に配列すること及び、熱収縮性絶縁部材によって予めコイルピースごとに絶縁加工を行なうことにより、導体占積率を上げるためにコイルスリット間隔を最大限狭めることができる。従って、ステータの絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。
本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータの全体構成について、一部を省略して示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおけるベース部材とコイルピースの関係について、一部を省略して断面で示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおけるプレート部を備えたベース部材の構成について、一部を省略して示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおけるコイルピース(第1コイルピース)を示す正面図及び側面図である。(a)は、コイルピースの正面図及び側面図、(b)は、熱収縮性絶縁部材被覆後のコイルピースの正面図及び側面図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおけるコイルピースの端部の接続状態について、一部を省略して示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおける第2コイルピースを示す図である。(a)は、第2コイルピースの正面図及び側面図、(b)は、熱収縮性絶縁部材被覆後第2コイルピースの正面図及び側面図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおける第2コイルピースをベース部材に配置した状態について、一部を省略して示す平面図及び斜視図である。(a)は、第2コイルピースをベース部材に配置した状態の平面図、(b)は、(a)における円で囲んだ箇所の具体的構成を示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおける接続端子の構成について、一部を省略して示す平面図である。(a)は、第1実施形態に係る接続端子の構成を示す平面図、(b)は、第2実施形態に係る接続端子の構成を示す平面図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータにおけるリング部材の構成について、一部を省略して示す斜視図である。(a)はリング部材の取り付け前を示す斜視図、(b)はリング部材の取り付け後を示す斜視図である。 本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法を示す斜視図である。(a)は第1工程、(b)は第2工程、(c)は第3工程、(d)は第4工程を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータ100は、ステータコイル1と、ベース部材2と、を主な構成として備えており、リング部材6を付加的な構成として備えている。また、ステータコイル1は、ベース部材2に配設されるコイルピース3と、異なるコイルピース3の外周部側の端部同士を接続する接続端子5と、を主な構成として備えている。また、図2に示すように、各コイルピース3には、熱収縮性絶縁部材4が被覆されている。
ステータコイル1は、コイルピース3の端部と接続された図示しないバスバー(給電端子)等の端子部材を介して、図示しない給電システムと接続された状態で、例えば、車両の駆動モータとして、又は、車輪の所定位置に設置して使用されるものである。なお、この実施の形態では、ステータコイル1が1層(ベース部材2が1枚)を1ユニットとした場合の構成として説明するが、ステータコイル1の最小構成を2層以上とすることもでき、その積層数は限定されない。
ステータコイル1は、U相、V相、W相の3つのコイルループから形成され、各相を形成するコイルループにそれぞれ位相の異なる交流電流を供給することで、回転磁界を発生させる。そして、この回転磁界によってステータ100と対で使用される図示しないロータを回転させることで、アキシャルギャップ型回転電機を動作させる。なお、ここでは、U相コイルループの状態のみを示し、V相、W相についてはU相コイルループと同形状及び同構成で配線関係のみが異なるため、説明を省略する。
ベース部材2は、図1,2に示すように、複数のコイルピース3を周方向に配列するための部材であり、ステータコイル1の土台となるものである。ベース部材2は、ここでは、円環状の本体部2aと、当該本体部2aの外周に沿って設けられたコイルピース3を係止する係止部2bと、を備えている。
本体部2aは、ベース部材2の本体となる円環状の部材であり、合成樹脂等の絶縁体から形成されている。また、係止部2bは、コイルピース3をベース部材2に配列する際に、当該コイルピース3の一方の端部(後記する一側端部3a)を係止するためのものであり、本体部2aと同様、合成樹脂等の絶縁体から形成されている。
係止部2bは、図2に示すように、ベース部材2の外周の円周方向に一定間隔で形成された溝で構成される。係止部2bは、後記するコイルピース3の一側端部3aを係止するため、ベース部材2にコイルピース3の総数と同じ数だけ形成されている。コイルピース3を係止する係止部2bをこのような溝状に形成することにより、コイルピース3のそれぞれを等間隔に係止して、後記する熱収縮性絶縁部材4間の距離を一定に保つことができるとともに、コイルピース3を確実に係止部2bに係止して固定することができる。従って、絶縁不良を防止して絶縁信頼性が向上するとともに、ステータ100の製作容易性が向上する。
ベース部材2は、図3に示すように、コイルピース3を下方から支持する円盤状のプレート部2cをさらに備えてもよい。プレート部2cは、本体部2a及び係止部2bと同様、合成樹脂等の絶縁体から形成されており、本体部2aから接続端子5の方向に延在するように形成されている。そして、プレート部2cには、図3に示すように、コイルピース3の第2中間部3eが周方向に配設される。本発明に係るステータ100は、このようなプレート部2cを備えることにより、コイルピース3をベース部材2に配置する際にコイルピース3が下方に脱落することがなくなって安定的に配置することができる。従って、ステータ100の製作容易性が向上する。
コイルピース3は、従来のステータにおける巻線の代わりとなるものであり、導電体からなる個片化された板状のコイルピース3を複数組み合わせてコイルとして機能させるものである。本発明では、このように巻線ではなくコイルピース3を組み合わせたものを用いることにより、コイルを鉄心に巻回する巻線工程を簡略化させることができ、ステータ100の製作容易性を向上させることができる。コイルピース3は、例えば導電体である銅板を所定の形状に切り出し、折り曲げる加工等を行なうことにより製造することができる。コイルピース3の詳しい製造方法については後記する。
コイルピース3は、図4(a)に示すように、平面視して略Y字状に形成されたこのコイルピース3の中央部に形成された一側端部3aと、一側端部3aから二又に分かれるとともに所定角度に曲折された一側第1曲折部3b及び一側第2曲折部3cと、一側第1曲折部3bから所定角度に曲折された長尺状の第1中間部3dと、一側第2曲折部3cから所定角度に曲折された長尺状の第2中間部3eと、第1中間部3dから所定角度に曲折された他側第1曲折部3fと、第2中間部3eから所定角度に曲折された他側第2曲折部3gと、他側第1曲折部3fから所定角度に曲折された他側第1端部3hと、他側第2曲折部3gから所定角度に曲折された他側第2端部3iと、を備えている。
コイルピース3が備える4つの曲折部の折り曲げ角度は、ステータ100と対で使用される図示しないロータのS極及びN極の磁極が周方向に占める位相角と一致するように角度が設定されている。またここでは、コイルピース3は、導電体から形成されており、例えば、アルミニウム合金(またはアルミニウム)で形成することができる。
コイルピース3は、図2に示すように、一側端部3aがベース部材2の係止部2bに係止される。また、他側第1端部3hが接続端子5の上層に係止されるとともに、他側第2端部3iが接続端子5の下層に係止される。すなわちコイルピース3は、図5に示すように、コイルピース3の他側第1端部3hとこれと隣接するコイルピース3の他側第2端部3iとが接続端子5を介して接続することで、コイルループを形成している。また、図示を省略したが、当該コイルループを形成するコイルピース3の内、U相、V相、W相の交流電流をそれぞれ入出力する6つのコイルピース3は、図示しないバスバーとボルト等で接合され、給電システムと電気的に接続される。
コイルピース3は、図5に示すように、接続端子5を介してコイルピース3をそれぞれ接続した状態においては、図4(a)に示す一側第1曲折部3b、第1中間部3d、他側第1曲折部3f、他側端部3hが高さ方向の上層に位置し、第2曲折部3c、第1中間部3e、他側第1曲折部3g、他側端部3iが高さ方向の下層に位置する。そして、接続端子5を取り付けてコイルピース3の他側第2端部3iの上に他側第1端部3hを重ねて接続した場合における高さは、一側端部3aの高さと等しい。なお、ここでいう上層と下層とは、ベース部2と接続端子5との間の空間(コイルピース3が配列される空間)の上層と下層のことをいう。
次に、コイルピース3で構成されたステータコイル1内の電流の流れについて説明する。
ステータコイル1は、図示しない給電システムからコイルピース3に電流が供給されると、図5の矢印で示すように、他側第2端部3i、他側第2曲折部3g、第2中間部3e、一側第2曲折部3c、一側端部3a、一側第1曲折部3b、第1中間部3d、他側第1曲折部3f、他側第1端部3hの順に、コイルピース3内に電流が流れる。そして、後記する接続端子5によってコイルピース3の他側第1端部3hと、これと隣接するコイルピース3の他側第2端部3iとが電気的に接続されているため、電流は隣接するコイルピース3に次々と移り、最終的にはステータコイル1を右回りに一周する。なお、電流が流れる方向は、上記と逆にステータコイル1を左回りに一周する方向でも構わない。
本発明に係るステータ100で用いることができるコイルピースは、前記したコイルピース3のみに限られない。すなわち、前記した図4(a)、(b)に示すものを第1コイルピース3とし、図6(a)に示すものを第2コイルピース7とすることもできる。以下、第2コイルピース7について詳細に説明する。
第2コイルピース7は、第1コイルピース3の構成に加えて、一対の他側端部のいずれか一方の先端に、図示しないバスバーと接合される接合部が突出して形成されたものである。ここでは、接合部として、図6(a)に示すような接合貫通孔7jが形成されている。但し、図示しないバスバーと接合可能であれば、孔以外の構成でも構わない。
第2コイルピース7は、図6(a)に示すように、平面視して略Y字状に形成されたこの第2コイルピース7の中央部に形成された一側端部7aと、一側端部7aから二又に分かれるとともに所定角度に曲折された一側第1曲折部7b及び一側第2曲折部7cと、一側第1曲折部7bから所定角度に曲折された長尺状の第1中間部7dと、一側第2曲折部7cから所定角度に曲折された長尺状の第2中間部7eと、第1中間部7dから所定角度に曲折された他側第1曲折部7fと、第2中間部7eから所定角度に曲折された他側第2曲折部7gと、他側第1曲折部7fから所定角度に曲折された他側第1端部7hと、他側第2曲折部7gから所定角度に曲折された他側第2端部7iと、他側第1端部7hの先端に形成された、図示しないバスバーと接合される接合貫通孔7jと、を備えている。第2コイルピース7は、接合貫通孔7j以外の構成は前記した第1コイルピース3と同様である。
第2コイルピース7は、図7(a)に示すように、一側端部7aがベース部材2の係止部2bに係止され、他側第2端部7iが接続端子5の下層に係止される。一方、図7(b)に示すように、他側第1端部7hは、接続端子5に係止されずに外周方向に突出する。そして、他側第1端部7hの先端の接合貫通孔7jは、図示しないバスバーとボルト等で接合され、給電システムと電気的に接続される。
第2コイルピース7は、図7(b)に示すように、他側第1端部7hがそれぞれ上下2層になるように配設される。この場合、他側第1端部7hが上層に配設される第2コイルピース7は、図6(a)の平面図の手前方向を上とする上下関係でベース部材2に配設される。すなわち、一側第1曲折部7b、第1中間部7d、他側第1曲折部7f、他側第1端部7hが上層となる。一方、他側第1端部7hが下層に配設される第2コイルピース7は、上下を反転させ、図6(b)の平面図の手前方向を下とする上下関係でベース部材2に配設される。すなわち、一側第2曲折部7c、第2中間部7e、他側第2曲折部7g、他側第2端部7iが上層となる。
次に、第1コイルピース3及び第2コイルピース7で構成されたステータコイル1内の電流の流れについて説明する。
ここで、図7(b)に示す上下2層の第2コイルピース7は、いずれか一方が電流の入力部、他方が電流の出力部として機能するものである。以下では、下層の第2コイルピース7を入力部とし、上層の第2コイルピース7を出力部として説明する。
ステータコイル1は、図示しない給電システムから、バスバーと接合された接合貫通孔7jを介して下層の第2コイルピース7に電流が入力されると、図6(a)に示す他側第1端部7h、他側第1曲折部7f、第1中間部7d、一側第1曲折部7b、一側端部7a、一側第2曲折部7c、第2中間部7e、他側第2曲折部7g、他側第1端部7iの順に、第2コイルピース7内に電流が流れる。そして、後記する接続端子5によって第2コイルピース7の他側第2端部7iと、これと隣接するコイルピース3の他側第2端部3iとが電気的に接続されているため、電流は隣接するコイルピース3に次々と移り、ステータコイル1を右回りに一周する。ステータコイル1を右回りに一周して図7(b)に示す第2コイルピース7に到達した電流は、他側第1端部7hから図示しないバスバーを介して出力される。なお、コイルループのターン数を増やす場合は周回数を増やしたり、よりロータと鎖交する磁束を増したい場合は、右回りに数度周回させた後、左回りにも同数回周回させる構成とすることもできる。この場合、右回りに一周したコイルピース3の右回り一周目終端と左回り一周目始端とが第2コイルピース7により構成され、図示しないバスバー等により接続されることで、周回方向の転換を行う。そして、左回りの最終回を経た後、他側第1端部7hから図示しないバスバーを介して電流が出力される。
本発明に係るステータ100は、接合貫通孔7jが形成された第2コイルピース7を用いることにより、第1コイルピース3のみを用いる場合よりも第2コイルピース7と図示しない給電システムのバスバーを簡易かつ確実に接続することができる。従って、ステータコイル1の積層数を増加した場合であっても装置が複雑にならず、ステータ100の製作容易性を向上させることができる。
熱収縮性絶縁部材4は、図2に示すように、コイルピース3を被覆することで、他のコイルピース3と絶縁状態にするためのものである。熱収縮性絶縁部材4は、コイルピース3を被覆する前は、図10(b)に示すように筒状であり、銅板を加工して製造したコイルピース3を被覆する(コイルピース3を熱収縮性絶縁部材4に挿入する)ことで、コイルピース3を絶縁状態にする。なお、熱収縮性絶縁部材4の素材としては、ゴム系、プラスチック系を始めとして、漏洩電流を遮断可能な絶縁性を有するあらゆる素材を使用することができ、例えばフッ素樹脂で形成することができる。
本発明に係るステータ100は、熱収縮性絶縁部材4によって予めコイルピース3ごとに絶縁加工を行なうことにより、それぞれのコイルピース3を簡易な方法で絶縁状態とすることができる。また、コイルピース3を周方向に等間隔に配列する係止部2bをベース部材2に設けることにより、導体占積率を上げるためにコイルスリット間隔を最大限狭めることができる。また、ステータ100の絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。なお、熱収縮性絶縁部材4を被覆させたコイルピース3の製造方法の詳細については、後記する。
熱収縮性絶縁部材4は、図4(b)に示すように、コイルピース(第1コイルピース)3の一側端部3aと、他側第1端部3h及び他側第2端部3iとを除く部位を被覆して、コイルピース3のそれぞれの端部がベース部材2の係止部2b及び接続端子5に安定して係止できるように構成される。
また、熱収縮性絶縁部材4は、図4(b)に示すように、一側端部3aと、他側第1端部3h及び他側第2端部3iとが露出するようにコイルピース3を被覆する長さに形成することが好ましい。このように熱収縮性絶縁部材4の長さを予め各端部が露出する長さに形成することにより、熱収縮性絶縁部材4をコイルピース3に被覆すると各端部が露出するため、各端部の絶縁部材を後に剥離する工程を省略することができる。従って、ステータ100の絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。
接続端子5は、図5,8(a)に示すように、コイルピース3の他側第1端部3hと、これと隣接するコイルピース3の他側第2端部3iとを係止して接続するものである。接続端子5は、図8(a)に示すように、絶縁体で形成された絶縁部5aと、導電体で形成された導電部5bと、を備えている。そして接続端子5は、図5に示すように、導電部5bがコイルピース3の他側第1端部3hと、これと上下方向に隣接するコイルピース3の他側第2端部3iのそれぞれにわたって接触するように取り付けられ、コイルピース3に電流を供給した際に各コイルピース3が電気的に接続されてコイルループを形成するように構成されている。なお、本発明に係るステータ100は、予め接続端子5を配置した状態でベース部材2にコイルピース3を取り付けてもよく、あるいは、ベース部材2にコイルピース3を取り付けた後から接続端子5を取り付けてもよい。
本発明に係るステータ100で用いられる接続端子は、図8(a)に示した形状に限定されず、例えば、図8(b)に示すような略コの字型の接続端子8を用いることもできる。接続端子8は、絶縁体で形成された絶縁部8aと、導電体で形成された導電部8bと、を備えている。そして、接続端子8は、導電部8bがコイルピース3の他側第1端部3hと、これと隣接するコイルピース3の他側第2端部3iのそれぞれにわたって接触するように取り付けられ、コイルピース3に電流を供給した際に各コイルピース3が電気的に接続されてコイルループを形成するように構成されている。ステータ100は、このような形状の接続端子8を用いることによって、より強固にコイルピース3を係止して固定することができる。
本発明に係るステータ100は、図9(a),(b)に示すように、前記した構成の他にリング部材6をさらに備えてもよい。リング部材6は、接続端子5を外側から保持する円環状の部材であり、SUS(ステンレス鋼)等から形成されている。リング部材6は、図9(a)に示すように、ベース部材2にコイルピース(第1コイルピース)3を配置して接続端子5を取り付けた後に、図示しない圧入冶具を上部からはめ込むことで取り付ける。なお、図7(a)に示すように、他側第1端部7hが外周方向に突出した第2コイルピース7を用いる場合は、突出した他側第1端部7hを軸方向(図7(a)を平面視した場合の手前方向)ベース部材2側に折り曲げることにより、リング部材6を取り付ける。
本発明に係るステータ100は、リング部材6を備えることにより、コイルピース3を係止する接続端子5を外側から強固に保持することができ、コイルピース3や接続端子5のずれを防止することができる。従って、ステータ100の絶縁信頼性、製作容易性を向上させることができる。
次に、図10を参照しながら、本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータ100の製造方法について説明する。ステータ100の製造方法は、主として以下の4つの工程に分けることができる。
まず、図10(a)に示すように、導電性板状部材をプレスして所望の薄さとした後、ワイヤカット、レーザ、プレス等によって、複数種類の形状に切り出す。ここで、導電性板状部材としては、導電率の優れた銅板を使用することが好ましい。図10(a)に示す3種類の切り出し後の銅板30,70は、その後の工程でそれぞれコイルピース3,7に加工される銅板である。この工程では、後の工程で二つの熱収縮性絶縁部材4に挿入するために、銅板30,70の幅方向(短手方向)中央を切断して一対の延出部を形成する。
次に、図10(b)に示すように、切り出し後の銅板30の延出部の一方と他方を、それぞれ筒状の熱収縮性絶縁部材(絶縁チューブ)4に挿入する。そして、外部から加熱して当該熱収縮性絶縁部材4を収縮させ、銅板30を被覆することで絶縁加工する。
熱収縮性絶縁部材4は、図10(b)に示すように、後の工程でそれぞれコイルピース3の一側端部3a、他側第1端部3h、他側第2端部3iとなる端部30a,30h,30iが外部に露出するように銅板30を被覆する長さに形成することが好ましい(図4(b)参照)。このような熱収縮性絶縁部材4で銅板30を被覆することにより、後の工程で端部の熱収縮性絶縁部材4を剥離する工程を省略することができ、ステータ100の製作容易性を向上させることができる。なお、図10(b)では図示を省略したが、銅板70についても、銅板30と同様の加工を行なう。
次に、図10(c)に示すように、絶縁加工後の銅板30,70を、ベンド加工、プレス等により折り曲げて、それぞれコイルピース3,7の形状に加工する。
次に、図10(d)に示すように、折曲加工後のコイルピース3を、ベース部材2の係止部2bに係止して、ベース部材2に周方向に配列する。具体的には、図2に示すように、一側端部3aがベース部材2の係止部2bに係止され、他側第1端部3hが接続端子5の上層に係止され、他側第2端部3iが接続端子5の下層に係止される。なお、図10(d)では図示を省略したが、コイルピース7についても、必要な数をベース部材2に配列する。
本発明に係るアキシャルギャップ型回転電機のステータ100の製造方法は、コイルピース3等を銅板30等から簡易に製造してコイルとして用いることにより、コイルを鉄心に巻回する巻線工程を簡略化させることができる。そして、コイルピース3等の製造工程で銅板30等ごとに予め熱収縮性絶縁部材を被覆させることにより、簡易な方法で絶縁状態とすることができる。また、係止部2bにコイルピース3等を周方向に等間隔に配列すること及び、熱収縮性絶縁部材4によって予めコイルピース3等ごとに絶縁加工を行なうことにより、コイルスリット間隔を最大限狭めることができ、ひいては導体占積率を上げることができる。また、ステータ100の絶縁信頼性及び製作容易性を向上させることができる。
本発明に係るアキシャルギャップ回転電機のステータ100は、各コイルピース3に熱収縮性絶縁部材4を被覆することにより、ステータ100の絶縁信頼性を向上させることができる。具体的には、図示しない給電システムからバスバーを介して供給された電流は、各コイルピース3を組み合わせて形成したコイルループ内を流れる。ここで、各コイルピース3は、熱収縮性絶縁部材4で被覆されて互いに絶縁状態となっている。また、各コイルピース3は、ベース部材2の外周に沿って所定間隔で形成された溝状の係止部2bに係止されているため、熱収縮性絶縁部材4間の距離は一定に保たれ、各コイルピース3間で絶縁不良が生じることもない。従って、図示しない給電システムから供給された電流は、途中で短絡することなく接続端子5で接続された各コイルピース3間を流れ、コイルループを周回することができる。
なお、本発明に係るステータ100は、図示しないバスバーと給電システムを、接続端子5の外側だけではなく、ベース部材2の内側に配置することもできる。この場合は、前記した第2コイルピース7の一側端部7aの先端に接合部(接合貫通孔)を設け、バスバーを介して給電システムから電流の供給を受けるように構成することができる。
1 ステータコイル
2 ベース部材
2a 本体部
2b 係止部
2c プレート部
3 コイルピース(第1コイルピース)
3a 一側端部
3b 一側第1曲折部
3c 一側第2曲折部
3d 第1中間部
3e 第2中間部
3f 他側第1曲折部
3g 他側第2曲折部
3h 他側第1端部
3i 他側第2端部
4 熱収縮性絶縁部材(絶縁チューブ)
5 接続端子
5a 絶縁部
5b 導電部
6 リング部材
7 第2コイルピース
7a 一側端部
7b 一側第1曲折部
7c 一側第2曲折部
7d 第1中間部
7e 第2中間部
7f 他側第1曲折部
7g 他側第2曲折部
7h 他側第1端部
7i 他側第2端部
7j 接合貫通孔(接合部)
8 接続端子
8a 絶縁部
8b 導電部
30 銅板
30a 端部
30h 端部
30i 端部
70 銅板
100 ステータ

Claims (5)

  1. アキシャルギャップ型回転電機のステータであって、
    導電体からなる複数のコイルピースと、
    前記コイルピースの径方向の両端部を除く部位を被覆して絶縁する筒状の熱収縮性絶縁部材と、
    前記コイルピースを周方向に配列するとともに、前記コイルピースの一側端部を係止する係止部を有する円環状のベース部材と、
    前記コイルピースの他側端部同士を接続する接続端子と、を備え、
    前記コイルピースは、
    前記一側端部と、前記一側端部から二又に分かれるとともに所定角度に曲折された一対の一側曲折部と、前記一側曲折部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の長尺状の中間部と、前記中間部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の他側曲折部と、前記他側曲折部からそれぞれ所定角度に曲折された一対の前記他側端部と、を有し、
    前記一対の他側端部は、一方が前記接続端子の上層に係止されるとともに、他方が前記接続端子の下層に係止されることで、前記複数のコイルピースの他側端部の一方と他方とが前記接続端子を介して接続され、所定コイルループを形成することを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機のステータ。
  2. 前記熱収縮性絶縁部材は、前記一側端部と前記一対の他側端部とが露出するように、前記コイルピースを被覆する長さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載のアキシャルギャップ型回転電機のステータ。
  3. 前記接続端子を外側から保持する円環状のリング部材をさらに備え、
    前記ベース部材の係止部は、円周方向に所定間隔で形成された溝からなり、
    前記ベース部材は、前記コイルピースを下方から支持する円盤状のプレート部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載のアキシャルギャップ型回転電機のステータ。
  4. 前記コイルピースは、前記一側端部と、前記一対の一側曲折部と、前記一対の長尺状の中間部と、前記一対の他側曲折部と、前記一対の他側端部と、をそれぞれ有する第1コイルピース及び第2コイルピースを備え、
    前記第2コイルピースの一対の他側端部のいずれか一方の先端には、給電端子と接合される接合部が突出して形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のアキシャルギャップ型回転電機のステータ。
  5. アキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法であって、
    導電性板状部材を所定の形状に切り出すとともに、前記導電性板状部材の幅方向中央を切断して一対の延出部を形成する切出加工工程と、
    前記延出部の一方と他方のそれぞれに筒状の熱収縮性絶縁部材に挿入して絶縁加工を行なう絶縁加工工程と、
    前記絶縁加工後の導電性板状部材を所定の角度に折り曲げてコイルピースの形状に加工する折曲加工工程と、
    前記折曲加工後のコイルピースをベース部材の係止部に周方向に配列する配列工程と、
    を有することを特徴とするアキシャルギャップ型回転電機のステータの製造方法。
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