JP2010283479A - デジタル放送受信機およびその動作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を節約して複数の放送の間で時間的空白を抑制して受信の切り換えを実行する。
【解決手段】フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリーム(TS)とワンセグメント方式の第2のデジタル放送のTSとが供給される放送受信機は、パケット抽出部114、116とパケット取得間隔判定部115、117、118とを具備する。パケット抽出部は、第1と第2のデジタル放送のTSに含まれる第1と第2の特定のパケットを取得する。パケット取得間隔測定部は、第1と第2の特定のパケットの第1と第2の取得間隔を測定する。第1の取得間隔が第1の基準間隔より長いと判定されると、第1から第2に視聴対象のデジタル放送が切り換えられる。第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも短いと判定されると、第2から第1に視聴対象のデジタル放送が切り換えられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタル放送受信機およびその動作方法に関し、特に消費電力を節約するとともに複数の放送の間で時間的空白を抑制しながら受信の切り換えを実行するのに有効な技術に関するものである。
携帯電話向けの放送データ(ワンセグメント所謂ワンセグの放送データ)を、受信再生処理するための従来の機器においては、1つの送出放送局の1つの動画像トランスポートストリームMPEG−2_TSを受信してTSパケットを解釈して再生処理を行うものである。ワンセグのサービスの性質上、様々な情報を最小限に制限した送出運用が規定されているが、その反面、受信時の外乱に強いセグメント割り当ておよび変調方式等が採用されている。また、ワンセグより以前から有る放送サービスである家庭用テレビ受像機向けの放送データ(フルセグメント所謂フルセグの放送データ)は、主な対象が据え置きの固定受信機であるため、放送波受信時における電波外乱に比較的弱いが、送出情報量は大容量となっており、画像サイズ、フレームレートも高いレベルのものとなっている。
移動体に搭載可能な地上波デジタルテレビ受信機に関して、下記特許文献1には受信した物理チャンネルの品質に応じて携帯受信階層の「強階層」と固定受信階層の「中階層」と移動受信階層の「弱階層」とから受信状態の良好な物理チャンネルをチャンネルリストに登録することが記載されている。「強階層」の携帯受信階層は携帯電話向けの放送データ(ワンセグメント所謂ワンセグの放送データ)を伝送するための階層、「中階層」の固定受信階層は家庭用テレビ受像機向けの放送データ(フルセグメント所謂フルセグの放送データ)を伝送するための階層、「弱階層」の移動受信階層は車両等の移動体に搭載されるテレビ受像機向けの放送データ(所謂フルセグの放送データ)を伝送するための階層である。
特開2008−11315号 公報
元来モバイル機向けのサービスとして提供されているワンセグ(部分受信階層サービス)地上デジタル放送の移動中のモバイル機器による受信と比較して、フルセグ(固定受信階層サービス)地上デジタル放送を移動中のモバイル機器によって受信する場合には、受信不良が発生しやすい状況となる。
この問題を解決するために本発明者等は本発明に先立って、移動中のモバイル機器により受信される放送受信が全く途切れてしまうことのないように、ワンセグ受信とフルセグ受信とを並列動作させて、受信状態の良好などちらか一方を選択して、映像・音声を再生する方式を検討した。しかしながらこの方式では2つの受信・再生系回路が並列動作するので、通常よりも大きな消費電力が消費されると言う問題が本発明者等による検討によって明らかとされた。
しかしながら、一方で受信不良が発生してから他方に切り換える方式では、他方への切り換え以前に一方での受信の不良または受信の中断が発生すると言う問題が本発明者等による検討によって明らかとされた。従って、この切り換わり区間で時間的空白が発生して、視聴者の不快感を生じるものとなる。
本発明は、以上のような本発明に先立った本発明者等による検討の結果、なされたものである。
従って、本発明の目的とするところは、消費電力を節約するとともに複数の放送の間で時間的空白を抑制しながら受信の切り換えを実行することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうちの代表的なものについて簡単に説明すれば下記のとおりである。
すなわち、本発明の代表的な実施の形態は、フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリームとワンセグメント方式の第2のデジタル放送のトランスポートストリームとが供給される放送受信機である。
前記放送受信機は、パケット抽出部(114、116)とパケット取得間隔判定部(115、117、118)とを具備する。
前記パケット抽出部(114、116)は、前記第1のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第1の特定のパケットを取得可能とされ、前記第2のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第2の特定のパケットを取得可能とされる。
前記パケット取得間隔測定部(115、117)は、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第1の特定のパケットの第1の取得間隔を測定可能とされ、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第2の特定のパケットの第2の取得間隔を測定可能とされる(図1参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行される(図2:609、610参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とするものである(図2:616、617参照)。
するものである。
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、本発明によれば、消費電力を節約するとともに複数の放送の間で時間的空白を抑制しながら受信の切り換えを実行することができる。
図1は、本発明の実施の形態1による放送受信機の構成を示す図である。 図2は、図1に示した本発明の実施の形態1による放送受信機で実行されるフルセグ/ワンセグ放送受信の自動切り換え動作のフローを説明する図である。 図3は、図1に示した本発明の実施の形態1による放送受信機で実行されるフルセグ/ワンセグ放送受信の他の自動切り換え動作のフローを説明する図である。 図4は、図3に示した本発明の実施の形態1による他の自動切り換え動作での監視対象の特定パケットとしての一例である番組マッピィングテーブル(PMT)の受信状況と取得間隔の更新の様子を示す図である。 図5は、本発明の実施の形態2による他の放送受信機の構成を示す図である。 図6は、図3と図4に示す本発明の実施の形態1で監視対象の特定パケットを番組マッピィングテーブル(PMT)とした場合の視聴対象をフルセグ放送とワンセグ放送との間で切り換える様子を示す図である。
1.実施の形態の概要
まず、本願において開示される発明の代表的な実施の形態について概要を説明する。代表的な実施の形態についての概要説明で括弧を付して参照する図面の参照符号はそれが付された構成要素の概念に含まれるものを例示するに過ぎない。
〔1〕本発明の代表的な実施の形態は、フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリームとワンセグメント方式の第2のデジタル放送のトランスポートストリームとが供給される放送受信機である。
前記放送受信機は、パケット抽出部(114、116)とパケット取得間隔判定部(115、117、118)とを具備する。
前記パケット抽出部(114、116)は、前記第1のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第1の特定のパケットを取得可能とされ、前記第2のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第2の特定のパケットを取得可能とされる。
前記パケット取得間隔測定部(115、117)は、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第1の特定のパケットの第1の取得間隔を測定可能とされ、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第2の特定のパケットの第2の取得間隔を測定可能とされる(図1参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行される(図2:609、610参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とするものである(図2:616、617参照)。
前記実施の形態によれば、消費電力を節約するとともに複数の放送の間で時間的空白を抑制しながら受信の切り換えを実行することができる。
好適な実施の形態は、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されるとともに前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とするものである(図6(A)参照)。
他の好適な実施の形態は、前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔より長いと判定されても、前記視聴対象がワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送に維持されることを特徴とするものである(図6(B)参照)。
より好適な実施の形態は、前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔より短いと判定されると、前記視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とするものである(図6(C)参照)。
他のより好適な実施の形態では、前記第1の取得間隔は前記第2の基準間隔よりも短いことを特徴とするものである(図6(A)、(B)、(C)参照)。
具体的な実施の形態は、前記第1の特定のパケットと前記第2の特定のパケットとは、番組マッピィングテーブル(PMT)、番組特定情報(PSI)、番組関連テーブル(PAT)、ネットワーク情報テーブル(NIT)、番組基準クロック(PCR)のいずれかであることを特徴とするものである。
最も具体的な実施の形態では、フルセグメント方式の前記第1のデジタル放送の前記トランスポートストリームとワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送の前記トランスポートストリームとは、映像エレメンタリーストリーム(VES)と音声エレメンタリーストリーム(AES)とを含むものである。
前記放送受信機は、映像復号部(108)と音声復号部(110)とを更に具備する。
前記映像復号部(108)は前記映像エレメンタリーストリーム(VES)を含む映像データを復号する一方、前記音声復号部(110)は前記音声エレメンタリーストリーム(AES)を含む音声データを復号することを特徴とするものである(図1参照)。
〔2〕本発明の別の観点の代表的な実施の形態は、フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリームとワンセグメント方式の第2のデジタル放送のトランスポートストリームとが供給される放送受信機の動作方法である。
前記放送受信機は、パケット抽出部(114、116)とパケット取得間隔判定部(115、117、118)とを具備する。
前記パケット抽出部(114、116)は、前記第1のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第1の特定のパケットを取得可能とされ、前記第2のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第2の特定のパケットを取得可能とされる。
前記パケット取得間隔測定部(115、117)は、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第1の特定のパケットの第1の取得間隔を測定可能とされ、前記パケット抽出部(114、116)によって取得される第2の特定のパケットの第2の取得間隔を測定可能とされる(図1参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行される(図2:609、610参照)。
前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔よりも長いと判定されると、視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とするものである(図2:616、617参照)。
前記実施の形態によれば、消費電力を節約するとともに複数の放送の間で時間的空白を抑制しながら受信の切り換えを実行することができる。
2.実施の形態の詳細
次に、実施の形態について更に詳述する。尚、発明を実施するための最良の形態を説明するための全図において、前記の図と同一の機能を有する部品には同一の符号を付して、その繰り返しの説明は省略する。
〔実施の形態1〕
《放送受信機の構成》
図1は、本発明の実施の形態1による放送受信機の構成を示す図である。
図1に示す放送受信機は、携帯電話端末に搭載されるテレビ放送受信機であり、放送受信用アンテナ103、放送選局部104、制御部101、記憶部105、操作部102、映像復号部108、表示部109、音声復号部110、音声出力部111から構成されている。
また制御部101は、ワンセグ特定パケット分離部114、ワンセグ特定パケット取得間隔測定部115、フルセグ特定パケット分離部116、フルセグ特定パケット取得間隔測定部117、視聴対象AVパケット分離部106、視聴対象切り換え制御部113、受信状況判定部118を含んでいる。
放送受信用アンテナ103と放送選局部104によって、ワンセグ(部分受信階層サービス)地上デジタル放送のRF信号とフルセグ(固定受信階層サービス)地上デジタル放送のRF信号とが受信される。従って、放送選局部104の出力から生成されるトランスポートストリーム(TS:Transport Stream)の受信データは、制御部101の内部のワンセグ特定パケット分離部114の入力とフルセグ特定パケット分離部116の入力に供給される。ワンセグ特定パケット分離部114は放送選局部104の出力のTS受信データからワンセグ放送の特定のパケットを選別する一方、フルセグ特定パケット分離部116は放送選局部104の出力のTS受信データからフルセグ放送の特定のパケットを選別する。
ワンセグ特定パケット分離部114で取得されたワンセグ放送のTS受信データに含まれる特定のパケットの受信取得間隔をワンセグ特定パケット取得間隔測定部115が測定する一方、同様にフルセグ特定パケット分離部116で取得されたフルセグ放送のTS受信データに含まれる特定のパケットの受信取得間隔をフルセグ特定パケット取得間隔測定部117が測定する。
また受信状況判定部118はワンセグ特定パケット取得間隔測定部115の出力からのワンセグ取得間隔およびフルセグ特定パケット取得間隔測定部117の出力からのフルセグ取得間隔と事前に設定された間隔しきい値の比較を実行することによって、ワンセグ放送の受信状況の良否とフルセグ放送の受信状況の良否とを判断する。受信状況判定部118の出力からフルセグ放送の受信状況が不良でワンセグ放送の受信状況が良好との判定情報が得られている場合には、視聴対象切り換え制御部113は視聴対象として受信状況が良好なワンセグ放送を選択する。一方、受信状況判定部118の出力からフルセグ放送の受信状況が良好との判定情報が得られている場合には、ワンセグ放送の受信状況の良否と無関係に、視聴対象切り換え制御部113は視聴対象として受信状況が良好なフルセグ放送を選択する。
視聴対象AVパケット分離部106の信号入力端子には、放送選局部104の出力のTS受信データからワンセグ放送およびフルセグ放送のパケット化エレメンタリーストリーム(PES:Packetized Elementary Stream)中に含まれる符号化された音声エレメンタリーストリーム(AES:Audio Elementary Stream)と映像エレメンタリーストリーム(VES:Video Elementary Stream)とが供給される。また聴対象AVパケット分離部106の制御入力端子には、受信状況判定部118の出力からのワンセグ放送/フルセグ放送・選択信号が供給される。
受信状況判定部118の出力からワンセグ放送の選択が指示されている場合には、視聴対象AVパケット分離部106はワンセグ放送のパケット化エレメンタリーストリーム(PES)の映像エレメンタリーストリーム(VES)と音声エレメンタリーストリーム(AES)とを分離して、映像復号部108と音声復号部110とにそれぞれ供給する。映像復号部108はワンセグ放送の圧縮された映像データを復号する一方、音声復号部110はワンセグ放送の圧縮された圧縮された音声データを復号して、表示部109は映像復号部108で復号された映像を表示する一方、音声出力部111は音声復号部110で復号された音声を出力するものである。
受信状況判定部118の出力からフルセグ放送の選択が指示されている場合には、視聴対象AVパケット分離部106はフルセグ放送のパケット化エレメンタリーストリーム(PES)の映像エレメンタリーストリーム(VES)と音声エレメンタリーストリーム(AES)とを分離して、映像復号部108と音声復号部110とにそれぞれ供給する。映像復号部108はフルセグ放送の圧縮された映像データを復号する一方、音声復号部110はワンセグ放送の圧縮された圧縮された音声データを復号して、表示部109は映像復号部108で復号された映像を表示する一方、音声出力部111は音声復号部110で復号された音声を出力するものである。
《放送受信の自動切り換え》
図2は、図1に示した本発明の実施の形態1による放送受信機で実行されるフルセグ/ワンセグ放送受信の自動切り換え動作のフローを説明する図である。
図2に示す自動切り換え動作は、デジタル放送の受信開始ステップ601によって開始する。
受信開始ステップ601により、フルセグ放送もしくはワンセグ放送のデジタル放送の受信が開始される。
受信開始ステップ601の後、監視対象特定パケット設定ステップ604によってパケット受信取得間隔の監視対象とされる特定パケットの種類が設定される。この特定パケットとしては、例えば、番組関連情報パケットが設定されることができる。
ステップ604の後、放送TSパケット受信ステップ606によってフルセグ放送もしくはワンセグ放送のデジタル放送波信号のトランスポートストリーム(TS)の受信パケットデータが受信される。
ステップ606の後、監視対象パケット照合ステップ607にてステップ606での受信パケットデータがステップ604で設定された監視対象の特定パケットであるか否かが判定される。受信パケットデータが監視対象の特定パケットではないと判定された場合にはステップ606に戻り、受信パケットデータが監視対象の特定パケットであると判定された場合には次のステップ608に移行する。
次のステップ608では、監視対象特定パケットの取得時間間隔が観測され保持されることによってその取得時間間隔が更新される。
ステップ608の後、ステップ615にて現時点での視聴対象がフルセグ放送であるか否かが判定される。ステップ615で現時点の視聴対象がフルセグ放送であると判定された場合にはステップ609に移行して、テップ615で現時点の視聴対象がフルセグ放送でないと判定された場合にはステップ616に移行する。
ステップ609では、フルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも長くなったか否かがと判定される。ステップ609でフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも長くなっていないと判定された場合にはステップ606に戻り、フルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも長くなったと判定された場合にはステップ610に移行する。
ステップ610では、フルセグ放送の特定パケットの取得間隔が長く、フルセグ放送の受信状況が不良であるので、視聴対象のフルセグ放送からワンセグ放送への切り換えが実行される。
以前のステップ615で現時点の視聴対象がフルセグ放送でないと判定された場合には、ステップ616に移行する。ステップ616ではフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも短くなったか否かが判定される。ステップ616でフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも短くなったと判定された場合には、ステップ617に移行する。ステップ617では、フルセグ放送の特定パケットの取得間隔が短くフルセグ放送の受信状況が良好であるので、視聴対象のワンセグ放送からフルセグ放送への戻し切り換えが実行される。尚、ステップ616でフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも短くなっていないと判定された場合には、ステップ606に戻る。
以上説明した図2に示した自動切り換え動作によれば、特定のパケットデータの取得状態を監視することによって、フルセグ放送およびワンセグ放送の受信状況を間接的に判断でき、適切なフルセグ放送/ワンセグ放送の自動切り換えを自動的に実行することが可能となる。すなわち、外乱に弱いフルセグ放送の受信不良を間接的に判定した場合には、外乱に強いワンセグ放送へ自動的に切り換えるものである。
図3は、図1に示した本発明の実施の形態1による放送受信機で実行されるフルセグ/ワンセグ放送受信の他の自動切り換え動作のフローを説明する図である。
図3に示す他の自動切り換え動作が図2に示した自動切り換え動作と相違するのは、図3の他の自動切り換え動作では監視対象とする特定パケットとして放送再生制御に関係する補助情報である番組マッピィングテーブル(PMT:Program Mapping Table)を設定した点である。
従って、図2の自動切り換え動作での受信パケットデータが監視対象の特定パケットであるか否かを判定する監視対象パケット照合ステップ607は、図3の他の自動切り換え動作では監視対象として番組マッピィングテーブル(PMT)のパケットであるか否かを判定するPMTパケット照合ステップ612に置換されている。
更に、図2の自動切り換え動作での監視対象特定パケットの取得時間間隔を更新するステップ608は、図3の他の自動切り換え動作では監視対象としての番組マッピィングテーブル(PMT)のパケットの取得時間間隔が観測され保持されることによってその取得時間間隔が更新されるステップ613に置換されている。
また、図2の自動切り換え動作でのフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも長くなったか否かが判定されるステップ609は、図3の他の自動切り換え動作でフルセグ放送のPMTパケットの取得間隔が間隔しきい値よりも長くなったか否かを判定するステップ618に置換されている。
また更に、図2の自動切り換え動作でフルセグ放送の特定パケットの取得間隔が間隔しきい値よりも短くなったか否かが判定されるステップ616は、図3の他の自動切り換え動作ではフルセグ放送のPMTパケットの取得間隔が間隔しきい値よりも短くなったか否かが判定されるステップ619に置換されている。
以上説明した図3に示した他の自動切り換え動作によれば、放送再生制御に関係する補助情報の番組マッピィングテーブル(PMT)の監視と取得間隔の更新とによって、フルセグ放送およびワンセグ放送の受信状況を間接的に判断でき、適切なフルセグ放送/ワンセグ放送の自動切り換えの自動的な実行が可能となる。
また、本実施の形態における特定パケットとしての番組マッピィングテーブル(PMT)は、一例であって、これ以外の特定パケットとしては番組特定情報(PSI:Program Specific Information)、番組関連テーブル(PAT:Program Association Table)、ネットワーク情報テーブル(NIT:Network Information Table)、番組基準クロック(PCR:Program Clock Reference)等の情報を、監視対象の特定パケットとして設定することが可能である。これらの情報は、放送サービスの運用で送出周期が決定され、その受信周期の期待値が存在するものである。
《放送受信の自動切り換え》
図4は、図3に示した本発明の実施の形態1による他の自動切り換え動作での監視対象の特定パケットとしての一例である番組マッピィングテーブル(PMT)の受信状況と取得間隔の更新の様子を示す図である。
図4では、フルセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)は通常100msecの周期で放送局より送出される一方、ワンセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)は通常200msecの周期で放送局より送出されるものとされている。
図4に示すように受信TSパケットを順次受信・取得していくが、受信パケット中に監視対象の特定パケットのワンセグ(部分受信階層サービス)放送の番組マッピィングテーブル(PMT)205が検出されると、その時点で監視対象のワンセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)の到来間隔値214を観測・保持する。この到来間隔値214の観測・保持によるPMTの取得時間間隔の更新は、図3の他の自動切り換え動作のステップ613で実行される。
次に、監視対象の特定パケットとしてフルセグ(固定受信階層サービス) 放送の番組マッピィングテーブル(PMT)206が検出されると、その時点で監視対象のフルセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)の到来間隔値215を観測・保持する。この到来間隔値215の観測・保持によるPMTの取得時間間隔の更新も、図3の他の自動切り換え動作のステップ613で実行される。
その後、同様に、フルセグ(固定受信階層サービス)放送の番組マッピィングテーブル(PMT)208が検出されると、その時点で監視対象のワンセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)の到来間隔値216を観測・保持する。同様にこの到来間隔値216の観測・保持によるPMTの取得時間間隔の更新も、図3の他の自動切り換え動作のステップ613で実行される。
また、ワンセグ(部分受信階層サービス)放送の番組マッピィングテーブル(PMT)209が検出されると、その時点で監視対象のワンセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)の到来間隔値217を観測・保持する。同様にこの到来間隔値217の観測・保持によるPMTの取得時間間隔の更新も、図3の他の自動切り換え動作のステップ613で実行される。
更に、フルセグ(固定受信階層サービス)放送の番組マッピィングテーブル(PMT)210が検出されると、その時点で監視対象のフルセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)の到来間隔値218を観測・保持する。同様にこの到来間隔値218の観測・保持によるPMTの取得時間間隔の更新も、図3の他の自動切り換え動作のステップ613で実行される。
図4では、結果的に、フルセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)に関しては、100msecの到来間隔212と100msecの到来間隔213の2度の監視対象の特定パケットが観測され、ワンセグ放送の番組マッピィングテーブル(PMT)に関しては、200msecの到来間隔211の1度の監視対象の特定パケットが観測されることになる。
図6は、図3と図4に示す本発明の実施の形態1で監視対象の特定パケットを番組マッピィングテーブル(PMT)とした場合の視聴対象をフルセグ放送とワンセグ放送との間で切り換える様子を示す図である。
図6(A)において、ワンセグ放送のPMT225とフルセグ放送のPMT226が受信され、その時点で直近前回の取得からの間隔が測定される。ワンセグ放送のPMT225は通常は233msecの間隔で、フルセグ放送のPMT226は通常100msecの間隔で受信取得されている。図6(A)はフルセグ放送のPMT226が途中から受信不能となった場合を示し、フルセグ放送のPMTの到来期待時点224にて、400msec期間フルセグ放送のPMTが取得できていないことが判明する。この時点で、視聴対象選択判定227がフルセグ放送からワンセグ放送へ自動的に切り換えられる。図6(A)の例では、フルセグ放送からワンセグ放送への切り換えの間隔しきい値は、フルセグ放送のPMTの通常の周期100msec間隔の4倍に相当する400msecとしたものである。
次に、図6(B)では、フルセグ放送のPMT230だけでなくワンセグ放送のPMT229も、途中から受信不能となった場合である。この場合には、ワンセグ放送のPMTの到来期待時点228にて、466msec期間フルセグ放送のPMTが取得できていないことが判明する。従って、外乱に強いワンセグ放送でさえ、受信取得に支障がある状況では、これ以上切り換え先は存在しない。従って視聴対象選択判定231としては、ワンセグ放送から他の放送への切り換えは実行されない。
更に、図6(C)では、視聴対象がワンセグ放送となっている状態で、フルセグ放送の受信状況が途中から良好な受信状態に戻った場合を示している。ワンセグ放送のPMT233の良好な受信状態が継続され、フルセグ放送のPMT226はそれまで受信不能だったものが途中から通常の周期100msecの間隔で取得され始める。フルセグPMTの到来時点232にて、フルセグPMTが2回連続で通常の周期100msecの間隔で、受信取得されたことになる。この時点で、視聴対象選択判定235がフルセグ放送の受信状況の回復を判定して、ワンセグ放送からフルセグ放送へ自動的に切り換えられる。この図6(C)の例では、ワンセグ放送からフルセグ放送への切り換え動作の異常な反復を回避するために、フルセグ放送のPMTの通常の周期100msecの間隔での受信取得の2連続達成を、切り換えの条件としたものである。
このようにして、監視対象の特定パケットとして番組マッピィングテーブル(PMT)のパケットデータの取得状態を監視することによって、フルセグ放送およびワンセグ放送の受信状況を間接的に判断でき、適切なフルセグ放送/ワンセグ放送の自動切り換えを自動的に実行可能となる。すなわち、外乱に弱いフルセグ放送の受信不良を間接的に判定した場合には、外乱に強いワンセグ放送へ自動的に切り換えるものである。
〔実施の形態2〕
《他の放送受信機の構成》
図5は、本発明の実施の形態2による他の放送受信機の構成を示す図である。
図5に示す他の放送受信機が図1に示した放送受信機と相違するのは、図5では監視対象の特定パケットとして番組マッピィングテーブル(PMT:Program Mapping Table)ではなく番組特定情報(PSI:Program Specific Information)を設定した点である。
従って、図1に示した放送受信機のワンセグ特定パケット分離部114とワンセグ特定パケット取得間隔測定部115は、図5に示す他の放送受信機のワンセグPSIパケット分離部119とワンセグPSIパケット取得間隔測定部120にそれぞれ置換されている。また、図1に示した放送受信機のフルセグ特定パケット分離部116とフルセグ特定パケット取得間隔測定部117は、図5に示す他の放送受信機のフルセグPSIパケット分離部121とフルセグPSIパケット取得間隔測定部122にそれぞれ置換されている。
以上説明した図5に示した本発明の実施の形態2による他の放送受信機によれば、図1に示した本発明の実施の形態1による放送受信機と同様に、監視対象の特定パケットとして番組特定情報(PSI)のパケットデータの取得状態を監視することによって、フルセグ放送およびワンセグ放送の受信状況を間接的に判断でき、適切なフルセグ放送/ワンセグ放送の自動切り換えを自動的に実行することが可能となる。すなわち、外乱に弱いフルセグ放送の受信不良を間接的に判定した場合には、外乱に強いワンセグ放送へ自動的に切り換えるものである。
以上、本発明者によってなされた発明を種々の実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは言うまでもない。
例えば、図1に示した放送受信機の制御部101中に含まれる特定パケット分離部114、116、特定パケット取得間隔測定部115、117、AVパケット分離部106、切り換え制御部113、判定部118および映像復号部108、音声復号部110は、半導体集積回路の半導体チップに集積化が可能である。
103…放送受信用アンテナ
104…放送選局部
101…制御部
105…記憶部
102…操作部
108…映像復号部
109…表示部
110…音声復号部
111…音声出力部
114…ワンセグ特定パケット分離部
115…ワンセグ特定パケット取得間隔測定部
116…フルセグ特定パケット分離部
117…フルセグ特定パケット取得間隔測定部
106…視聴対象AVパケット分離部
113…視聴対象切り換え制御部
118…受信状況判定部

Claims (14)

  1. フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリームとワンセグメント方式の第2のデジタル放送のトランスポートストリームとが供給される放送受信機であって、
    前記放送受信機は、パケット抽出部とパケット取得間隔判定部とを具備して、
    前記パケット抽出部は、前記第1のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第1の特定のパケットを取得可能とされ、前記第2のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第2の特定のパケットを取得可能とされ、
    前記パケット取得間隔測定部は、前記パケット抽出部によって取得される第1の特定のパケットの第1の取得間隔を測定可能とされ、前記パケット抽出部によって取得される第2の特定のパケットの第2の取得間隔を測定可能とされ、
    前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行され、
    前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする放送受信機。
  2. 前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されるとともに前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする請求項1に記載の放送受信機。
  3. 前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔より長いと判定されても、前記視聴対象がワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送に維持されることを特徴とするものである請求項2に記載の放送受信機。
  4. 前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔より短いと判定されると、前記視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする請求項3に記載の放送受信機。
  5. 前記第1の取得間隔は前記第2の基準間隔よりも短いことを特徴とする請求項4に記載の放送受信機。
  6. 前記第1の特定のパケットと前記第2の特定のパケットとは、番組マッピィングテーブル、番組特定情報、番組関連テーブル、ネットワーク情報テーブル、番組基準クロックのいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の放送受信機。
  7. フルセグメント方式の前記第1のデジタル放送の前記トランスポートストリームとワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送の前記トランスポートストリームとは、映像エレメンタリーストリームと音声エレメンタリーストリームとを含むものであり、
    映像復号部と音声復号部とを更に具備して、
    前記映像復号部は前記映像エレメンタリーストリームを含む映像データを復号する一方、前記音声復号部は前記音声エレメンタリーストリームを含む音声データを復号することを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の放送受信機。
  8. フルセグメント方式の第1のデジタル放送のトランスポートストリームとワンセグメント方式の第2のデジタル放送のトランスポートストリームとが供給される放送受信機の動作方法であって、
    前記放送受信機は、パケット抽出部とパケット取得間隔判定部とを具備して、
    前記パケット抽出部は、前記第1のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第1の特定のパケットを取得可能とされ、前記第2のデジタル放送のトランスポートストリームに含まれる第2の特定のパケットを取得可能とされ、
    前記パケット取得間隔測定部は、前記パケット抽出部によって取得される第1の特定のパケットの第1の取得間隔を測定可能とされ、前記パケット抽出部によって取得される第2の特定のパケットの第2の取得間隔を測定可能とされ、
    前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されると、視聴対象がフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行され、
    前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする放送受信機の動作方法。
  9. 前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が第1の基準間隔よりも長いと判定されるとともに前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔よりも短いと判定されると、視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする請求項8に記載の放送受信機の動作方法。
  10. 前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第2の取得間隔が第2の基準間隔より長いと判定されても、前記視聴対象がワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送に維持されることを特徴とするものである請求項9に記載の放送受信機の動作方法。
  11. 前記視聴対象のフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送からワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送への切り換えが実行された後、前記パケット取得間隔判定部によって測定される前記第1の取得間隔が前記第1の基準間隔より短いと判定されると、前記視聴対象のワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送からフルセグメント方式の前記第1のデジタル放送への切り換えが実行されることを特徴とする請求項10に記載の放送受信機の動作方法。
  12. 前記第1の取得間隔は前記第2の基準間隔よりも短いことを特徴とする請求項11に記載の放送受信機の動作方法。
  13. 前記第1の特定のパケットと前記第2の特定のパケットとは、番組マッピィングテーブル、番組特定情報、番組関連テーブル、ネットワーク情報テーブル、番組基準クロックのいずれかであることを特徴とする請求項12に記載の放送受信機の動作方法。
  14. フルセグメント方式の前記第1のデジタル放送の前記トランスポートストリームとワンセグメント方式の前記第2のデジタル放送の前記トランスポートストリームとは、映像エレメンタリーストリームと音声エレメンタリーストリームとを含むものであり、
    映像復号部と音声復号部とを更に具備して、
    前記映像復号部は前記映像エレメンタリーストリームを含む映像データを復号する一方、前記音声復号部は前記音声エレメンタリーストリームを含む音声データを復号することを特徴とする請求項8乃至請求項13のいずれかに記載の放送受信機の動作方法。
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