JP2010278277A - 内部電源回路、半導体装置、及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

内部電源回路、半導体装置、及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内部電源回路の電流供給能力が過剰となり、無駄な消費電流が発生することを防止する。
【解決手段】内部電源配線19Aを介して半導体装置10の内部回路12に電源電圧を供給する内部電源回路11であって、内部電源配線19Aに共通接続された複数の電力供給部30a〜30cと、複数の電力供給部30a〜30cのうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択する内部電源制御回路17とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、内部電源回路、半導体装置、及び半導体装置の製造方法に関し、特に内部電源回路内部の消費電流を最適化できる内部電源回路、半導体装置、及び半導体装置の製造方法に関する。
DRAMなどの半導体装置は、外部から入力される電圧(外部電源電圧)の他、外部電源電圧を昇圧又は降圧することにより得られる内部電源電圧も用いて動作するように構成されている。内部電源電圧の実際の値は、製造ばらつきなどによって設計値からずれることがあるため、ヒューズトリミングなどによって製造時点で調整される(特許文献1〜3参照。)。
例えば、特許文献1に記載された内部電源回路は、基準電位を発生する基準電位発生回路と、基準電位に基づいて内部電源電圧を供給するドライバ回路とを有しており、基準電位発生回路に含まれるヒューズをトリミングすることによって基準電位の調整が可能とされている。これにより、基準電位に連動する内部電源電圧のレベルを調節することができる。
特開2002−184178号公報 特開2007−281139号公報 特許第3398564号公報
しかしながら、内部電源電圧のレベルを調節したとしても、その電流供給能力が最適であるとは限らない。すなわち、ドライバ回路の電流供給能力についても製造プロセスに起因する個体差を有するため、その設計値は、必要最低限の値より多少大きめに設定する必要がある。その結果、内部電源回路の電流供給能力が過剰となり、内部電源回路の内部において無駄な消費電流が発生してしまう場合がある。
本発明の一側面による内部電源回路は、内部電源配線を介して半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する内部電源回路であって、前記内部電源配線に共通接続された複数の電力供給部と、前記複数の電力供給部のうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択する制御回路とを備えることを特徴とする。
本発明の他の一側面による内部電源回路は、半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する内部電源回路であって、所与の周期を有する周期信号を生成するオシレータ回路と、1又は複数のキャパシタを、前記オシレータ回路によって生成された周期信号を用いて充放電することにより電源電圧を生成するポンピング回路と、前記オシレータ回路の駆動能力を制御する制御回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明による半導体装置は、上記各内部電源回路のうちいずれか少なくとも一方と、該内部電源回路から供給される電源電圧により動作する内部回路とを備えることを特徴とする。
また、本発明の一側面による半導体装置の製造方法は、内部回路に電源電圧を供給する内部電源配線に共通接続された複数の電力供給部と、前記複数の電力供給部のうちの少なくとも一部の前記電力供給部ごとの活性化情報を記憶する記憶回路とを有する内部電源回路を備える半導体装置の製造方法であって、前記複数の電力供給部の一部又は全部を活性化させる活性化ステップと、前記内部電源回路の電流供給能力を測定する測定ステップと、前記測定ステップの測定結果に基づき、前記記憶回路に前記活性化情報を書き込む書込ステップとを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の一側面による半導体装置の製造方法は、内部電源電圧を発生するための電流値をビットデータに応じて制御可能に構成された内部電源回路を有する半導体装置の製造方法であって、第1の温度において前記電流値を第1の範囲内に設定する第1のビットデータを保持する第1のステップと、前記第1の温度よりも高い第2の温度において前記第1のビットデータに対応する前記内部電源回路における電流値が前記第1の範囲内にあるか否かを判定する第2のステップとを備えることを特徴とする。
本発明によれば、内部電源回路の電流供給能力を最適範囲内に設定することが可能になる。したがって、内部電源回路の電流供給能力が過剰となることがなくなり、無駄な消費電流の発生を防止できる。
本発明の実施の形態による半導体装置の機能ブロックと、半導体装置のテストを行うテスタの機能ブロックとを示す概略ブロック図である。 本発明の実施の形態による半導体装置の電流供給能力の調整動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による内部電源発生回路(降圧レギュレータ)の回路図を示す図である。 図3に示したオペアンプの内部回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態による内部電源発生回路(VPPジェネレータ)の回路図を示す図である。 図5に示したオシレータ回路が出力する信号の波形を示す図である。 図5に示したオシレータ回路の内部回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態の変形例による半導体装置の電流供給能力の調整動作を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい第1及び第2の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による半導体装置10の機能ブロックと、半導体装置10のテストを行うテスタ20の機能ブロックとを示す概略ブロック図である。
半導体装置10は、例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory),SRAM(Static Random Access Memory),FLASHメモリ(FLASH memory)などの半導体記憶装置であり、図1に示すように、内部電源回路11、内部回路12、コマンドデコーダ13a、及びアドレスラッチ回路13bを備える。また、半導体装置10は、外部端子として電源端子10a、コマンド端子10b、アドレス端子10c、及びデータ入出力端子10dを有している。電源端子10aは、外部電源電圧VDDが供給される端子であり、供給された外部電源電圧VDDは外部電源配線19Xを介して内部電源回路11、内部回路12などに供給される。また、コマンド端子10b及びアドレス端子10cは、それぞれコマンドCMD及びアドレスADDが入力される端子である。データ入出力端子10dは、内部回路12に入力されるデータDQ又は内部回路12から入力されるデータDQを入出力する端子であるが、後述するテストモード時においては内部電源回路11のモニタ用端子としても用いられる。
内部電源回路11は、外部電源電圧VDDから1又は複数の内部電源電圧VA〜VCを発生し、半導体装置10の内部回路12に出力する回路である。内部電源回路11には、外部電源電圧VDDより低い電圧値の内部電源電圧VXXを生成する降圧レギュレータに相当する回路や、外部電源電圧VDDより高い電圧値の内部電源電圧VPPを生成するVPPジェネレータに相当する回路などが含まれている。内部電源回路11の詳細については後述する。
内部回路12は、半導体装置10の主たる機能を実現するための回路である。一例として半導体装置10がDRAMである場合、内部回路12は、メモリセルアレイやその周辺回路が該当する。内部回路12の動作電源としては、外部から供給される外部電源電圧VDDの他、内部電源回路11から供給される内部電源電圧VA〜VCが用いられる。
コマンドデコーダ13aは、外部から供給されるコマンドCMDをデコードして各種内部コマンドICMDを生成する回路であり、生成された内部コマンドICMDは内部電源回路11や内部回路12に供給される。例えば半導体装置10がDRAMである場合、コマンドCMDとしては、アクティブコマンド、リードコマンド、ライトコマンド、プリチャージコマンドなどの他、テストモードにエントリするためのテストコマンドが含まれる。内部コマンドICMDのうち、テストモードを示すコマンドITESTは、内部電源回路11に供給される。
アドレスラッチ回路13bは、外部から供給されるアドレスADDをラッチし、これを内部回路12に供給する回路である。テストモードにエントリしている場合、ラッチされたアドレスADDは内部電源回路11に供給され、後述するテストコード信号VTESTn(nは自然数。)として用いられる。
次に、内部電源回路11について詳細に説明する。
内部電源回路11は、図1に示すように、ヒューズ回路14、内部電源発生回路15A〜15C、テスト制御回路16、内部電源制御回路17、及び電源信号出力回路18を備える。
ヒューズ回路14は複数のヒューズを含み、製造工程でのヒューズトリミングによりコード信号VFUSEn(nは自然数。)を不揮発的に記憶する記憶回路である。コード信号VFUSEnは、内部電源発生回路ごとに電力供給部30b,30c(後述)のうち活性化させる電力供給部を示すコード信号(電力供給部ごとの活性化情報。ビットデータ。)である。
内部電源発生回路15A〜15Cは、外部電源配線19Xより供給される外部電源電圧VDDを受けて、それぞれ内部電源電圧VA〜VCを発生する回路であり、それぞれが上述した降圧レギュレータやVPPジェネレータに相当する。内部電源発生回路15A〜15Cは、それぞれ異なる内部電源配線19A〜19Cに接続されており、対応する内部電源配線に内部電源電圧VA〜VCを供給する。なお、内部電源発生回路の数は3つに限られるものではない。
内部電源発生回路15Aは、図1に示すように、内部電源配線19Aに共通接続された複数の電力供給部30a〜30cを有する。これらはそれぞれ所定の電流供給能力を有しており、電力供給部30b,30cについては、後述するコード信号VINnにより個別に活性化可能に構成されている。1つの内部電源発生回路に含まれる電力供給部の数については3つに限られず、2以上であれば特に限定されない。
内部電源発生回路15Aの電流供給能力は、電力供給部30a〜30cすべてを活性化した場合に最大となる。一部の電力供給部のみを活性化する場合には、活性化された電力供給部の電流供給能力の合計値が、内部電源発生回路15Aの電流供給能力となる。なお、電流供給能力をより多段階に切り替え可能とするためには、各電力供給部30a〜30cの電流供給能力を互いに異ならせることが好ましい。
具体的な例を挙げると、例えば内部電源発生回路15Aが上述した降圧レギュレータである場合、各電力供給部30a〜30cには、外部電源配線19Xと内部電源配線19Aとの間に接続されたドライバトランジスタがそれぞれ含まれる。この場合、多段階の電流供給能力を得るためには、ドライバトランジスタのサイズを互いに異ならせることが好ましい。また、上述したVPPジェネレータである場合、各電力供給部30a〜30cには、ポンピング回路のキャパシタがそれぞれ含まれる。この場合には、多段階の電流供給能力を得るためには、キャパシタのサイズを互いに異ならせることが好ましい。これらの詳細については後述する。
なお、図1には内部電源発生回路15Aについてのみ電力供給部30a〜30cを示したが、内部電源発生回路15B,15Cについても同様に複数の電力供給部を有している。
テスト制御回路16は、テスト信号ITESTが活性化している場合にアドレスADDをテストコード信号VTESTnとして出力する。テスト信号ITESTはテストモード時に活性化される信号であり、テスト制御回路16を介して内部電源制御回路17、内部回路12、及び電源信号出力回路18に出力される。テストコード信号VTESTnは、コード信号VFUSEnと同様、内部電源発生回路ごとに電力供給部30b,30cのうち活性化させる電力供給部を示す信号であり、内部電源制御回路17に出力される。
内部電源制御回路17は、内部電源発生回路ごとに、複数の電力供給部30a〜30cのうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択する回路である。具体的には、各内部電源発生回路15A〜15Cに対して、内部電源発生回路ごとに電力供給部30b,30cのうち活性化させる電力供給部を示すコード信号VINn(nは自然数。)を出力する。各内部電源発生回路15A〜15Cは、このコード信号VINnに応じて電力供給部を活性化させる。
内部電源制御回路17は、テスト制御回路16の出力であるテストコード信号VTESTnと、ヒューズ回路14の出力であるヒューズコード信号VFUSEnのいずれか一方を選択し、コード信号VINnとして各内部電源発生回路15A〜15Cに出力する。具体的には、テストモードにエントリしてない通常動作モードにおいては、ヒューズコード信号VFUSEnを選択し、これをコード信号VINnとして各内部電源発生回路15A〜15Cに出力する。一方、テストモードにエントリしている場合(テスト信号ITESTが活性化している期間。)には、テストコード信号VTESTnを選択し、これをコード信号VINnとして各内部電源発生回路15A〜15Cに出力する。
電源信号出力回路18は、テスト信号ITESTの活性化に応答して、内部電源配線19A〜19Cをデータ入出力端子10dに接続する回路である。内部電源配線19A〜19Cがデータ入出力端子10dに接続されると、テスタ20は内部電源発生回路15A〜15Cによって供給される電流を個別に直接モニタすることが可能となる。
以上が本実施形態による半導体装置10の構成である。
テスタ20は、ウェハ状態で半導体装置10の電流測定テストを行うための装置である。テスタ20は、コマンド端子10bを介して半導体装置10にテストコマンドを供給するとともに、アドレス端子10cを介して半導体装置10にテストコード信号を生成するためのアドレス信号ADDを供給する。また、テスト中においては、データ入出力端子10dを介して内部電源回路11の能力をモニタし、これに基づいてテストコード信号を生成するためのアドレス信号ADDの更新を行う。テスト時には、電源端子10aを介して、半導体装置10への外部電源電圧VDDの供給も行う。
また、テスタ20はレジスタ21を有している。レジスタ21は、テストに使用する各種データや、テストの結果得られたデータを記憶する記憶手段である。テストに使用する各種データには、内部電源発生回路ごとの電流供給能力の最適範囲を示すデータなどが含まれる。
以下、フローチャートを参照しながら、電流供給能力の調整動作について詳しく説明する。なお、以下の説明では内部電源発生回路15Aのみに着目するが、内部電源発生回路15B,15Cについても同様の処理が行われる。
図2は、電流供給能力の調整動作を示すフローチャートである。電流供給能力の調整動作は、テスタ20を用いた判定動作と、図示しないトリミング装置を用いたヒューズ回路14への書き込み動作に大別される。
テスタ20を用いた判定動作では、まず初めに半導体装置10の周囲温度を低温(動作補償範囲内の最低温度。例えば−10℃。)とする。次に、テスタ20は、コマンド端子10bを介して半導体装置10にテストコマンドを供給する。これにより、半導体装置10はテストモードにエントリし、テスト信号ITESTが活性化される。この状態で、テスタ20は、アドレス端子10cを介して半導体装置10にテストコード信号VTESTnを供給する。最初に与えるテストコード信号VTESTnの値としては、レジスタ21に記憶された規定値を使用すればよい。テスタ20は、この低温状態で電源信号出力回路18から出力される電流をモニタし、内部電源発生回路15Aの電流供給能力を測定する(ステップS1)。
テスタ20は、測定結果に基づき、内部電源発生回路15Aの電流供給能力が適切か否かを判定する(ステップS2)。具体的には、レジスタ21に予め記憶している内部電源発生回路ごとの電流供給能力の最適範囲を示すデータと、測定結果とを比較することにより、電流供給能力が過剰或いは不足かどうかを判定する。テスタ20は、電流供給能力が上記最適範囲に収まっていた場合に、「適切」と判定する。
なお、電流供給能力の最適範囲は内部電源電圧の種類ごとに異なる。例えばDRAMの周辺回路で用いられる内部電源電圧VPERIでは、200mAから300mAの範囲が電流供給能力の最適範囲であることが多い。一方、上述した内部電源電圧VPPでは、10mA〜20mAの範囲が電流供給能力の最適範囲であることが多い。消費電流量を小さくする観点から、電流供給能力の最適範囲の上限はできるだけ小さい値に設定することが好ましい。
比較の結果、内部電源発生回路15Aの電流供給能力が適切でない場合、すなわち電流供給能力が過剰又は不足であった場合、内部電源発生回路15Aの電流供給能力を調整する(ステップS3)。この調整は、具体的には、テスタ20から出力するテストコード信号VTESTn(VINn)を更新し、複数の電力供給部30a〜30cのうちの活性化させる電力供給部を切り替えることによって行う。つまり、内部電源発生回路15Aの電流供給能力が過剰であった場合には、合計電流供給能力を減らす方向で、活性化させる電力供給部を切り替える。一方、不足であった場合には、合計電流供給能力を増やす方向で、活性化させる電力供給部を切り替える。調整した後には、再度ステップS1に戻って電流供給能力の測定を行う。
ステップS2の判定の結果、内部電源発生回路15Aの電流供給能力が最適範囲に収まった場合(適切であった場合)には、当該テストコード信号VTESTnをレジスタ21に一時的に記憶させる。次に、半導体装置10の周囲温度を高温(動作補償範囲内の最高温度。例えば90℃。)とする。テスタ20は、この高温状態で、再度内部電源発生回路15Aの電流供給能力を測定する(ステップS6)。ステップS6で最初に与えるテストコード信号VTESTnの値としては、レジスタ21に一時的に記憶された上記の値を使用する。そして、上述した最適範囲を示すデータと測定結果とを再度比較し(ステップS7)、その結果電流供給能力が不足していた場合に、内部電源発生回路15Aの電流供給能力を増加させる(ステップS8)。具体的には、テスタ20から出力するテストコード信号VTESTn(VINn)を更新することにより、合計電流供給能力を増やす方向で、活性化させる電力供給部を切り替える。
なお、ステップS8で増加の処理のみを記述しているのは、内部電源発生回路15Aの電流供給能力は通常、周囲温度が上昇するほど低下する性質を有しているためである。ただし、もし仮に、ステップS5の測定の結果電流供給能力が過剰だと判断された場合には、内部電源発生回路15Aの電流供給能力を減少させることが好ましい。
ステップS7の判定の結果、内部電源発生回路15Aの電流供給能力が最適範囲に収まった場合(適切であった場合)には、テスタ20は当該テストコード信号VTESTnをレジスタ21に一時的に記憶させる。これにより、テスタ20を用いた判定動作が完了する。
最後に、以上の処理の結果最終的に得られたテストコード信号VTESTnをテスタ20から図示しないトリミング装置に送信し、トリミング装置は、受信したテストコード信号VTESTnに基づいてヒューズ回路14のヒューズトリミングを行う(ステップS11)。つまり、ヒューズ回路14から出力されるヒューズコード信号VFUSEnが、最終的に得られたテストコード信号VTESTn(VINn)と同じ値となるよう、ヒューズ回路14のヒューズトリミングを行う。これにより、ヒューズ回路14には、電力供給部ごとの活性化情報(活性化させるか否かを示す情報)が書き込まれることになる。
以上説明したように、本実施の形態による半導体装置10によれば、ヒューズトリミングにより、内部電源発生回路15A〜15Cの電流供給能力を最適範囲内に設定することが可能になる。したがって、製造ばらつきを考慮して内部電源発生回路15A〜15Cの電流供給能力を多めに設計しつつ、実際の電流供給能力が過剰となることがなくなることから、無駄な消費電流の発生を防止できる。
次に、内部電源発生回路の具体的な構成を挙げて、内部電源発生回路の電流供給能力の調整について、より詳細に説明する。以下の説明では、内部電源発生回路15Aが内部電源電圧VXX(<VDD)を発生する降圧レギュレータであるとし、内部電源発生回路15Bが内部電源電圧VPP(>VDD)を発生するVPPジェネレータであるとして、内部電源発生回路15A,15Bのそれぞれについて説明する。
図3は、内部電源発生回路15A(降圧レギュレータ)の回路図を示す図である。
図3に示すように、内部電源発生回路15Aは、電力供給部30a〜30cの他に、リファレンス電位発生回路40及びオペアンプ41を有する。また、電力供給部30a〜30cはそれぞれ、ドライバトランジスタであるPチャンネル型MOSトランジスタ31a〜31cを有している。
電力供給部30bはさらに、Pチャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型MOSトランジスタが並列接続されたトランスファゲート32bと、ドライバトランジスタ31bの制御電極(ゲート)をプルアップするPチャンネル型MOSトランジスタ34bと、インバータ35bとを有している。トランスファゲート32b及びトランジスタ34bは、ドライバトランジスタ31bのゲートに接続された第1のスイッチ素子に相当する。電力供給部30cも同様に、トランスファゲート32cと、ドライバトランジスタ31cのゲートをプルアップするPチャンネル型MOSトランジスタ34cと、インバータ35cとを有している。トランスファゲート32c及びトランジスタ34cは、ドライバトランジスタ31cのゲートに接続された第1のスイッチ素子に相当する。
ドライバトランジスタ31a〜31cは、電圧VDDが供給される外部電源配線19X(図1)と、内部電源電圧VXXを供給する内部電源配線19Aとの間に並列接続されている。また、ドライバトランジスタ31aのゲートは、オペアンプ41の出力端子に接続された接点aに直接接続されている。これに対し、ドライバトランジスタ31bのゲートは、それぞれトランスファゲート32bを介して接点aに接続される。同様に、ドライバトランジスタ31cのゲートは、トランスファゲート32cを介して接点aに接続される。
トランスファゲート32bには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN0が供給される。また、トランジスタ34bには、インバータ35bを介して、同じビット信号VIN0が供給される。これにより、ビット信号VIN0がローレベルである場合には、トランスファゲート32bがオン、プルアップトランジスタ34bがオフし、これにより電力供給部30bが活性化される。これに対し、ビット信号VIN0がハイレベルである場合には、トランスファゲート32bがオフ、プルアップトランジスタ34bがオンし、これにより電力供給部30bが非活性化される。同様に、電力供給部30c(トランスファゲート32c及びトランジスタ34c)にはコード信号VINnを構成するビット信号VIN1が供給されており、その論理レベルに応じて電力供給部30cが活性化又は非活性化される。
リファレンス電位発生回路40は内部電源電圧VXXのリファレンス電位VXXREFを発生する回路であり、このリファレンス電位VXXREFをオペアンプ41の反転入力端子に入力する。オペアンプ41の非反転入力端子は、内部電源電圧VXXを供給する内部電源配線19Aに接続される。したがって、オペアンプ41の仮想短絡により、内部電源電圧VXXの電位はリファレンス電位VXXREFに等しくなる。
オペアンプ41は、ドライバトランジスタ31aの他、活性化している電力供給部30b,30cに含まれるドライバトランジスタとともに定電流回路を構成する。例えば電力供給部30b,30cの両方が活性化している場合、オペアンプ41はドライバトランジスタ31a〜31cとともに定電流回路を構成し、内部電源配線19Aに流れる電流の最大値はI1a+I1b+I1cとなる。ただし、I1a〜I1cはそれぞれ、ドライバトランジスタ31a〜31cの飽和電流である。また、例えば電力供給部30bのみが活性化している場合、オペアンプ41はドライバトランジスタ31a,31bとともに定電流回路を構成し、内部電源配線19Aに流れる電流の最大値はI1a+I1bとなる。電力供給部30cのみが活性化している場合や、電力供給部30b,30cの両方が活性化していない場合にもついても同様であり、それぞれ内部電源配線19Aに流れる電流の最大値はI1a+I1c、I1aとなる。
内部電源発生回路15Aの電流供給能力は、内部電源配線19Aに流れる電流の最大値によって表される。したがって、ビット信号VIN0,VIN1の値によって、内部電源発生回路15Aの電流供給能力を調整することが可能になっている。
テスタ20は、図2のステップS8までの処理によりビット信号VIN0,VIN1の最適値を求め、この最適値に基づいて、ステップS11でヒューズ回路14のヒューズトリミングが行われる。これにより、ヒューズ回路14には、電力供給部30b,30cのうち活性化させる電力供給部を示すコード信号VFUSEnが、不揮発的に書き込まれる。
なお、図3には3つのドライバトランジスタを有する降圧レギュレータの例を示したが、1つの降圧レギュレータに含まれるドライバトランジスタの数については3つに限られず、2以上であれば特に限定されない。
また、内部電源発生回路15Aが降圧レギュレータである場合、電流供給能力の調整と連動して、オペアンプ41の駆動能力を調整することが好ましい。以下、詳しく説明する。
図4は、オペアンプ41の内部回路を示す回路図である。同図に示すように、オペアンプ41は、Pチャンネル型MOSトランジスタ42,43を含むカレントミラー回路と、Nチャンネル型MOSトランジスタ44,45及び電流引き抜き部46a〜46cを含む差動回路とを有している。電流引き抜き部46a〜46cはそれぞれ、引き抜きトランジスタであるNチャンネル型MOSトランジスタ47a〜47cを有している。
電流引き抜き部46b,46cはそれぞれ、Nチャンネル型MOSトランジスタ48b,48cをさらに有している。トランジスタ48b,48cは、それぞれが引き抜きトランジスタ47b,47cに直列接続された第2のスイッチ素子に相当する。
電流引き抜き部46a〜46cは、降圧レギュレータ内の電力供給部30a〜30cごとに設けられる。また、引き抜きトランジスタ47a〜47cのサイズ比は、ドライバトランジスタ31a〜31cのサイズ比に等しくなるよう設計されている。
オペアンプ41では、トランジスタ42のドレインとトランジスタ44のドレイン、トランジスタ43のドレインとトランジスタ45のドレインとが互いに接続される。トランジスタ44のゲートはオペアンプ41の非反転入力端子を構成し、リファレンス電位発生回路40(図3)から電位VXXREFが入力される。また、トランジスタ45のゲートはオペアンプ41の反転入力端子を構成し、電源配線から電位VXXが入力される。オペアンプ41の出力(接点a)は、トランジスタ42のドレイン(トランジスタ44のドレイン)から取り出される。
トランジスタ47a〜47cの各ゲートには、それぞれ所定のバイアス電圧が印加されており、これによりトランジスタ47a〜47cは飽和状態とされている。したがって、トランジスタ47a〜47cのオン電流の電流値は一定である。
トランジスタ48bのゲートには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN2が供給される。これにより、ビット信号VIN2がローレベルである場合には、トランジスタ47bとグランドとの間が切り離され、これにより電流引き抜き部46bが非活性化される。これに対し、ビット信号VIN2がハイレベルである場合には、トランジスタ47bとグランドとの間が接続され、これにより電流引き抜き部46bが活性化される。同様に、トランジスタ48cのゲートには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN3が供給されており、その論理レベルに応じて電流引き抜き部46cが活性化又は非活性化される。
オペアンプ41の引き抜き電流は、電流引き抜き部46aのドレイン電流I2aと、活性化している電流引き抜き部46b,46cのドレイン電流I2b,I2cとの合計値となる。したがって、ビット信号VIN2,VIN3の値によって、オペアンプ41の引き抜き電流の電流値を調整することが可能になる。オペアンプ41の駆動能力は引き抜き電流の電流値で表すことができるため、ビット信号VIN2,VIN3の値によって、オペアンプ41の駆動能力を調整することが可能になっている。
テスタ20は、図2のステップS11において、ステップS8までの処理で求めたビット信号VIN0,VIN1の最適値に基づき、ビット信号VIN2,VIN3の具体的な値を決定する。このようにしてビット信号VIN2,VIN3の具体的な値を決定するのは、オペアンプ41の駆動能力の調整を、電流供給能力の調整と連動させるためである。具体的には、電力供給部30bを活性化する場合(VIN0=ロー)には電流引き抜き部46bも活性化し(VIN2=ハイ)、電力供給部30bを非活性化する場合(VIN0=ハイ)には電流引き抜き部46bも非活性化する(VIN2=ロー)。同様に、電力供給部30cを活性化する場合(VIN1=ロー)には電流引き抜き部46cも活性化し(VIN4=ハイ)、電力供給部30cを非活性化する場合(VIN1=ハイ)には電流引き抜き部46cも非活性化する(VIN4=ロー)。テスタ20は、図2のステップS11において、以上のようにして求めたビット信号VIN2,VIN3の具体的な値にも基づいて、ヒューズ回路14のヒューズトリミングを行う。これにより、ヒューズ回路14には、電流引き抜き部46b,46cのうち活性化させる電流引き抜き部を示すコード信号VFUSEnが、不揮発的に書き込まれることになる。
以上説明したように、降圧レギュレータの電流供給能力の調整と連動して、オペアンプ41の駆動能力(引き抜き電流の電流値)を調整することで、降圧レギュレータの応答速度を一定にすることが可能になる。つまり、オペアンプ41の駆動能力が大きいほど降圧レギュレータの応答速度は速くなる。一方、降圧レギュレータの応答速度は電流供給能力が大きいほど遅くなる。したがって、降圧レギュレータの電流供給能力が大きくなるほどオペアンプ41の駆動能力を高くすることで、降圧レギュレータの応答速度を一定にすることが可能になる。また、必要以上にオペアンプ41の駆動能力を大きくすることがなくなるため、オペアンプ41の消費電流量の最適化も実現される。
図5は、内部電源発生回路15B(VPPジェネレータ)の回路図を示す図である。
図5に示すように、VPPジェネレータである内部電源発生回路15Bは、電力供給部30a〜30cの他に、Nチャンネル型MOSトランジスタ57,58及びオシレータ回路59を有する。また、電力供給部30a〜30cはそれぞれ、キャパシタ50a〜50cを有している。
電力供給部30bはさらに、それぞれPチャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型MOSトランジスタが並列接続されたトランスファゲート51b,52bと、インバータ55bとを有している。トランスファゲート51b,52bは、それぞれがキャパシタ50bに直列接続された第3のスイッチ素子に相当する。電力供給部30cも同様に、それぞれPチャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型MOSトランジスタが並列接続されたトランスファゲート51c,52cと、インバータ55cとを有している。トランスファゲート51c,52cは、それぞれがキャパシタ50cに直列接続された第3のスイッチ素子に相当する。
オシレータ回路59は、3つの出力端子A〜Bを有する。出力端子AはNトランジスタ57のゲートに接続され、出力端子Bは接点bに接続される。出力端子CはNトランジスタ58のゲートに接続される。
図6は、オシレータ回路59が出力端子A〜Cに出力する信号SA〜SCの波形を示す図である。同図に示すように、出力信号SA〜SCは、いずれも周期Tの周期矩形信号である。出力信号SAは、電位2VDDと電位VDDの間を周期Tで変化する周期矩形信号である。出力信号SBは、電位VDDと電位VSSの間を周期Tで変化する周期矩形信号である。出力信号SCは、電位VDD+VPPと電位VDDの間を周期Tで変化する周期矩形信号である。出力信号SA〜SCは互いに同期しており、出力信号SAが電位2VDDであるとき、出力信号SB,SCはそれぞれ電位VSS,VDDとなる。
接点bは、トランジスタ58を介して、内部電源電圧VPPを供給する内部電源配線SBに接続される。また、トランジスタ57は、接点bと外部電源電圧VDDが供給される外部電源配線との間に間挿される。トランジスタ57のしきい値電圧は電位2VDDPと電位VDDPの中間電圧に設定される。また、トランジスタ58のしきい値電圧は電位VDDP+VPPと電位VDDPの中間電圧に設定される。
キャパシタ50a〜50cは、接点bと出力端子Bとの間に並列に接続される。トランスファゲート51b,52bは、キャパシタ50bと直列接続される。このうち、トランスファゲート51bはキャパシタ50bと出力端子Bの間に接続され、トランスファゲート52bはキャパシタ50bと接点bの間に接続される。同様に、トランスファゲート51c,52cは、キャパシタ50cと直列接続される。このうち、トランスファゲート51cはキャパシタ50cと出力端子Bの間に接続され、トランスファゲート52cはキャパシタ50cと接点bの間に接続される。
内部電源発生回路15Bは、周期Tでチャージ動作とポンピング動作を繰り返すことにより、接点bに、図6に示すのこぎり波状の電位を有する信号CPを生成する回路である。
初めに、電力供給部30aに着目して説明する。出力信号SA〜SCがそれぞれ電位2VDD,VSS,VDDとなっているとき、トランジスタ57はオン、トランジスタ58はオフとなることから、接点bの電位は、図6に示すようにVDDにチャージされる(チャージ動作)。チャージ動作の後、出力信号SA〜SCがそれぞれ電位VDD,VDD,VDD+VPPに変化すると、トランジスタ57はオフ、トランジスタ58はオンとなることから、電源配線に、キャパシタ50aに充電されていた電圧VDDと、出力信号Bの電位VDDの合計電圧2VDDが出力される(ポンピング動作)。このような動作を交互に繰り返すことにより、内部電源発生回路15Bの出力である内部電源電圧VPPは、外部電源電圧VDDの2倍に昇圧される。
トランスファゲート51b,52bには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN4が供給される。これにより、ビット信号VIN4がローレベルである場合には、トランスファゲート51b,52bがオンし、これにより電力供給部30bが活性化される。これに対し、ビット信号VIN0がハイレベルである場合には、トランスファゲート51b,52bがオフし、これにより電力供給部30bが非活性化される。同様に、電力供給部30c(トランスファゲート51c,52c)にはコード信号VINnを構成するビット信号VIN5が供給されており、その論理レベルに応じて電力供給部30cが活性化又は非活性化される。
内部電源発生回路15Bから電源配線に供給される電流I3の電流値は、電力供給部30b,30cが活性化しているか否かによって変化する。例えば、電力供給部30b,30cの両方が活性化している場合、電流I3の電流値は、具体的には次の式(1)によって表される。ただし、CA〜CCは、それぞれキャパシタ50a〜50cの容量である。
I3=(2VDD−VPP)×(CA+CB+CC)/T ・・・(1)
電力供給部30b,30cのいずれか又は両方が非活性化している場合の電流I3の電流値は、上記式(1)において、対応するキャパシタ50b,50cの容量をゼロとした値となる。
電流I3の電流値は、内部電源発生回路15Bの電流供給能力を表している。なお、内部電源発生回路15Bの消費電流量は電流I3の2倍となる。内部電源発生回路15Bでは、このような電流I3の性質を利用し、ビット信号VIN0,VIN1の値によって電力供給部30b,30cの活性化/非活性化を切り替えることにより電流供給能力を調節することが可能になっている。
テスタ20は、図2のステップS8までの処理によりビット信号VIN4,VIN5の最適値を求め、この最適値に基づいて、ステップS11でヒューズ回路14のヒューズトリミングが行われる。これにより、ヒューズ回路14には、電力供給部30b,30cのうち活性化させる電力供給部を示すコード信号VFUSEnが、不揮発的に書き込まれる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、特にVPPジェネレータである内部電源発生回路15Bの電流I3が上述した式(1)で表されることに着目したものであり、容量ではなく周期Tの調節により、内部電源発生回路15Bの電流供給能力を調節する。本実施の形態による半導体装置の機能ブロックは、図1に示したものと同様であるが、内部電源発生回路15Bが複数の電力供給部を備えることは必須ではない。
図7は、図5に示したオシレータ回路59の内部回路を示す回路図である。
図7に示すように、オシレータ回路59は、電流引き抜き部61a〜61cと、カレントミラー回路70,71と、発振回路72と、周期信号生成部73とを有している。また、電流引き抜き部61a〜61cはそれぞれ、引き抜きトランジスタであるNチャンネル型MOSトランジスタ62a〜62cを有している。
電流引き抜き部61b,61cはそれぞれ、Nチャンネル型MOSトランジスタ63b,63cをさらに有している。トランジスタ63b,63cは、それぞれが引き抜きトランジスタ62b,62cに直列接続された第4のスイッチ素子に相当する。
カレントミラー回路70は、並列接続されたPチャンネル型MOSトランジスタ60,64,及び66〜662n+1(nは自然数。)を有している。カレントミラー回路71は、並列接続されたNチャンネル型MOSトランジスタ65,67〜672n+1を有している。発振回路72は、Pチャンネル型MOSトランジスタとNチャンネル型MOSトランジスタが直列接続されたインバータ回路68〜682n+1を有している。
発振回路72に含まれるインバータ回路68(k=1〜2n+1。)は、互いに縦続接続されるとともに、インバータ回路682n+1の出力はインバータ回路68の入力に帰還接続されている。また、インバータ回路68を構成するPチャンネル型MOSトランジスタのソースは、対応するトランジスタ66を介して外部電源配線19Xに接続され、インバータ回路68を構成するNチャンネル型MOSトランジスタのソースは、対応するトランジスタ67を介してグランドに接続される。
カレントミラー回路70に含まれるトランジスタ60のソースには外部電源配線19Xが接続され、ドレインには電流引き抜き部61a〜61cが並列に接続される。また、トランジスタ64とトランジスタ65とは、外部電源配線19Xとグランドとの間に直列接続される。
トランジスタ62a〜62cの各ゲートには、それぞれ所定のバイアス電圧が印加されており、これによりトランジスタ62a〜62cは飽和状態とされている。したがって、トランジスタ62a〜62cのオン電流の電流値は一定である。
トランジスタ63bのゲートには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN6が供給される。これにより、ビット信号VIN6がローレベルである場合には、トランジスタ62bとグランドとの間が切り離され、これにより電流引き抜き部61bが非活性化される。これに対し、ビット信号VIN6がハイレベルである場合には、トランジスタ62bとグランドとの間が接続され、これにより電流引き抜き部61bが活性化される。同様に、トランジスタcのゲートには、コード信号VINnを構成する所定のビット信号VIN7が供給されており、その論理レベルに応じて電流引き抜き部61cが活性化又は非活性化される。
以上の構成により、インバータ回路68〜682n+1には共通の電流I5が流れ、電流I5の具体的な電流値は、電流引き抜き部61aのドレイン電流I4aと、活性化している電流引き抜き部61b,61cのドレイン電流I4b,I4cとの合計値となる。したがって、ビット信号VIN6,VIN7の値によって、電流I5の電流値(オシレータ回路59の駆動能力)を調整することが可能になっている。
発振回路72は、各インバータ回路68内の2つのトランジスタのオンオフ切り替えを連鎖的に行うことで、最終段のインバータ回路682n+1の出力に周期信号VPを発生する回路であり、この周期信号VPの周期Tは、上記電流I5の電流値に逆比例する。つまり、電流I5の電流値が大きいほど、周期Tは短くなる。このことは、ビット信号VIN6,VIN7の値の切り替えによって周期信号VPの周期Tを調整できることを意味しており、したがって、式(1)により、ビット信号VIN6,VIN7を用いて内部電源発生回路15Bの電流供給能力を調整できることになる。
ウェハテスト時のテスタ20の処理フローは、図2に示したものと同様である。テスタ20は、ステップS8までの処理によりビット信号VIN6,VIN7の最適値を求め、この最適値に基づいて、ステップS11でヒューズ回路14のヒューズトリミングを行う。これにより、ヒューズ回路14には、電流引き抜き部61b,61cのうち活性化させる電流引き抜き部を示すコード信号VFUSEnが、不揮発的に書き込まれる。
周期信号生成部73は、発振回路72から出力された周期信号VPに基づき、図6に示した周期信号SA〜SCを生成する回路である。この周期信号SA〜SCの周期は、周期信号VPの周期Tに等しくなる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
例えば、上記実施の形態では電力供給部の活性化情報をヒューズ回路14に書き込んでいるが、ここでいうヒューズ回路には、レーザートリミングヒューズや、電気的に切断/導通するヒューズ(アンチヒューズを含む。)が含まれる。
また、上記実施の形態では固定的に活性化されている電流供給部30aを設けたが、すべての電流供給部を活性化/非活性化可能に構成しても構わない。電流引き抜き部についても同様である。
また、上記実施の形態による半導体装置10がDRAMである場合、テスタ20を用いた判定動作と同時に、不良セルを検出するための半導体メモリテストを行うことも可能である。
図8は、判定動作と同時に半導体メモリテストを行う例におけるテスタ20の処理フローを示すフローチャートである。図8において、図2に示した処理フロー内の処理と同一の処理については、図2と同一の符号を付している。
図8に示すように、テスタ20は、まず低温状態で内部電源発生回路15Aの電流供給能力を調整した後(ステップS1〜S3)、1回目の半導体メモリテストを行う(ステップS4)。これにより、低温状態での不良セルのアドレスを検出し、不良セルを冗長セルに置換することにより救済可能な場合には救済情報をレジスタ21(図1)に保持する(ステップS5)。一方、救済が不可能である場合には、半導体装置10自体を不良品として破棄することになる。
次に、高温状態に切り替えた後、テスタ20は、再度内部電源発生回路15Aの電流供給能力を調整し(ステップS6〜S8)、その後、2回目の半導体メモリテストを行う(ステップS9)。これにより、高温状態での不良セルのアドレスを検出し、不良セルを冗長セルに置換することにより救済可能な場合には救済情報をレジスタ21(図1)に保持する(ステップS10)。一方、救済が不可能である場合には、半導体装置10自体を不良品として破棄する。
そして、最後にヒューズトリミングを行う(ステップS12)が、このとき、電流供給能力(及び引き抜き電流)を調整するためのヒューズトリミングだけでなく、ステップS5及びS10で保持しておいた救済情報についてのヒューズトリミングも行う。
このように、電流供給能力の判定動作と同時に半導体メモリテストを行えば、電流供給能力(及び引き抜き電流)を調整するためのヒューズトリミングと、不良セルの救済情報についてのヒューズトリミングとを同時に行うことが可能になる。したがって、半導体装置10の製造時間を短縮することが可能になる。
10 半導体装置
10a 電源端子
10b コマンド端子
10c アドレス端子
10d データ入出力端子
11 内部電源回路
12 内部回路
13a コマンドデコーダ
13b アドレスラッチ回路
14 ヒューズ回路
15A〜15C 内部電源発生回路
16 テスト制御回路
17 内部電源制御回路
18 電源信号出力回路
19A〜19C 内部電源配線
19X 外部電源配線
20 テスタ
21 レジスタ
30a〜30c 電力供給部
31a〜31c Pチャンネル型MOSトランジスタ(ドライバトランジスタ)
32b,32c トランスファゲート(第1のスイッチ素子)
34b,34c プルアップトランジスタ(第1のスイッチ素子)
35b,35c インバータ
40 リファレンス電位発生回路
41 オペアンプ
42,43 Pチャンネル型MOSトランジスタ
44,45 Nチャンネル型MOSトランジスタ
46a〜46c 電流引き抜き部
47a〜47c Nチャンネル型MOSトランジスタ(引き抜きトランジスタ)
48b,48c Nチャンネル型MOSトランジスタ(第2のスイッチ素子)
50a〜50c キャパシタ
51b,52b,51c,52c トランスファゲート(第3のスイッチ素子)
55b,55c インバータ
57,58 Nチャンネル型MOSトランジスタ
59 オシレータ回路
60,64,67〜672n+1 Pチャンネル型MOSトランジスタ
61a〜61c 電流引き抜き部
62a〜62c Nチャンネル型MOSトランジスタ(引き抜きトランジスタ)
63b,63c Nチャンネル型MOSトランジスタ(第4のスイッチ素子)
65,67〜672n+1 Nチャンネル型MOSトランジスタ
68〜682n+1 インバータ回路
70,71 カレントミラー回路
72 発振回路
73 周期信号生成部

Claims (24)

  1. 内部電源配線を介して半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する内部電源回路であって、
    前記内部電源配線に共通接続された複数の電力供給部と、
    前記複数の電力供給部のうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択する制御回路とを備えることを特徴とする内部電源回路。
  2. 前記複数の電力供給部はそれぞれ、外部電圧が供給される外部電源配線と前記内部電源配線との間に接続されたドライバトランジスタを有し、
    前記制御回路は、前記ドライバトランジスタをオン又はオフさせることにより、対応する前記電力供給部の活性化又は非活性化を行うことを特徴とする請求項1に記載の内部電源回路。
  3. 前記複数の電力供給部のドライバトランジスタのサイズは互いに異なることを特徴とする請求項2に記載の内部電源回路。
  4. 前記内部電源配線からの前記電源電圧と前記電源電圧のリファレンス電位とがそれぞれ供給される2つの入力端子を有するオペアンプと、
    前記ドライバトランジスタの制御電極と前記オペアンプの出力端子との間に設けられた第1のスイッチ素子とをさらに備え、
    前記制御回路は、前記第1のスイッチ素子をオン又はオフさせることにより、対応する前記電力供給部の活性化又は非活性化を行うことを特徴とする請求項2又は3に記載の内部電源回路。
  5. 前記制御回路は、前記オペアンプの駆動能力を制御することを特徴とする請求項4に記載の内部電源回路。
  6. 前記制御回路は、前記オペアンプの引き抜き電流の電流値を制御することにより、その駆動能力を制御することを特徴とする請求項5に記載の内部電源回路。
  7. 前記オペアンプは、それぞれ引き抜きトランジスタを有する複数の電流引き抜き部をさらに有し、
    前記制御回路は、前記複数の電流引き抜き部のうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することにより、前記オペアンプの引き抜き電流の電流量を制御することを特徴とする請求項6に記載の内部電源回路。
  8. 前記引き抜きトランジスタに直列接続された第2のスイッチ素子をさらに備え、
    前記制御回路は、前記第2のスイッチ素子をオン又はオフさせることにより、対応する前記電流引き抜き部の活性化又は非活性化を行うことを特徴とする請求項7に記載の内部電源回路。
  9. 前記制御回路は、前記少なくとも一部の電力供給部の活性化又は非活性化と、前記オペアンプの駆動能力制御とを連動して行うことを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の内部電源回路。
  10. 前記少なくとも一部の電力供給部はそれぞれキャパシタを有し、
    前記内部電源回路は、前記複数の電力供給部のうち活性化されているものが有するキャパシタを用いて前記電源電圧を供給することを特徴とする請求項1に記載の内部電源回路。
  11. 前記内部電源回路は、前記複数の電力供給部のうち活性化されているものが有するキャパシタを、周期信号を用いて充放電することにより前記電源電圧を生成するポンピング回路をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の内部電源回路。
  12. 前記キャパシタに直列接続された第3のスイッチ素子をさらに有し、
    前記制御回路は、前記第3のスイッチ素子をオン又はオフさせることにより、対応する前記電力供給部の活性化又は非活性化を行うことを特徴とする請求項11に記載の内部電源回路。
  13. 前記制御回路は、前記少なくとも一部の電力供給部ごとの活性化情報を記憶する記憶回路の記憶内容に基づいて、前記少なくとも一部の電力供給部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の内部電源回路。
  14. 前記制御回路は、外部から入力されるテストコード信号に基づいて、前記少なくとも一部の電力供給部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項1乃至13のいずれか一項に記載の内部電源回路。
  15. 半導体装置の内部回路に電源電圧を供給する内部電源回路であって、
    所与の周期を有する周期信号を生成するオシレータ回路と、
    1又は複数のキャパシタを、前記オシレータ回路によって生成された周期信号を用いて充放電することにより電源電圧を生成するポンピング回路と、
    前記オシレータ回路の駆動能力を制御する制御回路とを備えることを特徴とする内部電源回路。
  16. 前記制御回路は、前記オシレータ回路の引き抜き電流の電流値を制御することにより、その駆動能力を制御することを特徴とする請求項15に記載の内部電源回路。
  17. 前記オシレータ回路は、それぞれ引き抜きトランジスタを有する複数の電流引き抜き部をさらに有し、
    前記制御回路は、前記複数の電流引き抜き部のうちの少なくとも一部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することにより、前記オシレータ回路の引き抜き電流の電流量を制御することを特徴とする請求項16に記載の内部電源回路。
  18. 前記オシレータ回路は、前記引き抜きトランジスタに直列接続された第4のスイッチ素子をさらに有し、
    前記制御回路は、前記第4のスイッチ素子をオン又はオフさせることにより、対応する前記電流引き抜き部の活性化又は非活性化を行うを選択することを特徴とする請求項17に記載の内部電源回路。
  19. 前記制御回路は、前記少なくとも一部の電流引き抜き部ごとの活性化情報を記憶する記憶回路の記憶内容に基づいて、前記少なくとも一部の電流引き抜き部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項7、8、17、又は18に記載の内部電源回路。
  20. 前記制御回路は、外部から入力されるテストコード信号に基づいて、前記少なくとも一部の電流引き抜き部に関し、活性化及び非活性化のいずれか一方を選択することを特徴とする請求項7、8、17、18、又は19に記載の内部電源回路。
  21. 請求項1乃至20のいずれか一項に記載の内部電源回路と、
    前記内部電源回路から供給される電源電圧により動作する内部回路とを備えることを特徴とする半導体装置。
  22. 内部回路に電源電圧を供給する内部電源配線に共通接続された複数の電力供給部と、
    前記複数の電力供給部のうちの少なくとも一部の前記電力供給部ごとの活性化情報を記憶する記憶回路とを有する内部電源回路を備える半導体装置の製造方法であって、
    前記複数の電力供給部の一部又は全部を活性化させる活性化ステップと、
    前記内部電源回路の電流供給能力を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップの測定結果に基づき、前記記憶回路に前記活性化情報を書き込む書込ステップとを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  23. 前記活性化ステップは、
    周囲温度を第1の温度とした状態で、前記複数の電力供給部の一部又は全部を活性化させる第1の活性化ステップと、
    周囲温度を前記第1の温度とは異なる第2の温度とした状態で、前記複数の電力供給部の一部又は全部を活性化させる第2の活性化ステップとを含み、
    前記書込ステップは、前記第1及び第2の活性化ステップそれぞれにおける前記測定ステップの測定結果に基づき、前記記憶回路に前記活性化情報を書き込むことを特徴とする請求項22に記載の半導体装置の製造方法。
  24. 内部電源電圧を発生するための電流値をビットデータに応じて制御可能に構成された内部電源回路を有する半導体装置の製造方法であって、
    第1の温度において前記電流値を第1の範囲内に設定する第1のビットデータを保持する第1のステップと、
    前記第1の温度よりも高い第2の温度において前記第1のビットデータに対応する前記内部電源回路における電流値が前記第1の範囲内にあるか否かを判定する第2のステップとを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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