JP2010278887A - 基地局装置、端末装置、無線通信システム及び送信方法 - Google Patents

基地局装置、端末装置、無線通信システム及び送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】再送要求を通知する全ての端末に再送機会を与えつつ、且つ再送による下り回線無線リソースの効率低下を低減すること。
【解決手段】配置部114は、再送用タイムスロットを所定の周期毎に設け、NACKがフィードバックされたデータブロックを多重してまとめて当該再送用タイムスロットに配置する。これにより、NACKをフィードバックした全ての端末、すなわち、図3の例では、UE#2〜UE#4に対し再送を保障することができる。また、再送用データブロックは、1つのタイムスロットに多重して配置されるため、再送による下り回線無線リソースの周波数効率の損失を低減することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、MBMS(Multimedia Broadcast and Multicast Service)システムにおける基地局装置、端末装置、無線通信システム及び送信方法に関する。
MBMSは、基地局装置(以下「基地局」と略記する)がマルチメディア放送及び同報サービス等の情報データを複数の端末装置(以下「端末」と略記する)宛に送信するp-t-m(ポイント・ツー・マルチポイント)伝送サービスである。MBMSでは、基地局は、複数端末宛に、同一データブロックを同一無線リソースに割り当てて送信するため、p-t-p(ポイント・ツー・ポイント)で複数データブロックを複数無線リソースに割り当てて送信するユニキャスト送信と比較して、無線リソースの利用効率を向上できるという特徴がある。
標準化団体3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、MBMSが規定されている。MBMSにおいて、単数基地局から同一データブロックを送信する方式をSingle-cell transmissionと呼び、複数基地局から送信する方式をMulti-cell transmissionと呼ぶ。
非特許文献1では、Single-cell transmissionのMBMSにおいて、ユニキャストと同様に、再送制御としてHARQ(Hybrid-Automatic Repeat reQuest)を適用することが規定されている。
MBMSデータブロックを受信した端末は、データブロックを正しく復号できたか否かに応じて、ACK/NACK(ACKnowledgement/Negative ACKnowledgement)を基地局に返送する。基地局は、NACKを検出したMBMSデータブロックを再送する。
非特許文献1に記載の技術では、複数の端末が個別にACK/NACKを返送するため、端末が多くなるほどUplink(上り回線)の無線リソースの利用効率が低下する。
また、NACKが多くなると再送が頻発し、Downlink(下り回線)の無線リソースの利用効率が低下する。例えば、セル端でMBMSサービスを受けている端末のNACK頻度が高いとき、同サービスを受けている全ての端末に再送されることになる。
非特許文献2では、上記従来技術の課題解決のため、以下のACK/NACK返送方法が提案されている。
・ACKは返送せず、OOK変調(On-Off keying)を用いてNACKの場合のみ返送する。
・複数端末は、Uplinkにおいて同一無線リソースを用いて、NACKを返送する。
複数端末からのNACKは、同一無線リソースに足し合わされて、基地局に送信される。基地局は、複数端末分足し合わされたNACKを受信し、当該NACKに応じて、再送の要否を判断する。例えば、NACKの電力を閾値判定し、閾値判定結果に応じて、再送の有無を判断する。
3GPP TS 36.300 V8.7.0 (2008-12). Nokia, Nokia Siemens Networks, "MBMS single-cell p-t-m related control signaling", R1-080929, 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #52.
しかしながら、非特許文献2に記載の方式には次の課題が残る。
基地局が、複数端末分足し合わせたNACKの電力の閾値判定結果により再送の要否を判断する場合、少数端末のみがNACKの場合、当該端末が復号できなかったデータブロックが再送されないという状況(以降「Minority NACK」と呼ぶ)が起こり得る。NACKは確率的に発生する。そのため、全ての端末においてMinority NACKが発生し得る。
一般に、送信情報データは複数のデータブロックに分割して送信されるため、Minority NACKが発生し、当該データブロックが再送されない場合、端末は送信情報データを復号できずサービスを受けることが困難となる。
このように、非特許文献2に記載の方式は、多数決的再送方式であるため、Minority NACKが発生した端末に対し、当該端末が復号できなかったデータブロックが再送されず、当該端末におけるサービス品質が低下してしまう。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、再送要求を通知する全ての端末に再送機会を与えつつ、且つ再送による下り回線無線リソースの効率低下を低減することができる基地局装置、端末装置、無線通信システム及び送信方法を提供することを目的とする。
本発明の基地局装置は、マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する基地局装置であって、前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信する受信手段と、受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力する符号化・変調手段と、前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力する多重手段と、前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置する配置手段と、を具備する構成を採る。
本発明の端末装置は、データブロック単位で基地局装置から一斉送信されたシンボル系列を受信する受信手段と、前記シンボル系列から再送用データスロットに配置された多重ブロックを分離するスロット分離手段と、前記多重ブロックを複数のデータブロックに分離して再送用データブロックを出力するブロック分離手段と、前記再送用データブロックを復調復号して復号データを出力する復調・復号手段と、前記復号データの誤り有無を検出する誤り検出手段と、前記誤り結果に応じて再送要求信号を送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の無線通信システムは、マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する基地局装置であって、前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信する受信手段と、受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力する符号化・変調手段と、前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力する多重手段と、前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置する配置手段と、を具備する前記基地局装置と、データブロック単位で前記基地局装置から一斉送信されたシンボル系列を受信する受信手段と、前記シンボル系列から前記再送用データスロットに配置された前記多重ブロックを分離するスロット分離手段と、前記多重ブロックを複数のデータブロックに分離して再送用データブロックを出力するブロック分離手段と、前記再送用データブロックを復調復号して復号データを出力する復調・復号手段と、前記復号データの誤り有無を検出する誤り検出手段と、前記誤り結果に応じて前記再送要求信号を送信する送信手段と、を具備する端末装置と、を備える構成を採る。
本発明の送信方法は、マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する送信方法であって、前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信し、受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力し、前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力し、前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置するようにした。
本発明によれば、再送要求を通知する全ての端末に再送機会を与えつつ、且つ再送による下り回線無線リソースの効率低下を低減することができる。
本発明の実施の形態1に係る送信側の基地局の要部構成を示す図 実施の形態1に係る受信側の端末の要部構成を示す図 実施の形態1における多重ブロックの配置例を示す図 実施の形態1における多重ブロックの別の配置例を示す図 実施の形態1における多重ブロックの更に別の配置例を示す図 本発明の実施の形態2に係る送信側の基地局の要部構成を示す図 実施の形態2に係る受信側の端末の要部構成を示す図 実施の形態2における多重ブロックの配置例を示す図 本発明の実施の形態3に係る送信側の基地局の要部構成を示す図 実施の形態3に係る受信側の端末の要部構成を示す図 実施の形態3における多重ブロックの配置例を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1に本実施の形態に係る送信側の基地局100の要部構成を示す。
分割部101は、送信データを入力とし、送信データを複数のブロックに分割する。そして、分割部101は、得られた複数のデータブロックを、符号化・変調部102及び符号化・変調部110に出力する。
符号化・変調部102は、符号化部103及び変調部104を備え、符号化部103は、分割部101から出力される、初回送信用の送信データが含まれるデータブロックに対して符号化処理を行う。また、変調部104は、符号化部103から出力される符号化データを変調して初回送信用データブロックを生成する。そして、変調部104は、生成した初回送信用データブロックを配置部114に出力する。
無線受信部106は、受信側の端末から送信された制御信号(フィードバック情報)をアンテナ105を介して受信し、その制御信号に対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施し、受信処理が施された制御信号を復調部107に出力する。この制御信号には、受信側の端末からフィードバックされた応答信号(ACK/NACK)及びデータブロック番号が含まれている。なお、本実施の形態では、応答信号は、データブロックごとに、応答信号(ACK/NACK)が、基地局100に通知される。
復調部107は、制御信号を復調して、復調後の制御信号を再送要求検出部108に出力する。
再送要求検出部108は、復調部107から入力される制御信号から、各端末からデータブロックごとに通知される応答信号(ACK/NACK)を検出する。そして、再送要求検出部108は、検出した応答信号及びデータブロック番号の情報を再送制御部109に出力する。
再送制御部109は、再送要求検出部108から入力される応答信号及びデータブロック番号に基づいて、データブロックの再送を制御する。具体的には、再送制御部109は、再送要求検出部108から入力されるNACKが通知されたデータブロック番号を符号化・変調部110に出力する。また、再送制御部109は、所定期間内にNACKが通知されたデータブロック番号の数を多重数Nとして多重部113及び変調部115に出力する。また、再送制御部109は、多重ブロックに含まれるデータブロック番号の情報を、変調部115に出力する。また、再送制御部109は、NACKが通知されたデータブロック番号の数を検出する所定期間を任意に設定する場合、当該所定期間の情報を、変調部115に出力する。
符号化・変調部110は、符号化部111及び変調部112を備え、符号化部111は、分割部101から出力される送信データをデータブロックごとに保持し、再送制御部109から通知されるデータブロック番号に含まれる送信データに対して符号化処理を行う。また、変調部112は、符号化部111から出力される符号化データを変調して再送用データブロックを生成する。そして、変調部112は、生成した再送用データブロックを多重部113に出力する。
多重部113は、再送制御部109から入力される多重数Nに基づいて、N個の再送用データブロックを多重して多重ブロックを生成する。多重方法として、多重部113は、時分割多重、周波数分割多重、又は、符号分割多重を用いる。多重部113は、生成した多重ブロックを配置部114に出力する。
配置部114は、初回送信用データブロックと多重ブロックとをタイムスロットに配置し、配置後の初回送信用データブロック及び多重ブロック(シンボル系列)をデータ・制御信号多重部116に出力する。具体的には、配置部114は、再送用タイムスロットを所定の周期毎に設け、当該再送用タイムスロットに多重ブロックを配置する。所定の周期とは、上述の再送制御部109において、NACKが通知されたデータブロック番号の数を検出する所定期間に基づいて設定される。なお、配置部114における配置方法については、後述する。配置部114は、配置したシンボル系列をデータ・制御信号多重部116に出力する。
変調部115は、多重数N、多重ブロックに含まれるデータブロック番号の情報、及び、再送用タイムスロットが設けられる周期の情報を含む制御情報を変調し、変調後の制御情報をデータ・制御信号多重部116に出力する。
データ・制御信号多重部116は、配置部114において、各タイムスロットに配置されたシンボル系列(初回送信用データブロック及び多重ブロック)と、変調部115から入力される制御情報とを多重し、多重後の信号を無線送信部117に出力する。
無線送信部117は、データ・制御信号多重部116から入力される信号に対しD/A変換、増幅及びアップコンバート等の送信処理を施し、送信処理が施された信号をアンテナ105を介して受信側の端末へ一斉送信する。
図2は、本実施の形態に係る受信側の端末200の要部構成を示す。
無線受信部202は、送信側の基地局100から送信された信号をアンテナ201を介して受信し、その信号に対しダウンコンバート、A/D変換等の受信処理を施す。そして、無線受信部202は、受信処理後の信号を多重情報検出部203及びタイムスロット分離部204に出力する。
多重情報検出部203は、受信信号から多重ブロックに多重されている再送用データブロックの多重数Nについての情報を抽出し、抽出した多重数N及び再送用データブロックのデータブロック番号の情報を多重ブロック分離部206に出力する。また、多重情報検出部203は、受信信号から再送用タイムスロットが設けられる周期についての情報を検出した場合、検出した再送用タイムスロットが設けられる周期についての情報をタイムスロット分離部204に出力する。
タイムスロット分離部204は、受信処理後の信号から初回送信用タイムスロットに配置された初回送信用データブロックと、再送用タイムスロットに配置された多重ブロックとを分離する。そして、タイムスロット分離部204は、初回送信用データブロックを復調部205に出力し、再送用データブロックを多重ブロック分離部206に出力する。
復調部205は、タイムスロット分離部204から入力される初回送信用データブロックを復調して、復調後のデータブロックを復号部208に出力する。
多重ブロック分離部206は、タイムスロット分離部204から入力される再送用タイムスロットに配置された多重ブロックを、基地局100の多重部113における多重方法に対応させ、多重情報検出部203から入力される多重数Nに基づいて、N個の再送用データブロックに分離する。
また、多重ブロック分離部206は、後述する誤り検出部209から入力される制御信号から、誤り有りと検出されたデータブロック番号を抽出し、分離した再送用データブロックのうち、誤り有りと検出されたデータブロック番号に対応する再送用データブロックを復調部207に出力する。
復調部207は、多重ブロック分離部206から入力される再送用データブロック、すなわち、誤り検出部209において過去に誤り有りと検出されたデータブロックを復調して、復調後のデータブロックを復号部208に出力する。
復号部208は、復調部205及び復調部207から入力されるデータブロックをそれぞれ復号する。復号方法として、復号部208が、例えば、データブロック単位でHARQ処理を行うことが好ましい。すなわち、データブロックを復号する場合には、前回受信して誤り検出部209において誤り有りと判断したデータブロックと、今回受信した再送用データブロックとを合成して復号処理を行うため、符号化利得を向上させることができる。復号部208は、復号した各データブロックを誤り検出部209に出力する。
誤り検出部209は、復号部208から入力されるデータブロックに対して誤り検出を行う。そして、誤り検出部209は、誤り検出結果(誤り有りまたは誤り無し)に応じて、データブロックごとに応答信号を生成する。誤り検出結果が誤り有りの場合、誤り検出部209は、NACKと、誤りが検出されたデータブロックのデータブロック番号とを含む応答信号を生成する。一方、誤り検出結果が誤り無しの場合、誤り検出部209は、ACKと、誤りが検出されなかったデータブロックのデータブロック番号とを含む応答信号を生成する。誤り検出部209は、NACK/ACK及びデータブロック番号を含む制御信号を多重ブロック分離部206及び変調部210に出力する。
変調部210は、誤り検出部209から入力される制御信号を変調し、変調後の制御信号を無線送信部211に出力する。
無線送信部211は、制御信号に対しD/A変換、増幅及びアップコンバート等の送信処理を施し、送信処理が施された制御信号をアンテナ201を介して送信側の基地局100へ送信する。
次に、本実施の形態における再送用タイムスロットの配置方法について図3を用いて説明する。
図3は、各タイムスロット(T1〜T8)に配置されるデータブロック番号(#1〜#6)と、各データブロックに対し4つの端末(UE:User Equipment、UE#1〜UE#4)から通知された応答信号との対応例を示している。
図3において、タイムスロットT1〜T3,T5〜T7が、初回送信用のタイムスロットであり、タイムスロットT4,T8が、再送用タイムスロットであり、図3は、再送用タイムスロットが、4タイムスロット毎に設けられている例である。この場合、再送制御部109は、所定期間として3タイムスロット内にNACKが通知されたデータブロック番号の数を多重数Nとする。
例えば、図3に示すように、初回送信用タイムスロットT1で送信されるデータブロック#1に対し、UE#2,#3,#4からNACKが通知され、初回送信用タイムスロットT2で送信されるデータブロック#2に対し、UE#4からNACKが通知され、初回送信用タイムスロットT3で送信されるデータブロック#3に対し、全てのUE#1〜#4からACKが通知されている場合、再送制御部109は、多重数Nを2とし、多重数2を多重部113に出力する。
多重部113は、データブロック#1,#2を多重して多重ブロックを生成し、配置部114は、再送用タイムスロットをタイムスロットT4に設け、当該タイムスロットT4に多重ブロックを配置する。なお、図3において、タイムスロットT4に配置される多重ブロックは、多重部113において、データブロック#1,#2の再送用データブロックが周波数多重された例であり、タイムスロットT8に配置される多重ブロックは、多重部113において、データブロック#4,#5,#6の再送用データブロックが周波数多重された例である。
以上のように、本実施の形態では、配置部114は、再送用タイムスロットを所定の周期毎に設け、NACKがフィードバックされたデータブロックを多重してまとめて当該再送用タイムスロットに配置する。これにより、NACKをフィードバックした全ての端末、すなわち、図3の例では、UE#2〜UE#4に対し再送を保障することができる。また、再送用データブロックは、1つのタイムスロットに多重して配置されるため、再送による下り回線無線リソースの周波数効率の損失を低減することができる。
なお、初回送信用タイムスロット及び再送用タイムスロットの配置パターン(以下「タイムスロット配置パターン」は、図3に限られず、再送用タイムスロットが周期的に設けられていればよい。この場合、端末200が予めタイムスロット配置パターンを知っている場合には、基地局100は、端末200に対し、再送用タイムスロットに配置される多重ブロックの多重数Nのみを通知すればよい。
また、再送制御部109は、多重部113における多重数Nに応じて、再送データブロックを生成するための符号化率及び変調レベルを決定し、決定した符号化率及び変調レベルを符号化・変調部110に出力するようにしてもよい。例えば、図3に示す例では、タイムスロットT4に多重される再送用データブロックの数は2であるため、再送制御部109は、周波数リソースが1/2ずつ割り当てられるように、データブロック#1及びデータブロック#2の符号化率・変調レベルを決定する。これにより、再送用タイムスロットで利用できる周波数リソースを有効に利用しつつ、多重ブロックを生成することができる。
また、再送制御部109は、多重されるデータブロックのうち、NACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、すなわち、異なる端末からNACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、割り当てる無線リソースの割合を多くしてもよい。例えば、データブロック#1に対し、3つのUE(#2,#3,#4)からNACKが通知され、データブロック#2に対し、1つのUE(#4)からNACKが通知される場合、再送用タイムスロットにおける無線リソースのうち、データブロック#1に割り当てる無線リソースの割合を、データブロック#2に割り当てる無線リソースの割合より多くする(図4参照)。このように、再送要求が多いデータブロックほど、再送用タイムスロット内で多くの無線リソースを割り当てることにより、再送要求が多いデータブロックの符号化利得又は変調利得を向上させることができ、再度、再送要求が通知されるのを抑えることができる。換言すると、再送制御部109は、多重されるデータブロックのうち、NACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、すなわち、異なる端末からNACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、符号化率又は変調レベルを低くしてもよい。
また、図3及び図4は、再送用データブロックが周波数多重される場合を示したが、図5に示すように、再送用データブロックを時間多重してもよく、また、再送用データブロックを符号多重してもよい。
(実施の形態2)
実施の形態1では、再送用タイムスロットを所定の周期毎に設け、NACKがフィードバックされたデータブロックを多重してまとめて当該再送用タイムスロットに配置した。
本実施の形態では、NACKがフィードバックされた異なるデータブロック数が所定数Mに達した場合に、再送用タイムスロットを設け、NACKがフィードバックされたM個のデータブロックを多重してまとめて当該再送用タイムスロットに配置する。
図6に本実施の形態に係る送信側の基地局の要部構成を示す。なお、図6の本実施の形態に係る基地局において、図1と共通する構成部分には、図1と同一の符号を付して説明を省略する。図6の基地局100Aは、図1の基地局100に対して、再送制御部109、多重部113、配置部114及び変調部115に代えて、再送制御部109A、多重部113A、配置部114A及び変調部115Aを具備する。
再送制御部109Aは、再送要求検出部108から入力される応答信号及びデータブロック番号に基づいて、データブロックの再送を制御する。具体的には、再送制御部109Aは、再送要求検出部108から入力されるNACKが通知されたデータブロック番号を符号化・変調部110に出力する。また、再送制御部109Aは、NACKが通知された異なるデータブロック番号の数をカウントし、NACKが通知された異なるデータブロック番号の数が所定数Mとなった場合に、NACKが通知された異なるデータブロック番号の数が所定数Mとなったことを知らせる制御信号を多重部113A、配置部114A及び変調部115Aに出力する。また、基地局100Aが、所定数Mの値を任意に設定する場合には、再送制御部109Aは、所定数Mについての情報を変調部115Aに出力する。
多重部113Aは、再送制御部109Aから制御信号が入力されると、M個の再送用データブロックを多重して多重ブロックを生成する。多重方法として、多重部113Aは、時分割多重、周波数分割多重、又は、符号分割多重を用いる。多重部113Aは、生成した多重ブロックを配置部114Aに出力する。
配置部114Aは、初回送信用データブロックと多重ブロックとをタイムスロットに配置し、配置後の初回送信用データブロック及び多重ブロックをデータ・制御信号多重部116に出力する。具体的には、配置部114Aは、NACKが通知された異なるブロック番号の数が所定数Mとなったことを知られる制御信号が再送制御部109Aから通知されると、再送用タイムスロットを設け、当該再送用タイムスロットに多重ブロックを配置する。なお、配置部114Aにおける配置方法については、後述する。
変調部115Aは、多重ブロックに含まれるデータブロック番号の情報、及び、再送用タイムスロットの位置の情報を含む制御情報を変調し、変調後の制御情報をデータ・制御信号多重部116に出力する。また、再送制御部109Aから所定数Mについての情報が入力される場合には、変調部115Aは、所定数Mについての情報を制御情報に含めて変調する。
図7に本実施の形態に係る受信側の端末の要部構成を示す。なお、図7の本実施の形態に係る端末において、図2と共通する構成部分には、図2と同一の符号を付して説明を省略する。図7の端末200Aは、図2の端末200に対して、多重情報検出部203、タイムスロット分離部204及び多重ブロック分離部206に代えて、多重情報検出部203A、タイムスロット分離部204A及び多重ブロック分離部206Aを具備する。
多重情報検出部203Aは、受信信号に含まれる制御情報から、多重ブロックが配置されている再送用タイムスロットの位置を検出し、検出した再送用タイムスロットの位置の情報をタイムスロット分離部204Aに出力する。また、制御情報に所定数Mについての情報が含まれる場合、多重情報検出部203Aは、所定数Mについての情報を多重ブロック分離部206Aに出力する。
タイムスロット分離部204Aは、多重情報検出部203Aから通知される再送用タイムスロットの位置の情報を用いて、受信処理後の信号から初回送信用タイムスロットに配置された初回送信用データブロックと、再送用タイムスロットに配置された多重ブロックとを分離する。そして、タイムスロット分離部204Aは、初回送信用データブロックを復調部205に出力し、再送用データブロックを多重ブロック分離部206Aに出力する。
多重ブロック分離部206Aは、タイムスロット分離部204Aから入力される再送用タイムスロットに配置された多重ブロックを、基地局100Aの多重部113Aにおける多重方法に対応させて、所定の多重数Mに基づいて、M個の再送用データブロックに分離する。多重ブロック分離部206Aは、分離した再送用データブロックを復調部207に出力する。
次に、本実施の形態における再送用タイムスロットの配置方法について図8を用いて説明する。
図8は、各タイムスロット(T1〜T8)に配置されるデータブロックと、各データブロック番号(#1〜#6)に対し4つの端末(UE#1〜UE#4)から通知された応答信号との対応例を示している。
本実施の形態では、配置部114Aは、NACKが通知された異なるブロックの数が所定数Mとなった場合に、再送用タイムスロットを設ける。
図8において、タイムスロットT1,T2,T4〜T6,T8は、初回送信用のタイムスロットであり、タイムスロットT3,T7は、再送用タイムスロットであり、図8は、再送用タイムスロットが、NACKが通知された異なるブロックの数が2個となった場合に設けられている例である。
具体的には、タイムスロットT1で送信される初回送信用データブロック#1に対し、UE#2,#3,#4からNACKが通知され、タイムスロットT2で送信される初回送信用データブロック#2に対し、UE#4からNACKが通知された場合、再送制御部109Aは、NACKが通知された異なるデータブロック番号の数が所定数の2となったことを知らせる制御信号を多重部113Aに出力する。
多重部113Aは、データブロック#1,#2を多重して多重ブロックを生成し、配置部114Aは、再送用タイムスロットをタイムスロットT3に設け、当該タイムスロットT3に多重ブロックを配置する。
以上のように、本実施の形態では、配置部114Aは、NACKが通知された異なるブロックの数が所定数Mに達した場合に再送用タイムスロットを設け、NACKがフィードバックされたデータブロックを多重してまとめて当該再送用タイムスロットに配置する。これにより、NACKをフィードバックした全ての端末、すなわち、図8の例では、UE#2〜UE#4に対し再送を保障することができる。また、再送用データブロックは、1つのタイムスロットに多重して配置されるため、再送による下り回線無線リソースの周波数効率の損失を低減することができる。また、多重されるデータブロック数に上限を設けられるので、所定数Mを適切な値に設定することにより、再送用データブロックにおける無線リソースが多数に分割され、各再送用データブロックに割り当てられる無線リソースが極端に少なくなるのを回避し、再送用データブロックに対し適当な無線リソースを確保することができる。
なお、再送用データブロックの多重数は2個に限られず、基地局100Aと端末200Aとが予め知っている、又は、基地局100Aが多重数Mを端末200Aに通知すればよい。
(実施の形態3)
本実施の形態では、再送用タイムスロットに多重して配置される再送用データブロックへの無線リソースの割り当て方法について説明する。
図9に本実施の形態に係る送信側の基地局300の要部構成を示す。なお、図9の本実施の形態に係る基地局300において、図1と共通する構成部分には、図1と同一の符号を付して説明を省略する。図9の基地局300は、図1の基地局100に対して、再送制御部109及び変調部115に代えて、再送制御部302及び変調部303を備え、CQI(Channel Quality Indicator)抽出部301を追加した構成を採る。
CQI抽出部301は、復調後の制御信号から各端末の通信品質情報(CQI)を抽出し、抽出したCQIの情報を再送制御部302に出力する。
再送制御部302は、再送制御部109と同様に、再送要求検出部108から入力される応答信号及びデータブロック番号に基づいて、データブロックの再送を制御する。更に、再送制御部302は、NACKを通知した端末の通信品質情報(CQI)に基づいて、NACKが通知されたデータブロックの再送用データブロックを、当該NACKを返送した端末の通信品質が良好な無線リソースに割り当てるよう、当該再送用データブロックを生成するための符号化率、変調レベル、及び、当該再送用データブロックを割り当てる無線リソースを決定する。再送制御部302は、決定した符号化率及び変調レベルの情報を、符号化・変調部110に出力し、再送用データブロックを割り当てる無線リソースの情報を多重部113及び変調部303に出力する。
変調部303は、変調部115の動作に加え、再送用データブロックを割り当てる無線リソースの情報を制御情報に含めて変調する。
図10に本実施の形態に係る送信側の端末の要部構成を示す。なお、図10の本実施の形態に係る端末400において、図2と共通する構成部分には、図2と同一の符号を付して説明を省略する。図10の端末400は、図2の端末200に対して、変調部210に代えて変調部402を備え、伝搬路状態検出部401を追加した構成を採る。
伝搬路状態検出部401は、基地局300から送信される参照信号を用いて、伝搬路の状態を検出し、検出した伝搬路の状態を通信品質情報(CQI)として、変調部402に出力する。
変調部402は、誤り検出部209から入力される制御信号及び伝搬路状態検出部401から入力される通信品質情報(CQI)を変調し、変調後の制御信号を無線送信部211に出力する。
次に、本実施の形態における再送用データブロックへの無線リソースの割り当て方法について図11を用いて説明する。
図11は、各タイムスロット(T1〜T8)に配置されるデータブロックと、各データブロック番号(#1〜#6)に対し4つの端末(UE#1〜UE#4)から通知された応答信号との対応例を示している。
図11において、タイムスロットT1〜T3,T5〜T7が、初回送信用のタイムスロットであり、タイムスロットT4,T8が、再送用タイムスロットであり、図10は、図3と同様に、再送用タイムスロットが、4タイムスロット毎に所定の周期ごとに設けられている例である。
この場合に、図3と同様に、初回送信用タイムスロットT1で送信されるデータブロック#1に対し、UE#2,#3,#4からNACKが通知され、初回送信用タイムスロットT2で送信されるデータブロック#2に対し、UE#4からNACKが通知され、初回送信用タイムスロットT3で送信されるデータブロック#3に対し、全てのUE#1〜#4からACKが通知されている場合を考える。
再送制御部302は、再送用タイムスロット間に挟まれるタイムスロットにおいてNACKを通知する端末の通信品質情報(CQI)に基づいて、NACKが通知されたデータブロックの再送用データブロックを、当該NACKを返送した端末の通信品質が良好な無線リソースに割り当てるよう、当該再送用データブロックを生成するための符号化率、変調レベル、及び、当該再送用データブロックを割り当てる無線リソースを決定する。
例えば、タイムスロットT1〜T3において、データブロック#1に対しNACKを通知したUE#2,#3の通信品質が、周波数が低いほど良好であり、データブロック#2に対しNACKを通知したUE#4の通信品質が、周波数が高いほど良好である場合、再送制御部302は、再送用タイムスロットの無線リソースのうち、データブロック#1を周波数が低い領域に割り当てるようにし、データブロック#2を周波数が高い領域に割り当てるようにし(図11参照)、再送用データブロックを割り当てる無線リソースについての情報を多重部113に出力する。
また、タイムスロットT5〜T7において、データブロック#5に対しNACKを通知したUE#3の通信品質が、周波数が真ん中ほど良好であり、データブロック#6に対しNACKを通知したUE#4の通信品質が、周波数が低いほど良好である場合、再送制御部302は、再送用タイムスロットの無線リソースのうち、データブロック#5を周波数が真ん中の領域に割り当てるようにし、データブロック#6を周波数が低い領域に割り当てるようにし、残りのデータブロック#4を周波数が高い領域に割り当てるようにし(図11参照)、再送用データブロックを割り当てる無線リソースについての情報を多重部113に出力する。
なお、図11に示す例は、多重される再送用データブロックのうち、NACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、すなわち、異なる端末からNACKが通知された数が多いデータブロックの送信データほど、割り当てる無線リソースの割合を多くした例である。
以上のように、本実施の形態では、再送制御部302は、再送要求を通知した端末の通信品質に基づいて、再送用データブロックを割り当てる無線リソースを決定するようにした。これにより、多重部113は、再送要求を通知した端末の通信品質が良好な無線リソースに、再送用データブロックを割り当てることができるので、再度、再送要求が通知されるのを抑えることができ、再送効率を向上させることができる。
なお、以上の説明では、実施の形態1において説明した再送用タイムスロットに多重して配置される再送用データブロックへの無線リソースの割り当て方法について説明したが、実施の形態2において説明した再送用タイムスロットに多重して配置される再送用データブロックに対しても、本実施の形態で説明した無線リソース割り当て方法を適用することができる。
また、以上の説明は、本発明の好適な実施の形態の例証であり、本発明の範囲はこれに限定されることはない。
また、以上の説明において、データブロックとは、符号化及び復号化の単位を示し、「データブロック」を、「Transport block」、「Code word」、「パケット」等と読み替えてもよい。また、以上の説明において、「タイムスロット」は、送信時間単位を示し、「タイムスロット」を、「Subframe」、「Frame」等と読み替えてもよい。
本発明は、MBMSシステムにおける基地局装置、端末装置、無線通信システム及び送信方法等に有用である。
100,100A,300 基地局
101 分割部
102,110 符号化・変調部
103,111 符号化部
104,112,115,115A,210,303,402 変調部
106,202 無線受信部
105,201 アンテナ
107,205,207 復調部
108 再送要求検出部
109,109A,302 再送制御部
113,113A 多重部
114,114A 配置部
116 データ・制御信号多重部
117,211 無線送信部
200,200A,400 端末
203,203A 多重情報検出部
204,204A タイムスロット分離部
206,206A 多重ブロック分離部
208 復号部
209 誤り検出部

Claims (10)

  1. マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する基地局装置であって、
    前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信する受信手段と、
    受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力する符号化・変調手段と、
    前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力する多重手段と、
    前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置する配置手段と、
    を具備する基地局装置。
  2. 前記配置手段は、
    前記再送用のタイムスロットを周期的に設ける、
    請求項1に記載の基地局装置。
  3. 前記配置手段は、
    前記再送要求信号が通知された異なるデータブロックの数が所定数になった場合に、前記再送用タイムスロットを設ける、
    請求項1に記載の基地局装置。
  4. 前記多重手段は、
    時分割多重、周波数分割多重、又は、符号分割多重を用いる、
    請求項1に記載の基地局装置。
  5. 前記再送要求信号が通知されたデータブロックに含まれる送信データの符号化率及び変調レベルを決定する制御手段、を更に具備し、
    前記符号化・変調手段は、決定された前記符号化率及び変調レベルを用いて前記再送用のデータブロックを出力する、
    請求項1に記載の基地局装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記再送要求信号が通知された数が多いデータブロックの送信データほど、前記符号化率又は変調レベルを低くする、
    請求項5に記載の基地局装置。
  7. 前記多重手段は、
    前記再送要求信号を通知した前記端末装置の通信品質に基づいて、前記再送用のデータブロックを割り当てる無線リソースを決定する、
    請求項1に記載の基地局装置。
  8. データブロック単位で基地局装置から一斉送信されたシンボル系列を受信する受信手段と、
    前記シンボル系列から再送用データスロットに配置された多重ブロックを分離するスロット分離手段と、
    前記多重ブロックを複数のデータブロックに分離して再送用データブロックを出力するブロック分離手段と、
    前記再送用データブロックを復調復号して復号データを出力する復調・復号手段と、
    前記復号データの誤り有無を検出する誤り検出手段と、
    前記誤り結果に応じて再送要求信号を送信する送信手段と、
    を具備する端末装置。
  9. マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する基地局装置であって、
    前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信する受信手段と、
    受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力する符号化・変調手段と、
    前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力する多重手段と、
    前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置する配置手段と、
    を具備する前記基地局装置と、
    データブロック単位で前記基地局装置から一斉送信されたシンボル系列を受信する受信手段と、
    前記シンボル系列から前記再送用データスロットに配置された前記多重ブロックを分離するスロット分離手段と、
    前記多重ブロックを複数のデータブロックに分離して再送用データブロックを出力するブロック分離手段と、
    前記再送用データブロックを復調復号して復号データを出力する復調・復号手段と、
    前記復号データの誤り有無を検出する誤り検出手段と、
    前記誤り結果に応じて前記再送要求信号を送信する送信手段と、
    を具備する端末装置と、
    を備える無線通信システム。
  10. マルチキャリアデータ及び/又はブロードキャストデータをデータブロック単位で複数の端末装置に一斉に送信する送信方法であって、
    前記複数の端末装置からそれぞれ再送要求信号を受信し、
    受信した前記再送要求信号に応じて、互いに異なるデータブロックに含まれる送信データを符号化変調して複数の再送用データブロックを出力し、
    前記複数の再送用データブロックを多重して多重ブロックを出力し、
    前記多重ブロックを再送用タイムスロットに配置する、
    送信方法。
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