JP2008068375A - スピンドルロック装置 - Google Patents

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Yasuo Umemura
康夫 梅村
Katsuhiro Ida
勝啓 井田
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Nippon Pneumatic Manufacturing Co Ltd
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Abstract

【課題】 スピンドルのロック状態を維持できるようにして、砥石等の着脱作業が両手を使って簡単に行えるようにしたスピンドルロック装置を提供することである。
【解決手段】 ケーシングに、スピンドル軸を含む長手方向に浅い嵌合溝を設け、下面に多角形状のロック孔と、大きい径の解放孔を有する操作片を、スプリングにてケーシングの嵌合溝内に嵌合させる。スピンドル後端の断面をロック孔と合致する多角形状に形成して、嵌合溝の上方に突き出させる。通常は解放孔をスピンドル後端に合致させる。砥石交換時には、操作片を摘んで回転させ、ロック孔をスピンドル後端に嵌合させてロック状態を維持する。

【選択図】図1

Description

この発明は、圧縮空気または電気を駆動源とするグラインダのスピンドルをロックするスピンドルロック装置に関する。
ケーシングに組み込まれたモータによって駆動され、先端に砥石等の先端工具(以下「砥石」という)を取り付けたスピンドルを回転させて被対象物を研削または研磨するグラインダにおいて、砥石交換時には、工具を用いずに片手でスピンドルをロックし、砥石を固定するロックボルトやロックナットを他方の手で簡単に着脱して砥石を交換するための技術が各種提案されている。
前記技術として、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この技術は、ケーシング内にモータを有し、該モータのロータ軸に対してスピンドルを直交に配置したアングルグラインダにおいて、スピンドルの後端に角軸を形成し、前記ケーシングにはガイド孔をスピンドルと同軸上に設け、そのガイド孔内に前記角軸に係合可能な角孔を下面に有する押釦をスライド自在に挿入し、かつ、回り止めし、前記ガイド孔の開口部には押釦の角孔が角軸との係合を解除する位置で押釦を抜け止めするストッパを設け、このストッパに当接する方向に押釦をばね部材で押圧した構成が開示されている。(特許文献1)。
そして、砥石の交換を行う際には、押釦を押し込むことで、押釦の下面に設けられた角孔がスピンドルの後端の角軸に係合するとともに、押釦も回り止めされているため、スピンドルも回り止めされ、片手で工具等を用いてボルトやナットを簡単に着脱することができる。
さらに、特許文献1のストレートグラインダの実施例においては、操作筒をスライドさせると、その操作筒の内周に形成されたテーパ面により係合ピンが押し込まれて先端部がスピンドルのピン孔に係合し、操作筒の内周に設けられた第2円筒面を係合ピンと対応する位置まで操作筒をスライドさせると、係合ピンは手を離しても係合状態に維持されるので、両手を使って素早く容易に砥石の取り換えを行うことができる。
特開2001-088003号公報
上記文献のアングルグラインダの例では、押釦を指で押すだけで工具を使わずにスピンドルを回り止めすることはできるが、交換作業の間中スピンドルを回り止めするために押釦を押し込み続けなければならず、片手のみでボルトナットの緩めや砥石交換を行うことになり、特に大型機種の場合などは作業がしにくいという問題があった。
また、ストレートグラインダの実施例の構成を、そのままアングルグラインダに転用することもできなかった。
この発明は、アングルグラインダの砥石の交換を素早く容易に行えることを課題とするものであり、砥石が取付けられているスピンドルを、工具を用いることなく回り止めし得るようにして、かつ、スピンドルのロック状態を簡単な構造で維持できるようにし、砥石の交換の際、両手を使えるようにすることで更に簡単かつ迅速にボルトおよびナットの着脱作業ができるようにしたスピンドルロック装置を提供するものである。
上記問題を解決するために、
ケーシングに組み込まれたモータのロータ軸と、これに直交して回転するスピンドルと、該スピンドルの先端に着脱自在に取り付けられた砥石とを備えたアングルグラインダにおいて、
スピンドルの後端は多角形状とし、スピンドル後端が回転可能に貫通する孔を形成した嵌合溝をケーシングの上面に設け、スピンドル後端を前記貫通孔から突出させ、スピンドル後端に嵌合してスピンドルを回り止めする多角形状のロック孔およびスピンドルの回転を妨げない解放孔とを有する操作片を弾性部材にて前記嵌合溝に係脱自在に係合させ、操作片のいずれかの孔をスピンドル後端に嵌め合わせる構成を採用した。
この発明の装置によれば、砥石交換時にスピンドルを簡単な操作でロック状態に維持することができる。また、両手が使えるため、効率良く迅速に交換作業が行える。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明のスピンドルロック装置を有するアングルグラインダ1を示す。ケーシング2内に組み込まれたモータ3のロータ軸4に、ベベルギヤ5を介してロータ軸4と直交するスピンドル6が回転自在にケーシング2に支持されている。スピンドル6は後端に六角形状部6aを有し、先端6bには、フランジ7a、7bに挟持された砥石Tが、フランジ7b下面から挿入されたボルト8をスピンドルの先端に明けられたネジ孔にねじ込むことにより固定され、スピンドル6、フランジ7a、7b、砥石Tが一体回転するようになっている。
ケーシング2にはスピンドルの軸線位置を含む前後の長手方向に沿って浅い嵌合溝9が形成され、嵌合溝9には後述する操作片10が嵌め合わされている。
図2および図3に示すように、嵌合溝9部には、スピンドル6と同軸位置に、スピンドルが回転可能なスピンドル貫通孔11が開口しており、六角形状をなしたスピンドルの後端6aが貫通孔11から幾分突き出ている。さらに、嵌合溝9の中央部にはケーシング2と操作片10とを繋ぐためのスプリング12を挿入するスプリング挿入孔13が開口している。さらにケーシング2には、スプリング12を挿入孔13内に係止するためのピン14をケーシング外部から挿入するピン孔15がスプリング挿入孔13に直交して設けられている。ピン孔15にはねじが切られており、ピン14をスプリングの下端係合部に挿入したのち、セットねじ16にてピン14の抜け止めをしている。
なお、前記スピンドル後端の形状は、二面取りをしたものや四角、六角などの多角形状であればよい。
操作片10の中央には、スプリング挿入孔13と合致する位置に同径のスプリング貫通孔17を設け、該貫通孔17の上部には、スプリング12の上端部を保持するためのセットピン18を嵌める、スプリング貫通孔より大きい径の段差部19を設ける。
下端をスプリング挿入孔13内に係止されたスプリング12は、操作片10の貫通孔17に嵌り、上端係合部にセットピン18を差し込むことで段差部19に係止される。これにより操作片10は、ケーシング2の嵌合溝9に係脱自在に嵌合される。
なお、スプリングの上下端部の固定やピン14、セットピン18の抜け止めは、他の一般的な方法でもよい。
操作片10の下面には、スプリング挿入孔13を中心にして長手方向対称位置に、スピンドル後端6aの形状と同じロック孔20と、スピンドル後端の直径より大きい径の解放孔21が開口している。ロック孔20は操作片を貫通させ、解放孔21は有底状として、ロック状態またはロック解除状態が目視で確認できるようにしている。
なお、ロック孔を貫通させずに、解放孔を貫通させる、もしくは、両孔とも貫通させるなど適宜形状を変更できる。
次に操作について説明する。
通常は、図3に示すように、操作片10の解放孔21を前側に位置させ、スピンドルの後端6aを解放孔21内に位置させる。解放孔21はスピンドル後端の直径より大きい径を有するので、グラインダを作動させてもスピンドル6はロックされることなく解放孔内で自由に回転するので、グラインダでの研磨研削作業が行える。
砥石が摩耗や破損したりして、異なる砥石等に交換する必要が生じた場合は、図4に示すように、先ず、グラインダ作業を中止した状態で、操作片10を少し上方につまみ上げ、スプリング挿入孔13を中心に180度回転させてロック孔20をスピンドル軸に合わせ、手を離す。すると、スプリングの抗力でロック孔20はスピンドル後端6aに嵌り込み、操作片10の下面もケーシングの嵌合溝9に嵌り込む。そして、操作片10は嵌合溝9内に嵌合することによって回転止めされるので、手を離しても、スピンドル6は回ることなくロック状態が維持される。
また、砥石の取外しは、スピンドル先端6bにフランジ7a、7bを固定するボルト8をスパナ等を用いて外すとともに、フランジ7bをスピンドル6から離脱させて砥石Tを交換する。取付けは、フランジ7aに砥石Tをセットし、フランジ7aおよびフランジ7bで砥石を挟むように保持し、スピンドル先端のネジ孔にボルトを螺着させて、緩まないようしっかりと固定する。
このように、スピンドル後端をロック孔に嵌合させることにより、ロック状態を維持できるため、両手を使って砥石の取付けおよび取外し作業ができる。
また、砥石の交換作業中に誤ってグラインダを作動させても、図4に示すとおりスピンドルが操作片のロック孔に係合した状態であるため、砥石が回転することはなく安全である。
本発明のスピンドルロック装置を示す要部断面図 本発明のスピンドルロック装置を示す平面図 ロック状態を示す要部拡大図 解放状態を示す要部拡大図
符号の説明
1 アングルグラインダ
2 ケーシング
3 モータ
4 ロータ軸
5 ベベルギヤ
6 スピンドル
6a スピンドル後端
6b スピンドル先端
7a、7b フランジ
8 ボルト
9 嵌合溝
10 操作片
11 スピンドル貫通孔
12 スプリング
13 スプリング挿入孔
14 ピン
15 ピン孔
16 セットねじ
17 スプリング貫通孔
18 セットピン
19 大径段差部
20 ロック孔
21 解放孔

Claims (1)

  1. ケーシングに組み込まれたモータと、そのロータ軸にギヤを介して直交するスピンドルと、該スピンドルの先端に着脱自在に取り付けられた先端工具とを備えたアングルグラインダにおいて、
    スピンドルの後端は多角形状とし、スピンドル後端が回転可能に貫通する孔を形成した嵌合溝をケーシングの上面に設け、スピンドル後端を前記貫通孔から突出させ、スピンドル後端に嵌合してスピンドルを回り止めする多角形状のロック孔およびスピンドルの回転を妨げない解放孔とを有する操作片を弾性部材にて前記嵌合溝に係脱自在に係合させ、操作片のいずれかの孔をスピンドル後端に嵌め合わせるようにしたことを特徴とするスピンドルロック装置。
JP2006250702A 2006-09-15 2006-09-15 スピンドルロック装置 Withdrawn JP2008068375A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010269396A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Hitachi Koki Co Ltd ディスクグラインダ

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Effective date: 20091201