JP2010272965A - 移動端末及び動作モード切替方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 移動端末に付随する付加機能の動作モードを効率的に設定することを目的とする。
【解決手段】 移動端末は、複数の動作モードを有する機能部;前記機能部の動作モードの切替履歴を格納する記憶部;切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成し、切替スケジュールに基づいて前記機能部の動作モードを選択する制御部;及び前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替え、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻す動作モード設定部;を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、移動端末及び動作モード切替方法に関する。
携帯電話等の移動端末には、無線LAN、Bluetooth又はUSB等の移動端末に付随する付加機能が含まれている。すなわち、移動端末には、移動通信システムの基地局との通信以外の用途に使用される付加機能が含まれている。このような付加機能を使用する際に、使用開始前に付加機能をオンに設定し、使用終了後に付加機能をオフに設定することが望ましい。
また、パソコンと移動端末とをUSBケーブルで接続して通信する場合、移動端末ユーザは、使用する機能に応じて移動端末のUSBモードを設定する必要がある。例えば、パソコンと移動端末との間でデータ転送する場合には、移動端末ユーザは、USBモードを通信モードに設定する必要がある。
例えば、特許文献1(特開2004−253980号)及び特許文献2(特開2002−111790号)には、移動端末ユーザが設定した時間にマナーモード及び着信通知方式を自動的に切り替える方法が提案されている。しかし、これらの特許文献には、移動端末に付随する付加機能の動作モードの設定に関する具体的な方法は提案されていない。
特開2004−253980号 特開2002−111790号
無線LAN、Bluetooth又はUSBのような移動端末に付随する付加機能の切り替えのために、移動端末ユーザは、移動端末のメニューから手作業で付加機能のオン/オフ又は動作モードを設定する必要がある。また、手作業での設定のため、移動端末ユーザが使用終了後に付加機能をオフに設定し忘れると、移動端末のバッテリを無駄に消費する。
従って、移動端末で設定された動作モードの切替履歴に基づいて、動作モードを自動的に切り替えることが望まれる。更に、設定された動作モードで使用されなかった場合、切替前の動作モードに戻すことが望ましい。
本発明は、上記の課題のうち少なくとも1つを解決するためになされたものであり、移動端末に付随する付加機能の動作モードを効率的に設定することを目的とする。
本発明の移動端末は、
複数の動作モードを有する機能部;
前記機能部の動作モードの切替履歴を格納する記憶部;
切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成し、切替スケジュールに基づいて前記機能部の動作モードを選択する制御部;及び
前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替え、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻す動作モード設定部;
を有することを特徴の1つとする。
また、本発明の動作モード切替方法は、
複数の動作モードを有する機能部が含まれる移動端末における動作モード切替方法であって:
前記機能部の動作モードの切替履歴を格納するステップ;
切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成し、切替スケジュールに基づいて前記機能部の動作モードを選択するステップ;及び
前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替え、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻すステップ;
を有することを特徴の1つとする。
本発明の実施例によれば、移動端末に付随する付加機能の動作モードを効率的に設定できる。
本発明の実施例に係る移動端末での動作モード切替の概念図(その1) 本発明の実施例に係る移動端末での動作モード切替の概念図(その2) 本発明の実施例に係る移動端末のブロック図 本発明の実施例に係る動作モード切替方法のフローチャート 動作モード切替処理の詳細なフローチャート 切替スケジュール作成処理の詳細なフローチャート 動作モード自動切替処理の詳細なフローチャート 本発明の実施例に係る動作モード切替方法により作成される切替スケジュールの例 動作モード切替処理の変形例のフローチャート 動作モード自動切替処理の変形例のフローチャート 優先度として使用時間が用いられるときの優先度設定テーブルの例 優先度として使用時間が用いられるときの動作モード切替処理のフローチャート 優先度として使用時間が用いられるときの動作モード自動切替処理のフローチャート 切替履歴に位置情報が含まれるときの移動端末のブロック図 切替履歴に位置情報が含まれるときの動作モード切替処理のフローチャート
本発明の実施例について、図面を参照して以下に説明する。
本発明の実施例では、移動端末は、移動端末に付随する付加機能部の切替履歴に基づいて、付加機能部の動作モードを自動的に切り替える。ただし、移動端末は、付加機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻してもよい。また、移動端末は、付加機能部が使用中である場合、使用終了後に動作モードを切り替えてもよい。
まず、移動端末ユーザが付加機能部の動作モードを切り替えたときに、切替後の動作モードと切替日時とが対応付けられた切替履歴が移動端末の記憶部に格納される。この切替履歴に基づいて切替スケジュールが作成され、スケジュールされた時刻に付加機能部の動作モードが自動的に切り替えられる。
図1に、本発明の実施例に係る移動端末での動作モード切替の概念図(その1)を示す。移動端末は、無線LAN機能部、Bluetooth機能部、Wireless USB機能部、FeliCa機能部、USB機能部、ミュージックプレイヤ機能部又はラジオ機能部のように、移動端末に付随する付加機能部を有する。ここでの付加機能部とは、基地局との通信以外の用途に使用される機能である。例えば、付加機能部は、基地局以外の他の通信相手との通信路を設定して通信してもよい。例えば、無線LAN機能部は、無線LANのアクセスポイントと通信路を設定して通信でき、Bluetooth機能部は、Bluetooth機能を有する通信相手と通信路を設定して通信でき、USB機能部は、USBに接続されたパソコンのような機器と通信路を設定して通信できる。また、付加機能部は、通信を伴わない動作をしてもよい。例えば、ミュージックプレイヤ機能部は、メモリに格納された音楽を再生でき、ラジオ機能部は、電波を受信して音声放送を再生できる。
これらの付加機能部は、移動通信システムの基地局との通信以外の用途に使用されるため、使用開始前にオンに設定され、使用終了後にオフに設定されることが望ましい。例えば、移動端末ユーザがほぼ決まった時刻にBluetooth機能部をオンに切り替えて使用し、ほぼ決まった時刻にBluetooth機能部をオフにする場合、この切替履歴に基づいてBluetooth機能部が自動的にオン/オフに設定されることが望ましい。
このため、移動端末ユーザが移動端末のBluetooth機能部をオンに設定すると、この動作モードは、切替日時に対応付けられて移動端末の記憶部に格納される。例えば、移動端末ユーザが2月9日(月)の7:12にBluetooth機能部をオンに設定すると、この切替履歴が記憶部に格納される。切替時刻は10分単位、30分単位、1時間単位のように所定の単位で格納されてもよい。切替時刻が30分単位で格納される場合、2月9日(月)の7:00にBluetooth機能部をオンに設定したという切替履歴が記憶部に格納されてもよい。例えば、移動端末ユーザが2月9日(月)の9:05にBluetooth機能部をオフに設定すると、この切替履歴が記憶部に格納される。この場合も同様に、2月9日(月)の9:00にBluetooth機能部をオフに設定したという切替履歴が記憶部に格納されてもよい。2月10日(火)に、移動端末は、前日の切替履歴に基づいて2月10日(火)の切替スケジュールを作成できる。例えば、2月10日(火)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月10日(火)の9:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールが作成される。この切替スケジュールに基づいて、Bluetooth機能部の動作モードが切り替えられる。同様に、2月10日(水)に、移動端末は、前日の切替履歴に基づいて2月11日(水)の切替スケジュールを作成できる。ただし、2月11日(水)の9:00の時点でBluetooth機能部が使用されている場合、使用終了後にBluetooth機能部がオフに切り替えられてもよい。同様に、2月14日(土)に、移動端末は、前日の切替履歴に基づいて2月14日(土)の切替スケジュールを作成できる。しかし、2月14日(土)に移動端末ユーザがBluetooth機能部を使用しなかった場合、所定時間後に切替前の動作モードに戻される。例えば、2月14日(土)の9:30にオフの動作モードに戻されてもよい。更に、2月14日(土)にBluetooth機能部が使用されなかったため、2月14日(土)の切替履歴は削除されてもよい。この結果、2月15日(日)に、移動端末は、前日の切替履歴が存在しないため、2月15日(日)の切替スケジュールを作成しない。なお、2月16日(月)に、前日の切替履歴は存在しないが、1週間前の同じ曜日の切替履歴が存在するため、移動端末は、2月9日(月)の切替履歴に基づいて、2月16日(月)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月16日(月)の9:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールを作成できる。
このように、本発明の実施例によれば、移動端末ユーザが月曜日にBluetooth機能のオン/オフを設定するだけで、翌日から自動的にBluetooth機能部がオン/オフされる。
図2に、本発明の実施例に係る移動端末での動作モード切替の概念図(その2)を示す。移動端末ユーザによっては、月曜日から金曜日に付加機能部を或る動作モードに設定し、土曜日及び日曜日に付加機能部を別の動作モードに設定することが考えられる。例えば、移動端末ユーザが平日にUSB機能部を通信モードで使用し、土曜日及び日曜日にUSB機能部をmicroSDモードで使用する場合、この切替履歴に基づいてUSB機能部の動作モードが自動的に設定されることが望ましい。
このような場合でも同様に、移動端末ユーザが移動端末のUSB機能部を通信モードに設定すると、この動作モードは、切替日時に対応付けられて移動端末の記憶部に格納される。例えば、移動端末ユーザが2月9日(月)の9:23にUSB機能部を通信モードに設定すると、この切替履歴が記憶部に格納される。切替時刻は10分単位、30分単位、1時間単位のように所定の単位で格納されてもよい。切替時刻が30分単位で格納される場合、2月9日(月)の9:00にUSB機能部を通信モードに設定したという切替履歴が記憶部に格納されてもよい。2月10日(火)に、移動端末は、前日の切替履歴に基づいて2月10日(火)の切替スケジュールを作成できる。しかし、移動端末ユーザは、USB機能部を通信モードに設定したままにしているため、USB機能部の動作モードは既に設定されている。従って、2月10日(火)にUSB機能部の動作モードは自動的に切替えられない。この結果、2月10日(火)の切替履歴は存在しなくなる。2月11日(水)に、移動端末は、前日の切替履歴が存在しないため、2月11日(水)の切替スケジュールを作成しない。同様に、移動端末は、2月12日(木)、2月13日(金)及び2月14日(土)の切替スケジュールも作成しない。例えば、移動端末ユーザが2月14日(土)の13:06にUSB機能部をmicroSDモードに設定すると、この切替履歴が記憶部に格納される。切替時刻が30分単位で格納される場合、2月14日(土)の13:00にUSB機能部をmicroSDモードに設定したという切替履歴が記憶部に格納されてもよい。2月15日(日)に、移動端末は、前日の切替履歴に基づいて2月15日(日)の切替スケジュールを作成できる。しかし、移動端末ユーザは、USB機能部をmicroSDモードに設定したままにしているため、USB機能部の動作モードは既に設定されている。従って、USB機能部の動作モードは自動的に切替えられない。この結果、2月15日(日)の切替履歴は存在しなくなる。2月16日(月)に、前日の切替履歴は存在しないが、1週間前の同じ曜日の切替履歴が存在するため、移動端末は、2月9日(月)の切替履歴に基づいて、2月16日(月)の9:00にUSB機能部が通信モードになるという切替スケジュールを作成できる。
このように、本発明の実施例によれば、移動端末ユーザが月曜日にUSB機能部を通信モードに設定し、土曜日にUSB機能部をmicroSDモードに設定するだけで、翌週から自動的にUSB機能部の動作モードが設定される。
<移動端末のブロック図>
図3に、本発明の実施例に係る移動端末10のブロック図を示す。移動端末10は、基地局と通信可能な装置である。移動端末10は、基地局との通信以外の用途に使用可能であり、且つ、複数の動作モードを有する付加機能部を有する。例えば、付加機能部は、基地局以外の他の通信相手との通信路を設定して通信してもよく、通信を伴わない動作をしてもよい。移動端末10は、日時計測部101と、記憶部103と、制御部105と、表示部107と、操作部109と、動作モード設定部111とを有する。例えば、移動端末10は、付加機能部として、無線LAN機能部113aと、Bluetooth機能部113bと、USB機能部113cとを有する。
日時計測部101は、移動端末の時刻を管理する。日時計測部101は、制御部105からの要求に従って、現在の日時及び曜日を出力する。
記憶部103は、付加機能部毎に動作モードの切替履歴を格納する。例えば、Bluetooth機能部113b用の切替履歴には、設定された動作モード、Bluetooth機能部の動作モードが切り替えられたときの切替日、曜日及び切替時刻が格納される。例えば、USB機能部113cの切替履歴には、設定された動作モード、USB機能部の動作モードが切り替えられたときの切替日、曜日及び切替時刻が格納される。例えば、記憶部103は、少なくとも1週間分の履歴を格納する。更に、記憶部103は、切替履歴に基づいて作成された切替スケジュールを格納してもよい。切替スケジュールは、動作モードと切替時刻とを含む。
記憶部103は、自動登録機能の有効/無効状態と、自動切替機能の有効/無効状態と、切替スケジュール作成時刻とを格納したパラメータ保存テーブルを有してもよい。自動登録機能が有効である場合には、動作モードが切り替えられたときに切替履歴が記憶部103に格納される。具体的な手順については後述する。例えば、出張等で移動端末ユーザが通常の切替スケジュールに従わない場合には、自動登録機能を無効状態にしておくことで、切替履歴に不要な情報が登録されることを防止できる。また、自動切替機能が有効である場合には、切替履歴に基づいて作成された切替スケジュールに従って動作モードが自動的に切り替えられる。例えば、出張等で移動端末ユーザが通常の切替スケジュールに従わない場合には、自動切替機能を無効状態にしておくことで、意図しない動作モード切替を防止できる。切替スケジュール作成時刻は、切替履歴に基づいて切替スケジュールが作成されるときの時刻を示す。
記憶部103は、付加機能部毎に動作モードの優先度を格納した優先度設定テーブルを有してもよい。例えば、優先度は、所定時間内に動作モードが使用されない場合、優先度の高いモードに設定する際に用いられる。例えば、頻繁に使用される動作モードは高い優先度を有してもよく、バッテリの消費を節約するために、オフの動作モードが高い優先度を有してもよい。
制御部105は、動作モードの切替を検出し、切替履歴を記憶部103に格納する。切替履歴に基づいて、制御部105は、切替スケジュールを作成する。更に、切替スケジュールに基づいて付加機能部の動作モードを選択する。例えば、図1及び2を参照して説明したように、制御部105は、1週間前の同じ曜日及び前日の切替履歴を参照して、切替スケジュールを作成する。制御部105は、切替スケジュールの切替時刻に該当する場合に、対応する動作モードを選択する。選択された動作モードは、動作モード設定部111に通知される。
動作モード設定部111は、制御部105で選択された動作モードに従って、各付加機能部の動作モードを切り替える。ただし、付加機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻してもよい。また、付加機能部が使用中である場合、使用終了後に動作モードを切り替えてもよい。なお、使用とは、付加機能部が所望の動作を実行することを言い、使用終了とは、付加機能の動作がオフになった状態又は停止した状態を言う。例えば、付加機能が基地局以外の他の通信相手との通信路を設定して通信する場合、使用終了とは、付加機能部に設定された通信路が切断された状態を言う。例えば、無線LAN機能部113aの使用終了とは、無線LANのアクセスポイントの通信圏外になったときでもよく、Bluetooth機能部113bの使用終了とは、通信相手の電源がオフになったときでもよく、USB機能部113cの使用終了とは、USB機能部113に接続されたUSBケーブルが抜去されたときでもよい。
表示部107は、自動登録機能及び自動切替機能の有効/無効状態を表示する。また、表示部107は、各動作モードの優先度を表示する。
操作部109は、移動端末ユーザから自動登録機能及び自動切替機能の有効/無効状態を受け付ける。また、操作部109は、移動端末ユーザから各動作モードの優先度を受け付ける。移動端末ユーザから入力された情報は、記憶部103に格納される。なお、自動登録機能、自動切替機能及び優先度は、必ずしも操作部109を介して入力される必要はなく、移動端末ユーザの手間を低減するために移動端末の出荷時等に初期値が設定されてもよい。
<動作モード切替方法のフローチャート>
図4に、本発明の実施例に係る動作モード切替方法のフローチャートを示す。まず、自動登録機能及び自動切替機能の有効/無効状態のようなパラメータ、各動作モードの優先度が設定される(S11)。前述のように、パラメータ及び優先度は初期値が予め設定されていてもよい。移動端末ユーザは、このような初期値を操作部109を介して変更してもよい。次に、動作モード切替処理(手動)において、移動端末ユーザにより、付加機能部の動作モードが切り替えられる(S13)。このときに、設定された動作モード、切替日、曜日及び切替時刻が切替履歴に登録される。次に、切替スケジュール作成処理において、所定の時刻(例えば、記憶部103に格納された切替スケジュール作成時刻)に、1日分の切替スケジュールが作成される(S15)。次に、動作モード自動切替処理において、作成された切替スケジュールに基づいて、付加機能部の動作モードが自動的に切り替えられる(S17)。ただし、付加機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻されてもよい。また、付加機能部が使用中である場合、使用終了後に動作モードが切り替えられてもよい。その後、切替スケジュール作成処理において、次の1日分の切替スケジュールが作成される。なお、この動作モード切替方法は、各付加機能部毎に独立して実施されてもよい。
図5〜図8を参照して、これらの各処理の詳細な手順を説明する。ここでは、図3の移動端末10の構成要素を用いて各処理の手順を説明するが、これらの手順は、他の構成要素により実行されてもよい。
図5に、動作モード切替処理の詳細なフローチャートを示す。この動作モード切替処理は、図4の動作モード切替処理(手動)(S13)及び動作モード自動切替処理(S17)で用いられる。まず、手動で付加機能部の動作モードが設定されたとき又は自動で付加機能部の動作モードが選択されたときに、切替前の動作モードと切替後の動作モードが同じであるか異なるかが判定される(S101)。同じである場合、動作モードの設定が終了しているため、処理が終了する。異なる場合、記憶部103に格納された自動登録機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S103)。無効状態である場合、記憶部103に切替履歴は格納されない。自動登録機能が有効状態である場合、制御部105は、切替履歴を記憶部103に格納する(S105)。具体的には、制御部105は、切替後の動作モード、切替日、曜日及び切替時刻を、対応する付加機能部の切替履歴に格納する。切替時刻は30分単位で格納されてもよい。例えば、図1に示すように、移動端末ユーザが2月9日(月)の7:12にBluetooth機能部をオンに設定すると、図8(A)に示すように、2月9日(月)の7:00にBluetooth機能部をオンに設定したという切替履歴(エントリNo.1)が記憶部103に格納される。例えば、図1に示すように、移動端末ユーザが2月9日(月)の9:05にBluetooth機能部をオフに設定すると、図8(A)に示すように、2月9日(月)の9:00にBluetooth機能部をオフに設定したという切替履歴(エントリNo.2)が記憶部103に格納される。ただし、手動で動作モードを切り替えたときに、同じ時刻の切替スケジュールが既に記憶部103に存在する場合、手動で切り替えたときの切替履歴は記憶部103に格納されなくてもよい。これにより、以前に切り替えた動作モードが優先される。動作モード設定部111は、手動で設定された動作モード又は制御部105で自動的に選択された動作モードを受け取ると、現在の動作モードで付加機能部が使用中であるか否かを判定する(S107)。使用中である場合、使用終了まで待機する(S109)。使用終了後、動作モード設定部111は、手動で設定された動作モード又は制御部105で選択された動作モードに切り替える(S111)。
図6に、切替スケジュール作成処理の詳細なフローチャートを示す。所定の時刻(例えば、記憶部103に格納された切替スケジュール作成時刻)に、記憶部103に格納された自動切替機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S121)。無効状態である場合、切替スケジュールは作成されず、処理が終了する。自動切替機能が有効である場合、各付加機能部の切替スケジュール作成処理が実行される。
各付加機能部の切替スケジュール作成処理では、制御部105は、記憶部103に格納された切替履歴のうち、1週間前の同じ曜日の切替履歴に基づいて切替スケジュールを生成する(S123)。例えば、図8(A)に示す切替履歴が記憶部103に格納されている場合、2月16日(月)に、制御部105は、2月9日(月)の切替履歴に基づいて、図8(B)に示すように、2月16日(月)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月16日(月)の9:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールを生成する。更に、制御部105は、記憶部103に格納された切替履歴のうち、前日の切替履歴に基づいて切替スケジュールを生成する(S125)。例えば、図8(A)に示す切替履歴が記憶部103に格納されている場合、2月10日(火)に、制御部105は、2月9日(月)の切替履歴に基づいて、図8(B)に示すように、2月9日(火)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月9日(火)の9:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールを生成する。このような付加機能部の切替スケジュール作成処理が、各付加機能部について繰り返される。
なお、図6のフローチャートでは、1週間前の同じ曜日の切替履歴と前日の切替履歴との双方が存在する場合に、双方の切替履歴の組み合わせが用いられる。例えば、前日の2月9日(月)の切替履歴に加えて、2月3日(火)の19:00にBluetooth機能部がオンになり、2月3日(火)の21:00にBluetooth機能部がオフになるという切替履歴が記憶部103に更に格納されている場合、2月9日(火)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月9日(火)の9:00にBluetooth機能部がオフになり、更に、2月9日(火)の19:00にBluetooth機能部がオンになり、2月9日(火)の21:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールが作成される。ただし、1週間前の同じ曜日の切替履歴と前日の切替履歴との間で同じ時刻に同じ付加機能部の切替履歴が存在する場合に、前日の切替が優先されてもよい。
図7に、動作モード自動切替処理の詳細なフローチャートを示す。切替時刻になると、制御部105は、自動切替機能が有効状態であるか無効状態であるかを判定する(S141)。無効状態である場合、動作モードは自動的に切り替えられず、処理が終了する。自動切替機能が有効状態である場合、動作モード切替処理(S101〜S111)が実行される。例えば、上記のように2月10日(火)の切替スケジュールが作成された場合、2月10日(火)の7:00に、切替前の動作モード(オフ)と切替後の動作モード(オン)とが異なるため(S101)、記憶部103に格納された自動登録機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S103)。自動登録機能が有効状態である場合、制御部105は、図8(A)に示すように、2月10日(火)の7:00にBluetooth機能部をオンに設定したという切替履歴(エントリNo.3)を記憶部103に格納する(S105)。そして、Bluetooth機能部がオンに切り替えられる(S111)。更に、2月10日(火)の9:00に、切替前の動作モード(オン)と切替後の動作モード(オフ)とが異なるため(S101)、記憶部103に格納された自動登録機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S103)。自動登録機能が有効状態である場合、制御部105は、図8(A)に示すように、2月10日(火)の9:00にBluetooth機能部をオフに設定したという切替履歴(エントリNo.4)を記憶部103に格納する(S105)。そして、Bluetooth機能部がオフに切り替えられる(S111)。
同様の手順で、2月11日(水)の7:00に、Bluetooth機能部がオンに切り替えられ、2月11日(水)の9:00にBluetooth機能部がオフに切り替えられる。ただし、図1に示すように、2月11日(水)の9:00にBluetooth機能部は使用中であるため(S107)、使用終了まで待機する(S109)。2月11日(水)の9:25にBluetooth機能部の使用が終了すると、動作モード設定部111は、Bluetooth機能部をオフに切り替える(S111)。
記憶部103に動作モードの優先度が格納されている場合、動作モード設定部111は、切替前の動作モードの優先度と切替後の動作モードの優先度とを比較してもよい(S145)。切替後の動作モードの優先度の方が高い場合、処理が終了する。切替後の動作モードの優先度の方が低い場合、動作モード設定部111は、所定時間(例えば、30分間)待機する(S147)。所定時間内に手動で動作モードが切り替えられた場合(S149)、処理が終了する。なお、手動で動作モードが切り替えられた場合、図5のS101に戻り、S105において、手動で切り替えられた履歴が格納される。所定時間内に手動で動作モードが切り替えられていない場合、動作モード設定部111は、所定時間内に動作モードが使用されたか否かを判定する(S151)。所定時間内に動作モードが使用された場合、処理が終了する。所定時間内に動作モードが使用されない場合、動作モード設定部111は、切替前の動作モードに戻す(S153)。更に、制御部105は、S105において格納された切替履歴を削除する(S155)。このようにして、使用しなかった履歴が削除され、実際に使用された履歴のみが記憶部103に格納される。
例えば、上記と同様の手順で、2月14日(土)の7:00に、Bluetooth機能部がオンに切り替えられ、図8(A)に示すように、2月14日(土)の7:00にBluetooth機能部をオンに設定したという切替履歴(エントリNo.11)が記憶部103に格納される。記憶部103に格納された優先度を参照すると、切替後の動作モードであるオンの優先度が低いため、動作モード設定部111は、例えば30分間待機し、その間に手動切替及びBluetooth機能部のオンの動作モードでの使用を判定する。2月14日(土)の9:00〜9:30の間にBluetooth機能部が使用されないため、9:30に、動作モード設定部111は、切替前の動作モードに戻す。このように、所定時間内に自動で切り替えられた動作モードが使用されない場合に、優先度の高い切替前の動作モードに戻すことにより、例えば、バッテリの消費を節約できる。更に、制御部105は、9:00の切替履歴(図8(A)のエントリNo.11)を削除する。このようにして、使用しなかった履歴が削除され、翌日の9:00に動作モードが切り替えられることを回避できる。
上記の手順に従って、2月14日(土)の切替履歴は存在しないため、制御部105は、2月15日(日)の切替スケジュールを作成しない。2月16日(月)に、1週間前の2月9日(月)の切替履歴が記憶部103に格納されているため、制御部105は、2月9日(月)の切替履歴に基づいて、図8(B)に示すように、2月16日(月)の7:00にBluetooth機能部がオンになり、2月16日(月)の9:00にBluetooth機能部がオフになるという切替スケジュールを生成する。
<各付加機能部の動作モード切替処理及び動作モード自動切替処理の変形例のフローチャート>
図9及び図10を参照して、各付加機能部の動作モード切替処理及び動作モード自動切替処理の変形例について説明する。この変形例でも、動作モードの優先度が用いられる。例えば、優先度は、頻繁に使用される動作モード又はバッテリの消費が少ない動作モードに優先的に設定するために用いられる。従って、各付加機能部は基本的に優先度の高い動作モードに優先的に設定されるため、優先度の低い動作モードに切り替えられた履歴を重視する。このため、付加機能部が優先度の高い動作モードに切り替えられた場合には、切替履歴を格納せず、付加機能部が優先度の低い動作モードに切り替えられた場合に、切替履歴を格納する。また、優先度の低い動作モードの使用終了後に、優先度の高い動作モードに戻す。
図9に、動作モード切替処理の変形例のフローチャートを示す。この動作モード切替処理は、図4の動作モード切替処理(手動)(S13)及び動作モード自動切替処理(S17)で用いられる。まず、手動で付加機能部の動作モードが設定されたとき又は自動で付加機能部の動作モードが選択されたときに、切替前の動作モードと切替後の動作モードが同じであるか異なるかが判定される(S201)。同じである場合、動作モードの設定が終了しているため、処理が終了する。異なる場合、記憶部103に格納された自動登録機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S203)。無効状態である場合、記憶部103に切替履歴は格納されない。自動登録機能が有効状態である場合、制御部105は、切替前の動作モードと切替後の動作モードとを比較する(S204)。切替後の動作モードの優先度の方が高い場合、切替履歴は記憶部103に格納されない。切替後の動作モードの優先度の方が低い場合、制御部105は、切替履歴を記憶部103に格納する(S205)。具体的には、制御部105は、切替後の動作モード、切替日、曜日及び切替時刻を、対応する付加機能部の切替履歴に格納する。動作モード設定部111は、手動で設定された動作モード又は制御部105で自動的に選択された動作モードを受け取ると、現在の動作モードで付加機能部が使用中であるか否かを判定する(S207)。使用中である場合、使用終了まで待機する(S209)。使用終了後、動作モード設定部111は、手動で設定された動作モード又は制御部105で選択された動作モードに切り替える(S211)。更に、動作モード設定部111は、切替前の動作モードと切替後の動作モードとを比較する(S213)。切替後の動作モードの優先度の方が高い場合、処理が終了する。切替後の動作モードの優先度の方が低い場合、動作モード設定部111は所定時間(例えば、30分間)待機し(S215)、使用終了後に切替前の動作モードに戻す(S217)。
このようにして切り替えられた動作モードの切替履歴に基づいて、図6を参照して説明したように、切替スケジュールが作成される。
図10に、動作モード自動切替処理の変形例のフローチャートを示す。切替時刻になると、制御部105は、自動切替機能が有効状態であるか無効状態であるかを判定する(S241)。無効状態である場合、動作モードは自動的に切り替えられず、処理が終了する。自動切替機能が有効状態である場合、動作モード切替処理(S201〜S217)が実行される。例えば、優先度の高い動作モードから優先度の低い動作モードに切り替える場合、上記のように、制御部105は、切替履歴を格納し、動作モード設定部111は、所定時間待機し、使用終了後に切替前の動作モードに戻す。更に、動作モード設定部111は、所定時間内に動作モードが使用されたか否かを判定する(S245)。所定時間内に動作モードが使用された場合、処理が終了する。所定時間内に動作モードが使用されない場合、制御部105は、S205において格納された切替履歴を削除する(S247)。
この変形例によっても、付加機能部の切替履歴に基づいて、付加機能部の動作モードが自動的に切り替えられる。また、優先度の低い動作モードの使用終了後に、付加機能部が自動的に優先度の高い動作モードに戻るため、例えば、Bluetooth機能部をオンに切り替えた後で、使用終了後に自動的にBluetooth機能部をオフに設定できる。
<使用時間を用いた変形例のフローチャート>
図11〜図13を参照して、優先度として使用時間を用いた変形例について説明する。上記のように、優先度は、所定時間内に動作モードが使用されない場合、優先度の高いモードに設定する際に用いられる。
図11に、優先度として使用時間が用いられるときの優先度設定テーブルを示す。優先度設定テーブルには、優先度として、各動作モードを使用した合計の使用時間が格納されてもよい。例えば、使用時間の長い動作モードの優先度は高いと考えられ、使用時間の短い動作モードの優先度は低いと考えられる。このように優先度として使用時間を用いることにより、頻繁に使用される動作モードに優先的に設定できる。
図12に、優先度として使用時間が用いられるときの動作モード切替処理のフローチャートを示す。S301〜S305は、図5のS101〜S105と同じであるため、説明を省略する。制御部105は、切替履歴を記憶部103に格納すると共に(S305)、切替前の動作モードの使用時間を記憶部103の優先度設定テーブルの使用時間に加算する(S306)。以後の処理であるS307〜S311は、図5のS107〜S111と同じであるため、説明を省略する。
図13に、優先度として使用時間が用いられるときの動作モード自動切替処理のフローチャートを示す。S341〜S343は、図7のS141〜S143と同じであるため、説明を省略する。S345において、動作モード設定部111は、切替前の動作モードの使用時間と切替後の動作モードの優先度とを比較する。切替後の動作モードの使用時間の方が長い場合、処理が終了する。切替後の動作モードの使用時間の方が短い場合、動作モード設定部111は、所定時間(例えば、30分間)待機する(S347)。以後、図7のS149〜S153で説明したように、所定時間内に手動で動作モードが切り替えられておらず、所定時間内に動作モードが使用されない場合、動作モード設定部111は、使用時間の長い切替前の動作モードに戻す(S349〜S353)。更に、制御部105は、S305において格納された切替履歴を削除する(S355)。
なお、図9及び10に示すフローチャートにおいても、図11〜図13を参照して説明した変形例と同様に、優先度として使用時間を使用できる。
<切替履歴に位置情報が含まれるときの変形例のフローチャート>
図14及び図15を参照して、切替履歴に位置情報が含まれるときの変形例について説明する。切替履歴に位置情報を含めることにより、出張等で移動端末ユーザが通常の切替スケジュールに従わない場合であっても、自動切替機能を手動で無効状態にする必要がなくなる。
図14に、切替履歴に位置情報が含まれるときの移動端末20のブロック図を示す。移動端末20は、図3に示す各構成要素に加えて、位置情報取得部202を更に有する。また、切替履歴に位置情報が含まれ、切替スケジュールにも位置情報が含まれる。日時計測部201と、記憶部203と、制御部205と、表示部207と、操作部209と、動作モード設定部211の各機能は、以下に説明する点を除いて、図3を参照して説明した日時計測部101と、記憶部103と、制御部105と、表示部107と、操作部109と、動作モード設定部111と同じである。
位置情報取得部202は、移動端末20の位置情報を取得する。例えば、位置情報は、基地局の識別子(セルID)から取得されてもよく、GPS測位、基地局測位等から取得されてもよい。例えば、セルIDとしてPrimary Scrambling Codeが用いられてもよい。
記憶部203は、付加機能部毎に動作モードの切替履歴を格納する。切替履歴には、動作モードが切り替えられたときに位置情報部202で取得された位置情報が含まれる。例えば、Bluetooth機能部213b用の切替履歴には、設定された動作モード、Bluetooth機能部の動作モードが切り替えられたときの切替日、曜日、切替時刻及び位置が格納される。更に、記憶部203は、切替履歴に基づいて作成された切替スケジュールを格納してもよい。切替スケジュールは、動作モードと切替時刻と位置とを含む。
記憶部203は、パラメータ保存テーブル内に位置情報の許容誤差を更に格納する。許容誤差は、操作部209を介して移動端末ユーザから入力され、表示部207を介して移動端末ユーザに表示される。なお、許容誤差は、必ずしも操作部209を介して入力される必要はなく、移動端末ユーザの手間を低減するために移動端末の出荷時等に初期値が設定されてもよい。
制御部205は、動作モードの切替を検出し、切替履歴を記憶部203に格納する。この場合、制御部205は、動作モードが切り替えられたときの位置情報を、動作モード、切替日、曜日及び切替時刻に対応付けて記憶部203に格納する。切替履歴に基づいて、制御部205は、切替スケジュールを作成する。更に、切替スケジュールに基づいて付加機能部の動作モードを選択する。このとき、切替時刻に該当する場合であっても、現在位置が切替履歴の位置から許容誤差範囲内でない場合、制御部205は、付加機能部の動作モードを切り替えないように判定する。切替時刻に該当し、現在位置が切替履歴の位置から許容誤差範囲内にある場合、制御部205は、対応する動作モードを選択する。選択された動作モードは、動作モード設定部211に通知される。
図15に、切替履歴に位置情報が含まれるときの動作モード切替処理のフローチャートを示す。自動で付加機能部の動作モードが選択されたときに、切替前の動作モードと切替後の動作モードが同じであるか異なるかが判定される(S401)。同じである場合、動作モードの設定が終了しているため、処理が終了する。異なる場合、自動で選択された動作モードに対応する位置と現在位置との差が許容誤差範囲内であるか許容誤差範囲外であるかが判定される(S402)。許容誤差範囲外である場合、処理が終了する。すなわち、自動で選択された動作モードに切り替えられない。許容誤差範囲内である場合、記憶部203に格納された自動登録機能が有効状態であるか無効状態であるかが判定される(S403)。無効状態である場合、記憶部203に切替履歴は格納されない。自動登録機能が有効状態である場合、制御部205は、切替履歴を記憶部203に格納する(S405)。このとき、制御部205は、動作モードが切り替えられたときの位置情報を、動作モード、切替日、曜日及び切替時刻に対応付けて記憶部203に格納する。以後の処理であるS407〜S411は、図5のS107〜S111と同じであるため、説明を省略する。
なお、図9及び12に示すフローチャートにおいても、図15を参照して説明した変形例と同様に、制御部205は、位置情報に基づいて動作モードを切り替えるか否かを判定できる。
以上のように、本発明の実施例によれば、移動端末ユーザが各付加機能部の動作モードを設定する手間を低減できる。
また、本発明の実施例によれば、付加機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、動作モード設定部111が切替前の動作モードに戻し、使用しなかった履歴が記憶部103から削除されるため、実際に使用された履歴のみが記憶部103に格納される。この結果、翌日の無駄な動作モードの切替を回避できる。
更に、本発明の実施例によれば、切り替え対象の付加機能部が使用中である場合、動作モード設定部111は、使用終了後に動作モードを切り替える。このため、使用中の動作モードの中断が回避される。
また、記憶部103で自動登録機能及び自動切替機能を設定できる。このため、出張等で移動端末ユーザが通常の切替スケジュールに従わない場合には、これらの機能を無効状態にしておくことで、意図しない動作モード切替を防止できる。
また、優先度を用いて、頻繁に使用される動作モード又はバッテリの消費が少ない動作モードに優先的に設定できる。優先度の低い動作モードの使用終了後に、付加機能部の動作モードを優先度の高い動作モードに自動的に戻すことにより、移動端末ユーザの操作を更に低減できる。優先度として使用時間が用いられる場合、移動端末ユーザが優先度を設定する手間を低減できる。
また、制御部105が切り替え判定に位置情報を用いることにより、出張等で移動端末ユーザが通常の切替スケジュールに従わない場合であっても、移動端末ユーザは自動切替機能を手動で無効状態にする必要がなくなる。
10 移動端末
101 日時計測部
103 記憶部
105 制御部
107 表示部
108 操作部
111 動作モード設定部
113a 無線LAN機能部
113b Bluetooth機能部
113c USB機能部
20 移動端末
201 日時計測部
202 位置情報取得部
203 記憶部
205 制御部
207 表示部
208 操作部
211 動作モード設定部
213a 無線LAN機能部
213b Bluetooth機能部
213c USB機能部

Claims (8)

  1. 複数の動作モードを有する機能部;
    前記機能部の動作モードの切替履歴を格納する記憶部;
    切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成し、切替スケジュールに基づいて前記機能部の動作モードを選択する制御部;及び
    前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替え、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻す動作モード設定部;
    を有する移動端末。
  2. 前記動作モード設定部は、前記機能部が使用中である場合、使用終了後に、前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替える、請求項1に記載の移動端末。
  3. 前記制御部は、1週間前の同じ曜日及び前日の切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成する、請求項1又は2に記載の移動端末。
  4. 前記記憶部は、動作モードと優先度との対応関係を格納し、
    前記動作モード設定部は、切替前の動作モードの優先度と切替後の動作モードの優先度とを比較し、切替後の動作モードの優先度が低い場合、且つ、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻す、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の移動端末。
  5. 前記制御部は、優先度として使用時間を前記記憶部に格納し、
    前記動作モード設定部は、切替前の動作モードの使用時間と切替後の動作モードの使用時間とを比較し、切替後の動作モードの使用時間が短い場合、且つ、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻す、請求項4に記載の移動端末。
  6. 前記記憶部は、動作モードと優先度との対応関係を格納し、
    前記制御部は、前記機能部が低い優先度の動作モードに切り替えられた場合、切替履歴を前記記憶部に格納する、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載の移動端末。
  7. 移動端末の位置情報を取得する位置情報取得部;
    を更に有し、
    前記記憶部は、切替履歴と共に位置情報を格納し、
    前記制御部は、現在の位置情報と前記記憶部に格納された位置情報との比較に更に基づいて、前記機能部の動作モードを選択する、請求項1乃至6のうちいずれか1項に記載の移動端末。
  8. 複数の動作モードを有する機能部が含まれる移動端末における動作モード切替方法であって:
    前記機能部の動作モードの切替履歴を格納するステップ;
    切替履歴に基づいて切替スケジュールを作成し、切替スケジュールに基づいて前記機能部の動作モードを選択するステップ;及び
    前記機能部の動作モードを前記制御部で選択された動作モードに切り替え、前記機能部が所定時間内に切替後の動作モードで使用されない場合、切替前の動作モードに戻すステップ;
    を有する動作モード切替方法。
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