JP2010269778A - 自転車用幼児座席装置 - Google Patents

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信行 吉田
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Abstract

【課題】座席本体の背もたれ部上部にヘッドレスト部が設けられた自転車用幼児座席装置において、ヘッドレスト部を簡単且つ迅速に上げたり降ろしたりできるようにし、もって幼児の載せ降ろしが簡単に行えるようにする。
【解決手段】ヘッドレスト部5に支持杆25が設けられ、座席本体2の背もたれ部4に支持杆受部26が設けられており、支持杆受部26と支持杆25との相互間には支持杆25を弾力によって上方へ押し上げる上昇付勢手段30と、支持杆受部26に対する支持杆25の保持高さを係止保持する高さ保持手段31とが設けられており、高さ保持手段31には、支持杆受部26に対して係止保持された支持杆25を、単一の操作に従い、押し上げ方向へ向けて自由解放する解放操作部40が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、自転車用幼児座席装置に関するものである。
自転車用幼児座席装置は、座部と背もたれ部とを有する座席本体を備え、座席本体の背もたれ部上部にヘッドレスト部が設けられているのが一般的となっている。ヘッドレストは、座部に座った幼児の頭部を後方と側方からガードするためのものであるから、当然に、幼児の頭部まで及ぶ高さを有したものとされている。従来の自転車用幼児座席装置には、幼児の体型やその生育度に合わせてヘッドレスト部の高さ調節ができるように工夫したものもある(例えば、特許文献1や2等参照)。
従来におけるヘッドレスト部の高さ調節は、ヘッドレスト部に対し、下方へ突出する支持杆を設けると共に、座席本体の背もたれ部には、ヘッドレスト部の支持杆を上下方向へ向けて摺動自在に保持する支持杆受部を設けておき、これら両者を前後方向へ締め込み可能にしたボルト等の止め軸で固定する(高さ方向で不動にする)構造としてあった。
すなわち、ヘッドレスト部を高さ調節するには、ボルトやダイヤル式ハンドル等の止め軸を一旦緩め、その状態でヘッドレスト部を上下に動かし、丁度よい高さで止め軸を締め込む、といった手順になる。
特開2007−203874号公報 特開2007−125993号公報
従来におけるヘッドレスト部では、その高さ調節をするためにボルトやダイヤル式ハンドル等の止め軸を一旦緩めたり、高さ調節後にまた止め軸を締め込んだりする必要があった。このような操作は片手では行い難く、また相応の操作力も必要なことから両手での作業が必要となっていた。
ところで最近では、自転車用幼児座席装置に対して幼児を載せたり降ろしたりする際にヘッドレスト部が邪魔になるため、ヘッドレスト部を簡単且つ迅速に上げたり降ろしたりできるような構造が要請されるようになってきた。このような要請に対し、従来におけるヘッドレスト部の高さ調節機構は、ヘッドレスト部を簡単且つ迅速に上げたり降ろしたりできるような構造ではなかった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、座席本体の背もたれ部上部にヘッドレスト部が設けられた自転車用幼児座席装置において、ヘッドレスト部を簡単且つ迅速に上げたり降ろしたりできるようにし、もって幼児の載せ降ろしが簡単に行えるようにした自転車用幼児座席装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係る自転車用幼児座席装置は、座部と背もたれ部とを有する座席本体を備え、座席本体の背もたれ部上部にヘッドレスト部が設けられたものであって、ヘッドレスト部には下方へ突出する支持杆が設けられていると共に、座席本体の背もたれ部にはヘッドレスト部の支持杆を上下方向へ向けて摺動自在に保持する支持杆受部が設けられている。
そして、支持杆受部と支持杆との相互間には支持杆を弾力によって上方へ押し上げる上昇付勢手段と、支持杆受部に対する支持杆の保持高さを上記上昇付勢手段に抗して係止保持する高さ保持手段とが設けられており、上記高さ保持手段には、支持杆受部に対して係止保持された支持杆を、単一の操作に従い押し上げ方向へ向けて自由解放する解放操作部が設けられている。
このような構成であると、単一の操作により解放操作部を操作することで、ヘッドレスト部の支持杆は高さ保持手段による係止を解かれ、上昇付勢手段によって上方へ押し上げられるようになる。そのため、支持杆は座席本体の支持杆受部にガイドされつつ上方へと摺動し、結果、ヘッドレスト部は座席本体に対して上昇する。
すなわち、単一の操作(片手でもできるようなワンアクション)でヘッドレスト部を上昇させることができるので、座席本体への幼児の載せ降ろしが簡単に行えるようになる。
また、解放操作部を上昇付勢手段の押し上げ力に抗して押し下げるという単一の操作により、ヘッドレスト部を所望の高さまで下げることができる。
なお、ヘッドレスト部を押し下げるのを終了すれば(止めれば)、支持杆は再び高さ保持手段による係止状態に戻るので、その時点(押し下げを終了した時点)でヘッドレスト部の高さが保持されるようになる。
このように、単一の操作(片手でもできるようなワンアクション)でヘッドレスト部を下降させることもできるので、座席本体への幼児の載せ降ろしが簡単に行えるようになる。
前記高さ保持手段は、支持杆又は支持杆受部の一方に設けられた段替え爪と、支持杆又は支持杆受部の他方に設けられて上記段替え爪に係合可能とされたロック爪とを有しており、前記解放操作部は、高さ保持手段のロック爪を段替え爪に対して離脱方向に移動させる爪移動機構を有したものとすることができる。
前記解放操作部の爪移動機構は、後向きに突出付勢された状態で待機する操作片と、この操作片が前方へ押し込み操作されたときに当該操作片に連動して下降するカム部材とを有しており、このカム部材が下降する動作でロック爪をスライドさせるようにして当該ロック爪を段替え爪から離脱させるものとすることができる。
また別例として、前記解放操作部の爪移動機構は、ロック爪自体に設けられた操作片を有しており、この操作片が所定方向へスライド操作されたときにロック爪も一体にスライドさせるようにして当該ロック爪を段替え爪から離脱させるものとすることができる。
更に別例として、前記解放操作部の爪移動機構は、上下方向の一方へ付勢された状態で待機する操作片と、この操作片が付勢に抗する方向へ操作されたときに当該操作片と随伴動作するカム部材とを有しており、このカム部材が前記付勢に抗する方向への動作でロック爪をスライドさせるようにして当該ロック爪を段替え爪から離脱させるものとすることができる。
また、前記高さ保持手段の解放操作部には、上昇操作部と下降操作部とを分けて設けてもよい。
また、別例として、前記高さ保持手段は、支持杆受部に設けられる段替え爪と、該段替え爪に係止・離脱するように支持杆に設けられたロック爪と、該支持杆に上下方向へ摺動可能に設けられ、弾発部材によって前記ロック爪を前記段替え爪に対して係止状態に保持し、前記弾発部材に抗して前記ロック爪を前記段替え爪から離脱操作するための操作レバーとを備えていてもよい。
そして、前記ロック爪は、支持杆の支軸に支持される基部と、この基部から延びる腕部と、この腕部の先端の頭部とを有しており、
前記操作レバーには、前記ロック爪に対する爪係合解除部と爪係合部とを前記操作レバーの操作方向に対向して設けてあり、その間にロック爪の腕部が配置されており、常時、弾発部材によって前記爪係合部を介して前記ロック爪の頭部を前記段替え爪に係止保持させるように組み込んであることが好ましい。
この別例においても、操作レバーを片手で操作するだけで、ヘッドレスト部を所望の高さに調節することができる。
また、前記ロック爪は、支持杆の支軸に揺動自在に支持される取付基部と、この取付基部から下方に伸びる第1腕部と、この第1腕部の下部に左右方向外側へ突設された頭部と、前記取付基部から左右方向内側に伸びて操作レバーの作動軸に係止された第2腕部とを左右対称に有しており、
前記左右対称な頭部間を弓形に湾曲した板バネ形状の弾発部材で一体的に連結してあってもよい。
このロック爪は、左右のものが弾発部材で一体化されて1部品とされているため、部品点数や組付工数を削減することができる。
本発明に係る自転車用幼児座席装置では、ヘッドレスト部を簡単且つ迅速に上げたり降ろしたりできるものであり、幼児の載せ降ろしが簡単に行えるようになっている。
本発明に係る自転車用幼児座席装置の第1実施形態を背面側から示した分解斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第1実施形態を背面側から示した斜視図である。 第1実施形態における主要部構造の一部を抽出し拡大して示した斜視図である。 図3からの動作状態を示した斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第1実施形態を示した斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第1実施形態を示した側面図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第2実施形態を背面側から示した分解斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第2実施形態を背面側から示した斜視図である。 図8のA−A線矢視図である。 第2実施形態における主要部構造の一部を抽出し拡大して示した分解斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第3実施形態を背面側から示した斜視図である。 図11のB−B線矢視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第4実施形態における主要部構造のを示した側断面図である。 図13からの動作状態を示した側断面図である。 第4実施形態における主要部構造の一部を抽出し拡大して示した一部破砕斜視図である。 第4実施形態で採用された操作片を示した斜視図である。 図14中のC部に対応する箇所の軸端近傍を描いた拡大図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第5実施形態における主要部構造の背面図であって、右半分は断面を示している。 図18の中央縦断側面図である。 (A)は第5実施形態における支持杆受部を前面側から見た概略斜視図であり、(B)と(C)はヘッドレスト部の支持杆を後面側から見た概略斜視図と前面側から見た概略斜視図である。 (A)は第5実施形態におけるロック爪の概略斜視図であり、(B)と(C)は操作レバーを後面側から見た概略斜視図と前面側から見た概略斜視図である。 本発明に係る自転車用幼児座席装置の第6実施形態の全体斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト昇降機構部分の分解斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト昇降機構部分の組立正面図である。 第6実施形態の背もたれ部単体の前面より見た斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト部単体の前面より見た斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト部単体の後面上方より見た斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト部単体の後面下方より見た斜視図である。 第6実施形態の操作レバー単体の後面より見た斜視図である。 第6実施形態のロック爪単体の正面図である。 第6実施形態のヘッドレスト昇降機構部分の組立状態におけるガイド部材取付部付近の横断斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト昇降機構部分の組立状態における操作レバー下端部付近の横断斜視図である。 第6実施形態のヘッドレスト昇降機構部分の組立状態におけるガイド部材取付部付近から下部までの中央部縦断斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1乃至図6は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第1実施形態を示している。図5及び図6に示すように、この幼児座席装置1は、座席本体2の背もたれ部4に対し、その上部にヘッドレスト部5が設けられたものである。
座席本体2は、座部3を有し、この座部3の後部で背もたれ部4が立ち上がるようになっており、座部3の左右両側には側部ガード壁16が形成されている。これら側部ガード壁16の後端は背もたれ部4と一体的に連結形成されている。
座部3の下面や側部ガード壁16の外面などには、自転車への取り付けに用いる適宜固定用構造(図示略)が設けられており、自転車のハンドル上部(ハンドルの中央部)に取付可能になっている。また、左右の側部ガード壁16における上部間を跨ぐようにして、座部3に座った幼児が握るためのハンドルバー17が設けられている。
また図例では、側部ガード壁16の前端同士が座部3の上部前方を横断するように連結されることにより、前ガード18が形成されたものを示している。この前ガード18の下部には、必要に応じて着脱することのできる前下ガード19が付設されたものとしてある。この前下ガード19は、前方を下方へ下げるように取付姿勢を変更することで、座部3に座った幼児の足置きとして使用することもできるようになっている。このような前ガード18や前下ガード19の有無や構造等は特に限定されるものではない。
ヘッドレスト部5は、座部3に座った幼児の頭部をその後方からガードできるように、頭部高さに合わせて設けられている。図例では、幼児の頭部に対して、その左右両脇方へ向けて張り出すようにして、左右ガード部20が設けられたものを示してある。また、図例のヘッドレスト部5には、幼児がヘルメットを着用しているときでもこのヘルメットとの干渉を避けるため、背もたれ部4の正面を基準としてそれよりも後方へ向けて凹ませた凹部21が形成されている。
図1に示すように、ヘッドレスト部5には、下方へ向けて突出する支持杆25が設けられている。これに対し、座席本体2の背もたれ部4にはヘッドレスト部5の支持杆25を上下方向へ向けて摺動自在に保持する支持杆受部26が設けられている。
図例の支持杆25は、扁平な(平面断面が長方形状の)柱状のものとして形成されたものを示してあり、また支持杆受部26は、背もたれ部4の後面(背面)に上端を上向きに開放させた状態で、上記のように扁平柱状の支持杆25をガタツキなく嵌合可能にする角筒状のものとして形成されたものを示している。これらによりヘッドレスト部5は、支持杆受部26に沿って支持杆25を上下動させることで高さ位置を変更できるようになっている。
支持杆受部26と支持杆25との相互間には、上昇付勢手段30と高さ保持手段31とが設けられている。
上昇付勢手段30は、支持杆25を弾力によって上方へ押し上げるようになったもので、図例では、支持杆25の下端と支持杆受部26の内底部との上下間に、2本のコイルスプリング30a、30bを並列状に配置して取り付けた状態として示してある。
高さ保持手段31は、支持杆受部26に対する支持杆25の保持高さを上昇付勢手段30に抗して係止保持させるもので、支持杆25に設けられた段替え爪35と、支持杆受部26に設けられたロック爪36とを有している。このロック爪36は、段替え爪35との間で互いに係合離脱するように動作可能となっている。
図例の支持杆25は、扁平柱状としての外郭を縁取るような枠形の構造を有したものとしてある。そして、この枠形構造のなかで縦方向に延びる2本の縦桟部分25aの各内面(対向面)に、互いに突出するようにしつつ、且つ上下方向に互いに所定間隔をおくようにして、複数の段替え爪35が設けられたものとしている。
すなわち、段替え爪35は、左右方向で対向する配置で対(一組)を成し、且つこの左右一対のものが上下方向で複数段(図例では4段)、設けられたものとなっている。
また図例のロック爪36は、上記したような左右一対の段替え爪35に対応するように、同じく左右一対で一組を成すように設けられている。これら左右一対のロック爪36は、いずれも、支持杆受部26内の所定高さ位置を維持しつつ、左右方向に移動自在に設けられている。
また左右一対のロック爪36の相互間(左右中央間)には、左右方向で弾発力を発する弾発部材37が挟み込まれている。図3及び図4に示すように、図例の弾発部材37はコイルバネであって、左右一対のロック爪36を左右方向外方へ向けて相互離反させるように(即ち、右側配置のロック爪36は右方で左側配置のロック爪36は左方へと押し出し付勢するように)なっている。
なお、これら左右一対のロック爪36の相互間距離は、相互接近により弾発部材37を最も圧縮させたときに、左側のロック爪36と左側の段替え爪35との係止状態、及び右側のロック爪36と右側の段替え爪35との係止状態が、同時に離脱できるような距離として設定されている。
このようなことから、左右一対のロック爪36が弾発部材37の付勢力を受けて左右方向へ張り出すようになり、各高さ位置に配された左右一対の段替え爪35に対して選択的に係合するようになり、これによって支持杆受部26に対する支持杆25の支持高さが保持される。
ところで、この高さ保持手段31には、更に、解放操作部40が設けられている。
解放操作部40は、単一の操作(片手でもできるようなワンアクション)に従い、押し上げ状態が係止保持された支持杆25を支持杆受部26に対して自由解放する(即ち、自由に上昇する状態にさせる)ようになったもので、ロック爪36を段替え爪35に対して離脱方向に移動させる爪移動機構45を有している。
爪移動機構45の具体的な構造としては、弾発部材46によって後向きに突出付勢された状態で待機する操作片47と、この操作片47を前方へ押し込み操作したときに連動して下降するカム部材48とを有したものとなっている。図例では、操作片47とカム部材48とを連結リンク49で連結したリンク機構50を採用したものとしている。
カム部材48は、下降動作により、ロック爪36を左右方向へスライドさせ、この動きでロック爪36を段替え爪35から離脱させるものであって、ロック爪36に当接する傾斜カム52を有している。なお、ロック爪36には、後方(図3の図中手前側)へ突出することで傾斜カム52の当接を受け易くする係止突起53が設けられている。
ロック爪36が左右一対設けられていることに対応して、カム部材48には左右一対の傾斜カム52が設けられている。これら左右一対の傾斜カム52は、「ハ」字状を呈するように上側ほど相互間隔が狭く下側ほど相互間隔が広くなる方向で傾斜したものである。
これら傾斜カム52は、繋ぎ板部54を介して下向きに二股状に突出する脚部55に対して一体的に設けられており、また繋ぎ板部54には、上方へ突出する2本の連接杆56が設けられて、これら連接杆56が、上記したリンク機構50の各連結リンク49と連結されるようになっている。
このような構造であるため、解放操作部40の操作片47を前方へ押し込み操作すると、リンク機構50を介してカム部材48が下降動作し、このカム部材48の傾斜カム52がロック爪36の係止突起53との当接を強めるようになることで、左右一対のロック爪36が弾発部材37を圧縮しつつ(付勢力に抗しつつ)左右方向内方へ引き込まれるようになる。
かくして、ロック爪36は段替え爪35との係合状態を離脱するようになり、ヘッドレスト部5の支持杆25は高さ保持手段31による係止を解かれ、上昇付勢手段30によって上方へ押し上げられるようになる。そのため、支持杆25は支持杆受部26にガイドされつつ上方へと摺動し、結果として、ヘッドレスト部5は座席本体2に対して上昇する。
そして、操作片47から手を離すと、即ち、操作片47の押し込みを解放すると、弾発部材46(図3参照)によって操作片47が後方へ突出復帰し、連結リンク49を介してカム部材48を上昇復帰させ、傾斜カム52によるロック爪36の引き込みが解除される。その結果、ロック爪36は、弾発部材37によって左右方向外方へ突出してその時点で対応している高さの段替え爪35に係止する。これによって、ヘッドレスト部5は、所望の高さに調節された状態で保持されるようになる。
以上、詳説したところから明かなように、上記構成を有する幼児座席装置1では、解放操作部40の操作片47を前方へ押し込むといった単一の操作(片手でもできるようなワンアクション)により、ヘッドレスト部5を上昇付勢手段30の上昇付勢力によって軽く上昇させることができる。また、ヘッドレスト部5を下降させるときも、操作片47を押し込みながら操作部40を上昇付勢手段30の上昇付勢力に抗して押し下げるという単一の操作により、ヘッドレスト部5を所望の高さまで下降させることもできるので、座席本体2への幼児の載せ降ろしが簡単・迅速に行えるようになる。なお、上昇付勢手段30の上昇付勢力は、ヘッドレスト部5の自重に打ち勝つ程度に設定されるもので、下降時の操作力も小さなものでよく、これによって、本発明の第1実施形態は、ヘッドレスト部5の高さ調整を片手で軽くスムーズに行うことができるように構成したものである。
[第2実施形態]
図7乃至図10は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第2実施形態を示している。この第2実施形態の幼児座席装置1が上記した第1実施形態と最も異なるところは、高さ保持手段31に設けられた解放操作部40を上昇操作部40aと下降操作部41とに分けて設けた点にある。
即ち、本第2実施形態の上昇操作部40aは、図8、図9に示すように、爪移動機構45が、ロック爪36自体に設けられた操作片60を有したものとなっており、この操作片60を左右方向へ横移動操作することによりロック爪36を直接的にスライドさせ、もって段替え爪35から離脱させるものとなっている。
ロック爪36が左右一対設けられていることは第1実施形態と同じであり、従って操作片60も、左右の各ロック爪36に各別に設けられている(左右一対ある)。そのため、これら左右一対の操作片60を摘むようにする(相互接近させる)ことで、左右一対のロック爪36は弾発部材37を圧縮しつつ(付勢力に抗しつつ)左右方向内方へ引き込まれ、ロック爪36が段替え爪35との係合状態を脱出するようになる。
上記操作片60を摘んで相互接近させ、ロック爪36を引っ込めて段替え爪35から外すと、ヘッドレスト部5は、上昇付勢手段30によって上方へ押し上げられ、所望の高さになったところで操作片60から手を離せば、弾発部材37の弾性復帰力によってロック爪36が左右方向外側へ押し出され、その時点で対応している段替え爪35に係合し、ヘッドレスト部5をその高さ位置に保持するようになる。
一方、本第2実施形態の下降操作部41は、図7、図10に示すように、ラチェット機構63を採用し、別の操作片64を具備したものとなっている。
図7及び図10に示すように、ラチェット機構63は、支持杆25内に対し、左右の段替え爪35の相互間に挟まれる配置で収納される第1ノコ歯列65及び第2ノコ歯列66を有している。第1ノコ歯列65は左右方向で所定間隔をおいて一対設けられており、互いに歯先を対向させるようになっており、また第2ノコ歯列66も、これら左右の第1ノコ歯列65に噛合するように左右一対設けられており、歯先を左右外側へ向けるようになっている。
左列で第1ノコ歯列65と第2ノコ歯列66とが噛合する噛合角と、右列で第1ノコ歯列65と第2ノコ歯列66とが噛合する噛合角とは、上方ほど狭まり下方ほど広がるような「ハ」字状の関係になっている。
そして、第1ノコ歯列65の上端部に対して上記した操作片64が設けられており、第1ノコ歯列65の下端部に対して、支持杆25の内底部25bとの間で弾発力を発する弾発部材67が設けられている。
支持杆受部26に設けられたロック爪36には、前方(図9の図中手前側)へ突出することで第2ノコ歯列66と当接する係止突起68が設けられており、この係止突起68の左右方向外側面に対して、左右の第2ノコ歯列66が当接するようになっている。すなわち、左右の第2ノコ歯列66は、それらの相互間で左右のロック爪36を挟み込むような位置関係となっている(図10参照)。
このようなことから、支持杆25に対して、操作片64を下方へ押し込み操作すると、左右の第1ノコ歯列65が下降し、左右の第2ノコ歯列66には第1ノコ歯列65との噛合角(「ハ」字状の傾き)に沿って左右方向の内方へ押されるようなカム作用が作用する。従って、これら左右の第2ノコ歯列66が左右のロック爪36を相互接近させることになり、ロック爪36を段替え爪35から離脱させるものとなっている。
このとき、支持杆25には支持杆受部26に対して上昇付勢手段30による上向きの押し上げ力が作用しているが、この押し上げ力に抗して操作片64を押し下げると、ヘッドレスト部5も一緒に押し下げられる。そして、操作片64から手を離せば、図7に示す弾発部材67が第1ノコ歯列65を上方へ押し上げる。これによって第2ノコ歯列66の左右方向内方への押し付け力が解除される。この結果、ロック爪36が弾発部材37によって左右方向外側へ押し出され、その時点で対応している段替え爪35に係合することになる。これによって、ヘッドレスト部5は、所望の高さまで押し下げて係止保持させることができる。
このように、第2実施形態においても、上昇操作部40aの操作片60を片手で摘むとういう操作だけでヘッドレスト部5を所望の高さまで上昇させることができ、また、下降操作部41の操作片64を押し下げるという操作だけでヘッドレスト部5を所望の高さまで下降させることができる。
[第3実施形態]
図11及び図12は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第3実施形態を示している。この第3実施形態の幼児座席装置1は、上記した第2実施形態(図7乃至図10参照)と基本的に同じものであるが、最も異なるところは、高さ保持手段31に設けられた解放操作部40の上昇操作部40aの爪移動機構45の左右一対の操作片60の代わりに1つの操作片71でロック爪36を操作できるようにした点にある。
即ち、本第3実施形態の爪移動機構45は、図11及び図12に示すように、左右のロック爪36の係止突起68に対して、それらを左右方向の両外側から抱持するように「ワ」字状に形成されたカム部材70を外嵌させ、このカム部材70に操作片71を設けてある。
カム部材70には、左右のロック爪36を相互接近方向へ移動させるような傾斜カム72が、互いに所定間隔をおいた対向配置で設けられている。これら左右の傾斜カム72は、「ハ」字状を呈するように上側ほど相互間隔が狭く下側ほど相互間隔が広くなる方向で傾斜したものである。
このような構造を採用すると、操作片71を下方へ押し込み操作したときに、この操作片71と随伴動作するカム部材70の下降で、左右の傾斜カム72が左右のロック爪36を左右方向内方(相互接近方向)へスライドさせるようになり、もって、左右のロック爪36を左右の段替え爪35から離脱させることができるようになる。
なお、操作片71を下方へ押し込み操作しないとき(非操作時)は、左右のロック爪36が弾発部材37によって相互離反方向へ付勢される作用と、これら左右のロック爪36が相互離反する作用で左右の傾斜カム72が上方へ押し上げられる作用とが、操作片71に対して付加するようになる。そのため、この操作片71は、非操作時には上向きに押し上げ付勢された状態で待機することになる。なお、ヘッドレスト部5の下降操作部41は、第2実施形態と同一である。
[第4実施形態]
図13乃至図17は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第4実施形態を示している。この第4実施形態の幼児座席装置1は、上記した第2実施形態(図7乃至図10参照)と基本的に同じものであるが、最も異なるところは、高さ保持手段31自体の設けられた向きにある。
すなわち、本第4実施形態の高さ保持手段31は、支持杆25に対して設けられる段替え爪35が、支持杆25内で後方へ向けて突出するようになっている(第1乃至第3実施形態において段替え爪35は左右方向に突出したものであった)。
このような段替え爪35の突出向きの違いに伴い、支持杆受部26側に設けられるロック爪36についても、段替え爪35へ向けて前方突出の状態で設けられている。
解放操作部40の上昇操作部40aでは、揺動支軸80を支点として前後揺動するレバータイプの操作片81を有しており、この操作片81に対してロック爪36が揺動自在に連結されたものとしてある。この操作片81は、図17に示すようにコイルバネ等の弾発部材82により、下端側を前方へ押し出すような方向で付勢されている。
従って、この操作片81を後方向へ引き上げる向きに揺動操作することによりロック爪36を直接的に後向きに移動させ、もって段替え爪35から離脱させるものとなっている。なお、ロック爪36が左右一対設けられていることは他の実施形態と同じであり、従って段替え爪35も左右一対設けられている。
一方、本第4実施形態の下降操作部41は、第2実施形態(図7乃至図10参照)で説明したラチェット機構63と略同じ原理を採用してある。但し、上記のように段替え爪35やロック爪36の突出向きが前後方向であることに伴い、ラチェット機構63の向きも歯先が前後方向を向くように設けられている点が異なる。
その他の細部構成や作用効果、使用状況などは他の実施形態と実質的に略同じであるためここでの詳説は省略する。
[第5実施形態]
図18〜図21は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第5実施形態を示している。この第5実施形態の幼児座席装置1は、ヘッドレスト部5に設けられる支持杆25と、座席本体2の背もたれ部4に設けられる支持杆受部26と、上昇付勢手段30と、高さ保持手段31と、解放操作部40とを備えている。
上記支持杆25と支持杆受部26との関係は、支持杆受部26によって支持杆25を上下方向に向けて摺動自在に保持させるものである。
支持杆受部26は、図20(A)に示すように、背板部85と、背板部85の左右両側に前方に向けて突設された一対の外側板部86と、一対の外側板部86の内側で背板部85から前方に向けて突設された一対の内側板部87とを有している。
背板部85の上部中央には、上昇付勢手段30の収容部88が形成されており、その上部に第1ガイド部材89の取付孔90が形成されている。
外側板部86には、第2ガイド部材91のガイド孔92が上下方向の長孔として形成されている。
内側板部87の内側には、三角波形の段替え爪35が左右対称形状で対向して設けられている。
支持杆25は、図20(B)(C)に示すように、ヘッドレスト部5の支柱部材として形成されており、背板部95と、背板部95の左右両側に前方に向けて突設された一対の内側板部96と、一対の内側板部96の前端から外側へ屈曲延長され、さらに後方へ屈曲延長された一対の外側板部97と、これらの上部に形成された上蓋部98とを有している。
背板部95は、左右方向中央部に第1ガイド部材89のガイド孔99が上下方向の長孔として形成されており、また、外側板部97の下部には第2ガイド部材91の取付孔100が形成されている。第1ガイド部材89が支持杆受部26側に取り付けられ、第2ガイド部材91が支持杆25側に取り付けられ、これら第1ガイド部材89と第2ガイド部材91がそれぞれ相手側に上下方向の長孔として形成されているガイド孔92,99に摺動可能に嵌合されていることによって、支持杆受部26に対して支持杆25が上下方向に摺動自在に保持されている。
背板部95の前面側の下部の左右両側に前記段替え爪35と対応するロック爪36の取付軸101が形成されている(図18,図20(C)参照)。この取付軸101は、角軸形状とされている。
ロック爪36は、左右一対とされ、その形状は、本第5実施形態においては、図21(A)に示すように、取付基部102と、取付基部102から一体に延長された腕部103と、腕部103の先端(下端)に一体に形成された頭部104とを有し、全体が樹脂(例えば、ポリプロピレン樹脂)等で製作されている。
取付基部102は、角軸形状の取付軸101に嵌合するための角穴を有している。頭部104は、三角波状の段替え爪35に対応する三角凸部形状とされている。腕部103は、薄板状に形成されており、取付軸101を支点として頭部104が左右両外側の段替え爪35に係合した状態から離脱する方向に戻すように弾性復元可能とされている。
支持杆25の内側板部96には、図18、図20(C)に示すように、前記ロック爪36の取付軸101よりも下方に窓孔105が形成されており、この窓孔105からロック爪36の先端の頭部104が左右方向に出没可能に装着されている。
支持杆25の前面側の左右一対の側板部96間には、図21(B)(C)に示すような操作レバー106が上下方向に摺動自在に装着されている。
支持杆25の背板部95の前面には、図20(C)に示すように、取付座107が前方に向けて突設されている。この取付座107は、背板部95の上下方向に2段で左右方向に2列として合計で4個形成されている。
この取付座107に対応して、操作レバー106には、図21(B)(C)に示すように、上下方向に長孔状とした4個のガイド孔108が形成され、このガイド孔108を通して第3ガイド部材109が前記取付座107に取り付けられている(図18、図19参照)。このガイド孔108は、第3ガイド部材109の頭部が沈む程度の深さの座繰り孔としてあり、孔周囲の座面を第3ガイド部材109の頭部座面に僅かな隙間を残して対向させてある。これによって、操作レバー106は、支持杆25に対して、上下方向に摺動自在に取り付けられている。
この操作レバー106は、図21(B)(C)に示すように、矩形(縦長)板状の主体部110と、主体部110の左右方向両端から後方に突設された側板部111と、主体部110の上端から後方に突設された操作頭部112と、主体部110の下端から後方に突設された底板部113とを有しており、側板部111の下部と底板部113の左右両端との間には爪挿通隙間114が切り欠き形成されている。この爪挿通隙間114の上側となる側板部111下端には、爪係合解除部115が形成され、また、爪挿通隙間114の下側となる底板部113の左右両端には、爪係合部116が傾斜案内面として形成されている。
上記底板部113の下面と、支持杆25の背板部95の前面側下部には、コイルスプリングからなる弾発部材117の取付部118,119が形成され、この取付部118,119に弾発部材117の両端部が取り付けられている。これによって、操作レバー106は、支持杆25に対して、常時、上向きに弾圧され、爪係合部116によってロック爪36が段替え爪35に係合保持される。従って、この構成が第5実施形態におけるヘッドレスト部5の高さ保持手段31を構成していることになる。なお、上記操作レバー106は、上記とは逆の下向きにバネ等の弾発部材で弾圧させておき、上向きに操作するように構成してもよい。
また、操作レバー106の操作頭部112は、図19に示すように、支持杆25の上蓋部98の上部に形成された窓孔120から押し下げ操作可能とされている。この操作頭部112を片手で押し下げると、操作レバー106が弾発部材117の弾圧力に抗して下降し、爪係合解除部115によってロック爪36の腕部103が下方に押されて取付軸101を中心として下方に回動し、頭部104が段替え爪35から離脱してロック爪36と段替え爪35との係合が解除される。従って、この構成が第5実施形態における解放操作部40を構成していることになる。また、操作レバー106は、第5実施形態において、爪移動機構45を構成していることになる。
上昇付勢手段30は、ヘッドレスト部5の支持杆25を上向きに弾圧付勢するものであって、前記してきた第1〜第4実施形態では、コイルスプリングを例示しているが、この第5実施形態においては、渦巻きバネを弾発部材121として採用したものである。即ち、巻芯部材122に始端を係止した渦巻きバネ121の終端123を、図19に示すように、支持杆25の背板部95の後面の下端にネジなどの固着具124で固着し、巻芯部材122を支持杆受部26の背板部85の上部に形成した収容部88に収容している。この渦巻きバネ121は、支持杆受部26に対して、支持杆25を、常時、上向きに付勢するように装着されるものである。なお、支持杆25を支持杆受部26に対して、常時、上向きに付勢するための手段は、他の構成を採用してもよい。
この第5実施形態においては、操作レバー106の操作頭部112を片手で押し下げることにより、ロック爪36を段替え爪35から離脱させることができる。この状態では、渦巻きバネ121によってヘッドレスト部5に上昇方向の付勢力が作用しているため、該付勢力によって支持杆25を所望の高さまで上昇させて操作頭部112から手を離せば、その高さでヘッドレスト部5を係止保持させることができる。
また、操作レバー106の操作頭部112を片手で押し下げて、ロック爪36を段替え爪35から離脱させ、この状態で、操作レバー106の操作頭部112を渦巻きバネ121の上昇方向の付勢力に抗して、さらに押し下げると、ヘッドレスト部5を下げることができる。そして、所望位置までヘッドレスト部5が下がると、操作頭部112の押し下げ力を解除すれば、弾発部材117によって、支持杆25に対して操作レバー106が押し上げられ、爪係合部116によってロック爪36の頭部104が段替え爪35に係合される。これによって、ヘッドレスト部5を所望の高さに下げた位置で係止保持させることができる。
支持杆25の外側板97の内側面には、ロック爪36の頭部104と対向してバックアップ部125が形成されており、このバックアップ部125は、ロック爪36と係合する段替え爪35の内側板87が変形することを防止し、段替え爪35とロック爪36との係合状態の保持を確実に行うようにしている。
[第6実施形態]
図22〜図33は、本発明に係る自転車用幼児座席装置1の第6実施形態を示している。この第6実施形態の幼児座席装置1は、ヘッドレスト部5に設けられる支持杆25と、座席本体2の背もたれ部4に設けられる支持杆受部26と、上昇付勢手段30と、高さ保持手段31と、解放操作部40とを備えている。
座席本体2は、図22に示すように、座部3と、背もたれ部4とを有しており、座部3の左右方向両側に自転車ハンドル128への取付部129が形成されている。背もたれ部4の左右方向中央部には、図23、図25に示すように、支持杆受部26が後方に突出させた状態で上下方向に一体的に形成されている。ヘッドレスト部5には、図23、図26〜図28に示すように、支持杆25が一体的に形成されており、この支持杆25が背もたれ部4の支持杆受部26に上下方向に向けて摺動自在に組み込まれている。
支持杆受部26は、図23、図25に示すように、前面中央部に支持杆25を上下方向に摺動自在に収容する凹部130が形成され、この凹部130の左右両側に段替え爪35が上下方向に多段に設けられている。この段替え爪35は、凹部130の左右両側の壁部131から凹部130に突出するように設けられている。段替え爪35は、三角波形で左右対称に対向して形成されている。左右の段替え爪35の左右方向外側と凹部130の左右両側の壁部131との間には、後述する係止部材135(図23)の屈曲部137が挿入されるガイド隙間132が上下方向に所定長さで形成されている。
支持杆25は、図23、図24、図27、図28に示すように、左右両側に段替え爪35を前後方向から挟む2条の突条133、134(図31参照)が左右方向外側に向けて突出形成されている。この2条の突条133、134は、支持杆25の上下方向に沿って平行に設けられており、前記支持杆受部26に設けられている段替え爪35を前後方向から挟むように支持杆受部26の上方から挿入される。これにより、支持杆25は、支持杆受部26に対して上下方向に摺動自在に組み込まれている。
支持杆25の下端には、図22〜図24及び図26〜図28に示すように、係止部材135の係止溝136が左右方向全長に亘って形成されており、この係止溝136に係止部材135を係止することによって、支持杆受部26に対する支持杆25の上方への抜け止めを行わせている。そのための構成として、係止部材135には、左右方向両端に後方へ屈曲させた屈曲部137が形成してある。この屈曲部137は、左右の段替え爪35の左右方向外側と凹部130の左右両側の壁部131との間のガイド隙間132に挿入されている。
ガイド隙間132の上端は、図25に示すように、閉鎖端138とされており、この閉鎖端138に屈曲部137が当接することによって、係止部材135の上方への移動を停止させ、この係止部材135を介して、支持杆受部26に対する支持杆25の上方への抜け止めを行わせている。
支持杆25の前面における左右方向中央部には、図23、図26に示すように、操作レバー106を上下方向に摺動自在に収容する凹部139が形成されている。この凹部139の上端は、図27、図28に示すように、後方に向けて開放する操作窓部140とされている。操作レバー106は、図23、図24に示すように、支持杆25の凹部139に上下方向に摺動自在に収容されている。操作レバー106の上端には、操作頭部112が形成されている。この操作頭部112は、前記操作窓部140内に上下方向に移動操作可能に収容されている。操作レバー106は、操作頭部112を操作窓部140内で上下方向に移動操作することによって、支持杆25に対して上下方向に摺動可能とされている。
支持杆25の凹部139の前面における左右方向中央部には、図23、図24、図26に示すように、ガイド突起141とガイド取付座142とが突設されている。これに対応して、操作レバー106には、図23、図24、図29に示すように、上下方向に長いガイド孔143,144が形成されている。ガイド突起141は、ガイド孔143に挿入されているだけであるが、ガイド取付座142とガイド孔144とは、別部材としてのガイド部材145をガイド孔144を通してガイド取付座142に取り付けている。ガイド部材145は、頭部周囲に鍔部を有し、この鍔部とガイド取付座142とで操作レバー106をガイド孔144の周囲で前後方向に挟むことによって、操作レバー106を支持杆25に分離しないように取り付けている。即ち、支持杆25と操作レバー106は、1本のガイド部材145によって結合・分離が可能とされている。このガイド部材145は、ネジ形状とされ、ガイド取付座142に設けられるナット部材(図示省略)に螺合締結される。なお、ガイド突起141の下面と、ガイド孔143の下部との間には、操作レバー106に下向きの弾発力を付勢するためのコイルスプリング(図示省略)を配置してもよい。
ロック爪36は、図23、図24に示すように、支持杆25に取り付けられ、弾発部材146によって段替え爪35に係止保持され、操作レバー106によって段替え爪35から離脱操作可能とされている。即ち、ロック爪36は、操作レバー106の後面と支持杆25の前面との間(図33参照)に左右対称に配置(図24参照)され、支持杆受部26の左右両側の段替え爪35に向けて弾発部材146の弾発力により左右方向外側に突出係合して支持杆受部26に対する支持杆25の高さをその位置で保持可能に設けられ、しかも、操作レバー106の上向き操作によって、前記弾発部材146の弾発力に抗して左右方向内側に退入して段替え爪35から離脱させて支持杆受部26に対する支持杆25の高さ位置を変更可能に設けられている。
左右のロック爪36は、図24、図30に示すように、取付基部147と、取付基部147から下方に伸びる第1腕部148と、第1腕部148の下部に左右方向外側へ突設された頭部149と、前記取付基部147から左右方向内側に伸びる第2腕部150とをそれぞれ有している。
そして、取付基部147は、支持杆25に前後方向に平行に設けられた支軸151(図23、図24、図26参照)に該支軸151回りで揺動自在に枢着支持可能とするための円孔152(図24、図30参照)が形成されている。また、第2腕部150は、操作レバー106に前後方向に平行に設けられた作動軸153(図24、図29参照)に係止可能とするための左右方向に長い長円孔154(図24、図30参照)が形成されている。さらに、左右の頭部149の間には、弾発部材146(図24、図30参照)が配置されている。この弾発部材146は、左右の頭部149間で弓形に湾曲した板バネ形状とされていると共に、左右の頭部149と一体化されている。左右の頭部149は、三角波形の段替え爪35に係合するよう左右方向外側に突出する三角形状の先端部を有している。
左右のロック爪36は、樹脂製とした場合を例示しているが、金属製としてもよい。支持杆25の左右両側の壁面には、ロック爪36の頭部149が出入りする窓孔155(図23、図26、図28参照)が形成されている。
支持杆受部26と支持杆25との間には、支持杆受部26に対して、支持杆25を上向きに付勢する上昇付勢手段30(図25参照)が設けられている。この上昇付勢手段30は、渦巻きバネ156の上端を支持杆受部26の前面上部に固着し、下端を巻芯部材157の巻芯に巻き付け固着して、常時、巻取り方向の弾力を付勢させてあり、該巻芯部材157を下方に引き下げて渦巻きバネ156を巻戻し方向に引き出すことにより、該巻芯部材157に上向きの復元弾力が発生するようにしてある。この巻芯部材157は、支持杆25の後面下部に設けた凹部158(図27、図28、図32参照)に収納保持(巻芯部材を単に四角形の空間内に回転自在に収納保持している場合と、巻芯部材の巻芯軸を軸受溝に回転自在に保持するようにした場合との何れでもよい)される。これによって、支持杆25を支持杆受部26に対して上向きに付勢するようにしている。支持杆25の後面には、凹溝159(図27、図28、図31参照)が上下方向に形成されており、この凹溝159は、上昇付勢手段30の渦巻きバネ156が引き出されたときの板バネ部分を収容するための空間を形成し、同時に、板バネ部分が左右方向にずれないようにガイドさせるために設けられている。
第6実施形態は、以上の構成から成っており、次に、動作を説明する。
通常の状態においては、左右のロック爪36は、弾発部材146によって段替え爪35に係止した状態を保持している。これによって、支持杆25は、支持杆受部26の任意の高さ位置でロックされた状態を保持している。即ち、ヘッドレスト部5は、背もたれ部4の任意の高さ位置でロックされている。これが第6実施形態における高さ保持手段31となっている。
ヘッドレスト部5の高さを変更するには、操作レバー106の操作頭部112を上向きに引き上げる。これにより、ロック爪36の第2腕部150が作動軸153によって上向きに引き上げられ、第2腕部150と一体の第1腕部148が弾発部材146の弾発力に抗して支軸151を中心として回動して左右の頭部149を左右方向内側に退入させる。これにより、ロック爪36が段替え爪35から離脱する。これにより、支持杆25は、支持杆受部26に対して、上下方向に移動自在となる。即ち、ヘッドレスト部5は、背もたれ部4に対して、任意の高さに変更可能となる。これが第6実施形態における解放操作部40となっている。
支持杆25は、支持杆受部26に対して、上昇付勢手段30により、上向きの付勢力が付与されているため、ロック爪36が段替え爪35から離脱されると、上向きに移動(上昇)する。そこで、背もたれ部4に対するヘッドレスト部5の所望の高さ位置で、操作レバー106の操作頭部112を上向きに引き上げる力を除去すれば、弾発部材146によって左右のロック爪36の頭部149が左右方向外側に押し出され、当該高さ位置に対応する段替え爪35に係合してロックする。
ヘッドレスト部5の高さの変更は、上げる場合と下げる場合とがあるが、上げる場合は、上昇付勢手段30の上昇付勢力を利用して比較的楽に上げることができる。下げる場合は、上昇付勢手段30の上昇付勢力に抗して下げることになる。この上昇付勢力は、ヘッドレスト部5の自重を打ち消す程度か、それよりも大きくしておくのが好ましい。なお、上昇付勢力は、ヘッドレスト部5の自重よりも小さい場合であっても、その分だけ、上げ下げに必要な力を減少させることができる。
上記第6実施形態は、第5実施形態に比較して、構造を簡略化したものである。例えば、ロック爪36は、2部材になっていたものを1部材にしたこと、及び、支持杆25と操作レバー106との間に収容空間を形成して、その空間にロック爪36を収容したこと、また、支持杆25に対する操作レバー106の案内構造を単純化したこと、さらに、支持杆受部26に対する支持杆25の支持構造を簡単化したこと、また、上昇付勢手段30を外部に張り出さないように工夫していること、その他、部品点数を減少させ、組付工数を少なくしたこと等が挙げられる。
[その他]
ところで、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、座席本体2の細部構造や形状、デザイン、及びヘッドレスト部5の細部構造や形状、デザインなどは何ら限定されるものではない。
各実施形態において段替え爪35やロック爪36は左右一対のものとして説明したが、必ずしも、左右一対設ける必要はない。
高さ保持手段31において、段替え爪35を支持杆25側に設け、ロック爪36を支持杆受部26側に設けるようにしてもよい。また、上昇付勢手段30は、板バネや巻きバネを利用してもよい。
本発明の自転車用幼児座席装置は、自転車のハンドル上部(ハンドルの中央部)に取り付けるようにした場合を例示したが、これ以外でもよく、例えば、自転車のハンドル前部、ハンドル後部又は自転車の後部(荷台部)などに取り付けてもよい。
1 幼児座席装置
2 座席本体
3 座部
4 背もたれ部4
5 ヘッドレスト部
25 支持杆
26 支持杆受部
30 上昇付勢手段
31 高さ保持手段
40 解放操作部
41 下降操作部
35 段替え爪
36 ロック爪
45 爪移動機構
47 操作片(第1実施形態)
48 カム部材(第1実施形態)
60 操作片(第2実施形態)
71 操作片(第3実施形態)
70 カム部材(第3実施形態)
40a 上昇操作部(第4実施形態)
41 下降操作部(第4実施形態)
101 支軸(第5実施形態)
102 基部(第5実施形態)
103 腕部(第5実施形態)
104 頭部(第5実施形態)
106 操作レバー(第5、第6実施形態)
115 爪係合解除部(第5実施形態)
116 爪係合部(第5実施形態)
117 弾発部材(第5実施形態)
146 弾発部材(第6実施形態)
147 取付基部(第6実施形態)
148 第1腕部(第6実施形態)
149 頭部(第6実施形態)
150 第2腕部(第6実施形態)

Claims (9)

  1. 座部(3)と背もたれ部(4)とを有する座席本体(2)を備え、座席本体(2)の背もたれ部(4)上部にヘッドレスト部(5)が設けられた自転車用幼児座席装置において、
    ヘッドレスト部(5)には下方へ突出する支持杆(25)が設けられていると共に、座席本体(2)の背もたれ部(4)にはヘッドレスト部(5)の支持杆(25)を上下方向へ向けて摺動自在に保持する支持杆受部(26)が設けられており、
    支持杆受部(26)と支持杆(25)との相互間には支持杆(25)を弾力によって上方へ押し上げる上昇付勢手段(30)と、支持杆受部(26)に対する支持杆(25)の保持高さを上記上昇付勢手段(30)に抗して係止保持する高さ保持手段(31)とが設けられており、
    上記高さ保持手段(31)には、支持杆受部(26)に対して係止保持された支持杆(25)を、単一の操作に従い押し上げ方向へ向けて自由解放する解放操作部(40)が設けられている
    ことを特徴とする自転車用幼児座席装置。
  2. 前記高さ保持手段(31)は、支持杆(25)又は支持杆受部(26)の一方に設けられた段替え爪(35)と、支持杆(25)又は支持杆受部(26)の他方に設けられて上記段替え爪(35)に係合可能とされたロック爪(36)とを有しており、前記解放操作部(40)は、高さ保持手段(31)のロック爪(36)を段替え爪(35)に対して離脱方向に移動させる爪移動機構(45)を有していることを特徴とする請求項1に記載の自転車用幼児座席装置。
  3. 前記解放操作部(40)の爪移動機構(45)は、後向きに突出付勢された状態で待機する操作片(47)と、この操作片(47)が前方へ押し込み操作されたときに当該操作片(47)に連動して下降するカム部材(48)とを有しており、このカム部材(48)が下降する動作でロック爪(36)をスライドさせるようにして当該ロック爪(36)を段替え爪(35)から離脱させるものであることを特徴とする請求項2に記載の自転車用幼児座席装置。
  4. 前記解放操作部(40)の爪移動機構(45)は、ロック爪(36)自体に設けられた操作片(60)を有しており、この操作片(60)が所定方向へスライド操作されたときにロック爪(36)も一体にスライドさせるようにして当該ロック爪(36)を段替え爪(35)から離脱させるものであることを特徴とする請求項2に記載の自転車用幼児座席装置。
  5. 前記解放操作部(40)の爪移動機構(45)は、上下方向の一方へ付勢された状態で待機する操作片(71)と、この操作片(71)が付勢に抗する方向へ操作されたときに当該操作片(71)と随伴動作するカム部材(70)とを有しており、このカム部材(70)が前記付勢に抗する方向への動作でロック爪(36)をスライドさせるようにして当該ロック爪(36)を段替え爪(35)から離脱させるものであることを特徴とする請求項2に記載の自転車用幼児座席装置。
  6. 前記高さ保持手段(31)の解放操作部(40)には、上昇操作部(40a)と下降操作部(41)とが分けて設けてあることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の自転車用幼児座席装置。
  7. 前記高さ保持手段(31)は、支持杆受部(26)に設けられる段替え爪(35)と、該段替え爪(35)に係止・離脱するように支持杆(25)に設けられたロック爪(36)と、該支持杆(25)に上下方向へ摺動可能に設けられ、弾発部材(117または146)によって前記ロック爪(36)を前記段替え爪(35)に対して係止状態に保持し、前記弾発部材(117または146)に抗して前記ロック爪(36)を前記段替え爪(35)から離脱操作するための操作レバー(106)とを備えていることを特徴とする請求項2に記載の自転車用幼児座席装置。
  8. 前記ロック爪(36)は、支持杆(25)の支軸(101)に支持される基部(102)と、この基部(102)から延びる腕部(103)と、この腕部(103)の先端の頭部(104)とを有しており、
    前記操作レバー(106)には、前記ロック爪(36)に対する爪係合解除部(115)と爪係合部(116)とを前記操作レバー(106)の操作方向に対向して設けてあり、その間にロック爪(36)の腕部(103)が配置されており、常時、弾発部材(117)によって前記爪係合部(116)を介して前記ロック爪(36)の頭部(104)を前記段替え爪(35)に係止保持させるように組み込んだことを特徴とする請求項7に記載の自転車用幼児座席装置。
  9. 前記ロック爪(36)は、支持杆(25)の支軸(151)に揺動自在に支持される取付基部(147)と、この取付基部(147)から下方に伸びる第1腕部(148)と、この第1腕部(148)の下部に左右方向外側へ突設された頭部(149)と、前記取付基部(147)から左右方向内側に伸びて操作レバー(106)の作動軸(153)に係止された第2腕部(150)とを左右対称に有しており、
    前記左右対称な頭部(149)(149)間を弓形に湾曲した板バネ形状の弾発部材(146)で一体的に連結してあることを特徴とする請求項7に記載の自転車用幼児座席装置。
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