JP2010268545A - 高圧電源装置 - Google Patents

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孝一 島
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Abstract

【課題】複数の圧電トランスからの出力電圧間における干渉を抑制することが可能な高圧電源装置を提供すること。
【解決手段】複数の圧電トランス40、80及び120と、圧電トランスの各々に接続され、接続された圧電トランスの各々を駆動させる複数の駆動回路30、70及び110と、圧電トランスの出力電圧に応じて、圧電トランスが同期運転するように圧電トランスの駆動周波数を生成する周波数生成回路10とを具備し、周波数生成回路は駆動回路に共通して設けられている高圧電源装置である。複数の圧電トランスを同期運転させることで、出力電圧間における干渉を抑制することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は高圧電源装置に関する。
画像形成装置には、カラー化・高速化・高画質化・機器の小型化等が要求されている。こうした要求に応えるため、画像形成装置の高圧電源装置には圧電トランスが用いられるようになってきた。圧電トランスは磁気トランスと比較して、小型化・軽量化が可能であり、また低ノイズで不燃性であるという利点がある。特に、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック)の各色ごとにエンジンを設けたタンデム型の画像形成装置では多出力に対応するため複数の圧電トランスを用いることがある。
特許文献1には、駆動させる圧電トランスと共振周波数が等しい圧電トランスを周波数発生回路に用いた技術が開示されている。特許文献2には、外部からのクロック信号により圧電トランスへの入力電圧の周波数を決定し、外部からのPWM信号により高圧電源装置の出力電圧のオン、オフ及び可変を行う技術が開示されている。特許文献3には、周波数を決定する調整演算手段を用いる技術が開示されている。特許文献4には、共振周波数の差が300Hz以下の複数の圧電トランスを用いる技術が開示されている。
特開2006−129673号公報 特開2007−60812号公報 特開平11−122914号公報 特開2002−291253号公報
本発明は、複数の圧電トランスの出力電圧間における干渉を抑制することが可能な高圧電源装置の提供を目的とする。
請求項1の高圧電源装置は、複数の圧電トランスと、前記複数の圧電トランスの各々を駆動させる複数の駆動回路と、前記複数の圧電トランスの出力電圧に応じて、前記複数の圧電トランスが同期運転するように前記複数の圧電トランスの駆動周波数を生成する周波数生成回路とを具備し、前記周波数生成回路は前記複数の駆動回路に共通して設けられていることを特徴とする。
請求項2の高圧電源装置は、前記周波数生成回路は、前記複数の圧電トランスのうち選択された一つの圧電トランスの駆動周波数を検出し、前記検出した駆動周波数を示す信号を前記複数の駆動回路に出力することを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、複数の圧電トランスの出力電圧間における干渉を抑制することが可能な高圧電源装置を提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、複数の圧電トランスの共振周波数に差異がある場合でも、昇圧比を高く駆動させることができる。
図1は実施例に係る高圧電源装置のブロック図である。 図2は実施例に係る高圧電源装置の回路構成例を示す図である。 図3は実施例に係る高圧電源装置を動作させた際の信号を例示した図である。 図4(a)から図4(d)は高圧電源装置を動作させた際の信号の拡大図である。 図5(a)から図5(d)は高圧電源装置を動作させた際の信号の拡大図である。 図6は高圧電源装置を動作させた際の信号の拡大図である。 図7は圧電トランスの周波数特性を示す図である。 図8は比較例に係る高圧電源装置のブロック図である。
図面を用いて、本発明の実施例について説明する。
図1は実施例に係る高圧電源装置のブロック図である。図1に示すように、実施例に係る高圧電源装置は三つの圧電トランス40、80及び120を有している。なお、図1では圧電トランスは三つであるが、さらに多くの圧電トランスを備えていてもよい。例えば、以下の説明では、圧電トランス40はCMYKのうちのC用、圧電トランス80はM用、及び圧電トランス120はY用の高圧電源を生成するものとする。Kに対応する部分は省略する。各圧電トランス40、80及び120の一次端子には、各圧電トランスを駆動する駆動回路30、70及び110の各々が接続されている。
高圧電源装置のうち、Cに対応する部分の構成について説明する。トランジスタ24のエミッタはスイッチ22に、コレクタは駆動回路30に各々接続されている。駆動回路30は、トランジスタ24を介して例えば電圧24Vの入力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス40の一次端子に駆動信号を出力する。圧電トランス40は駆動信号が入力されたことに応じて、駆動周波数により定められる昇圧比で駆動信号の電圧(駆動電圧)の昇圧を行い、二次端子から出力電圧を出力する。出力電圧はダイオード42、43及び抵抗44を介して平滑される。同様に、トランジスタ64のエミッタはスイッチ62に、コレクタは駆動回路70に各々接続されている。M及びYに対応する部分についても同様の構成である。
スイッチ22、62及び102は入力端子4、6及び8と各々接続されており、高圧電源装置の外部にあるMCU(マイクロコントロールユニット)により開閉される。例えば、画像形成装置においては、画像情報に応じた信号が外部のMCUから高圧電源装置に入力され、各スイッチが開閉される。これにより、入力電圧が駆動回路30、70及び110の各々に入力されるか否かの切り替えを行う。すなわち、スイッチ22、62及び102の各々は、圧電トランス40、80及び120の各々を駆動させるか否かの切り替えを行う。
検出回路28は圧電トランス40の出力電圧を検出し、制御回路48に出力する。制御回路48はトランジスタ24のベースに接続されており、検出回路28によって検出された出力電圧が所望の電圧であるか判断し、所望の電圧でない場合にはトランジスタ24のベースにかかる電圧を変化させることにより、駆動回路30に入力される電圧を変化させる。すなわち、制御回路48は圧電トランス40の駆動電圧を変化させる。圧電トランス80、検出回路68、制御回路88及び駆動回路70の動作、並びに圧電トランス120、検出回路108、制御回路88及び駆動回路110の動作についても同様である。
周波数生成回路10は圧電トランス40、80及び120の各々の二次端子に接続され、また駆動回路30、70及び110に接続されている。すなわち、周波数生成回路10は、複数の駆動回路30、70及び110に共通して設けられている。周波数生成回路10は、複数の圧電トランス40、80及び120のうち、駆動している一つの圧電トランスの駆動周波数を検出し、検出した駆動周波数を示す信号を複数の駆動回路30、70及び110に出力する。このとき、周波数生成回路10は、複数の圧電トランス40、80及び120のうち、駆動している一つの圧電トランスからの出力電圧に同期させて、他の圧電トランスの駆動周波数を生成する。従って、周波数生成回路10は、圧電トランスの駆動周波数として圧電トランスの共振周波数を生成し、駆動回路30、70及び110に出力することになる。駆動回路30、70及び110の各々は、共振周波数を駆動周波数とする駆動信号を、圧電トランス40、80及び120の各々の一次端子に出力する。すなわち、高圧電源装置は自励発振する。
自励発振では、圧電トランスが実際に駆動している共振周波数を周波数生成回路10にフィードバックする。周波数生成回路10で生成された周波数を駆動周波数として圧電トランスは駆動する。
次に、実施例に係る高圧電源装置の回路構成について説明する。図2は実施例に係る高圧電源装置の回路構成例を示す図である。図2に示すように、駆動回路30はインダクタ32、抵抗34、コンデンサ36及びMOS型のトランジスタ38からなる。トランジスタ38のソース、抵抗34及びコンデンサ36は接地されている。トランジスタ38のドレインはインダクタ32とコンデンサ36と圧電トランス40の一次端子とに接続されている。インダクタ32とコンデンサ36とはLC共振回路を形成する。また、トランジスタ38のベースは抵抗34、26を介して周波数生成回路10に接続されている。同様に、駆動回路70はインダクタ72、抵抗74、コンデンサ76及びMOS型のトランジスタ78からなり、駆動回路110はインダクタ112、抵抗114、コンデンサ116及びMOS型のトランジスタ118からなる。
周波数生成回路10は抵抗14、16、18、コンデンサ20及びオペアンプ12からなる。オペアンプ12の出力端子と一方の入力端子との間には抵抗18が設けられ、オペアンプ12の出力端子と他方の入力端子との間には抵抗16が設けられている。オペアンプ12の一方の入力端子にはコンデンサ20が接続され、コンデンサ20は接地されている。他方の入力端子には、抵抗14を介して制御信号Vrefが入力される。また、圧電トランス40の出力電圧が入力される。オペアンプ12の出力端子は駆動回路30のトランジスタ38のベースに接続されている。
次に、実施例に係る高圧電源装置の動作について説明する。図3は実施例に係る高圧電源装置の動作時における信号を例示した図である。図3の縦軸において、Aは図2中の入力電圧、Bは入力端子4の電圧、Cは入力端子6の電圧、Dは入力端子8の電圧、EはポイントP1の電圧(周波数生成回路10のオペアンプ12への入力電圧)、FはポイントP2の電圧(オペアンプ12の出力電圧)、GはポイントP3の電圧(圧電トランス40への入力電圧)、HはポイントP4の電圧(圧電トランス80への入力電圧)、IはポイントP5の電圧(圧電トランス120への入力電圧)を各々示している。また、図4(a)から図6は図3の拡大図である(詳しくは後述する)。図3から図6では、横軸は時間、縦軸は電圧を各々示す。なお、図3から図6では、信号の数を省略して図示している。
図4(a)は時間t1〜t2における図3の拡大図である。図3及び図4(a)に示すように、時間t1で入力電圧が入力されると、周波数生成回路10は一定の周波数を有する信号を生成する。
図4(b)は時間t2〜t3におけるポイントP1及びP2の信号の拡大図であり、図4(c)はポイントP2、P3、P4及びP5における拡大図である。図4(b)に示すように、時間t2において入力端子4に電圧が印加されると、スイッチ22がONになり、圧電トランス40が駆動する。圧電トランス40の出力電圧はポイントP1、すなわち周波数生成回路10に入力される。このとき周波数生成回路10に入力される電圧(圧電トランス40の出力電圧)の振幅をaとする(図3のポイントP1、t2〜t3参照)。図4(c)に示すように、周波数生成回路10は圧電トランス40から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス40の出力電圧の周波数(圧電トランス40の共振周波数)と同じ周波数の信号を生成する。
図4(d)は時間t3〜t4におけるポイントP1及びP2の信号の拡大図であり、図5(a)はポイントP2、P3、P4及びP5における拡大図である。図4(d)に示すように、時間t3において入力端子6に電圧が印加されると、スイッチ62がONになり、圧電トランス80が駆動する。このとき、圧電トランス40及び80の出力電圧が重ね合わせられて周波数生成回路10に入力されるため、その振幅bは、振幅aより大きくなる(図3のポイントP1、t3〜t4参照)。周波数生成回路10は、圧電トランス40から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス40の共振周波数と同じ周波数の信号を生成する。従って、図5(a)に示すように、圧電トランス40及び80は、同一の駆動周波数で駆動する。すなわち、圧電トランス40と圧電トランス80とは同期運転する。
図5(b)は時間t4〜t5におけるポイントP1及びP2の信号の拡大図であり、図5(c)はポイントP2、P3、P4及びP5における拡大図である。図5(b)に示すように、時間t4において入力端子8に電圧が印加されると、スイッチ102がONになり、圧電トランス120が駆動する。このとき、圧電トランス40、80及び120の出力電圧が重ね合わせられて周波数生成回路10に入力されるため、その振幅cは、振幅a及びbより大きくなる(図3のポイントP1、t4〜t5参照)。周波数生成回路10は、圧電トランス40から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス40の共振周波数と同じ周波数の信号を生成する。従って、図5(c)に示すように、圧電トランス40、80及び120は、同一の駆動周波数で駆動する。すなわち、圧電トランス40、圧電トランス80及び圧電トランス120は同期運転する。
図5(d)は時間t5〜t6におけるポイントP2、P3、P4及びP5の信号の拡大図である。ポイントP1及びP2の拡大図は図4(d)に示したものと同様である。図4(d)及び図5(d)に示すように、時間t5において入力端子4に印加していた電圧をOFFにすると、スイッチ22がOFFになり、圧電トランス40は駆動を停止する。このとき、周波数生成回路10に入力される電圧の振幅はbとなる(図3のポイントP1、t5〜t6参照)。周波数生成回路10は、圧電トランス80から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス80の共振周波数と同じ周波数の信号を生成する。図5(d)に示すように、圧電トランス80及び120は、同一の駆動周波数で駆動する。すなわち、圧電トランス80と圧電トランス120とは同期運転する。
図6は時間t6〜t7におけるポイントP2、P3、P4及びP5の信号の拡大図である。ポイントP1及びP2の拡大図は図4(b)に示したものと同様である。図4(b)及び図6に示すように、時間t6において入力端子6に印加していた電圧をOFFにすると、スイッチ62がOFFになり、圧電トランス80は駆動を停止する。このとき、周波数生成回路10に入力される電圧の振幅はaとなる(図3のポイントP1、t6〜t7参照)。周波数生成回路10は、圧電トランス120から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス120の共振周波数と同じ周波数の信号を生成する。
図3及び図4(a)に示すように、時間t7において入力端子8に印加していた電圧をOFFにすると、スイッチ102がOFFになり、圧電トランス120は駆動を停止する。時間t8において入力電圧の入力を停止すると、周波数生成回路10は周波数の生成を停止する。
実施例によれば、一つの周波数生成回路が駆動周波数を生成するため、各圧電トランスの駆動周波数は同一となる。従って、図5(a)、図5(c)及び図5(d)に示すように、各圧電トランスは同期運転する。このため、圧電トランスの共振周波数に差異がある場合でも、出力電圧間の干渉は抑制される。また、各回路間の距離を短縮し、高圧電源装置を小型化した場合でも、出力電圧間の干渉は抑制される。
ここで、圧電トランスの周波数特性について説明する。図7は圧電トランスの周波数特性を例示した模式図である。横軸は駆動信号の周波数(駆動周波数)、縦軸は昇圧比を各々表す。図7に示すように、共振周波数f0において昇圧比は最大となり、共振周波数f0からずれた周波数では昇圧比は低下する。すなわち、各圧電トランスは共振周波数f0を駆動周波数とすることにより、高い昇圧比で駆動する。
周波数生成回路10は駆動している一つの圧電トランスの共振周波数を駆動周波数として生成するため、他の圧電トランスは共振周波数からわずかにずれた周波数を駆動周波数として駆動することとなる。しかしこの場合でも、各圧電トランス間の共振周波数の差異は微小であるため、一つの圧電トランスの共振周波数によって高い昇圧比で駆動する(図7参照)。なお、周波数生成回路10で生成される信号の波形に発生する歪みは、各圧電トランスの共振周波数の微小な差異によるものである(図3のポイントP2、t3〜t6、及び図4(a)から図8のポイントP2)。
図4(c)及び図6に示すように、少なくとも一つの圧電トランスが駆動していれば周波数生成回路10は周波数を生成する。すなわち、周波数生成回路が一つであっても、複数の圧電トランスからの出力電圧に応じて駆動周波数を生成する。このため、後述する比較例のように複数の周波数生成回路を用いる場合より高圧電源装置が小型化され、かつ簡単な構成となる。圧電トランス40、80及び120の各々を駆動させるかの切り替えは、スイッチ22、62及び102の各々により行われる。実施例では圧電トランスを三つとしたが、複数の圧電トランスを有する高圧電源装置であればよい。
次に、比較例について説明する。比較例として、図8に複数の圧電トランスと複数の周波数生成回路とを設けた高圧電源装置を示す。既述した構成と同様の構成については説明を省略する。
図8に示す周波数生成回路10は圧電トランス40の二次端子に接続されており、圧電トランス40から出力電圧が入力されたことに応じて、圧電トランス40の駆動周波数として圧電トランス40の共振周波数を生成し、駆動回路30に出力する。周波数生成回路10からの信号に応じて、駆動回路30のトランジスタ38はON、OFFの切り替えを行う。トランジスタ38がOFFのときコンデンサ36は充電され、トランジスタ38がONのときコンデンサ36は放電する。すなわち、駆動回路30は、LC共振により周波数生成回路10の信号を増幅し、圧電トランス40に駆動信号を出力する。圧電トランス80、周波数生成回路50及び駆動回路70の動作、並びに圧電トランス120、周波数生成回路90及び駆動回路110の動作についても同様である。
比較例においては、各圧電トランスの出力電圧に応じて各周波数生成回路が、各圧電トランスの駆動周波数として共振周波数f0を生成する。
しかし、圧電トランスの昇圧比のピークは急峻であるため、例えば圧電トランスの負荷特性の変化、使用環境の温度変化、圧電トランス自体のバラつき等によって、各圧電トランスの共振周波数f0に差異が発生することがある。
画像形成装置の高圧電源装置では、高圧電源装置の出力数が多いため、小型対応での高密度実装時は回路間の距離の確保が困難となる。共振周波数は数百kHzと高周波であるため、各圧電トランスの共振周波数f0に差異がある場合、各圧電トランスの出力電圧間で出力誘導等による出力リップルの増加、高圧電源装置の出力不安定動作、及び高圧電源装置の起動不良等の不具合が発生することがある。比較例では、各周波数生成回路が各圧電トランスの共振周波数を生成する。このため、圧電トランスの共振周波数f0に差異がある場合、各圧電トランスは異なった駆動周波数で駆動する。すなわち、上記の不具合が発生するおそれがある。
これに対し、既述したように、実施例1によれば、圧電トランスの共振周波数に差異がある場合でも、出力電圧間の干渉は抑制される。従って、各圧電トランスの出力電圧間での出力リップルの発生、高圧電源装置の出力不安定動作、及び起動不良等の不具合は抑制される。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
入力端子 4、6、8
周波数生成回路 10、50、90
スイッチ 22、62、102
駆動回路 30、70、110
圧電トランス 40、80、120

Claims (2)

  1. 複数の圧電トランスと、
    前記複数の圧電トランスの各々を駆動させる複数の駆動回路と、
    前記複数の圧電トランスの出力電圧に応じて、前記複数の圧電トランスが同期運転するように前記複数の圧電トランスの駆動周波数を生成する周波数生成回路とを具備し、
    前記周波数生成回路は前記複数の駆動回路に共通して設けられていることを特徴とする高圧電源装置。
  2. 前記周波数生成回路は、前記複数の圧電トランスのうち選択された一つの圧電トランスの駆動周波数を検出し、前記検出した駆動周波数を示す信号を前記複数の駆動回路に出力することを特徴とする請求項1記載の高圧電源装置。
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