JP2010270790A - 筐体のシール構造およびシール方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本体部13と蓋部11とからなる筐体10について、本体部13の開口部を蓋部11で覆ってシールする筐体のシール構造において、少なくとも本体部13および蓋部11のうち一方または双方のシール面11c,13cに付着させる樹脂膜12を有し、樹脂膜12を付着させた後、本体部13の開口部を蓋部11で覆ってシールする構成とする。この構成によれば、樹脂膜12の付着は目的部位(シール面11c,13cのうち一方または双方を少なくとも含む)にのみ行えばよく、ガスケットをカットする際に生じる不要部分が無くなるので、コストを低く抑えることができる。また、上記目的部位にのみ樹脂膜12を付着させればよいので、樹脂膜12の剥がれ等がなく、シール機能を確実に維持できる。
【選択図】図1
Description
実施の形態1は、シール面の一方にのみ樹脂膜を付着させる例であって、図1,図2,図3を参照しながら説明する。図1には、シール構造を模式的に部分断面図で示す。図2には、蓋部のシール面に塗装により樹脂膜を付着する例を側面図で示す。図3には、本体部(開口部)を蓋部で覆ってシールする例を部分断面図で示す。
実施の形態2は、実施の形態1と同様にシール面の一方にのみ樹脂膜を付着させる例であって、図4,図5を参照しながら説明する。図4には、蓋部の内部側に樹脂膜を付着する例を部分断面図で示す。図5には、本体部(開口部)を蓋部で覆ってシールする例を部分断面図で示す。なお図示および説明を簡単にするために、実施の形態2では実施の形態1と異なる点について説明する。よって、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態3は、実施の形態1と同様にシール面の一方にのみ樹脂膜を付着させる例であって、図6を参照しながら説明する。図6には、本体部内側に壁部を形成する例を部分断面図で示す。なお図示および説明を簡単にするために、実施の形態3では実施の形態1と異なる点について説明する。よって、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
実施の形態4は、実施の形態1と同様にシール面の一方にのみ樹脂膜を付着させる例であって、図7を参照しながら説明する。図7には、本体部内側と蓋部外側とに壁部を形成する例を部分断面図で示す。なお図示および説明を簡単にするために、実施の形態4では実施の形態1と異なる点について説明する。よって、実施の形態1で用いた要素と同一の要素には同一の符号を付して説明を省略する。
以上では本発明を実施するための形態について実施の形態1〜4に従って説明したが、本発明は当該形態に何ら限定されるものではない。言い換えれば、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施することもできる。例えば、次に示す各形態を実現してもよい。
11 蓋部
11a,13a 周縁部位
11b,13b 雌ネジ孔(締結手段)
11c,13c シール面
11d 内面
11e,13d 壁部
11f 外面
12(12a,12b) 樹脂膜
13 本体部
14 雄ネジ(締結手段)
Claims (7)
- 本体部と蓋部とからなる筐体について、前記本体部の開口部を前記蓋部で覆ってシールする筐体のシール構造において、
前記本体部および前記蓋部のうち一方または双方のシール面に付着させる樹脂膜を有し、
前記樹脂膜を付着させた後、前記本体部の開口部を前記蓋部で覆ってシールすることを特徴とする筐体のシール構造。 - 前記樹脂膜は、シール面以外の部位であって、前記本体部および前記蓋部のうち一方または双方にさらに付着させることを特徴とする請求項1に記載の筐体のシール構造。
- 前記樹脂膜は、弾性物質であることを特徴とする請求項1または2に記載の筐体のシール構造。
- 前記樹脂膜は、液状樹脂の塗装およびゲル状樹脂の塗布のうち一方また双方により、前記シール面に付着させることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の筐体のシール構造。
- 前記本体部および前記蓋部のうち一方または双方は、鉄,アルミニウムおよびマグネシウムのうちいずれかの原材料を用いて形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の筐体のシール構造。
- 前記本体部および前記蓋部のうち一方または双方であって、前記樹脂膜の側面に対向する壁部を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の筐体のシール構造。
- 本体部と蓋部とからなる筐体について、前記本体部の開口部を前記蓋部で覆ってシールする筐体のシール方法において、
少なくとも前記本体部および前記蓋部のうち一方または双方のシール面に樹脂膜を付着させる膜付着工程と、
前記膜付着工程の後、前記本体部の開口部を前記蓋部で覆ってシールするシール工程と、
を有することを特徴とする筐体のシール方法。
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JP2009121161A JP2010270790A (ja) | 2009-05-19 | 2009-05-19 | 筐体のシール構造およびシール方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7385215B2 (ja) | 2020-02-13 | 2023-11-22 | 日本製鉄株式会社 | 複合体、ガスケット、複合体の製造方法および塗装金属板 |
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-
2009
- 2009-05-19 JP JP2009121161A patent/JP2010270790A/ja active Pending
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120823 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20120823 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121011 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20121113 |