JP2010263826A - 歩行型農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン停止時の移動の際にも押し荷重を軽減することが可能な歩行型農作業機を提供する。
【解決手段】作業機1のトランスミッション30は、駆動車軸4への伝動経路上で、かつ伝動経路を切換える入力軸35よりも伝動経路下流側に駆動車軸4への伝動経路の断接を切換えることが可能なギヤ41aを備えている。これにより、エンジンEが停止時の移動の際、ギヤ41aよりも伝動経路上流側のギヤが連れ回りすることを防止することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、耕耘機等の歩行型農作業機に係り、詳しくは、車軸及び耕耘軸へ出力する伝動経路を操作レバーの操作によって切換え得る動力伝動装置を備えた歩行型農作業機に関する。
従来、耕耘機等の歩行型農作業機には、車軸及び耕耘軸へ出力する伝動経路を切換え得る動力伝動装置を備えたものがある。このものは、伝動軸上で軸方向に摺動可能に配置されたシフトギヤを、シフトアームやシフトロッド等によって連結された操作レバーを操作することで移動させ、これによりエンジンから入力された動力の伝動経路を、車軸のみを駆動する経路と、車軸及び耕耘軸を駆動する経路と、耕耘軸のみを駆動する経路と、車軸及び耕耘軸のどちらも駆動しないニュートラル状態とに切換えることが可能になっている(特許文献1参照)。
特開2006−81519号公報
ところで、歩行型農作業機は、例えば格納庫からの出し入れ等の際、エンジンを停止させた状態で移動させる場合がある。しかし、上記特許文献1のような歩行型農作業機の場合には、シフト位置をニュートラル状態とした際にも、車軸からの逆入力によって連れ回りするギヤなどが抵抗となり、該農作業機の押し荷重が重くなってしまうという問題があった。
そこで本発明は、エンジン停止時の移動の際にも押し荷重を軽減することが可能な歩行型農作業機を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は(例えば図1乃至図4参照)、エンジン(E)からの動力が入力され、伝動軸(35)上を軸方向に摺動可能に配置されたシフトギヤ(34)を操作レバー(20)によって移動させることで車軸(4)及び耕耘軸(5)へ出力する伝動経路を、前記車軸(4)のみを駆動する経路と、前記車軸(4)及び前記耕耘軸(5)を駆動する経路と、前記耕耘軸(5)のみを駆動する経路と、前記車軸(4)及び前記耕耘軸(5)のどちらも駆動しないニュートラル状態とに切換え得る動力伝動装置(30)を備えた歩行型農作業機(1)において、
前記動力伝動装置(30)は、
前記車軸(4)への伝動経路上で、かつ前記伝動軸(35)よりも伝動経路下流側に配置された中間軸(38)と、
前記中間軸(38)上を軸方向に摺動可能に配置された中間ギヤ(41a)と、を備え、
前記中間ギヤ(41a)を移動させることで前記車軸(4)への伝動経路の断接を切換えてなる、
ことを特徴とする歩行型農作業機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1乃至図4参照)、前記シフトギヤ(34)及び前記中間ギヤ(41a)は、1本の前記操作レバー(20)によって操作されてなる、
請求項1記載の歩行型農作業機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の構成に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、動力伝動装置は、伝動経路を切換える伝動軸よりも伝動経路下流側に車軸への伝動経路の断接を切換える中間ギヤを有しているので、エンジン停止時の移動の際、中間ギヤよりも伝動経路上流側のギヤが連れ回りすることを防止することができ、エンジン停止時の押し荷重を軽減することができる。
請求項2に係る本発明によると、1本の操作レバーの操作によってシフトギヤ及び中間ギヤを操作することができるように構成されているので、簡単な構造によってエンジン停止時の押し荷重を軽減することができる。また、このための操作も簡単なものとすることができる。
歩行型農作業機を示す側面図。 歩行型農作業機を示す平面図。 ミッションケースの内部を示す展開図で、(a)は車軸側、(b)は耕耘軸側。 レバーガイドを示す平面図。
以下、本発明に係る実施の形態を図1乃至図4に沿って説明する。
歩行型農作業機としての作業機1は、図1及び図2に示すように、左右一対の車輪6,6に支持された機体2と、該車輪6,6の前部に配置されたロータリ装置7等を備えて構成されている。
上記機体2は、中央上部に配置されたエンジンEと、該エンジンEの下方で前後方向に延びて配置され、エンジンEの動力を駆動車軸(車軸)4及び耕耘軸5に伝達し得るトランスミッション(動力伝動装置)30を収納するミッションケース3とを備えている。該エンジンEの上部前方には、タンクカバー8に覆われた燃料タンク9が配置され、該燃料タンク9の後方には、マフラ10が配置されている。また、エンジンEの右側方には、リコイルスタータ24が配置され、左側方には、ベルトカバー23が配置されている。上記リコイルスタータ24からは、リコイルロープ25が延びて配置されており、該リコイルロープ25の先端部分に固定された握持部25aは、後述するハンドル17に設けられた係止部17bに係止されて配置されている。
上記ミッションケース3は、上記エンジンEの下方部分において、車輪6,6を回転駆動可能に支持する駆動車軸4を左右に軸支しており、また該駆動車軸4よりも前方側に延設された部分では、複数の耕耘爪(図示せず)が装着された回転体を回転駆動可能に支持する耕耘軸5を左右に軸支している。また、該耕耘軸5に対して複数の耕耘爪を装着することにより、上記ロータリ装置7を構成しており、耕耘軸5を回転駆動することで圃場等での耕耘作業を行うことができるように構成されている。
また、ミッションケース3の前部には、ゲージ輪14が前方に向けて配置されている。さらに、ミッションケース3の前部には、扇状に形成され、複数の係合部を有するガイド溝12aが設けられたプレート12が配置されており、上記ゲージ輪14は、該ゲージ輪14と一体的に移動し得るように構成されたレバー15によって上下方向に移動させることができると共に、上記複数あるうちのいずれかの係合部に突起部を係合させることにより上下方向の位置調節が可能に構成されている。これにより、作業機1は、ゲージ輪14によって耕深調節等を行うことができるように構成されている。
また、ミッションケース3の後部には、上記機体2から後部上方へ延びるようにハンドルフレーム16が固着されており、該ハンドルフレーム16の上端部に配置された回動部18を介してハンドル17が、さらに後部上方側へ延びるように配置されている。該ハンドル17は、上端部分を操作者が握持することで作業機1の走行方向を操作し得るように構成されており、さらに上端部付近には、クラッチレバー17aが配置され、操作者が上端部分を握持する際に一緒に握持することでクラッチの入り操作となるように構成されている。また、クラッチレバー17aの右側基端部近傍には、アクセルレバー27が配置されており、操作者は、ハンドル17を握持したまま該アクセルレバー27を操作し得るように構成されている。さらに、アクセルレバー27の前部には、緊急時にも操作が容易な押しボタン式からなる、エンジン停止スイッチ28が配置されている。なお、上記回動部18には、角度調節機構が設けられており、操作者の体格に応じてハンドル17の高さを調整することが可能となっており、また回動部18でハンドル17を回動させ、折り畳むことにより作業機1をコンパクトにして運搬等が容易に行えるように構成されている。
また、ミッションケース3には、操作レバー20が、上記ハンドルフレーム16及びハンドル17に沿うように後部上方に延びて配置されている。該操作レバー20には、上記回動部18と略々同一の高さに脱着部20aが設けられており、上記のように運搬等によりハンドル17を折り畳む際には、邪魔にならないように該脱着部20aにおいて先端側部分を取り外すことができるように構成されている。なお、操作レバー20の先端側部分を取り外した場合には、図1中二点鎖線で示すように、ハンドルフレーム16の右側面に沿う部分に収納できるようになっている。
さらに、ミッションケース3には、鉄板からなるロータリカバー21が固定され、上記ロータリ装置7の上部から後部を覆うように配置されており、該ロータリ装置7により跳ね上げられた泥土がエンジンEや操作者にかからないように構成されている。また、ロータリカバー21には、作業機1を運搬する際に操作者が手を掛けられる持ち上げハンドル22が設けられている。
次に、本発明の要部であるトランスミッション(動力伝動装置)30について、図3(a)、(b)に沿って説明する。
トランスミッション30は、図3(a)、(b)に示すように、入力軸(伝動軸)35と、逆転軸36と、走行駆動軸37と、耕耘駆動軸(中間軸)38と、メインシフター軸32と、サブシフター軸42とを有し、駆動車軸4及び耕耘軸5にエンジンEからの動力を伝動し得るように構成されている。
上記入力軸35は、ミッションケース3外部において、エンジンEからの動力がベルト(図示せず)を介して入力されるプーリ31に連結されており、ミッションケース3内部では、シフトギヤ34が軸方向に摺動可能、かつ該入力軸35と一体回転するように配置されている。該シフトギヤ34は、上記操作レバー20に対して連結されたメインシフター軸32を操作することによって、アーム33を介して軸方向に移動し、後述する各ギヤとの噛合状態を切換えることを可能とし、またこれら各ギヤのいずれにも噛合しないニュートラル状態にも切換え得るように構成されている。
上記逆転軸36は、ギヤ36a及びギヤ36bを一体回転するように備えており、ギヤ36aは上記シフトギヤ34と噛合し得、ギヤ36bは後述するギヤ37cと噛合するように構成されている。
上記走行駆動軸37は、該走行駆動軸37に対して、回転自在に配置されたギヤ37a及びギヤ37bと、一体回転するように配置されたギヤ37cと、回転自在に配置されたギヤ37d及びギヤ37eと、一体回転するように配置されたギヤ37fとを備えている。また、上記ギヤ37a及びギヤ37bと、ギヤ37d及びギヤ37eは、それぞれ一体となるように構成されている。さらに、ギヤ37aは、後述するギヤ38aと噛合しており、ギヤ37bは、上記シフトギヤ34に噛合可能となるように構成されている。また、ギヤ37cは、上記ギヤ36bと噛合すると共に、上記シフトギヤ34に噛合可能となるように構成されている。さらに、ギヤ37dは、差動歯車装置46を介して駆動車軸4に動力を伝達する出力ギヤ45と噛合しており、ギヤ37eは、後述するギヤ(中間ギヤ)41aと噛合可能となるように構成されている。また、ギヤ37fは、後述するギヤ41bと噛合するように構成されている。
上記耕耘駆動軸38は、該耕耘駆動軸38に対して一体回転するように配置されたギヤ38aと、チェーン48を介して耕耘軸5の従動スプロケット50に動力を伝達する駆動スプロケット40とが備えられている。また、ギヤ38aは、上記ギヤ37aと噛合している。さらに、耕耘駆動軸38には、スリーブ41が回転自在となるように配置されており、該スリーブ41には、上記操作レバー20に対して連結されたサブシフター軸42を操作することによって、アーム43を介して軸方向に移動し、噛合状態を切換えることを可能としたギヤ41a及びギヤ41bが備えられている。また、ギヤ41aは、上記ギヤ37eと噛合しており、ギヤ41bは、上記ギヤ37fと噛合している。
上記メインシフター軸32及びサブシフター軸42は、操作レバー20によって操作されるように構成されており、該操作レバー20は、レバーガイド26によって案内されるように構成されている。該レバーガイド26は、図1及び図2に示すように、ハンドルフレーム16に対して固定されて配置されており、図4に示すように、操作レバー20の横方向への移動が可能となるように穿設された溝53aと、該溝53aから分岐し、鉤状に穿設された溝53bとからなるガイド溝53を備えている。
また、レバーガイド26は、上記溝53aに沿って「R(後進),始動(ニュートラル),F(前進),耕うん,その場耕うん」の表示がされており、さらに上記溝53bの先端部分には、「N(移動)」の表示がされている。そして、操作レバー20は、これら表示位置に合わせるように操作することで、上記トランスミッション30の伝動状態を切換えるように構成されている。
以上のように構成されたトランスミッション30は、操作レバー20がレバーガイド26の溝53a上の「始動」の位置、つまりニュートラル状態とされた際にエンジンEが始動される。このとき、シフトギヤ34は、いずれのギヤにも噛合しないニュートラル状態であるので、エンジンEから入力軸35に伝達された動力は駆動車軸4及び耕耘軸5のどちらにも伝達されない。なお、操作レバー20が、レバーガイド26の溝53aに沿った「R(後進),始動(ニュートラル),F(前進),耕うん,その場耕うん」の位置にされる場合、メインシフター軸32及びアーム33を介してシフトギヤ34が入力軸35上で摺動されるが、サブシフター軸42及びアーム43を介してスリーブ41のギヤ41a,41bは摺動されない。
操作レバー20が「F(前進)」の位置に操作された場合には、シフトギヤ34が走行駆動軸37のギヤ37cに噛合する状態に摺動される。このため、エンジンEからの動力は、走行駆動軸37に伝達され、該走行駆動軸37に伝達された動力は、ギヤ37fと該ギヤ37fに噛合するギヤ41bとを介してスリーブ41に伝達される。該スリーブ41に伝達された動力は、ギヤ41aを介して走行駆動軸37上で回転自在に配置されたギヤ37eに伝達され、さらに該ギヤ37eと一体に形成されたギヤ37dを介して出力ギヤ45に伝達されて、差動歯車装置46を介して駆動車軸4に伝達される。
一方、操作レバー20が「R(後進)」の位置に操作された場合には、シフトギヤ34が逆転軸36のギヤ36aに噛合する状態に摺動される。このため、エンジンEからの動力は、該ギヤ36aと一体に形成されたギヤ36bを介して走行駆動軸37のギヤ37cに、前進時とは逆回転となって伝達される。そして、前進時とは逆回転となった動力は、前進時と同様の伝動経路によって駆動車軸4に伝達される。
操作レバー20が「耕うん」の位置に操作された場合には、シフトギヤ34が、走行駆動軸37のギヤ37cとギヤ37bとに噛合する状態に摺動される。このため、エンジンEからの動力は、前進時と同様に駆動車軸4に伝達されると共に、ギヤ37bと一体回転するギヤ37aと、該ギヤ37aに噛合する耕耘駆動軸38のギヤ38aとを介して耕耘駆動軸38に伝達される。該耕耘駆動軸38に伝達された動力は、駆動スプロケット40からチェーン48を介して従動スプロケット50に伝達され、左右一対の差動歯車装置51a,51bを介して左右の耕耘軸5a,5bにそれぞれ伝達される。
操作レバー20が「その場耕うん」の位置に操作された場合には、シフトギヤ34が走行駆動軸37のギヤ37bに噛合する状態に摺動される。このため、エンジンEからの動力は、耕うん時と同様の伝動経路によって耕耘軸5に伝達されるが、駆動車軸4には、動力が伝達されない。従って、作業機1は、例えば機体2の走行を一時停止しながら、固い圃場での耕耘作業や、間欠的に耕深作業を行うことが可能になっている。
また、操作レバー20が、レバーガイド26の溝53aから分岐された溝53bに沿って操作され、該溝53bの先端部分の「N(移動)」の位置にされた場合、シフトギヤ34がいずれのギヤとも噛合しないニュートラル状態にされると共に、サブシフター軸42及びアーム43を介してギヤ41a,41bが耕耘駆動軸38上で摺動される。すると、ギヤ37eと噛合していたギヤ41aは、該ギヤ37eと離間した状態となる。これにより、トランスミッション30は、駆動車軸4への伝動経路が切断されたニュートラル状態となる。
さらに、操作レバー20が、レバーガイド26の「N(移動)」の位置におけるニュートラル状態では、駆動車軸4への伝動経路上であると共に、入力軸35よりも伝動経路下流側で切断されるので、エンジンEが停止状態である場合の作業機1を移動させる際の、駆動車軸4からの逆入力もギヤ37eまでしか伝達されない。従って、レバーガイド26の「N(移動)」の位置におけるニュートラル状態が設けられていない場合の、駆動車軸4からの逆入力がギヤ37bまで伝達される際に比して、連れ回りするギヤを少なくし、ギヤ41aよりも伝動経路上流側のギヤが連れ回りすることを防止することができる。
以上のように、本発明に係る作業機1は、トランスミッション30が、伝動経路を切換える入力軸35よりも伝動経路下流側に駆動車軸4への伝動経路の断接を切換えるギヤ41aを有しているので、エンジンE停止時の移動の際、ギヤ41aよりも伝動経路上流側のギヤが連れ回りすることを防止することができ、エンジンE停止時の押し荷重を軽減することができる。
また、1本の操作レバー20の操作によってシフトギヤ34及びギヤ41aを操作することができるように構成されているので、簡単な構造によってエンジンE停止時の押し荷重を軽減することができる。また、このための操作も簡単なものとすることができる。
なお、本実施形態では、サブシフター42,43によりギヤ41aを摺動させてギヤ37eとの噛合を切断し、駆動車軸4に動力を伝達する車軸伝動系の上流側で、メインシフター32,33により達成されるニュートラルとは別に、車軸伝動系の下流側でその動力伝達を切断しているが、例えば、ギヤ37eとギヤ37dとの間にドッグ(爪)クラッチなどクラッチを設けることによって、車軸伝動系の動力伝達を切断できるように構成してもよい。
つまり、本発明は、入力軸35と駆動車軸4との間の車軸伝動系において、上記サブシフター42,43やクラッチなどの中間(第2)ニュートラル形成手段を設けることによって、通常のニュートラルとは別に駆動車軸4に近い位置で動力を切断する押しニュートラルを達成できればよく、該中間ニュートラル形成手段は、駆動車軸4に近いほど望ましいが、メインシフター32,33などの第1ニュートラル形成手段よりも伝動下流側であれば、車軸伝動系のどの位置に設けても良い。
また、車軸伝動系の伝動経路を、駆動車軸4からの逆入力時を主体として見れば、車軸伝動系の伝動上流側において、中間ニュートラル形成手段によって伝動を切断し、上記押しニュートラルを達成したということである。
1 歩行型農作業機(作業機)
4 車軸(駆動車軸)
5 耕耘軸
20 操作レバー
30 動力伝動装置(トランスミッション)
34 シフトギヤ
35 伝動軸(入力軸)
38 中間軸(耕耘駆動軸)
41a 中間ギヤ(ギヤ)
E エンジン

Claims (2)

  1. エンジンからの動力が入力され、伝動軸上を軸方向に摺動可能に配置されたシフトギヤを操作レバーによって移動させることで車軸及び耕耘軸へ出力する伝動経路を、前記車軸のみを駆動する経路と、前記車軸及び前記耕耘軸を駆動する経路と、前記耕耘軸のみを駆動する経路と、前記車軸及び前記耕耘軸のどちらも駆動しないニュートラル状態とに切換え得る動力伝動装置を備えた歩行型農作業機において、
    前記動力伝動装置は、
    前記車軸への伝動経路上で、かつ前記伝動軸よりも伝動経路下流側に配置された中間軸と、
    前記中間軸上を軸方向に摺動可能に配置された中間ギヤと、を備え、
    前記中間ギヤを移動させることで前記車軸への伝動経路の断接を切換えてなる、
    ことを特徴とする歩行型農作業機。
  2. 前記シフトギヤ及び前記中間ギヤは、1本の前記操作レバーによって操作されてなる、
    請求項1記載の歩行型農作業機。
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