JP2010270123A - Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法 - Google Patents

Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010270123A
JP2010270123A JP2010150808A JP2010150808A JP2010270123A JP 2010270123 A JP2010270123 A JP 2010270123A JP 2010150808 A JP2010150808 A JP 2010150808A JP 2010150808 A JP2010150808 A JP 2010150808A JP 2010270123 A JP2010270123 A JP 2010270123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amino
thiazolyl
methyl
methoxycarbonyl
diphenyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010150808A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5390477B2 (ja
Inventor
Jien-Heh Tien
ジエン−ヘー・テイエン
Jerome A Menzia
ジエローム・エー・メンズイア
J Cooper Arthur
アーサー・ジエイ・クーパー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Abbott Laboratories
Original Assignee
Abbott Laboratories
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Abbott Laboratories filed Critical Abbott Laboratories
Publication of JP2010270123A publication Critical patent/JP2010270123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5390477B2 publication Critical patent/JP5390477B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D277/00Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings
    • C07D277/02Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings
    • C07D277/20Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D277/22Heterocyclic compounds containing 1,3-thiazole or hydrogenated 1,3-thiazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with only hydrogen atoms, hydrocarbon or substituted hydrocarbon radicals, directly attached to ring carbon atoms
    • C07D277/28Radicals substituted by nitrogen atoms
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/12Antivirals
    • A61P31/14Antivirals for RNA viruses
    • A61P31/18Antivirals for RNA viruses for HIV
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

Landscapes

  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Virology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • AIDS & HIV (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Tropical Medicine & Parasitology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Communicable Diseases (AREA)
  • Oncology (AREA)
  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Abstract

【課題】HIVプロテアーゼ阻害剤として有用な(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンまたはその酸付加塩の製造方法の提供。
【解決手段】N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−Lーバリンの混合無水物誘導体を、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリンの活性化エステル誘導体に変換し、その後、該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンの製造方法に関する。
HIVプロテアーゼ阻害性化合物がHIVプロテアーゼを試験管内でおよび生体内で阻害するために有用であり並びにまたHIV(ヒト免疫不全ウイルス)感染を阻止するために有用である、ということが最近知見された。
Figure 2010270123
〔式中、Rは低級アルキルであり、そしてRおよびRはフェニルである。〕
の化合物がHIV−1およびHIV−2プロテアーゼの阻害剤として特に有用であり、HIVプロテアーゼを試験管内でおよび生体内で阻害するために有用であり、またHIV感染を防止するために有用である、ということも最近知見された。
特に、式IIの化合物がHIV−1およびHIV−2プロテアーゼの阻害剤として格別有効であることが見出されている。
Figure 2010270123
式IIの最も好ましい化合物は、(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(化合物III)またはその酸付加塩、並びに(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(化合物IV)またはその酸付加塩である。
化合物IIIの製造並びにHIVプロテアーゼの阻害剤としてのその使用は、1994年7月7日に公開されたPCT特許WO94/14436(参照によりここに組み込まれる。)に開示されている。化合物IIIを製造するための開示されている方法は、図式Iに示されている。この方法は、1−ヒドロキシベンゾトリアゾールおよびジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)またはN−エチル−N′−ジメチルアミノプロピルカルボジイミド(EDC)のようなジイミドの存在下で中間体および中間体をアミド結合形成カップリング反応することを含む。かかる方法は、IIIまたはIVの大規模製造には適せず、何故なら該ジイミドは毒性であり、感応性物質であり、また種々の他の取扱いおよび後処理上問題を呈するからである。
別法が、図式IIに示されている。この方法では、中間体を、(式中Rは低級アルキルであり、そして例えば、イソブチルクロロホルメートのようなアルキルクロロホルメートとの反応によりまたはピバロイルクロライドのようなアルカノイルクロライドとの反応により)混合無水物に変換する。
次いで、該混合無水物を(単離することなく)中間体と反応させる。中間体である該混合無水物が高反応性であるが故、この方法はしばしば、許容され得ない量の不所望な副生成物を生じる。
それ故、IIIおよびIVの製造のための改善されたカップリング方法が依然として求められている。
Figure 2010270123
Figure 2010270123
国際公開第94/14436号
本発明の開示
本発明は、(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(化合物III)および(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(化合物IV)の製造方法に関する。該方法は、図式IIIに示されている。該方法は、中間体を単離することなく行われる3つの工程からなる。
第1工程は、中間体混合無水物誘導体(Rは、低級アルキルまたはアルコキシである。)の形成を含む。
第2工程において、該混合無水物(単離することなく)は、中間体活性化エステル誘導体(R★★は、スクシンイミド−1−イル、ベンゾトリアゾール−1−イル、フタルイミド−1−イル、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシミジル、キノリン−8−イル、1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン−3−イル、ピペリジン−1−イル、ペンタクロロフェニル、2,4,5−トリクロロフェニル、2−ニトロフェニル、4−ニトロフェニル、ペンタフルオロフェニル等から成る群から選択される。)に変換される。
第3工程において、該活性化エステル(単離することなく)は中間体と反応して、所望生成物を生じる。この方法によれば、複雑な精製処理操作なしに、また高度に毒性または腐食性の試薬へ暴露させることなく、大規模な製造スケールで高純度のIIIまたはIVが製造される。
特に、本発明の方法は、中間体を低級アルキルクロロホルメート(例えば、イソブチルクロロホルメートまたはエチルクロロホルメートまたは2−エトキシ−1−エトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(EEDQ)または2−イソブトキシ−2−イソブトキシカルボニル−1,2−ジヒドロキノリン(IIDQ)等)とまたは低級アルキル酸塩化物(例えば、ピバロイルクロライド等)と反応させて中間体混合無水物を得ることを含む。この反応は、化合物を約0.9〜約1.0モル当量(化合物の量を基準として)のクロロホルメートまたは酸塩化物または類似の試薬とエチルアセテートまたはTHFまたはアセトニトリルまたはトルエンのような不活性溶媒中で約−20℃ないし約30℃の温度にて反応させることにより行われる。この反応は、好ましくは、約1.0〜約3.0モル当量(化合物の量を基準として)のN−メチルモルホリンまたはトリエチルアミンまたはピリジンのような酸スカベンジャーの存在下で行われる。
生じた溶液に約1.0〜約2.0モル当量(化合物の量を基準として)のR★★OHを、溶液の温度を約−20℃ないし約30℃に維持しながら添加して、活性化エステルを得る。生じた活性化エステルの溶液に、エチルアセテートまたはTHFまたはDMFまたはアセトニトリルまたはトルエンのような不活性溶媒中の中間体化合物の溶液を約−20℃ないし約60℃の温度にて添加する。生じた生成物IIIまたはIVは、次いで再結晶により精製され得る。
本方法の第1工程は、好ましくは、中間体化合物を約1.0モル当量のイソブチルクロロホルメートとエチルアセテート中で約−15℃にて約1.5モル当量のN−メチルモルホリンの存在下で反応させることにより行われる。
本方法の第2工程は、好ましくは、約1.0モル当量のN−ヒドロキシスクシンイミドを工程1から生じた混合無水物の溶液に添加しかつ溶液の温度を約0℃に維持することにより行われる。
本方法の第3工程は、好ましくは、工程2から生じた活性化エステルの溶液にエチルアセテート中の約0.9〜約1.0モル当量の化合物の溶液を約0℃の温度にて添加することにより行われる。この混合物は、約室温に温められかつ約24時間撹拌される。粗製生成物はヘプタン/エチルアセテートから再結晶して精製され得る。
Figure 2010270123
本発明の化合物の酸付加塩は、本発明のアミン含有化合物と無機または有機酸との反応から誘導され得る。これらの塩の非限定的例は次のものを含む。酢酸塩、アジピン酸塩、アルギン酸塩、クエン酸塩、アスパラギン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、重硫酸塩、酪酸塩、樟脳酸塩、樟脳スルホン酸塩、ジグルコン酸塩、シクロペンタンプロピオン酸塩、ドデシル硫酸塩、エタンスルホン酸塩、グルコヘプタン酸塩、グリセロリン酸塩、半硫酸塩、ヘプタン酸塩、ヘキサン酸塩、フマル酸塩、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、2−ヒドロキシ−エタンスルホン酸塩(イセチオン酸塩)、乳酸塩、マレイン酸塩、マロン酸塩、グルタル酸塩、リンゴ酸塩、マンデル酸塩、メタンスルホン酸塩、ニコチン酸塩、2−ナフタレンスルホン酸塩、シュウ酸塩、パモ酸塩、ペクチン酸塩、過硫酸塩、3−フェニルプロピオン酸塩、ピクリン酸塩、ピバリン酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、チオシアン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩およびウンデカン酸塩。
酸付加塩を形成させるために用いられ得る酸の例は、塩酸、硫酸およびリン酸のような無機酸およびシュウ酸、マレイン酸、コハク酸およびクエン酸のような有機酸並びに上記に挙げた他の酸を含む。
ここにおいて用いられている用語“低級アルキル”は、1〜6個の炭素原子を含有する直鎖または分枝鎖のアルキル基を指し、しかしてメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t−ブチル、n−ペンチル、1−メチルブチル、2,2−ジメチルブチル、2−メチルペンチル、2,2−ジメチルプロピル、n−ヘキシル、等を含むが、しかしそれらに制限されない。
ここにおいて用いられている用語“アルコキシ”は、Rが低級アルキル基であるRO−を指す。
ここにおいて用いられている用語“アルカノイル”は、R′が低級アルキル基であるR′C(O)−を指す。
ここにおいて用いられている用語“S”および“R”立体配置は、「IUPAC1974レコメンデーションズ・フォア・セクションE,ファンダメンタル・ステレオケミストリー,ピュア・アプル・ケム(IUPAC 1974 Recommendations for Section E,Fundamental Stereochemistry,Pure Appl.Chem.)(1976),45,13〜30により定義される通りである。
次の例は、本発明の方法を更に例示するために示す。
例1
(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン
750ガロンのガラス内張り反応器に、(2S,3S,5S)−2−アミノ−3−ヒドロキシ−5−(t−ブチルオキシカルボニルアミノ)−1,6−ジフェニルヘキサン・0.5コハク酸塩(75.0kg,169モル)、5−(p−ニトロフェニルオキシカルボニルオキシメチル)チアゾール塩酸塩(65.0kg,205モル)および重炭酸ナトリウム(70.0kg,833モル)を装填した。エチルアセテート(826kg,918L)を添加し、かきまぜ機を始動させた。水道水(788kg)を添加し、この混合物を30℃に温め、固体のすべてが溶解するまで2.5時間撹拌した。30分間静置した後、水性層を分離しそして捨てた。有機層を60℃に温め、12時間撹拌した。次いでこの溶液を30℃に冷却し、28%アンモニア水(9.0kg,148モル)を添加した。この混合物を、25〜30℃にて3時間撹拌した。この混合物を3回10%炭酸カリウム水溶液(各回903kg)で洗浄した。水性層を、各洗浄後排出し、捨てた。このエチルアセテート溶液に濃塩酸(59.0kg,600モル)を添加し、50℃に温めると共に3時間撹拌した。
次いでこの混合物を40℃に冷却し、生じた沈殿物を遠心分離により単離した。26〜51kg湿潤重量の5つの別々のバッチを得、そして各バッチを50kgのエチルアセテートですすいだ。これらの湿潤固形物を一緒にし、該反応器中に戻し、エチルアセテート(733kg,803L)中で撹拌した。希アンモニア水(約9.4%アンモニア,約190L)を装填して、約10.5の最終水性pHとした。水性層を、排出しそして捨てた。有機層を25%塩化ナトリウム溶液(513kg)で洗浄し、水性層を排出しそして捨てた。この有機層を300ガロンのガラス内張り反応器中に濾過し、溶媒を40℃以下の内部温度にて真空下で蒸留した。残渣をエチルアセテート(576kg,640L)中に溶解し、溶媒をおおよそ290Lの容量となるまで真空下で蒸留した。
例2
(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン
750ガロンのガラス内張り反応器に、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリン(57.0kg,182モル)およびエチルアセテート(916kg,1018L)を装填した。この混合物をすべてが溶解するまで撹拌し、次いでこの反応器にN−メチルモルホリン(28.0kg,277モル)を装填し、生じた溶液を−18℃に冷却した。エチルアセテート(101kg,112L)中のイソブチルクロロホルメート(24.4kg,180モル)の溶液を、別個の反応器中で調製した。このイソブチルクロロホルメート溶液を、上記のように調製したバリン誘導体およびN−メチルモルホリンの冷溶液中に、温度を−18℃と−14℃の間に維持しながら装入した。−14℃にて約30分間撹拌した後、この混合物にN−ヒドロキシスクシンイミド(21.2kg,184モル)を添加した。更に30分間撹拌した後、この混合物を約0℃に温め、約1時間撹拌した。
例1からの生じた溶液を約0℃に冷却し、上記の溶液中にゆっくり装入した。
エチルアセテート(50kg,56L)での該300ガロンの反応器のすすぎ液もまた添加した。この反応混合物を25℃に温め、24時間撹拌した。この反応混合物を10%炭酸カリウム溶液(2×711kg)で2回、10%クエン酸溶液(1025kg)で1回、そして水(640kg)で1回洗浄した。水性層を、各分離後排出し、捨てた。溶媒を約50℃以下の内部温度にて真空下で蒸留した。残渣をエチルアセテート(576kg,640L)中に溶解し、溶媒をもう一度蒸留した。この残渣をエチルアセテート(500kg,556L)中に溶解し、そして透明な溶液が得られるまで約60℃に温めた。この溶液をきれいな300ガロンの反応器中に濾過し、エチルアセテート(77kg,86L)のすすぎ液もまたこの300ガロンの反応器中に濾過した。この300ガロンの反応器中のエチルアセテート溶液にヘプタン(218kg,320L)を装入した。この混合物を、透明な溶液が得られるまで約80℃に加熱した。この溶液を1時間につき25℃未満の割合にて22℃の最終温度まで冷却し、生成物が結晶化し始めてから更に12時間撹拌した。この濃厚なスラリーを4つに分けた負荷量にて遠心分離して、生成物を単離した。単離された各負荷量をおおよそ45kgのエチルアセテート/ヘプタンの2:1(v/v)溶液で洗浄した。最後の洗浄液を、反応器をすすぐためにも用いた。生成物をブレンダー乾燥機中真空下で55℃にて約24時間乾燥して、101.9kgの所望生成物を得た。
m.p.121〜123℃。
H−NMR:(CDOD,300MHz)δ7.78〜7.96(m,1H)、7.85(s,1H)、7.07〜7.33(m,11H)、6.68〜6.75(m,1H)、6.17〜6.28(m,1H)、5.22(s,2H)、4.47〜4.67(m,2H)、4.32〜4.45(m,1H)、3.98〜4.10(m,2H)、3.72〜3.82(m,1H)、3.28〜3.40(m,1H)、3.02(s,3H)、2.67〜2.92(m,4H)、1.92〜2.08(m,1H)、1.56〜1.80(m,2H)、1.37〜1.46(m,6H)、0.84〜0.96(m,6H)。
13C−NMR:(CDOD,75MHz)δ176.0、169.8、155.7、153.7、152.4、149.3、139.3、139.2、135.8、135.2、126.3、126.0、124.9、124.8、122.9、122.8、111.2、111.1、66.5、57.6、57.5、54.5、52.9、52.8、45.4、37.3、35.7、34.9、30.9、30.0、27.7、19.3、19.2、15.7、14.5。
例3
(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン
N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリンをN−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリンで置き換えて例2の処理操作に従って、標題化合物を製造する。
m.p.68〜69℃。
H−NMR:(DMSO−d)δ0.56(d,J=6Hz,3H)、0.63(d,J=6Hz,3H)、1.28(d,J=7Hz,6H)、1.47(m,2H)、1.77(8重線,J=6Hz,1H)、2.5〜2.7(m,4H)、2.85(s,3H)、3.20(7重線,J=7Hz,1H)、3.4(m,1H)、3.6(m,1H)、3.90(dd,J=8.6Hz,1H)、3.93(m,1H)、4.43(AA′,2H)、4.65(d,J=6Hz,1H)、5.15(AA′,2H)、6.02(幅広いd,J=9Hz,1H)、6.90(幅広いd,J=9Hz,1H)、7.1〜7.2(m,11H)、7.70(幅広いd,J=9Hz,1H)、7.85(s,1H)、9.04(s,1H)。質量スペクトル:(M+H)=721。
例4
(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンの別の製造法
撹拌機、窒素雰囲気、60mLの側腕添加漏斗および熱電対を備えた250mLの四口丸底フラスコに、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリン(5.03g,16ミリモル)およびエチルアセテート(93mL)を装填した。この混合物を固体のすべてが溶解するまで撹拌し、次いで−15℃に冷却した。この冷却された溶液に、N−メチルモルホリン(1.77ML,16ミリモル)を添加した。この混合物を−18℃に冷却した。エチルアセテート(8mL)中のイソブチルクロロホルメート(2.08mL,16ミリモル)を、反応混合物の温度を−14.5℃未満に維持しながら添加した。−17℃にて1時間撹拌した後、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.46g,16ミリモル)を一度に添加した。生じたスラリーを0℃に温め、0℃以下に維持しながらエチルアセテート(25mL)中の(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(6.4g,15ミリモル)を添加した。生じた混合物を0℃にて1時間撹拌し、次いで室温に温めそして15時間撹拌した。この反応混合物に、75mLの5%水性重炭酸ナトリウムを添加した。有機層を分離し、75mLの5%水性重炭酸ナトリウムで再び洗浄した後、各回75mLの10%水性クエン酸で2回そして最後に75mLの水で洗浄した。溶媒を真空下で除去し、残渣を270mLの1:1のヘプタン/エチルアセテートから結晶化させて、9.25gの所望生成物を得た。
例5
(2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンの別の製造法
3リットルのフラスコ中で、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリン(196.6g,0.627ミリモル)と1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(107g,0.701モル)とTHF(1.6L)とを混合した。THF(200mL)中のジシクロヘキシルカルボジイミド(129.4g,0.627モル)の溶液を一度に添加した。生じた混合物を、室温にて一晩撹拌した。
この反応混合物を濾過し、濾過ケーキをTHF(500mL)で洗浄した。濾液を、THF(3.5L)中に溶解した(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサン(238.9g,561モル)の溶液に室温にて添加した。4時間撹拌した後、THFを減圧下で蒸発させた。残渣をメチレンクロライド(2L)中に溶解し、0.5M水性NaOH(1.25L)で、次いで1/2飽和水性重炭酸ナトリウム(1L)で洗浄した。この有機溶液を、次いで1%水性KHSO(1L)で洗浄した。生じた混合物を濾過し、それらの相を分離した。その有機溶液を、1/2飽和水性塩化ナトリウムおよび1/2飽和(pH7)水性リン酸塩緩衝剤の1:1の混合物1Lで洗浄した。次いでこの有機溶液をNaSO上で乾燥し、溶媒を蒸発させて、黄褐色の気泡体を得た。
この粗製生成物をメチレンクロライド(1.1L)中に溶解し、溶媒を蒸発させて、脆い気泡体を得た。この気泡体を1M水性HCl(3L)中に10℃にて溶解した。生じた不溶性物質を濾過し、濾過ケーキを1M水性HCl(100mL)で洗浄した。12Lのモルトンフラスコ中で、濾液をKHPO(100g)およびメチレンクロライド(2.2L)と一緒にした。急速に撹拌しながら、この溶液を2M水性NaOHでpH6まで中和した。下層を排出し、水性層をメチレンクロライド(2×500mL)で抽出した。一緒にした有機層をNaSO上で乾燥し、エチルアセテート(1L)で希釈し、濃縮して無色の気泡体とした。
生じた固体を、熱エチルアセテート(2L)中に溶解し、熱ヘキサン(1L)で希釈し、種晶を添加し、冷えるまで撹拌しそして室温にて一晩放置することにより再結晶して、所望生成物を白色の固体として得た。m.p.122℃。
以上の記載は単に本発明の例示であって、開示された具体的態様に本発明を限定するようには意図されていない。当業者に明白である種々の変型および変更が、添付の請求の範囲において定められる本発明の範囲および特質内にあるように意図されている。

Claims (8)

  1. (2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンまたはその酸付加塩の製造方法であって、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−Lバリンの混合無水物誘導体をN−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリンの活性化エステル誘導体に変換し、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる上記方法。

  2. Figure 2010270123
    〔式中、Rは低級アルキルまたはアルコキシである。〕
    の化合物をN−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリンの活性化エステル誘導体に変換し、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる、請求の範囲第1項の方法。

  3. Figure 2010270123
    〔式中、Rは低級アルキルまたはアルコキシである。〕
    の化合物をR★★OH(式中、R★★はスクシンイミド−1−イル、ベンゾトリアゾール−1−イル、フタルイミド−1−イル、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシミジル、キノリン−8−イル、1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン−3−イル、ピペリジン−1−イル、ペンタクロロフェニル、2,4,5−トリクロロフェニル、2−ニトロフェニル、4−ニトロフェニルおよびペンタフルオロフェニルから成る群から選択される。)と反応させて、式
    Figure 2010270123
    の活性化エステルを得、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる、請求の範囲第1項の方法。
  4. (2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−L−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンまたはその酸付加塩の製造方法であって、式
    Figure 2010270123
    〔式中、Rはイソブトキシである。〕
    の化合物をR★★OH(式中、R★★はスクシンイミド−1−イルである。)と反応させて、式
    Figure 2010270123
    の活性化エステルを得、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる上記方法。
  5. (2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンまたはその酸付加塩の製造方法であって、N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリンの混合無水物誘導体をN−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリンの活性化エステル誘導体に変換し、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる上記方法。

  6. Figure 2010270123
    〔式中、Rは低級アルキルまたはアルコキシである。〕
    の化合物をN−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリンの活性化エステル誘導体に変換し、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる、請求の範囲第5項の方法。

  7. Figure 2010270123
    〔式中、Rは低級アルキルまたはアルコキシである。〕
    の化合物をR★★OH(式中、R★★はスクシンイミド−1−イル、ベンゾトリアゾール−1−イル、フタルイミド−1−イル、5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシミジル、キノリン−8−イル、1,2,3−ベンゾトリアジン−4(3H)−オン−3−イル、ピペリジン−1−イル、ペンタクロロフェニル、2,4,5−トリクロロフェニル、2−ニトロフェニル、4−ニトロフェニルおよびペンタフルオロフェニルから成る群から選択される。)と反応させて、式
    Figure 2010270123
    の活性化エステルを得、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる、請求の範囲第5項の方法。
  8. (2S,3S,5S)−5−(N−(N−((N−メチル−N−((2−イソプロピル−4−チアゾリル)メチル)アミノ)カルボニル)−D−バリニル)アミノ)−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンまたはその酸付加塩の製造方法であって、式
    Figure 2010270123
    〔式中、Rはイソブトキシである。〕
    の化合物をR★★OH(式中、R★★はスクシンイミド−1−イルである。)と反応させて、式
    Figure 2010270123
    の活性化エステルを得、その後該活性化エステルを(2S,3S,5S)−5−アミノ−2−(N−((5−チアゾリル)メトキシカルボニル)アミノ)−1,6−ジフェニル−3−ヒドロキシヘキサンと反応させることからなる上記方法。
JP2010150808A 1995-06-06 2010-07-01 Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法 Expired - Lifetime JP5390477B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/469,965 1995-06-06
US08/469,965 US5567823A (en) 1995-06-06 1995-06-06 Process for the preparation of an HIV protease inhibiting compound

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50055497A Division JP4580044B2 (ja) 1995-06-06 1996-05-13 Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010270123A true JP2010270123A (ja) 2010-12-02
JP5390477B2 JP5390477B2 (ja) 2014-01-15

Family

ID=23865732

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50055497A Expired - Lifetime JP4580044B2 (ja) 1995-06-06 1996-05-13 Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法
JP2010150808A Expired - Lifetime JP5390477B2 (ja) 1995-06-06 2010-07-01 Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50055497A Expired - Lifetime JP4580044B2 (ja) 1995-06-06 1996-05-13 Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5567823A (ja)
EP (1) EP0830353B1 (ja)
JP (2) JP4580044B2 (ja)
AT (1) ATE216696T1 (ja)
CA (1) CA2219983C (ja)
DE (1) DE69620882T2 (ja)
DK (1) DK0830353T3 (ja)
ES (1) ES2176456T3 (ja)
MX (1) MX9709454A (ja)
PT (1) PT830353E (ja)
WO (1) WO1996039398A1 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DK0727419T3 (da) 1992-12-29 2002-06-10 Abbott Lab Mellemprodukter til fremstilling af forbindelser, som inhiberer retroviral protease
US6037157A (en) 1995-06-29 2000-03-14 Abbott Laboratories Method for improving pharmacokinetics
US6180634B1 (en) * 1997-11-13 2001-01-30 Merck & Co., Inc. Combination therapy for the treatment of AIDS
US6803466B1 (en) * 1997-12-08 2004-10-12 The Scripps Research Institute HIV/FIV protease inhibitors having a small P3 residue
WO1999029311A1 (en) * 1997-12-08 1999-06-17 The Scripps Research Institute Hiv/fiv protease inhibitors having a small p3 residue
MY121765A (en) * 1998-07-20 2006-02-28 Abbott Lab Polymorph of ritonavir
US6894171B1 (en) * 1998-07-20 2005-05-17 Abbott Laboratories Polymorph of a pharmaceutical
TR200103488T2 (tr) * 1999-06-04 2002-04-22 Abbott Laboratories Geliştirilmiş farmasötik formülasyonlar.
IT1313624B1 (it) * 1999-09-21 2002-09-09 Archimica Spa Ora Clariant Lif Procedimento per la sintesi del ritonavir
JP5767429B2 (ja) * 1999-11-12 2015-08-19 アッヴィ・インコーポレイテッド 固体分散剤中の結晶化阻害剤
CA2395987C (en) * 2000-01-19 2009-12-22 Abbott Laboratories Improved pharmaceutical formulations
DE10026698A1 (de) * 2000-05-30 2001-12-06 Basf Ag Selbstemulgierende Wirkstoffformulierung und Verwendung dieser Formulierung
US8377952B2 (en) 2003-08-28 2013-02-19 Abbott Laboratories Solid pharmaceutical dosage formulation
US8025899B2 (en) 2003-08-28 2011-09-27 Abbott Laboratories Solid pharmaceutical dosage form
BRPI0401742B8 (pt) * 2004-05-13 2021-05-25 Cristalia Produtos Quim Farmaceuticos Ltda composto análogo do ritonavir útil como inibidor de protease retroviral, preparação do composto análogo do ritonavir e composição farmacêutica do composto análogo do ritonavir
EP2308490A1 (en) * 2005-12-30 2011-04-13 Gilead Sciences, Inc. Methods for improving the pharmacokinetics of hiv integrase inhibitors
EP2049506B2 (en) 2006-07-07 2024-05-08 Gilead Sciences, Inc. Modulators of pharmacokinetic properties of therapeutics
WO2008041176A2 (en) * 2006-10-03 2008-04-10 Ranbaxy Laboratories Limited Process for the preparation of form i and form ii of ritonavir
WO2008067164A2 (en) * 2006-11-15 2008-06-05 Abbott Laboratories Solid pharmaceutical dosage formulations
LT2487166T (lt) 2007-02-23 2016-11-10 Gilead Sciences, Inc. Terapinių agentų farmakokinetinių savybių moduliatoriai
CA2710679A1 (en) * 2008-01-04 2009-07-16 Gilead Sciences, Inc. Inhibitors of cytochrome p450
CN101967130B (zh) * 2010-07-02 2012-12-26 厦门市亨瑞生化有限公司 利托那韦中间体的合成方法
CN102786494B (zh) * 2012-07-26 2016-01-06 合肥华方医药科技有限公司 利托那韦异构体杂质的合成研究及控制方法
IN2014CH00872A (ja) * 2014-02-21 2015-08-28 Mylan Lab Ltd
CN104311503B (zh) * 2014-11-03 2017-01-25 东北制药集团股份有限公司 一种制备抗hiv药物利托那韦的方法
CN111646953A (zh) * 2020-04-23 2020-09-11 厦门蔚嘉制药有限公司 一种合成利托那韦的新方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994014436A1 (en) * 1992-12-29 1994-07-07 Abbott Laboratories Retroviral protease inhibiting compounds

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5142056A (en) * 1989-05-23 1992-08-25 Abbott Laboratories Retroviral protease inhibiting compounds

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994014436A1 (en) * 1992-12-29 1994-07-07 Abbott Laboratories Retroviral protease inhibiting compounds

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN4006022775; 社団法人 日本化学会: 第4版 実験化学講座22 有機合成IV -酸・アミノ酸・ペプチド- , 1992, pp. 258-271, 丸善株式会社 *
JPN4006022776; JOHN JONES: The chemical synthesis of peptides , 1991, pp. 55-58, CLARENDON PRESS *

Also Published As

Publication number Publication date
PT830353E (pt) 2002-10-31
DK0830353T3 (da) 2002-07-29
JPH11507029A (ja) 1999-06-22
JP5390477B2 (ja) 2014-01-15
DE69620882D1 (de) 2002-05-29
CA2219983C (en) 2007-09-18
MX9709454A (es) 1998-02-28
ATE216696T1 (de) 2002-05-15
WO1996039398A1 (en) 1996-12-12
EP0830353A1 (en) 1998-03-25
JP4580044B2 (ja) 2010-11-10
ES2176456T3 (es) 2002-12-01
DE69620882T2 (de) 2002-12-12
US5567823A (en) 1996-10-22
EP0830353B1 (en) 2002-04-24
CA2219983A1 (en) 1996-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5390477B2 (ja) Hivプロテアーゼ阻害性化合物の製造方法
MXPA97009454A (en) Procedure for the preparation of a compound to inhibit proteasa of the human immunodeficiency virus
KR100187990B1 (ko) 레트로바이러스성 프로테아제 억제 화합물 제조용 합성 중간체
CA2737055A1 (en) Crystalline forms of a 2-thiazolyl- 4-quinolinyl-oxy derivative, a potent hcv inhibitor
JP6307087B2 (ja) ベンズアミド化合物の合成に有用な化合物
WO2014057498A2 (en) Process for the preparation of cobicistat intermediates
JP2019523273A (ja) ベリノスタットの多形形態、およびその調製のためのプロセス
US10538507B2 (en) Preparation process for high-purity dabigatran etexilate
JP3198416B2 (ja) 抗ウイルス化合物類
JP3723448B2 (ja) チアゾリジンジオン誘導体の製造方法
CZ276092A3 (en) Heterocyclically substituted quinolylmethoxy-phenyl acetamides
EP0297641A1 (fr) Composés guanidiniques comprenant un ion tétraphénylborate substitué, procédé d'obtention de ces composés et utilisation des composés lors de la synthése peptidique
MXPA97003766A (en) Procedure for the preparation of 5-hydroxymethylene
US20040138232A1 (en) Acyl derivatives of 5-(2-(4-(1,2 benzisothiazole-3-yl)-1-piperazinyl)ethyl)-6-chloro-1,3-dihydro-2h-indol-2-one having neuroleptic activity
JP2004528380A (ja) ゾルピデムの製造方法
CZ20032217A3 (cs) Způsob výroby paroxetinu
JP2002500224A (ja) 脱保護および再結晶法
RU2826007C1 (ru) Способ получения ритонавира
JP4307594B2 (ja) 1−〔n2−((s−エトキシカルボニル)−3−フェニルプロピル)−n6−トリフルオロアセチル〕−l−リシル−l−プロリンの単離方法およびその単離生成物
EP0280627B1 (fr) Nouveaux dérivés N-substitués de l'alpha-mercaptométhyl benzène propanamide, leur procédé de préparation, leur application à titre de médicaments et les compositions les renfermant
RU2741389C1 (ru) Способ получения промежуточного соединения для синтеза лекарственного средства
US6642388B1 (en) Method for producing 2-aminomethyl-4-cyano-thiazol
JP6887022B2 (ja) ケトライド化合物を製造するための方法
KR20020067580A (ko) 헤테로사이클릭 화합물의 제조방법
WO2004069817A1 (en) An improved process for preparing nizatidine intermediate

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20121029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121106

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20121207

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130131

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130502

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130604

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130625

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131001

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131010

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

EXPY Cancellation because of completion of term