JP2010269396A - ディスクグラインダ - Google Patents

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Abstract

【課題】
ギヤカバーとハウジングの連結部の構造を改善し、ハウジングとホイルガードの隙間に手が入るように構成したディスクグラインダを提供する
【解決手段】
モータと、モータを収容するハウジングと、モータによって回転される第1の傘歯車と、第1の傘歯車と噛合し出力軸を回転させる第2の傘歯車と、ハウジングの前方に接続され第1及び第2の傘歯車を収容するギヤケースと、出力軸に取り付けられる砥石の部分領域を覆うホイルガードを有するディスクグラインダにおいて、ギヤケースはモータ側開口部と砥石側開口部を有し、モータ側開口部の径は、砥石側開口部の径よりも小さくし、モータ側開口部に接続される部分のハウジングの径(R)が35mm≦R≦45mmであり、ハウジングとホイルガードの間の距離(W)が、16mm≦W≦30mmとなるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ハウジングのモータ収容部分が細くて握り易くしたディスクグラインダを提供することにある。
従来のディスクグラインダ(アングルグラインダ)を図15を用いて説明する。図15は従来のディスクグラインダの上面図であり、例えば特許文献1にて開示される。ディスクグラインダ101は、駆動源であるモータを収容するハウジング102を有する。ハウジング102の後方には、複数の吸気口119を有するテールカバー104が設けられ、テールカバー104には外部に接続される電源コード114と、ディスクグラインダ101の電源をON/OFFする電源スイッチ118が設けられる。ハウジング102の前方にはモータの回転軸による動力伝達方向を約90度変換する一対の傘歯車を収容するギヤカバー103が設けられる。ギヤカバー103は、モータの回転軸と同軸方向に延びる4本のねじ132で固定される。ギヤカバー103内の図示しないスピンドル(出力軸)には、砥石105が取り付けられる。ロックピン111は、砥石105を着脱する際にスピンドルが回転しないように、その回転を制限するものである。
砥石105は、例えば直径が100〜125mm程度である。このような砥石105を用いるディスクグラインダ101に使用されるモータは種々あるが、作業に必要な出力を考慮すると、従来では50mm以上の直径を有するACモータが使用されていた。従って、モータを収容するハウジング102の直径dは、最小でも直径が56mm程度になっている。このようなディスクグラインダ101の場合、片手でハウジング102の部分を握って作業をするには適さない。
ハウジング102を握って作業するのが難しいため、ギヤカバー103の側方にはハンドル108が着脱可能に取り付けられる。図15ではハンドル108をギヤカバー103の右側に取り付けた例を示しているが、右側でなく左側に取り付けることも可能である。ハンドル108を取り付けることにより、作業者は右手でハンドル108を握り、左手でハウジング102又はテールカバー104を押さえることにより研削作業を行うことができる。このようにディスクグラインダ101に着脱可能なハンドル108を設けることにより、良好な作業性を実現できる。しかし、ハンドル108は、ディスクグラインダ101の本体から大きく飛び出すため、狭い場所での作業に支障が出るという欠点がある。
特開平7−299606号公報
狭い場所で作業をする際に、ハンドル108を取り付けないで、片手でハウジング102を握りながら作業をする場合もある。その場合、図16に示すような持ち方が考えられるが、ハウジング102の径が太いため掴みづらく、安定した作業がやりにくい。特に、図16のディスクグラインダ101は、ハウジング102とギヤカバー103を軸方向に延びる4本のねじ132で固定されるため、ギヤカバー103とハウジング102の連結部付近が、開口部の外側にねじ132の分だけ膨らませねばならないので、その分だけハウジングの径が太くなる。また、ハウジング102の接続部付近には、ねじ132を固定するためのねじボスを形成しなければならないので、連結部付近のハウジング102の径が大きくなる。しかも、ねじボスを囲む外形は円形ではなく、略四角形となってしまうので、連結部付近を手で握りにくい。この結果、ハウジング102の連結部と作業者の手との距離Z1が必要である。また、ハウジング102が太いため、ハウジング102とホイルガード112の間隔Sがほとんどないため、作業者が間隔Sの部分に指を入れるようにして把持することは出来ない。その結果、作業者の手とスピンドルの軸線との距離Zが離れてしまう。
上記のように、従来のディスクグラインダはハウジングの径が太くなり片手で握りにくかった。また、ギヤケースとハウジングの連結部付近が太くなり、スピンドルの軸線から離れた場所を握らねばならないため、ハンドル108を用いずに無理に作業をすると手が疲れやすかった。
本発明は上記背景に鑑みてなされたもので、その目的は、ギヤカバーとハウジングの連結部の構造を改善し、ハウジングとホイルガードの隙間に手が入るように構成したディスクグラインダを提供することにある
本発明の他の目的は、ギヤカバーとハウジングの連結部付近の外形を細く形成することにより、ハウジングの前端付近(又は連結部付近)を容易に把持できるようにしたディスクグラインダを提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、直径の小さいブラシレスDCモータを用いることにより、ハウジングのモータ収容部分を把持部とすることができるディスクグラインダを提供することにある。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの特徴を説明すれば、次の通りである。
本発明の一つの特徴によれば、モータと、モータを収容するハウジングと、モータによって回転される第1の傘歯車と、第1の傘歯車と噛合し出力軸を回転させる第2の傘歯車と、ハウジングの前方に接続され第1及び第2の傘歯車を収容するギヤケースと、出力軸に取り付けられる砥石の部分領域を覆うホイルガードを有するディスクグラインダにおいて、ギヤケースはモータ側開口部と砥石側開口部を有し、モータ側開口部の径は、砥石側開口部の径よりも小さくし、モータ側開口部に接続される部分のハウジングの径(R)が35mm≦R≦45mmであり、ハウジングとホイルガードの間の距離(W)が、16mm≦W≦30mmとなるように構成した。ハウジングの直径を小さくするために、ブラシレスDCモータを用いるのが好ましく、ブラシレスDCモータの直径(R)は、28mm≦R≦38mmとする。
本発明の他の特徴によれば、モータの回転軸と同軸であって、モータ側開口部とモータの間に冷却ファンを設ける。モータ側開口部とハウジングの外周部又は内周部にはねじ山が設けられ、ギヤケースとハウジングはお互いをねじ込むことによって固定される。第1の傘歯車の歯数は、第2の傘歯車の歯数よりも少なくする。これはこれらの傘歯車によってモータの回転数が減速されることを意味し、出力軸に強い回転トルクを与えることができる。出力軸の軸線とモータのステータコアの前端までの距離(N)は、50mm≦N≦70mmとすると好ましい。
本発明のさらに他の特徴によれば、モータの直径(R)とステータコアの長さ(D)の比(D/R)は、1.2≦D/R≦2.1である。ギヤケースの第2の傘歯車の上方に、冷却ファンによって生成された空気を排出する排出口が設けられる。さらに、ハウジングのモータよりも後方側に空気取入口が設けられ、空気取入口からモータに至る空気通路内に、モータを駆動するためのスイッチング素子が設けられる。
本発明のさらに他の特徴によれば、回転軸を有するブラシレスDCモータと、回転軸に固定される冷却ファンと、ブラシレスDCモータを収容するハウジングと、ハウジングに接続されるギヤカバーと、ギヤカバーに回転可能に保持され、回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端工具を取付け可能なスピンドルと、スピンドルを保持するベアリングを保持し、ギヤカバーに固定されるスピンドルケースと、有するアングルグラインダにおいて、冷却ファンを、スピンドルとブラシレスDCモータの間に設け、スピンドルケースを、冷却ファンよりも下方に設ける。ここで、「アングルグラインダ」とは、モータの回転軸と先端工具(砥石)が取付けられる出力軸(スピンドル)とが所定の角度(angle)をもって交差するグラインダをいう。図15及び図16で説明したディスクグラインダは、この角度がほぼ垂直(90度)のグラインダである。
請求項1の発明によれば、モータ側開口部に接続される部分のハウジングの径(R)が35mm≦R≦45mmであり、ハウジングとホイルガードの間の距離(W)を16mm≦W≦30mmとしたので、Rの寸法が日本人の平均の握り内径の寸法と同等として握りやすく構成した。また、ホイルードとハウジングの間に手袋を付けて指を入れる程度の隙間があるので、ハウジングの前方付近を握ることが出来るので、重作業または、長時間の作業にも疲れづらいディスクグラインダを提供できる。
請求項2の発明によれば、ブラシレスDCモータを用い、その直径(R)は、28mm≦R≦38mmであるので、モータを収容するハウジングを細い径で実現することができる。
請求項3の発明によれば、モータ側開口部とモータの間に冷却ファンが設けられるので、発熱するモータを効果的に冷却することができる。
請求項4の発明によれば、モータ側開口部とハウジングの外周部又は内周部にねじ山を設け、ギヤケースとハウジングはねじ込むことによって接続されるので、ハウジングとギヤケースの直径を大きくすることなく、細い形状のままこれらを固定することができる。
請求項5の発明によれば、第1の傘歯車の歯数は、第2の傘歯車の歯数よりも少ないので、第1の傘歯車が収容される側のハウジングの径を細くすることができるとともに、第2の傘歯車が固定される出力軸に強い回転トルクを与えることができる。
請求項6の発明によれば、出力軸の軸線とモータのステータコアの前端までの距離(N)は、50mm≦N≦70mmであり、作業者が把持する付近の内部にモータを配置するので、重量バランスが良好で作業性がよいディスクグラインダを実現できる。
請求項7の発明によれば、モータの直径(R)とステータコアの長さ(D)の比(D/R)は、1.2≦D/R≦2.1であるので、限られた直径であっても高い出力のモータを実現できる。
請求項8の発明によれば、ギヤケースの第2の傘歯車の上方に、冷却ファンによって生成された空気を排出する排出口が設けられるので、砥石での作業領域に影響することなく効果的に冷却用の空気をハウジングの外部に排出することができる。
請求項9の発明によれば、ハウジングのモータよりも後方側に空気取入口が設けられ、空気取入口からモータに至る空気通路内に、モータを駆動するためのスイッチング素子を設けたので、モータに加えてスイッチング素子を効果的に冷却することができる。
請求項10の発明によれば、ギヤケースに接続されるハウジングの径(R)を35mm≦R≦45mmとし、ハウジングとホイルガードの間の距離(W)を16mm≦W≦30mmとしたので、ハウジングの径Rの寸法が日本人の平均の握り内径の寸法と同等となり、握りやすいハウジングを有するディスクグラインダを実現できる。
請求項11の発明によれば、冷却ファンを前記スピンドルと前記ブラシレスDCモータの間に設け、前記スピンドルケースを前記冷却ファンよりも下方に設けたので、スピンドルケースを下方へと長く取ることができる。このため、アングルグラインダに指を入れる空間を設けることができる。
請求項12の発明によれば、ギヤカバーに排気口を設けることができるので、アングルグラインダの製造上のコストを削減することができる。
請求項13の発明によれば、排気口が遠心ファンの径方向外側に設けられるので、効率的に排気を行うことができるアングルグラインダを実現できる。
請求項14の発明によれば、ホイルガードを設けることにより粉塵が手に付くことを防ぐことができるので、作業の際の粉塵の煩わしさを軽減することができるアングルグラインダを実現できる。
本発明の上記及び他の目的ならびに新規な特徴は、以下の明細書の記載及び図面から明らかになるであろう。
本発明の実施例に係るディスクグラインダの断面図である。 図1のA−A部の断面図である。 本発明の実施例に係るディスクグラインダの正面図である。 ギヤケース3とハウジング2との組み付け、及び、スピンドル部のギヤケース3への取り付けのしかたを説明するための図である。 本発明の実施例に係るディスクグラインダの各部の寸法を説明するための断面図である。 本発明の実施例に係るディスクグラインダを把持した状態を示す側面図である。 出願人の会社に属する作業者10人にモニターを実施した結果を示す表である。 出願人の会社に属する作業者10人にモニターを実施した結果を示す別の表である。 本発明の第二の実施例に係るディスクグラインダの断面図である。 図9のB−B部の断面図である。 本発明の第二の実施例に係るディスクグラインダの正面図である。 本発明の第二の実施例に係るディスクグラインダを把持した状態を示す側面図である。 本発明の第三の実施例に係るディスクグラインダの断面図である。 本発明の第二の実施例に係るディスクグラインダを把持した状態を示す側面図である。 従来のディスクグラインダの上面図である。 従来のディスクグラインダを把持した状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。同一の機能を有する部分には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、本明細書においては、前後、左右、上下の方向は図1、図15に示す方向であるとして説明する。
図1は本発明の実施例に係るディスクグラインダ1の断面図である。ディスクグラインダ1は、モータ7を内部に収納するハウジング2と、ハウジング2の前方に取り付けられ、一組の傘歯車を収容するギヤケース3と、ギヤケース3から下方に延びる出力軸11に取り付けられ、モータ7により回転駆動される円形の砥石5を有して構成される。
ハウジング2の前後方向略中央から前方には、ブラシレスDC形式のモータ7が収容される。モータ7は、回転軸6に永久磁石を有するロータ7aが取り付けられ、ハウジング2側にステータコア7bに巻線7cを巻いたステータを有するインナーロータ型である。モータ7の直径をできるだけ小さく構成するために、ロータ7aには例えば円管形ネオジウム焼結磁石等の円筒形の薄いマグネット(永久磁石)を用いるのが好ましい。また、モータ7の直径の小型化のために、ステータコア7bを例えば6つの分割コアから構成すると好ましい。分割コア13は円周方向に等間隔でティース毎に6分割すると好ましい。
モータ7の前方側において、回転軸6と同軸上に小型の冷却ファン4が設けられる。本実施例においては、冷却ファン4の直径を小さくし、ステータコア7bの外径とほぼ等しい程度の大きさにすると好ましい。冷却ファン4は遠心ファンであることが好ましいが、これに限定されるものではなく、小型であっても効率のよいファンであれば他の形式のファンを用いてもよい。回転軸6は2つのベアリング13a、13bにより回転可能に保持される。ベアリング13aはギヤケース3にて保持され、ベアリング13bは、直接又はベアリングホルダなどの部材を介して間接的にハウジング2に保持される。ベアリング13aの後方側であって、冷却ファン4との間にはファンカバー31が設けられる。
ハウジング2の前側には、ギヤカバー3が取り付けられる。本実施例においては、ギヤカバー3の開口部の外周部に雄ねじを形成し、ハウジング2の内周部に雌ねじを形成して、ハウジング2に対してギヤカバー3全体を回転させてねじ込むことにより固定するように構成した。このようなねじ込みによる固定方法を採用したため、ハウジング2のモータ7を収容する部分(前方側)はダイカストによる一体成型で構成することが好ましい。一方、ハウジング2の後方側は、後述する制御基板26や電源基板27等を収容するため、組立て作業の便宜上から、その部分のハウジングの一部(左右何れか)が着脱できるように構成すると好ましい。このように構成したので、ハウジング2とギヤカバー3の固定のために別部材のねじやボルトを用いる必要が無く、開口部の外側にねじ穴やねじボスを準備する必要も無い。その結果、ギヤカバー3とハウジング2の接続部のサイズをコンパクトにすることが可能となる。
ギヤカバー3には回転軸6の前方側を回転可能に保持するベアリング13aと、ベアリング13aの前端に取り付けられる傘歯車8(第1の傘歯車)が収容される。ベアリングの13aの外輪はギヤカバー3によって保持される。傘歯車8は、回転軸6の先端にボルト29(図4参照)によって固定され、出力軸11に取り付けられる傘歯車9(第2の傘歯車)と噛合する。これらの傘歯車8、9によってモータ7の回転が減速されると共に、その回転方向が90度変換される。出力軸11はギヤカバー3によって回転可能に保持され、その先端には砥石5が取り付けられる。砥石5は、例えば直径が100〜125mmであり、モータ7の回転数に対して傘歯車8、9の歯車比により減速された回転数で回転する。回転する砥石5の後方側略半分は、ホイルガード12によって覆われる。ホイルガード12は、研削された部材や破損した砥粒等の飛散から作業者を保護するためのものである。
ハウジング2の後端には、商用電源を供給するための電源コード14が接続され、外部から例えば50Hz、100Vの交流が供給される。また、ハウジング2の後端部には電源スイッチ18が設けられる。ハウジング2の後方側の内部空間には、電源基板27に搭載される電源回路17と、平滑用のコンデンサ20が設けられ、供給された交流電力を、所定の直流電力に変換する。整流された直流電力は、FET(電界効果トランジスタ)24等により構成されるインバータ回路により、巻線7cの各相に所定の間隔で順次供給される。インバータ回路や、制御基板26上に搭載されるインバータ回路を制御するための制御回路16の構成は、公知のブラシレスDCモータを制御する回路を用いることが出来るので、ここではその説明を省略する。
ハウジング2の後方付近には、ハウジング2の内部と外部を連通させる空気取入口19が形成される。空気取入口19を設ける位置は任意であるが、取り入れられた空気で冷却する主な対象が、FET24、モータ7であるため、少なくともこれらの風上側になる位置に形成することが重要である。冷却ファン4は、回転することにより図1で矢印に示す方向、即ち後方から前方に向かう方向に空気流を発生させるので、本実施例においては、ハウジング2の一番後方側付近の側面(右側及び左側)に設けている。
ハウジング2の内部には、内径を絞った部分、つまり半径方向に飛び出すように形成されたリブ2cを形成する。そして、発熱の大きいFET24をリブ2cの内側に配置する。このように配置することにより、空気取入口19から吸入された風が、絞り込まれたリブ2cの部分でその流速が高められ、FET24は高い流速の空気流により冷却されるので、効果的にFETを冷却することが出来る。
FET24を冷却した後の空気流は、モータ7のロータ7aとステータコア7bの間、及び、ステータコア7bとハウジング2の内壁に存在するわずかな隙間の間を流れ、冷却ファン4に流入する。冷却ファン4の前方にはファンカバー31が設けられ、ファンカバー31の上部に形成された穴(出口)を通って、ギヤカバー3側に流れる。ギヤカバー3には、冷却風を排出するための空気通路3e及び排出口3cが形成される。
ギヤカバー3は、出力軸11に取り付けられた第2の傘歯車9が設けられる。出力軸11は、スピンドルカバー15により覆われ、出力軸11の先端(下端)には砥石5が取り付けられる。スピンドルカバー15には、ホイルガード12が取り付けられる。尚、砥石5を出力軸11に着脱するために、砥石5の回転を制限するスピンドルロック等の回転制限手段が設けられるが、本図では断面位置の関係から図示していない。
図2は図1のA−A部の断面図である。図2に示すように、ギヤカバー3は、内部にベアリング13aを保持する。ベアリング13aを保持する壁部分の外周側には、複数の空気通路3eが形成される。この空気通路3eを形成するために、切り欠き部(軸方向に延びる溝)が形成され、冷却風10が空気通路3eを通ってハウジング2からギヤカバー3側に流れ、図1に示すように排出口3cから前方に排出される。図2から理解できるように、連結部におけるハウジング2の断面形状は円形であり、内周面には後述するねじ部2dが形成される。また、ギヤカバー3の外周部には後述するねじ部3dが形成され、雌ねじたるねじ部2dと、雄ねじたるねじ部3dを螺合させることにより、ギヤカバー3とハウジング2が固定される。このように、ギヤカバー3とハウジング2を、外周又は内周に形成されたねじ部を用いて固定するように構成したので、連結部の直径をコンパクトに形成することができた。
図3は、本発明の実施例に係るディスクグラインダ1の正面図である。排出口3cは2ヶ所設けられ、ギヤカバー3の上端付近に位置する。この構造では排出口3cは、円周方向に延びる細長い楕円形状である。また、冷却風は開口部から前方に排出するように、排出口3cの形状が設定される。このように冷却風の排出方向を設定することにより、冷却風は砥石5の回転領域には接近しないため、作業に悪影響を与えることがない。
ギヤカバー3の下方に取り付けられるスピンドルケース15には、ホイルガード12が取り付けられる。この取り付けのためにホイルガード12には取り付け部12aが設けられ、2つのねじ23によってホイルガード12はスピンドルケース15に固定される。
図4は、ギヤケース3とハウジング2との組み付け、及び、スピンドル部のギヤケース3への取り付けの仕方を説明するための図である。ギヤケース3は、金属製のダイカスト構造であり、例えばアルミニウム合金により製造される。ギヤケース3は、後方側に断面が円形の開口部3a(第1の開口部)を有し、下方側に断面が円形の開口部3b(第2の開口部)を有する。開口部3aの外周側には、円周方向に連続したねじ部3dが形成される。開口部3aには、後方から矢印の方向にハウジング2が装着される。ハウジング2の開口部2aには、内周側にねじ部2dが形成される。ハウジング2の内部には、モータ7と、モータ7の回転軸6に取り付けられた冷却ファン4が収容される。
回転軸6の前方側には、ベアリング13aと傘歯車8が取り付けられ、これらがボルト29によって固定される。図4の状態のハウジング2は、矢印の方向にギヤケースに挿入され、ねじ部3dとねじ部2dを螺合させるように回転させて固定される。尚、本実施例の形態では、ねじ部3dが雄ねじ、ねじ部2dが雌ねじとして形成したが、これらの関係を逆にしても良い。また、固定方法はこれだけに限られず、その他の固定方法であっても良いが、円周方向の大きさを増大させないような固定方法であることが重要である。
開口部3bには、スピンドルケース15が固定される。その取り付け方法は、出力軸と平行方向に数本のねじで固定するようにしても良いし、スピンドルケース15を開口部3bに圧入することによって固定するようにしても良い。スピンドルケース15には出力軸11と、これに取り付けられた傘歯車9と、出力軸11を回転可能に保持するための2つのベアリングが固定される。2つのうちの一つのベアリング30は、その外輪側がギヤケース3によって固定され、図示されないもう一方のベアリングは、スピンドルケース15に固定される。
ここで、図4の図から理解できるように、ギヤケース3のモータ側の開口部3aと、砥石側の開口部3bの大きさを比較すると、開口部3bの方が大きい。これは、本実施例ではハウジング2の直径を極力小さく形成したためと、砥石5の回転トルクを大きくするために傘歯車9のギヤ数を、傘歯車8のギヤ数よりも大きくしたためである。このようにモータ側の開口部3aを小さくしたことと、開口部3aにハウジング2をねじ込むことにより固定するように構成したことが、本実施例の大きな特徴である。
図5は、ディスクグラインダ1の各部の寸法を説明するための図である。本実施例においては、20mm≦Lであり、ハウジング2とホイルガード12の間隔W、Wが、16mm≦W≦30mm、16mm≦W≦30mmとすると好ましい。このように、ギヤカバー3とホイルガード12を繋ぐ形状の半径Lからホイルガード外径Hの位置で、ハウジング2とホイルガード12の隙間W、Wが一定の範囲になるように構成して、ハウジング2とホイルガード12の隙間に手が入る理想の寸法とした。この結果、作業者はディスクグラインダ1の出力軸11に近づく位置付近を把持することが可能となった。また、W、Wの大きさを、指を入れるという目的以上に大きくしないことで、手と砥石の距離が離れることを防止でき、長時間の作業または、重作業でも手が疲れづらくなった。
本実施例のディスクグラインダ1を握った状態を示すのが図6である。図6から理解できるように、作業者の手21は、ハウジング2の最前方、即ち、ギヤケース3とハウジング2の接続部付近を握ることができる。この構造は、ハウジング2の径が細いだけでなく、冷却ファン4の形状を細くするとともに、ギヤケース3とハウジング2を円周方向に形成されたねじ山を用いて接続することによって実現できたものである。このように、作業者は片手にて砥石5の回転軸に十分近い位置を握れるので重作業または、長時間の作業にも疲れづらく、握りやすいディスクグラインダを提供できる。
再び図5に戻り、ハウジング2のモータ7の収容部付近の直径Rは、35mm≦R≦45mmとする。このハウジング2の径に併せて、その内部に収容されるモータ7のステータコア7bの外径Rが、28mm≦R≦38mmの範囲となるように構成した。また、モータ7の収容位置は、出力軸11の位置を基準にするとステータコア7bの前端までの距離Nが50mm≦N≦70mmとなるようにした。さらに、モータ7の回転軸方向のステータコア7bの長さMを、外径Rの1.2R≦M≦2.1Rとした。
モータ7と同軸上に取り付けられる冷却ファン4の直径Rは、25mm≦R≦35mmとなるように構成する。このように冷却ファン4の直径Rを規定することによってギヤカバー3の開口部3a及びハウジング2の開口部2aの径Rを35mm≦R≦45mmにすることができる。一方、出力軸を保持するスピンドル15の直径Rは、R>Rの関係が成り立つようにする。
図7は出願人の会社の従業員10人にモニターを依頼した結果を示す表である。この例では、WとWの寸法がともにWであるディスクグラインダを用いたものである。モニターを依頼した作業者は、指巾(人差し指のほぼ第1関節と第2関節の間の部分の掌を突き刺す方向への厚さ)の最小値が10.2mmであり、指巾の最大値が16mmで、平均値が13.1mmであった。これらの作業者が、Wのさまざまな間隔を評価したところ、作業者の最大指巾に等しい16mmが、作業が可能なWの最小寸法であり、Wはこれ以上であることが必要であることがわかった。また、実際に使用する際の使い勝手を3段階(○:良、△:可、×:不可)で評価したところ、16mm≦W≦30mmの範囲が、すべての作業者において可以上となり、好ましい範囲であることが理解できた。また、このうち20mm≦W≦28mmの範囲がすべての作業者において良以上となり、特に好ましい範囲であることが判明した。
尚、Wの間隔が大き過ぎる場合は、手で把持しやすいが、ハウジング2と砥石5の距離が離れることになるので、作業性が低下する。このことは、指巾に関わらずW≧32mmにおいて、使用時の評価が不可となっていることから理解できるであろう。
図8は出願人の会社の従業員10人にモニターを依頼した結果を示す別の表である。この例では、複数のハウジング2の握り部径Rのディスクグラインダを用いたものである。モニターを依頼した作業者のうち、親指と人差し指で作る円の内径(握り内径)の最小値が40.6mmであり、握り内径の最大値が48.6mmで、平均値が41.5mmであった。これらの作業者が、Rのさまざまな間隔を評価したところ、作業者の握り内径の大きさによって最適な握り内径が異なり、作業者の握り内径に合った寸法が作業性が良いということがわかった。実際に使用する際の使い勝手を3段階(○:良、△:可、×:不可)で評価したところ、30mm≦R≦50mmの範囲が、すべての人において可以上となり、好ましい範囲であることが理解できた。また、このうち35mm≦R≦45mmの範囲がすべての人において良以上となり、特に好ましい範囲であることが判明した。この35mm≦R≦45mmは図7の如く、握り内径が一番短いモニター作業者から握り内径が一番長いモニター作業者までディスクグラインダを使用した時、作業性が良い範囲である。
以上説明したように、ハウジング2とギヤカバー3の連結部を外周部又は内周部に円周方向に設けたねじ山によって接続するようにし、その接続断面形状が小さい略円径としたため、作業者にとって握りやすいハウジング形状を実現できた。また、図3に示すように排出口3cが前方に向いているため、ハウジング2の前方付近をにぎっても排出口3cを遮ることなく、良好に冷却風を排出することができる。また、熱風が手にかからないので、作業者は不快だと感じることなく良好に作業を行うことができる。
次に、本発明の実施例2について図9から図12に基づき説明する。図9において、ハウジング32のファンカバー31の後方側の上部には貫通穴33が形成される。ハウジング32の貫通穴33を含む外周部分には、カバー22を被せるように構成した。カバー22は、ハウジング32の作業者が把持する部分をも覆うのに十分な大きさであると好ましく、カバー22の材質を軟質材にすることにより、手21に掛る負担を和らげることができるので、重作業または、長時間の作業にも疲れづらく作業効率が向上するディスクグラインダ1aを提供できる。また、カバー22の材質が軟質材であるので、ステータコア7bの発熱によりハウジング2が熱せられた場合にも、作業者が容易にハウジング部分を握ることができる。貫通穴33を覆う部分のカバー22の内壁面には、空気通路34が形成される。図10は、図9のB−B部の断面図である。この図から理解できるように貫通穴33の外周側に接続されるように、前後方向に連続する3本の通気通路34が形成される。一方、ファンカバー31の形状及びギヤカバー3の形状は、実施例1と同様であり、一部の空気はファンカバー31に形成された穴から空気通路3eを通ってギヤカバーの前方に排出される。
図11は、第2の実施例に係るディスクグラインダ1aの正面図である。正面から見た場合、排出口3cに加えて、空気通路34から冷却風10を前方に排出することが可能となり、図12に示すように作業者がハウジング32の十分前方側を把持したとしても、手21が冷却風の排出の妨げにはならないので、良好な冷却効果を実現できる。また、ハウジング2とギヤカバー3の連結部が空気通路34部分の僅かな隆起を除いて、その径を小さく構成できるので、ハウジング32を握りやすいディスクグラインダ1aを実現できる。
次に、本発明の実施例3について図13及び図14に基づき説形する。実施例3は実施例2のハウジング32を前半部(42)と後半部(43a、43b)の分割構造で実現したもので、作業者が把持する部分となるハウジング42の後方に、左右分割式に形成されたテールカバー43a、43bが装着される。ハウジング42はモータ7を収容するもので、金属又は樹脂の一体成型により製造できる。テールカバー43aと43b(図14参照)は、モータの回転軸の延長線を通る鉛直面で左右に分割可能に構成され、右側のテールカバー43aには、3つのねじボス44が形成され、図示しないねじにて左側のテールカバー43bと固定される。このようにテールカバー43a、43bの部分を左右分割式に構成したので、一方のテールカバー(例えば43a)に電源回路17の搭載された電源基板27、制御回路16を搭載する制御基板26、FET24、電源コード14、電源スイッチ18等を配置した後、他方のテールカバー(例えば43b)をかぶせてねじ止めすることにより組み立てることが出来るので、製造が容易になる。
また、図14に示すように、ハウジング42とギヤカバー3との連結部、及び、ハウジング42とテールカバー43a、43bの連結部を覆うことができるので、連結部に段差を解消でき、作業者の手にかかる負担を低減できる。また、作業者は図14に示すように、ハウジング42とテールカバー43a、43bの連結部を握ることも可能である。
以上の説明から明らかなように、本発明によればギヤカバーとハウジングの連結部の構造を改善し、ハウジングとホイルガードの隙間に手が入るように構成し、ギヤカバーとハウジングの連結部付近の外形を細く形成したので、ハウジングの前端付近(又は連結部付近)を容易に把持できるようにしたディスクグラインダを実現できる。
また、本発明によれば直径の小さいブラシレスDCモータを用いることにより、ハウジングのモータ収容部分を把持部とすることができるので、重作業または、長時間の作業にも疲れづらく作業効率が向上するディスクグラインダを実現できた。
以上、本発明を示す実施例に基づき説明したが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。例えば、上述の実施例では、冷却ファン4をギヤケース3とモータ7の間に配置したが、この場所だけに限られずモータ7の後方側に配置しても良いし、モータ7の前方側と後方側の両方に配置するようにしても良い。また、アングル角が90度のディスクグラインダだけでなく、90度以外の任意の角度のアングルグラインダにおいても同様に適用できる。
1、1a、1b ディスクグラインダ 2 ハウジング
2a (ハウジングの)開口部 2c (ハウジングの)リブ
2d (ハウジングの)ねじ部 3 ギヤカバー
3a、3b (ギヤカバーの)開口部
3c (ギヤカバーの)排出口 3d (ギヤカバーの)ねじ部
3e (ギヤカバーの)空気通路
4 冷却ファン 5 砥石 6 回転軸
7 モータ 7a (モータの)ロータ 7b (モータの)ステータコア
7c (モータの)巻線
8 傘歯車(第1の傘歯車) 9 傘歯車(第2の傘歯車)
11 出力軸 12 ホイルガード 12a (ホイルガードの)取り付け部
13a、13b ベアリング 14 電源コード
15 スピンドルケース 16 制御回路 17 電源回路
18 電源スイッチ 19 空気取入口 20 コンデンサ
21 (作業者の)手 22 カバー 23 ねじ
24 FET 26 制御基板 27 電源基板 29 ボルト
30 ベアリング 31 ファンカバー 32 ハウジング
33 貫通穴 34 空気通路
42 ハウジング 43a、43b テールカバー
44 ねじボス
101 ディスクグラインダ 102 ハウジング
103 ギヤカバー 104 テールカバー 105 砥石
108 ハンドル 111 ロックピン 112 ホイルガード
114 電源コード 118 電源スイッチ 119 空気取入口
132 ねじ

Claims (14)

  1. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータによって回転される第1の傘歯車と、該第1の傘歯車と噛合し出力軸を回転させる第2の傘歯車と、前記ハウジングの前方に接続され前記第1及び第2の傘歯車を収容するギヤケースと、前記出力軸に取り付けられる砥石の部分領域を覆うホイルガードを有するディスクグラインダにおいて、
    前記ギヤケースはモータ側開口部と砥石側開口部を有し、
    前記モータ側開口部の径は、前記砥石側開口部の径よりも小さくし、
    前記モータ側開口部に接続される部分の前記ハウジングの径(R)が35mm≦R≦45mmであり、
    前記ハウジングと前記ホイルガードの間の距離(W)が、16mm≦W≦30mmであることを特徴とするディスクグラインダ。
  2. 前記モータはブラシレスDCモータであり、前記ブラシレスDCモータの直径(R)は、28mm≦R≦38mmであることを特徴とする請求項1に記載のディスクグラインダ。
  3. 前記モータの回転軸と同軸であって、前記モータ側開口部と前記モータの間に冷却ファンが設けられることを特徴とする請求項2に記載のディスクグラインダ。
  4. 前記モータ側開口部と前記ハウジングの外周部又は内周部にねじ山を設け、前記ギヤケースと前記ハウジングはねじ込むことによって接続されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のディスクグラインダ。
  5. 前記第1の傘歯車の歯数は、前記第2の傘歯車の歯数よりも少ないことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のディスクグラインダ。
  6. 前記出力軸の軸線と前記モータのステータコアの前端までの距離(N)は、50mm≦N≦70mmであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のディスクグラインダ。
  7. 前記モータの直径(R)とステータコアの長さ(D)の比(D/R)は、1.2≦D/R≦2.1であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のディスクグラインダ。
  8. 前記ギヤケースの第2の傘歯車の上方に、前記冷却ファンによって生成された空気を排出する排出口が設けられることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載のディスクグラインダ。
  9. 前記ハウジングの前記モータよりも後方側に空気取入口が設けられ、
    前記空気取入口から前記モータに至る空気通路内に、前記モータを駆動するためのスイッチング素子を設けたことを特徴とする請求項8に記載のディスクグラインダ。
  10. モータと、該モータを収容するハウジングと、前記モータによって回転される第1の傘
    歯車と、該第1の傘歯車と噛合し出力軸を回転させる第2の傘歯車と、前記ハウジングの
    前方に接続され前記第1及び第2の傘歯車を収容するギヤケースと、前記出力軸に取り付
    けられる砥石の部分領域を覆うホイルガードを有するディスクグラインダにおいて、
    前記ギヤケースに接続される前記ハウジングの径(R)が35mm≦R≦45mmであり、
    前記ハウジングと前記ホイルガードの間の距離(W)が、16mm≦W≦30mmであ
    ることを特徴とするディスクグラインダ。
  11. 回転軸を有するブラシレスDCモータと、
    前記回転軸に固定される冷却ファンと、
    前記ブラシレスDCモータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングに接続されるギヤカバーと、
    前記ギヤカバーに回転可能に保持され、前記回転軸とほぼ直交する方向に延び、先端工具を取付け可能なスピンドルと、
    前記スピンドルを保持するベアリングを保持し、前記ギヤカバーに固定されるスピンドルケースと、有するアングルグラインダであって、
    前記冷却ファンを、前記スピンドルと前記ブラシレスDCモータの間に設け、
    前記スピンドルケースを、前記冷却ファンよりも下方に設けたことを特徴とするアングルグラインダ。
  12. 前記ギヤカバーには、前記冷却ファンと外気とを連通する排気口が設けられることを特徴とする請求項11に記載のアングルグラインダ。
  13. 前記冷却ファンは遠心ファンであり、
    前記排気口は、前記遠心ファンの径方向外側に設けられることを特徴とする請求項12に記載のアングルグラインダ。
  14. 前記スピンドルケースに、先端工具を覆うことができるホイルガードを設けたことを特徴とする請求項13に記載のアングルグラインダ。
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