JP2010269792A - 樹脂製中空二重壁構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動車用デッキボード10を、取付時に荷室を上下に仕切るデッキボード本体と、このデッキボード本体に固定され、一対の第一支持部に対して挟み込むことにより着脱可能に係合するとともに係合時に一対の第一支持部の双方を通る車幅方向を回転軸として回転動作可能な一対の第一係合具30,30と、当該一対の第一係合具30,30よりも後側でデッキボード本体に取り付けられるとともに一対の第二支持部に対して上方から近接して弾性変形の後に着脱可能に係合する一対の第二係合具40,40とを有する構成にした。
【選択図】図6
Description
なお、特許文献2の段落0014〜0016には、リヤパッケージトレイを車両前方側の第1トレイと車両後方側の第2トレイとが車両前後方向に回動するようにヒンジ部により結合して構成し、第1トレイの車両前方側裏面に棒状支持体の車両前方側の短尺部と着脱可能に嵌合するファスナをインサートし、第2トレイの車幅方向両端の車両後方側裏面に棒状支持体の車両後方側の短尺部と着脱可能に嵌合する第2嵌合凹所を形成していることが記載されている。
上記補強材は、収縮に関わらない材質からなり、中空二重壁成形体の一方の周囲壁から対向する他方の周囲壁にわたって一連に配置される。また、その形状は丸筒、角筒、H鋼型等の棒状部材など様々な補強材が考えられるが、強度と軽量化および各係合具の取付け性の観点からは係合具側に平坦面を有する角筒状の金属製パイプが好適であり、挿通性の観点からは真っ直ぐなパイプが好適である。またここで、収縮に関わらない材質とは中空二重壁成形体が成形後に収縮するのに対して中空部内に挿通された補強材が相対的に収縮を起こさないものであることを意味し、中空二重壁成形体の収縮に伴った変形が生じなければよく、補強材の成形後の経時的または外部環境による収縮が比較的小さいものも含まれる。
なお、上記補強材は、一箇所が二重壁成形体に固定されても当該補強材における二重壁成形体に固定されていない部分では二重壁成形体に対して長手方向にのみスライド可能とされる。
(1)自動車の荷室構造の構成:
(2)自動車用デッキボードの構成:
(3)自動車用デッキボードの作用、効果:
(4)第二の実施形態:
(5)第三の実施形態:
図1は本発明の一実施形態にかかる自動車用デッキボードを取り外した状態で自動車の後部内装を一部破断して示す斜視図であり、図2は自動車用デッキボード10をコ字状支持部材82と第三支持部86に取り付けた状態で自動車の後部内装を一部破断して示す斜視図であり、図3は自動車の後部内装の要部を上面から見て示す上面図である。図4はデッキボード本体20を裏面から見て示す下面図であり、図5は係合具を取り付けたデッキボード10を裏面から見て示す下面図であり、図6はデッキボード10を荷室に取り付けた状態でデッキボード10の側面の端面を示す端面図である。図7は第一係合具30の外観を裏面側から見て示す斜視図であり、図8は第二係合具40の外観を裏面側から見て示す斜視図であり、図9は第三係合具50の外観を裏面側から見て示す斜視図である。図10は前側ボード20aをコ字状支持部材82に取り付けた状態で前側ボード20aの側面の端面を示す要部端面図であり、図11は後側ボード20bを第三支持部86に取り付けた状態で後側ボード20bの側面の端面を示す要部端面図である。図12と図13はデッキボード10を荷室に取り付ける様子を側面から見て示す要部端面図である。
なお、デッキボード10について上下左右前後の位置関係を説明する際には、デッキボード10の取付時の位置を基準として説明することにする。
また、荷室の両側壁94,94の後部における高さ方向の途中には、一対の第二支持部84,84よりも後側でデッキボード本体20の後縁部20f側の車幅方向両縁部20g,20gを上面に載置する一対の段形状の第三支持部86,86が形成されている。各第三支持部には、上方に開口した係合穴87,87が形成されている。本係合穴87は、上下方向に貫通した貫通穴とされ、中心側となるほど下側となる座ぐり状に形成されている。
自動車用デッキボード(樹脂製中空二重壁構造体)10は、取付時に荷室SP1を上下に仕切るデッキボード本体20と、このデッキボード本体20を支持部材82と第三支持部86に連結させるための係合具30,40,50とを有している。デッキボード本体20は、樹脂を有する素材を成形して中空部HO1を有する二重壁構造に形成された二重壁成形体22と、長手方向を車幅方向に向けて二重壁成形体の中空部HO1,HO2内に挿通された補強材28,29とを有している。デッキボード本体20は、中空部HO1内に補強材28を挿入した前側ボード20aと中空部HO2内に補強材29を挿入した後側ボード20bとが車幅方向を回転動作の中心軸としたヒンジ部20cにて連結された形状とされ、ヒンジ部20cを折り曲げるようにして後側ボード20bを回動させて前側ボード20a上に重ねることが可能とされている。デッキボード10を荷室SP1内に取り付けた状態で後側ボード20bを前側ボード20aの上に折り返すと、デッキボード10の下方の荷物を取り出すことができ、便利である。
なお、デッキボード本体には、上記二重壁成形体の代わりに、射出成形による樹脂成形体、プレス成形による樹脂成形体、木質ボード、ハニカムボード、等を用いてもよい。
ここで、表壁22aの内面と裏壁22bの内面との間隔は、突起22e,fの部分で補強材28,29の高さよりも若干狭くしてあり、突起22e,fに対向するインナーリブ22d,gへ補強材28,29を押しつけて前後方向へは移動しないように固定している。補強材28,29は、普段は樹脂成形された二重壁成形体22に対して位置ずれを起こさないが、成形体が熱等の影響で寸法変化をおこした場合には、これに打ち勝つ剛性を有しているので、相対的なずれ(フローティング)が起こる。これにより、補強材28,29の両端部間の長さは、変化しない。そして、補強材28の両端部28a,28aに一対の第一係合具30,30が取り付けられ、補強材29の両端部に一対の第三係合具50,50が取り付けられるようになっている。
以上説明したように、補強材28,29が中空部HO1,HO2内に挿入されているので、デッキボードの裏面を略平面にすることができる。従って、デッキボードをデッキフロア96に載置する際に表を上にするのみならず裏面を上側にして載置しても荷物の載置面が略平面となるため、デッキボードの表、裏がともに荷物の収納場所として好適となる。また、成形後に二重壁成形体が収縮しても当該収縮に関わらない材質からなる補強材の両端部に取り付けられている第一係合具30,30間や第三係合具50,50間には位置ずれが生じないので、二重壁成形体の寸法誤差によってデッキボード着脱操作の円滑性が低下することを防ぐことができる。
また、デッキボード本体20の表面に不織布等の表皮材を貼り付けて意匠性を高めてもよい。ここで、特公平4−53696号公報に記載されたように二重壁成形体のブロー成形と同時に表皮材を貼り付けてもよいし、二重壁成形体を形成した後に表皮材を接着してもよい。また、デッキボード本体の裏面には表皮材を貼り付けず代わりに水拭き可能となるよう皺を形成する加工を行うことにより表、裏で異なる意匠にして、デッキボードの表、裏を荷物の種類によって使い分けできるようにしてもよい。
図10に示すように、第一係合具30は、凹部24に取り付けられたときに、前方延出部36と凹部24との間で前側に開口AP1を形成する。ここで、前方延出部36と凹部24との間隔は第一支持部83の径よりも若干大きくしてあり、第一係合具30は第一支持部83を開口AP1から後方へ向かって挿入させて弾性変形することなく凹部24とで挟み込む。そして、第一係合具30は、凹部24とで第一支持部83に対して挟み込むことにより着脱可能に係合するとともに、係合時に一対の第一支持部83,83の双方を通る車幅方向を回転軸AX1として回転動作可能とされる。なお、前方延出部36の上面には上方へ延出して凹部24との間隔を狭めた延出部36bが形成されており、第一係合具30は回転動作時に第一支持部83から容易には脱落しないようになっている。
なお、貫通穴54aが前後方向よりも車幅方向の方が短くされているのは、二重壁成形体の成形後の収縮に関わらない金属製の補強材の両端部に保持部材が取り付けられているため、車幅方向には第三係合具間の寸法が高精度に保たれるからである。これにより、係合片58は車幅方向にはずれず、係合穴87に挿入されるときに前後方向へスムーズに誘導され、係合することができる。
デッキボード10を支持部材82および第三支持部86に取り付けるとき、最初の段階では、前後ボード20a,bを折り畳んだ状態とすることができ、前側ボード20aを下側にしながら折り畳んだデッキボード10の後側を少し持ち上げ気味にして、前縁部20eをコ字状支持部材82,82に近づける。そして、図12に示すように第一係合具の傾斜面34a,34aを第二支持部84上に載置し、支持部材82上でデッキボード10を前方へ滑らせていく。すると、デッキボード10は支持部材の架橋部85上をスライドしていき、図13に示すように、第一係合具と凹部とで形成される開口AP1に対して第一支持部83が自然に入り、基部34が第一支持部83に突き当たるとそれ以上前進しなくなって位置決めされる。このとき、第一係合具30は弾性変形することなく第一支持部83を基部34に当接するまで誘導する。その結果、第一係合具30,30は、比較的前側で荷室の両側壁に立設された第一支持部83,83に対して円滑に挟み込むことにより着脱可能に係合する。このように、本デッキボードは、傾斜面34aがあることによって、荷室に対する取付操作をスムーズに行うことが可能となる。また、第一係合具が弾性変形することなく凹部とで第一支持部を挟み込むので、第一支持部への係合時に加える力が少なくて済む。さらに、第一係合具が前方に開口を形成するので、第一支持部と係合する位置によってデッキボード本体の寸法ばらつきが吸収されるとともに、デッキボードを傾けても第一支持部から脱落しない。
ここで、第一係合具30,30は第一支持部への係合時に第一支持部の双方を通る車幅方向を回転軸AX1として回転動作可能とされるので、第一係合具を固定したデッキボード本体20は、前記回転軸AX1を中心として回転操作可能とされる。これにより、第一支持部を中心としてデッキボード10を開閉操作すれば、デッキボードを完全には取り外さずにデッキボードの下の荷室SP3に対して大きな物の出し入れをすることができ、本デッキボードは便利である。
以上説明したように、デッキボード本体には前後方向に上述した三種類の係合具が取り付けられているので、デッキボードが重かったりデッキボードの前縁部まで手が届かなかったりしても各係合具を順に係合させることができ、取付操作を容易に行うことができる。また、デッキボード本体の前後方向に寸法誤差が吸収され、デッキボードを確実に各支持部に取り付けることができる。従って、デッキボードの着脱操作をより円滑にさせることができ、自動車走行中の振動によるがたつきを無くし、異音の発生を防ぐことが可能な自動車用デッキボードを提供することができる。
上記支持部材82から架橋部85を省略し、第一支持部と第二支持部とを別部材としてもよい。
上記デッキボード本体は、折り畳む機能の無い一枚板状のデッキボード本体でもよい。
上記第一係合具に下側の前方延出部と上側の前方延出部を設けて両前方延出部により前側に開口を形成させ、両前方延出部で第一支持部を挟み込んで着脱可能かつ回転動作可能に係合させてもよい。
図14は本発明に係る樹脂製中空二重壁構造体からなるラゲッジボード(自動車用デッキボード)110を備えた自動車の要部を一部透視して示す斜視図、図15はラゲッジボード110の要部を裏面から見て示す要部底面図、図16はラゲッジボード110を図15のB1−B1の位置で断面視して示す断面図、図17はラゲッジボード110を図15のB2−B2の位置で断面視して示す断面図、図18は係合具130,140の外観を支持部183,184の外観とともに示す斜視図、図19はラゲッジボード110を開閉した様子を垂直断面にて示す断面図である。
ラゲッジボード110は、中空部HO3内に補強材128,129を挿入した前側ボード120aと中空部HO4を形成した後側ボード120bとが車幅方向を回転動作の中心軸としたヒンジ部120cにて連結された形状とされ、ヒンジ部120cによって前後2つ折り可能となっている。二重壁成形体(ラゲッジボード本体から補強材128,129を除いた部分)は、熱可塑性樹脂等、少なくとも樹脂を有する素材から表壁、裏壁および周囲壁を有する形状に成形されて形成される。ラゲッジボード110は、熱可塑性樹脂をブロー成形して、表壁と裏壁とを溶着させて薄肉化させたヒンジ部120cを形成しながら、補強材を挿入する前の前側ボードと後側ボードとを一体的に形成している。
また、前側ボード120aの裏面には、前縁部側の車幅方向両縁部で上方へ凹んだ一対の凹部(124,124)が形成され、後縁部側の車幅方向両縁部で上方へ凹んだ一対の凹部(125,125)が形成されている。凹部124,124の車幅方向内側の面には補強材128の両端部を突き出させて露出させる開口が形成され、凹部125,125の車幅方向内側の面には補強材129の両端部を突き出させて露出させる開口が形成されている。
なお、二重壁成形体内には補強材128,129を車幅方向にのみスライド可能に支持するためのインナーリブおよび複数の突起が形成されており、補強材128,129は長手方向を車幅方向に向けて中空部HO3内に挿通されて二重壁成形体に対して長手方向にのみスライド可能に支持されている。
第二係合具140は、上側に開口AP3を形成して補強材129の端部を開口AP3から挿入させて補強材129の端部と嵌合する補強材嵌合部142と、当該補強材嵌合部142の前側に設けられた基部144と、下側に開口AP4を形成して第二支持部184を開口AP4から上方に向かって挿入させて弾性変形の後に挟持する一対の弾性部146,146とが一体的に形成されている。
従来は樹脂製中空二重壁構造体の凹部に補強材の抜けを防ぐ蓋を取り付けていたが、上記係合具130,140は補強材の抜け止めのための蓋を兼ねているので当該蓋を別途用意する必要がなくなる。また、補強材と嵌合した第一係合具がラゲッジボードの回動操作の軸となるので回動操作を繰り返すときのラゲッジボードの耐久性を向上させることができる。
次に、ラゲッジボード110の後側を下げるようにラゲッジボードを回転操作し、一対の第二係合具140,140を一対の第二支持部184,184に対して上方から近接させる。すると、弾性部146の開口(AP4)に第二支持部184が挿入し、一対の弾性部146,146が弾性変形の後に第二支持部184を挟持するので、第二係合具140,140は第二支持部184,184に対して着脱可能に係合する。これにより、自動車走行中の振動によるがたつきが生じず、異音が生じない。
そして、前側ボード120a上に載置されている後側ボード120bを後側へ回動させると、ラゲッジボード110が荷室SP4に取り付けられ、荷室SP4が上下に仕切られて、ラゲッジルームSP5が閉塞される。
その後、折り畳んだラゲッジボード110の後側を上げるようにラゲッジボード110を回転操作し、第二支持部184,184から第二係合具140,140を弾性変形の後に引き抜かせる。さらに、第一支持部83,83に対して挟み込んだ方向とは反対の後方斜め上方向へデッキボード10を引く操作を行い、第一支持部83,83から第一係合具30,30の係合を解除させる。これにより、ラゲッジボード110が荷室SP4から取り外される。
以上より、本実施形態によっても、ラゲッジボードの着脱操作をより円滑にさせることができるとともに、自動車走行中の振動によるがたつきを防ぎ、異音の発生を防止することが可能となる。また、樹脂のブロー成形後に二重壁成形体が冷却収縮しても、補強材の両端部に取り付けられている連結部材間には位置ずれが生じないので、二重壁成形体の寸法誤差によるラゲッジボード着脱操作の円滑性の低下を防ぐことができる。
上述した自動車用デッキボードのように、上記二重壁成形体と上記補強材と上記一対の連結部材とを有する樹脂製中空二重壁構造体は、樹脂のブロー成形後に二重壁成形体が冷却収縮しても、補強材の両端部に取り付けられている連結部材間には位置ずれが生じない。
図20は本発明に係る樹脂製中空二重壁構造体からなる蓋体210を備えた収納構造を一部破断して示す斜視図、図21は蓋体210を裏面からみて示す斜視図、図22は蓋体210の要部を裏面から見て示す要部斜視図、図23は受け段部293に取り付けた蓋体210を図22のC1−C1の位置で断面視して示す断面図、図24は蓋体210を図22のC2−C2の位置で断面視して示す断面図である。
本発明を適用可能な樹脂製中空二重壁構造体は、建築物の内装壁、パーティション、扉、自動車のヘッドレスト、アームレスト、ラゲッジボード、等が考えられる。
二重壁成形体222は、少なくとも樹脂を有する素材をブロー成形することにより、間隔をおいて対向する表壁222aおよび裏壁222bと当該表壁および当該裏壁の周縁部を閉塞して中空部HO5を形成する周囲壁222cとが形成された成形体とされている。
蓋体210の裏面には、両縁部で上方へ凹んだ一対の凹部224,224が形成されている。凹部224,224の幅方向内側の面には補強材228の両端部を突き出させて露出させる開口が形成されている。
外部の構成体であるフロア体290では、収納部291が床面292から下がった陥没状に形成されており、収納部291の開口の周縁部は蓋体210を落とし込んで載置するための受け段部293とされている。受け段部293において蓋体210の連結部材230,230が載置される部分には、上方に向かって突出した嵌合凸部294,294が形成されている。
なお、二重壁成形体222内には補強材228を長手方向にのみスライド可能に支持するためのインナーリブおよび複数の突起が形成されており、補強材228は長手方向を幅方向に向けて中空部HO5内に挿通されて二重壁成形体に対して長手方向にのみスライド可能に支持されている。
連結部材230は、補強材228の端部を開口から挿入させて補強材228の端部と嵌合する補強材嵌合部232と、図23において補強材嵌合部232の左横に設けられた基部234と、嵌合凸部294の一に合わせて開口させて形成した嵌合凹部236とが一体的に形成されている。そして、フロア体290に連結するため、補強材228の両端部に連結部材230,230が取り付けられている。
連結部材230は、凹部224に挿入して当該凹部で露出した補強材228の端部に補強材嵌合部232を嵌め合わせることにより、補強材228の端部に抱持状態で固定されて凹部224に取り付けられる。
以上説明したように、本発明によると、種々の態様により、有用な樹脂製中空二重壁構造体を提供することができる。
20…デッキボード本体、
20a,120a…前側ボード、20b,120b…後側ボード、
20c,120c…ヒンジ部、
20d…下面、20e…前縁部、20f…後縁部、20g…車幅方向両縁部、
22,222…二重壁成形体、
22a,222a…表壁、22b,222b…裏壁、22c,222c…周囲壁、
22d,g…インナーリブ、22e,f…突起、
24,124,125,224…凹部、24a…開口、
26…第二凹部、26a…開口、
28,29,128,129,228…補強材、
28a,29a…両端部、
30…第一係合具(連結部材)、30a…ねじ止め用穴、
32…補強材連結部、32a…溝、
34…基部、34a…傾斜面、
36…前方延出部、36a…下面、36b…延出部、
40…第二係合具、40a…ねじ止め用穴、
42…本体部、44…弾性部、
50…第三係合具(連結部材)、50a…ねじ止め用穴、
52…保持部材、
53…補強材連結部、53a…下面、
54…可動部材保持部、54a…貫通穴、54b…下面、
56…可動部材、
57…頭部、58…係合片、58a…曲面形状、
82…コ字状支持部材、
83,183…第一支持部、
84,184…第二支持部、
85…架橋部、
86…第三支持部、87…係合穴、
92…リヤシート、94…側壁、96…デッキフロア、
130…第一係合具(連結部材)、140…第二係合具(連結部材)、
132,142…補強材嵌合部、134,144…基部、
136…第二弾性部、
146…弾性部、
210…蓋体(樹脂製中空二重壁構造体)、
230…連結部材、
232…補強材嵌合部、234…基部、236…嵌合凹部、
290…フロア体、
291…収納部、292…床面、293…受け段部、294…嵌合凸部、
AP1,AP2,AP3,AP4…開口、
AX1,AX2…回転軸、
CL1…隙間、
HO1,HO2,HO3,HO4,HO5…中空部、
SP1,SP4…荷室、SP2,SP3…分割された荷室、SP5…ラゲッジルーム
Claims (1)
- 少なくとも樹脂を有する素材を成形することにより、間隔をおいて対向する表壁および裏壁と当該表壁および当該裏壁の周縁部を閉塞して中空部を形成する周囲壁とが形成された樹脂製中空二重壁構造体であって、
少なくとも樹脂を有する素材から前記表壁、前記裏壁および前記周囲壁を有する形状に成形された二重壁成形体と、
前記二重壁成形体の成形後の収縮に関わらない材質からなり、前記二重壁成形体の中空部内に挿通されて前記二重壁成形体に対して長手方向にのみスライド可能に支持されるとともに両端部が前記二重壁成形体から露出した補強材と、
外部の構成体に連結するために当該補強材の両端部に取り付けられた一対の連結部材とを備えることを特徴とする樹脂製中空二重壁構造体。
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