JP2010283625A - マジックt - Google Patents

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Abstract

【課題】 高周波領域で使用できる薄型化が可能なマジックTを提供する。
【解決手段】 第1の管壁11,第2の管壁12,第3の管壁13,第4の管壁14に囲まれた第1の方形導波管型高周波線路10と、第1の管壁21,第2の管壁22、第3の管壁23,第4の管壁24に囲まれた第2の方形導波管型高周波線路20で構成され、第1の管壁11と21が同一平面上に位置するように、方形導波管型高周波線路10の第3の管壁13に方形導波管型高周波線路20が接続されたH面T分岐構造60と、方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11に形成された、方形導波管型高周波線路20の第1の管壁21の幅方向の中心線上に位置する、方形導波管型高周波線路20の長さ方向に長いスロット51と、スロット51に電磁気的に結合された高周波線路30から構成されたマジックTとする。高周波で使用できる薄型化が可能なマジックTが得られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ミリ波等の高周波領域で使用されるマジックTに関するものであり、特に方形導波管型高周波線路を用いたマジックTに関するものである。
ミリ波等の高周波領域で使用されるマジックTとして、方形導波管のH面T分岐とE面T分岐とを組み合わせたものが知られている(例えば、非特許文献1を参照。)。また、複数の誘電体層を積層した誘電体中にマジックTを構成したものが提案されている(例えば特許文献1を参照。)。
特開2001-156510
小西良弘著,「マイクロ波回路の基礎とその応用」,第2版,総合電子出版社,1992年2月,203〜204頁
しかしながら、非特許文献1のマジックTにおいては、方形導波管が互いに直交する3方向に引き出される3次元的な構造であるため薄型化が困難であり、また、製造工程が複雑で量産性が悪いという問題があった。また、特許文献1のマジックTにおいては、積層体の厚みがある程度必要になるという課題があった。
本発明はこのような従来の技術における問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的は、高周波領域で使用できる薄型化が可能なマジックTを提供することにある。
本発明のマジックTは、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の前記第1の管壁が同一平面上に位置するように、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁に前記第2の方形導波管型高周波線路が接続されたH面T分岐構造と、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に形成された、前記第2の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁の幅方向の中心線上に位置する、前記第2の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、該スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明のマジックTは、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の前記第3の管壁が同一平面上に位置するように、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に前記第2の方形導波管型高周波線路が接続されたE面T分岐構造と、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁に形成された、前記第2の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁の幅方向の中心線上に重心が位置する、前記第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、該スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路とを備えることを特徴とするものである。
さらに、本発明のマジックTは、上記各構成において、前記第3の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかであることを特徴とするものである。
またさらに、本発明のマジックTは、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1の方形導波管型高周波線路と、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に形成された、前記第1の方形導波管型高周波線路の幅方向に長い第1のスロットと、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第2の管壁に前記第3または第4の管壁に沿って形成された、俯瞰して前記1対のH面を重ねて見たときに前記第1のスロットの幅方向の中心線上に重心が位置する、前記第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長い第2のスロットと、前記第1のスロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路と、前記第2のスロットに電磁気的に結合された第4の高周波線路とを備えることを特徴とするものである。
さらにまた、本発明のマジックTは、上記構成において、前記第3および第4の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかであることを特徴とするものである。
なお、本明細書において、幅方向の中心線とは、幅方向の中心を結んで得られる直線をその両側に延長した直線のことである。
本発明のマジックTによれば、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の第1の管壁が同一平面上に位置するように、第1の方形導波管型高周波線路の第3の管壁に第2の方形導波管型高周波線路が接続されたH面T分岐構造と、第1の方形導波管型高周波線路の第1の管壁に形成された、第2の方形導波管型高周波線路の第1の管壁の幅方向の中心線上に位置する、第2の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路から構成されていることから、第3の高周波線路における信号伝播方向を、第1及び第2の方形導波管型高周波線路のH面と平行になるように形成することができるので、平面的な回路構成とすることができ、薄型化が可能なマジックTを得ることができる。
また、本発明のマジックTによれば、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の第3の管壁が同一平面上に位置するように、第1の方形導波管型高周波線路の第1の管壁に第2の方形導波管型高周波線路が接続されたE面T分岐構造と、第1の方形導波管型高周波線路の第3の管壁に形成された、第2の方形導波管型高周波線路の第3の管壁の幅方向の中心線上に重心が位置する、第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路から構成されていることから、第3の高周波線路における信号伝播方向を、第1及び第2の方形導波管型高周波線路のE面と平行になるように形成することができるので、平面的な回路構成とすることができ、薄型化が可能なマジックTを得ることができる。
さらに、本発明のマジックTによれば、第3の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかで構成されているときには、伝送損失が小さく、また様々な回路に適用できるマジックTを得ることができる。
またさらに、本発明のマジックTによれば、1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1の方形導波管型高周波線路と、第1の方形導波管型高周波線路の第1の管壁に形成された、第1の方形導波管型高周波線路の幅方向に長い第1のスロットと、第1の方形導波管型高周波線路の第2の管壁に第3または第4の管壁に沿って形成された、俯瞰して1対のH面を重ねて見たときに第1のスロットの幅方向の中心線上に重心が位置する、第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長い第2のスロットと、第1のスロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路と、第2のスロットに電磁気的に結合された第4の高周波線路から構成されていることから、第3および第4の高周波線路における信号伝播方向を、第1の方形導波管型高周波線路のH面と平行になるように形成することができるので、平面的な回路構成とすることができ、薄型化が可能なマジックTを得ることができる。
さらにまた、本発明のマジックTによれば、第3および第4の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかで構成されているときには、伝送損失が小さく、また様々な回路に適用できるマジックTを得ることができる。
本発明の実施の形態の第1の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第2の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第3の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第4の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第5の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態の第4の例のマジックTの具体的な設計例を示す図である。 本発明の実施の形態の第4の例のマジックTの電気特性のシミュレーション結果を示すグラフであり、S21、S31、S11、S41の周波数依存性を示すグラフである。 本発明の実施の形態の第4の例のマジックTの電気特性のシミュレーション結果を示すグラフであり、S24、S34、S44の周波数依存性を示すグラフである。 本発明の実施の形態の第4の例のマジックTの電気特性のシミュレーション結果を示すグラフであり、S22、S33の周波数依存性を示すグラフである。
以下、本発明のマジックTを添付の図面を参照しつつ詳細に説明する。
(実施の形態の第1の例)
図1は本発明の実施の形態の第1の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。
本例のマジックTは、図1に示すように、1対のH面となる互いに対向した第1の管壁11および第2の管壁12ならびに1対のE面となる互いに対向した第3の管壁13および第4の管壁14に囲まれた矩形断面を有する第1の方形導波管型高周波線路10と、1対のH面となる互いに対向した第1の管壁21および第2の管壁22ならびに1対のE面となる互いに対向した第3の管壁23および第4の管壁24に囲まれた矩形断面を有する第2の方形導波管型高周波線路20とで構成され、各々の第1の管壁11,21が同一平面上に位置するように、第1の方形導波管型高周波線路10の第3の管壁13に第2の方形導波管型高周波線路20が接続されたH面T分岐構造60と、第1の方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11に形成された、第2の方形導波管型高周波線路20の第1の管壁21の幅方向の中心線上に位置する、第2の方形導波管型高周波線路20の長さ方向に長いスロット51と、スロット51に電磁気的に結合された第3の高周波線路30から構成されている。このスロット51の長さは概ね1/2波長の長さに設定されている。また、第3の高周波線路30は、第1の方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11からなる接地導体と、第1の管壁11の上に配置された誘電体37と、誘電体37上に配置されたストリップ導体36とで構成されたマイクロストリップラインである。マイクロストリップラインのストリップ導体36は、俯瞰してストリップ導体36とスロット51とを重ねて見たときに、スロット51のほぼ中央でスロット51と直交するように配置されている。また、ストリップ導体36の長さ方向の一方端は、スロット51の中心から、ストリップ導体36を伝播する高周波信号の波長の1/4の長さの位置にあり、スタブを形成している。また、ストリップ導体36の他方端はポートP4が形成されている。さらに、第1の方形導波管型高周波線路10の両端にはポートP2およびポートP3が形成され、第2の方形導波管型高周波線路20の第1の方形導波管型高周波線路10に接続されていない他方端には、ポートP1が形成されている。なお、本例のマジックTにおける方形導波管型高周波線路10,20は一般的な方形導波管である。また、図1におけるH面T分岐構造60は単純化した構成を示しており、方形導波管型高周波線路10の中心線上の方形導波管型高周波線路20の内部に整合ピン(図示せず)が挿入されて、ポートP1からの入力信号の反射が小さくなるように設計されている。
このような構成を備える本例のマジックTによれば、第2の方形導波管型高周波線路20のポートP1から入力された高周波信号は、第1の方形導波管型高周波線路10のポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が対称に分岐する(偶モード)。このとき、スロット51を励起する電磁界は発生しないので第3の高周波線路30には結合しない。一方、第3の高周波線路30のポートP4から入力された高周波信号は、スロット51を介して第1の方形導波管型高周波線路10のポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が非対称に分岐する(奇モード)。このとき、第2の方形導波管型高周波線路20を励起する電磁界は発生しない。このように、ポートP1とポートP4とはアイソレーション特性を保つ。
上記のように、方形導波管型高周波線路による偶モードのH面T分岐構造60と第3の高周波線路30とをスロット51を用いて結合させることにより奇モードの結合をさせ、マジックTの特性を実現している。これは、従来のマジックTに比べ容易に製造できる構造となっており、平面的な構成で実現できるので、薄型化が可能で他の高周波回路基板との接続も容易なマジックTを得ることができる。
(実施の形態の第2の例)
図2は本発明の実施の形態の第2の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。なお、本例においては前述した第1の例と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本例のマジックTは、図2に示すように、第1の方形導波管型高周波線路10および第2の方形導波管型高周波線路20で構成され、各々の第3の管壁13および23が同一平面上に位置するように、第1の方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11に第2の方形導波管型高周波線路20が接続されたE面T分岐構造70と、第1の方形導波管型高周波線路10の第3の管壁13に形成された、第2の方形導波管型高周波線路20の第3の管壁23の幅方向の中心線上に重心が位置する、第1の方形導波管型高周波線路10の長さ方向に長いスロット51と、スロット51に電磁気的に結合された第3の高周波線路30とから構成されている。このスロット51の長さは概ね1/2波長の長さに設定されている。また、第3の高周波線路30は、第1および第2の方形導波管型高周波線路10,20の第3の管壁13,23の上に配置された誘電体37と、誘電体37の下面の第3の管壁13,23に接していない部分に配置された導体層38と、誘電体37上に形成されたストリップ導体36とで構成されたマイクロストリップラインである。なお、導体層38と第3の管壁13,23とでマイクロストリップラインの接地導体を構成している。また、本例のマジックTにおける方形導波管型高周波線路は一般的な方形導波管である。また、図2におけるE面T分岐構造70は単純化した構成を示しており、方形導波管型高周波線路10と方形導波管型高周波線路20との接続部に整合板(図示せず)が挿入されてポートP1からの入力信号の反射が小さくなるように設計されている。
このような構成を備える本例のマジックTによれば、第2の方形導波管型高周波線路20のポートP1から入力された高周波信号は、第1の方形導波管型高周波線路10のポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が対称に分岐する(偶モード)。このとき、スロット51を励起する電磁界は発生しないので第3の高周波線路30には結合しない。一方、第3の高周波線路30のポートP4から入力された高周波信号は、スロット51を介して第1の方形導波管型高周波線路10のポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が非対称に分岐する(奇モード)。このとき、第2の方形導波管型高周波線路20を励起する電磁界は発生しない。このように、ポートP1とポートP4とはアイソレーション特性を保つ。
上記のように、方形導波管型高周波線路による奇モードのE面T分岐構造70と第3の高周波線路30とをスロット51を用いて結合させることにより偶モードの結合をさせ、マジックTの特性を実現している。これは、実施の形態1の場合と同様に、従来のマジックTに比べ容易に製造できる構造となっている。また、平面的な構成で実現できるので、薄型化が可能で他の高周波回路基板との接続も容易なマジックTを得ることができる。
(実施の形態の第3の例)
図3は本発明の実施の形態の第3の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。なお、本例においても前述した第1の例と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本例のマジックTは、図3に示すように、実施の形態の第1の例とほぼ同じであるが、第3の高周波線路30が1対のH面となる互いに対向した第1の管壁31および第2の管壁32ならびに1対のE面となる互いに対向した第3の管壁33および第4の管壁34に囲まれた矩形断面を有する方形導波管型高周波線路で形成されている点で異なる。なお、第3の高周波線路30の第2の管壁32と第1の方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11とは同一のものであり、1つの導体が第3の高周波線路30の第2の管壁32および第1の方形導波管型高周波線路10の第1の管壁11として機能している。また、第3の高周波線路30の一方端は管壁35により終端されており、その端面とスロット51との距離は管内波長の概ね1/2に設定されている。また、第3の高周波線路30の他方端にはポートP4が形成されている。
このような構成を備える本例のマジックTによれば、ポートP4から入力された高周波信号はスロット51を介して第1の方形導波管型高周波線路10に奇モードで結合するので、実施の形態の第1の例と同じくマジックTとして機能する。また、第3の高周波線路を方形導波管型高周波線路で形成したことにより、より低損失な特性が得られる。
(実施の形態の第4の例)
図4は本発明の実施の形態の第4の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。なお、本例においては前述した第3の例と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本例のマジックTは、図4に示すように、方形導波管型高周波線路10,20,30が、複数の誘電体層が積層された誘電体基板(図示せず)中に形成された誘電体導波管線路で構成されている。すなわち、図3に示した各々の方形導波管型高周波線路のE面を形成する管壁13,14,23,24,33,34が、誘電体基板(図示せず)中に形成した13a,23a,24a等の側壁用貫通導体群と13b,23b,24b等の副導体層とで構成されている。これら管壁を構成する側壁用貫通導体群の、隣接する側壁用貫通導体間の距離を高周波信号の波長の1/2未満に形成することにより電磁波の漏れが抑えられ、導波管の管壁として機能する。また、各方形導波管型高周波線路10,20,30の第1および第2の管壁11,12,21,22,31は誘電体基板(図示せず)の内部または表面に形成された導体層で構成されている。さらに、本例のマジックTにおいて、第3の高周波線路30の終端35は、終端導体壁用貫通導体群35aおよび副導体層35bにより構成されている。なお、図4では、分かりやすくするために第3の高周波線路30をH面T分岐構造60から分離して示している。
このような構成を備える本例のマジックTによれば、電気的な特性は第3の例と同じであるが、誘電体基板中に形成されているため、その構造は1/√ε(εは誘電体基板の比誘電率)に小型化されるばかりでなく、セラミック多層積層技術をそのまま適用して製造できるため、低コストなマジックTが得られる。
本例のマジックTにおいて、マジックTを構成する誘電体層の比誘電率は、例えば2〜20程度とされる。誘電体層の材質としては、高周波信号の伝送を妨げない特性を有するものであれば特に限定するものではなく、ガラスエポキシ等の樹脂を使用することも可能であるが、マジックTを形成する際の精度および製造の容易性の点からは誘電体セラミックスを使用することが望ましい。第1および第2の管壁11,21,31,12,22,32および副導体層13b,14b,23b,24b,33b,34b,35bは、良導電性の金属からなり、その厚みは、例えば、3μm〜50μm程度とされる。側壁用貫通導体群13a,14a,23a,24a,33a,34aおよび終端導体壁用貫通導体群35aの繰り返し間隔は、高周波信号の漏洩を防止する観点から、マジックTを伝送する高周波信号の波長の1/2未満であることが必要であり、1/4未満であることが好ましい。側壁用貫通導体群13a,14a,23a,24a,33a,34aおよび終端導体壁用貫通導体群35aとしてはビアホールやスルーホールを用いることができ、その直径は、例えば0.05mm〜0.5mm程度とされる。
本例のマジックTは、例えば、次のようにして作製することができる。まず、ガラス,アルミナ,窒化アルミニウム等を主成分とするセラミック原料粉末に適当な有機溶剤と溶媒とを添加混合して得た泥漿を用いて、ドクターブレード法やカレンダーロール法等によってセラミックグリーンシートを作製する。次に、得られたセラミックグリーンシートにパンチングマシーン等を用いて側壁用貫通導体群13a,14a,23a,24a,33a,34aおよび終端導体壁用貫通導体群35aを形成するための貫通孔を形成し、金属粉末に適当なアルミナ・シリカ・マグネシア等の酸化物や有機溶剤等を添加混合してペースト状にしたものを、厚膜印刷法により貫通孔に充填するとともにセラミックグリーンシートの表面に塗布して導体ペースト付きセラミックグリーンシートを作製する。次に、得られた導体ペースト付きセラミックグリーンシートを積層し、ホットプレス装置を用いて圧着して積層体を形成する。そして、得られた積層体を、誘電体層がガラスセラミックスの場合は850℃〜1000℃程度、アルミナ質セラミックスの場合は1500℃〜1700℃程度、窒化アルミニウム質セラミックスの場合は1600℃〜1900℃程度のピーク温度で焼成することによって作製される。なお、金属粉末としては、誘電体層がガラスセラミックスの場合は銅,金または銀が、誘電体層がアルミナ質セラミックスまたは窒化アルミニウム質セラミックスの場合にはタングステンまたはモリブデンが好適である。
(実施の形態の第5の例)
図5は本発明の実施の形態の第5の例のマジックTを模式的に示す斜視図である。なお、本例においては前述した第1の例と異なる点のみについて説明し、同様の構成要素については同一の参照符号を用いて重複する説明を省略する。
本例のマジックTは、図5に示すように、第1の方形導波管型高周波線路10と、方形導波管型高周波線路10のH面となる第1の管壁11に形成された、方形導波管型高周波線路10の幅方向に長い第1のスロット51と、方形導波管型高周波線路10の第2の管壁12に第3の管壁13に沿って形成された、俯瞰して1対のH面となる第1の管壁11および第2の管壁12を重ねて見たときに第1のスロット51の幅方向の中心線上に重心が位置する、方形導波管型高周波線路10の長さ方向に長い第2のスロット52と、第1のスロット51に電磁気的に結合された第3の高周波線路30と、第2のスロット52に電磁気的に結合された第4の高周波線路40とから構成されている。すなわち、俯瞰して第1のスロット51と第2のスロット52とを重ねて見たときに、第1のスロット51の幅方向の中心線上に第2のスロット52の重心が位置するように配置されている。これらのスロット51および52の長さは概ね1/2波長の長さに設定されている。また、第4の高周波線路40は、第1の方形導波管型高周波線路10の第2の管壁12の下面に接するように配置された誘電体47と、誘電体47の上面の第2の管壁12に接していない部分に配置された接地導体層48と、誘電体47の下面に配置されたストリップ導体46とで構成されたマイクロストリップラインである。このとき、接地導体層48と方形導波管型高周波線路10の第2の管壁12とでマイクロストリップラインの接地導体を構成している。
第4の高周波線路40のストリップ導体46は、俯瞰してストリップ導体46とスロット52とを重ねて見たときに、スロット52のほぼ中央でスロット52と直交するように配置されている。また、ストリップ導体46の長さ方向の一方端は、スロット52の中心から1/4波長の位置にありスタブを形成している。また、ストリップ導体46の他方端はポートP1が形成されている。
このような構成を備える本例のマジックTによれば、第4の高周波線路40のポートP1から入力された高周波信号は、スロット52を介して方形導波管型高周波線路10と結合し、ポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が対称に分岐する(偶モード)。このとき、スロット51を励起する電磁界は発生しないのでマイクロストリップライン30には結合しない。一方、第3の高周波線路30のポートP4から入力された高周波信号は、スロット51を介して方形導波管型高周波線路10と結合し、ポートP2およびポートP3に向かって、等振幅で電磁界が非対称に分岐する(奇モード)。このとき、マイクロストリップライン40を励起する電磁界は発生しない。このように、ポートP1とポートP4とはアイソレーション特性を保つ。
本実施形態のマジックTは、従来のものに比べ容易に製造できる構造となっている。また、平面的な構成で実現できるので、薄型化が可能で他の高周波回路基板との接続も容易なマジックTを得ることができる。
(変形例)
本発明は前述した実施の形態の例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更,改良が可能である。
例えば、前述した実施の形態の第1〜第3の例における方形導波管型高周波線路10,20および実施の形態の第5の例における方形導波管型高周波線路10を中空の方形導波管としたが、内部に誘電体が充填されたものであっても良い。この場合、導波管の大きさが1/√ε(εは方形導波管に充填された誘電体の比誘電率)に縮小されるので、小型のマジックTが形成される。このときの誘電体の誘電体損失は伝送損失の観点から、できるだけ小さいものが望ましい。また、図4に示した誘電体導波管線路を用いても良い。
さらに、前述した実施の形態の第1〜第3の例における第3の高周波線路30ならびに実施の形態の第5の例における第3および第4の高周波線路30,40として、マイクロストリップラインで構成された例を示し、実施の形態の第4の例における第3の高周波線路30として方形導波管で構成された例を示したが、スロット51やスロット52と結合するような高周波線路であれば良く、ストリップライン、NRDガイド、グランド付きコプレーナウエイブガイド等でも良い。NRDガイドの場合には、方形導波管型高周波線路に形成されたスロットの真上に、所定の厚みおよび幅の矩形断面を有する帯状の誘電体を、その長手方向がスロットの長手方向に一致するように設置し、その誘電体の上部に平板状導体を配置することにより実現できる。また、グランド付きコプレーナウエイブガイドの場合には、例えば図1に示した実施の形態の第1の例において、ストリップ導体36の両側に間隔をあけてグランド導体を配置し、そのグランド導体のスロット51の真上に位置する部分にスロットとなる切り欠きを形成することで実現できる。
またさらに、前述した実施の形態の例において、高周波線路30,40の伝送方向とスロット15,16の長手方向とが直交する例を示したが、必ずしも直交する必要は無く、高周波線路30,40がマイクロストリップラインやH面結合の方形導波管の場合には、スロットに対して斜めに形成することもできる。さらにまた、H面結合の方形導波管の場合には、E面に沿った位置にスロットを形成させることにより、またE面結合の方形導波管の場合には、E面のほぼ中央部にスロットを形成させることにより、方形導波管の信号伝播方向とスロットの長手方向とを平行にして、結合させることができる。
次に、本発明のマジックTの具体例について説明する。
図4に示した実施の形態の第4の例のマジックTの電気特性を電磁界シミュレータで計算した。
マジックTを構成する誘電体層は、比誘電率が9.4で誘電正接が0.003のアルミナからなり、厚み0.15mmの層が6層積層された総厚0.9mmの誘電体基板とした。また、マジックTを構成する管壁11,12,21,22,31,32、副導体層13b,14b,23b,24b,33b,34b,35b、側壁用貫通導体群13a,14a,23a,24a,33a,34a、終端導体壁用貫通導体群35aおよび整合ピン15の材質はモリブデンとした。
図6は、電気特性をシミュレーションしたマジックTの具体的な寸法を説明するための模式的な平面図である。なお、図6においては、構造を分かりやすくするために、E面T分岐60の導体壁11,12,21,22および誘電体導波管線路30の導体壁31,32と側壁用貫通導体群33a,34aの図示を省略した。誘電体導波管線路10,20,30の側壁用貫通導体群は直径0.1mmで、隣接する間隔c1は0.3mm、c2は0.383mmで配置した。2列の側壁用貫通導体群13a,14aの間隔ならびに23a,24aの間隔wは1.15mmとした。スロット51は幅が0.16mmで長さが0.545mmの矩形状とした。スロット51の重心の位置は、誘電体導波管線路20の幅方向の中心線上で、誘電体導波管線路10の幅方向の中心線からの距離aが0.25mmの位置とした。E面T分岐60における直径0.1mmの整合用ピン15の誘電体導波管線路10の中心線からの距離bは0.16mmとした。なお、中心周波数は76.5GHzとしてマジックTを設計した。
この設計の場合の電気特性のシミュレーション結果を図7〜図9に示す。図7はS11,S21,S31,S41を示すグラフであり、図8はS24,S34,S44を示すグラフであり、図9はS22,S33を示すグラフである。図7〜図9に示すグラフによれば、反射特性S11,S22,S33,S44は76から77GHzの範囲で-20dB以下の良好な特性が得られている。また、透過特性S21ならびにS31、S24ならびにS34も良好な特性を示している。さらに、アイソレーション特性S41は72〜82GHzの広帯域に渡って-30dB以下の特性を示している。このように、マジックTとして優れた特性が得られており、本発明の有効性が確認できた。
10:第1の方形導波管型高周波線路
11,21,31:第1の管壁
12,22,32:第2の管壁
13,23,33:第3の管壁
14,24,34:第4の管壁
20:第2の方形導波管型高周波線路
30:第3の高周波線路
40:第4の高周波線路
51,52:スロット

Claims (5)

  1. 1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の前記第1の管壁が同一平面上に位置するように、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁に前記第2の方形導波管型高周波線路が接続されたH面T分岐構造と、
    前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に形成された、前記第2の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁の幅方向の中心線上に位置する、前記第2の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、
    該スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路とを備えることを特徴とするマジックT。
  2. 1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1および第2の方形導波管型高周波線路で構成され、各々の前記第3の管壁が同一平面上に位置するように、前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に前記第2の方形導波管型高周波線路が接続されたE面T分岐構造と、
    前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁に形成された、前記第2の方形導波管型高周波線路の前記第3の管壁の幅方向の中心線上に重心が位置する、前記第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長いスロットと、
    該スロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路とを備えることを特徴とするマジックT。
  3. 前記第3の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のマジックT。
  4. 1対のH面となる互いに対向した第1および第2の管壁ならびに1対のE面となる互いに対向した第3および第4の管壁に囲まれた矩形断面を有する第1の方形導波管型高周波線路と、
    前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第1の管壁に形成された、前記第1の方形導波管型高周波線路の幅方向に長い第1のスロットと、
    前記第1の方形導波管型高周波線路の前記第2の管壁に前記第3または第4の管壁に沿って形成された、俯瞰して前記1対のH面を重ねて見たときに前記第1のスロットの幅方向の中心線上に重心が位置する、前記第1の方形導波管型高周波線路の長さ方向に長い第2のスロットと、
    前記第1のスロットに電磁気的に結合された第3の高周波線路と、
    前記第2のスロットに電磁気的に結合された第4の高周波線路とを備えることを特徴とするマジックT。
  5. 前記第3および第4の高周波線路は、方形導波管型高周波線路,NRDガイド,ストリップライン,グランド付きコプレーナウエイブガイドおよびマイクロストリップラインのいずれかであることを特徴とする請求項4に記載のマジックT。
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