JP2010275969A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の課題は、アキュムレータの固有振動特性のばらつきを低減して、製品音のばらつきを生じにくい圧縮機を提供することにある。
【解決手段】圧縮機1は、圧縮機本体2と、圧縮機本体2に固定される支持部材3と、円筒状のアキュムレータ4と、アキュムレータ4の外周に巻き付けられる緩衝ゴム部材5と、締結バンド6とを有している。締結バンド6は、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触した状態でアキュムレータ4を支持部材3に押さえつける。支持部材3の接触面、又は、緩衝ゴム部材5の接触面は、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触していない状態において、アキュムレータ4の中心軸を縦軸としたときの縦断面視において、接触する相手側に向かって突出するように湾曲している。
【選択図】図3

Description

本発明は、圧縮機、特に、アキュムレータが圧縮機本体に固定された支持部材に緩衝ゴム部材を介して締結バンドによって固定されている圧縮機に関する。
従来より、特許文献1(特開平11−13666号)に示されるような圧縮機がある。この圧縮機は、主として、圧縮機本体と、圧縮機本体に固定される支持部材と、円筒状のアキュムレータと、アキュムレータの外周に巻き付けられる緩衝ゴム部材と、締結バンドとを有している。締結バンドは、支持部材と緩衝ゴム部材とが接触した状態でアキュムレータを支持部材に押さえつける。
上記従来の圧縮機では、各部材の寸法公差や取り付け精度等の要因によってアキュムレータの支持部材への取り付け位置のばらつきが生じやすいため、支持部材の接触面と緩衝ゴム部材との接触面との接触位置が安定しにくい。これにより、上記従来の圧縮機では、アキュムレータの固有振動特性がばらつき、その結果、圧縮機の製品音のばらつきが生じやすいという問題がある。
本発明の課題は、アキュムレータの固有振動特性のばらつきを低減して、製品音のばらつきを生じにくい圧縮機を提供することにある。
第1の発明にかかる圧縮機は、圧縮機本体と、圧縮機本体に固定される支持部材と、円筒状のアキュムレータと、アキュムレータの外周に巻き付けられる緩衝ゴム部材と、締結バンドとを有している。締結バンドは、支持部材と緩衝ゴム部材とが接触した状態でアキュムレータを支持部材に押さえつける。支持部材の接触面、又は、緩衝ゴム部材の接触面は、支持部材と緩衝ゴム部材とが接触していない状態において、アキュムレータの中心軸を縦軸としたときの縦断面視において、接触する相手側に向かって突出するように湾曲している。
この圧縮機では、支持部材の接触面又は緩衝ゴム部材の接触面を接触する相手側に向かって突出するように湾曲させることによって、アキュムレータの支持部材への取り付け位置がばらついたとしても、支持部材と緩衝ゴム部材とが湾曲によって突出した部分において確実に接触して支持部材と緩衝ゴム部材との接触位置が安定するようにしている。これにより、この圧縮機では、アキュムレータの固有振動特性のばらつきが低減され、製品音のばらつきを生じにくくすることができる。
第2の発明にかかる圧縮機は、第1の発明にかかる圧縮機において、支持部材の接触面が緩衝ゴム部材側に向かって突出するように湾曲している場合には、支持部材の接触面は、緩衝ゴム部材の厚みの10倍以上の曲率半径の曲面を有するように湾曲している。
支持部材の接触面が緩衝ゴム部材側に向かって突出するように湾曲している場合において、支持部材の接触面の湾曲の度合いが急峻すぎると、緩衝ゴム部材の損傷が生じるおそれがある。
そこで、この圧縮機では、支持部材の接触面の湾曲の度合いを緩衝ゴム部材の厚みの10倍以上の曲率半径の曲面を有する程度の緩やかなものにすることによって、緩衝ゴム部材の損傷が生じにくくなるようにしている。
第3の発明にかかる圧縮機は、第1の発明にかかる圧縮機において、緩衝ゴム部材の接触面が支持部材側に向かって突出するように湾曲している場合には、緩衝ゴム部材の接触面は、緩衝ゴム部材の最小厚みの1倍以上の曲率半径の曲面を有するように湾曲している。
緩衝ゴム部材の接触面が支持部材側に向かって突出するように湾曲している場合において、緩衝ゴム部材の接触面の湾曲の度合いが急峻すぎると、緩衝ゴム部材の損傷が生じるおそれがある。
そこで、この圧縮機では、緩衝ゴム部材の接触面の湾曲の度合いを緩衝ゴム部材の最小厚みの1倍以上の曲率半径の曲面を有する程度の緩やかなものにすることによって、緩衝ゴム部材が損傷を生じにくくなるようにしている。
以上の説明に述べたように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
第1の発明では、アキュムレータの固有振動特性のばらつきが低減され、製品音のばらつきを生じにくくすることができる。
第2及び第3の発明では、緩衝ゴム部材の損傷を生じにくくすることができる。
本発明の第1及び第2実施形態にかかる圧縮機の概略正面図である。 図1のI−I断面図(但し、圧縮機本体内の部品及びアキュムレータ内の部品は図示せず)である。 図1に示されるアキュムレータ支持構造(但し、緩衝ゴム部材を2点鎖線で図示し、締結バンドを図示せず)をII方向から見た斜視図である。 図3のIII−III断面及びIV−IV断面を示す図である。 本発明の第2実施形態にかかる圧縮機のアキュムレータ支持構造(但し、緩衝ゴム部材を2点鎖線で図示し、締結バンドを図示せず)を示す図であり、図3に相当する図である。 図5のIII−III断面及びIV−IV断面を示す図である。
以下、本発明にかかる圧縮機の実施形態について、図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
(1)圧縮機の基本構成
図1は、本発明の第1実施形態にかかる圧縮機1の概略正面図である。図2は、図1のI−I断面図(但し、圧縮機本体2内の部品及びアキュムレータ4内の部品は図示せず)である。
圧縮機1は、ここでは、蒸気圧縮式の冷媒回路において、冷凍サイクルにおける低圧の冷媒を高圧まで圧縮するために使用される密閉型圧縮機である。圧縮機1は、主として、圧縮機本体2と、支持部材3と、円筒状のアキュムレータ4と、緩衝ゴム部材5と、締結バンド6とを有している。
圧縮機本体2は、主として、縦型円筒状の密閉ケーシング21と、密閉ケーシング21内に収容されたモータ(図示せず)及び圧縮要素(図示せず)とを有している。
支持部材3は、圧縮機本体2に固定される金属製の板状部材である。より具体的には、支持部材3は、圧縮機本体2の側面、すなわち、密閉ケーシング21の円筒部分の外周面に固定されている。支持部材3は、主として、固定部31と、延出部32、33と、接触部34、35と、折り返し部36、37とを有している。固定部31は、密閉ケーシング21の円筒部分の外周面に沿う板状部分であり、溶接等によって密閉ケーシング21の円筒部分に固定されている。延出部32、33は、圧縮機1の平面視において、固定部31の両端からアキュムレータ4側に向かって延びる板状部分である。接触部34、35は、圧縮機1の平面視において、延出部32、33の端部からアキュムレータ4の円筒部分の外周面に沿う板状部分である。折り返し部36、37は、圧縮機1の平面視において、接触部34、35の端部から圧縮機本体2側に折り返される板状部分である。折り返し部36、37の一方である第1折り返し部36には、略長方形状の角穴36aが形成されている。折り返し部36、37の他方である第2折り返し部37には、ねじ穴37aが形成されている。
アキュムレータ4は、圧縮機本体2に吸入される冷凍サイクルにおける低圧の冷媒や冷凍機油の気液分離やこれらの一時的な貯留を行うことが可能な縦型円筒状の容器である。ここで、アキュムレータ4の中心軸線O−Oは、鉛直下方を向いている。アキュムレータ4の下端には、圧縮機本体2の吸入口に接続される出口管41が設けられている。
緩衝ゴム部材5は、アキュムレータ4の外周に巻き付けられる環状のゴム製の部材である。より具体的には、緩衝ゴム部材5は、アキュムレータ4の側面、すなわち、円筒部分の外周面に巻き付けられている。
締結バンド6は、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触した状態でアキュムレータ4を支持部材3に押さえつける金属製の板状部材である。より具体的には、締結バンド6は、支持部材3の接触部34、35の緩衝ゴム部材5側の面である接触面38、39が緩衝ゴム部材5の外周面である接触面51、52に接触した状態でアキュムレータ4を支持部材3に押さえつける。締結バンド6は、主として、バンド本体部61と、係止爪部62と、バンド固定部63とを有している。バンド本体部61は、アキュムレータ4の外周に巻き付けられた状態の緩衝ゴム部材5の外周に巻き付けられる板状部分である。バンド本体部61は、圧縮機1の平面視において、略円弧状である。係止爪部62は、圧縮機1の平面視において、バンド本体部61の両端のうち支持部材3の第1折り返し部36に対向する側の端部から圧縮機本体2側に延びた後にアキュムレータ4側に折り返される板状部分である。係止爪部62は、角穴36aによって第1折り返し部36に係止されている。バンド固定部63は、圧縮機1の平面視において、バンド本体部61の両端のうち支持部材3の第2折り返し部37に対向する側の端部から第2折り返し部37に沿って延びる板状部分である。バンド固定部63には、第2折り返し部37のねじ穴37aに対向するねじ穴63aが形成されている。バンド固定部63は、ねじ穴37a、63aに螺合するネジ(図示せず)によって支持部材3の第2折り返し部37に固定されている。
以上のように、この圧縮機1は、アキュムレータ4が圧縮機本体2に固定された支持部材3に緩衝ゴム部材5を介して締結バンド6によって固定された構成となっている。そして、支持部材3、緩衝ゴム部材5及び締結バンド6は、圧縮機本体2にアキュムレータ4を支持させるためのアキュムレータ支持構造を構成している。
(2)アキュムレータ支持構造の詳細な構成
上記のような基本構成を有する圧縮機1では、各部材の寸法公差や取り付け精度等の要因によってアキュムレータ4の支持部材3への取り付け位置のばらつきが生じやすい。これにより、支持部材3の接触面38、39と緩衝ゴム部材5との接触面51、52との接触位置が安定しにくくなり、アキュムレータ4の固有振動特性がばらつき、その結果、圧縮機1の製品音のばらつきが生じやすい傾向にある。このため、アキュムレータ4の固有振動特性のばらつきを低減して、圧縮機1の製品音のばらつきを生じにくくすることが好ましい。
そこで、この圧縮機1では、図3及び図4に示すように、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触していない状態において、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、支持部材3の接触面38、39を、接触する相手側である緩衝ゴム部材5の接触面51、52に向かって突出するように湾曲させるようにしている。ここで、図3は、図1に示されるアキュムレータ支持構造(但し、緩衝ゴム部材5を2点鎖線で図示し、締結バンド6を図示せず)をII方向から見た斜視図である。図4は、図3のIII−III断面及びIV−IV断面を示す図である。
より具体的には、支持部材3の接触部34、35の接触面38、39は、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、接触する相手側である緩衝ゴム部材5の接触面51、52に向かって突出するように湾曲している。この接触面38、39の湾曲は、アキュムレータ4の円周方向に一様に形成されている。尚、接触面38、39の湾曲は、支持部材3を製造する際のプレス加工等によって形成されている。これに対して、緩衝ゴム部材5の接触面51、52は、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、凹凸のない平坦な面である。
また、ここでは、支持部材3の接触面38、39の湾曲の度合いを、緩衝ゴム部材5の厚みt1の10倍以上の曲率半径R1の曲面を有するものとしている。ここで、緩衝ゴム部材5の厚みt1は、自由状態における厚みである。
(3)圧縮機の特徴
本実施形態の圧縮機1には、以下のような特徴がある。
(A)
本実施形態の圧縮機1では、支持部材3の接触面38、39を接触する相手側である緩衝ゴム部材5の接触面51、52に向かって突出するように湾曲させるようにしている。
このため、締結バンド6によって緩衝ゴム部材5が外周に巻き付けられた状態のアキュムレータ4を支持部材3に押さえつけて固定すると、接触面51、52が接触面38、39の湾曲によって突出した部分において接触することになる。この際、アキュムレータ4が縦断面視において円筒状であり、かつ、接触面38、39が縦断面視において接触面51、52に向かって突出するように湾曲しているため、緩衝ゴム部材5が支持部材3の接触面38、39において略クロス状に押し潰された状態になる。すなわち、緩衝ゴム部材5の接触面51、52と支持部材38、39とが、点接触しただけの状態を避けることができる。
これにより、アキュムレータ4の支持部材3への取り付け位置がばらついたとしても、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが湾曲によって突出した部分において確実に接触して支持部材3と緩衝ゴム部材5との接触位置が安定するようになる。したがって、この圧縮機1では、アキュムレータ4の固有振動特性のばらつきが低減され、製品音のばらつきを生じにくくすることができる。
(B)
支持部材3の接触面38、39の湾曲の度合いが急峻すぎると、緩衝ゴム部材5が接触面38、39において押し潰される際に、緩衝ゴム部材5の損傷が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態の圧縮機1では、支持部材3の接触面38、39の湾曲の度合いを緩衝ゴム部材5の厚みt1の10倍以上の曲率半径R1の曲面を有する程度の緩やかなものにしている。これにより、緩衝ゴム部材5の損傷が生じにくくすることができる。
<第2実施形態>
上記第1実施形態の圧縮機1では、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触していない状態において、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、支持部材3の接触面38、39を、接触する相手側である緩衝ゴム部材5の接触面51、52に向かって突出するように湾曲させるようにしている(図3及び図4参照)。
これに対して、本実施形態の圧縮機1では、図5及び図6に示すように、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが接触していない状態において、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、緩衝ゴム部材5の接触面51、52を、接触する相手側である支持部材3の接触面38、39に向かって突出するように湾曲させるようにしている。
より具体的には、緩衝ゴム部材5の接触面51、52は、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、接触する相手側である支持部材3の接触面38、39に向かって突出するように湾曲している。この接触面51、52の湾曲は、アキュムレータ4の円周方向に一様に形成されている。尚、接触面51、52の湾曲は、緩衝ゴム部材5を製造する際に形成されている。これに対して、支持部材3の接触部34、35の接触面38、39は、アキュムレータ4の中心軸線O−Oを縦軸としたときの縦断面視において、凹凸のない平坦な面である。
また、ここでは、緩衝ゴム部材5の接触面51、52の湾曲の度合いを、緩衝ゴム部材5の最小厚みt2の1倍以上の曲率半径R2の曲面を有するものとしている。ここで、緩衝ゴム部材5の最小厚みt2は、自由状態における最小厚みである。
尚、他の部分の構成は、第1実施形態の圧縮機1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
本実施形態の圧縮機1においても、第1実施形態と同様、締結バンド6によって緩衝ゴム部材5が外周に巻き付けられた状態のアキュムレータ4を支持部材3に押さえつけて固定すると、接触面38、39が接触面51、52の湾曲によって突出した部分において接触することになる。この際、アキュムレータ4が縦断面視において円筒状であり、かつ、接触面51、52が縦断面視において接触面38、39に向かって突出するように湾曲しているため、緩衝ゴム部材5が支持部材3の接触面38、39において略クロス状に押し潰された状態になる。すなわち、緩衝ゴム部材5の接触面51、52と支持部材38、39とが、点接触しただけの状態を避けることができる。
これにより、アキュムレータ4の支持部材3への取り付け位置がばらついたとしても、支持部材3と緩衝ゴム部材5とが湾曲によって突出した部分において確実に接触して支持部材3と緩衝ゴム部材5との接触位置が安定するようになる。したがって、この圧縮機1では、アキュムレータ4の固有振動特性のばらつきが低減され、製品音のばらつきを生じにくくすることができる。
また、緩衝ゴム部材5の接触面51、52の湾曲の度合いが急峻すぎると、緩衝ゴム部材5が支持部材3の接触面38、39において押し潰される際に、緩衝ゴム部材5の損傷が生じるおそれがある。
そこで、本実施形態の圧縮機1では、緩衝ゴム部材5の接触面51、52の湾曲の度合いを緩衝ゴム部材5の最小厚みt2の1倍以上の曲率半径R2の曲面を有する程度の緩やかなものにしている。これにより、緩衝ゴム部材5の損傷が生じにくくすることができる。
<他の実施形態>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記実施形態におけるアキュムレータ支持構造において、締結バンド6と支持部材3との係止や固定の構造は、爪係止やねじ固定に限定されるものではなく、種々の係止や固定の構造が適用可能である。
本発明は、アキュムレータが圧縮機本体に固定された支持部材に緩衝ゴム部材を介して締結バンドによって固定されている圧縮機に広く適用可能である。
1 圧縮機
2 圧縮機本体
3 支持部材
4 アキュムレータ
5 緩衝ゴム部材
6 締結バンド
特開平11−13666号公報

Claims (3)

  1. 圧縮機本体(2)と、
    前記圧縮機本体に固定される支持部材(3)と、
    円筒状のアキュムレータ(4)と、
    前記アキュムレータの外周に巻き付けられる緩衝ゴム部材(5)と、
    前記支持部材と前記緩衝ゴム部材とが接触した状態で前記アキュムレータを前記支持部材に押さえつける締結バンド(6)とを備え、
    前記支持部材の接触面、又は、前記緩衝ゴム部材の接触面は、前記支持部材と前記緩衝ゴム部材とが接触していない状態において、前記アキュムレータの中心軸を縦軸としたときの縦断面視において、接触する相手側に向かって突出するように湾曲している、
    圧縮機(1)。
  2. 前記支持部材(3)の接触面が前記緩衝ゴム部材(5)側に向かって突出するように湾曲している場合には、前記支持部材の接触面は、前記緩衝ゴム部材の厚みの10倍以上の曲率半径の曲面を有するように湾曲している、請求項1に記載の圧縮機(1)。
  3. 前記緩衝ゴム部材(5)の接触面が前記支持部材(3)側に向かって突出するように湾曲している場合には、前記緩衝ゴム部材の接触面は、前記緩衝ゴム部材の最小厚みの1倍以上の曲率半径の曲面を有するように湾曲している、請求項1に記載の圧縮機(1)。
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