JP2010267438A - 誘導加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】商用交流電源1を整流して直流に変換する直流電源回路2と、加熱コイル14と共にコンデンサ15とを含む負荷回路9と、直流電源回路の直流電力を高周波電力に変換して前記共振負荷回路に出力するインバータ回路8と、加熱出力を調整するために前記インバータ回路を制御するインバータ駆動回路17を備え、インバータ回路8は並列に接続した二つのスイッチ素子19a、19bを有し、インバータ駆動回路17はインバータ回路8の二つのスイッチ素子19a、19bを順次交替させながらオンさせるようにしたものである。
【選択図】図10
Description
また、インバータ回路の出力電流の容量を大きくして高出力化するためにスイッチ素子を並列接続する場合があるが、スイッチ素子間のスイッチング速度のばらつきによりスイッチ素子に流れる出力電流の大きさに偏りが生じ、特に高周波で駆動するとスイッチ素子の導通時間が短くなってスイッチ素子間のスイッチング速度のばらつきの影響が大きくなるため出力電流の偏りが大きくなり、スイッチ素子を並列に接続した効果がなくなるという問題点もあった。
図1は本発明の実施の形態1に係る誘導加熱調理器の回路構成図、図2は同誘導加熱調理器のインバータ回路の駆動信号の波形図である。
図1において、商用交流電源1の商用交流電力を直流電力に変換する直流電源回路2は、整流ダイオードブリッジ3とチョークコイル4および平滑コンデンサ5とから構成されている。
その直流電源回路の入力電流と入力電圧は入力電流検出器6と入力電圧検出器7とによりそれぞれ検出される。
また、直流電源回路2の出力側はインバータ回路8に接続され、直流電源回路2の直流電力はインバータ回路8により高周波電力に変換されて、負荷回路9に供給される。
上スイッチ素子群10は、並列に接続された3つの上スイッチ素子10a〜10cと、各上スイッチ素子10a〜10cにそれぞれ逆並列に接続された3つのダイオード12a〜12cとを有し、下スイッチ素子群11は、並列に接続された3つの下スイッチ素子11a〜11cと、各下スイッチ素子11a〜11cにそれぞれ逆並列に接続された3つのダイオード13a〜13cとを有している。
インバータ回路8の出力側に接続された負荷回路9は、加熱コイル14と、その加熱コイル14に直列に接続されたコンデンサ15とで構成されている。16は負荷回路9に流れる電流を検出する出力電流検出器である。17はインバータ回路8の上スイッチ素子10a〜10cと下スイッチ素子11a〜11cを交互にオン、オフ駆動するインバータ駆動回路、18は誘導加熱調理器全体の制御を行う制御回路である。
図2の(b)は、(a)と比較して低い周波数でインバータ回路8を駆動する場合の駆動信号(低周波駆動信号)の波形を示し、並列に接続された上スイッチ素子10a〜10cを同時にオン、オフさせ、上スイッチ素子10a〜10cのオフ時に下スイッチ素子11a〜11cを同時にオンさせると共に上スイッチ素子10a〜10cのオン時に下スイッチ素子11a〜11cを同時にオフさせるものである。
そこで、この実施の形態1では、図2の(a)に示すように、上スイッチ素子群10における上スイッチ素子10a〜10cの一つのオンに対して下スイッチ素子群11における下スイッチ素子11a〜11cの一つを遅れてオンさせ、残りの上スイッチ素子と下スイッチ素子に順次交替させて前記と同様にオンさせることにより、個々のスイッチ素子のスイッチング回数を減らしてスイッチング損失を低減すると共に、時分割で出力電流の流れるスイッチ素子を切り替えることにより、個々のスイッチ素子における発熱(損失)を分散させ、特定のスイッチ素子のみに常時出力電流が集中して素子温度が高くなるのを抑制する。
通常、鍋の種類に応じて出力電流が異なり、出力電流の大小は駆動信号の周波数の高低によるものであるから、加熱調理前に加熱調理を行う鍋の種類を知っておく必要があり、そのために加熱調理前に被加熱容器判別処理を行う。
この被加熱容器判別処理について図3のフローチャート及び図4の誘導加熱調理器における駆動信号選択のための各種材質の鍋に対する出力電流と入力電力の関係を示すグラフに基づいて説明する。
まず、図3に示すように、被加熱容器判別処理の開始ボタン(図示省略)がオンされると、インバータ駆動回路17はインバータ回路8に所定の駆動信号を出力して動作させる(ステップS1)。
ここで、被加熱容器を判別する際の所定駆動信号は、アルミ鍋等の低インピーダンスの鍋を設置した場合における加熱コイルと共振コンデンサの共振周波数より高い周波数とする。
制御回路18では入力電流値と出力電流値とから被加熱容器の判別を行う(ステップS3)。
図4のグラフを見ると、入力電流が所定の値より小さい場合は無負荷状態や誤ってスプーン、フォーク等の小物が載置されている状態であり、入力電流が所定の値より大きく、出力電流が大きい場合は非磁性材質の鍋が載置されている状態であり、入力電流が所定の値より大きく、出力電流が比較的小さい場合は磁性鍋が載置されている状態であることが分かる。
また、制御回路18では入力電流が所定の値より大きく、出力電流が大きい場合は、非磁性材質の鍋が載置されている状態と判別してインバータ駆動回路17に高周波駆動信号の指令を出し、インバータ駆動回路17はインバータ回路8を図2の(a)の高周波駆動信号により駆動し(ステップS5)、非磁性材質の鍋の実効抵抗値を高めつつ、スイッチング素子で生じる発熱を分散させる。
なお、図4のグラフに示す入力電流、出力電流の閾値については、入力電流や出力電流の値は、インバータ回路の方式や駆動信号、加熱コイルの巻数や共振コンデンサの容量など、誘導加熱調理器の設計・動作条件により同じ負荷(鍋)に対しても大きく異なる値となる。これらの閾値については、各種鍋を設置して所定の駆動信号で動作させた時の実測値により設定するものとする。
また、比較的低周波で駆動する場合には図2の(b)に示したように、上スイッチ素子群10の3つのスイッチ素子と下スイッチ素子群11の3つのスイッチ素子とをそれぞれ同時にオン、オフするよう駆動することとしているが、所定のスイッチ素子のみを駆動することとしてもよく、高周波駆動時と同様に並列に接続したスイッチ素子を順次交替させながら駆動するようにしてもよい。
図5は本発明の実施の形態2に係る誘導加熱調理器のインバータ回路の駆動信号の波形図である。なお、本実施の形態2における誘導加熱調理器の回路構成は実施の形態1の図1と同様の構成であるので、図を省略する。
上記実施の形態1ではインバータ回路8を構成する並列に接続した上スイッチ素子10a〜10c及び下スイッチ素子11a〜11cにおいて、上スイッチ素子10a〜10cの一つのオンに対して下スイッチ素子11a〜11cの一つを遅れてオンさせ、残りの上スイッチ素子と下スイッチ素子に順次交替させて前記と同様にオンさせることにより、時分割で出力電流の流れるスイッチ素子を切り替えてスイッチ素子で生じる損失(発熱)を分散させ、特定のスイッチ素子のみに常時出力電流が集中して素子温度が高くなるのを抑制していたが、この実施の形態2では並列に接続したスイッチ素子を駆動するタイミングに差を設けて、特定のスイッチ素子に常時出力電流が集中するのを回避するようにしたものである。
また、T2のタイミングでは、上スイッチ素子のうち、10bのスイッチ素子が他の上スイッチ素子10a、10cに先行してオンされ、T3のタイミングでは、上スイッチ素子のうち、10cのスイッチ素子が他の上スイッチ素子10a、10bに先行してオンされ、それぞれ上スイッチ素子10b、10cに他の上スイッチ素子より多くの電流が流れることになる。
このように駆動することにより、特定のスイッチ素子に常時出力電流が集中するのを回避することができる。
図6は本発明の実施の形態3に係る誘導加熱調理器の回路構成図、図7は同誘導加熱調理器のインバータ回路の高周波駆動状態における駆動信号の波形図、図8は同誘導加熱調理器のインバータ回路の比較的低周波駆動状態における駆動信号の波形図である。なお、本実施の形態3の誘導加熱調理器のインバータ回路はフルブリッジ構成である。
図6において、図1に示す実施の形態1の回路構成と同一部分あるいは対応部分には同一の符号を付して重複した構成の説明を省略する。
図6に示すように、直流電源回路2の出力にフルブリッジ構成のインバータ回路8が接続されている。
このフルブリッジ構成のインバータ回路8は、直流電源回路2の出力側の母線間に直列に接続された第一の上スイッチ素子群10Aと、第一の下スイッチ素子群11Aからなる第一アーム8Aと、第二の上スイッチ素子群10Bと第二の下スイッチ素子群11Bからなる第二アーム8Bとから構成されている。
加熱コイル14と、加熱コイルに14に直列に接続されたコンデンサ15から構成される負荷回路9は、第一アーム8Aの出力点である上スイッチ素子群10Aと下スイッチ素子群11Aの接続点と、第二アーム8Bの出力点である上スイッチ素子群10Bと下スイッチ素子群11Bの接続点との間に接続されている。
また、第二の上スイッチ素子群10Bは、並列に接続したスイッチ素子10f、10gと、それらに逆並列に接続されたダイオード12f、12gとからなり、第二の下スイッチ素子群11Bは、並列に接続したスイッチ素子11f、11gと、それらに逆並列に接続されたダイオード13f、13gとからなる。
第一のインバータ駆動回路17Aは、第一の上スイッチ素子群10A及び第一の下スイッチ素子群11Aを交互にオン・オフ駆動し、第二のインバータ駆動回路17Bは、第二の上スイッチ素子群10B及び第二の下スイッチ素子群11Bを交互にオン・オフ駆動する。この第一及び第二の駆動回路17A・17Bの駆動信号の波形を図7と図8に示す。
第一アーム8Aの高周波出力は、上スイッチ素子群10Aと下スイッチ素子群11Aを高周波で交互にオンさせることにより行うが、上スイッチ素子群10Aのオンは並列に接続したスイッチ素子10d、10eの何れか一つのスイッチ素子を交替でオンさせることにより行い、下スイッチ素子群11Aのオンも並列に接続したスイッチ素子11d、11eの何れか一つのスイッチ素子を交替でオンさせることにより行う。
従って、第一アーム8Aを構成するスイッチ素子10d、10e、11d、11eのスイッチング周波数は、第一アーム8Aの出力周波数の半分にすることができる。第二アーム8Bの高周波出力も第一アーム8Aと同様であり、第二アーム8Bを構成するスイッチ素子10f、10g、11f、11gのスイッチング周波数は、第二アーム8Bの高周波出力周波数の半分になる。
なお、第一アーム8A及び第二アーム8Bの出力電位は、上スイッチのオン状態で直流母線の高電位側、下スイッチのオン状態で直流母線の低電位側の電位が出力されるので、負荷回路9に印加される電圧は、第一アーム8Aの出力電位と第二アーム8Bの出力電位との差、即ち直流母線電圧が正負両方向に印加される。
比較的低周波の場合には、並列に接続したスイッチ素子には同じ駆動信号を出力して並列にオンさせることにより、出力電流を分流して一つのスイッチ素子に流れる電流レベルを低減し、損失を抑制する。
なお、本実施の形態3では、並列に接続するスイッチ素子を2個としているが、3個以上のスイッチ素子を並列としてもよく、その場合には各スイッチ素子の駆動周波数をインバータ回路の出力周波数の1/3以下とすることができる。
図9は本発明の実施の形態4に係る誘導加熱調理器のインバータ回路の高周波駆動信号の波形図である。なお、本実施の形態4における誘導加熱調理器の回路構成は実施の形態3の図6と同様であるので、図を省略する。
本実施の形態4では、図6に示したフルブリッジ構成のインバータ回路を使用した場合に、並列に接続したスイッチ素子を駆動するタイミングに差を設けて、特定のスイッチ素子に常時出力電流が集中するのを回避するようにしたものである。
この実施の形態4のように、第一アーム8Aも第二アーム8Bも、並列に接続されたスイッチ素子10dと10e、11dと11e、10fと10g、11fと11gを交互に先行してオンさせることにより、スイッチ素子の特性のばらつきにより特定のスイッチ素子のみに常時出力電流が集中して、当該スイッチ素子における損失(発熱)が大きくなるのを回避する。
また、並列に通電することで先行してターンオンするスイッチ素子に流れる出力電流を分流して低減し、そのスイッチ素子における損失を抑制する。
図10は本発明の実施の形態5に係る誘導加熱調理器の回路構成図、図11は同誘導加熱調理器のインバータ回路の駆動信号の波形図である。
図10において、図1に示す実施の形態1の回路構成と同一部分あるいは対応部分には同一の符号を付して重複した構成の説明を省略する。
図10に示すように、直流電源回路2の出力側に電圧共振形のインバータ回路8と負荷回路9が直列に接続されている。
その負荷回路9は、加熱コイル14と、その加熱コイル14に並列に接続されたコンデンサ15から構成されている。
また、インバータ回路8は、並列に接続されたスイッチ素子19a、19bと、そのスイッチ素子19a、19bにそれぞれ逆並列に接続されたダイオード20a、20bとから構成されている。
そこで、この実施の形態5では、図11の(a)に示すように、並列に接続したスイッチ素子19a、19bを交互に交替させながらオンさせることにより、個々のスイッチ素子のスイッチング回数を減らしてスイッチング損失を低減するとともに、時分割で出力電流の流れるスイッチ素子を切り替えることにより、個々のスイッチ素子における発熱(損失)を分散させ、特定のスイッチ素子のみに常時出力電流が集中して素子温度が高くなるのを回避する。
また、図11の(b)は、(a)と比較して低い周波数でインバータ回路8を駆動する場合の駆動信号の例で、並列に接続されたスイッチ素子19a、19bを同時にオン・オフしてもスイッチ素子間のスイッチング速度の差による各スイッチ素子に流れる電流の偏りが比較的小さく、各スイッチ素子を同時に駆動することにより出力電流を各スイッチ素子に分流して、各スイッチ素子における損失(発熱)を低減することができる。
図12は本発明の実施の形態6に係る誘導加熱調理器のインバータ回路の低周波駆動信号の波形図である。なお、本実施の形態6における誘導加熱調理器の回路構成は実施の形態5の図10と同様であるので、図を省略する。
図10に示した電圧共振形のインバータ回路を使用した場合においても、並列に接続したスイッチ素子を駆動するタイミングに差を設けて、特定のスイッチ素子に常時出力電流が集中するのを回避するようにしたものである。
また、並列に通電することで先行してターンオンするスイッチ素子に流れる出力電流を分流して低減し、そのスイッチ素子における損失を抑制することができる。
Claims (9)
- 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路と、加熱コイルと共にコンデンサとを含む負荷回路と、前記直流電源回路の直流電力を高周波電力に変換して前記負荷回路に出力するインバータ回路と、加熱出力を調整するために前記インバータ回路を制御するインバータ制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記インバータ回路は並列に接続した複数のスイッチ素子を有し、
前記インバータ駆動回路は前記インバータ回路の複数のスイッチ素子のうち、一つのスイッチ素子を順次交替させながらオンさせることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路と、加熱コイルと共にコンデンサとを含む負荷回路と、前記直流電源回路の直流電力を高周波電力に変換して前記負荷回路に出力するインバータ回路と、加熱出力を調整するために前記インバータ回路を制御するインバータ制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記インバータ回路は並列に接続した複数のスイッチ素子群を有し、
前記インバータ駆動回路は前記インバータ回路の複数のスイッチ素子のうち、一つのスイッチ素子を先行してオンさせると共に、その先行してオンさせる一つのスイッチ素子を順次交替させることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記インバータ駆動回路が前記インバータ回路を所定周波数より低い周波数で駆動する場合に、並列に接続した複数のスイッチ素子を同時に、或いは少なくとも一つ以上のスイッチ素子をオンさせることを特徴とする請求項1又は2記載の誘導加熱調理器。
- 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路と、加熱コイルと共にコンデンサとを含む負荷回路と、前記直流電源回路の直流電力を高周波電力に変換して前記負荷回路に出力するインバータ回路と、加熱出力を調整するために前記インバータ回路を制御するインバータ制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記負荷回路は加熱コイルとコンデンサとの直列回路で構成され、
前記インバータ回路は前記直流電源回路の出力側の母線間に前記負荷回路と直列に接続され、複数のスイッチ素子を並列に接続した上スイッチ素子群と複数のスイッチ素子を並列に接続した下スイッチ素子群とから構成され、
前記インバータ駆動回路は前記インバータ回路の上下のスイッチ素子群のオンをスイッチ素子群の一つのスイッチ素子をオンさせることにより行うと共に、そのオンさせる一つのスイッチ素子を順次交替させることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記上スイッチ素子群の一つのスイッチ素子のオンに対して下スイッチ素子群の一つのスイッチ素子を遅れてオンさせ、次に前記上スイッチ素子群の残りのスイッチ素子と前記下スイッチ素子群の残りのスイッチ素子に順次交替させて前記と同様にオンさせることを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。
- 前記上スイッチ素子群の一つのスイッチ素子を他のスイッチ素子よりも先行してオンさせ、次に先行してオンさせる一つのスイッチ素子を順次交替させていき、
前記下スイッチ素子群を前記上スイッチ素子群のオフ時に前記上スイッチ素子群と同様にオンさせることを特徴とする請求項4記載の誘導加熱調理器。 - 交流電源を整流して直流に変換する直流電源回路と、加熱コイルと共にコンデンサとを含む負荷回路と、前記直流電源回路の直流電力を高周波電力に変換して前記負荷回路に出力するインバータ回路と、加熱出力を調整するために前記インバータ回路を制御するインバータ制御回路を備えた誘導加熱調理器において、
前記インバータ回路は前記直流電源回路の出力母線間に直列に接続した2つアームを有し、前記各アームは複数のスイッチ素子を並列に接続した上スイッチ素子群と複数のスイッチ素子を並列に接続した下スイッチ素子群とから構成され、
前記インバータ駆動回路は加熱出力を行うために前記各アームの上下のスイッチ素子群を交互にオンするさせると共にその各スイッチ素子群のオンはスイッチ素子群の一つのスイッチ素子をオンさせることにより行い、そのオンさせる一つのスイッチ素子を順次交替させることを特徴とする誘導加熱調理器。 - 前記各アームの上スイッチ素子群の一つのスイッチ素子を他のスイッチ素子よりも先行してオンさせ、次に先行してオンさせる一つのスイッチ素子を順次交替させていき、
前記各アームの下スイッチ素子群を前記上スイッチ素子群のオフ時に前記上スイッチ素子群と同様にオンさせることを特徴とする請求項7記載の誘導加熱調理器。 - インバータ駆動回路は前記インバータ回路を所定周波数より低い周波数で駆動する場合に、並列に接続した複数のスイッチ素子群を同時に、或いは各スイッチ素子群の少なくとも一つ以上のスイッチ素子を同時にオンさせることを特徴とする請求項4〜8記載の誘導加熱調理器。
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