JPH05180345A - シール方法 - Google Patents

シール方法

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JPH05180345A
JPH05180345A JP35827191A JP35827191A JPH05180345A JP H05180345 A JPH05180345 A JP H05180345A JP 35827191 A JP35827191 A JP 35827191A JP 35827191 A JP35827191 A JP 35827191A JP H05180345 A JPH05180345 A JP H05180345A
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JP
Japan
Prior art keywords
sealing
elastic
gasket
liquid gasket
oil pan
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Pending
Application number
JP35827191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Takeoka
徹 武岡
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ThreeBond Co Ltd
Original Assignee
ThreeBond Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05180345A publication Critical patent/JPH05180345A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01MLUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/0004Oilsumps
    • F01M2011/0062Gaskets

Landscapes

  • Gasket Seals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】互いに対応するシール面2、14間に液状ガスケ
ット10を介在させて前記シール面間をシールするに際
し、前記シール面の長手方向に沿ってシール面より突出
した帯状の弾性シール材11を予め形成し、次いで前記弾
性シール材に沿って液状ガスケット10を延在させる。 【効果】液状ガスケット10が硬化して本来のシール性を
発揮するまでの間のシール性を、シール面に予め成形し
た弾性シール材11で補うことができ、このため、対応す
るシール面の形状、加工精度等を考慮する必要なく、更
に自動ライン上で弾性シール材層と液状ガスケット層を
塗布形成できるので、作業効率が極めてよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、互いに対応するシー
ル面間に液状ガスケットを介在させて、前記シール面間
をシールする方法に関し、特にエンジンブロックとオイ
ルパン等のフランジ面のシール方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシール方法としては、互いに対応
するシール面間に成形ガスケットを介在させ、このガス
ケットをシール面間に圧縮させてシールする方法、液状
ガスケットをシール面間に介在させ、これを硬化させて
シールする方法等が行なわれていた。
【0003】このうち、成形ガスケットを用いたシール
方法は、シール面に比較的高い面粗度が必要であり、ま
た成形ガスケットを他部位へ転用することができず、そ
のため個々のシール部位に対し専用の成形ガスケットを
準備しなければならない等の難点がある。
【0004】また、成形ガスケットを一つ一つのシール
面に載置するため作業性に問題があった。
【0005】これに対し、液状ガスケットを用いたシー
ル方法は、シール面の面精度をさほど高くする必要がな
く、また個々のシール部位に対し専用ガスケットを準備
する必要がないなど経済的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、液状ガスケッ
トを用いたシール方法は、液状ガスケットが硬化しない
とシール性が生じないという欠点がある。
【0007】また、オイルパン1のシール面に液状ガス
ケットを塗布してシリンダーブロック13にボルト15を用
いて固定する場合、組み付けボルト15により締め付ける
と液状ガスケットの状態は図9に示すようになるが、ボ
ルト15によるシール面の締め付け力の大きさやバラツキ
により液状ガスケット層に極めて薄い部分が生じたり、
切れが起こったり、或はシール面からのはみ出しがある
などの問題点がある。
【0008】この点を解決するために、成形ガスケット
と液状ガスケットを組み合わせた方法が提案されている
が、この方法も基本的には成形ガスケットの作業性の悪
さという問題点を解決するには至っていない。
【0009】また、近年では液状ガスケットのシール面
からのはみ出しの防止、均一なシール層の確保を目的と
してシール面の一部に設けられた溝に液状ガスケットを
充填する方法が提案されているが(実開昭61-186756
号) 、これにしても液状ガスケットが未硬化である時の
シール性を確保されるものでない。
【0010】一方、液状ガスケットが未硬化時のシール
性を確保する方法として、シール面に凸状部とこれに対
応する凹状の溝部を形成する方法が提案されているが(
特公昭55-35576号) 、特にこの方法では未硬化時のシー
ル性を向上させる目的で形成される凸状部は、比較的高
い面精度が要求されるという問題点がある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、この発明では互いに対応するシール面間に液状ガス
ケットを介在させて前記シール面間をシールするシール
方法において、前記シール面のどちらか一方又は両方の
該シール面の一部に、シール面の長手方向に沿ってシー
ル面より突出した1又は2以上の帯状の弾性シール材を
予め形成し、次いで前記弾性シール材に隣接して若しく
は前記弾性シール材を挟持して、液状ガスケットを延在
させたシール方法を提案するものである。
【0012】この発明に使用できる弾性シール材として
は、比較的短時間で硬化する例えば、紫外線硬化性2液
混合型の樹脂又はプライマー硬化型の樹脂等が挙げられ
る。
【0013】具体的には、紫外線硬化性のアクリル樹脂
であるならばポリブタジエン変性、ウレタン変性された
高分子のオリゴマー、プレポリマー等のように硬化後弾
性体となるようなものがよい。
【0014】また、2液混合型の樹脂としては、可塑剤
等の添加により可とう性をを付与した2液混合型のエポ
キシ樹脂、2液混合型のウレタン樹脂又はシリコーン樹
脂等のように硬化後弾性体となるようなものがよい。
【0015】なお、紫外線による厚膜硬化が難しい形状
の場合には、前記紫外線硬化性樹脂中に嫌気硬化性の触
媒を添加することにより嫌気硬化特性を付与するように
してもよい。
【0016】一方、この発明に使用する液状ガスケット
は、従来より使用されている溶剤揮散型のシール材、湿
気硬化型のシール材等を挙げることができ、具体的には
シリコーンシール材、ウレタンシール材、クロロスルホ
ン化ポリエチレン等のシール材を挙げることができる。
【0017】
【作用】この発明によれば、紫外線の照射等により弾性
シール材は比較的短時間に硬化するため、液状ガスケッ
トが硬化して本来のシール性を発揮する迄の間のシール
性を、シール面に予め成形した弾性シール材によって補
うことができる。
【0018】
【実施例】以下、この発明をオイルパンとシリンダーブ
ロックのシール面を接合する実施例に基づいて詳細に説
明する。
【0019】図1は、オイルパン1とシリンダーブロッ
ク13のシール面を接合してボルト15により固定した状態
を示すオイルパンの全体図、図2はオイルパン1のシー
ル面2に液状の弾性シール材並びに液状のガスケットを
塗布した後、硬化させる方法を示す図、図3はこのシー
ル面にシリンダーブロックを組み付けた状態を示すもの
である。
【0020】即ち、この実施例では液状の弾性シール材
11a (スリーボンド社製紫外線硬化性樹脂、商品名:ス
リーボンド3016) は、オイルパン1のシール面2に対し
て自動塗布装置8のノズル9より塗布する(図2A)。
次いで前記塗布された液状弾性シール材11a に沿って紫
外線照射装置6が移動し、紫外線ランプ7より発せられ
た紫外線により液状弾性シール材が硬化し、弾性シール
材11を形成する(図2B)。
【0021】次に、自動塗布装置4によりノズル5を介
して液状ガスケット10(スリーボンド社製一液型シリコ
ーン系シール材、商品名:スリーボンド1207C )を、前
記弾性シール材11に近接するようにオイルパン1のシー
ル面2に塗布する(図2C)。
【0022】更に、シリンダーブロック13のシール面14
を、前記弾性シール材11及び液状ガスケット10の塗布さ
れたオイルパン1のシール面2に接合してボルト15で締
め付ける。
【0023】前記弾性シール材11及び液状ガスケット10
は、ボルト15を締め付けることにより対応するシール面
間2、14に圧着しながら延び、シリンダーブロック13と
オイルパン1との間を完全にシールする。
【0024】なお、この弾性シール材11a の塗布開始か
ら紫外線照射による弾性シール11の形成までに要した時
間は僅かであり、十分にエンジンの組立てラインに対応
が可能であった。
【0025】このようにして、組立てられたエンジンを
液状ガスケットを塗布してから1時間に動かしたとこ
ろ、潤滑油(10W-40)の外部への漏れ、にじみは発生せ
ず、シリンダーブロック13とオイルパン1とのシールが
完全に行なわれていることを確認できた。
【0026】弾性シール材と液状ガスケットはオイルパ
ン形状やシール面の広さ等によって種々な塗布方法が考
えられ、図4乃至図6は塗布態様の一例を示すものであ
る。
【0027】図4はオイルパン1のシール面2の内側に
弾性シール材11を、外側に液状ガスケット10を塗布する
場合、図5はオイルパン1のシール面2の外側に弾性シ
ール材11を、内側に液状ガスケット10を塗布する場合、
図6はオイルパン1のシール面2の両側に弾性シール材
11を、その中央に液状ガスケット10を塗布する場合を示
すが、この他にシール面2の中央に弾性シール材を、そ
の両側を挟むようにして液状ガスケット10を塗布する場
合も考えられる。
【0028】なお、図7は図4のようにシール面2に弾
性シール材11と液状ガスケット10を塗布した後、シリン
ダーブロック13のシール面14をシール面2に接合してボ
ルト15により締め付ける状態を示すものであるが、この
場合弾性シール材11の弾性に対応して締め付けられるの
で、シール面2、14が均等な力で圧着され、シール面
2、14 には均一の厚みの液状ガスケット10を形成して完
全なシールを行なうことができる。
【0029】また、オイルパン1のシール面2に弾性シ
ール材11を形成する際に、この弾性シール材を形成し易
くするための溝16を設けてもよく、図8はこの構造のシ
ール面2に弾性シール11及び液状ガスケット10を塗布し
た後、オイルパン1とシリンダーブロック13のシール面
間をボルト15で締め付けた状態を示すものであり、この
場合は弾性シール材11が所定の箇所に形成されるため、
シールを確実に行なうことができる。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、対応するシール面間
に液状ガスケットを用いてシールするに際し、液状ガス
ケットが硬化して本来のシール性を発揮するまでの間の
シール性を、シール面に予め成形した弾性シール材で補
うことができる。
【0031】このため、対応するシール面の形状を工夫
したり、特別の加工を施す必要がなく、シール面の加工
精度も比較的低精度で良い。
【0032】また、自動ライン上で弾性シール材層と液
状ガスケット層を塗布形成できるので、作業効率が極め
てよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリンダーブロック上にオイルパンを固定させ
た状態の斜視図
【図2】この発明の実施例を示すもので、図2Aはオイ
ルパンのシール面に液状の弾性シール材を塗布する状態
を示す図、図2Bは紫外線を照射して前記液状の弾性シ
ール材を硬化させる状態を示す図、図2Cは液状ガスケ
ットを塗布する状態を示す図
【図3】同上のオイルパンをシリンダーブロックに組み
付けた状態を示す縦断側面図
【図4】オイルパンのシール面に対する弾性シール材と
液状ガスケットの塗布方法の一例を示す図
【図5】オイルパンのシール面に対する弾性シール材と
液状ガスケットの塗布方法の他の一例を示す図
【図6】オイルパンのシール面に対する弾性シール材と
液状ガスケットの塗布方法の更に他の一例を示す図
【図7】図4のシール面とシリンダーブロック13のシー
ル面を接合してボルト締めした場合のシール面間の縦断
側面図
【図8】シール面2に溝を形成し、この溝に弾性シール
材を塗布し、更に液状ガスケットを塗布したシール面2
とシリンダーブロック13のシール面を接合してボルト締
めした場合のシール面間の縦断側面図
【図9】従来の液状ガスケットを介在させたシール面を
ボルト締めした場合のシール面間の縦断側面図
【符号の説明】
1 オイルパン 2 オイルパンのシール面 4 液状弾性シール材の自動塗布装置 5 ノズル 6 紫外線照射装置 7 紫外線ランプ 8 液状ガスケットの自動塗布装置 9 ノズル 10 液状ガスケット 11 弾性シール材 11a 液状弾性シール材 13 シリンダーブロック 14 シリンダーブロックのシール面 15 ボルト 16 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対応するシール面間に液状ガスケ
    ットを介在させて前記シール面間をシールするシール方
    法において、前記シール面のどちらか一方又は両方の該
    シール面の一部に、シール面の長手方向に沿ってシール
    面より突出した1又は2以上の帯状の弾性シール材を予
    め形成し、次いで前記弾性シール材に隣接して若しくは
    前記弾性シール材を挟持して、液状ガスケットを延在さ
    せたことを特徴とするシール方法。
  2. 【請求項2】 前記弾性シール材が、紫外線硬化性樹脂
    であることを特徴とする請求項第1項記載のシール方
    法。
JP35827191A 1991-12-27 1991-12-27 シール方法 Pending JPH05180345A (ja)

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