JP2010263605A - Pcinr及びrssiのために平均化パラメータを適応制御するシステム及び方法 - Google Patents

Pcinr及びrssiのために平均化パラメータを適応制御するシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通信ネットワークにおいて平均化パラメータを適応的に制御するシステム及び方法を提供する。
【解決手段】基地局に関連付けられ1つ以上のプロセッサを含む平均化パラメータ適応制御モジュール(APAC)を含む。当該プロセッサは、基地局と通信可能に対応付けられた少なくとも1つの移動局に対して、基地局から通信チャネルを介して送信される第1の平均化パラメータを生成するように設定される。移動局は、第1の平均化パラメータを用いて、通信チャネルの状態を示す第1の通信チャネル状態情報を生成する。第1のチャネル状態情報を含む第1のフィードバック情報は基地局に受信される。APACは、第1の平均化パラメータ及び第1のフィードバック情報を用いて第2の平均化パラメータを生成し、第2の平均化パラメータを基地局から移動局に送信することによって、第1のフィードバック情報に基づいて第2の平均化パラメータを適応的に処理する。
【選択図】図2

Description

本開示は、IEEE802.16として標準化されているWMAN(Wireless Metropolitan Area Network、又は無線メトロポリタン・エリア・ネットワーク)やIEEE802.16eとして標準化されているWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)において、PCINRやRSSI等のチャネル状態情報を生成するために用いられる平均化パラメータ(averaging parameter)を適応制御するシステム及び方法に関する。
WiMAX通信ネットワークでは、基地局(BS)は移動局(MS)と通信チャネルを用いて通信することができる。移動局や基地局周囲の環境による干渉の存在などの様々な要因が、通信チャネルのチャネル状態を劣化または変化させる。そこで、チャネル状態を表すための様々な手法が開発されている。例えば、PCINR(Physical
Carrier to Interference Plus Noise Ratio)、RSSI(Received Signal Strength Indicator、又は、受信信号強度)、データ伝送の正常終了と異常終了の比率を表すACK/NACK比(チャネルの安定性を表す)、移動局の移動によって生じるドップラー効果やフェージング効果を表すPCINRの標準偏差(PCINR Standard Deviation)、及びその他の指標が用いられる。これらのチャネル状態指標は、移動局において生成され、基地局に送信される。基地局はチャネル状態指標を受信し、チャネル状態の変化に応じて通信を制御することができる。例えば、基地局は下りリンクの適応処理を行うことができる。適応処理の一例は、チャネル状態に生じる様々な変化に対応してチャネル状態に応じた変調・符号化方式(Modulation Coding Scheme、又はMCS)を選択することである。このように、新しく正確なチャネル状態情報を受信することによって、基地局はチャネル状態の変化により良く対応することができる。
PCINRのようなチャネル状態情報を生成する際に、移動局は基地局から送信される平均化パラメータを用いることができる。既存のシステムは、チャネルの状態を反映しない固定された平均化パラメータを用いており、これによって通信チャネルのスループットが低くなっている。
ここに述べた以外にも欠点が存在する。
上述した欠点やそれ以外の欠点を解決するための様々な実施形態が本明細書において開示される。開示される実施形態は、WiMAXネットワークにおいてPCINRやRSSIなどのチャネル状態情報のために平均化パラメータを適応制御するシステム及び方法に関する。チャネル状態情報に応じて平均化パラメータを適応制御することによって、PCINRデータが例えばチャネル状態の変化を反映し易くすることができる。これによって基地局がチャネル状態の変化により効率的に対応できるようになる。
様々な実施形態に係るシステムと方法を用いることによって、平均化パラメータを適応的に制御することができる。平均化パラメータは、基地局によって生成され、当該基地局に接続された移動局へ通信ネットワークにおける通信チャネルを介して送信される。通信ネットワークは、例えば、IEEE802.16e規格に規定されているWiMAXである。基地局は、通信ネットワークのチャネル状態に応じて平均化パラメータを適応させることができる。このようにして、平均化パラメータは、チャネル状態の変化に応じて基地局によって適応される。
様々な実施形態に係る基地局は、例えば平均化パラメータを適応的に制御するために、平均化パラメータ候補と標準偏差(Standard Deviations又はSD)の線形関数を用いることができる。つまり、基地局は、線形関数に基づいてチャネル状態に応じた適当な平均化パラメータを選択することができる。線形関数は、平均化パラメータ候補を標準偏差に関連付けることができる。例えば、ドップラー効果及びフェージング効果を示すPCINR標準偏差(PCINR Standard Deviation)が、移動局から基地局に対して通知される。高PCINR標準偏差は、平均化ウィンドウ(averaging window)を拡大するために平均化パラメータが小さな値をとるべきことを示す。一方、低PCINR標準偏差は、最新のPCINRを適用するために(平均化ウィンドウを縮小させるために)平均化パラメータが大きい値をとるべきことを示す。平均化ウィンドウは、基地局に通知されるPCINRを生成する際に、従前の時点における従前のPCINRを強調するか、又は、現在のPCINRに大きな重みを与えるか決めるために用いられる。平均化ウィンドウが大きくなると、従前のPCINRよりも現在のPCINRの方がより多く利用される。このように、基地局による平均化パラメータの選択によって、移動局によるPCINRの生成は直接的に影響を受ける。線形関数によって表される平均化パラメータ候補のうちどれが通知されたPCINR標準偏差に適当か決定するために、当該線形関数をPCINR標準偏差に作用させる。
様々な実施形態によれば、線形関数の傾きは、移動局から通知されるチャネル状態情報に従って調整される。なお、線形関数の傾きは、線形関数が適用された結果得られる平均化パラメータの値を規定する。例えば、ACK/NACK比は、通信チャネルの安定性を表すために用いることができる。安定した通信チャネルは、線形関数の傾きを増加させ、それによって通信チャネルが不安定な場合よりも平均化パラメータを低くすべきことを意味する。
様々な実施形態によれば、基地局は、平均化パラメータを適応的に制御するために、従前の時点における従前の平均化パラメータ、従前の時点で移動局から通知された従前のPCINR標準偏差、及び/又は線形関数の傾きを用いることができる。このようにして、従前のチャネル状態情報及び現時点のチャネル制御情報が平均化パラメータを制御するために用いられる。
平均化パラメータの適応制御は、以下に詳述されるように、上述した又はそれ以外の技術を用いて実現される。上述した以外の本開示に係る方法やシステムの様々な特徴は、様々な実施形態の詳細な説明や添付図面を通じて明らかにされる。既に述べた一般的な記述やこれから述べる詳細な説明は例示に過ぎず、本明細書において説明される本件発明の概念を制限するものではない。
一実施形態に従って平均化パラメータを適応制御するシステムの例を示すブロック図である。 一実施形態に係る基地局の一例を示すブロック図である。 一実施形態に従って高標準偏差のPCINRデータの例を経時的に示す2次元グラフである。 一実施形態に従って低標準偏差のPCINRデータの例を経時的に示す2次元グラフである。 一実施形態に従って平均化パラメータの線形関数を標準偏差の関数として例示する2次元グラフである。 一実施形態に従って、第1の線形関数の傾き又は第2の線形関数の傾きを調整デルタ応じて適応的に変化させる例を示す2次元グラフである。 一実施形態に従って平均化パラメータの適応制御処理の例を示すフロー図である。 一実施形態に従って平均化パラメータの適応処理の例を示すフロー図である。 一実施形態に従って平均化パラメータの線形関数を標準偏差の関数として生成する処理の例を示すフロー図である。
様々な実施形態によれば、本開示に係るシステム及び方法は、基地局(BS)によって生成され、通信ネットワークの通信チャネルを介して当該基地局に接続された移動局(MS)に送信される平均化パラメータを適応的に制御するために用いられる。通信ネットワークは、例えば、IEEE802.16e仕様に記載されたWiMAXネットワークである。当該基地局は、通信チャネルのチャネル状態に応じて平均化パラメータを適応させることができる。このように、平均化パラメータは、以後の通信において通信状態が変化するに従って、基地局によって適応される。移動局は、基地局からの平均化パラメータを用いて次回以降の通信における通信チャネルのチャネル状態を生成することができるので、固定された平均化パラメータを使用する場合と比較して、平均化パラメータの適応制御によってより正確なチャネル状態情報を容易に生成することができる。さらに、このようにして生成されたチャネル状態情報は基地局において下りリンクを適応するために使用されるので、より正確なチャネル状態情報によって次回以降の通信を改善することができる。例えば、基地局において容易に適切な変調・符号化方式(MCS)を選択できるようになる。
図1は、平均化パラメータ103a、103b、・・・103n(簡略化のため、以下「平均化パラメータ103」と称する)を適応制御するシステム100の一実施形態に従う例を示すブロック図である。システム100は、一例として、各通信チャネルを用い、ネットワーク102を介して移動局106a、106b、・・・106n(簡略化のため、以下、「移動局106」と称する)と通信可能に接続される基地局110を含む。基地局110は、各通信チャネルのチャネル状態に応じて平均化パラメータ103を適応することができ、平均化パラメータ103を各移動局106に送信する。つまり、基地局110は、各通信チャネルのチャネル状態に応じて各移動局106に対応する平均パラメータ103を送信することができる。
様々な実施形態によれば、平均化パラメータ103は、比率(ratio)として、もしくはそれ以外のパラメータとして表現される。具体的には、比率は、1/16(16分の1)刻みで表現され、基地局110が平均化パラメータ103を1/16、2/16・・・16/16の範囲で一定量ずつ適応できるようにする。各異動局106は、それぞれの平均化パラメータ103を使用して対応するチャネル状態情報(例えばPCINRやRSSI)を生成することができる。最新のPCINRを生成する際には、移動局106は、平均化パラメータ103を用いて、従前の時点におけるPCINRと現時点におけるPCINRの平均を生成する。本明細書においては、「平均化される(平均化された)」という文言("averaged”)及び「平均化(平均する)」("averaging”)という文言は、明示された場合を除き数学的に厳密な意味では用いられておらず、むしろ、従前のPCINRと最新のPCINRが平均化パラメータ103に従って重み付けされることを示している。より具体的には、平均化パラメータ103は、従前の時点のチャネル状態情報と現時点のチャネル状態情報を平均化する平均化ウィンドウを定義するために用いられる。平均化PCINRは、従前の時点におけるPCINRと現時点におけるPCINRを平均化パラメータ103を用いて平均化することによって生成され、次のように表現される。
上記方程式(1)は、移動局106が平均化パラメータ103を用いてPCINR等のチャネル状態情報を生成する方法の一例を示す。初期時点(k=0)における通信に関しては、初期時点(k=0)におけるPCINRが移動局106によって通知される(平均化に用いる従前のPCINRが存在しないため)。以後の時点(k>0)では、時点(k−1)におけるPCINRは、現時点(k)におけるPCINRと平均される。例えば、方程式(1)によれば、相対的に大きな平均化パラメータ103を用いると、相対的に小さな平均化パラメータ103を用いた場合よりも、従前の時点(k−1)におけるPCINRに対して現時点におけるPCINRよりも相対的に低い重み付けがなされる。つまり、相対的に大きな平均化パラメータ103を用いると、相対的に小さな平均化パラメータ103を用いた場合と比較して、相対的に小さな平均化ウインドウが得られる。このように、現時点のPCINR(時点(k)におけるもの)は、従前のPCINR(時点(k−1)におけるもの)よりも大きく重み付けされる。対照的に、相対的に小さな平均化パラメータ103は、相対的に大きな平均化パラメータを用いる場合よりも、平均化ウインドウを拡大する。この場合、従前のPCINRは、現時点のPCINRよりも大きく重み付けされる。このように、平均化パラメータ103の値が異なると、異なるサイズの平均化ウインドウが得られ、基地局110に通知される現時点の平均化PCINRを生成する際に、従前のPCINRと現在のPCINRのいずれに大きな重み付けをするかに影響する。
様々な実施形態によれば、チャネル状態情報は、フィードバック105a、フィードバック105b、・・・、フィードバック105n(簡略化のため、以下「フィードバック105」と称する)に組み込まれ又は含まれている。フィードバック105は、基地局110に送信される。
様々な実施形態によれば、フィードバック105は、上述したチャネル状態情報の標準偏差を含んでもよい。つまり、移動局106は、チャネル状態情報の標準偏差を通知してもよい。チャネル状態情報の標準偏差は、ドップラー効果とフェージング効果とが組み合わせされた効果を示す。例えば、多くの時点に亘って相対的に高いPCINR標準偏差は、相対的に低いPCINR標準偏差と比べて、その多くの時点を通じて通信チャネルにおける高いドップラー効果と高いフェージング効果を示す。各時点は、基地局110と移動局106との間での通信チャネルを用いた情報の伝達を表す。相対的に低いPCINR標準偏差は、相対的に高いPCINR標準偏差と比べて、その多くの時点を通じて通信チャネルにおける低いドップラー効果と低いフェージング効果を示す。このように、PCINR標準偏差は、例えば、情報伝達が行われた多くの時点における通信チャネルのチャネル状態を示すために用いられる。標準偏差を生成するために移動局106が測定を行う時点の数は、適宜設定することができる。つまり、標準偏差を生成するために用いられる時点の数は、本システムや方法を実装するベンダーによって変更可能である。例えば、PCINR標準偏差を測定するための標準偏差ウィンドウは個別のニーズに応じて変更することができる。基地局110は、標準偏差ウィンドウに従い、必要に応じて移動局106に要求を行う。
様々な実施形態によれば、フィードバック105は、ACK/NACK比のようなチャネル安定性情報を含んでもよい。ACK/NACK比は、伝送の成功と失敗の比率を示し、それによってチャネルの安定性を示す。
様々な実施形態によれば、基地局110は、受信したフィードバック105を用いて様々な機能を実行することができる。
例えば、基地局110は、フィードバック105から得られるPCINR情報を用いて下りリンクを適応することができる。具体的には、基地局110は、移動局106から通知される平均化PCINRに応じて適当な変調・符号化方式(MCS)を選択することができる。このように、適応的な平均化パラメータ103に基づくチャネル状態情報を用いることによって、固定された平均化パラメータをに基づくチャネル状態情報を用いる場合と比べて、基地局110は、変化するチャネル状態に対応するためのより適切な符号化方式を選択する能力を向上させることができる。
様々な実施形態によれば、基地局110は、平均化パラメータ103を当該通信チャネルを用いた以後の通信に適応させるために、フィードバック105からのPCINR標準偏差を用いることができる。これにより、移動局106は、現時点のチャネル状態に基づいてチャネル状態情報を生成することができる。このように、本システム及び方法は、変化するチャネル状態情報に応じて平均化パラメータ103を適応的に制御するために用いられる。
様々な実施形態によれば、基地局110は、平均化パラメータ103を適応的に制御するためにフィードバック105からのチャネル安定化情報を用いることができる。
動作について説明する。基地局110と移動局106の間で通信チャネルが確立されると、基地局110は、初回の平均化パラメータ103を移動局106に送信する。初回の平均化パラメータ103は、予め設定されていても良い。例えば、ベンダーは、初回の平均化パラメータ103を4/16に予め設定することができる。この初回の平均化パラメータ103を用いて、移動局106は、初回の時点における初回の通信に対応するチャネル状態情報を生成することができる。また、移動局106は、チャネル状態情報のPCINR標準偏差を生成することができる。特に、移動局106は、PCINR標準偏差、PCINR、及び/又は初回の通信のための情報を生成することができ、生成した情報をフィードバック105に含めることができる。その代わりに、もしくは、それに加えて、初回のPCINR(k=0の時点におけるPCINR)を個別のニーズに応じて設定するよう構成してもよい。フィードバック105は、移動局106から基地局110に送信され、基地局110は、フィードバック105を受信し使用する。例えば、基地局110は、下りリンク適応化を実行するためにフィードバック105からのPCINRを用いることができる。このように、基地局110は、現時点のチャネル状態を反映したPCINR情報によって以後の通信のために適当な符号化方式を選択することができ、それによって通信の向上を促進することができる。基地局110は、フィードバック105を用いて平均化パラメータ103を適応制御することによって現時点のチャネル状態情報の取得を促進する。例えば、基地局110は、平均化パラメータ103を適応させるために、PCINR標準偏差を用いることができる。適応化された平均化パラメータ103は、以後の通信において移動局106に送信される。移動局106は、適応化された平均化パラメータ103を用いて、以後の通信のために以後の通信チャネル状態情報を生成することができる。この処理は、繰り返し行うことができる。これにより、チャネル状態の時間変化に応じた平均化パラメータ103の適応的制御が促進される。
基地局110は、通信ネットワークの少なくとも一部を構成する。具体的には、基地局110は、WiMAXネットワークの少なくとも一部を構成する基地局であってもよい。基地局110は1つのみ示されているが、様々な実施形態に従って1つ以上の基地局110を用いることができる。
図2は、一実施形態に従って移動局106と通信可能に接続された基地局110の例を示すブロック図である。基地局110は、例えば、送受信機220、下りリンク適応モジュール230、及び平均化パラメータ適応制御モジュール(APCM)240を含む。送受信機220は、1つ以上の通信チャネルを用いて、移動局106へ情報を送信し、移動局106から情報を受信する。例えば、送受信機220は、移動局106からフィードバック105を受信し、移動局106へ平均化パラメータを含む様々な情報を送信することができる。下りリンク適応モジュール230は、送受信機220からフィードバック105を受け取り、下りリンク適応化を実行する。例えば、下りリンク適応モジュール230は、フィードバック105からの受信PCINRに基づいて変調・符号化方式(MCS)を制御する。このようにして、下りリンク適応モジュール230は、現在の通信状態に基づいて以後の通信を制御することができる。
様々な実施形態によれば、APCM240は、様々なモジュールを介して、平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。APCM240は、一例として、平均化パラメータ生成モジュール242、線形関数モジュール244、変換テーブルモジュール246、及び傾き分析モジュール248を含む。平均化パラメータ103を適応的に制御することによって、APCM240は、固定された平均化パラメータを用いる場合との比較において、チャネル状態情報をより正確なものにすることができる。
様々な実施形態によれば、平均化パラメータ生成モジュール242は、移動局106との通信が開始される際に、初回の平均化パラメータ103を生成(もしくは選択)することができる。上述したように、移動局106は、平均化パラメータ103を用いて、チャネル状態情報及びフィードバック105に含められる標準偏差を生成することができる。平均化パラメータ生成モジュール242は、送受信機220からフィードバック105を受け取り、フィードバック105を用いて以後の平均化パラメータ103を適応的に生成することができる。このように、平均化パラメータ生成モジュール242は、フィードバック105に従って、平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。
様々な実施形態によれば、平均化パラメータ生成モジュール242は、線形関数モジュール244によって提供される関数に関連して、もしくはその関数を利用して、平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。線形関数モジュール244は、チャネル状態に対応する適切な平均化パラメータを決定するための線形関数を生成することができる。このチャネル状態は、フィードバック105から得られる情報によって示される。この線形関数は、平均化パラメータ103の候補を他の変数の線形関数として表す。この他の変数は、例えば、フィードバック105から得られる。平均化パラメータ生成モジュール242は、この平均化パラメータの候補から選択する。具体的には、線形関数モジュール244は、平均化パラメータ103の候補を標準偏差の候補の線形関数として表す。この関数の例は次式によって与えられる。
この例では、線形関数は、相対的に高い標準偏差の場合に、相対的に低い標準偏差の場合と比較して、相対的に低い平均化パラメータ103を生じさせる。つまり、線形関数は、以下に示すケースを線形に表現する。以下のケースは、当該線形関数によって表現される一般的な関係を示す例に過ぎない。
ケース1:高いPCINR標準偏差、低い平均化パラメータ103
ケース2:低いPCINR標準偏差、高い平均化パラメータ103
動作を説明する。線形関数は、平均化パラメータ103の選択肢となる標準偏差の候補値の範囲を規定することによって、フィードバック105に含めて通知される個別の標準偏差に従って平均化パラメータ103を適応的に制御する。例えば、移動局106によってフィードバック105に含めて通知されるチャネル状態の標準偏差は、線形関数モジュール244によって、将来の平均化パラメータ103と将来の標準偏差の線形関数に適用される。つまり、通知された標準偏差に線形関数に基づいて対応づけられた将来の平均化パラメータ103が、移動局106へ送信するために選択される。上述のように、移動局106によって通知されるPCINR標準偏差は、ドップラー効果及びフェージング効果を示す。このように、通知された標準偏差を線形関数に作用させることで、平均化パラメータ103がチャネル状態に応じて適応的に制御される。このとき、チャネル状態には通知されたPCINR標準偏差が反映されている。
様々な実施形態によれば、線形関数モジュール244によって生成される線形関数は、フィードバック105に応じて適応的に変更される。例えば、傾き分析モジュール248は、フィードバック105のACK/NACK比に従って線形関数の傾きを適応させる。線形関数は平均化パラメータ103を適応的に制御するために用いられるので、ACK/NACK比を用いて線形関数の傾きを適応的に変更することによって、ACK/NACK比に応じて平均化パラメータ103が適応されることになる。上述したように、従前の(先行する)チャネル状態の測定値と現時点のものとの間にはタイムラグがあるので、古くなったチャネル状態情報のせいで平均化パラメータ103が不正確になるという問題が起こる(タイムラグ問題)。このタイムラグ問題は、ウィンドウベースの平均化によってもたらされる。そして、通知はフレームごとには行われないので、通知を伴わないフレームは、通知を伴うフレームにおいて利用可能な情報を持っていない。しかしながら、ACK/NACK比は、各フレームにおいて通知される。このように、通信チャネルの安定性の指標に基づいて線形関数の傾きを調整することで、ACK/NACK比をタイムラグ問題を緩和するために用いることができる。これにより、線形関数を用いて得られる平均化パラメータ103を調整することができる。
様々な実施形態によれば、傾き分析モジュール248は、ACK/NACK比を生成することができる。ACK/NACK比は、以下の方程式の例においてγで与えられる。
傾き分析モジュール248は、ACK/NACK比を用いて調整デルタ(adjustment delta)を生成することができる。具体的には、調整デルタは、例えば、ACK/NACK比の関数である。調整デルタに対するACK/NACK比の個別の影響はベンダーによって適宜変更可能である。例えば、調整デルタは、ベンダーによって従前の時間k−1における平均化パラメータの一定の割合として設定される。具体例を挙げると、ACK/NACK比が所定割合よりも大きい場合(例えば、50%よりも大きい場合)には、調整デルタはACK/NACK比と従前の時点における平均化パラメータとの積として計算される。ACK/NACK比が所定割合よりも小さい場合には、調整デルタは異なった方法で、例えば、1−ACK/NACK比の計算式で計算される。
傾き分析モジュール248は、調整デルタを用いて線形関数の傾きを調整することができるため、チャネル状態に応じて傾きを適応させることができる。ここで、チャネル状態は、ACK/NACK比で示される。上述したように、線形関数の傾きは平均化パラメータ103を適応的に制御するために用いられる。このように、調整デルタに応じて傾きを適応させることによって、例えばACK/NACK比によって示されるチャネル安定性情報に基づいて平均化パラメータの適応化制御を促進することができる。
様々な実施形態によれば、調整デルタは線形関数の傾きを調整するために用いられる。この調整は、上向き(すなわち、傾きが増加する)、下向き(すなわち、傾きが減少する)、または実質的に影響無し(すなわち、調整デルタは実質的にゼロ)のいずれかである。例えば、以下のチャネル安定性と線形関数の傾きの調整との関係は、安定しているチャネル及び不安定なチャネルを記述する。この関係は、以下の方程式(4)及び(5)によって示される。
方程式(4)は、安定した通信チャネルを記述する関係の例である。この安定した通信チャネルは、例えば、十分に「高い」ACK/NACK比によって示される。ACK/NACK比が高いか否かの判断は、ベンダーによって予め定められる。例えば、ベンダーは、1つ以上の安定性閾値(stability threshold)を定めることができ、その安定性閾値によってACK/NACK比が十分に安定しているか判断される。例えば、安定性閾値は、90%−100%に設定される。これに代えて、もしくは、これに加えて、既定の安定性閾値を予め設定しておくことができる。このようにして、ベンダーは、個別のニーズに応じて安定性閾値を微調整することができる。実施形態によれば、ベンダーは調整デルタをACK/NACK比の関数として設定することができる。この関数は、例えば、線形関数または曲線関数である。ここに示す例では、小さな平均化パラメータ103は通信チャネルが安定しているときに用いられる。例えば、線形関数の傾きを増加させると、平均化関数103は所定の標準偏差に対してより小さな値をとる。このように、通信チャネルが安定しているときに平均化関数103が小さな値をとるよう適応的に制御するために、従前の時点における従前の通信の線形関数の傾きに対して調整デルタを加えることによって、線形関数の傾きを増加させることができる。つまり、通信チャネルが安定しているときには、従前の時点(k−1)における線形関数の傾きは、時点(k)における通信のために増加される。
方程式(5)は、不安定な通信チャネルを記述する関係の例である。不安定な通信チャネルは、例えば、十分に「高い」ACK/NACK比によって示される。この例では、大きな平均化パラメータ103は通信チャネルが不安定なときに用いられる。例えば、線形関数の傾きを減少させると、所定の標準偏差に対して平均化パラメータ103は相対的に大きな値をとる。このように、通信チャネルが不安定なときに平均化パラメータ103が大きな値をとるよう適応的に制御するために、従前の時点における従前の通信の線形関数の傾きに対して調整デルタを減じることによって、線形関数の傾きを減少させることができる。つまり、通信チャネルが安定しているときには、従前の時点(k−1)における線形関数の傾きは、時点(k)における以後の通信のために増加される。
様々な実施形態によれば、現時点の線形関数が生成されると、APACモジュール240は、例えば従前の時点(k−1)における平均化パラメータ103、従前の時点において通知された標準偏差、現時点(k)における線形関数の現時点の傾きを用いて、以後の通信のために現時点の平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。このときの線形関数は、例えば次のように表される。
このように、方程式(6)で記述される例においては、平均化パラメータ103は、従前の平均化パラメータ、現時点の線形関数の傾き、及びフィードバック105からの通知された標準偏差によって決定される。
動作について説明する。線形関数モジュール244は、傾き分析モジュール248から提供される関数に関係し、もしくはその関数を利用して、ACK/NACK比などによって示されるチャネル安定性に応じて線形関数の傾きを調整する。線形関数の傾きを適応化することにより、平均化パラメータ103について適切な適応制御が実現される。
様々な実施形態によれば、線形関数モジュール244によって生成される線形関数は、平均化パラメータ103の候補を標準偏差に対応付ける変換テーブル(マッピングテーブル)として表すことができる。例えば、平均化パラメータ生成モジュール242は、変換テーブルモジュール246によって提供される関数に関連し又はその関数を用いて変換テーブルを作成することができる。変換テーブルモジュール246は、変換テーブル(一例が以下に表1として示される)を生成することによって線形関数を表すことができる。変換テーブルは、通知された標準偏差に関して適切な平均化パラメータ103を調べるために用いられる。なお、変換テーブルは平均化パラメータ103の候補を他の変数と対応付けることもできる。この他の変数は、標準偏差に加えて又は標準偏差に代えて用いることができる。この場合、線形関数モジュール244は、線形関数をこの他の変数について生成する。
表1において、sig1、sig2、・・・、sig16は、特定の標準偏差の値、標準偏差の値の範囲、及び/又は特定の値と値の範囲の組み合わせを示す。sig1は、例えば0.1dBのように特定の標準偏差の値であってもよいし、0.1dBから10dBのように標準偏差の値の範囲であってもよい。これらの値は一例に過ぎず、いかなる意味においても限定的な意味に解釈されるものではない。
特定の標準偏差を用いる場合には、例えば、通知された標準偏差が丸め係数に従って丸め処理され、最も近いsigN値に適合される。標準偏差値の範囲を使用する場合または特定の標準偏差値にプラスマイナスアルファの許容誤差値を認める場合には、通知された標準偏差は、その標準偏差値の範囲または許容誤差値に適合される。いずれの手法を用いる場合でも、丸め係数、範囲、及び/又は許容誤差値は予め設定しておくことができる。例えば、ベンダーは、これらの値を予め設定し、標準偏差の設定プロファイルや、ベンダーのためのその他のデータベース(図示しない)に保存することができる。このようにして、変換テーブルは、平均化パラメータ103の適応制御を容易にする一方で、変換テーブルの標準偏差の範囲を設定可能にすることによって、ベンダーの個別のニーズを満たすために柔軟に適応することができる。
図3aは、一実施形態に従ってPCINRデータ308aの例を時間304に亘って示す2次元グラフである。図3aのグラフは、PCINR306aの算術平均まわりの標準偏差が高い場合の例を示す。PCINR値302は、時間304の関数として示される。図3a及びその他の2次元グラフを示す図面において、グラフは例示に過ぎず、権利範囲を限定するものとは解釈すべきでない。例えば、本開示の射程から外れることなく、適宜、両軸を入れ替えることができる。上述したように、相対的に高いPCINR標準偏差は、相対的に低い標準偏差と比較して、通信チャネルのドップラー効果とフェージング効果が多くの時点に亘って高いことを示す。高いPCINRの標準偏差に対処するために、平均化パラメータ103は、低い標準偏差の場合と比較してより小さな値をとって標準化ウィンドウを拡大する。これにより、平均化パラメータ103は、平均化パラメータがより大きな値を取る場合と比較して、従前のチャネル状態情報により大きく依存することになる。
図3bは、一実施形態に従ってPCINRデータ308bの例を時間304に亘って示す2次元グラフである。図3bのグラフは、PCINR306bの算術平均まわりの標準偏差が低い場合の例を示す。PCINR値302は、時間304の関数として示される。上述したように、相対的に低いPCINR標準偏差は、相対的に高い標準偏差と比較して、通信チャネルのドップラー効果とフェージング効果が多くの時点に亘って低いことを示す。低いPCINRの標準偏差に対処するために、平均化パラメータ103は、高い標準偏差の場合と比較してより大きな値をとって標準化ウィンドウを縮小する。これにより、平均化パラメータ103は、平均化パラメータがより小さな値をとる場合と比較して、現時点のチャネル状態情報により大きく依存することになる。
図4は、一実施形態に従って平均化パラメータ402の線形関数406の例をPCINR標準偏差404の関数として示す2次元グラフである。点408は、移動局106によって通知されたPCINR標準偏差を示す。ポイント412は、点408で示されるPCINR標準偏差に線形関数406を作用させることを示す。点410は、線形関数406を点408のPCINR標準偏差に作用させた結果得られる平均化パラメータ103を示す。このように、点408における通知されたPCINR標準偏差と線形関数406の作用に基づいて、点410における平均化パラメータ103が、例えば平均化パラメータ生成モジュール242によって、決定される。基地局110は、通信状態を示すことができる通知されたPCINR標準偏差を用いることによって、適応的に平均化パラメータ103を制御するために、現時点のチャネル状態を反映するPCINRの生成を促進することができる。
図5は、一実施形態に従って、調整デルタ514aまたは514bに応じて第1の線形関数の傾きまたは第2の線形関数の傾きを適応的に変化させた結果の一例を示す2次元グラフである。将来の平均化パラメータ502は、標準偏差504の関数として示される。第1の線形関数506及び第2の線形関数510は、点516によって表されている移動局106によって通知される標準偏差を、点518及び点520のそれぞれの平均化パラメータに対応させるために用いられる。点508及び点512は、第1の関数506及び第2の関数510を、点516で示される通知された標準偏差へ作用させることを示す。
例えば、第1の線形関数506が従前の時点(k−1)における線形関数を表すとすると、グラフ500は、調整デルタ514aを線形関数506の傾きから減ずることによって第1の線形関数506の傾きが減少させ、それによって第1の線形関数506の傾きが減少した結果を示すことになる。傾きが減少した結果はこの例において第2の線形関数510によって示される。グラフ500は、第1の線形関数の傾きを減少させることによって、その結果得られる平均化パラメータが、通知されたPCINR標準偏差について点518から点520へ増加することを示す。このように、第1の線形関数506の傾きを減少させることにより、点516によって表される通知されたPCINR標準偏差に関して点520で示される相対的に高い平均化パラメータが得られる。方程式(5)を参照すると、調整デルタ514aを従前の時点における線形関数から減じることによって傾きを減少させることは、不安定なチャネルに関連付けられる。つまり、傾き分析モジュール248は、チャネルが不安定と判断されたときに第1の線形関数506の傾きを減少させる。チャネルの不安定さは、フィードバック105によって示される。上述したように、相対的に大きな平均化パラメータ103によって相対的に小さな平均化ウィンドウが得られる。これにより、平均化パラメータ103が相対的に大きな値をとる場合には、平均化パラメータ103が相対的に小さな値をとる場合と比較して、現時点のPCINRに対して従前のPCINRよりもより大きな重み付けをする。このようにして、タイムラグの影響が緩和される。
一方、第2の線形関数510が従前の時点(k−1)における線形関数を表す場合には、グラフ500は、調整デルタ514bを線形関数510の傾きに加えることによって第2の線形関数510の傾きを増加させ、それによって第1の線形関数506の傾きが増加した結果を示すことになる。傾きが増加した結果はこの例において第1の線形関数506によって示される。第2の線形関数の傾きを増加させることによって、グラフ500は、その結果得られる平均化パラメータが、点516で示される通知されたPCINR標準偏差に関して点520から点518へ減少することを示す。このように、第2の線形関数510の傾きを増加させることにより、点518で示される相対的に低い平均化パラメータが、点516によって表される通知されたPCINR標準偏差に関して得られる。方程式(4)を参照すると、調整デルタ514bを従前の時点における線形関数に加えることによって傾きを増加させることは、安定したチャネルに関連付けられる。つまり、傾き分析モジュール248は、チャネルが安定していると判断されたときに第2の線形関数510の傾きを増加させる。チャネルが安定していることは、フィードバック105によって示される。上述したように、相対的に大きな平均化パラメータ103によって、相対的に小さな平均化ウィンドウの効果が得られる。これにより、平均化パラメータ103が相対的に小さな値をとる場合には、平均化パラメータ103が相対的に大きな値をとる場合と比較して、従前のPCINRに対して現在のPCINRよりもより大きな重み付けをする。
図5に示されるように、従前の時点(k−1)における線形関数は、現時点(k)における線形関数を生成するために用いられる。このようにして、APCM240は、従前の時点における線形関数情報の履歴を受信しまたは保存する。
図6は、一実施形態に従って平均化パラメータの適応制御工程の例を示すフロー図である。図6のフロー図において(また、他の図面において)示される様々な処理工程について、以下に詳述する。フロー図に関して記述される工程は、上述されたシステムの各要素の一部または全部を用いて実行される。また、幾つかの実施形態において、様々な工程を異なるシーケンスで実行することが可能である。また、他の実施形態では、記述されたフロー図において示される工程の一部または全部と共に、追加的な工程が実行されてもよい。さらに他の実施形態では、1つ以上の工程が同時に実行されてもよい。したがって、図示される(及び以下に詳述される)工程は、その性質上例示に過ぎず、限定的なものと解釈すべきではない。
様々な実施形態によれば、平均化パラメータ103は、工程602において生成される(または選択される)。平均化パラメータ103は分数として表される。より具体的には、1/16刻みの分数で表される。生成された平均化パラメータ103は、工程604において、通信チャネルを用いて移動局106に送信される。移動局106は、平均化パラメータ103を用いて、通信チャネルの第1のチャネル状態情報を生成する。第1のチャネル状態情報は、例えば第1のPCINRである。移動局106は、従前の時点におけるPCINRと現時点のPCINRとを平均化パラメータ103を用いて重み付けすることにより、第1のPCINRを生成することができる。具体的には、従前の時点のPCINRは、従前の時点のPCINRに「1−平均化パラメータ103」を乗じ、また、現時点のPCINRに平均化パラメータ103を乗じることによって重み付けがなされる。このように、平均化パラメータ103の値に応じて、従前のPCINRまたは現時点のPCINRに対して、他方よりも大きな重み付けがなされる。このようにして、平均化パラメータ103は、第1のPCINRを生成する際に、従前のPCINRと現時点のPCINRのいずれにより大きな重み付けを行うか制御するために用いられる。工程606では、フィードバック105が移動局106から受信される。フィードバック105は、例えば、第1のPCINR、ドップラー効果とフェージングの程度を示すPCINR標準偏差、及びチャネルの安定性を示すACK/NACK比を含む。工程608において、平均化パラメータ103は、フィードバック105を用いて適応される。このように、平均化パラメータ103は、チャネルの状態に基づいて適応的に制御される。
図7は、一実施形態に従って平均化パラメータを適応させる工程608の例を示すフロー図である。工程702において、平均化パラメータ103の候補と標準偏差との線形関数が生成される。つまり、平均化パラメータ103の候補は、標準偏差の線形関数として表される。工程704では、平均化パラメータ103の候補は、線形関数に従って標準偏差と関連付けられる。つまり、各平均化パラメータ103は、線形関数によって記述されるそれぞれの標準偏差と関連付けられる。標準偏差は、関連付けられた標準偏差への完全一致を不要とするために、特定の値、値の範囲、または許容誤差値を持つ特定の値であればよい。特定の値、値の範囲、及び/又は許容誤差値は、ベンダーによって適宜設定される。工程706において、関連付けられた平均化パラメータ103の候補と標準偏差との変換テーブルが生成される。一実施形態においては、変換テーブルは、16個の標準偏差の値、標準偏差の値の16個の範囲、または誤差許容値を持つ16個の値と対応付けられた16個の平均化パラメータ103の候補を含む(例えば、1/16、2/16、・・・、16/16)。工程708において、フィードバック105から得られる通知された標準偏差は、標準偏差の値、標準偏差の値の範囲、または誤差許容値を持つ値のいずれかに実質的に対応付けられる。標準偏差の値、標準偏差の値の範囲、または誤差許容値を持つ値のいずれかに実質的に対応付けられた平均化パラメータ103が特定される。工程710では、特定された平均化パラメータ103が選択されて続いて行われる通信において移動局106に送信される。このように、工程608は、現時点のチャネル状態情報を用いて平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。
図8は、一実施形態に従って平均化パラメータの線形関数を標準偏差の関数として生成する工程702の例を示すフロー図である。工程802において、従前の線形関数の従前の傾きが決定される。一実施形態においては、従前の傾き及び従前の平均化パラメータ103が現在の線形関数の傾きを適応的に制御するために用いられ、それによって現在の平均化パラメータ103を適応的に制御することができる。工程804では、調整デルタがフィードバック105から得られるACK/NACK比を用いて生成される。ACK/NACK比は、通信チャネルの安定性を示す。このように、調整デルタは、チャネル安定性の関数として生成される。工程806では、従前の傾きが、調整デルタを用いて調整される。例えば、通信チャネルが安定しているときに、調整デルタを従前の傾きに加えることによって従前の傾きが増加される。工程808では、増加された傾きが現在の線形関数の現在の傾きを生成するために用いられる。工程810では、現在の線形関数が現在の傾きに基づいて生成される。従前の傾きが増加した結果、現在の線形関数を作用させたときに、従前の傾きによって定められる従前の線形関数を作用させた場合と比較して、相対的に低い平均化パラメータ103が所定の標準偏差について得られる。一方、通信チャネルが不安定な場合には、従前の傾きから調整デルタを減じることによって、従前の傾きが減ぜられる。減少した傾きは、現在の線形関数の現在の傾きを生成するために用いられ、これにより、現在の線形関数を決定することができる。従前の傾きを減少させた結果、現在の線形関数を作用させたときに、従前の傾きによって定められる従前の線形関数を作用させた場合と比較して、相対的に高い平均化パラメータが所定の標準偏差について得られる。
移動局106の例示は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、ワークステーション、ウェブ対応携帯電話、WAP製品、web−to−voice製品、またはその他の装置のうちの1つまたは複数を含む。本明細書に記述された発明の概念が様々なシステム構成において実現されることは当業者にとって明らかである。
また、本開示の様々な実施形態は、ハードウエア、ファームウエア、ソフトウエア、またはこれらの適当な組み合わせによって実現される。本実施形態は、機械によって読み取り可能な媒体に記憶される命令によって実装可能である。このような命令は、1つまたは複数のプロセッサによって読み出されて実行される。機械によって読み取り可能な媒体は、機械(例えば、コンピュータ装置)によって読み取り可能な形式の情報を保存し転送するいかなる実現技術をも含む。例えば、機械によって読み取り可能な記録媒体は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、磁気ディスクストレージ媒体、光学ストレージ媒体、フラッシュメモリ装置、などを含む。さらに、ファームウエア、ソフトウエア、ルーチン、または命令は、本明細書において、所定の処理を実行する特定の実施形態の例示の観点から説明される。しかしながら、そのような説明は便宜上のものに過ぎず、そのような処理は、実際には、コンピュータ装置、プロセッサ、制御装置、ファームウエア、ソフトウエア、ルーチンまたは命令を実行するその他の装置に起因するものであることは明らかである。
本開示の様々な実施形態は、特定の特性、構造、または特徴を含むように説明されるが、全ての側面や実施形態が必ずしも特定の特性、構造、または特徴を含むわけではない。さらに、特定の特性、構造、または特徴がある実施形態に関連して説明される際には、明示的に説明されるか否かにかかわらず、そのような特性、構造または特徴は他の実施形態に関連付けて含められることも可能である。このように、本明細書において説明される発明概念の範囲から逸脱することなく、本開示に様々な変更や修正を行うことが可能である。このように、本明細書及び図面は例示に過ぎず、本発明概念の範囲は、特許請求の範囲の記載によってのみ決定されるべきである。

Claims (20)

  1. 基地局と通信可能に対応付けられた複数の移動局を有するネットワークにおいて平均化パラメータを適応的に制御するシステムであって、
    前記基地局に関連付けられ、1つ以上のプロセッサを含む平均化パラメータ適応制御モジュールを含み、
    前記プロセッサは、
    前記基地局と通信可能に対応付けられた少なくとも1つの移動局に対して、前記基地局から通信チャネルを介して送信される第1の平均化パラメータを生成し、
    前記少なくとも1つの移動局は、前記第1の平均化パラメータを用いて、前記通信チャネルの状態を示すとともに前記基地局による前記通信チャネルの下りリンクの適応処理に用いられる第1の通信チャネル状態情報を生成し、
    前記少なくとも1つの移動局から前記第1のチャネル状態情報を含む第1のフィードバック情報を受信し、
    前記第1の平均化パラメータ及び前記第1のフィードバック情報を用いて第2の平均化パラメータを生成し、
    前記第2の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局に送信することによって、前記第1のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第2の平均化パラメータを適応的に処理する、
    ように構成されているシステム。
  2. 前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる前記1つ以上のプロセッサが、
    前記少なくとも1つの移動局から第2の状態情報を含む第2のフィードバック情報を受信し、
    前記第2の平均化パラメータ及び前記第2のフィードバック情報を用いて第3の平均化パラメータを生成し、
    前記第3の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局へ送信することによって、前記第2のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第3の平均化パラメータを適応的に処理する、
    ように構成されている請求項1に記載のシステム。
  3. 第1の複数の平均化パラメータ候補について第1の線形関数を生成し、
    第2の複数の平均化パラメータ候補について第2の線形関数を生成し、
    前記第1の線形関数に基づいて前記第2の線形関数を調整し、
    前記第2の線形関数を前記第1のフィードバック情報に作用させ、前記第2の平均化パラメータが前記第2の線形関数の作用に基づいて生成される、
    ように構成される1つ以上のプロセッサを含む線形関数モジュールをさらに備える請求項1に記載のシステム。
  4. 前記第1のフィードバック情報が、前記第1のチャネル状態情報の第1の標準偏差をさらに含み、前記第2の線形関数は前記第2の複数の平均化パラメータ候補を複数の標準偏差に線形に対応付ける、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記平均化パラメータ適応制御モジュールが、前記第2の線形関数を前記第1の標準偏差に作用させ、前記第2の線形関数の第2の複数の平均化パラメータ候補の中から前記第2の平均化パラメータを特定することによって、前記第2の平均化パラメータを生成する、請求項4に記載のシステム。
  6. 1つ以上のプロセッサを含む変換テーブルモジュールをさらに含み、
    当該1つ以上のプロセッサは、前記第2の線形関数に基づいて、前記第2の複数の平均化パラメータ候補の各々を前記複数の標準偏差の1つにそれぞれ関連付ける変換テーブルを生成するよう構成され、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールは、前記複数の標準偏差のうち実質的に前記第1の標準偏差と合致する1つの標準偏差を特定し、前記変換テーブルにおいて、前記第2の複数の平均化パラメータ候補から、特定された前記1つの標準偏差に関連付けられた1つの平均化パラメータ候補を特定することにより、前記第2の平均化パラメータを生成する、
    請求項4に記載のシステム。
  7. 前記通信チャネルの安定度を示すACK/NACK比に基づいて調整デルタを生成し、
    前記第1の線形関数の第1の傾きを決定し、
    前記第1の傾きを前記調整デルタに従って調整することにより前記第2の線形関数の第2の傾きを生成する、
    ように構成される1つ以上のプロセッサを有する傾き分析モジュールをさらに有し、
    前記線形関数モジュールは、生成された第2の傾きに基づいて前記第2の線形関数を生成する、
    請求項3に記載のシステム。
  8. 前記第1のチャネル状態情報が物理キャリア対干渉及びノイズ比(PCINR)情報及び受信信号強度(RSSI)情報を含む請求項1に記載のシステム。
  9. 前記ネットワークがWiMAXネットワークである請求項1に記載のシステム。
  10. 基地局と通信チャネルを介して通信可能に対応付けられた複数の移動局を有するネットワークにおいて平均化パラメータを適応的に制御するシステムであって、
    1つ以上のプロセッサを含む線形関数モジュールと、
    前記基地局に関連付けられ、1つ以上のプロセッサを含む平均化パラメータ適応制御モジュールと、
    を含み、
    前記線形関数モジュールに含まれるプロセッサは、
    第1の複数の平均化パラメータ候補について第1の線形関数を生成し、
    第2の複数の平均化パラメータ候補について、前記第2の複数の平均化パラメータ候補を複数の標準偏差に対応付ける第2の線形関数を生成し、
    前記第1の線形関数に基づいて前記第2の線形関数を調整する、
    ように構成され、
    平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれるプロセッサは、
    前記第1の線形関数を用いて第1の平均化パラメータを生成し、
    前記第1の平均化パラメータを前記基地局から前記通信チャネルを介して前記基地局に通信可能に対応付けられた少なくとも1つの移動局に送信し、前記少なくとも1つの移動局は、前記第1の平均化パラメータを用いて、前記通信チャネルの状態を示すとともに前記基地局による前記通信チャネルの下りリンクの適応処理に用いられる第1のチャネル状態情報を生成し、
    前記少なくとも1つの移動局から、前記第1のチャネル状態情報と前記第1のチャネル状態情報の第1の標準偏差とを含む第1のフィードバック情報を受信し、
    前記第1の平均化パラメータと、前記第1の標準偏差と、前記第2の線形関数とを用いて第2の平均化パラメータを生成し、
    前記第2の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局に送信することによって、前記第1のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第2の平均化パラメータを適応的に処理する、
    ように構成されているシステム。
  11. 基地局と通信可能に対応付けられた複数の移動局を有するネットワークにおいて平均化パラメータを適応的に制御する、コンピュータで実行される方法であって、
    前記基地局に関連付けられた平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記基地局と通信可能に対応付けられた少なくとも1つの移動局に対して前記基地局から通信チャネルを介して送信される第1の平均化パラメータを生成し、
    前記少なくとも1つの移動局は、前記第1の平均化パラメータを用いて、前記通信チャネルの状態を示すとともに前記基地局による前記通信チャネルの下りリンクの適応処理に用いられる第1の通信チャネル状態情報を生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記少なくとも1つの移動局から前記第1のチャネル状態情報を含む第1のフィードバック情報を受信し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第1の平均化パラメータ及び前記第1のフィードバック情報を用いて第2の平均化パラメータを生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第2の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局に送信することによって、前記第1のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第2の平均化パラメータを適応的に処理する、
    コンピュータで実行される方法。
  12. 前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記少なくとも1つの移動局から第2の状態情報を含む第2のフィードバック情報を受信し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第2の平均化パラメータ及び前記第2のフィードバック情報を用いて第3の平均化パラメータを生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第3の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局へ送信することによって、前記第2のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第3の平均化パラメータを適応的に処理する、
    請求項11に記載のコンピュータで実行される方法。
  13. 線形関数モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、第1の複数の平均化パラメータ候補について第1の線形関数を生成し、
    前記線形関数モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、第2の複数の平均化パラメータ候補について第2の線形関数を生成し、
    前記線形関数モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第1の線形関数に基づいて前記第2の線形関数を調整し、
    前記線形関数モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第2の線形関数を前記第1のフィードバック情報に作用させ、前記第2の線形関数の作用に基づいて前記第2の平均化パラメータを生成する、
    請求項11に記載のコンピュータで実行される方法。
  14. 前記第1のフィードバック情報が、前記第1のチャネル状態情報の第1の標準偏差をさらに含み、前記第2の線形関数は前記第2の複数の平均化パラメータ候補を複数の標準偏差に線形に対応付ける、請求項13に記載のコンピュータで実行される方法。
  15. 前記平均化パラメータ適応制御モジュールが、前記第2の線形関数を前記第1の標準偏差に作用させ、前記第2の線形関数の第2の複数の平均化パラメータ候補の中から前記第2の平均化パラメータを特定することによって、前記第2の平均化パラメータを生成する、請求項14に記載のコンピュータで実行される方法。
  16. 変換テーブルモジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第2の線形関数に基づいて、前記第2の複数の平均化パラメータ候補の各々を前記複数の標準偏差の1つにそれぞれ関連付ける変換テーブルを生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールは、前記複数の標準偏差のうち実質的に前記第1の標準偏差と合致する1つの標準偏差を特定し、前記変換テーブルにおいて、前記第2の複数の平均化パラメータ候補から、特定された前記1つの標準偏差に関連付けられた1つの平均化パラメータ候補を特定することにより、前記第2の平均化パラメータを生成する、
    請求項14に記載のコンピュータで実行される方法。
  17. 傾き分析モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記通信チャネルの安定度を示すACK/NACK比に基づいて調整デルタを生成し、
    前記傾き分析モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第1の線形関数の第1の傾きを決定し、
    前記傾き分析モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第1の傾きを前記調整デルタに従って調整することにより前記第2の線形関数の第2の傾きを生成し、
    前記線形関数モジュールは、生成された第2の傾きに基づいて前記第2の線形関数を生成する、
    請求項13に記載のコンピュータで実行される方法。
  18. 前記第1のチャネル状態情報が物理キャリア対干渉及びノイズ比(PCINR)情報及び受信信号強度(RSSI)情報を含む請求項11に記載のコンピュータで実行される方法。
  19. 前記ネットワークがWiMAXネットワークである請求項11に記載のコンピュータで実行される方法。
  20. 基地局と通信可能に対応付けられた複数の移動局を有するネットワークにおいて平均化パラメータを適応的に制御するためのコンピュータ実行可能な指示を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体であって、
    前記指示は、実行時に1つ以上のプロセッサを設定し、当該プロセッサに、
    前記基地局と通信可能に対応付けられた少なくとも1つの移動局に対して前記基地局から通信チャネルを介して送信される第1の平均化パラメータを生成し、
    前記少なくとも1つの移動局は、前記第1の平均化パラメータを用いて、前記通信チャネルの状態を示すとともに前記基地局による前記通信チャネルの下りリンクの適応処理に用いられる第1の通信チャネル状態情報を生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記少なくとも1つの移動局から前記第1のチャネル状態情報を含む第1のフィードバック情報を受信し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第1の平均化パラメータ及び前記第1のフィードバック情報を用いて第2の平均化パラメータを生成し、
    前記平均化パラメータ適応制御モジュールに含まれる1つ以上のプロセッサによって、前記第2の平均化パラメータを前記基地局から前記少なくとも1つの移動局に送信することによって、前記第1のフィードバック情報に少なくとも部分的に基づいて前記第2の平均化パラメータを適応的に処理する、
    機能を実行させるコンピュータ読み取り可能な媒体。
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