JP2010265065A - エレベータの据付工法 - Google Patents

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桂輔 神谷
Munetaka Horiuchi
宗孝 堀内
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Abstract

【課題】ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を、円滑に行うことができるエレベータの据付工法の提供。
【解決手段】乗かご縦枠9の上端部に中間作業床14を取り付けるとともに、最下部ガイドレール3aに固定した中間作業床固定雇16により中間作業床14を最下部ガイドレール3aに支持させ、この中間作業床14から昇降路内機器である1階出入口15の上部の芯出し固定作業を行う。その後、乗かご縦枠9を吊り上げて上昇させ、この上昇した位置で再び中間作業床固定雇16により中間作業床14を最下部ガイドレール3aに支持させて、この中間作業床14上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うようにしてある。
【選択図】図7

Description

本発明は、乗かごを作業足場として昇降路内機器の芯出し固定を含む各種作業を行うエレベータの据付工法に関する。
この種の従来技術として特許文献1に示されるものがある。この従来技術における据付工法にあっては、始めに、昇降路内に複数対設けられるガイドレールの最下部ガイドレールの下端部を芯出し固定し、その後、この最下部ガイドレールに乗かご縦枠を係合させるようにする。次に、最下部ガイドレールの中間部に乗かご床固定雇を介して乗かご床を支持させ、この乗かご床上から最下部ガイドレールの上端部の芯出し固定を行う。最後に、乗かご縦枠を吊り上げて、乗かご縦枠の下端部と乗かご床とを連結して乗かごの組み立てを行うようにしたものである。
特開平09−202563号公報
上述した従来技術によれば、最下部ガイドレールの中間部に固定した乗かご床上から芯出し固定作業を含む各種作業をした後、乗かご縦枠を吊り上げて乗かご縦枠の下端部と乗かご床とを連結して乗かごを組立てるようにしているので、乗かごの組み立て後は、乗かご上を作業床としなければならない。このために、最下部ガイドレールの中間部の位置と、乗かごを組立てた時点における乗かご上の位置との間の高さ領域、すなわち、ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域において行う昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業については十分な考慮がなされていなかった。したがって、従来技術にあっては、ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域において行う昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業が煩雑なものになりやすかった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を、円滑に行うことができるエレベータの据付工法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係るエレベータの据付工法は、昇降路内に立設される複数対のガイドレールの最下部ガイドレールの下端部を芯出し固定した後、この最下部ガイドレールに乗かご縦枠を係合させ、前記最下部ガイドレールの中間部に乗かご床固定雇を介して乗かご床を支持させ、この乗かご床上から前記最下部ガイドレールの上端部の芯出し固定作業を行うエレベータの据付工法において、前記最下部ガイドレールの上端部の芯出し固定作業を行い、その後、前記乗かご縦枠の上端部に中間作業床を取り付けるとともに、前記最下部ガイドレールに固定した中間作業床固定雇により前記中間作業床を最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行い、その後、前記乗かご縦枠を吊り上げて上昇させ、この上昇した位置で再び前記中間作業床固定雇により前記中間作業床を前記最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うことを特徴としている。
このように構成した本発明は、乗かご縦枠を吊り上げて上昇させることにより、この乗かご縦枠の上端部に取り付けられた中間作業床を、最下部ガイドレールの中間部から所定距離までの高さ領域において、最下部ガイドレールに支持させることができる。これにより、その高さ領域内に配置される中間作業床から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うことができる。すなわち、ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を、中間作業床から円滑に行うことができる。
また、本発明に係るエレベータの据付工法は、前記発明において、前記中間作業床からの芯出し固定作業を含む各種作業の終了後、前記乗かご縦枠をさらに吊り上げて乗かご縦枠の下端部と前記乗かご床とを連結して乗かごの組み立てを行うことを特徴としている。
本発明は、乗かご縦枠の上端部に中間作業床を取り付けるとともに最下部ガイドレールに固定した中間作業床固定雇により中間作業床を最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行った後、乗かご縦枠を吊り上げて上昇させ、この上昇した位置で再び中間作業床固定雇により中間作業床を最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うようにしたことから、ガイドレールの中間部から所定距離上方までの高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を、中間作業床から円滑に行うことができる。これにより、従来に比べて昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業の能率を向上させることができる。
本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、最下部ガイドレールを立設固定する状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、乗かご床を最下部ガイドレールに支持させた状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、中間作業床を乗かご縦枠の上端部に取り付けた状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、中間作業床を図3に示す状態から上昇させたときの状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、乗かご縦枠と乗かご床とを連結した状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、乗かごを最終形まで組立てた状態を示す昇降路斜視図である。 本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、図3,4に対応する昇降路縦断面図である。
以下、本発明に係るエレベータの据付工法の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1〜7は本発明に係るエレベータの据付工法の一実施形態を説明する図で、図1は最下部ガイドレールを立設固定する状態を示す昇降路斜視図、図2は乗かご床を最下部ガイドレールに支持させた状態を示す昇降路斜視図である。図3は中間作業床を乗かご縦枠の上端部に取り付けた状態を示す昇降路斜視図、図4は中間作業床を図3に示す状態から上昇させたときの状態を示す昇降路斜視図である。図5は乗かご縦枠と乗かご床とを連結した状態を示す昇降路斜視図、図6は乗かごを最終形まで組立てた状態を示す昇降路斜視図である。図7は図3,4に対応する昇降路縦断面図である。
本発明に係る据付工法の一実施形態の対象とするエレベータは、例えば2階床用エレベータであり、本実施形態に係る据付工法は、以下のようにして昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うものである。
すなわち、まず始めに図1,7に示すように、2階乗場30から昇降路1に上部作業床2を設置し、この上部作業床2から昇降路1の上部に上部テンプレート6を設置し、この上部テンプレート6から図示しないピアノ線を垂下させる。このように垂下させたピアノ線の下端を昇降路1底部に設けられるピットベース5に取り付けられた図示しない下部テンプレートに固定し、これによって昇降路1の全工程にピアノ線を張設する。次に、昇降路1の底部で、最下段のガイドレールブラケット41を、昇降路1の横壁に取り付け、一対のかご側ガイドレールの最下部ガイドレール3aのそれぞれ、及び一対のつり合いおもりガイドレールの最下部ガイドレール3bのそれぞれをピットベース5上に立設し、これらの最下部ガイドレール3a,3bをガイドレールブラケット41で固定後、最下部ガイドレール3a,3bを前述のピアノ線を基準として、正規位置に芯出し位置決めし、固定する。
次いで図2に示すように、乗かご床固定雇7を最下部ガイドレール3aの中間部に、すなわち昇降路1の底部床面より例えば1800mm程度上方の位置に取り付ける。そして、乗かご縦枠9を最下部ガイドレール3aに係合させた状態で、その底部が昇降路1の床面に当接するように降ろし、その後昇降路1内に取り込んだ乗かご床8を、乗かご床固定雇7に支持させる。
次に、乗かご床8を作業床とし、2段目のガイドレールブラケット42を取り付け、最下部ガイドレール3a,3bと芯出し固定する作業を行い、その後、巻上機10の据付け作業を行う。また、後述の図3で示す中間作業床14を設置するための準備として、上部作業床2上にて昇降路1の上部の横壁に揚重装置11を設置し、この揚重装置11のフック部11aに中間作業床14の引き上げ用のワイヤロープ12を取り付ける。
図2に示す乗かご床8上の作業では、昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業ができない高さ領域が存在する。このため、図7に破線で示す中間作業床14を、実線で示す位置までの間の適切な高さ位置に上昇させることにより、この中間作業床14から前述の高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行う。中間作業床14は、図3に示すように、乗かご縦枠9の上端部に取り付けられたトリダイ13へ床部材を取り付けることにより構成されている。
中間作業床14の上昇は、揚重装置11のフック部11aに取り付けたワイヤロープ12を、乗かご縦枠9に巻き付けた状態で揚重装置11を動作させて乗かご縦枠9を引き上げることにより行われる。そして、作業者の作業し易い所定の高さ位置まで乗かご縦枠9及び中間作業床14を上昇させ、このときの中間作業床14の高さ位置に近接するガイドレール3aの部分に中間作業床固定雇16を取り付ける。その後、中間作業床14の底部を構成するトリダイ13を、中間作業床固定雇16で支持固定することにより、中間作業床14を最下部ガイドレール3aに支持させる。
すなわち、中間作業床14を用いて、図3に示すように、中間作業床14から1階出入口15の上部の芯出し固定作業を行い、その後図4に示すように、中間作業床14を上昇させ、この上昇させた中間作業床14上から3段目のガイドレールブラケット43を昇降路1の横壁に固定し、この3段目のガイドレールブラケット43とガイドレール3a,3bとを芯出し固定する。さらに上昇させた中間作業床14上から、2階出入口17の下部の芯出し固定、つり合いおもり22の搬入、芯出し固定、制御盤18の芯出し固定、テールコード19の布設、塔内配線20の配線作業等を行う。
次に、上部作業床2から頂部機器21及び4段目のブラケット44の芯出し固定作業を行い、その後テンプレート6を取り外す。その後、図5に示すように、中間作業床14を解体して乗かご縦枠9と乗かご床8とを連結し、エレベータロープ23のローピング作業を行う。さらにその後、図6に示すように、揚重装置11を取外し、上部作業床2を解体し、乗かご側板24、乗かご天井25を乗かご縦枠9に組み込んで、乗かご26を最終的な形状まで組み立てる。その後乗かご床固定雇7を取り外せば、本実施形態に係るエレベータの据付工法は完了する。
以上のようにして、昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行う本実施形態に係るエレベータの据付工法によれば、乗かご縦枠9の上端部に中間作業床14を取り付けるとともに、最下部ガイドレール3aに固定した中間作業床固定雇16により中間作業床14を最下部ガイドレール3aに支持させ、この中間作業床14上から昇降路内機器である1階出入口15の上部の芯出し固定作業を行い、その後、乗かご縦枠9を吊り上げて上昇させ、この上昇させた位置で再び中間作業床固定雇16により中間作業床14を最下部ガイドレール3aに支持させ、この中間作業床14上から3段目のガイドレールブラケット43とガイドレール3a,3bとの芯出し固定作業を含む各種作業を行うようにしたことから、最下部ガイドレール3aの中間部から所定距離上方までの高さ領域における昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を、中間作業床14を介して円滑に行うことができる。これにより、昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業の能率を向上させることができる。
1 昇降路
2 上部作業床
3a 最下部ガイドレール
3b 最下部ガイドレール
7 乗かご床固定雇
8 乗かご床
9 乗かご縦枠
10 巻上機
11 揚重装置
12 ワイヤロープ
13 トリダイ
14 中間作業床
15 1階出入口
16 中間作業床固定雇
17 2階出入口
18 制御盤
19 テールコード
20 塔内配線
21 頂部機器
22 つり合いおもり
23 エレベータロープ
26 乗かご
30 2階乗場
41 ガイドレールブラケット
42 ガイドレールブラケット
43 ガイドレールブラケット
44 ガイドレールブラケット

Claims (2)

  1. 昇降路内に立設される複数対のガイドレールの最下部ガイドレールの下端部を芯出し固定した後、この最下部ガイドレールに乗かご縦枠を係合させ、前記最下部ガイドレールの中間部に乗かご床固定雇を介して乗かご床を支持させ、この乗かご床上から前記最下部ガイドレールの上端部の芯出し固定作業を行うエレベータの据付工法において、
    前記最下部ガイドレールの上端部の芯出し固定作業を行い、その後、前記乗かご縦枠の上端部に中間作業床を取り付けるとともに、前記最下部ガイドレールに固定した中間作業床固定雇により前記中間作業床を最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行い、その後、前記乗かご縦枠を吊り上げて上昇させ、この上昇した位置で再び前記中間作業床固定雇により前記中間作業床を前記最下部ガイドレールに支持させ、この中間作業床上から昇降路内機器の芯出し固定作業を含む各種作業を行うことを特徴とするエレベータの据付工法。
  2. 請求項1に記載のエレベータの据付工法において、
    前記中間作業床からの芯出し固定作業を含む各種作業の終了後、前記乗かご縦枠をさらに吊り上げて乗かご縦枠の下端部と前記乗かご床とを連結して乗かごの組み立てを行うことを特徴とするエレベータの据付工法。
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