JP2010277812A - 燃料電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池スタックの各単セルの電圧モニタ用端子の剛性を向上させる。
【解決手段】燃料電池スタックに含まれる各単セルに用いられる燃料電池用セパレータは、互いに同じ位置に形成された第1の突出部をそれぞれ有し対向する一対のプレートと、一対のプレートに挟持され、第1の突出部と同じ位置に形成された第2の突出部を有する中間プレートと、積層された第1の突出部と第2の突出部とによって形成された、単セルの電圧を測定するための電圧モニタ用端子と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池スタックの各単セルの電圧モニタ用端子に関する。
燃料電池、例えば、固体高分子型燃料電池では、膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)とセパレータとを有する単セルを、複数積層した構造(スタック構造)が採用される。燃料電池スタックの各単セルにおける発電の正常性を確認するため、各単セルに電圧モニタ用端子を設け、この電圧モニタ用端子にコネクタを接続して、コネクタ経由で電圧を測定する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2005−216700号公報
各単セルの電圧モニタ用端子は、セパレータを構成する1枚のプレート(金属板)の一部を突出させて形成されているため剛性が低く、コネクタの着脱の際に折れ曲がり、隣接する端子と短絡するおそれがあった。
本発明は、燃料電池スタックの各単セルの電圧モニタ用端子の剛性を向上させることを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]燃料電池スタックに含まれる各単セルに用いられる燃料電池用セパレータであって、互いに同じ位置に形成された第1の突出部をそれぞれ有し、対向する一対のプレートと、前記一対のプレートに挟持され、前記第1の突出部と同じ位置に形成された第2の突出部を有する中間プレートと、積層された前記第1の突出部と前記第2の突出部とによって形成された、前記単セルの電圧を測定するための電圧モニタ用端子と、を備える、燃料電池用セパレータ。
適用例1の燃料電池用セパレータにおいて、電圧モニタ用端子は、積層された一対のプレートの第1の突出部と中間プレートの第2の突出部とによって形成されているので、1枚のプレートにより電圧モニタ用端子を形成する構成に比べて、剛性を向上させることができる。
本発明のセパレータを適用した燃料電池(単セル)を備えた燃料電池スタックの概略構成を示す説明図である。 図1に示すA−A断面を示す断面図である。 セルモニタコネクタを装着する際の燃料電池スタック100を示す説明図である。 セルモニタコネクタ60が装着された燃料電池スタック100におけるA−A断面を示す断面図である。 第2の実施例における燃料電池スタックのA−A断面を示す断面図である。 第3の実施例におけるコネクタ側端子を示す斜視図及び正面図である。
A.第1の実施例:
図1は、本発明のセパレータを適用した燃料電池(単セル)を備えた燃料電池スタックの概略構成を示す説明図である。燃料電池スタック100は、積層された複数の単セル10と、酸化剤ガス供給マニホールド11と、酸化剤ガス排出マニホールド12と、燃料ガス供給マニホールド13と、燃料ガス排出マニホールド14と、冷却媒体供給マニホールド15と、冷却媒体排出マニホールド16とを備えている。なお、図1の例では、燃料電池スタック100における単セル10の積層部分を表わしており、その他の部分については省略している。図1の例では、燃料電池スタック100が載置された状態において鉛直上方が+Z方向と一致している。
各単セル10は、各単セルの電圧を測定するための電圧モニタ用端子80を備えている。各単セル10において、電圧モニタ用端子80は、隣接する単セル10と互いに位置をずらして配置されている。このような構成により、隣接する電圧モニタ用端子80間の距離d1は比較的大きい。また、このような構成により、燃料電池スタック100の上面S1には、複数の電圧モニタ用端子80が千鳥状に配置され、単セル10の積層方向(Y軸に沿った方向)に沿って延びた電圧モニタ用端子80の列が2つ形成されている。なお、各単セル10の詳細構成については後述する。
各単セル10は、厚み方向に沿って形成された6つの貫通孔を備えており、単セル10が積層された状態において、これら6つの貫通孔により、上述した6つのマニホールド11〜16が燃料電池スタック100の内部に形成される。
酸化剤ガス供給マニホールド11は、図示しないエアコンプレッサーから供給される酸化剤ガスとしての空気を、各単セル10に供給する。酸化剤ガス排出マニホールド12は、各単セル10において用いられなかった余剰空気(カソード側オフガス)を排出する。燃料ガス供給マニホールド13は、図示しない水素ガスタンクから供給される燃料ガスとしての水素ガスを、各単セル10に供給する。燃料ガス排出マニホールド14は、各単セル10において用いられなかった余剰水素ガス(アノード側オフガス)を排出する。冷却媒体供給マニホールド15は、各単セル10に冷却媒体を供給する。冷却媒体排出マニホールド16は、各単セル10で用いられた冷却媒体を排出する。
図2は、図1に示すA−A断面を示す断面図である。A−A断面は、燃料電池スタック100の上面S1に形成された一方の電圧モニタ用端子80の列に沿った断面である。なお、図2の例では、A−A断面の一部のみ表わしている。
単セル10は、シール一体型MEA20と、セパレータ40とを備えている。シール一体型MEA20は、発電部22と、シール部21とを備えている。発電部22は、膜電極接合体25と、多孔質体流路26とを備えている。膜電極接合体25は、電解質膜(例えば、フッ素樹脂系イオン交換膜のNafion(登録商標)やFlemion(登録商標)等)を有する。多孔質体流路26は、膜電極接合体25への反応ガス(燃料ガス及び酸化剤ガス)の供給、及び膜電極接合体25からの反応ガスの排出を行う。また、多孔質体流路26は、発電に伴って生成された水を排出する。多孔質体流路26としては、例えば、発泡金属や金属メッシュなどを用いることができる。
セパレータ40は、カソード側プレート41とアノード側プレート43と中間プレート42とを備えており、中間プレート42がカソード側プレート41及び中間プレート42により挟持された構成を有する。これら3つのプレート41〜43は、いずれも、例えば、ステンレス(SUS)やチタン等の金属製の薄板に貫通孔を形成することにより構成されている。図2の例では、A−A断面において電圧モニタ用端子80を有するセパレータ40(以下、「セパレータ40a」と呼ぶ)と、A−A断面において電圧モニタ用端子80を有しないセパレータ40(以下、「セパレータ40b」と呼ぶ)とが交互に配置されている。
カソード側プレート41は、酸化剤ガス供給マニホールド11を形成する貫通孔に加えて、酸化剤ガス供給孔45と、酸化剤ガス排出孔46とを備えている。酸化剤ガス供給孔45は、酸化剤ガス供給マニホールド11から供給された酸化剤ガス(空気)を発電部22のカソード側に供給する。酸化剤ガス排出孔46は、発電部22から排出されるカソード側オフガスを酸化剤ガス排出マニホールド12に排出する。
アノード側プレート43は、酸化剤ガス供給マニホールド11を形成する貫通孔に加えて、燃料ガス供給マニホールド13から供給された燃料ガス(水素ガス)を発電部22のアノード側に供給するための貫通孔(図示省略)と、発電部22から排出されるアノード側オフガスを燃料ガス排出マニホールド14に排出するための貫通孔(図示省略)を備えている。なお、図2のA−A断面には、アノード側プレート43の有するこれらの貫通孔は現れていない。
中間プレート42は、酸化剤ガス供給マニホールド11を形成する貫通孔に加えて、多数の貫通孔が形成されている。これらの貫通孔とカソード側プレート41とアノード側プレート43とで囲まれた空間として、酸化剤ガス供給流路47と、酸化剤ガス排出流路48と、複数の冷却媒体流路49とが形成されている。
酸化剤ガス供給流路47は、酸化剤ガス供給マニホールド11から酸化剤ガス供給孔45に酸化剤ガスを供給する。酸化剤ガス排出流路48は、酸化剤ガス排出孔46から酸化剤ガス排出マニホールド12に酸化剤ガスを排出する。冷却媒体流路49は、各単セル10において、冷却媒体供給マニホールド15と冷却媒体排出マニホールド16とを接続する。
図2のセパレータ40aに示すように、電圧モニタ用端子80は、セパレータ40の一部が上方(+Z方向)に突出して形成されている。換言すると、電圧モニタ用端子80は、各プレート41〜43において同じ位置に同じ形状で形成された突出部分が積層された構成を有している。このように、電圧モニタ用端子80は3枚のプレート41〜43により形成されているので、高い剛性を有する。
図3は、セルモニタコネクタを装着する際の燃料電池スタック100を示す説明図である。セルモニタコネクタ60は、燃料電池スタック100の複数の電圧モニタ用端子80を覆うように着脱自在に取り付けられ、電圧モニタ用端子80と図示しない電圧検出器とを導通させる。図3の例では、セルモニタコネクタ60は、14個の電圧モニタ用端子80を覆うように取り付けられるが、セルモニタコネクタ60の大きさに応じて、任意の数の電圧モニタ用端子80を覆うように取り付けることができる。
セルモニタコネクタ60は、複数のスロット61と、各スロットに配置されたコネクタ側端子62とを備えている。各スロットは、燃料電池スタック100を構成する各セパレータ40に対応して形成された溝である。コネクタ側端子62は、図3に拡大して示すように、導電性の薄板部材(例えば金属板)を断面が略コの字形となるように屈曲させて形成されており、中央の支持部62cと、支持部62cに接続され互いに対向する2つの挟持部62a,62bと、を備えている。コネクタ側端子62は、セルモニタコネクタ60の各スロット61に1つずつ配置されている。セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100に装着された際に、2つの挟持部62a,62bは各電圧モニタ用端子80を挟み込み、支持部62cは電圧モニタ用端子80の端面と当接する。
図4は、セルモニタコネクタ60が装着された燃料電池スタック100におけるA−A断面を示す断面図である。図4では、図2と同じ位置における燃料電池スタック100の断面を表わしている。図4に示すように、各スロット61にはセパレータ40が挿入されており、各コネクタ側端子62には3枚のプレート41〜43が当接している。このように、燃料電池スタック100では、3枚のプレート41〜43の突出した部分が各スロット61に挿入されてコネクタ側端子62と当接することにより、セルモニタコネクタ60を着脱する際に電圧モニタ用端子80が折れ曲がることを抑制可能に構成されている。図4に示す2つのセパレータ40aのように、電圧モニタ用端子80の列において互いに隣り合うセパレータ40間の距離d2は、1つおきのスロット61間の距離とほぼ等しく、比較的長い。このような構成により、燃料電池スタック100は、仮に、電圧モニタ用端子80が積層方向に折れ曲がった場合であっても、同じ列の隣りに位置する電圧モニタ用端子80への接触を抑制可能に構成されている。
以上説明したように、各単セル10の電圧モニタ用端子80は、各プレート41〜43において同じ位置に同じ形状で形成された突出部分が積層されて形成されているので、高い剛性を有する。したがって、セルモニタコネクタ60を装着する際、またはセルモニタコネクタ60を取り外す際に、電圧モニタ用端子80の折れ等損傷の発生を抑制できる。また、各単セル10における電圧モニタ用端子80は、隣接する単セル10と互いに位置をずらして配置されている。したがって、隣接する単セル10の電圧モニタ用端子80間の距離を比較的長くすることができると共に、同じ列において互いに隣り合う電圧モニタ用端子80間の距離を比較的長くすることができる。それゆえ、仮に電圧モニタ用端子80が折れ曲がった場合であっても、他の電圧モニタ用端子80に接触することを抑制できる。
B.第2の実施例:
図5は、第2の実施例における燃料電池スタックのA−A断面を示す断面図である。図5では、図2と同じ位置における燃料電池スタックの断面を表わしている。第2の実施例のセパレータは、電圧モニタ用端子の形状において第1の実施例のセパレータ40と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
第2の実施例のセパレータ40cは、第1の実施例のセパレータ40と同じ位置に、それぞれ電圧モニタ用端子80aを備えている。電圧モニタ用端子80aにおいて、セルモニタコネクタ60と接続する先端部81は、先端に向かうに従って細くなる、いわゆるテーパード形状となっている。このような形状は、例えば、カソード側プレート41及びアノード側プレート43の電圧モニタ用端子80aを形成する突出部分を、それぞれ所定の角度で折り曲げることにより形成することができる。セパレータ40cでは、先端部81をテーパード形状とすることにより、先端部81がコネクタ側端子62に挿入され易くなるように構成されている。
先端部81は、中間プレート42に代えて弾性層90を備え、この弾性層90をカソード側プレート41及びアノード側プレート43で挟持する構成を有している。弾性層90としては、例えば、シリコンゴムやブチルゴム等の弾性体により形成することができる。先端部81の中央層を弾性層90で形成しているのは、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100に装着される際に、弾性層90の弾性により先端部81の厚みを小さくできるため、先端部81がコネクタ側端子62に挿入され易くできるからである。また、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100に装着された後には、弾性層90の弾性によりカソード側プレート41及びアノード側プレート43をコネクタ側端子62(挟持部62a,62b)に押し付けることができるので、導通性を向上させ、かつ、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100からはずれてしまうことを抑制できるからである。なお、電圧モニタ用端子80aにおいて先端部81よりも中央寄りの部分(図5において下方の部分)の構成は、第1の実施例の電圧モニタ用端子80と同じである。
以上の構成を有する第2の実施例のセパレータ40a及び燃料電池スタック100aは、第1の実施例のセパレータ40及び燃料電池スタック100と同様な効果を有する。加えて、電圧モニタ用端子80aの先端部81の形状はテーパード形状であるので、電圧モニタ用端子80aをコネクタ側端子62に挿入し易い。また、先端部81の中間層として、弾性層90を配置しているので、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100に装着される際に、弾性層90の弾性により先端部81の厚みを小さくできるため、先端部81がコネクタ側端子62に挿入され易くできる。また、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100に装着された後には、弾性層90の弾性によりカソード側プレート41及びアノード側プレート43をコネクタ側端子62(挟持部62a,62b)に押し付けることができるので、導通性を向上させ、かつ、セルモニタコネクタ60が燃料電池スタック100からはずれてしまうことを抑制できる。
C.第3の実施例:
図6(A)は、第3の実施例におけるコネクタ側端子を示す斜視図である。図6(B)は、第3の実施例におけるコネクタ側端子を示す正面図である。第3の実施例のセパレータは、コネクタ側端子の形状において第1の実施例のセパレータ40と異なり、他の構成は第1の実施例と同じである。
第3の実施例のセパレータの有するコネクタ側端子63は、第1の実施例のコネクタ側端子62と同様に、導電性の薄板部材(例えば金属板)を屈曲させて形成されている。コネクタ側端子63は、支持部62cと、支持部62cに接続され互いに対向する2つの挟持部62d,62eと、を備えている。支持部62cの形状は第1の実施例の支持部62cと同じである。挟持部62dは、第1の実施例の挟持部62aとは異なり、対向する挟持部62eに近づくように屈曲した屈曲部62fを備えている。同様に、挟持部62eは、第1の実施例の挟持部62bとは異なり、対向する挟持部62dに近づくように屈曲した屈曲部62gを備えている。このような構成により、2つの挟持部62d,62e間の距離は、2つの屈曲部62f,62g間において、他の部分よりも狭く構成されている。
ここで、コネクタ側端子63は、各スロット61において、2つの屈曲部62f,62gがスロット61の壁面よりも内側に位置するように設置されている。このような構成により、コネクタ側端子62が電圧モニタ用端子80に挿入される際に、2つの屈曲部62f,62gはスロット61の壁面方向に押し広げられる。
以上の構成を有する第3の実施例のセパレータ及び燃料電池スタックは、第1の実施例のセパレータ40及び燃料電池スタック100と同様な効果を有する。加えて、第3の実施例のコネクタ側端子63は、互いに近づくように屈曲した2つの屈曲部62f,62gを備え、コネクタ側端子62が電圧モニタ用端子80に挿入される際に、2つの屈曲部62f,62gは押し広げられるように構成されている。したがって、電圧モニタ用端子80(セパレータ40)の厚みに製造ばらつきがあっても、各電圧モニタ用端子80をコネクタ側端子63によりしっかりとホールドすることができ、導通性を向上させることができる。
D.変形例:
この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
各実施例では、電圧モニタ用端子80は、隣接する単セル10と互いに位置をずらして配置され、複数の電圧モニタ用端子80が千鳥状に配置されていたが、これに代えて、全ての単セル10において電圧モニタ用端子80が同じ位置に配置され、全ての電圧モニタ用端子80が一列に並ぶように配置することもできる。このような構成においても、各電圧モニタ用端子80は3枚のプレート41〜43により形成されるので、各電圧モニタ用端子80の剛性を向上させることができる。
D2.変形例2:
第2の実施例では、先端部81の中央層は、弾性層90であったが、これに代えて、第1の実施例と同様に、テーパード状に形成された中間プレート42で構成することもできる。この構成においても、電圧モニタ用端子80aの先端がテーパード状であるので、コネクタ側端子62に電圧モニタ用端子80aを挿入し易くできる。なお、かかる構成においては、第2の実施例と同様に、カソード側プレート41及びアノード側プレート43を折り曲げると共に、セパレータ40cの先端を削って厚みを小さくすることにより、電圧モニタ用端子80aをテーパード状に形成することができる。
D3.変形例3:
各実施例では、電圧モニタ用端子80,80aを構成する各プレート41〜43の突出部分は、いずれも同じ形状であったが、これに代えて、互いに異なる形状とすることもできる。この構成においても、各プレート41〜43の突出部分を、積層された状態において互いに重なる部分を有する形状とすることにより、電圧モニタ用端子の剛性を向上させることができる。
10…単セル、11…酸化剤ガス供給マニホールド、12…酸化剤ガス排出マニホールド、13…燃料ガス供給マニホールド、14…燃料ガス排出マニホールド、15…冷却媒体供給マニホールド、16…冷却媒体排出マニホールド、20…シール一体型MEA、21…シール部、22…発電部、25…膜電極接合体、26…多孔質体流路、40,40a,40b,40c…セパレータ、41…カソード側プレート、42…中間プレート、43…アノード側プレート、45…酸化剤ガス供給孔、46…酸化剤ガス排出孔、47…酸化剤ガス供給流路、48…酸化剤ガス排出流路、49…冷却媒体流路、60…セルモニタコネクタ、61…スロット、62…コネクタ側端子、62a,62b,62d,62e…挟持部、62c…支持部、62f,62g…屈曲部、63…コネクタ側端子、80,80a…電圧モニタ用端子、81…先端部、90…弾性層、100,100a…燃料電池スタック、d1,d2…距離、S1…上面

Claims (1)

  1. 燃料電池スタックに含まれる各単セルに用いられる燃料電池用セパレータであって、
    互いに同じ位置に形成された第1の突出部をそれぞれ有し、対向する一対のプレートと、
    前記一対のプレートに挟持され、前記第1の突出部と同じ位置に形成された第2の突出部を有する中間プレートと、
    積層された前記第1の突出部と前記第2の突出部とによって形成された、前記単セルの電圧を測定するための電圧モニタ用端子と、
    を備える、燃料電池用セパレータ。
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