JP2010272360A - 燃料電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】表裏に凸部が設けられる金属セパレータの剛性を向上させることができ、前記金属セパレータの変形を確実に阻止することを可能にする。
【解決手段】燃料電池10は、カソード側金属セパレータ12、電解質膜・電極構造体14及びアノード側金属セパレータ16を設ける。カソード側金属セパレータ12は、酸化剤ガス流路30側に突出する第1凸部34と、冷却媒体流路32側に突出する第2凸部36とを備え、前記第1凸部34と前記第2凸部36との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39を介して連結される。アノード側金属セパレータ16は、燃料ガス流路40側に突出する第1凸部42と、冷却媒体流路32側に突出する第2凸部44とを備え、前記第1凸部42と前記第2凸部44との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48を介して連結される。
【選択図】図6

Description

本発明は、電解質の両面に電極が設けられた電解質・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの両面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体のいずれかの流体が流通される第1及び第2流体流路が形成される燃料電池に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池は、高分子イオン交換膜からなる電解質膜の両側に、それぞれアノード側電極及びカソード側電極を配設した電解質膜・電極構造体(MEA)を、一対のセパレータによって挟持した単位セルを備えている。この種の燃料電池は、通常、所定の数の単位セルを積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
上記の燃料電池では、一方のセパレータの面内に、アノード側電極に対向して燃料ガスを流すための燃料ガス流路が設けられるとともに、他方のセパレータの面内に、カソード側電極に対向して酸化剤ガスを流すための酸化剤ガス流路が設けられている。また、セパレータ間には、冷却媒体を流すための冷却媒体流路が、前記セパレータの面方向に沿って設けられている。
その際、セパレータとして金属セパレータが使用される場合、アノード側の金属セパレータの一方の面に燃料ガス流路用の凹部が設けられると、前記金属セパレータの他方の面には、前記凹部の裏面形状である凸部が形成される。さらに、カソード側の金属セパレータの一方の面に酸化剤ガス流路用の凹部が設けられると、前記金属セパレータの他方の面には、前記凹部の裏面形状である凸部が形成される。
例えば、特許文献1に開示されている燃料電池用セパレータは、図16に示すように、セパレータ板1とセパレータ枠2とから構成されている。セパレータ板1は、金属材料で構成されるとともに、エンボス加工乃至ディンプル加工を施してその表裏面に、数ミリ間隔で多数の突起3、4が形成されている。各突起3、4は、燃料電池スタックを構成したときに、突起の頂上が燃料電池単セル5に密接している。セパレータ板1と燃料電池単セル5との間には、突起3側に燃料ガス用流路6が形成される一方、突起4側に酸化剤ガス用流路7が形成されている。
特開平8−222237号公報
ところで、上記のセパレータ板1では、表裏の突起3と突起4との間に、平坦状の中間高さ部8が存在している。このため、セパレータ板1は、中間高さ部8における積層方向の荷重に対する剛性が低下してしまう。
特に、セパレータ板1を薄肉化して積層方向の短尺化を図る際には、前記セパレータ板1は、比較的小さな荷重によって変形し易くなる。これにより、ガス流路が閉塞乃至狭小化し、ガスの供給不足によって発電不良が惹起されるという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、表裏に凸部が設けられる金属セパレータの剛性を向上させることができ、前記金属セパレータの変形を確実に阻止することが可能な燃料電池を提供することを目的とする。
本発明は、電解質の両面に電極が設けられた電解質・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの両面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体のいずれかの流体が流通される第1及び第2流体流路が形成される燃料電池に関するものである。
金属セパレータは、第1流体流路側に突出する第1凸部と、第2流体流路側に突出する第2凸部と、中間高さの平坦部とを備え、互いに隣接する前記第1凸部と前記第2凸部との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部を介して連結されている。
また、第1凸部及び第2凸部は、それぞれエンボス形状部を構成することが好ましい。
さらに、第1凸部は、ライン形状部を構成する一方、第2凸部は、エンボス形状部を構成することが好ましい。
さらにまた、第1凸部及び第2凸部は、バッファ部に設けられることが好ましい。
本発明によれば、波板形状の金属セパレータの表裏に設けられ、互いに隣接する第1凸部と第2凸部との少なくとも一部同士が、滑らかな連続形状部を介して連結されている。このため、第1凸部と第2凸部との境界部位の剛性を良好に向上させることができる。
従って、金属セパレータは、積層方向の荷重が付与される際に変形することがなく、前記金属セパレータの板厚及び流路高さを薄くすることができ、燃料電池全体の小型化及び軽量化が容易に図られる。しかも、金属セパレータの変形による流路の潰れが惹起されることがなく、ガス供給不足による発電不良を可及的に阻止することが可能になる。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するカソード側金属セパレータの正面説明図である。 前記カソード側金属セパレータの要部斜視説明図である。 前記カソード側金属セパレータの、図3中、IV−IV線断面説明図である。 前記カソード側金属セパレータの、図3中、V−V線断面説明図である。 前記カソード側金属セパレータの、図3中、VI−VI線断面説明図である。 前記燃料電池を構成するアノード側金属セパレータの正面説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するカソード側金属セパレータの正面説明図である。 前記カソード側金属セパレータの、図9中、X−X線断面説明図である。 前記燃料電池を構成するアノード側金属セパレータの正面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の要部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するカソード側金属セパレータの正面説明図である。 前記カソード側金属セパレータの要部斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するアノード側金属セパレータの正面説明図である。 従来の燃料電池の説明図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池10は、カソード側金属セパレータ12、電解質膜・電極構造体(電解質・電極構造体)(MEA)14及びアノード側金属セパレータ16を設ける。
カソード側金属セパレータ12及びアノード側金属セパレータ16は、例えば、鋼板、ステンレス鋼板、アルミニウム板、めっき処理鋼板、あるいはその金属表面に防食用の表面処理を施した金属板により構成される。カソード側金属セパレータ12及びアノード側金属セパレータ16は、金属製薄板を波形状にプレス加工することにより、断面凹凸形状を有する。
電解質膜・電極構造体14は、例えば、パーフルオロスルホン酸の薄膜に水が含浸された固体高分子電解質膜18と、前記固体高分子電解質膜18を挟持するカソード側電極20及びアノード側電極22とを備える。
カソード側電極20及びアノード側電極22は、カーボンペーパ等からなるガス拡散層(図示せず)と、白金合金が表面に担持された多孔質カーボン粒子が前記ガス拡散層の表面に一様に塗布されて形成される電極触媒層(図示せず)とを有する。電極触媒層は、固体高分子電解質膜18の両面に形成される。
燃料電池10の長辺方向の(矢印B方向)一端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、燃料ガス、例えば、水素含有ガスを供給するための燃料ガス入口連通孔24a、冷却媒体を排出するための冷却媒体出口連通孔26b、及び酸化剤ガス、例えば、酸素含有ガスを排出するための酸化剤ガス出口連通孔28bが設けられる。
燃料電池10の長辺方向の(矢印B方向)他端縁部には、矢印A方向に互いに連通して、酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス入口連通孔28a、冷却媒体を供給するための冷却媒体入口連通孔26a、及び燃料ガスを排出するための燃料ガス出口連通孔24bが設けられる。
図1及び図2に示すように、カソード側金属セパレータ12の電解質膜・電極構造体14に向かう面12aには、酸化剤ガス入口連通孔28aと酸化剤ガス出口連通孔28bとに連通する酸化剤ガス流路(第1流体流路)30が形成される。カソード側金属セパレータ12の他の面12bには、酸化剤ガス流路30の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)32が形成される。
酸化剤ガス流路30は、図2及び図3に示すように、カソード側金属セパレータ12の面12aの酸化剤ガス流路30側に突出する第1凸部34と、面12bの冷却媒体流路32側に突出する第2凸部36とを備える。第1凸部34は、矢印C方向に複数設けられるとともに、矢印B方向に所定間隔ずつ離間して形成される。第2凸部36は、第1凸部34と千鳥の位置に且つ前記第1凸部34と矢印B方向に交互に複数設けられる。第1凸部34及び第2凸部36は、発電面全域にわたってエンボス形状部を構成しており、平坦状の中間高さ部(平坦部)38から互いに反対方向に突出形成される。
図2〜図4に示すように、各第1凸部34は、中間高さ部38を挟んで、電解質膜・電極構造体14側に突出する一方、図2、図3及び図5に示すように、各第2凸部36は、前記中間高さ部38を挟んで、前記電解質膜・電極構造体14と反対側に突出形成される。
図2、図3及び図6に示すように、互いに隣接する第1凸部34と第2凸部36とは、少なくとも一部同士が滑らかな連続形状部39を介して連結されている。すなわち、第1凸部34と第2凸部36との少なくとも一部は、中間高さ部38を有することなく連続形成されている。
図1及び図7に示すように、アノード側金属セパレータ16の電解質膜・電極構造体14に向かう面16aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bとに連通する燃料ガス流路(第1流体流路)40が形成される。アノード側金属セパレータ16の面16bには、燃料ガス流路40の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)32が形成される。
図4〜図7に示すように、アノード側金属セパレータ16は、燃料ガス流路40側に突出する第1凸部42と、冷却媒体流路32側に突出する第2凸部44とを備える。第1凸部42及び第2凸部44は、発電面全域にわたってエンボス形状部を構成しており、中間高さ部46から両面側に突出形成される。
第1凸部42と第2凸部44とは、矢印B方向及び矢印C方向に沿って千鳥状に配置されるとともに、前記第1凸部42と前記第2凸部44との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48を介して連結される。
カソード側金属セパレータ12の面12a、12bには、前記カソード側金属セパレータ12の外周端縁部を周回して第1シール部材50が一体成形される。アノード側金属セパレータ16の面16a、16bには、このアノード側金属セパレータ16の外周端縁部を周回して、第2シール部材52が一体成形される。
このように構成される燃料電池10の動作について、以下に説明する。
先ず、図1に示すように、酸化剤ガス入口連通孔28aに酸素含有ガス等の酸化剤ガスが供給されるとともに、燃料ガス入口連通孔24aに水素含有ガス等の燃料ガスが供給される。さらに、冷却媒体入口連通孔26aに純水やエチレングリコール、オイル等の冷却媒体が供給される。
このため、燃料電池10では、酸化剤ガスは、酸化剤ガス入口連通孔28aからカソード側金属セパレータ12の酸化剤ガス流路30に導入される。この酸化剤ガスは、酸化剤ガス流路30に沿って矢印B方向(水平方向)に移動し、電解質膜・電極構造体14のカソード側電極20に供給される。
一方、燃料ガスは、燃料ガス入口連通孔24aからアノード側金属セパレータ16の燃料ガス流路40に沿って水平方向(矢印B方向)に移動し、電解質膜・電極構造体14のアノード側電極22に供給される。
従って、電解質膜・電極構造体14では、カソード側電極20に供給される酸化剤ガスと、アノード側電極22に供給される燃料ガスとが、電極触媒層内で電気化学反応により消費されて、発電が行われる。
次いで、電解質膜・電極構造体14のカソード側電極20に供給されて消費された酸化剤ガスは、酸化剤ガス出口連通孔28bに沿って矢印A方向に排出される。同様に、電解質膜・電極構造体14のアノード側電極22に供給されて消費された燃料ガスは、燃料ガス出口連通孔24bに排出される。
一方、冷却媒体入口連通孔26aに供給された冷却媒体は、燃料電池10を構成するカソード側金属セパレータ12とアノード側金属セパレータ16との間に形成された冷却媒体流路32に導入された後、矢印B方向に流通する。この冷却媒体は、電解質膜・電極構造体14を冷却した後、冷却媒体出口連通孔26bに排出される。
この場合、第1の実施形態では、図2、図3及び図6に示すように、カソード側金属セパレータ12には、中間高さ部38から酸化剤ガス流路30側に突出する第1凸部(エンボス形状部)34と冷却媒体流路32側に突出する第2凸部(エンボス形状部)36とが設けられている。
そして、第1凸部34と第2凸部36との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39を介して連結されている。従って、第1凸部34と第2凸部36とが、それぞれ中間高さ部38を有して交互に形成される構成に比べ、前記第1凸部34と前記第2凸部36との境界部位の剛性を有効に向上させることができる。
中間高さ部38では、積層方向の荷重に対する剛性が小さく、第1凸部34と第2凸部36との少なくとも一部に、前記中間高さ部38を設けない、すなわち、滑らかな連続形状部39を設けることにより、剛性の向上が図られるからである。
一方、アノード側金属セパレータ16においても同様に、中間高さ部46から燃料ガス流路40側に突出する第1凸部42と、冷却媒体流路32側に突出する第2凸部44との少なくとも一部同士が、滑らかな連続形状部48を介して連結されている。
これにより、カソード側金属セパレータ12及びアノード側金属セパレータ16は、積層方向の荷重が付与される際に変形することがない。従って、カソード側金属セパレータ12及びアノード側金属セパレータ16の板厚及び流路高さを薄くすることができ、燃料電池10全体の小型化及び軽量化が容易に図られるという効果が得られる。
しかも、カソード側金属セパレータ12及びアノード側金属セパレータ16の変形による酸化剤ガス流路30及び燃料ガス流路40の潰れが惹起されることがなく、酸化剤ガス及び燃料ガスの供給不足による発電不良を可及的に阻止することが可能になる。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池60の要部分解斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る燃料電池10と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池60は、カソード側金属セパレータ62、電解質膜・電極構造体14及びアノード側金属セパレータ64を設ける。カソード側金属セパレータ62の電解質膜・電極構造体14に向かう一方の面12aには、酸化剤ガス入口連通孔28aと酸化剤ガス出口連通孔28bとを連通する酸化剤ガス流路(第1流体流路)66が形成される。カソード側金属セパレータ62の他方の面12bには、酸化剤ガス流路30の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)68が形成される。
図8及び図9に示すように、酸化剤ガス流路66は、発電面に沿って矢印B方向に延在し且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路部70と、前記直線状流路部70の入口及び出口近傍に設けられる入口バッファ部72a及び出口バッファ部72bとを有する。
入口バッファ部72a及び出口バッファ部72bは、中間高さ部38a、38bから酸化剤ガス流路66側に突出する第1凸部34a、34bと、前記中間高さ部38a、38bから冷却媒体流路68側に突出する第2凸部36a、36bとを有する。第1凸部34aと第2凸部36aとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39aを介して連結されるとともに、第1凸部34bと第2凸部36bとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39bを介して連結される。
図9及び図10に示すように、直線状流路部70は、電解質膜・電極構造体14側に突出する突起部74aと、この突起部74aとは逆方向に突出する突起部74bとを矢印C方向に向かって交互に設ける。
図11に示すように、アノード側金属セパレータ64の面16aには、燃料ガス入口連通孔24aと燃料ガス出口連通孔24bとを連通する燃料ガス流路(第1流体流路)76が形成される。アノード側金属セパレータ64の面16bには、燃料ガス流路76の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)68が形成される。
燃料ガス流路76は、発電面に沿って矢印B方向に延在し、且つ矢印C方向に配列される複数本の直線状流路部78と、前記直線状流路部78の入口及び出口近傍に設けられる入口バッファ部80a及び出口バッファ部80bとを有する。
入口バッファ部80aは、中間高さ部46aから燃料ガス流路76側に突出する第1凸部42aと、前記中間高さ部46aから冷却媒体流路68側に突出する第2凸部44aとを有する。第1凸部42aと第2凸部44aの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48aを介して連結される。
出口バッファ部80bは、中間高さ部46bから燃料ガス流路76側に突出する第1凸部42bと、前記中間高さ部46bから冷却媒体流路68側に突出する第2凸部44bとを有する。第1凸部42bと第2凸部44bとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48bを介して連結される。
直線状流路部78は、電解質膜・電極構造体14側に突出する突起部82aと、この突起部82aとは逆方向に突出する突起部82bとを矢印C方向に交互に設ける。
このように構成される第2の実施形態では、例えば、カソード側金属セパレータ62の入口バッファ部72aは、第1凸部34aと第2凸部36aとを両面側に突出形成するとともに、前記第1凸部34aと前記第2凸部36aとの少なくとも一部同士は、中間高さ部38aを設けることなく、滑らかな連続形状部39aを介して連結されている。これにより、第2の実施形態は、上記の第1の実施形態と同様の効果が得られる。
図12は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池90の要部分解斜視説明図である。なお、第1及び第2の実施形態に係る燃料電池10、60と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
燃料電池90は、カソード側金属セパレータ92、電解質膜・電極構造体14及びアノード側金属セパレータ96を設ける。図12及び図13に示すように、カソード側金属セパレータ92の面12aには、酸化剤ガス流路(第1流体流路)98が形成される。一方、面12bには、前記酸化剤ガス流路98の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)100が形成される。酸化剤ガス流路98は、直線状流路部70と入口バッファ部102a及び出口バッファ部102bとを有する。
入口バッファ部102aは、中間高さ部38aから酸化剤ガス流路98側に突出する第1凸部104aと、前記中間高さ部38aから冷却媒体流路100側に突出する第2凸部36aとを有する。第1凸部104aは、ライン形状部を有し、酸化剤ガス入口連通孔28aから直線状流路部70の全領域にわたって酸化剤ガスを案内するためのガイド凸部を構成する。第1凸部104aと第2凸部36aとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39aを介して連結される(図14参照)。
出口バッファ部102bは、同様に、中間高さ部38bから酸化剤ガス流路98側に突出する第1凸部(ライン形状部)104bと、前記中間高さ部38bから冷却媒体流路100側に突出する第2凸部36bとを有する。第1凸部104bと第2凸部36bとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部39bを介して連結される。
図15に示すように、アノード側金属セパレータ96の面16aには、燃料ガス流路(第1流体流路)106が形成されるとともに、面16bには、前記燃料ガス流路106の裏面形状である冷却媒体流路(第2流体流路)100が形成される。燃料ガス流路106は、直線状流路部78と入口バッファ部108a及び出口バッファ部108bとを有する。
入口バッファ部108aは、中間高さ部46aから燃料ガス流路106側に突出する第1凸部(ライン形状部)110aと、前記中間高さ部46aから冷却媒体流路100側に突出する第2凸部44aとを備える。第1凸部110aと第2凸部44aとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48aを介して連結される。
出口バッファ部108bは、中間高さ部46bから燃料ガス流路106側に突出する第1凸部(ライン形状部)110bと、前記中間高さ部46bから冷却媒体流路100側に突出する第2凸部44bとを備える。第1凸部110bと第2凸部44bとの少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部48bを介して連結される。
このように構成される第3の実施形態では、上記の第1及び第2の実施形態と同様の効果が得られる。
10、60、90…燃料電池
12、62、92…カソード側金属セパレータ
14…電解質膜・電極構造体
16、64、96…アノード側金属セパレータ
18…固体高分子電解質膜 20…カソード側電極
22…アノード側電極 30、66、98…酸化剤ガス流路
32、68、100…冷却媒体流路
34、34a、34b、36、36a、36b、42、42a、42b、44、44a、44b、104a、104b、110a、110b…凸部
38、38a、38b、46、46a、46b…中間高さ部
39、39a、39b、48、48a、48b…連続形状部
40、76、106…燃料ガス流路 70、78…直線状流路部
72a、80a、102a、108a…入口バッファ部
72b、80b、102b、108b…出口バッファ部

Claims (4)

  1. 電解質の両面に電極が設けられた電解質・電極構造体と波板形状の金属セパレータとが積層されるとともに、前記金属セパレータの両面には、燃料ガス、酸化剤ガス又は冷却媒体のいずれかの流体が流通される第1及び第2流体流路が形成される燃料電池であって、
    前記金属セパレータは、前記第1流体流路側に突出する第1凸部と、
    前記第2流体流路側に突出する第2凸部と、
    中間高さの平坦部と、
    を備え、
    互いに隣接する前記第1凸部と前記第2凸部との少なくとも一部同士は、滑らかな連続形状部を介して連結されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記第1凸部及び前記第2凸部は、それぞれエンボス形状部を構成することを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項1記載の燃料電池において、前記第1凸部は、ライン形状部を構成する一方、
    前記第2凸部は、エンボス形状部を構成することを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記第1凸部及び前記第2凸部は、バッファ部に設けられることを特徴とする燃料電池。
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