JP2010273892A - 下糸巻装置を備えたミシン - Google Patents

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Abstract

【課題】 下糸巻装置を備えたミシンであって、ボビンへの下糸巻き付け作業の操作性・視認性が良好で、ユーザーエラーも防止でき、且つボビンの下糸巻量の規定値を確保する組付調整が可能な下糸巻装置を備えると共に、外観意匠の良好なミシンを提供すること。
【解決手段】 ミシン外郭1の開口部1aから突出する糸巻軸11のボビン15に下糸を巻く下糸巻装置51を備えたミシン50であって、上軸3とハンドホイール5との間にクラッチ55を設ける。下糸巻装置51はクラッチ55の結合・解除するクラッチ操作機構52と、糸巻軸11と、ボビン押え17を備え開口部1aを開閉する蓋54と、クラッチ操作機構52と蓋54とを連結するリンク機構53と、糸巻軸11にハンドホイール5の回転を伝達する回転伝達手段12とを備え、糸巻軸11を方向切替え移動し、クラッチ55の解除・結合に同期して蓋54が開・閉され、ボビン押え17が起立・格納される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ボビンに下糸を巻き付ける下糸巻装置を備えたミシンに関する。
従来技術のミシンの下糸巻装置として、ミシンの外観フレームから突出する糸巻軸を回転させて糸巻軸に装着されたボビンに下糸が巻き付けられるミシンの下糸巻装置であって、糸巻軸を回転させるために外観フレームの内部に配設された糸巻駆動装置に対して、外観フレームに設けた開口を介して下糸巻装置の糸巻軸駆動機構に着脱自在に糸巻軸を設けた下糸巻装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。このミシンは、上軸に上軸プーリが一体に回転するように取付けられ、適時クラッチ機構により必要に応じて上軸プーリを回転する。糸巻軸駆動機構はピンチローラと、ピンチローラを移動させる糸巻台とを備えている。
糸巻軸駆動機構に装着した糸巻軸を上軸プーリの側面側へ手動で移動させることにより、糸巻台が回動してピンチローラは上軸プーリの側面に当接する。糸巻軸を上記の反対方向へ移動させることにより、糸巻台が上記の反対方向へ回動して離間する。ピンチローラが上軸プーリの側面に当接すると、上軸プーリの回転はピンチローラから糸巻軸駆動機構を経由して糸巻軸に伝達され、ピンチローラが上軸プーリの側面から離間すると上軸プーリの回転伝達は断たれる。
また、上記のクラッチ機構により上軸プーリが回転しているときは、周知の針棒クランクは回転が断たれ、クラッチ機構により針棒クランクが回転しているときは、上軸プーリは回転が断たれている。そして、ボビンに下糸を巻き付ける作業を行う場合のみ、蓋体を起立させて、糸巻軸を糸巻軸駆動機構に取付け、上軸プーリの回転を糸巻軸に伝達して、下糸をボビンに巻く。蓋体の当接部はボビンの下糸巻量を規制する規制部(ボビン押え)の機能を兼ねているので、下糸巻量は規定値になる。巻き付け作業を行わない時には、糸巻軸を糸巻軸駆動装置から取外し、外観フレームの開口を蓋体で閉じる。従って、蓋体を閉じることにより、外観意匠が改善されると共に、外観フレームの開口からの異物の侵入を阻止できる。
特開2002−355474号公報
しかしながら、特許文献1によれば、糸巻軸の切替え移動操作(ピンチローラの当接と離間)とクラッチの切替えとに対し、独立して蓋体を開閉できる。このため、ボビンへの下糸巻付け作業は、下糸巻装置使用前の開蓋及び下糸巻装置使用後の閉蓋と、糸巻軸の着脱と、ボビンの着脱と、糸巻軸の切替え移動操作と、クラッチの切替えと、駆動モータの起動・停止とがそれぞれ必要になり、下糸巻付け作業に手間を要して操作性が悪いという問題がある。また、操作が煩雑であるため操作手順を間違え易いという問題もある。
また、下糸巻装置使用後、駆動モータを停止した後に、クラッチ機構を上軸から解除して針棒クランク側に繋ぐ前に糸巻軸を外して蓋を閉めることも出来る。このためユーザーがクラッチ機構の切替えを忘れ、縫製する際、クラッチ機構が針棒クランク側に繋がれておらず針棒が往復動しないといったユーザーエラーが発生する問題がある。
また、ユーザーが蓋体を閉め忘れ、外観フレームの開口から異物が侵入してミシンの機構部分に引っかかったり噛み込んだりし、ミシンが故障するおそれがある。
さらには、下糸巻量を規制する当接部は蓋体と一体になっているため、ボビンの下糸巻量の規定値を確保する蓋体の組付調整が難しい問題がある。
また、特許文献1の従来技術に示されるボビンの下糸巻量を規制する糸巻調整軸(ボビン押え)が外観フレームから突出して設けられているミシンもある。このようなミシンは外観意匠が損なわれる問題がある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、下糸巻装置を備えたミシンであって、ボビンへの下糸巻き付け作業の操作性が良好で、ユーザーエラーを防止でき、且つボビンの下糸巻量の規定値を確保するための組付調整が可能な下糸巻装置を備えると共に、外観意匠の良好なミシンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、ハンドホイールと上軸との結合と解除とを切替え操作により切替えるクラッチと、ミシン外郭の開口部から突出する糸巻軸を回転させて前記糸巻軸に装着したボビンに下糸を巻き付ける下糸巻装置と、を備えたミシンであって、下糸巻装置は、クラッチの結合と解除との切替えを操作するクラッチ操作機構と、クラッチ操作機構に設けられ回転可能な糸巻軸と、糸巻軸が移動する開口部を開閉すると共にボビンに巻かれる下糸巻量を規制する規制部材を設けた蓋と、クラッチ操作機構と蓋とを連結する連結手段と、ハンドホイールの回転の糸巻軸への伝達と遮断とをする回転伝達手段とを備え、クラッチの結合が解除される方向へ糸巻軸を移動することより、クラッチ操作機構を作動させてクラッチの結合を解除すると共にクラッチ操作機構の作動に連動する連結手段により蓋を開き規制部材を起立させ、且つ回転伝達手段を移動させ回転伝達手段を介してハンドホイールの回転を糸巻軸へ伝達し、クラッチが結合される方向へ糸巻軸を移動することより、クラッチ操作機構を作動させてクラッチを結合すると共にクラッチ操作機構の作動に連動する連結手段で蓋を閉じ規制部材をミシン外郭の内部に格納し、且つ回転伝達手段を移動方向対し逆方向へ移動させてハンドホイールから糸巻軸への回転伝達を遮断する。
また、請求項2に記載の発明は、規制部材は、ボビンの下糸巻量規定値を確保する規制部材の取付け位置を調整する。
また、請求項3に記載の発明は、連結手段は、ロッドと、ロッドの一端側の孔に挿入されると共に蓋に設けた溝に沿ってスライドするピンと、ロッドの他端側の孔に挿入されると共にクラッチ操作機構に設けたピンとによりリンク機構を形成し、蓋は、開閉するための回転軸と開蓋方向の付勢力を生じるスプリングとを備え、スプリングの一端側を蓋に係止し、他端側をミシンの固定部材に係止される。
請求項1に記載の発明では、クラッチの結合が解除される方向へ糸巻軸を例えば手動操作で移動することより、クラッチ操作機構が作動してクラッチの結合が解除され、クラッチ操作機構の作動に連動する連結手段により蓋が開かれると共に、糸巻軸の移動により回転伝達手段を移動させ回転伝達手段を介してハンドホイールの回転を糸巻軸へ伝達する。
クラッチが結合される方向(上記の反対方向)へ糸巻軸を例えば手動操作で移動する。すると、クラッチ操作機構が作動してクラッチが結合されハンドホイールの回転は上軸に伝達されると共に、クラッチ操作機構に連動する連結手段により蓋が閉じられ、且つ回転伝達手段を上記の移動方向対し逆方向へ移動させてハンドホイールから糸巻軸への回転伝達を遮断する。これにより、上軸を周知の針棒を連結した針棒クランクに固定することで、ハンドホイールの回転が針棒の往復動に変換される。従って、本発明の下糸巻装置を使用する下糸巻き作業はボビンの糸巻軸への着脱と、糸巻軸の切替え移動操作と、ハンドホイールを回転させる駆動モータの起動・停止とをすれば良いので、従来技術の下糸巻装置を備えたミシンに比べて、操作性良好になる。また、下糸巻き作業の操作手順が簡単であるので、操作手順の間違えを抑制できる。
また、糸巻軸の移動方向の切替えと糸巻軸の移動操作をすることより、クラッチの結合と解除とに同期して、それぞれ閉蓋と開蓋とが行われる。これにより、クラッチが結合している時は蓋が閉じられ、クラッチが解除されている時は蓋が開かれた状態となるため、糸巻き時か糸巻き時でないかの状態を視認しやすくなる。従って、本発明の下糸巻装置を備えたミシンは、縫製する際、従来技術における下糸巻装置の蓋体の閉操作時、クラッチが針棒クランク側に繋がれておらず針棒が往復動しないといったユーザーエラーを防止できる。
また、縫製する際は蓋が閉じられているので、従来技術のミシンで起こる蓋の閉め忘れ、ミシン外郭内への異物侵入によるミシンの機構部分での引っかかり、あるいは噛み込み等の故障を回避できる。
また、下糸巻装置の使用時以外では、蓋を閉じることにより規制部材がミシン外郭の内部に格納されるので、規制部材をミシン外郭の外側に設けたミシンに比べ、本発明の下糸巻装置を備えたミシンの外観意匠が向上する。
また、請求項2に記載の発明では、規制部材の取付け位置を調整することにより、下糸巻装置の各部品の加工誤差と組付誤差が吸収されるので、ボビンに巻かれる下糸巻量の規定値を確保するように組付時の調整が可能になる。例えば、ボビン押えをボルトで蓋に設けたねじ孔に固定し、ボビン押えのボルト貫通孔を偏芯させて調整可能にすることにより、下糸巻量の規定値を確保した組付調整が容易になる。
また、請求項3に記載の発明では、クラッチ操作機構と蓋とはリンク機構により連結され、蓋は開閉するための回転軸と開蓋方向の付勢力を生じるスプリングとを備え、スプリングの一端側を蓋に係止し、他端側をミシンの固定部材(例えば、ミシン外郭)に係止している。これにより、クラッチの結合を解除する方向へ糸巻軸を移動すると、クラッチ操作機構に連動してリンク機構が作動し、スプリングの付勢力が蓋に加わり蓋が素早く開かれる。クラッチが結合される方向へ糸巻軸を移動すると、クラッチ操作機構に連動してリンク機構が上記の反対方向へ作動し、スプリングの付勢力に抗して蓋がスムーズに閉じられる。
本発明の実施例に係るミシンの下糸巻装置及びその周辺の斜視図である。 図1の部分分解斜視図である。 本発明の実施例に係る下糸巻装置の未使用時(a)及び使用時(b)の断面図である。 本発明の実施例に係る下糸巻装置の分解斜視図である。 図3の(a)及び(b)の部分拡大断面図である。 図3の(a)及び(b)の斜視図である。
以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例に係るミシン50の下糸巻装置51とその周辺の斜視図で、図2は、図1の下糸巻装置51部分及びクラッチ55部分の部分分解斜視図、図3は、本発明の実施例に係る下糸巻装置51の未使用時及び使用時における断面図で、(a)は未使用時、(b)は使用時を示す。図1に示すようにミシン50は、機枠2と、機枠2に固定したミシン外郭1と、機枠2に固定した一対の軸受4(一方の軸受4は図示せず)に回転可能に支持された上軸3と、ハンドホイール5と、クラッチ55と、下糸巻装置51とを備える。クラッチ55は、結合によるハンドホイール5の回転の上軸3への伝達と、解除によるハンドホイール5から上軸3への回転伝達の解除とを行う。糸巻装置51は、クラッチ55の結合と結合の解除(以下、解除)とを操作し、ゴム輪12(回転伝達手段)を介して糸巻軸11のボビン15に下糸を巻き付ける。
図2及び図3に示すように上軸3には、タイミングギヤ6が固定され、タイミングギヤ6の図3の右側に摺動材のワッシャ24(図3)を介してハンドホイール5のボス部5dが上軸3に対して回転可能に挿設され、更に摺動材のワッシャ3bを介して止め輪3aが軸端に挿入固定される。また、上軸3の図3における左側に周知の針棒クランク(図示せず)が固定され、上軸3が回転すると針棒クランクを介し縫針(図示せず)を装着した針棒(図示せず)が往復動する。
ハンドホイール5は、大径部の従動プーリ5aとボス部5dの外周側に軸方向へ突起するスライドレール5bとを備えると共に、クラッチディスク7と、クラッチディスク7に付勢力を加える圧縮スプリング8とを内蔵している。クラッチディスク7の内周側には、スライド溝7bが設けられ、スライド溝7bはスライドレール5bにスライド可能に常時、嵌合している(図3)。これにより、クラッチディスク7はハンドホイール5と一体となって回転する。従動プーリ5aには、駆動モータ(図示せず)のモータプーリ(図示せず)に係回した駆動ベルト(図示せず)が係回され、駆動モータの回転は減速されてハンドホイール5へ伝動される。詳しくは以下に述べるが、ハンドホイール5の回転は、クラッチ55の結合により上軸3へ伝達され、クラッチ55の解除により上軸3への伝達は断たれ、ゴム輪12(回転伝達手段)を介して糸巻軸11のボビン15に下糸を巻き付ける。

図3に示すように、クラッチ55は、タイミングギヤ6とクラッチディスク7とを備え、タイミングギヤ6とクラッチディスク7との結合と解除とがなされる。即ち、切替え操作により、タイミングギヤ6とクラッチディスク7とを結合すると、ハンドホイール5の回転が上軸3へ伝達され、タイミングギヤ6とクラッチディスク7との結合を解除すると、ハンドホイール5から上軸3への回転伝達は断たれる。タイミングギヤ6は、小径外周部にタイミングプーリ6d、そして大径部内周側に嵌合面6aが形成される溝6bを備えている。クラッチディスク7には嵌合面7aが設けられ、クラッチディスク7を軸方向(図3(a)、(b)に示す矢印A方向と矢印B方向)へ移動させることにより、嵌合面7aはタイミングギヤ6の嵌合面6aに離脱・嵌合する。即ち、クラッチディスク7が図3(b)に示す位置にあるとき、クラッチディスク7を矢印B方向(以下、B方向)へ移動させると、嵌合面7aが嵌合面6aに嵌合すると共に、クラッチディスク7の端面7cがタイミングギヤ6の端面6cに当接し、クラッチ55が結合される(図3(a))。この状態では、ハンドホイール5の回転は、順次クラッチディスク7とタイミングギヤ6を経由して上軸3へ伝達される。
クラッチディスク7が図3(a)に示す位置にあるとき、クラッチディスク7を矢印A方向(以下、A方向)へ移動させると、嵌合面7aが嵌合面6aから離脱してクラッチ55の結合は解除される(図3(b))。この状態ではハンドホイール5の回転は、ゴム輪12を介して糸巻軸11へ伝達される。糸巻軸11のA方向またはB方向の移動により下糸巻装置51のクラッチ操作機構52のクラッチレバー13が回動し、圧縮スプリング8の付勢力の作用を伴うクラッチディスク7の端面7dの押圧または離間により、クラッチディスク7がA方向またはB方向に移動する。
図4は、下糸巻装置51の分解斜視図である。図2〜図4に示すように、下糸巻装置51は、クラッチ操作機構52と、糸巻軸11と、蓋54と、クラッチ操作機構52と蓋54とを連結するリンク機構53(連結手段)と、ゴム輪12とを備えている。そして下糸巻装置51は、糸巻軸11の移動操作によりクラッチ55の解除・結合と、蓋54の開閉と、ボビン押え17の起立・格納と、糸巻軸11の回転・停止とを行う。
図5は、図3の下糸巻装置51の部分拡大断面図で、(a)は未使用時、(b)は使用時を示す。図5に示すように、糸巻軸11には溝11aが設けられている。糸巻軸11は、糸巻腕10のボス部10aの孔10bに回転可能に挿入されると共に、糸巻軸11の溝11aは糸巻腕10のボス部10aの爪10cに掛着される。爪10cは、糸巻軸11の落下を防止する。そして、下糸をボビン15に巻く際には、糸巻軸11のミシン外郭1の開口部1aから突出した上部分にボビン15が装着される。
図2及び図4に示すようにクラッチ操作機構52は、糸巻腕枠9と、糸巻腕10と、ねじりスプリング14と、クラッチレバー13とを備え、クラッチ55の結合と解除とを操作する。糸巻腕枠9は機枠2に固定され(図1)、糸巻腕枠9の上面に垂直に固着した軸9aと、止め輪9bとを備える(図2、図4)。そして、軸9aに糸巻腕10の孔10fが回動可能に挿入され、軸9aの先端に止め輪9bが装着される。また、図4に示すように糸巻腕10には、ねじ13aが螺合する雌ねじ10hが開口され、クラッチレバー13がねじ13aにより固定される。これによりクラッチレバー13は、糸巻腕10と一体となって軸9aを回転中心に回動できる。
また、糸巻腕枠9の孔9cにねじりスプリング14の一端14aが挿入され、他端14bは糸巻腕10に設けた孔10dに挿入される。ねじりスプリング14は線材を複数巻回したコイル部を備え、一端14aは、コイル部の下端から延在する先端部分が略90度、図4における下方へ折曲げられている。他端14bは、コイル部の上端から延在する先端部分が略90度、図4における上方へ折曲げられている。一端14aと他端14bとを孔9cと孔10dとに装着していないフリーな状態において、一端14aと他端14bとは水平方向において離間している。一端14aと他端14bとを孔9cと孔10dとに装着した状態では、フリー状態の離間距離が変化し、一端14aと他端14bとにはコイル部のねじりよる付勢力が発生する。即ち、図3(a)の下糸巻装置51の未使用時において、クラッチレバー13の一部がねじりスプリング14の付勢力により糸巻腕枠9のストッパー部分9d(図4)を押圧する。図3(b)の下糸巻装置51の使用時において、クラッチレバー13の先端がねじりスプリング14の付勢力によりクラッチディスク7の端面7dを押圧する。
そして、糸巻軸11を図3(a)に示すA方向へ移動させると、糸巻腕10が軸9a(図2及び図4)を回転中心に図3(a)の上方向から視て反時計方向へ回動し、クラッチレバー13も糸巻腕10と一体となって反時計方向へ回動する。この回動によりクラッチレバー13の先端が、クラッチディスク7の端面7dを押圧し、圧縮スプリング8の付勢力に抗してクラッチディスク7をA方向へ移動させる。そしてゴム輪12がハンドホイール5のローレット面5cに当接してA方向への移動が停止される。糸巻軸11を図3(b)に示す矢印B方向へ移動させると、糸巻腕10が軸9a(図2及び図4)を回転中心に図3(b)の上方向から視て時計方向へ回動し、クラッチレバー13も糸巻腕10と一体となって時計方向へ回動する。この回動により、クラッチディスク7の端面7dに当接していたクラッチレバー13が端面7dから離間し、クラッチディスク7は圧縮スプリング8の付勢力を受けクラッチディスク7の端面7cはタイミングギヤ6の端面6cに当接するまでB方向へ移動する。糸巻軸11のA方向の移動によりクラッチ55が解除され、B方向の移動により結合される。
図4に示すように蓋54は、蓋本体16と、ねじりスプリング19(スプリング)と、ボビン押え17と、ボルト18とを備え、下糸巻装置51の未使用時(図5(a))、ボビン15の下糸巻量を規制するボビン押え17(規制部材)をミシン外郭1内に格納するために設けられる。蓋本体16は回転軸16cを備え、回転軸16cにはねじりスプリング19が挿入される。そして、ねじりスプリング19の一端側19aを蓋本体16の内面16dに係止し、他端側19bをミシン外郭1(固定部材)に係止し、回転軸16cがミシン外郭1に対して回動可能に取付けられる。これにより、蓋体16には開蓋方向にねじりスプリング19の付勢力が作用する。尚、ねじりスプリング19の他端側19bの係止及び回転軸16cの取付け部材は、ミシン外郭1以外のミシンの固定部材(例えば機枠2)でも良い。
また、蓋本体16の第1リブ16aと第2リブ16bには、それぞれ長穴溝16e(溝)が設けられ、長穴溝16eにロッド20の一端側の孔20aに挿入したピン21の両端側がスライド可能に取付けられる。ロッド20の他端側の孔20bには、糸巻腕10の端部上面の孔10gに固定したピン22が回動可能に挿入され、孔20aの軸と孔20bの軸は90度ねじれている。そして、ロッド20と、ピン21、22とからリンク機構53が形成され、蓋54とクラッチ操作機構52の糸巻腕10とはリンク機構53により連結される。
また、第1リブ16aの回転軸16cの反対側の端部には雌ねじ16fが開口され、円筒形状のボビン押え17の孔17aに貫通したボルト18が雌ねじ16fに螺入され、ボビン押え17が蓋本体16に固定される。そしてボビン押え17の円筒面の一部が蓋本体16から突出している。ボビン押え17の孔17aはボビン押え17の円筒の軸から偏芯して設けられ、ボルト18を緩めることにより、図5(b)に示すようにボビン押え17の円筒面とボビン15のボビン胴部15aとの最短距離L(下糸巻量)が規定値になるように容易に調整できる。
図4及び図5に示すようにゴム輪12は断面が略円形状で、糸巻軸11の下端のフランジ部11bに設けた断面が略半円形状の溝11cに固着され、糸巻軸11のA及びB方向の移動により糸巻軸11と同じように移動する。下糸巻装置51の使用状態において、ゴム輪12の外周部分はハンドホイール5のローレット面5cに圧接して、ハンドホイール5の回転を糸巻軸11へ伝達する(図3(b)、図6(b))。下糸巻装置51の未使用状態において、ゴム輪12の外周部分は、ハンドホイール5のローレット面5cから離脱してハンドホイール5からの回転は断たれる(図3(a)、図6(a))。
本発明の下糸巻装置51は、糸巻軸11をA方向・B方向(図3(a)、(b))へ移動することより、クラッチ55の解除・結合と、蓋54の開・閉と、ボビン押え17の起立・格納とが連動して行われ、そして糸巻軸11への回転の伝達・遮断と、主軸3への回転の遮断・伝達とがなされる。これにより、下糸をボビン15へ巻き付け準備、巻き付け、及び終了までの一連の操作が行われる。各々の作動は、以下の通りである。
クラッチ55の結合と解除の作動について説明する。図6は図3の斜視図で、(a)は下糸巻装置51の未使用時、(b)は使用時を示す。糸巻軸11を上軸3の軸方向(図3のB方向・A方向)へ移動することにより、糸巻腕10は糸巻腕枠9の軸9a(図2)を回転中心として回動しクラッチ操作機構52によりクラッチ55の結合と解除がなされる。即ち、図3(b)及び図6(b)に示す位置にある糸巻軸11をB方向へ手動操作で移動させることにより、糸巻腕10は軸9aを回転中心に図3(b)及び図6(b)の上方向から視て時計方向へ回動する。この回動により、ねじりスプリング14の一端14bも糸巻腕10と一体になって時計方向へ回動し、ねじりスプリング14のコイル部分は糸巻腕枠9の孔9c(図2)を回転中心に回動する。そして図3(a)及び図6(a)に示すように、クラッチレバー13の一部が糸巻腕枠9のストッパー部分9d(図4)に当接すると、糸巻腕10の時計方向の回動と、糸巻軸11のB方向の移動とが停止されると共に、クラッチレバー13はねじりスプリング14の付勢力を受けてストッパー部分9dに当接した状態を維持する。この状態において、タイミングギヤ6の嵌合面6aとクラッチディスク7の嵌合面7aとは既に嵌合しており、またクラッチディスク7の端面7cは圧縮スプリング8の付勢力によりタイミングギヤ6の端面6cに当接してクラッチ55の結合状態が維持される。これにより、ハンドホイール5の回転はタイミングギヤ6を介し上軸3に伝達される。
図3(a)及び図6(a)に示す位置にある糸巻軸11をA方向へ手動操作で移動させることにより、糸巻腕10は軸9a(図2)を回転中心に図3(a)及び図6(a)の上方向から視て反時計方向へ回動しクラッチ操作機構52によりクラッチ55の結合が解除される。即ち、ねじりスプリング14の一端14bも糸巻腕10と一体になって反時計方向へ回動し、ねじりスプリング14のコイル部分は糸巻腕枠9の孔9c(図2)を回転中心に回動する。そして、クラッチレバー13の先端がクラッチディスク7の端面7dに当接する。さらに、ゴム輪12がハンドホイール5のローレット面5cを圧接するまで(図3(b)及び図6(b))、クラッチディスク7は圧縮スプリング8の付勢力に抗してクラッチレバー13によりハンドホイール5のスライドレール5b上を図3(a)及び図6(a)に示すA方向へスライドする。これにより、図3(b)及び図6(b)に示すようにクラッチディスク7の嵌合面7aとタイミングギヤ6の嵌合面6aとの嵌合は解除される。そして、ゴム輪12がハンドホイール5のローレット面5cに当接してA方向への移動が静止される。この状態において、クラッチ55の解除状態が維持される。
次に、蓋54の開閉動作について説明する。図5(b)及び図6(b)に示す位置にある糸巻軸11をB方向へ手動操作で移動させる。すると、クラッチ操作機構52の糸巻腕10が軸9a(図2)を回転中心に図5(b)及び図6(b)の上方向から視て時計方向へ回動し、そして糸巻腕10に連動してリンク機構53のロッド20がピン22(図2、図4)を回転中心に回動する。これにより、ロッド20のピン21が長穴溝16eに沿い斜め上方向にスライドして、開状態の蓋54は回転軸16cを中心に回転して閉じられ、起立状態のボビン押え17はミシン外郭1内に格納される(図5(a)及び図6(a))。この状態において、ねじりスプリング14の付勢力はねじりスプリング19の付勢力より大きいので、蓋54の閉状態が維持される。
図5(a)及び図6(a)に示す位置にある糸巻軸11をA方向へ手動操作で移動させる。すると、クラッチ操作機構52の糸巻腕10が軸9aを回転中心に図5(a)及び図6(a)の上方向から視て反時計方向へ回動して、糸巻腕10に連動してリンク機構53のロッド20がピン22(図2、図4)を回転中心に回動する。これにより、ロッド20のピン21が長穴溝16eに沿い斜め下方向にスライドして、閉状態の蓋54(図5(a)、図6(a))は回転軸16cを中心に回転して起立し出す。ピン21がある程度スライドすると、ねじりスプリング19の付勢力により蓋54が素早く起立し開かれ、ミシン外郭1に格納されていたボビン押え17も起立する。蓋本体16には突起部(図示せず)が設けられており、この突起部がミシン外郭1に設けたストッパー部(図示せず)に当接して蓋54の起立角度が規制され、ねじりスプリング19の付勢力により蓋54の開状態及びボビン押え17の起立は維持される(図5(b)及び図6(b))。
前述したように、従動プーリ5aと、図示していない駆動モータに固定したモータプーリとには駆動ベルト(図示せず)が係回され、駆動モータの回転は減速されてハンドホイール5へ伝動される。上軸3の図1における左端側には、周知のように針棒クランク(図示せず)が固定されており、タイミングギヤ6とクラッチディスク7とが嵌合しているクラッチ55の結合状態では、駆動モータによりハンドホイール5と、クラッチ55と、上軸3と、針棒クランクとを介し針棒(図示せず)が往復動される。一方、タイミングギヤ6とクラッチディスク7との嵌合が解除されたクラッチ55の解除状態では、駆動モータによりハンドホイール5のローレット面5cを圧接しているゴム輪12を介して糸巻軸11が回転される。
下糸巻装置51を使用する時は、糸巻軸11を図3(a)及び図6(a)の位置からA方向へ手動操作で移動して、クラッチ操作機構52を作動させ、タイミングギヤ6の嵌合面6aとクラッチディスク7の嵌合面7aとの嵌合を解除すると共に、ハンドホイール5のローレット面5cにゴム輪12を圧接させる。これにより、駆動モータ(図示せず)から駆動ベルト(図示せず)を介して伝達されるハンドホイール5の回転は、糸巻軸11の回転に伝達される(図3(b)及び図6(b))。この時、クラッチ55の解除に同期して、クラッチ操作機構52に連動するリンク機構53により蓋54及びボビン押え17が素早く起立し開かれる。ボビン押え17の起立によりボビン15に下糸を規定量巻くことが可能になる。この状態で駆動モータを起動すると、下糸巻きが開始され、ボビン15のボビン胴部15aに巻き付けられた下糸部分の外径は徐々に増加してボビン押え17の円筒部分に達する。すると、ボビン15はボビン押え17からねじりスプリング14の付勢力に抗する力を受け、下糸軸11はボビン15に巻かれた下糸がボビン押え17の円筒面から離間方向(図3(b)のB方向)へ僅かの距離移動する。これによりゴム輪12もハンドホイール5のローレット面5cへの圧接力が弱くなり、ボビン15に巻かれた糸とボビン押え17とで発生する摩擦力よりも圧接力が小さくなることにより、糸巻軸11の回転は停止され、ボビン胴部15aに下糸が規定量巻かれて下糸巻が自動的に終了される。
そして下糸巻終了後は、駆動モータを停止し、前述したように手動操作で図3(b)及び図6(b)におけるB方向へ糸巻軸11を移動して、クラッチ操作機構52を作動させ、タイミングギヤ6の嵌合面6aとクラッチディスク7の嵌合面7aとを嵌合してクラッチ55を結合させる。この時、クラッチ55の結合に同期して、クラッチ操作機構52に連動するリンク機構53により蓋54が閉じられ、ボビン押え17がミシン外郭1に格納され、下糸巻装置51は未使用状態になる。
以上により、糸巻軸11を手動で移動方向の切替えと移動操作をすることにより、クラッチ操作機構52が作動してクラッチ55の結合と解除とがなされる。クラッチ55の結合に同期して、クラッチ操作機構52に連動しているリンク機構53により蓋54が閉じられ、ボビン押え17がミシン外郭1内に格納される。一方、クラッチ55の解除に同期して、蓋54が開かれ、ボビン押え17が所定位置に起立する。従って、本発明の下糸巻装置51を使用する下糸巻き作業は、ボビン15の糸巻軸11への着脱と、糸巻軸11の切替え移動操作と、駆動モータの起動・停止とをすれば良いので、従来技術の下糸巻装置を備えたミシンに比べて、操作性の良好な下糸巻装置51を備えたミシン50を提供できる。また、下糸巻き作業の操作手順が簡単であるので、操作手順の間違えを抑制できる。
また、クラッチ55の結合状態では蓋54が閉じられており、クラッチ55の解除状態では蓋54が開かれている。そのため、糸巻き時か糸巻き時でないかを視認しやすくすることができる。従って、本発明の下糸巻装置51を備えたミシン50は、縫製する際、従来技術における下糸巻装置の蓋体の閉操作時にしばしば発生するクラッチが繋がれておらず針棒が往復動しないと言ったユーザーエラーは防止できる。
また、縫製する際は蓋54が閉じられているので、従来技術でしばしば起こる蓋の閉め忘れに起因する異物侵入によるミシンの機構部分に引っかかり、あるいは噛み込み等の故障は回避できる。
図5(b)に示すように蓋54を開き、ボビン押え17を起立させた状態でボルト18を緩め、ボビン押え17の円筒面とボビン15のボビン胴部15aとの最短距離Lを調整できる。従って、下糸巻装置51の各部品の加工誤差と組付誤差が吸収され、組付時においてボビン15に巻かれる下糸の巻き量の規定値が確保できる調整が可能になると共に、ボビン押え17の調整が容易になる。
また、図5(a)に示すように、ミシン50の通常使用時は、蓋54が閉じられ下糸巻装置51は未使用状態で、ボビン押え17はミシン外郭1内に格納され、そしてミシン外枠1の糸巻軸11の周辺には糸巻軸11の突起物のみある。従って、ボビン押えがミシン外郭内に格納されずミシン外郭の外側に設置されているミシンに比べて、本発明の下糸巻装置51を備えたミシン50の外観意匠は向上する。
1 ミシン外郭(固定部材)
1a 開口部
3 上軸
5 ハンドホイール
11 糸巻軸
12 ゴム輪(回転伝達手段)
15 ボビン
16c 回転軸
16e 長穴溝(溝)
17 ボビン押え(規制部材)
19 ねじりスプリング(スプリング)
19a 一端側
19b 他端側
20 ロッド
20a、20b 孔
21、22 ピン
ミシン 50
51 下糸巻装置
52 クラッチ操作機構
53 リンク機構(連結手段)
54 蓋
55 クラッチ

Claims (3)

  1. ハンドホイールと上軸との結合と解除とを切替え操作により切替えるクラッチと、ミシン外郭の開口部から突出する糸巻軸を回転させて前記糸巻軸に装着したボビンに下糸を巻き付ける下糸巻装置と、を備えたミシンであって、
    前記下糸巻装置は、前記クラッチの結合と解除との切替えを操作するクラッチ操作機構と、前記クラッチ操作機構に設けられ回転可能な前記糸巻軸と、前記糸巻軸が移動する前記開口部を開閉すると共に前記ボビンに巻かれる下糸巻量を規制する規制部材を設けた蓋と、前記クラッチ操作機構と前記蓋とを連結する連結手段と、前記ハンドホイールの回転の前記糸巻軸への伝達と遮断とをする回転伝達手段とを備え、
    前記クラッチの結合が解除される方向へ前記糸巻軸を移動することより、前記クラッチ操作機構を作動させて前記クラッチの結合を解除すると共に前記クラッチ操作機構の作動に連動する前記連結手段により前記蓋を開き前記規制部材を起立させ、且つ前記回転伝達手段を移動させ前記回転伝達手段を介して前記ハンドホイールの回転を前記糸巻軸へ伝達し、
    前記クラッチが結合される方向へ前記糸巻軸を移動することより、前記クラッチ操作機構を作動させて前記クラッチを結合すると共に前記クラッチ操作機構の作動に連動する前記連結手段で前記蓋を閉じ前記規制部材を前記ミシン外郭の内部に格納し、且つ前記回転伝達手段を前記移動方向対し逆方向へ移動させて前記ハンドホイールから前記糸巻軸への回転伝達を遮断する、ことを特徴とするミシン。
  2. 前記規制部材は、前記ボビンの下糸巻量規定値を確保する前記規制部材の取付け位置を調整する、ことを特徴とする請求項1に記載のミシン。
  3. 前記連結手段は、ロッドと、前記ロッドの一端側の孔に挿入されると共に前記蓋に設けた溝に沿ってスライドするピンと、前記ロッドの他端側の孔に挿入されると共に前記クラッチ操作機構に設けたピンとによりリンク機構を形成し、
    前記蓋は、開閉するための回転軸と開蓋方向の付勢力を生じるスプリングとを備え、前記スプリングの一端側を前記蓋に係止し、他端側を前記ミシンの固定部材に係止される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記載のミシン。
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