JP2000176817A - ハンドディスクグラインダ - Google Patents
ハンドディスクグラインダInfo
- Publication number
- JP2000176817A JP2000176817A JP10360694A JP36069498A JP2000176817A JP 2000176817 A JP2000176817 A JP 2000176817A JP 10360694 A JP10360694 A JP 10360694A JP 36069498 A JP36069498 A JP 36069498A JP 2000176817 A JP2000176817 A JP 2000176817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- safety cover
- grinder
- cover
- head
- grindstone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005498 polishing Methods 0.000 abstract description 10
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 2
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
- Portable Power Tools In General (AREA)
- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のハンドディスクグラインダは、砥石を
囲む安全カバーを剛性の高い材料で形成してあり、その
カバーが邪魔になる場合にカバーを外して怪我をするこ
とが多いのでこの問題を解決する。 【解決手段】 円盤状砥石5の約半分を被う安全カバー
8をゴム等の弾性体で形成し、グラインダを押し下げた
ときそのカバー8が弾性変形して砥石5の端面が被研磨
面Aに当たるようにしたのである。
囲む安全カバーを剛性の高い材料で形成してあり、その
カバーが邪魔になる場合にカバーを外して怪我をするこ
とが多いのでこの問題を解決する。 【解決手段】 円盤状砥石5の約半分を被う安全カバー
8をゴム等の弾性体で形成し、グラインダを押し下げた
ときそのカバー8が弾性変形して砥石5の端面が被研磨
面Aに当たるようにしたのである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、砥石の端面を被
研磨面にほぼ平行に当てて安全かつ効率的に研磨できる
ようにしたハンドディスクグラインダ(モータ駆動の可
搬型ディスクグラインダ)に関する。
研磨面にほぼ平行に当てて安全かつ効率的に研磨できる
ようにしたハンドディスクグラインダ(モータ駆動の可
搬型ディスクグラインダ)に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドディスクグラインダは、手持ち可
能なボディの先端に下向きに屈曲したヘッドを有し、そ
のヘッドの下面中心に突出させたスピンドルに、オフセ
ット型の円盤の砥石を装着して使用する構造になってい
る。ヘッドの下側には、砥石の後ろ側の約半分を覆う安
全カバーが取付けられ、そのカバーによって作業者の体
の一部が回転中の砥石に接触するのを防止している。
能なボディの先端に下向きに屈曲したヘッドを有し、そ
のヘッドの下面中心に突出させたスピンドルに、オフセ
ット型の円盤の砥石を装着して使用する構造になってい
る。ヘッドの下側には、砥石の後ろ側の約半分を覆う安
全カバーが取付けられ、そのカバーによって作業者の体
の一部が回転中の砥石に接触するのを防止している。
【0003】なお、安全カバーは、半径が砥石径よりも
大きい略半円の上覆い板の円弧縁に垂下したスカートを
設けた形状にしてある。また、上覆い板の直線縁の中央
部に起立した半円の耳付きボスを設け、そのボスとボス
の両端の耳にねじ止めする半円の耳付きバンドとでグラ
インダの首部を挟んでグラインダに取付けている。
大きい略半円の上覆い板の円弧縁に垂下したスカートを
設けた形状にしてある。また、上覆い板の直線縁の中央
部に起立した半円の耳付きボスを設け、そのボスとボス
の両端の耳にねじ止めする半円の耳付きバンドとでグラ
インダの首部を挟んでグラインダに取付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ハンドディスクグライ
ンダに採用されている従来の安全カバーは、金属や硬質
樹脂などで作られており、簡単には変形しない。
ンダに採用されている従来の安全カバーは、金属や硬質
樹脂などで作られており、簡単には変形しない。
【0005】一方、この安全カバーのスカートは、スイ
ッチを切ってグラインダを身近な場所に置いたとき、惰
性回転する砥石によって周囲の物が傷付けられないよう
にするために、下端を砥石よりも下側まで延ばしてスカ
ートが支持面に受けられているときには砥石が支持面か
ら浮くようにしてある。
ッチを切ってグラインダを身近な場所に置いたとき、惰
性回転する砥石によって周囲の物が傷付けられないよう
にするために、下端を砥石よりも下側まで延ばしてスカ
ートが支持面に受けられているときには砥石が支持面か
ら浮くようにしてある。
【0006】従って、砥石の端面で研磨を行うときに
は、安全カバーが邪魔にならない部分、即ち、カバーに
覆われていない部分の端面しか被研磨面に当てることが
できない。しかも、そのような研磨が許容されるのは、
被研磨面に沿った位置に安全カバーを逃がし得る(干渉
を避けられる)落ち込み部がある場合に限定される。被
研磨面が広い平面の場合、安全カバーが被研磨面に当る
ので砥石の端面による研磨は全く行えず、砥石を斜めに
当てた研磨になるため、作業能率が極めて悪い。
は、安全カバーが邪魔にならない部分、即ち、カバーに
覆われていない部分の端面しか被研磨面に当てることが
できない。しかも、そのような研磨が許容されるのは、
被研磨面に沿った位置に安全カバーを逃がし得る(干渉
を避けられる)落ち込み部がある場合に限定される。被
研磨面が広い平面の場合、安全カバーが被研磨面に当る
ので砥石の端面による研磨は全く行えず、砥石を斜めに
当てた研磨になるため、作業能率が極めて悪い。
【0007】このため、安全カバーが邪魔になる場合に
はこれを外してグラインダを使用しており、保護機能が
失われて回転中の砥石で作業者が怪我をすることが頻繁
に起こっている。
はこれを外してグラインダを使用しており、保護機能が
失われて回転中の砥石で作業者が怪我をすることが頻繁
に起こっている。
【0008】この発明は、上記の問題点を無くすことを
課題としている。
課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、前述の安全カバーを、ゴムや
弾力性のある軟質樹脂などの弾性体で形成する。
め、この発明においては、前述の安全カバーを、ゴムや
弾力性のある軟質樹脂などの弾性体で形成する。
【0010】その安全カバーは、グラインダの首部の環
状溝に締まり嵌めするカバー取付け環を一体に設けたも
のが特に好ましい。
状溝に締まり嵌めするカバー取付け環を一体に設けたも
のが特に好ましい。
【0011】
【作用】ゴム等で形成した安全カバーは、スカートを被
研磨面に接触させた状態でグラインダを押し下げると簡
単に弾性変形し、それにより、砥石の位置が下がって砥
石の端面が被研磨面に当る。従って、被研磨面が広い平
面等であっても、安全カバーを取付けたままでの砥石端
面による安全かつ効率的な研磨が行える。
研磨面に接触させた状態でグラインダを押し下げると簡
単に弾性変形し、それにより、砥石の位置が下がって砥
石の端面が被研磨面に当る。従って、被研磨面が広い平
面等であっても、安全カバーを取付けたままでの砥石端
面による安全かつ効率的な研磨が行える。
【0012】また、安全カバーに前述のカバー取付け環
を設けたものは、安全カバーを手間をかけずに回転させ
て研磨のし易い位置に移すことができる。例えば、砥石
の周縁を被削部に切込ませるときには、安全カバーをグ
ラインダの側方に移すと作業がし易い。このようなと
き、従来の安全カバーは取付けねじを緩めてカバーの位
置を変え、再度ねじを締める必要があり、手間がかかる
が、この不具合も併せて解消できる。
を設けたものは、安全カバーを手間をかけずに回転させ
て研磨のし易い位置に移すことができる。例えば、砥石
の周縁を被削部に切込ませるときには、安全カバーをグ
ラインダの側方に移すと作業がし易い。このようなと
き、従来の安全カバーは取付けねじを緩めてカバーの位
置を変え、再度ねじを締める必要があり、手間がかかる
が、この不具合も併せて解消できる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、この発明のハンドディス
クグラインダの実施形態を示す。図の1は、グラインダ
のボディ、2はボディの先端に連なる下向きに屈曲した
ヘッド、3はヘッドの中心から下側に突出したスピンド
ル、4はボディ1に内蔵したスピンドル駆動用のモータ
(図示せず)に電力を供給する電源コード、5は円盤状
の砥石、6はスピンドル3に砥石を固定するクランプね
じ、7はヘッド2の首部に設けた環状溝、8は安全カバ
ーである。安全カバー8は、図2に示すように、半円状
の上覆い板8aの円弧の縁に垂下したスカート8bを付
け、さらに、上覆い板8aの直線縁の中央部にカバー取
付け環8cを一体に形成した構造になっている。
クグラインダの実施形態を示す。図の1は、グラインダ
のボディ、2はボディの先端に連なる下向きに屈曲した
ヘッド、3はヘッドの中心から下側に突出したスピンド
ル、4はボディ1に内蔵したスピンドル駆動用のモータ
(図示せず)に電力を供給する電源コード、5は円盤状
の砥石、6はスピンドル3に砥石を固定するクランプね
じ、7はヘッド2の首部に設けた環状溝、8は安全カバ
ーである。安全カバー8は、図2に示すように、半円状
の上覆い板8aの円弧の縁に垂下したスカート8bを付
け、さらに、上覆い板8aの直線縁の中央部にカバー取
付け環8cを一体に形成した構造になっている。
【0014】この安全カバー8は、ここではゴム製とし
たが、物性がゴムに近い軟質樹脂で形成してもよい。ま
た、カバー取付け環8cは、環状溝7に締め代をもって
嵌まる大きさにしている。
たが、物性がゴムに近い軟質樹脂で形成してもよい。ま
た、カバー取付け環8cは、環状溝7に締め代をもって
嵌まる大きさにしている。
【0015】この安全カバー8を、図1のように、ヘッ
ド2の首部に取付けて回転中の砥石5から作業者を保護
する。また、砥石5の端面で研磨を行うときには、グラ
インダを押し下げる。その押し下げ力で安全カバー8が
鎖線で示すように弾性変形して砥石5の端面が被研磨面
Aに当たる。従って、安全カバー8が作業の邪魔になる
ことがない。
ド2の首部に取付けて回転中の砥石5から作業者を保護
する。また、砥石5の端面で研磨を行うときには、グラ
インダを押し下げる。その押し下げ力で安全カバー8が
鎖線で示すように弾性変形して砥石5の端面が被研磨面
Aに当たる。従って、安全カバー8が作業の邪魔になる
ことがない。
【0016】また、例示の安全カバーは、取付け環8c
をスリップ回転させて取付け位置を作業のし易いところ
に自由に移すことができ、グラインダの使い勝手も良く
なる。
をスリップ回転させて取付け位置を作業のし易いところ
に自由に移すことができ、グラインダの使い勝手も良く
なる。
【0017】なお、図1はグラインダの位置を下げる代
わりに、被研磨面Aを相対的に上に上げた状態にして表
わした。
わりに、被研磨面Aを相対的に上に上げた状態にして表
わした。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、この発明のディスク
グラインダは、安全カバーを変形し易い弾性体で形成し
たので、砥石の端面を使う場合にも安全カバーが邪魔に
ならず、面積の広い端面による効率的な研磨を安全に行
うことが可能になる。
グラインダは、安全カバーを変形し易い弾性体で形成し
たので、砥石の端面を使う場合にも安全カバーが邪魔に
ならず、面積の広い端面による効率的な研磨を安全に行
うことが可能になる。
【0019】また、グラインダの首部の溝に締まり嵌め
するカバー取付け環を設けたものは、安全カバーの位置
を手間をかけずに自由に変えることができ、カバーに規
制されて研磨、研削がし難くなることがない。
するカバー取付け環を設けたものは、安全カバーの位置
を手間をかけずに自由に変えることができ、カバーに規
制されて研磨、研削がし難くなることがない。
【図1】この発明のグラインダの実施形態を示す側面図
【図2】安全カバーの斜視図
1 ボディ 2 ヘッド 3 スピンドル 4 電源コード 5 砥石 6 クランプねじ 7 環状溝 8 安全カバー 8a 上覆い部 8b スカート 8c 取付け環
Claims (2)
- 【請求項1】 円盤状砥石の約半分を安全カバーで覆っ
たハンドディスクグラインダにおいて、略半円の上覆い
板の円弧縁に垂下したスカートを付けて構成される前記
安全カバーを、弾性体で形成したことを特徴とするハン
ドディスクグラインダ。 - 【請求項2】 前記安全カバーに、グラインダの首部の
環状溝に締まり嵌めするカバー取付け環を一体に形成し
た請求項1記載のハンドディスクグラインダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360694A JP2000176817A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | ハンドディスクグラインダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10360694A JP2000176817A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | ハンドディスクグラインダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000176817A true JP2000176817A (ja) | 2000-06-27 |
Family
ID=18470519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10360694A Pending JP2000176817A (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | ハンドディスクグラインダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000176817A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269396A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Hitachi Koki Co Ltd | ディスクグラインダ |
KR101324158B1 (ko) * | 2013-04-04 | 2013-11-05 | 정석건설산업 주식회사 | 친환경 분진방지 그라인더 및 이를 이용한 친환경 표면처리 방법 |
JP2017052061A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 株式会社マキタ | グラインダ、カバー及びロックナット |
-
1998
- 1998-12-18 JP JP10360694A patent/JP2000176817A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010269396A (ja) * | 2009-05-20 | 2010-12-02 | Hitachi Koki Co Ltd | ディスクグラインダ |
KR101324158B1 (ko) * | 2013-04-04 | 2013-11-05 | 정석건설산업 주식회사 | 친환경 분진방지 그라인더 및 이를 이용한 친환경 표면처리 방법 |
JP2017052061A (ja) * | 2015-09-10 | 2017-03-16 | 株式会社マキタ | グラインダ、カバー及びロックナット |
US10357868B2 (en) | 2015-09-10 | 2019-07-23 | Makita Corporation | Grinder, cover, and lock nut |
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