JP2010271094A - ガスリーク検査装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来技術では配管または容器のリーク部位の検出における容易性の点については配慮されておらず、リーク部位の検出には多くの時間を費やすという問題があった。
【解決手段】配管または容器にガスを供給し、ガスのリークを測定するガスリーク検査装置において、ガスリーク検査装置は配管または容器にガスを供給するガス供給装置とガスの温度を制御する温度制御装置と配管または容器の熱分布を画像として表示する熱画像表示手段を有しており、熱画像表示により、配管または容器のリーク部位を特定する。
【選択図】 図1
【解決手段】配管または容器にガスを供給し、ガスのリークを測定するガスリーク検査装置において、ガスリーク検査装置は配管または容器にガスを供給するガス供給装置とガスの温度を制御する温度制御装置と配管または容器の熱分布を画像として表示する熱画像表示手段を有しており、熱画像表示により、配管または容器のリーク部位を特定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、検査装置に係り、特にガスリーク検査装置に関する。
一般にガスリーク検査方法には、ヘリウムガスを使用したヘリウムリークディテクタを用いて検査を行っている。この方法には、検査部品内を真空引きし、ヘリウムを外部から吹付け、ヘリウムの漏れ量を検出する真空リーク検査方法と、検査部品内にヘリウムを充填させ、外部に漏れるヘリウムの漏れ量を検出する加圧式リーク検査方法がある。
上記加圧式リーク検査方法においては、リーク特定部位を検出する事例として特許文献1記載のスニファー法がある。この方法は、加圧式ヘリウムリーク検査方法において、吸込みガン(スニファーガン)を検査部位に押し当て、大気中に洩れたヘリウムを吸込み、リーク検査をするものである。
また、溶接部品におけるリーク特定部位検査においては、特許文献2記載の管板の管端溶接部洩れ検査方法がある。この方法は、洩れ箇所を部分的に限定し、被検査体両側の被検査部位を高真空状態とするため、対向して押し当てるように設置した真空パットと、その位置で垂直に上下運動するパイプに設けた小径穴から、管端溶接部の裏側にヘリウムガスを吹付けることにより、溶接欠陥からのヘリウム洩れを発見するものである。
前記従来技術は、リーク部位の検出における容易性の点については配慮されておらず、リーク部位の検出には多くの時間を費やすという問題があった。
本発明は、温度制御したガスを配管または容器に充填することにより、配管または容器の熱分布を画像として表示することができ、この熱画像表示により、配管または容器のリーク部位を容易に特定できるガスリーク検査装置を提供するものである。
本発明のガスリーク検査装置は配管または容器にガスを供給し、ガスのリークを測定するガスリーク検査装置において、ガスリーク検査装置は配管または容器にガスを供給するガス供給装置とガスの温度を制御する温度制御装置と配管または容器の熱分布を画像として表示する熱画像表示手段を有しおり、熱画像表示により、配管または容器のリーク部位を特定する。
本発明は、上記装置構成のため、熱画像表示により、前記配管または容器のリーク部位を容易に特定することが可能となる。
以下、図面を用いて本発明のガスリーク検査装置の実施形態を説明する。
本発明の実施例を図1,図2,図3により説明する。図1は、本発明のガスリーク検査装置の全体構成の概略を示したものである。図2は、図1の検査部品3(配管または容器)の詳細図である。図3は熱分布を画像として表示したものである。以下、前記配管または容器を検査部品3と表記する。検査部品3は本実施例では溶接部を有する配管のことであるが、これに限らず、密閉可能な真空容器であっても良い。また、溶接部品10で説明するが、検査部品形状はこの場合に限らない。
検査部品3に配管を配して検査部品3内を排気する真空ポンプ1と検査部品3内にガスを充填するガス供給装置5とガスの温度を制御するガス温度制御装置7を接続する。尚、前記ガスは本実施例ではヘリウムガスを使用した。両者の間には真空ポンプ1とガス供給装置5とガス温度制御装置7の経路を切り替えるバルブ2,6を接続し、検査部品3とバルブ2,6の間に検査部品3内部の圧力を検出する圧力計4を接続する。
検査部品3は図2において接続配管とフレキシブルホース11を介して溶接部品10に接続した溶接部12のことである。図示を省略しているが、溶接部品10の開口部及び各継手部は、リークが発生しないよう閉栓及びシールを行う。フレキシブルホース11は、検出部品の形状による接続範囲を広げるために接続する。また、フレキシブルホース11と溶接部品10が異形の場合は、レジューサ等を使用する。
検出部品3の熱分布を検出する熱分布検出器8を設置し、熱分布を画像として表示する熱画像表示器9に接続する。熱分布検出器8は、固定せず移動可能である。
上記のように構成したガスリーク検査装置(図1)において、まず、真空ポンプ1によって検出部品3内を減圧・排気する(バルブ6閉,バルブ2開)。次に、ガス供給装置5とガス温度制御装置7によって検査部品3内部に検査部品3より高温に制御されたヘリウムを充填・加圧する(バルブ2閉,バルブ6開)。また、ガス温度は本実施例では検査部品3より高温にガス温度制御装置7で制御したが、検査部品3の材質等により、検査部品3より低温に制御することもある。
高温に制御されたヘリウムを検査部品3に充填した後、検査部品3の熱分布を熱分布検出器8で検出し、その熱分布を画像として表示した熱画像表示器9で熱画像を観察する。検査部品3にリークが発生すれば、図3に示すように溶接部品10のリーク部位の無い熱分布と異なった熱分布(リーク部位13)が発生することにより、リーク部位を容易に見つけることができる。また、リーク量もバルブ2,6を閉めると、圧力計4で測定した圧力変動により算出できる。
1 真空ポンプ
2,6 バルブ
3 検査部品
4 圧力計
5 ガス供給装置
7 ガス温度制御装置
8 熱分布検出器
9 熱画像表示器
10 溶接部品
11 フレキシブルホース
12 溶接部
13 リーク部位
2,6 バルブ
3 検査部品
4 圧力計
5 ガス供給装置
7 ガス温度制御装置
8 熱分布検出器
9 熱画像表示器
10 溶接部品
11 フレキシブルホース
12 溶接部
13 リーク部位
Claims (3)
- 配管または容器にガスを供給し、前記ガスのリークを測定するガスリーク検査装置において、前記ガスリーク検査装置は前記配管または容器に前記ガスを供給するガス供給装置と前記ガスの温度を制御する温度制御装置と前記配管または容器の熱分布を画像として表示する熱画像表示手段を有しおり、前記熱画像表示により、前記配管または容器のリーク部位を特定することを特徴とするガスリーク検査装置。
- 請求項1のガスリーク検査装置において、前記ガスとしてヘリウムまたは窒素ガスを用いることを特徴とするガスリーク検査装置。
- 請求項1のガスリーク検査装置において、前記温度制御装置は前記ガス温度を前記配管または容器の温度と異なるように制御することを特徴とするガスリーク検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009121528A JP2010271094A (ja) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | ガスリーク検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009121528A JP2010271094A (ja) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | ガスリーク検査装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010271094A true JP2010271094A (ja) | 2010-12-02 |
Family
ID=43419248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009121528A Pending JP2010271094A (ja) | 2009-05-20 | 2009-05-20 | ガスリーク検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010271094A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102507109A (zh) * | 2011-11-02 | 2012-06-20 | 天津鹏翎胶管股份有限公司 | 单向阀胶管正压开启及负压泄漏检测装置及操作方法 |
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KR101454399B1 (ko) * | 2013-06-27 | 2014-10-23 | 삼성중공업 주식회사 | 플랜지의 누설검사장치 및 누설검사방법 |
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WO2020021785A1 (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | コニカミノルタ株式会社 | ガス検出装置、ガス検出方法、表示制御方法、およびプログラム |
-
2009
- 2009-05-20 JP JP2009121528A patent/JP2010271094A/ja active Pending
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