JP2010268747A - 苗移植機 - Google Patents

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健太郎 三浦
Hideyuki Kusamoto
英之 草本
Toshio Tamai
玉井  利男
Sumi Fukushima
寿美 福島
Yasuhito Nakanishi
康仁 中西
Makoto Kawada
誠 川田
Kazuhiro Ishiyama
和宏 石山
Yasuhiro Hayashi
靖浩 林
Satoru Kato
哲 加藤
Manabu Takahashi
学 高橋
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Abstract

【課題】本発明では、走行車体からの左右張り出しを少なくして、畦際の苗植付が行えて小回りの利く苗移植機を提供することを課題とする。
【解決手段】左右の前輪2,2と左右の後輪3,3を備えた走行車体1の後部に苗植付装置6を装着し、前輪2,2を操向すると共に旋回内側の後輪3,3を駆動停止或は制動して旋回する苗移植機において、苗植付装置6の左右幅を走行車体1に設けるステップフロア10,10aの左右幅よりも狭くすると共に、走行車体1の前側左右に設ける予備苗積載台29を収納時に前記ステップフロア10,10aの左右幅内に収まるようにしたことを特徴とする苗移植機とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、走行車体の後部に装着した苗タンク上の苗を圃場に植え付ける苗移植機に関する。
苗移植機は、走行車体の後側に苗植付装置を昇降可能に装着し、苗植付装置上の苗タンクに積載したマット苗から苗植付爪で一株ずつ掻き取った苗を圃場へ植え付けている。
そして、苗タンク上のマット苗が無くなっても植付作業を続けるために、走行車体の前側左右に予備苗積載台を設けている。
例えば、特開2005−348634号公報には、走行車体の前側左右に設ける支持フレームに予備苗積載台を三段に設け、この予備苗積載台の不使用時には、予備苗積載台を上下方向に向く格納姿勢にすると共に支持フレームを走行車体の内方側への傾斜姿勢に姿勢変更して左右側方への張り出しを少なくするようにしている。
特開2005−348634号公報
苗移植機は、圃場を往復移動しながら苗の移植作業を行うが、畦際や塀の側を植え付ける際には、走行車体から左右に張り出した部分が有ると畦際の圃場に苗植付装置が接近できず植え残しの部分が生じる。
このために、本発明では、走行車体からの左右張り出しを少なくして、畦際の苗植付が行えて小回りの利く苗移植機を提供することを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1に記載の発明は、左右の前輪2,2と左右の後輪3,3を備えた走行車体1の後部に苗植付装置6を装着し、前輪2,2を操向すると共に旋回内側の後輪3,3を駆動停止或は制動して旋回する苗移植機において、苗植付装置6の左右幅を走行車体1に設けるステップフロア10,10aの左右幅よりも狭くすると共に、走行車体1の前側左右に設ける予備苗積載台29を収納時に前記ステップフロア10,10aの左右幅内に収まるようにしたことを特徴とする苗移植機とする。
この苗移植機は、走行車体1上に作業者が搭乗して操縦操作や苗タンクへの予備苗補給作業を行うステップフロア10,10aを広く形成しているので、作業がやり易く、旋回時には、前輪2,2を操向すると共に旋回内側後輪3,3を駆動停止或は制動して操向するために、後輪3付近が旋回中心になるが、収納位置にした予備苗積載台29がステップフロア10,10aの左右幅内に収まり、苗植付装置6の左右幅が狭いので、小回りとなって、畦際での苗の植え付け作業が支障なく行える。
乗用型の田植機の側面図である。 乗用型の田植機の平面図である。 粉粒体吐出装置の側面図である。 粉粒体吐出装置の要部の拡大側断面図である。 操向ブレーキペダルの側面図である。 操向ブレーキペダルの平面図である。 操向ブレーキペダルの作用説明図である。 制御ブロック図である。 操向ブレーキペダルによる制御フローチャート図である。 ステアリングハンドルによる制御フローチャート図である。
この発明の実施例を図面に基づき説明する。
図1及び図2は、苗移植機の一例として6条植えの乗用型の田植機を示すものであり、走行車体1の前後には走行車輪としての左右一対の前輪2,2及び後輪3,3が架設されている。走行車体1の前部にはフロントボックス32が立設され、このフロントボックス32に操作ボックス4及びステアリングハンドル5等を有する操縦装置が設置され、また、走行車体1の後方部には昇降可能な苗植付装置6が装備されている。
走行車体1のフロントボックス32の後側に田植機の各部に動力を伝達するエンジンEが搭載され、このエンジンEを覆ってエンジンカバー34が設けられ、konoこのエンジンカバー34の上に運転席9が設置されている。そして、フロントボックス32とエンジンカバー34の周りにステップフロア10が設けられ、さらに、ステップフロア10の左右側部に補助ステップフロア10aが設けられ、作業者がステップフロア10と補助ステップフロア10a上を移動して苗の補給作業を行えるようにしている。
ステップフロア10の後左右中央に切欠き部41を形成し、この切欠き部41に走行車体1からバイザ支柱42を立設し、運転席9の上方に位置するサンバイザ43を支持している。
走行車体1の左右前側に苗箱支柱44を立設し、この苗箱支柱44に四段の予備苗積載台29を水平使用状態と垂直収納状態に切換え可能に設けている。予備苗積載台29の垂直収納状態では、予備苗積載台29の左右張り出し端が補助ステップフロア10aの左右外側端よりも内側になるようにしている。
苗植付装置6は、マット苗を載せる苗タンク11とマット苗から掻き取った苗を圃場に植え付ける苗掻取植付具13で構成し、車体1の後部に昇降リンク機構7を介して昇降可能に装着され、昇降用油圧シリンダ8の伸縮作動により昇降する構成である。昇降用油圧シリンダ8を制御する昇降用油圧バルブVは、機体右側部のステップフロア10の下方に設けられている。
また、この苗植付装置6には、苗タンク11の左右に複数設けた各々の苗載部11eにマット苗を載せて左右に往復動し苗を一株分ずつ各条における前板11aの苗取出口11bに供給すると共に横一列の苗を全て苗取出口11bに供給すると苗送りベルト11cにより苗を下方に移送する苗タンク11、先端が閉ループ軌跡Pを描いて作動する苗植付爪12でマット苗から一株分の苗を切取って土中に植込む6条分の苗掻取植付具13、苗植付面を滑走しながら整地する左サイドフロート14L、右サイドフロート14R、センタフロート14C等を備えた構成としている。
なお、苗タンク11の左右幅は、補助ステップフロア10aの左右幅よりも狭く、前板11aの左右幅が補助ステップフロア10aの左右幅と略同一となっている。
走行車体1の前部側にミッションケース20が配置され、そのミッションケース20の左右側面部から前輪アクスルケースが側方に延び、その左右両端に変向可能に設けた前輪ファイナルケース21から左右に突出する前輪軸に前輪2,2が固着して軸支されている。
また、ミッションケース20の背面部にメインフレーム22の前端部が固着されており、そのメインフレーム22の後端部から左右側方に延びるリヤフレームの先端部に固定して設けた後輪伝動ケース23から左右に突出する後輪軸59R,59Lに後輪3,3が固着して支承されている。
原動機となるエンジンEからの回転動力は、ミッションケース20への入力伝動機構として、エンジン出力プーリ24からベルト25を介して油圧式無段変速装置(HST)26の入力軸に伝えられ、この入力軸から油圧ポンプを駆動し、更に、HST26の出力軸からミッションケース20内のミッション入力軸に伝達されるようになっている。
該ミッションケース20内のミッションに伝達された回転動力は、ミッションケース20内のトランスミッションにて変速された後、走行動力と外部取出動力とに分岐して取り出される。そして、走行動力は、前輪2,2及び後輪伝動軸27から後輪伝動ケース23のギヤ機構を介して後輪軸59R,59Lに取り付けた後輪3,3を駆動する。
また、外部取出動力は、ミッションケース20からの出力伝動機構として、PTO出力軸、植付クラッチケース28内に設けるマイコン制御可能な植付モータ30等を介して植付伝動軸31に伝達され、更に、植付伝動軸31によって苗植付装置6へ動力伝動されるようになっている。
前記HST26は、操作ボックス4の側部に設けられた変速レバー33の前後方向の操
作で駆動し、機体の前進及び後進制御を司るように構成され、該変速レバー33を前方に向けて操作するほど前進走行速度は速くなるようになっている。また、走行速度に対する苗植付爪12の作動周期を変更する株間変更手段が備えられ、操作ボックス4の下方に設けられた株間変更レバー35の操作で株間変更を行うようにしている。
植付伝動軸31によって苗植付装置6へ伝動される動力は、苗植付装置6に備える植付伝動ケース50内へ伝動され、該植付伝動ケース50内から各条の苗掻取植付具13及び苗送りベルト11cへ伝動される。植付伝動ケース50内で動力を分岐して2条毎の苗掻取植付具13へ伝動する分岐伝動部50aが設けられ、該分岐伝動部50aの伝動を入切する部分クラッチ51が設けられ、部分クラッチ51により苗掻取植付具13を2条毎に停止させることができる。尚、部分クラッチ51の操作に連動してそれに対応する植付条の苗送りベルト11cも停止させる連動機構が設けられている。各々の部分クラッチ51を操作する部分クラッチレバー52が運転席9の側方に設けられ、該部分クラッチレバー52の操作位置を検出する部分クラッチセンサ52aが設けられている。
苗タンク11の上端でマット苗の載置面と対向する位置の上方には、薬剤等の粉粒体を貯溜する透明或は半透明の粉粒体貯溜部15と粉粒体を所定量ずつ繰り出す繰出部17と前記粉粒体貯溜部15に開閉可能に設けられた蓋部16とからなる粉粒体吐出装置18が配設されている。尚、繰出部17は、苗タンク11の2条毎の苗載部11eに対応して2条分ずつ設けられ、2条分の苗載部11eにわたる左右長の繰出ローラがモータ19の駆動により粉粒体を繰り出す構成となっている。
繰出ローラ17aは、該繰出ローラ17aに対応する2条毎のモータ19の駆動により、該モータ19の出力ギヤ19aと噛み合う従動ギヤ53に伝動され、該従動ギヤ53と一体回転して駆動する構成となっている。
前記モータ19は繰出部17の後側に配置され、繰出部17の前側には前記従動ギヤ53の歯を検出して繰出ローラ17aの回転量を検出する2条毎の繰出回転センサ54が設けられ、該繰出回転センサ54の検出に基づいて繰出ロ一ラ17aが設定回転数だけ回転するようにモータ19を制御する制御ボックス55により駆動制御する構成となっている。
尚、制御ボックス55により、モータ19は、苗送りベルト11cの作動を検出する苗送りセンサの検出に基づいて、苗送りベルト11cの作動に連動して駆動する。また、制御ボックス55により、部分クラッチセンサ52aで部分クラッチ51が切状態であることを検出すると、苗送りセンサの検出に拘らず、モータ19が駆動しない構成となっている。尚、前記モータ19と繰出回転センサ54とは、繰出部17の前後に振り分けて配置されているので、修理や取付あるいは取外し等のメンテナンス時に互いが邪魔にならず、メンテナンスを容易に行える。
粉粒体吐出装置18は、支軸36を支点として回動可能な支持アーム37に装着支持され、散布作業時の起立姿勢と非散布作業時の倒伏姿勢とに切換変更できる構成としている。
粉粒体吐出装置18を倒伏姿勢に切り替えた時には、粉粒体貯溜部15の供給口が下向きとなって粉粒体が流れ落ちるようになっており、そして、この粉粒体貯溜部15に対しヒンジ16aを介して揺動開閉可能な蓋部16を開けると、この蓋部が流れ落ちる粉粒体を受け入れできるように上向き姿勢となる構成としている。また、この蓋部16の容積は、貯溜部15の容積と略同一若しくは貯溜部より大きく設定している。
粉粒体吐出装置18を倒伏姿勢に切り替えた時、粉粒体吐出装置18の後部がセンタフロート14Cと左サイドフロート14Lと右サイドフロート14Rの後部より略同一位置若しくはそれよりもやや前方に位置するよう構成することで、粉粒体吐出装置18自体の破損を防止するようにしている。
また、粉粒体吐出装置18を支持する支持フレーム38は、苗タンク11のマット苗毎に仕切られた仕切突条部11d上に沿わせて設けることにより、仕切突条部より内側に離れた位置に設けた場合に生じる苗葉の絡まりや苗滑り或は苗切断等の不具合発生を防ぐことができる。
繰出部17の繰出口部17bは、ブラシ17c取付側とは反対側の下部がブラシ17c取付側よりLの距離だけ下方に長く構成して、粉粒体の飛散を防止するように構成している。
繰出部17の繰出口部に連設する粉粒体吐出筒39は、粉粒体吐出装置18の保持枠40の中に収納するように構成することで、コンパクトな構成とすることができる。
この粉粒体吐出装置18は、苗タンク11の上端部に設けられているので、運転席9に座った作業者が振り返って粉粒体貯溜部15を見て粉粒体の残量を確認できる。
図5と図6に、操向用ブレーキペダル45R,45Lの連動構成を示している。
左右操向用ブレーキペダル45L,45Rの左右ブレーキアーム46L,46Rのボス部69L,69Rが支持軸47に枢支され、右ボス部69Rのアーム48Rがロッド49Rで後輪伝動ケース23内の右ブレーキにそれぞれ連結するブレーキアーム60Rと連結し、左ボス部69Lのアーム48Lがロッド49Lとアーム57と連合杆58で後輪伝動ケース23内の左ブレーキにそれぞれ連結する左ブレーキアーム60Lと連結し、左右操向用ブレーキペダル45L,45Rの旋回内側を踏み込むとその旋回内側ブレーキが作動して旋回する。左右ブレーキアーム60L,60Rの動きを左右ブレーキペダルセンサ62LS,62RSで検出する。
図示の状態は、左右の操向用ブレーキペダル45L,45Rを連動杆70で一体的にして走行停止のブレーキとしても使用するようにしている。連動杆70を検出する左右ブレーキペダル連結センサ61Sで連結を検出する。
後輪伝動ケース23内のサイドクラッチとサイドブレーキの作動アーム66R,66Lは、走行車体1の横桟63に固着の固定アーム64R,64Lとロッド65R,65Lと作動油圧シリンダ67R,67Lでそれぞれ連結し、作動油圧シリンダ67R,67Lで、左右操向用ブレーキペダル45L,45Rの踏込み深さによって図7の如く、サイドクラッチとサイドブレーキを制御する。
すなわち、踏込み深さを三段階に検出し、第一段階Aではサイドクラッチ入りでサイドブレーキ非制動、第二段階Bではサイドクラッチ切でサイドブレーキ非制動、第三段階Cではサイドクラッチ切でサイドブレーキ制動として、左右操向用ブレーキペダル45L,45Rを深く踏み込むほど旋回半径が小さくなるようにしている。
左右操向用ブレーキペダル45L,45Rを連結する路上走行時には、連結を左右ブレーキペダル連結センサ61Sで検出して、この三段階制御を行わないようにする。
後輪軸59R,59Lの回転を後輪伝動ケース23内の後輪回転センサ68R,68Lで検出する。
図8は、旋回制御における制御信号の流れを説明する制御ブロック図で、制御部71に入力するセンサ信号は、後輪回転センサ68R,68Lから左右後輪3,3の回転数が入力し、操作ボックス4に設ける間欠サイドクラッチ入切スイッチ72の操作による入切信号が入力し、左右ブレーキペダルセンサ62RS,62LSから左右操向用ブレーキペダル45L,45Rの踏込み深さが入力し、左右ブレーキペダル連結センサ61Sから左右操向用ブレーキペダル45L,45Rの連結信号が入力し、走行車体1の前後傾きを検出する前後傾斜センサ73から走行車体1の前後傾き角度が入力し、ステアリングハンドル5の切れ角がハンドル切れ角センサ74から切れ角信号が入力し、左右前輪2,2の前輪回転数センサ75R,75Lから左右前輪2,2の回転数信号が入力する。
制御部71からは、左右のサイドクラッチとサイドブレーキを作動する作動油圧シリンダ67R,67Lに作動出力信号が出力し、ステアリングモータ76に旋回指示信号が出力する。
図9は、操向用ブレーキペダル45R,45Lによる旋回制御のフローチャートで、ステップS1で間欠サイドクラッチ入切スイッチ72のオンを判定し、YES判定でオンであればステップS2で左右ブレーキペダル連結センサ61Sが連結を検出したかを判定し、NO判定で連結でなければステップS3でハンドル切れ角センサ74の切れ角が所定角以上かを判定し、YES判定で所定角以上であればステップS4で旋回内側の作動油圧シリンダ67R,67Lをサイドクラッチ切状態まで作動させ、ステップS5の判定に至る。
ステップS1の判定がNO判定或はステップS2の判定がYES判定或はステップS3の判定がNO判定であれば、ステップS11の作動油圧シリンダ67R,67Lを左右ブレーキペダルセンサ62RS,62LSのセンサ値に応じて作動させ、リターンする。
ステップS5の判定は、旋回内側の後輪回転数が旋回外側の後輪回転数の1/6かを判定するもので、YES判定であればステップS6の旋回内側のブレーキペダルセンサ値がブレーキ操作状態かを判定し、NO判定であればステップS7の所定時間内におけるサイドクラッチ切状態の割合が大きいかの判定を行い、NO判定であればステップS8で旋回内側の作動油圧シリンダ67R,67Lをサイドクラッチ入状態まで作動させ、ステップS9でタイマをセットし、ステップS10でタイマ時間の経過を待ち、リターンする。
ステップS5の判定がNO判定であれば直ちにリターンし、ステップS6判定或はステップS7の判定がYES判定であれば、ステップS12で旋回内側の作動油圧シリンダ67R,67Lをサイドブレーキ制動状態まで作動させ、ステップS9に移行する。
図10は、ステアリングハンドル5による旋回制御のフローチャートで、ステップS21でハンドル切れ角センサ74の切れ角が所定以上かの判定を行い、NO判定で切れ角が所定以下であれば、ステップS22で左右の前輪回転数の差が所定値よりも大きいかを判定し、YES判定であればステップS23で回転数が大きい側へ操舵するようにステアリングモータ76へ補正出力を行い、リターンする。
ステップS21の判定がYES判定で切れ角が所定以上であればステップS24で左右の後輪回転数の差が大きいかの判定を行い、YES判定であればステップS23に移行する。ステップS24の判定がNO判定であればステップS25で左右後輪の回転差が所定値よりも小さいかの判定を行い、NO判定であればステップS27で補正出力をクリアしてリターンし、YES判定であればステップS26で回転数が小さい側(旋回内側)へそうだするようにステアリングモータ76へ補正出力を行い、リターンする。
なお、ステップS22でNO判定であれば、テップS27で補正出力をクリアしてリターンする。
なお、図示を省略するが、前記の旋回制御中に前後傾斜センサ73が走行車体1の前側が浮いたことを検出すると制御信号の出力パルス幅を小さく補正する。
圃場内での植え付け作業は、左右操向用ブレーキペダル45L,45Rでの旋回操作かステアリングハンドル5での旋回操作のどちらかを行うが、畦際での植え付け走行を行う場合には、予備苗積載台29を折り畳んだ収納状態とする。このために、見易い補助ステップフロアの外周が旋回最大径となって、畦際の塀などに機体の一部をあてて損傷するようなことが無い。
1 走行車体
2 前輪
3 後輪
6 苗植付装置
10a ステップフロア(補助ステップフロア)
29 予備苗積載台

Claims (1)

  1. 左右の前輪(2,2)と左右の後輪(3,3)を備えた走行車体(1)の後部に苗植付装置(6)を装着し、前輪(2,2)を操向すると共に旋回内側の後輪(3,3)を駆動停止或は制動して旋回する苗移植機において、苗植付装置(6)の左右幅を走行車体(1)に設けるステップフロア(10,10a)の左右幅よりも狭くすると共に、走行車体(1)の前側左右に設ける予備苗積載台(29)を収納時に前記ステップフロア(10,10a)の左右幅内に収まるようにしたことを特徴とする苗移植機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013046578A (ja) * 2011-08-29 2013-03-07 Iseki & Co Ltd 苗移植機
WO2016192660A1 (zh) * 2015-06-04 2016-12-08 安徽省锦禾农业装备有限责任公司 一种双毯苗宽窄行插秧机及其作业方法

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