JP2010260772A - 燃料改質装置及び燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】脱硫器の性能を客観的に監視しながら改質器における改質ガスの生成を行える燃料改質装置を提供する。
【解決手段】燃料改質装置Rが、炭化水素を主成分とし且つ付臭剤である硫黄化合物を含む原燃料ガスを、硫黄化合物を吸着する常温吸着剤1aを用いて脱硫処理する脱硫器1と、脱硫器1によって脱硫処理された原燃料ガスを改質して水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器3と、脱硫器1の上流側又は下流側に設けられて、脱硫器1に流入する又は脱硫器1から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する水分検出センサ6と、水分検出センサ6の検出結果に基づいて、脱硫器1の性能を判定する性能判定手段8とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、炭化水素を主成分とする原燃料ガスを改質して、燃料電池での発電に利用される水素を生成する燃料改質装置と、その燃料改質装置及び燃料電池を備える燃料電池システムに関する。
燃料電池での発電に利用される水素を、メタンやプロパンなどの炭化水素を主成分とする原燃料を水蒸気改質して生成する改質器を有する燃料改質装置がある。原燃料ガスとして用いられるメタンやプロパンなどは、一般に都市ガスやLPGとして供給される。これら都市ガスやLPGには例えばジメチルスルフィド(DMS)などの硫黄化合物が付臭剤として混合されている。通常、都市ガスやLPGなどの原燃料ガス中の付臭剤の濃度は一定に調節されている。付臭剤としての硫黄化合物は、改質器を構成する改質触媒(例えば、ルテニウムなど)を劣化させるため、原燃料ガスが改質器に流入する前に除去しておく必要がある。よって、燃料改質装置は、上記硫黄化合物を除去するための脱硫器を備える。脱硫器では、ゼオライトなどの常温で硫黄化合物を吸着して除去可能な常温吸着剤を用いる。
脱硫剤としてゼオライトを用いた場合、その耐用期間は、ゼオライトが吸着した硫黄化合物量によって決まる。上述のように、都市ガスやLPGなどの原燃料ガス中の付臭剤の濃度は一定であるので、脱硫剤の耐用期間は、脱硫器に流入した原燃料ガス量で決まると言える。但し、ゼオライトは硫黄化合物を吸着するだけでなく、原燃料ガス中に含まれる水分も吸着する。本願発明者の検討では、原燃料ガスに含まれる水分レベル(露点)が高くなると、ゼオライトによる硫黄化合物の除去性能が低下するという問題がある。そして、ゼオライトによる硫黄化合物の除去性能が低下するのに伴って、脱硫器の耐用期間が想定した期間よりも短くなるという問題が生じる。
特許文献1には、原燃料ガスに含まれる水分レベルが高くなっても、硫黄化合物の除去性能を確保できる脱硫器が記載されている。具体的には、特許文献1に記載の脱硫器は、Y型ゼオライトに銀を担持させた脱硫剤を用いている。
特開2002−66313号公報
特許文献1に記載された脱硫器は、Y型ゼオライトに銀を担持させるという特殊な構成である。また、特許文献1に記載の発明では、原燃料ガスに含まれる水分に対する耐性が高いことを謳ってはいるものの、脱硫器の実際の性能を客観的に監視している訳ではない。そのため、使用期間が長くなれば、流入する水分の存在によって脱硫器の性能が経時的に低下している可能性もある。
また、脱硫器の性能を客観的に判定するためには、脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる硫黄化合物の量を測定器で監視する方法も考えられる。具体的には、脱硫器から流出する脱硫処理後の原燃料ガスに含まれる硫黄化合物の濃度が高くなれば性能が低下していると客観的に判定できる。しかし、硫黄化合物濃度の測定器は非常に高価であり、測定器を常設することは現実的ではない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、脱硫器の性能を客観的に監視して、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物による改質器の劣化を防止しながら、改質ガスの生成を行える燃料改質装置及び燃料電池システムを提供する点にある。
上記目的を達成するための本発明に係る燃料改質装置の特徴構成は、炭化水素を主成分とし且つ付臭剤である硫黄化合物を含む原燃料ガスを、硫黄化合物を吸着する常温吸着剤を用いて脱硫処理する脱硫器と、
前記脱硫器によって脱硫処理された原燃料ガスを改質して水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器と、
前記脱硫器の上流側又は下流側に設けられて、前記脱硫器に流入する又は前記脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する水分検出センサと、
前記水分検出センサの検出結果に基づいて、前記脱硫器の性能を判定する性能判定手段とを備える点にある。
上記特徴構成によれば、脱硫器の上流側又は下流側に水分検出センサを設けることで、脱硫器に流入する又は脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出できる。つまり、水分検出センサの検出結果に基づけば、どの程度の水分が脱硫器で吸着される又は吸着されずに流出したのかが分かる。その結果、性能判定手段は、水分が脱硫器で吸着されると脱硫器の性能が低下すること、及び、性能が低下すると水分の吸着量も低下して脱硫器から流出する水分レベルが上昇することを考慮して、水分検出センサの検出結果に基づいて、脱硫器の性能を客観的に監視できる。即ち、脱硫器の性能評価を、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物により行うのではなく、硫黄化合物の吸着量と強い相関のある水分レベルにより行う。
従って、脱硫器の性能を客観的に監視して、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物による改質器の劣化を防止しながら、改質ガスの生成を行える燃料改質装置を提供できる。
本発明に係る燃料改質装置の別の特徴構成は、前記性能判定手段は、前記水分検出センサが検出した前記水分レベルに応じて換算される前記原燃料ガスの流量の換算積算値が設定上限値以上になると前記脱硫器の性能が低下したと判定する点にある。
脱硫器の性能の低下は、脱硫器での原燃料ガスの脱硫処理量の増加に伴って進行する。また、原燃料ガスに含まれる水分レベルが高くなるにつれて脱硫器で処理可能な原燃料ガス量の積算値が相対的に減少する。つまり、含まれる水分レベルが高い原燃料ガスは、含まれる水分レベルが低い原燃料ガスよりも、脱硫器の性能低下を促進させる。従って、含まれる水分レベルが高い原燃料ガスを脱硫処理した場合の脱硫処理量の積算値は、含まれる水分レベルが低い原燃料ガスを脱硫処理した場合の脱硫処理量の積算値よりも多く換算するのが適当である。
そこで、本特徴構成では、水分検出センサが検出した水分レベルに応じて、脱硫器で脱硫処理した原燃料ガス量の積算値を換算し、その換算積算値が設定上限値以上になると脱硫器の性能が低下したと判定する。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記性能判定手段は、前記脱硫器へ流入する単位時間当たりの原燃料ガスの流量に、前記水分レベルが高くなるほど大きくなる関係にある換算係数を乗算して、単位時間当たりの原燃料ガスの流量の換算値を導出し、
前記原燃料ガスの流量の換算値の時間経過に伴う前記換算積算値が前記設定上限値以上になると前記脱硫器の性能が低下したと判定する点にある。
原燃料ガスに含まれる水分レベルは、時間経過に伴って変化し得る。そのような場合であっても、性能判定手段が、脱硫器へ流入する単位時間当たりの原燃料ガスの流量に、水分レベルが高くなるほど大きくなる関係にある換算係数を乗算して、単位時間当たりの原燃料ガスの流量の換算値を導出し、原燃料ガスの流量の換算値の時間経過に伴う換算積算値を導出する。その結果、換算積算値が設定上限値以上になると脱硫器の性能が低下したと判定できる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記水分検出センサは、前記脱硫器の上流側に設けられて、前記脱硫器に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する点にある。
上記特徴構成によれば、水分検出センサを用いて、脱硫器に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出できる。つまり、どの程度の水分が脱硫器で吸着され得るのかを客観的に判定できる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記水分検出センサは、前記脱硫器の下流側に設けられて、前記脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する点にある。
上記特徴構成によれば、脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出できる。よって、脱硫器を通過した原燃料ガスに含まれる水分レベルが低い場合には、脱硫器の吸着性能が高い状態が保たれていると判定できる。一方で、脱硫器を通過した原燃料ガスに含まれる水分レベルが高い場合には、脱硫器の吸着性能が低い状態にあると判定できる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記性能判定手段は、前記水分検出センサが検出した前記水分レベルが設定レベル以上であると、前記脱硫器の性能が低下したと判定する点にある。
上記特徴構成では、脱硫器による水分吸着限界を、脱硫器による硫黄化合物吸着限界と捉えている。つまり、脱硫器の下流側に設けられた水分検出センサが検出した水分レベルが設定レベル以上である場合には、脱硫器の吸着性能が水分すら十分に吸着できないほど低下していると判定できる。
本発明に係る燃料改質装置の更に別の特徴構成は、前記性能判定手段が前記脱硫器の性能が低下したと判定すると、前記脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させる運転停止手段を備える点にある。
脱硫器の性能が低下すると、硫黄化合物を多く含んだ原燃料ガスが脱硫器から改質器へ流入する。
ところが、本特徴構成によれば、運転停止手段は、性能判定手段が脱硫器の性能が低下したと判定すると、脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させる。つまり、燃料改質装置の運転を停止して、硫黄化合物を多く含んだ原燃料ガスが改質器に流入しないようにできる。その結果、改質器が硫黄化合物により劣化することを抑制できる。
本発明に係る燃料電池システムの特徴構成は、前記燃料改質装置と、前記燃料改質装置から供給される改質ガスを燃料として用いて発電する燃料電池と、前記燃料電池で発電された電力の変換を行う電力変換器とを備え、
前記性能判定手段が前記脱硫器の性能が低下したと判定すると、前記脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させ、及び、電力変換器の動作を停止させる運転停止手段を備える点にある。
上記特徴構成によれば、運転停止手段は、性能判定手段が脱硫器の性能が低下したと判定すると、脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させ、及び、電力変換器の動作を停止させる。つまり、燃料改質装置及び燃料電池システムの運転を停止して、硫黄化合物を多く含んだ原燃料ガスが改質器に流入しないようにできる。その結果、改質器が硫黄化合物により劣化することを抑制できる。
第1実施形態の燃料改質装置及び燃料電池システムの構成を示す機能ブロック図である。 原燃料ガスの露点と脱硫剤による硫黄化合物の相対吸着量を示す図である。 脱硫器の下流側での硫黄化合物の検出量の時間的変化を示す図である。 第2実施形態の燃料改質装置及び燃料電池システムの構成を示す機能ブロック図である。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して第1実施形態の燃料改質装置及び燃料電池システムについて説明する。
図1は、燃料改質装置及び燃料電池システムの構成を示す機能ブロック図である。燃料改質装置R1(R)は、脱硫器1と、水蒸気生成器2と、改質器3と、一酸化炭素変成器4と、一酸化炭素除去器5とを備える。
脱硫器1には、メタンやプロパンなどの炭化水素を主成分とする原燃料ガスが供給される。原燃料として用いられるメタンやプロパンなどは一般に都市ガスやLPGであり、例えばジメチルスルフィド(DMS)などの硫黄化合物が付臭剤として含まれている。原燃料ガスは、原燃料ガスの流量を調節する流量調節弁V1及び原燃料ガスの流通を付勢するポンプP1を介して、脱硫器1に流入する。流量調節弁V1の開度及びポンプP1の作動は制御部7によって制御される。従って、脱硫器1への原燃料ガスの流入量(即ち、原燃料ガスの脱硫処理量)は、制御部7において既知である。脱硫器1には、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物を常温(例えば、−10℃〜50℃)で吸着可能な常温吸着剤としての脱硫剤1aが収容されている。脱硫剤1aは、常温で硫黄化合物の吸着性能を発揮できる、例えばX型ゼオライト、Y型ゼオライトなどで実現可能である。
脱硫器1によって脱硫処理された原燃料ガスは、改質器3に供給される。改質器3は、ルテニウム、ニッケル、白金などの改質触媒(図示せず)を有する。また、改質器3には、水蒸気生成器2で生成された水蒸気が脱硫処理後の原燃料ガスに混合される形態で供給される。原燃料ガスに混合される水蒸気量は、制御部7が制御する流量調節弁V2によって調節される。そして、改質器3は、原燃料ガスを、水素と一酸化炭素と二酸化炭素とを含む改質ガスに改質する。原燃料ガスが、メタンを主成分とするガスである場合、メタンと水蒸気とが下記の反応式にて改質反応して、水素と一酸化炭素と二酸化炭素を含むガスに改質処理される。
〔化1〕
CH4+H2O→CO+3H2
〔化2〕
CH4+2H2O→CO2+4H2
一酸化炭素変成器4は、改質器3にて生成された改質ガスに含まれる一酸化炭素を低減するように処理する。具体的には、一酸化炭素変成器4においては、改質器3で生成された改質ガス中に残留する一酸化炭素と水蒸気とが、例えば200℃〜300℃程度の反応温度で下記の反応式にて変成反応して、一酸化炭素が二酸化炭素に変成処理される。
〔化3〕
CO+H2O→CO2+H2
一酸化炭素除去器5は、一酸化炭素変成器4から排出される変成処理ガス中に残留している一酸化炭素を選択的に酸化して除去する。具体的には、一酸化炭素除去器5においては、ルテニウムや白金、パラジウム、ロジウム等の触媒作用によって、100℃〜200℃程度の反応温度で変成処理ガス中に残留している一酸化炭素が、添加される空気中の酸素によって酸化される。その結果、一酸化炭素濃度の低い(例えば10ppm以下)、水素リッチな燃料ガスが生成される。生成された水素リッチな燃料ガスは、燃料電池11に供給される。
燃料電池11では、一酸化炭素除去器5から供給される水素リッチな燃料ガスと、ブロア12から供給される酸素(空気)とを消費して直流電力を得ている。そして、電力変換器13は、燃料電池11で得た直流電力を所定の交流電力に変換する。これらブロア12及び電力変換器13の作動は制御部によって制御される。
次に、脱硫器1の耐用期間について説明する。
図2は、原燃料ガスの露点と脱硫剤による硫黄化合物の相対吸着量を示す図である。図3は、脱硫器の下流側での硫黄化合物の検出量の時間的変化を示す図である。
脱硫器1の性能が低下すると、脱硫処理できなかった硫黄化合物が脱硫器1をスリップして下流側で検出されることになる。つまり、図3は、脱硫器1の性能の低下度合いを客観的に検証するためのものである。従って、図3において、脱硫器1の下流側で検出される硫黄化合物が所定レベル以上にまで増加した場合、脱硫器1の耐用期間が過ぎたと判定できる。尚、脱硫剤1aとしてNa−X型のゼオライトを用いた。また、図3に示した実験結果は、脱硫器1において本来用いられるのよりも少ない量(1/100程度の量)の脱硫剤(Na−X型ゼオライト)を用いて、付臭剤としてのDMS(ジメチルスルフィド)を含む都市ガス(メタン)の脱硫処理を行ったものである。
図2に示すように、脱硫剤1aは、原燃料ガスに含まれる水分レベルが低い場合(例えば、露点が−70℃の場合)、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物の100%近くを吸着する性能を有している。このとき、脱硫剤1aは、性能を十分に発揮できる状態(即ち、脱硫処理できる原燃料ガス量が多い状態)にある。そして、図3に示すように、原燃料ガスに含まれる水分レベルが低い場合(露点が−70℃の場合)、脱硫器1の下流側での硫黄化合物の検出量が非常に少ない状態が長期間にわたって継続する(即ち、耐用期間が長くなる)。
ところが、図2に示すように、原燃料ガスに含まれる水分レベル(露点)が高くなると、脱硫剤1aによる硫黄化合物の相対吸着量は低下する関係にある。つまり、原燃料ガスに含まれる水分レベルが高くなると、脱硫剤1aが脱硫処理できる原燃料ガス量が少なくなる。従って、図3に示すように、原燃料ガスに含まれる水分レベルが高くなる(露点が上昇することと等価)と、脱硫器1の性能は非常に短い期間で低下する。
次に、脱硫器1の性能を判定する機能を有する本実施形態の燃料改質装置R1及び燃料電池システムS1の構成について説明する。
本実施形態の燃料改質装置R1は、脱硫器1の上流側に設けられて、脱硫器1に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する水分検出センサ6と、水分検出センサ6の検出結果に基づいて、脱硫器1の性能を判定する性能判定手段8とを備える。水分検出センサ6は、露点計(例えば、静電容量式露点計など)を用いて実現できる。性能判定手段8は、制御部7の一機能として実現できる。
性能判定手段8は、水分検出センサ6が検出した水分レベルに応じて換算される原燃料ガスの流量の換算値が設定上限以上になると、脱硫器1の性能が低下したと判定する。具体的には、性能判定手段8は、脱硫器1へ流入する単位時間当たりの原燃料ガスの流量に、水分レベルが高くなるほど大きくなる関係にある後述の換算係数を乗算して、単位時間当たりの原燃料ガスの流量の換算値を導出し、原燃料ガスの流量の換算値の時間経過に伴う換算積算値が設定上限値以上になると脱硫器1の性能が低下したと判定する。
つまり、性能判定手段8は、脱硫器1の性能が低下したか否かを、脱硫器1での原燃料ガスの脱硫処理量(即ち、脱硫剤1aが吸着した硫黄化合物量)が上限に達したか否かに基づいて判定しようとしている。更に、具体的には、性能判定手段8は、原燃料ガスに含まれる水分レベルが高くなるにつれて、脱硫器1で処理可能な原燃料ガス量が相対的に少なくなることを考慮して、含まれる水分レベルが高い原燃料ガスを脱硫処理した場合の脱硫処理量が、含まれる水分レベルが低い原燃料ガスを脱硫処理した場合の脱硫処理量よりも多くなるように換算する。具体的には、性能判定手段8は、以下の数式を用いて、原燃料ガスの流量の換算積算値を導出する。
Figure 2010260772
制御部7は、数1の右辺の「(脱硫器1に流入する)原燃料ガスの流量」の値を、自身が制御している流量調節弁V1の開度及びポンプP1の出力から知っており、それに関する情報を記憶手段(図示せず)に記憶している。また、制御部7は、「露点に対する相対吸着量(%)÷100」の値を、水分検出センサ6が検出した露点と、図2に示した原燃料ガスの露点と脱硫剤による硫黄化合物の相対吸着量(%)の関係とから導きだせる。つまり、「露点に対する相対吸着量(%)÷100」の逆数が、上述した換算係数になる。尚、図2に示した関係も上記記憶手段に記憶されており、性能判定手段8は必要なときに読み出して利用できる。なお、換算係数は連続的な値でも離散的な値でもどちらでも構わない。
性能判定手段8は、数1を用いて導出した、脱硫器1に流入する原燃料ガス流量の時間経過に伴う換算積算値が設定上限値以上になると、脱硫器1の性能が低下したと判定する。尚、図2に示した原燃料ガスの露点と脱硫剤による硫黄化合物の相対吸着量(%)の関係は、脱硫剤1aの種類に応じて異なるため、使用する脱硫剤1aに応じた適切な関係についての情報を記憶手段に予め記憶しておく必要がある。
更に、燃料改質装置R1が備える運転停止手段9は、性能判定手段8が脱硫器1の性能が低下したと判定すると、燃料改質装置R1での改質ガスの生成を停止させる。具体的には、運転停止手段9は、流量調節弁V1及びポンプP1の作動を制御して、脱硫器1への原燃料ガスの供給を停止させる。更に、運転停止手段9は、性能判定手段8が脱硫器1の性能が低下したと判定すると、電力変換器13の動作(即ち、直流から交流への電力変換動作)を停止させて燃料電池11における発電を停止させる。加えて、運転停止手段9は、燃料改質装置R1及び燃料電池システムS1に設けられているブザーやランプなどの警報手段10を用いて、脱硫器1の性能が低下したこと、脱硫器1への原燃料ガスの供給を停止したこと、燃料電池11での発電が停止したことを、燃料電池システムS1の使用者に知らせる。また、警報手段10が、「脱硫器交換」などの文字情報を用いて警報を発するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態の燃料改質装置では、脱硫器の性能が低下したと判定されると、脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させ、及び、電力変換器の動作を停止させる。つまり、燃料改質装置及び燃料電池システムの運転を停止して、硫黄化合物を多く含んだ原燃料ガスが改質器に流入しないようにできる。その結果、改質器が硫黄化合物により劣化することを抑制できる。
<第2実施形態>
第2実施形態の燃料改質装置及び燃料電池システムは、水分検出センサ6が、脱硫器1の下流側に設けられている点で、第1実施形態の燃料改質装置及び燃料電池システムと異なっている。以下に、第2実施形態の燃料改質装置R2及び燃料電池システムS2について説明するが、第1実施形態の燃料改質装置R1及び燃料電池システムS1と同様の構成については説明を省略する。
本実施形態の燃料改質装置R2(R)及び燃料電池システムS2(S)において、水分検出センサ6は、脱硫器1の下流側に設けられて、脱硫器1から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する。
脱硫剤1aの性能が高い状態では、脱硫器1に流入する原燃料ガスに含まれている硫黄化合物だけでなく水分も、脱硫剤1aによって吸着されて除去される。よって、脱硫剤1aの性能が高い状態では、脱硫器1から流出する脱硫処理済みの原燃料ガスに含まれている水分レベルは低くなる。ところが、脱硫剤1aの性能が低下すると、原燃料ガスに含まれている硫黄化合物及び水分の両方が、脱硫剤1aによって吸着され難くなるため、脱硫器1の下流側に設けた水分検出センサによって検出される水分レベルが高くなる。よって、性能判定手段8は、水分検出センサ6が検出した水分レベルが設定レベル以上であると、脱硫器1の性能が低下したと判定する。つまり、本実施形態では、脱硫器1による水分吸着限界を、脱硫器1による硫黄化合物吸着限界と捉えている。
水分検出センサ6を脱硫器1の下流側に設けた場合、脱硫器1の性能が低下すると脱硫器1から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルが低い値から上昇し始める。よって、脱硫器1の性能の判定指標とする上記設定レベルを比較的低い値に設定しておけばよい。また、図2に例示したような水分に対する特性は脱硫剤1aの種類に応じて異なるため、上記設定レベルは脱硫剤1aの種類に応じて変更することが好ましい。
そして、燃料改質装置R2が備える運転停止手段9は、性能判定手段8が脱硫器1の性能が低下したと判定すると、燃料改質装置R2での改質ガスの生成を停止させる。具体的には、運転停止手段9は、流量調節弁V1及びポンプP1の作動を制御して、脱硫器1への原燃料ガスの供給を停止させる。更に、運転停止手段9は、性能判定手段8が脱硫器1の性能が低下したと判定すると、電力変換器の動作(即ち、直流から交流への電力変換動作)を停止させる。加えて、運転停止手段9は、燃料改質装置R1及び燃料電池システムS1に設けられているブザーやランプなどの警報手段10を用いて、脱硫器1の性能が低下したこと、脱硫器1への原燃料ガスの供給を停止したこと、燃料電池11での発電が停止したことを、燃料電池システムS1の使用者に知らせる。
<別実施形態>
<1>
脱硫器1に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルが非常に高い場合、脱硫器1に収容されている脱硫剤1aに大量の水分が付着して、脱硫器1の性能が比較的早く低下することも起こり得る。
そこで、上記第2実施形態において、水分検出センサ6を脱硫器1の上流側に設けて脱硫器1に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出するように改変し、性能判定手段8が、水分レベルが設定レベル(水分レベルが非常に高い場合に対応する設定レベル)以上であると脱硫器1の性能が低下したと判定するようにしてもよい。この場合、水分検出センサ6を脱硫器1の上流側に設けた場合、上述したように脱硫器1の性能の判定指標とする上記設定レベルは比較的高い値に設定しておくことが必要である。つまり、多量の水分が脱硫器に流入した場合にはその時点で脱硫器の性能が失われるという考えに基づくものであり、上記設定レベルをこのような高い水分レベルに設定することが必要である。
このように、脱硫器1の性能の判定指標となる上記設定レベルは、水分検出センサ6を脱硫器1の上流側に設ける場合と下流側に設ける場合とで異なる値に設定することが好ましい。
<2>
上記実施形態では、露点計として静電容量式露点計を例示したが、例えば光学式、高分子式といった他の種類の露点計を用いてもよい。
<3>
上記実施形態では、常温吸着剤として、例えばX型ゼオライト、Y型ゼオライトなどを例示したが、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物を常温で吸着可能であれば他の吸着剤を用いることもできる。
本発明は、原燃料ガスに含まれる硫黄化合物によって改質器が劣化するのを防止するために利用可能である。
1 脱硫器
1a 脱硫剤(常温吸着剤)
3 改質器
6 水分検出センサ
8 性能判定手段
9 運転停止手段
11 燃料電池
13 電力変換器
P1 ポンプ
R(R1、R2) 燃料改質装置
S(S1、S2) 燃料電池システム

Claims (8)

  1. 炭化水素を主成分とし且つ付臭剤である硫黄化合物を含む原燃料ガスを、硫黄化合物を吸着する常温吸着剤を用いて脱硫処理する脱硫器と、
    前記脱硫器によって脱硫処理された原燃料ガスを改質して水素を主成分とする改質ガスを生成する改質器と、
    前記脱硫器の上流側又は下流側に設けられて、前記脱硫器に流入する又は前記脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する水分検出センサと、
    前記水分検出センサの検出結果に基づいて、前記脱硫器の性能を判定する性能判定手段とを備える燃料改質装置。
  2. 前記性能判定手段は、前記水分検出センサが検出した前記水分レベルに応じて換算される前記原燃料ガスの流量の換算積算値が設定上限値以上になると前記脱硫器の性能が低下したと判定する請求項1記載の燃料改質装置。
  3. 前記性能判定手段は、前記脱硫器へ流入する単位時間当たりの原燃料ガスの流量に、前記水分レベルが高くなるほど大きくなる関係にある換算係数を乗算して、単位時間当たりの原燃料ガスの流量の換算値を導出し、
    前記原燃料ガスの流量の換算値の時間経過に伴う前記換算積算値が前記設定上限値以上になると前記脱硫器の性能が低下したと判定する請求項2記載の燃料改質装置。
  4. 前記水分検出センサは、前記脱硫器の上流側に設けられて、前記脱硫器に流入する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する請求項2又は3記載の燃料改質装置。
  5. 前記水分検出センサは、前記脱硫器の下流側に設けられて、前記脱硫器から流出する原燃料ガスに含まれる水分レベルを検出する請求項1記載の燃料改質装置。
  6. 前記性能判定手段は、前記水分検出センサが検出した前記水分レベルが設定レベル以上であると、前記脱硫器の性能が低下したと判定する請求項5記載の燃料改質装置。
  7. 前記性能判定手段が前記脱硫器の性能が低下したと判定すると、前記脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させる運転停止手段を備える請求項1〜6の何れか一項に記載の燃料改質装置。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の燃料改質装置と、前記燃料改質装置から供給される改質ガスを燃料として用いて発電する燃料電池と、前記燃料電池で発電された電力の変換を行う電力変換器とを備え、
    前記性能判定手段が前記脱硫器の性能が低下したと判定すると、前記脱硫器への原燃料ガスの供給を停止させ、及び、電力変換器の動作を停止させる運転停止手段を備える燃料電池システム。
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