JP2010272473A - 照明監視制御装置及び照明監視制御システム - Google Patents

照明監視制御装置及び照明監視制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、システム内の照明装置又はリレー接点それぞれの寿命を判定する演算を簡単なものとし、寿命判定の演算処理にかかる負担を低減させた照明監視制御装置及び照明監視制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】照明制御監視装置1は、制御端末装置4からの信号を受信し、点灯状態が遷移した照明装置5を認識することによって、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれの点灯状態を監視する。点灯から消灯に遷移した照明装置5について、制御端末装置4から照明制御監視装置1へ通知がなされたとき、照明監視制御装置1は、消灯した照明装置5の点灯積算時間を算出した後、点灯時間閾値と比較する。このとき、照明監視制御装置1は、点灯積算時間が点灯時間閾値を超えたことを確認すると、その照明装置5が寿命末期にあるものと判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置の点灯制御を行う照明監視制御装置及び照明監視制御システムに関するものであって、特に、制御対象となる各装置の状態を管理する照明監視制御装置及び照明監視制御システムに関する。
現在、多くの照明装置が設置されるビルなどにおいて、ビル内に設置された照明装置を集中的に管理するために、各照明装置の点灯制御や状態監視を行う照明監視制御システムが広く普及されている。このような照明監視制御システムの1つとして、時分割多重伝送方式による通信を利用して、照明装置(負荷機器)の動作制御と状態監視を行う遠隔制御監視システムが提案されている(特許文献1参照)。又、照明装置及び昇降装置などの照明機器を制御する調光制御盤及び昇降制御盤と、専用ネットワーク上のハブを通じて接続する中継装置を備え、この中継装置がインターネットなどの汎用ネットワークを通じてサーバ装置と通信することで、照明機器の状態を監視する遠隔監視型照明システムが提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2に示す遠隔監視型照明システムでは、操作卓が操作されると、操作卓からの制御データが調光制御盤及び昇降制御盤に与えられて、照明機器の動作が制御される。このとき、中継装置が、ハブを介して、制御卓、調光制御盤、及び昇降制御盤それぞれと通信を行うことで、照明機器の状態情報を受信し、汎用ネットワークを通じて、受信した状態情報をウェブサーバに転送する。そして、ウェブサーバは、この照明機器の状態情報に基づいて、照明機器の故障の程度や内容を示すウェブページ又は電子メールを生成し、汎用ネットワークを通じてウェブサーバと通信可能な端末装置に、照明機器の故障の程度や内容を通知する。更に、特許文献2に示す遠隔監視型照明システムは、中継装置が、制御卓、調光制御盤、及び昇降制御盤それぞれの通算通電時間を求めて、ウェブサーバに転送し、端末装置で通算通電時間を閲覧可能とした構成としている。
特開2005−217550号公報 特開2004−104753号公報
しかしながら、特許文献2に示す遠隔監視型照明システムは、通算通電時間を照明機器の状態情報と共にウェブサーバに転送する構成とする上に、照明機器の状態情報が、設定されたタイミング毎に転送される。そのため、中継装置は、設定されたタイミング毎に、照明機器の状態情報と共に、通算通電時間をウェブサーバに転送する必要があるので、その転送回数が多く、その通信負荷が大きくなる。又、通算通電時間を閲覧可能とするのみであり、通算通電時間に基づいて、部品劣化の状態を予測する構成としていないため、結果的に、ウェブサーバでは、照明機器の状態情報を常に受信する必要があり、中継装置とウェブサーバとの間で多くの情報が送受信されることとなる。
このように、特許文献2に示す遠隔監視型照明システムは、照明装置の照明灯やリレー端末装置のリレー接点などといった消耗部品の寿命判定を行うことができるが、複数種類のアナログ値を必要としたシステムであるため、システム内の各ブロック間の通信における情報量が多くなる。又、各ブロックにおいて、その状態情報を取得できるように、複数種類のアナログ値を取得する構成としているため、システム内の各ブロックの構成が複雑なものとなり、システムの構成自体も煩雑なものとなる。
このような問題を鑑みて、本発明は、システム内の照明装置又はリレー接点それぞれの寿命を判定する演算を簡単なものとし、寿命判定の演算処理にかかる負担を低減させた照明監視制御装置及び照明監視制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の照明監視制御装置は、照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と通信を行って、複数の照明装置の点灯状態の監視及び制御を行う照明監視制御装置において、前記制御端末装置から送信される信号を受けて、前記複数の照明装置それぞれについて、その点灯状態を監視することにより、その点灯時間を積算した点灯積算時間を算出した後、当該点灯積算時間と記憶している寿命判定用の閾値と比較して、前記複数の照明装置それぞれの寿命を判定する状態監視部と、該状態監視部で判定された前記複数の照明装置それぞれの寿命を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記複数の照明装置それぞれの寿命を読み出して、前記複数の照明装置それぞれの状態を示す監視用情報を生成する監視用情報生成部と、を備え、前記監視用情報に基づく表示がなされるとき、前記複数の照明装置それぞれの状態が、その寿命に応じた表示形式によって表示されることを特徴とする。
このような照明監視制御装置において、前記寿命判定用の閾値が、前記照明装置それぞれに対して1つの値であり、前記状態監視部は、点灯積算時間が寿命判定用の閾値を超えたとき、その照明装置が寿命末期であるものと判定するものとしてもよい。又、前記寿命判定用の閾値が、前記照明装置それぞれに対して複数の値であり、前記状態監視部は、点灯積算時間を複数の寿命判定用の閾値と比較することで、その照明装置の寿命を段階的に判定するものとしてもよい。
上述のいずれかの照明監視制御装置において、ネットワークを通じて前記照明監視制御装置にアクセスする端末装置に対して、前記監視用情報をウェブページとして送信し、前記監視用情報によるウェブページを前記端末装置上に表示させるものとしてもよい。又、前記監視用情報を電子メールとして、ネットワークを通じて端末装置に送信し、前記監視用情報による電子メールを前記端末装置上に表示させるものとしてもよい。
又、本発明の照明監視制御装置は、具備しているリレー接点の開閉により照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と通信を行って、複数の照明装置の点灯状態の監視及び制御を行う照明監視制御装置において、前記制御端末装置から送信される信号を受けて、前記複数のリレー接点それぞれについて、接続される照明装置の点灯状態を監視することにより、その接点開閉回数を計数した後、当該接点開閉回数と記憶している寿命判定用の閾値と比較して、前記複数のリレー接点それぞれの寿命を判定する状態監視部と、該状態監視部で判定された前記複数のリレー接点それぞれの寿命を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶された前記複数のリレー接点それぞれの寿命を読み出して、前記複数のリレー接点それぞれの状態を示す監視用情報を生成する監視用情報生成部と、を備え、前記監視用情報に基づく表示がなされるとき、前記複数のリレー接点それぞれの状態が、その寿命に応じた表示形式によって表示されることを特徴とする。
このような照明監視制御装置において、前記寿命判定用の閾値が、前記リレー接点それぞれに対して1つの値であり、前記状態監視部は、接点開閉回数が寿命判定用の閾値を超えたとき、そのリレー接点が寿命末期であるものと判定するものとしてもよい。又、前記寿命判定用の閾値が、前記リレー接点それぞれに対して複数の値であり、前記状態監視部は、接点開閉回数を複数の寿命判定用の閾値と比較することで、そのリレー接点の寿命を段階的に判定するものとしてもよい。
上述のいずれかの照明監視制御装置において、ネットワークを通じて前記照明監視制御装置にアクセスする端末装置に対して、前記監視用情報をウェブページとして送信し、前記監視用情報によるウェブページを前記端末装置上に表示させるものとしてもよい。又、前記監視用情報を電子メールとして、ネットワークを通じて端末装置に送信し、前記監視用情報による電子メールを前記端末装置上に表示させるものとしてもよい。
本発明の照明監視制御システムは、照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と、前記照明装置の点灯/消灯を指定するための操作を受け付けるスイッチ端末装置と、上述のいずれかの照明監視制御装置と、を備え、前記照明監視制御装置が、前記制御端末装置及び前記スイッチ端末装置と通信を行うことで、前記照明装置の点灯状態の監視及び制御を行うことを特徴とする。
本発明によると、照明装置の点灯積算時間又はリレー接点の開閉回数を参照して、照明装置又はリレー接点の寿命を判定するため、リレー接点の開閉動作の切換が通知されたときに、寿命判定するための閾値と比較するだけで、簡単に寿命判定を行うことができる。よって、寿命を判定するときの主要な演算が、照明装置の点灯積算時間、又はリレー接点の開閉回数だけでよいことから、複数のアナログ値に基づく演算に比べて、その演算処理量を抑制できる。又、照明装置の点灯積算時間又はリレー接点の開閉回数を参照した寿命判定であるため、リレー接点の開閉動作の切換が通知されたときに演算するだけでよく、その演算回数や通信量をも低減できる。
は、本発明の各実施形態で共通となる照明監視制御システムの構成を示すブロック図である。 は、第1及び第2の実施形態における照明監視制御装置の構成を示すブロック図である。 は、各情報を記憶するテーブル内の構成を示す図であり、(a)が状態監視用テーブルの構成を示し、(b)が点灯時間テーブルの構成を示す。 は、状態監視用テーブルの更新動作を示すフローチャートである。 は、点灯時間テーブルの更新動作を示すフローチャートである。 は、監視用情報に基づくウェブページの構成を示す図であり、(a)が点灯状態監視用情報によるウェブページを示し、(b)が点灯時間監視用情報によるウェブページを示す。 は、地図状の表記を行うウェブページの例を示す図である。 は、ヘッダを有するウェブページの例を示す図である。 は、閾値設定用情報に基づくウェブページの構成を示す図である。 は、第2の実施形態における照明監視制御装置が備える、状態監視用テーブルの構成を示す図である。 は、第2の実施形態における照明監視制御装置が備える、点灯時間テーブルの構成を示す図である。 は、閾値設定用情報に基づくウェブページの構成を示す図である。 は、第3の実施形態における照明監視制御装置の構成を示すブロック図である。 は、各情報を記憶するテーブル内の構成を示す図であり、(a)が状態監視用テーブルの構成を示し、(b)が接点開閉回数テーブルの構成を示す。 は、接点開閉回数テーブルの更新動作を示すフローチャートである。 は、時分割多重伝送方式によるネットワークを利用した照明監視制御システムの構成を示すブロック図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1の実施形態となる照明監視制御システムについて、図面を参照して以下に説明する。図1は、本実施形態の照明監視制御システムの構成を示すブロック図である。図2は、図1に示す照明監視制御システムにおける照明監視制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示す照明監視制御システムは、信号線Lsによる通信を行ってシステム内の各端末を制御する照明監視制御装置1と、壁スイッチなどによる操作スイッチ3の操作を監視するスイッチ端末装置2と、照明装置5の点灯制御を行う制御端末装置4とを備え、信号線Lsによるローカルネットワークに構成される。更に、照明監視制御装置1は、インターネットなどによる上位ネットワークNTとも接続されて、上位ネットワークNTを介して端末装置6と通信可能なウェブサーバ機能を備えている。
このような照明監視制御システムにおいて、スイッチ端末装置2それぞれが具備する複数の操作スイッチ3それぞれに対して、固有のアドレスが割り付けられることで、照明監視制御システム内の操作スイッチ3が識別される。又、制御端末装置4それぞれが具備する複数のリレー接点(不図示)それぞれに対して、固有のアドレスが割り付けられることで、照明監視制御システム内のリレー接点(不図示)が識別される。この制御端末装置4のリレー接点それぞれは、その一端に電源が接続されるとともに、その他端に照明装置5が接続されるため、その開閉動作により、照明装置5の点灯制御を行う。そして、このリレー接点(不図示)へアドレスが割り付けられることで、照明監視制御システム内において、各リレー接点に接続される照明装置5それぞれを、リレー接点のアドレスにより識別できる。
そして、照明監視制御装置1は、図2に示すように、信号線Lsと接続されるローカルネットワーク用の通信部11と、上位ネットワークNTと接続される上位ネットワーク用の通信部12と、照明装置5の点灯制御を行うための制御信号を生成する照明制御部13と、スイッチ端末装置2及び制御端末装置3それぞれの動作状態を記憶して監視する状態監視部14と、時刻を計時するタイマ部15と、照明装置5それぞれの点灯時間を記憶する点灯時間記憶部16と、状態監視部14及び点灯時間記憶部16それぞれに記憶されている情報より端末装置6へ提供するウェブページ又は電子メールなどで構成される監視用情報を生成する監視用情報生成部17と、を備える。
このように構成される照明監視制御装置1は、照明制御部13において、操作スイッチ3それぞれに対する、その点灯/消灯の対象となる照明装置5を示す照明制御用テーブルが記憶される。この照明制御用テーブルは、操作スイッチ3それぞれのアドレスに対して、制御対象となるリレー接点(不図示)それぞれのアドレスを関連づけて記憶する。これにより、照明制御部13は、スイッチ端末装置2からの信号を通信部11で受信して、操作された操作スイッチ3のアドレスを認識したとき、照明制御用テーブルを参照することにより、制御対象となるリレー接点(不図示)のアドレスを認識する。よって、通信部11が、認識したリレー接点を備える制御端末装置4に対して、制御対象となるリレー接点を示すアドレスと共に開閉指令を示す信号を送信することで、操作された操作スイッチ3の制御対象となる照明装置5の点灯/消灯が実行される。
又、状態監視部14は、図3(a)に示すような、照明装置5それぞれの点灯状態を示す状態監視用テーブルT1を備える。この状態監視用テーブルT1は、照明装置5が接続されるリレー接点(不図示)それぞれのアドレスに対して、接続された照明装置5それぞれの点灯(ON)/消灯(OFF)と、照明装置5の設置位置と、点灯時間閾値とを記憶する。「点灯時間閾値」は、照明装置5の点灯している時間を積算した点灯積算時間に対する閾値であり、状態監視部14は、その点灯積算時間が点灯時間閾値を超えた照明装置5について、交換が必要な寿命末期であるものと判定する。又、照明装置5の設置位置は、図3(a)の例のように、「事務所A」、「会議室A」、「倉庫」などのように、設置される場所の名称が記憶されるものであってもよいし、建物の各階を示す地図画面(図7参照)上における座標位置が記憶されるものであってもよい。
そして、点灯時間記憶部16は、図3(b)に示すような、照明装置5それぞれの点灯積算時間を示す点灯時間テーブルT2を備える。この点灯時間テーブルT2は、照明装置5が接続されるリレー接点(不図示)それぞれのアドレスに対して、接続された照明装置5それぞれの、点灯状態、点灯積算時間、直近の点灯切換日時、及び閾値超えフラグを記憶する。尚、「直近の点灯切換日時」は、照明装置5が消灯から点灯に切り替わった直近の日時を示すものである。又、「閾値超えフラグ」は、点灯積算時間が点灯時間閾値を超えたか否かを示すフラグであり、閾値超えフラグが「1」の場合は、点灯積算時間が点灯時間閾値を超えたことを示し、閾値超えフラグが「0」の場合は、点灯積算時間が点灯時間閾値を超えていないことを示す。
(状態監視用テーブルの更新動作)
状態監視部14は、図4のフローチャートに示すように、通信部11が、照明装置5の点灯状態を切り換えた制御端末装置4より、切り換えた点灯状態を示す信号を受信したとき(STEP1)、制御端末装置4から通知された照明装置5の点灯状態を認識する(STEP2)。即ち、状態監視部14は、通信部12で受信した信号に含まれるアドレスによって、点灯状態が切り替わった照明装置5を特定するとともに、通知された点灯状態を認識する。そして、状態監視部14は、通信部11で受信した制御端末装置4からの信号により特定される照明装置5について、通知された点灯状態と、図3(a)に示す状態監視用テーブルT1に記憶されている点灯状態とを比較し(STEP3)、その点灯状態が切り替わったか否かを判定する(STEP4)。
このとき、点灯から消灯又は消灯から点灯のように、照明装置5の点灯状態が切り替わったときは(STEP4でYes)、STEP2で認識した点灯状態を、状態監視用テーブルT1におけるSTEP2で特定した照明装置5(この照明装置5が接続されるリレー接点のアドレス)に関連づけて書き込む(STEP5)。即ち、STEP2で特定された照明装置5が消灯から点灯に切り替わった場合、状態監視用テーブルT1は、その点灯状態が「OFF」で記憶されていた内容を、「ON」に変更して記憶する。一方、STEP2で特定された照明装置5が点灯から消灯に切り替わった場合、状態監視用テーブルT1は、その点灯状態が「ON」で記憶されていた内容を、「OFF」に変更して記憶する。この図4のフローチャートによる動作を実行することで、状態監視部14は、状態監視用テーブルT1に、常に、照明装置5それぞれの最新の点灯状態を記憶させる。尚、この状態監視用テーブルT1の記録の更新動作が行われたとき(STEP5)、又は、照明装置5の点灯状態が切り替わっていない場合(STEP4でNo)は、状態監視部14は、図4に示すフローチャートによる動作を終了する。
(点灯時間テーブルの更新動作)
又、状態監視部14は、図4のフローチャートに示す動作を行って、状態監視用テーブルT1に記憶した点灯状態を変更したとき、図5のフローチャートに示す動作を行って、点灯時間記憶部16における点灯時間テーブルT2の記憶内容を更新させる。状態監視部14は、状態監視用テーブルT1に記憶した点灯状態を変更させると(STEP101)、その点灯状態を変更させた照明装置5を特定するリレー接点(不図示)のアドレスを、その点灯状態と共に、状態監視用テーブルT1より読み出す(STEP102)。そして、状態監視部14は、点灯時間記憶部16にアクセスして、点灯時間テーブルT2における、STEP102で特定した照明装置5(接続されるリレー接点のアドレス)に対する記憶事項を読み出す(STEP103)。
状態監視部14は、STEP102で特定された照明装置5に対する点灯状態を点灯時間記憶部16の点灯時間テーブルT2から読み出すと、状態監視用テーブルT1で更新された点灯状態とを比較する(STEP104)。そして、状態監視部14は、STEP104の比較結果に基づいて、特定された照明装置5の点灯状態の変化が、「点灯から消灯への切り替わり(ON→OFF)」、「消灯から点灯への切り替わり(OFF→ON)」のいずれであるかを判定する(STEP105)。このとき、状態監視部14は、特定された照明装置5が消灯から点灯へ切り替わったことを確認すると(STEP105でOFF→ON)、タイマ部15で計時されている現在日時を読み込む(STEP106)。そして、状態監視部14は、点灯時間記憶部16の点灯時間テーブルT2に対して、読み込んだ現在日時を、STEP102で特定された照明装置5に対する直近の点灯切換日時として記憶させる(STEP107)。又、状態監視部14は、点灯時間記憶部16の点灯時間テーブルT2に対して、STEP102で特定された照明装置5の点灯状態を、点灯(ON)に切り換えて記憶させ(STEP108)、一連の動作を終了する。
一方、状態監視部14は、特定された照明装置5が点灯から消灯へ切り替わったことを確認すると(STEP105でON→OFF)、STEP106と同様、タイマ部15で計時されている現在日時を読み込む(STEP109)。そして、状態監視部14は、STEP103で読み出した記憶事項より、STEP102で特定されている照明装置5に対する直近の点灯切換日時を確認し、この直近の点灯切換日時とタイマ部15より読み出した現在日時との差分(=(現在日時)−(直近の点灯切換日時))を演算し、照明装置5の点灯時間を算出する(STEP110)。
更に、状態監視部14は、STEP103で読み出した記憶事項より、STEP102で特定されている照明装置5に対する点灯積算時間を確認し、この点灯積算時間にSTEP110で算出した照明装置5の点灯時間を加算し、現在の照明装置5の点灯積算時間(=(STEP103で読み出した点灯積算時間)+(STEP110で算出した点灯時間))を算出する(STEP111)。このとき、状態監視部14は、点灯時間記憶部16に記憶する点灯時間テーブルT2における、特定された照明装置5に対する点灯積算時間を、算出した点灯積算時間によって更新させる。その後、状態監視部14は、状態監視用テーブルT1から、STEP102で特定された照明装置5に対して設定された点灯時間閾値を読み出し、STEP111で算出した点灯積算時間と点灯時間閾値とを比較する(STEP112)。
そして、状態監視部14は、STEP112の比較結果に基づいて、特定された照明装置5の点灯積算時間が点灯時間閾値を超えたか否かを判定する(STEP113)。このとき、STEP111で算出した点灯積算時間が点灯時間閾値を超えている場合は(STEP113でYes)、状態監視部14は、点灯時間記憶部16の点灯時間テーブルT2において、特定された照明装置5に対する閾値超えフラグを「1」とする(STEP114)。尚、この閾値超えフラグは、照明装置5の交換が為されたとき、端末装置6を介した照明監視制御装置1への操作、又は、照明監視制御装置1への直接の操作によって、初期値となる「0」に初期設定される。
このように、閾値超えフラグの記憶内容の更新を行ったとき(STEP114)、又は、STEP111で算出した点灯積算時間が点灯時間閾値を超えていないとき(STEP113でNo)、状態監視部14は、点灯時間記憶部16の点灯時間テーブルT2において、STEP102で特定された照明装置5に対して、その点灯状態を消灯(OFF)として記憶させ(STEP115)、一連の動作を終了する。尚、STEP114による動作において、点灯時間テーブルT2に既に記憶されている閾値超えフラグが「0」である場合にのみ、点灯時間テーブルT2に記憶させる閾値超えフラグの値を「1」に更新するようにしてもよい。
(監視用情報の生成と送信)
状態監視部14が、状態監視用テーブルT1及び点灯時間テーブルT2それぞれの記憶内容を、照明装置5の点灯状態の変化に応じて更新しているとき、監視用情報生成部17は、状態監視用テーブルT1及び点灯時間テーブルT2それぞれを参照して、端末装置6へ提供する監視用情報を生成する。このとき、端末装置6が上位ネットワークNTを通じて照明監視制御装置1にアクセスする場合は、監視用情報生成部17が、CGIプログラムにより、端末装置6へ提供する監視用情報として、端末装置6へ送信するウェブページを生成する。そして、このウェブページによる監視用情報を、通信部12が上位ネットワークNTを介して端末装置6へ送信する。よって、端末装置6が照明監視制御装置1にアクセスして、監視用情報となるウェブページをダウンロードすると、このウェブページが端末装置6に表示されて、ローカルネットワークにおける照明装置5それぞれの状態が通知されるだけでなく、寿命末期となる照明装置5が通知される。
即ち、端末装置6が、照明監視制御装置1にアクセスして、監視用情報の送信を要求するとき、照明監視制御装置1は、この監視用情報の送信要求を行うための信号を、上位ネットワークNTに接続された通信部12で受信する。これにより、監視用情報生成部17は、通信部12を通じて端末装置6からの要求を確認するため、監視用情報となるウェブページを生成する。このとき、端末装置6によって、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれの点灯状態が求められたときは、監視用情報生成部17は、状態監視用テーブルT1に記憶している全ての照明装置5に対する点灯状態を読み出し、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれの点灯状態を示す、図6(a)のような点灯状態監視用情報を生成する。又、端末装置6によって、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれの点灯積算時間が求められたときは、監視用情報生成部17は、点灯時間テーブルT2に記憶している全ての照明装置5に対する点灯積算時間を読み出し、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれの点灯積算時間を示す、図6(b)のような点灯時間監視用情報を生成する
これらの点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報を生成するとき、監視用情報生成部17は、点灯時間テーブルT2から、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれに対して記憶した閾値超えフラグを読み出して、閾値超えフラグの値が「1」となる照明装置5を認識する。そして、監視用情報生成部17は、点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報それぞれに対して、閾値超えフラグの値が「1」となる照明装置5の表示方式を特別なものとするための情報を組み込む。
これにより、点灯状態監視用情報又は点灯時間監視用情報を受信した端末装置6は、点灯状態監視用情報又は点灯時間監視用情報によるウェブページを表示したとき、図6(a)及び図6(b)に示すように、点灯積算時間が点灯時間閾値を超えている照明装置5については、例えば、色の異なる文字で表示するなどのような、特別な表示とすることができる。この端末装置6に表示されるウェブページによって、その操作者は、照明装置6それぞれの点灯状態又は点灯積算時間を認識できるだけでなく、寿命末期となる照明装置5を確認できる。尚、ウェブページ上の特別な表示については、文字の色によるものだけでなく、例えば、特定の色の枠で囲うものや網掛けなどのように、その他の表示方式によるものであってもよい。
又、上述の点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報が生成されるとき、監視用情報生成部17は、状態監視用テーブルT1より、照明装置5の設置位置を確認し、それぞれの情報に追加することで、端末装置6で表示されるウェブページ上において、図6(a)及び図6(b)に示すように、各照明装置5の設置位置が表記される。このように、図6(a)及び図6(b)に示すウェブページでは、照明装置5それぞれの点灯状態や点灯時間が、その設置位置と共にテーブル状に表記される。尚、点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報は、図6(a)及び図6(b)に示すようなテーブル状の表記によるウェブページの代わりに、照明装置5それぞれの設置位置が視覚的に判断できるように、地図状の表記によるウェブページ(地図画面によるウェブページ)を構成するものとしてもよい。
即ち、点灯状態監視用情報となるウェブページが端末装置6に表示されるとき、図7に示すように、地図上における、照明装置5それぞれの設置位置に対応する座標位置に、照明装置5それぞれの点灯状態を示すアイコンA1〜A7が表示される。図7の例では、アイコンA1,A2,A4,A6が、点灯している照明装置5を示すとともに、アイコンA3,A5,A7が消灯している照明装置5を示す。そして、アイコンA1,A5は、例えば、ウェブページ上に置いて、点滅表示するなどすることによって、寿命末期と判定されている照明装置5が示される。このとき、アイコンA1〜A7それぞれは識別番号を有し、監視用情報生成部17は、アイコンA1〜A7それぞれの識別番号と照明装置5を特定するためのアドレス(接続されるリレー接点のアドレス)とを関連づけるアイコンテーブルを有する。よって、監視用情報生成部17は、このアイコンテーブルを参照することによって、点滅させるアイコンA1,A5を認識して、点滅させるアイコンA1,A5を示す情報を、点灯状態監視用情報に組み込むことができる。
尚、図7に示すような、地図状の表記によるウェブページを構成する点灯状態監視用情報は、図6(a)及び図6(b)に示すようなテーブル状の表記によるウェブページを構成する点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報と関連づけられるものとしてもよい。即ち、図6(a)又は図6(b)に示すようなウェブページが表示されているときに、例えば、端末装置6への操作により、寿命末期であることを示す表示がなされている照明装置5について指定されると、端末装置6において、図7に示すようなウェブページによる表示に切り替わるものとしてよい。又、点灯時間監視用情報が、地図状の表記によるウェブページを構成する場合は、図7のように、点灯状態を示すアイコンA1〜A7の代わりに、点灯時間を示すアイコンが表示され、寿命末期と判定されている照明装置5については、そのアイコンが点滅表示されるものとしてもよい。
更に、端末装置6において、上述の点灯状態監視用情報及び点灯時間監視用情報のそれぞれによるウェブページなどが表示されるときに、図8に示すように、いずれのウェブページにおいても共通となる共有ヘッダH1が表示される場合、この共有ヘッダH1において、寿命末期と判定されている照明装置5が存在することを示すアイコンA8が表示されるものとしてもよい。このアイコンA8は、端末装置6の操作者に注意を喚起させるために、図7のA1,A5と同様、点滅表示されるものとしてもよい。このように、共有ヘッダH1にアイコンA8が表示されることによって、例えば、設定画面を示すウェブページなどのように、寿命末期と判定される照明装置5の表記のないウェブページが表示された場合であっても、寿命末期と判定される照明装置5を、端末装置6の操作者に通知することができる。
又、監視用情報生成部17は、定期的に点灯時間記憶部16にアクセスし、点灯時間テーブルT2において、閾値超えフラグが「1」となっている照明装置5について記憶している場合に、端末装置6へ提供する監視用情報として、端末装置6へ送信するための電子メールを生成するものとしてもよい。そして、この監視用情報となる電子メールを、通信部12が、上位ネットワークNTを介して端末装置6に送信することで、端末装置6に対して、寿命末期となる照明装置5を通知する。即ち、照明監視制御装置1は、定期的に、ローカルネットワークにおける、寿命末期となる照明装置5の有無を確認し、寿命末期となる照明装置5が存在する場合は、電子メールを端末装置6に送信することで、寿命末期となる照明装置5を通知する。このとき、上述の監視用情報として生成される電子メールは、そのメール本文において、寿命末期と判定される照明装置5を特定するアドレスや設置位置が表記されるものとしてもよいし、寿命末期と判定される照明装置5が存在することが表記されるものとしてもよい。
(点灯時間閾値の設定)
端末装置6は、上位ネットワークNTを通じて照明監視制御装置1にアクセスして、状態監視部14内の状態監視用テーブルT1に記憶される点灯時間閾値を設定できる。このとき、照明監視制御装置1は、通信部12において、端末装置6からのアクセスを受け、点灯時間閾値の設定の要求を受けると、状態監視部14において、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれを特定するアドレスと、それぞれの点灯時間閾値とを、状態監視用テーブルT1より読み出す。そして、状態監視部14が、各照明装置5に対するアドレス及び点灯時間閾値をテーブル状に表記するためのウェブページを構成する、閾値設定用情報を生成し、通信部12が、この閾値設定用情報を端末装置6に送信する。
端末装置6は、閾値設定用情報を照明監視制御装置1から受信すると、この閾値設定用情報に基づく、図9に示すようなウェブページを表示して、操作者による点灯時間閾値の設定を受け付け可能な状態に遷移する。この閾値設定用情報によるウェブページでは、図9に示すように、照明監視制御装置1によって監視されるローカルネットワークにおける照明装置5それぞれを特定するアドレス(照明装置5が接続されるリレー接点(不図示)のアドレス)に対して、それぞれの照明装置5の設置位置と設定されている点灯時間閾値とが、テーブル状に表記される。
そして、端末装置6の操作者は、端末装置6における操作部(不図示)を操作することによって、図9に示すウェブページ上において、点灯時間閾値の変更を所望する照明装置5を指定する。更に、端末装置6の操作者は、端末装置6の操作部を操作して、図9に示すウェブページ上において、指定した照明装置5のアドレスに対応する点灯時間閾値の表示欄に対して、設定する点灯時間閾値の値を入力する。そして、図9に示すウェブページ上の「設定」と表記されたボタンBを指定する操作がなされることで、端末装置6は、各照明装置5それぞれに対して新たに設定された点灯時間閾値を示す設定閾値情報を生成して、照明監視制御装置1に送信する。
照明監視制御装置1は、端末装置6から送信される設定閾値情報を通信部12で受信すると、状態監視部14において、設定閾値情報が解析されて、点灯時間閾値が変更された照明装置5のアドレス(リレー接点のアドレス)が認識される。尚、設定閾値情報は、点灯時間閾値が変更された照明装置5についてのみ、そのアドレスと変更後の点灯時間閾値とを有するものとしてもよい。このとき、状態監視部14は、設定閾値情報に含まれるアドレスを確認するだけで、点灯時間閾値が新たに設定された照明装置5のアドレスを認識できる。又、設定閾値情報は、ローカルネットワークにおける、全ての照明装置5のアドレスと点灯時間閾値とを含むものであってもよい。このとき、状態監視部14は、設定閾値情報に含まれる各照明装置5の点灯時間閾値を、状態監視用テーブルT1に記憶されている、同一の照明装置5の点灯時間閾値と比較することで、点灯時間閾値が新たに設定された照明装置5のアドレスを認識できる。
このようにして、状態監視部14は、新たに点灯時間閾値が設定された照明装置5のアドレスを認識すると、その照明装置5に対して設定された点灯時間閾値を、設定閾値情報より認識する。そして、状態監視部14は、新たに点灯時間閾値が設定された照明装置5について、状態監視用テーブルT1に記憶させる点灯時間閾値を、設定閾値情報より認識した点灯時間閾値の値に更新して記憶させる。これにより、状態監視部14内の状態監視用テーブルT1に記憶される照明装置5それぞれの点灯時間閾値が、端末装置6で設定された点灯時間閾値によって更新される。
尚、本実施形態において、照明監視制御装置1が端末装置6に監視用情報を提供して、寿命末期と判定される照明装置5の通知がなされるものとしたが、照明監視制御装置1が表示部を備えて、この表示部に、寿命末期と判定される照明装置5を通知するための表示を行うものとしてもよい。このとき、照明監視制御装置1は、監視用情報生成部17で生成した監視用情報に基づいて、寿命末期と判定される照明装置5のみの表示を行うものとしてもよいし、照明装置5それぞれの点灯状態や点灯時間を表示するとともに、寿命末期と判定される照明装置5を特定するための表示を行うものとしてもよい。
又、本実施形態において、状態監視用テーブルT1に記憶された点灯時間閾値が、端末装置6によって設定されるものとしたが、照明監視制御装置1が表示部及び操作部を備えて、照明監視制御装置1への操作によって、状態監視用テーブルT1に記憶された点灯時間閾値が設定されるものとしてもよい。即ち、照明監視制御装置1の操作者が、状態監視用テーブルT1に記憶された点灯時間閾値の設定を要求したとき、照明監視制御装置1は、その表示部において、点灯時間閾値を設定するための表示を行う。そして、照明監視制御装置1の操作者は、照明監視制御装置1の操作部を操作して、設定対象となる照明装置5を指定するとともに、設定する点灯時間閾値の入力を行う。これにより、照明監視制御装置1は、その操作者によって入力された内容に基づいて、状態監視用テーブルT1に記憶された点灯時間閾値を更新する。
<第2の実施形態>
本発明の第2の実施形態となる照明監視制御システムについて、図面を参照して以下に説明する。本実施形態の照明監視制御システムの構成は、第1の実施形態の照明監視制御システムと同様、図1のブロック図に示す構成となる。又、本実施形態の照明監視制御装置の構成は、第1の実施形態の照明監視制御装置と同様、図2のブロック図に示す構成となる。
本実施形態の照明監視制御システムは、第1の照明監視制御システムと異なり、ローカルネットワークにおける照明装置5それぞれに対して複数段階となる点灯時間閾値が設定され、寿命となるまでの状態を段階的に通知できる構成となっている。即ち、本実施形態の照明監視制御システムでは、照明装置5それぞれについて、その点灯積算時間が各段階の点灯時間閾値を超える毎に、照明監視制御装置1が、その段階を示す寿命レベルによって、寿命に至るまでの状態を段階的に端末装置6に通知する。又、本実施形態の照明監視制御システムでは、照明監視制御装置1は、照明装置5毎に、その寿命レベルに応じた通知方法(ウェブページにおける通知、電子メールによる通知)が設定できる。よって、状態監視用テーブルT1及び点灯時間テーブルT2それぞれの構成と、段階的な寿命レベルに基づく監視用情報の生成及び送信と、点灯積算時間及び通知方法の設定とについて、以下で詳細に説明する。尚、本実施形態について、寿命レベルが、レベル1〜レベル3となる3段階によるものとして説明するが、3段階に限定するものでなく、2段階以上の複数段階であればよい。
(状態監視用テーブルの構成)
状態監視部14内の状態監視用テーブルT1は、図10に示すように、照明装置5それぞれが接続されるリレー接点(不図示)のアドレス(照明装置5それぞれを特定するためのアドレス)に対して、現在の点灯状態及び設置位置と共に、レベル1〜レベル3それぞれに対する点灯時間閾値及び通知方法を記憶する。即ち、図10に示す例では、アドレス00−1となるリレー接点(不図示)に接続された照明装置5については、その点灯積算時間が10000分を超えたときに、その寿命レベルがレベル1となったことをウェブページにおいて通知し、その点灯積算時間が20000分を超えたときに、その寿命レベルがレベル2となったことをウェブページにおいて通知し、その点灯積算時間が40000分を超えたときに、その寿命レベルがレベル3となったことをウェブページだけでなく電子メールによっても通知する。
尚、ウェブページによって、照明装置5それぞれの寿命レベルが通知される場合、そのウェブページ上において、その寿命レベルがレベル1〜レベル3のいずれかとなっている照明装置5について、後述するように、例えば、その寿命レベルに対して指定された色で表記するなどして、寿命レベルのことなる照明装置5が区別される。即ち、図6(a)又は図6(b)に示すようなテーブル状の表記によるウェブページ上において、例えば、その寿命レベルがレベル1となる照明装置5については、青色文字による表記とし、その寿命レベルがレベル2となる照明装置5については、黄色文字による表記とし、その寿命レベルがレベル3となる照明装置5については、赤色文字による表記とするなどによって、レベル1〜レベル3となる照明装置5を識別できるような表示がなされる。
(点灯時間テーブルの構成)
点灯時間記憶部16内の点灯時間テーブルT2は、図11に示すように、照明装置5それぞれを特定するためのアドレス(照明装置5が接続されるリレー接点のアドレス)に対して、点灯状態、点灯積算時間、及び直近の点灯切換日時と共に、レベル1〜レベル3による寿命レベルを記憶する。尚、図11の例で示す点灯時間テーブルT2において、点灯積算時間がレベル1となる点灯時間閾値を超えていない照明装置5については、その寿命レベルに、その寿命レベルがレベル1にも至っていないことを示す「0」が記憶される。又、図11において、寿命レベルの項目に記憶される数値「1」〜「3」それぞれが、寿命レベルがレベル1〜レベル3であることを示す。
このように構成される点灯時間テーブルT2は、第1の実施形態と同様、状態監視部14によって、その記憶内容が更新される。即ち、状態監視部14は、照明装置5の点灯状態の変更を認識すると、状態監視用テーブルT1の記憶内容を更新すると同時に、点灯時間テーブルT2の記憶内容を更新する。そして、状態監視部14は、点灯から消灯に切り替わった照明装置5を認識した場合に、その点灯積算時間を算出すると同時に、その照明装置5の各寿命レベルの点灯時間閾値それぞれと比較し、照明装置5の寿命レベルを判定する。
状態監視部14は、この判定により、消灯に切り替わった照明装置5の寿命レベルが高いレベルに遷移したことを確認すると、遷移した寿命レベルにおける通知方法を、状態監視テーブルT1より読み出す。このとき、遷移した寿命レベルに対して電子メールによる通知を行うことが記憶されている場合は、状態監視部14は、監視用情報生成部17に対して、電子メールによる監視用情報を生成して、端末装置6への通知を行うように要求する。一方、通知方法がウェブページによる通知のみの場合は、監視用情報生成部17に対して監視用情報の生成を要求する必要がない。そして、状態監視部14は、上述のような照明装置5の寿命レベルの判定を行うと、その寿命レベルが高いレベルに遷移した照明装置5について、点灯時間記憶部16内の点灯時間テーブルT2における寿命レベルを、新たに遷移した寿命レベルに更新する。
(監視用情報の生成及び送信)
本実施形態における照明監視制御装置1は、第1の実施形態と同様、状態監視用テーブルT1及び点灯時間テーブルT2それぞれを参照することによって、ウェブページ又は電子メールによる監視用情報を生成する。このとき、ウェブページによる監視用情報を生成する場合は、第1の実施形態と同様、端末装置6からの要求を通信部12が受信したときに、監視用情報生成部17が監視用情報を生成する。一方、電子メールによる監視用情報を生成する場合は、上述したように、状態監視部14が、寿命レベルが高いレベルに遷移したことを確認したときに、監視用情報生成部17が監視用情報を生成する。
ウェブページによる監視用情報を生成する場合、第1の実施形態と同様、図6(a)による点灯状態監視用情報、又は、図6(b)に示す点灯時間監視用情報のいずれかが、監視用情報生成部17において生成され、通信部12より端末装置6へ送信される。図6(a)又は図6(b)に示すような、テーブル状の表記によるウェブページを構成する監視用情報が生成されるとき、その寿命レベルに応じた表示形式で照明装置5の点灯状態や点灯時間が表記されるように、監視用情報には、照明装置5の寿命レベルに応じた表示形式が含まれる。よって、端末装置6では、この監視用情報によるウェブページを表示するとき、照明装置5それぞれの点灯状態又は点灯時間を、例えば、寿命レベル毎に設定された色文字で表記するなどのように、寿命レベルに応じた表示形式で表記する。
又、図7に示す地図状の表記によるウェブページが表示される場合においては、寿命レベルの高い照明装置5を示すアイコンの点滅について、寿命レベルの低いものと比べて、一定時間内の点滅回数が多くなるように表示されるものとしてもよいし、レベル1〜レベル3それぞれの照明装置5のアイコンについて、そのアイコンの色や形状を異なるものとして、その寿命レベルが識別できるものとしてもよい。このようにすることで、図7に示す地図状の表記によるウェブページが表示された場合であっても、寿命レベルの異なる照明装置5について区別して表示することができ、アイコンにより表記される各照明装置5の寿命レベルと認識させることができる。
更に、電子メールによる監視用情報を生成して、寿命レベルが遷移した照明装置5を通知する場合においては、そのメール本文に、寿命レベルが遷移した照明装置5を特定するためのアドレス(接続されるリレー接点のアドレス)、その設置位置、及び、遷移した寿命レベルそれぞれが表記される。そして、このような電子メールによる監視用情報を送信する場合、更に、この電子メールのメール本文に、寿命レベルが遷移した照明装置5に関する情報以外に、寿命レベルが所定のレベルを超えた照明装置5の情報についても表記されるものとしてもよい。
(点灯時間閾値及び通知方法の設定)
端末装置6は、上位ネットワークNTを通じて照明監視制御装置1にアクセスして、状態監視部14内の状態監視用テーブルT1に記憶される、寿命レベルそれぞれにおける点灯時間閾値及び通知方法を設定できる。即ち、照明監視制御装置1は、通信部12において、端末装置6からのアクセスを受け、点灯時間閾値及び通知方法の設定の要求を受けると、ローカルネットワーク内の照明装置5それぞれを特定するアドレスと、それぞれの各寿命レベルにおける点灯時間閾値及び通知方法とを、状態監視用テーブルT1より読み出す。そして、状態監視部14が、各照明装置5に対するアドレスに対して、各寿命レベルにおける点灯時間閾値及び通知方法をテーブル状に表記するためのウェブページを構成する、閾値設定用情報を生成し、通信部12が、この閾値設定用情報を端末装置6に送信する。
よって、本実施形態では、端末装置6は、上記のような閾値設定用情報を照明監視制御装置1から受信するため、図12に示すように、各照明装置5に対して、各寿命レベルにおける点灯時間閾値及び通知方法をテーブル状に表記するウェブページを表示する。そして、端末装置6の操作者は、端末装置6における操作部(不図示)を操作することによって、図12に示すウェブページ上において、設定変更を所望する照明装置5を指定し、設定変更する寿命レベルの点灯時間閾値や通知方法を入力する。その後、図12に示すウェブページ上のボタンBが指定されることで、新たに設定された点灯時間閾値又は通知方法が、端末装置6から照明監視制御装置1に通知される。そして、照明監視制御装置1は、状態監視部14において、状態監視用テーブルT1に記憶された内容を、端末装置6で設定された内容に更新する。これにより、状態監視用テーブルT1に記憶されている各寿命レベルに対する点灯時間閾値や通知方法が、端末装置6を通じて、照明装置5毎に最適な値や方法に設定される。
尚、本実施形態においても、第1の実施形態と同様、照明監視制御装置1が表示部を備えて、この表示部に、照明装置5の寿命レベルを通知するための表示を行うものとしてもよい。更に、本実施形態において、照明監視制御装置1が表示部及び操作部を備えて、照明監視制御装置1への操作によって、状態監視用テーブルT1に記憶された、寿命レベル毎の点灯時間閾値及び通知方法が設定されるものとしてもよい。
<第3の実施形態>
本発明の第3の実施形態となる照明監視制御システムについて、図面を参照して以下に説明する。図13は、本実施形態の照明監視制御装置の構成を示すブロック図である。尚、図13に示す照明監視制御装置の構成において、図2に示す照明監視制御装置と同一の目的で使用する部分については、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。又、本実施形態の照明監視制御システムの構成は、第1の実施形態の照明監視制御システムと同様、図1のブロック図に示す構成となる。
本実施形態の照明監視制御システムにおいて、照明監視制御装置1aは、図13に示すように、第1の実施形態における照明監視制御装置1(図2参照)における点灯時間記憶部16の代わりに、制御端末装置4におけるリレー接点(不図示)の開閉回数を記憶する接点開閉回数記憶部18を備えた構成となり、その他の構成については、図2に示す構成と同様の構成となる。このように構成される照明監視制御装置1aにおいて、状態監視部14が、図14(a)に示すような状態監視用テーブルT3を備えるとともに、接点開閉回数記憶部18が、図14(b)に示すような接点開閉回数テーブルT4を備える。尚、制御端末装置4のリレー接点が開くとき、そのリレー接点に接続される照明装置5がOFFとなる一方で、制御端末装置4のリレー接点が閉じるとき、そのリレー接点に接続される照明装置5がONとなる。
状態監視部14における状態監視用テーブルT3は、図14(a)に示すように、制御端末装置4におけるリレー接点(不図示)それぞれのアドレスに対して、それぞれに接続される照明装置5の点灯状態及び設置位置と、開閉回数閾値とを記憶する。「開閉回数閾値」は、リレー接点の開閉回数に対する閾値であり、状態監視部14は、その接点開閉回数が開閉回数閾値を超えたリレー接点(不図示)について、交換が必要な寿命末期であるものと判定する。このような状態監視用テーブルT3における、点灯状態の更新動作や閾値の設定動作については、第1の実施形態と同様となる。
又、接点開閉回数記憶部18における接点開閉回数テーブルT4は、図14(b)に示すように、リレー接点(不図示)それぞれのアドレスに対して、それぞれに接続される照明装置5の点灯状態と、リレー接点の接点開閉回数と、閾値超えフラグとを記憶する。「接点開閉回数」は、リレー接点が開いた状態(接続される照明装置5がOFFである状態)から閉じた状態(接続された照明装置5がONである状態)に遷移するときに、その回数が1回分計数される。このような接点開閉回数テーブルT4における、接点開閉回数の更新動作は、状態監視部14が図15のフローチャートに従った動作を動作することで、実行される。
(点灯時間テーブルの更新動作)
状態監視部14は、状態監視用テーブルT3に記憶した点灯状態を変更したとき、図15のフローチャートに示す動作を行って、接点開閉回数テーブルT4の記憶内容を更新させる。尚、図15のフローチャートの動作において、図5のフローチャートの動作と同一の動作ステップについては、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。まず、状態監視部14は、状態監視用テーブルT3の記憶内容を更新した後、更新した記憶内容を読み出すことで、状態が遷移したリレー接点(不図示)のアドレスを確認する(STEP101、STEP102)。そして、状態監視部14は、接点開閉回数記憶部18にアクセスして、接点開閉回数テーブルT4における、STEP102で特定したアドレスに対する記憶事項を読み出す(STEP201)。
状態監視部14は、状態監視用テーブルT3及び接点開閉回数テーブルT4それぞれにより記憶される、リレー接点に接続される照明装置5の点灯状態を比較し(STEP202)、リレー接点が開いた状態から閉じた状態に遷移したか否かを判定する(STEP203)。そして、STEP102で特定されたリレー接点が、開いた状態(OFF)から閉じた状態(ON)に遷移している場合(STEP203でYes)、STEP102で確認したアドレスに対して記憶している接点開閉回数を1回分計数して、新たな接点開閉回数とする(STEP204)。このとき、状態監視部14は、1回分計数して得た新たな接点開閉回数を、接点開閉回数記憶部18における接点開閉回数テーブルT4に記憶させ、その記憶内容を更新する。
その後、状態監視部14は、状態監視用テーブルT3から、STEP102で特定されたリレー接点に対して設定された開閉回数閾値を読み出し、STEP204で計数した接点開閉回数と開閉回数閾値とを比較する(STEP205)。状態監視部14は、この比較結果に基づいて、特定されたリレー接点の接点開閉回数が開閉回数閾値を超えたか否かを判定する(STEP206)。このとき、STEP204で計数した接点開閉回数が開閉回数閾値を超えている場合は(STEP206でYes)、状態監視部14は、接点開閉回数記憶部18の接点開閉回数テーブルT4において、特定されたリレー接点に対する閾値超えフラグを「1」とする(STEP207)。
そして、状態監視部14は、接点開閉回数テーブルT4に対して、STEP102で特定されたリレー接点に接続される照明装置5の点灯状態を、点灯(ON)に切り換えて記憶させ(STEP108)、一連の動作を終了する。又、STEP204で計数した接点開閉回数が開閉回数閾値を超えていない場合においても(STEP206でNo)、STEP108に移行して、接点開閉回数テーブルT4に記憶させる照明装置5の点灯状態を、点灯(ON)に切り換える。一方、STEP102で特定されたリレー接点が、閉じた状態(ON)から開いた状態(OFF)に遷移している場合(STEP203でNo)、状態監視部14は、接点開閉回数テーブルT4に対して、STEP102で特定されたリレー接点に接続される照明装置5の点灯状態を、消灯(OFF)に切り換えて記憶させ(STEP115)、一連の動作を終了する。
このようにして、接点開閉回数テーブルT4の記憶内容が更新されるため、監視用情報生成部17は、接点開閉回数テーブルT4を参照し、その値が「1」となる閾値超えフラグを検索することで、寿命末期となるリレー接点(付図示)のアドレスを特定できる。これにより、監視用情報生成部17は、制御端末4のリレー接点(不図示)又は照明装置5の状態を通知するための監視用情報を生成するとき、その監視用情報に対して、寿命末期となるリレー接点を特定するための情報を付加できる。よって、ウェブページによって構成される監視用情報を端末装置6が受信する場合、端末装置6は、その監視用情報によるウェブページを表示したとき、第1の実施形態と同様(図6(a)及び図6(b)参照)、寿命末期となるリレー接点を、他のリレー接点と区別するための特定の表示方式に基づいて表記し、その操作者に通知することができる。
尚、本実施形態において、第2の実施形態と同様、制御端末装置4のリレー接点それぞれに対して、状態監視用テーブルT3が、寿命レベル毎となる複数段階の開閉回数閾値を記憶するとともに、接点開閉回数テーブルT4が、その接点開閉回数に応じた寿命レベルを記憶するものとし、監視用情報によって、リレー接点の寿命レベルが通知されるものとしてもよい。このとき、ウェブページ又は電子メールのいずれによる通知方法を採用するかが、各寿命レベルに対して設定されて、状態監視用テーブルT3に記憶されるものとしてもよい。
又、本実施形態において、照明監視制御装置1aが、第1の実施形態における状態監視用テーブルT1を状態監視部14に備えるとともに、点灯時間テーブルT2を有する点灯時間記憶部16を備えた構成とすることによって、制御端末装置4のリレー接点の寿命だけでなく、照明装置5の寿命をも、監視用情報によって通知できる構成としてもよい。このとき、更に、第2の実施形態のように、監視用情報によって、制御端末装置4のリレー接点及び照明装置5それぞれの寿命について、その寿命レベルが通知されるような構成としてもよい。
上述の各実施形態の照明監視制御システムにおいて、ウェブサーバ機能を備えた照明監視制御装置1がローカルネットワークに接続された構成を説明したが、このローカルネットワークを、時分割多重伝送方式によるネットワークとしてもよい。このとき、照明制御監視装置1は、図16に示すように、ローカルネットワークにおけるスイッチ端末装置2及び制御端末装置4を監視制御する中央制御装置(CPU)101と、ローカルネットワークにおける信号線Lsを通じてCPU101からの信号を受信するローカル制御装置(LIU)102と、複数のLIU102と通信を行うネットワーク制御装置(NCU)103と、NCU103と通信を行うとともに上位ネットワークNTと接続されたウェブサーバ104とによって構成されるものとしてもよい。
図16のように構成されるとき、LIU102は、スイッチ端末装置2及び制御端末装置4と共に、2線式の信号線Lsを用いた双極性(±24V)の時分割多重信号をCPU101との間で送受信する多重伝送方式によって、CPU101と通信を行う一方で、NCU102と専用線Ltによる通信を行う。NCU102は、複数のLIU102と通信可能な構成とすることで、CPU101によって監視制御される、複数のローカルネットワークを管理できる。そして、このNCU102が、通信線Luによってウェブサーバ103と接続されることによって、上位ネットワークNTにおける端末装置6との通信がなされる。
このとき、通信部11及び照明制御部13のそれぞれが、CPU101に構成されることで、各ローカルネットワーク内において、CPU101によって、照明装置5の点灯状態が制御される。又、状態監視部14における照明装置5の点灯状態の監視機能が、CPU101又はLIU102に構成されることで、CPU101又はLIU102によって、同一のローカルネットワーク内における照明装置5の点灯状態が監視される。又、監視用情報生成部17が、NCU103又はウェブサーバ104に構成されることで、NCU103又はウェブサーバ104によって、接続される全てのローカルネットワークにおける照明装置5又はリレー接点の寿命を通知するための監視用情報が生成される。
1,1a 照明監視制御装置
2 スイッチ端末装置
3 操作スイッチ
4 制御端末装置
5 照明装置
6 端末装置
11 通信部(ローカルネットワーク用)
12 通信部(上位ネットワーク用)
13 照明制御部
14 状態監視部
15 タイマ部
16 点灯時間記憶部
17 監視用情報生成部
18 接点開閉回数記憶部
101 中央制御装置(CPU)
102 ネットワーク制御装置(NCU)
103 ローカル制御装置(LIU)
104 ウェブサーバ

Claims (11)

  1. 照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と通信を行って、複数の照明装置の点灯状態の監視及び制御を行う照明監視制御装置において、
    前記制御端末装置から送信される信号を受けて、前記複数の照明装置それぞれについて、その点灯状態を監視することにより、その点灯時間を積算した点灯積算時間を算出した後、当該点灯積算時間と記憶している寿命判定用の閾値と比較して、前記複数の照明装置それぞれの寿命を判定する状態監視部と、
    該状態監視部で判定された前記複数の照明装置それぞれの寿命を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数の照明装置それぞれの寿命を読み出して、前記複数の照明装置それぞれの状態を示す監視用情報を生成する監視用情報生成部と、
    を備え、
    前記監視用情報に基づく表示がなされるとき、前記複数の照明装置それぞれの状態が、その寿命に応じた表示形式によって表示されることを特徴とする照明監視制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記寿命判定用の閾値が、前記照明装置それぞれに対して1つの値であり、
    前記状態監視部は、点灯積算時間が寿命判定用の閾値を超えたとき、その照明装置が寿命末期であるものと判定することを特徴とする照明監視制御装置。
  3. 請求項1において、
    前記寿命判定用の閾値が、前記照明装置それぞれに対して複数の値であり、
    前記状態監視部は、点灯積算時間を複数の寿命判定用の閾値と比較することで、その照明装置の寿命を段階的に判定することを特徴とする照明監視制御装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    ネットワークを通じて前記照明監視制御装置にアクセスする端末装置に対して、前記監視用情報をウェブページとして送信し、前記監視用情報によるウェブページを前記端末装置上に表示させることを特徴とする照明監視制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項において、
    前記監視用情報を電子メールとして、ネットワークを通じて端末装置に送信し、前記監視用情報による電子メールを前記端末装置上に表示させることを特徴とする照明監視制御装置。
  6. 具備しているリレー接点の開閉により照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と通信を行って、複数の照明装置の点灯状態の監視及び制御を行う照明監視制御装置において、
    前記制御端末装置から送信される信号を受けて、前記複数のリレー接点それぞれについて、接続される照明装置の点灯状態を監視することにより、その接点開閉回数を計数した後、当該接点開閉回数と記憶している寿命判定用の閾値と比較して、前記複数のリレー接点それぞれの寿命を判定する状態監視部と、
    該状態監視部で判定された前記複数のリレー接点それぞれの寿命を記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記複数のリレー接点それぞれの寿命を読み出して、前記複数のリレー接点それぞれの状態を示す監視用情報を生成する監視用情報生成部と、
    を備え、
    前記監視用情報に基づく表示がなされるとき、前記複数のリレー接点それぞれの状態が、その寿命に応じた表示形式によって表示されることを特徴とする照明監視制御装置。
  7. 請求項6において、
    前記寿命判定用の閾値が、前記リレー接点それぞれに対して1つの値であり、
    前記状態監視部は、接点開閉回数が寿命判定用の閾値を超えたとき、そのリレー接点が寿命末期であるものと判定することを特徴とする照明監視制御装置。
  8. 請求項6において、
    前記寿命判定用の閾値が、前記リレー接点それぞれに対して複数の値であり、
    前記状態監視部は、接点開閉回数を複数の寿命判定用の閾値と比較することで、そのリレー接点の寿命を段階的に判定することを特徴とする照明監視制御装置。
  9. 請求項6乃至請求項8のいずれか一項において、
    ネットワークを通じて前記照明監視制御装置にアクセスする端末装置に対して、前記監視用情報をウェブページとして送信し、前記監視用情報によるウェブページを前記端末装置上に表示させることを特徴とする照明監視制御装置。
  10. 請求項6乃至請求項8のいずれか一項において、
    前記監視用情報を電子メールとして、ネットワークを通じて端末装置に送信し、前記監視用情報による電子メールを前記端末装置上に表示させることを特徴とする照明監視制御装置。
  11. 照明装置の点灯/消灯を制御する制御端末装置と、
    前記照明装置の点灯/消灯を指定するための操作を受け付けるスイッチ端末装置と、
    請求項1乃至請求項10のいずれか一項における照明監視制御装置と、
    を備え、
    前記照明監視制御装置が、前記制御端末装置及び前記スイッチ端末装置と通信を行うことで、前記照明装置の点灯状態の監視及び制御を行うことを特徴とする照明監視制御システム。
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