JP2010259713A - 掃除用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 掃除用具1は、弾性を有する樹脂により形成され、掃除用シートが巻付けられる側面のすべてを掃除面2aとした本体部2と、本体部に巻付けた上記掃除用シートの一端部と他端部とを本体部に係止する係止手段3とを備えている。
上記掃除面には複数の段差状凹部2bと、各段差状凹部内に設けられて段差状凹部よりも深く形成された逃がし孔2cとが形成され、上記係止手段は、各段差状凹部に嵌着される弾性変形可能な樹脂製の板状部材11と、該板状部材に形成されて上記掃除用シートを係止するフラップ12とから構成されており、上記逃がし孔は掃除用シートを係止する際にフラップ及び掃除用シートの進入を許容するようになっている。
【効果】 掃除用シートの装着が容易で、また掃除用シートによる捕集効率が高い掃除用具を提供する。
【選択図】 図1
上記掃除面には複数の段差状凹部2bと、各段差状凹部内に設けられて段差状凹部よりも深く形成された逃がし孔2cとが形成され、上記係止手段は、各段差状凹部に嵌着される弾性変形可能な樹脂製の板状部材11と、該板状部材に形成されて上記掃除用シートを係止するフラップ12とから構成されており、上記逃がし孔は掃除用シートを係止する際にフラップ及び掃除用シートの進入を許容するようになっている。
【効果】 掃除用シートの装着が容易で、また掃除用シートによる捕集効率が高い掃除用具を提供する。
【選択図】 図1
Description
本発明は掃除用具に関し、詳しくは掃除用シートが密着する掃除面を備えた本体部と、この本体部に巻付けた上記掃除用シートの一端部と他端部とを本体部に係止する係止手段とを備えた掃除用具に関する。
従来、掃除用シートが密着する掃除面を備えた本体部と、この本体部に巻付けた上記掃除用シートの一端部と他端部とを本体部に係止する係止手段とを備えた掃除用具が知られている(特許文献1)。
しかしながら、この特許文献1の掃除用具の場合、掃除用シートの端部は掃除面ではない裏面側で係止されることから、掃除用シートのかなりの部分は使用されることなく廃棄され、非効率的であった。
この特許文献1の掃除用具に対し、3角柱状の本体部の外周にシート状の弾性体を装着することで3つの掃除面を形成し、これら3つの掃除面に巻付けた掃除用シートの一端部と他端部とを掃除面に形成したスリットに係止するようにした掃除用具が知られている(特許文献2)。
この特許文献2の掃除用具によれば、3つの掃除面に掃除用シートを巻きつけることで、掃除用シートを効率的に使用することが可能となっている。
しかしながら、この特許文献1の掃除用具の場合、掃除用シートの端部は掃除面ではない裏面側で係止されることから、掃除用シートのかなりの部分は使用されることなく廃棄され、非効率的であった。
この特許文献1の掃除用具に対し、3角柱状の本体部の外周にシート状の弾性体を装着することで3つの掃除面を形成し、これら3つの掃除面に巻付けた掃除用シートの一端部と他端部とを掃除面に形成したスリットに係止するようにした掃除用具が知られている(特許文献2)。
この特許文献2の掃除用具によれば、3つの掃除面に掃除用シートを巻きつけることで、掃除用シートを効率的に使用することが可能となっている。
しかしながら上記特許文献2における掃除用具の場合、本体部の外周に樹脂製のシートを巻付けた構成であるため、製造コストが高くなるという問題があり、また掃除用シートの端部全体を上記スリットに挿入しなければならないことから、装着に手間がかかるという問題があった。
このような問題に鑑み、本発明は安価に製造することができ、掃除用シートの装着が容易で、また掃除用シートによる捕集効率が高い掃除用具を提供する。
このような問題に鑑み、本発明は安価に製造することができ、掃除用シートの装着が容易で、また掃除用シートによる捕集効率が高い掃除用具を提供する。
すなわち、本発明にかかる掃除用具は、掃除用シートが密着する掃除面を備えた本体部と、この本体部に巻付けた上記掃除用シートの一端部と他端部とを本体部に係止する係止手段とを備えた掃除用具において、
上記本体部は、弾性を有する樹脂により形成されて、上記掃除用シートが巻付けられる本体部の側面のすべてを掃除面とするとともに、掃除面に設けられた複数の段差状凹部と、各段差状凹部内に設けられて段差状凹部よりも深く形成された逃がし孔とを備え、
また上記係止手段は、各段差状凹部に嵌着される弾性変形可能な樹脂製の板状部材と、該板状部材に形成されて上記掃除用シートを係止するフラップとから構成され、
上記逃がし孔は掃除用シートを係止する際にフラップ及び掃除用シートの進入を許容することを特徴としている。
上記本体部は、弾性を有する樹脂により形成されて、上記掃除用シートが巻付けられる本体部の側面のすべてを掃除面とするとともに、掃除面に設けられた複数の段差状凹部と、各段差状凹部内に設けられて段差状凹部よりも深く形成された逃がし孔とを備え、
また上記係止手段は、各段差状凹部に嵌着される弾性変形可能な樹脂製の板状部材と、該板状部材に形成されて上記掃除用シートを係止するフラップとから構成され、
上記逃がし孔は掃除用シートを係止する際にフラップ及び掃除用シートの進入を許容することを特徴としている。
上記発明によれば、本体部を弾性を有する樹脂により成形しているため、本体部の全ての側面が弾性を有する掃除面となり、掃除用シートによる捕集効率を良好に得ることができる。
また、特許文献1のように本体部のさらに外周に弾性を有する樹脂製のシートを巻付ける必要がないため、安価に製造することができる。
さらに、掃除用シートの一端部と他端部とは、係止手段としての板状部材に形成された複数のスリットに挿入することで係止できるため、掃除用シートを容易に装着することができる。
このとき、指先などによって上記掃除用シートごとフラップを本体部の内側に変形させると、該フラップの先端や掃除用シートは上記本体部に形成した逃がし孔に進入させることができる。
また、特許文献1のように本体部のさらに外周に弾性を有する樹脂製のシートを巻付ける必要がないため、安価に製造することができる。
さらに、掃除用シートの一端部と他端部とは、係止手段としての板状部材に形成された複数のスリットに挿入することで係止できるため、掃除用シートを容易に装着することができる。
このとき、指先などによって上記掃除用シートごとフラップを本体部の内側に変形させると、該フラップの先端や掃除用シートは上記本体部に形成した逃がし孔に進入させることができる。
以下図示実施例について説明すると、図1、図2は掃除用具1を示し、図1は掃除用具1の斜視図を、図2は図1におけるII―II部の断面図を示している。
上記掃除用具1は、4角柱状の本体部2と、該本体部2に設けられた係止手段3とから構成され、上記本体部2に掃除用シートSを巻付けるとともに、該掃除用シートSの一端部と他端部とを上記係止手段3によって係止することで、上記掃除用シートSを掃除用具1に装着可能となっている。
上記掃除用シートSは不織布などからなり、用途に応じてワックスや洗剤等がしみこませてある。また掃除用シートSの幅は上記本体部2の長手方向の長さと同じか、もしくは若干短い幅となっており、掃除用シートSの長さは、後に詳述するが本体部2に巻付けた際に、その端部同士が互いに重なり合わない程度の長さとなっている。
上記掃除用具1は、4角柱状の本体部2と、該本体部2に設けられた係止手段3とから構成され、上記本体部2に掃除用シートSを巻付けるとともに、該掃除用シートSの一端部と他端部とを上記係止手段3によって係止することで、上記掃除用シートSを掃除用具1に装着可能となっている。
上記掃除用シートSは不織布などからなり、用途に応じてワックスや洗剤等がしみこませてある。また掃除用シートSの幅は上記本体部2の長手方向の長さと同じか、もしくは若干短い幅となっており、掃除用シートSの長さは、後に詳述するが本体部2に巻付けた際に、その端部同士が互いに重なり合わない程度の長さとなっている。
上記本体部2は、断面正方形の4角柱状を有しており、両端に位置する天面および底面と、該天面および底面に隣接する4つの掃除面2aとから構成され、上記掃除用シートSは上記4つの掃除面2aに密着するようになっている。
また、上記本体部2はウレタンなどの樹脂により一体成形され、該樹脂によって上記掃除面2aの表面は若干の弾力性を有している。このため、上記掃除面2aに密着した掃除用シートSによる塵の捕集を効率的に行うことが可能となっている。
さらに、上記4つの掃除面2aによる外周長さは、上記掃除用シートSの長さとほぼ一致し、上記掃除用シートSを本体部2に巻付けると、図2に示すように掃除用シートSの一端部と他端部とが、掃除面2aの略中央部分で相互に接近しつつも重なり合わないようになっている。
上記4つの掃除面2aのうち、上記掃除用シートSの一端部と他端部とを位置させる掃除面2aには、該掃除用シートSの一端部と他端部とを係止するための3つの係止手段3が設けられている。
また、上記本体部2はウレタンなどの樹脂により一体成形され、該樹脂によって上記掃除面2aの表面は若干の弾力性を有している。このため、上記掃除面2aに密着した掃除用シートSによる塵の捕集を効率的に行うことが可能となっている。
さらに、上記4つの掃除面2aによる外周長さは、上記掃除用シートSの長さとほぼ一致し、上記掃除用シートSを本体部2に巻付けると、図2に示すように掃除用シートSの一端部と他端部とが、掃除面2aの略中央部分で相互に接近しつつも重なり合わないようになっている。
上記4つの掃除面2aのうち、上記掃除用シートSの一端部と他端部とを位置させる掃除面2aには、該掃除用シートSの一端部と他端部とを係止するための3つの係止手段3が設けられている。
各係止手段3は、ゴムなどの弾性力変形可能な樹脂からなる板状部材11と、該板状部材11に形成されて上記掃除用シートSを係止する2つのフラップ12とから構成されている。
上記板状部材11は薄板状を有するとともに、上記フラップ12は該板状部材11に3本のスリットを交差させることで形成されており、指先などでスリットの交差した部分を押圧することで、フラップ12aが弾性変形して開口するようになっている。
また、上記複数のフラップ12は板状部材11の短手方向に離隔した位置に設けられ、かつ掃除面2aの長手方向にずれた位置に形成されている。これにより、上記スリットの端部同士が接近して板状部材11が破断するのを防止するようになっている。
上記板状部材11は薄板状を有するとともに、上記フラップ12は該板状部材11に3本のスリットを交差させることで形成されており、指先などでスリットの交差した部分を押圧することで、フラップ12aが弾性変形して開口するようになっている。
また、上記複数のフラップ12は板状部材11の短手方向に離隔した位置に設けられ、かつ掃除面2aの長手方向にずれた位置に形成されている。これにより、上記スリットの端部同士が接近して板状部材11が破断するのを防止するようになっている。
そして、上記係止手段3を本体部2に固定するため、該本体部2における1つの掃除面2aには、上記板状部材11を収納する段差状凹部2bと、各段差状凹部2b内に設けられて段差状凹部2bよりも深く形成された逃がし孔2cとが設けられている。
上記段差状凹部2bは、本体部2の両端部および中央部の3ヶ所に設けられており、各段差状凹部2bに上記係止手段3が接着剤や両面テープ等により固定されるようになっている。
また、上記段差状凹部2bは図2に示すように板状部材11の厚さよりも若干深く形成されており、上記板状部材11を段差状凹部2bに収容すると、板状部材11と掃除面2aとの間に段差が形成されるようになっている。
上記逃がし孔2cは上記段差状凹部2bにおける短手方向に離隔した位置に設けられ、かつ掃除面2aの長手方向にずれた位置に設けられ、特に上記フラップ12と重合する位置に設けられている。
そして、上記2つの逃がし孔2cの間にはリブ2dが形成され、上記段差状凹部2bに上記板状部材11を収納すると、このリブ2dの上面が板状部材11と当接するようになっている。
このような構成により、上記逃がし孔2cは上記フラップ12が本体部2の内側に向けて変形するのを許容するとともに、逃がし孔2cの位置を本体部2の長手方向にずらして設けていることから、上記リブ12dの形成されるの長さを短くすることができ、該リブ12dの強度を確保することができる。
上記段差状凹部2bは、本体部2の両端部および中央部の3ヶ所に設けられており、各段差状凹部2bに上記係止手段3が接着剤や両面テープ等により固定されるようになっている。
また、上記段差状凹部2bは図2に示すように板状部材11の厚さよりも若干深く形成されており、上記板状部材11を段差状凹部2bに収容すると、板状部材11と掃除面2aとの間に段差が形成されるようになっている。
上記逃がし孔2cは上記段差状凹部2bにおける短手方向に離隔した位置に設けられ、かつ掃除面2aの長手方向にずれた位置に設けられ、特に上記フラップ12と重合する位置に設けられている。
そして、上記2つの逃がし孔2cの間にはリブ2dが形成され、上記段差状凹部2bに上記板状部材11を収納すると、このリブ2dの上面が板状部材11と当接するようになっている。
このような構成により、上記逃がし孔2cは上記フラップ12が本体部2の内側に向けて変形するのを許容するとともに、逃がし孔2cの位置を本体部2の長手方向にずらして設けていることから、上記リブ12dの形成されるの長さを短くすることができ、該リブ12dの強度を確保することができる。
以下、上記構成を有する掃除用具1に掃除用シートSを装着する際の手順について説明する。
まず、本体部2における上記係止手段3を設けた掃除面2aを上方に向け、掃除用シートSの一端部を、3つの係止手段3における一方の側に整列した3つのフラップ12の上部に重ね合わせる。
続いて、指先などにより掃除用シートSごとフラップ12を押し下げ、これにより掃除用シートSの一部とともにフラップ12の先端部分が本体部2の内側に向けて変形する。
その後、指を引き抜くと、フラップ12が弾性変形した状態から復帰して、フラップ12によって掃除用シートSを噛みこみ、係止手段3は掃除用シートSの一端部を3ヶ所で係止する。
このとき、上記逃がし孔2cはフラップ12の変形を許容するとともに、係止した掃除用シートSの先端部分は該逃がし孔2c内に収容されるようになっている。
まず、本体部2における上記係止手段3を設けた掃除面2aを上方に向け、掃除用シートSの一端部を、3つの係止手段3における一方の側に整列した3つのフラップ12の上部に重ね合わせる。
続いて、指先などにより掃除用シートSごとフラップ12を押し下げ、これにより掃除用シートSの一部とともにフラップ12の先端部分が本体部2の内側に向けて変形する。
その後、指を引き抜くと、フラップ12が弾性変形した状態から復帰して、フラップ12によって掃除用シートSを噛みこみ、係止手段3は掃除用シートSの一端部を3ヶ所で係止する。
このとき、上記逃がし孔2cはフラップ12の変形を許容するとともに、係止した掃除用シートSの先端部分は該逃がし孔2c内に収容されるようになっている。
次に、掃除用シートSを本体部2におけるその他の3つの掃除面2aに密着させながら巻付け、掃除用シートSの他端部を上記係止手段3における掃除用シートSを係止したフラップ12とは反対側のフラップ12の上部に重ね合わせる。
そして、指先などにより掃除用シートSごとフラップ12を押し下げて、掃除用シートSの他端部の3ヶ所を係止手段3によって係止し、掃除用シートSが掃除用具1に装着される。
このとき、掃除用シートSの長さと、本体部2における掃除面2aの外周長さがほぼ同じとなっているため、本体部2における掃除面2aのすべてが掃除用シートSによって覆われるようになっており、かつ掃除用シートSの端部同士は重なり合わないようになっている。
そして、指先などにより掃除用シートSごとフラップ12を押し下げて、掃除用シートSの他端部の3ヶ所を係止手段3によって係止し、掃除用シートSが掃除用具1に装着される。
このとき、掃除用シートSの長さと、本体部2における掃除面2aの外周長さがほぼ同じとなっているため、本体部2における掃除面2aのすべてが掃除用シートSによって覆われるようになっており、かつ掃除用シートSの端部同士は重なり合わないようになっている。
上記構成を有する本実施例の掃除用具1によれば、本体部2における4つの掃除面2aのすべてに掃除用シートSを密着させることができ、この4つの掃除面2aを用いて掃除を行うことができる。
また、掃除用シートSは上記係止手段3におけるフラップ12に係止された部分を除き、略全ての部分を掃除に利用することができるため、掃除用シートSを効率的に利用することが可能となっている。
ここで、上記掃除用シートSをフラップ12に挿入した際に、フラップ12の周囲には掃除用シートSの皺が発生するが、上記本体部2の段差状凹部2bを上記板状部材11の厚さよりも深くしたことで、上記皺による凹凸および係止手段3が掃除面2aの表面より突出しないようにし、塵の捕集効果の低下を阻止する効果が得られる。
さらに、上記逃がし孔2cにリブ2dを設けたことで、係止手段3のフラップ12を本体部2の内部に向けて変形させる際に、上記リブ2dが板状部材11の過度の変形を阻止して、板状部材11が段差状凹部2bより脱落してしまうのを防止することができる。
また、上記本体部2は弾性を有する樹脂で成形されているため、上記掃除面2aは弾性を有するようになっており、本体部2のさらに外周に弾性を有する樹脂製のシート等を巻付ける必要はなく、安価に掃除用具を製造することが可能となっている。
また、掃除用シートSは上記係止手段3におけるフラップ12に係止された部分を除き、略全ての部分を掃除に利用することができるため、掃除用シートSを効率的に利用することが可能となっている。
ここで、上記掃除用シートSをフラップ12に挿入した際に、フラップ12の周囲には掃除用シートSの皺が発生するが、上記本体部2の段差状凹部2bを上記板状部材11の厚さよりも深くしたことで、上記皺による凹凸および係止手段3が掃除面2aの表面より突出しないようにし、塵の捕集効果の低下を阻止する効果が得られる。
さらに、上記逃がし孔2cにリブ2dを設けたことで、係止手段3のフラップ12を本体部2の内部に向けて変形させる際に、上記リブ2dが板状部材11の過度の変形を阻止して、板状部材11が段差状凹部2bより脱落してしまうのを防止することができる。
また、上記本体部2は弾性を有する樹脂で成形されているため、上記掃除面2aは弾性を有するようになっており、本体部2のさらに外周に弾性を有する樹脂製のシート等を巻付ける必要はなく、安価に掃除用具を製造することが可能となっている。
なお、上記実施例において、係止手段3におけるフラップ12を各板状部材11の2ヶ所に設けているが、該フラップ12を各板状部材11に1ヶ所だけ設けた構成としてもよい。
この場合、予め本体部2に掃除用シートSを巻回し、該掃除用シートSの両端部を1つのフラップ12の上部に設置してから、該掃除用シートSの両端部を同時にフラップ12に係止させることで、掃除用シートSを掃除用具1に装着することができる。
また、上記本体部2についても、上記実施例のような4角柱状に限らず、他の多角柱としてもよい、また本体部2の長さや掃除用シートSの幅にあわせて、上記板状部材11の数や間隔を変更してもよい。
さらに、上記本体部2に、上記段差状凹部2bおよび逃がし孔2cを対向する2つの掃除面2aに設けて、これらすべての段差状凹部2bに上記係止手段3を設けてもよい。またこの場合、上記逃がし孔2cを連通させてもよい。
この場合、予め本体部2に掃除用シートSを巻回し、該掃除用シートSの両端部を1つのフラップ12の上部に設置してから、該掃除用シートSの両端部を同時にフラップ12に係止させることで、掃除用シートSを掃除用具1に装着することができる。
また、上記本体部2についても、上記実施例のような4角柱状に限らず、他の多角柱としてもよい、また本体部2の長さや掃除用シートSの幅にあわせて、上記板状部材11の数や間隔を変更してもよい。
さらに、上記本体部2に、上記段差状凹部2bおよび逃がし孔2cを対向する2つの掃除面2aに設けて、これらすべての段差状凹部2bに上記係止手段3を設けてもよい。またこの場合、上記逃がし孔2cを連通させてもよい。
さらに、図3〜図5は本発明にかかる他の実施例による掃除用具1の断面図を示している。図3は本体部2の断面が円形のものを、図4は本体部2の断面が楕円形のものを、図5は本体部2の断面が長円形のものをそれぞれ示している。
これらの掃除用具1において、上記段差状凹部2bは本体部2の掃除面2aに沿って曲面を有するように形成され、またこの段差状凹部2bに設けられる上記係止手段3も、掃除面2aを構成する曲面より突出しないような曲面により構成されている。
このような構成を有する掃除用具1においても、本体部2の両端に位置する天面および底面に隣接した掃除面2aの全周に掃除用シートSを巻付けることができ、すべての掃除面2aを用いて掃除を行うことができる。
これらの掃除用具1において、上記段差状凹部2bは本体部2の掃除面2aに沿って曲面を有するように形成され、またこの段差状凹部2bに設けられる上記係止手段3も、掃除面2aを構成する曲面より突出しないような曲面により構成されている。
このような構成を有する掃除用具1においても、本体部2の両端に位置する天面および底面に隣接した掃除面2aの全周に掃除用シートSを巻付けることができ、すべての掃除面2aを用いて掃除を行うことができる。
1 掃除用具 2 本体部
2a 側面 2b 段差部
2c 逃がし孔 2d リブ
3 係止手段 11 板状部材
12 フラップ
2a 側面 2b 段差部
2c 逃がし孔 2d リブ
3 係止手段 11 板状部材
12 フラップ
Claims (6)
- 掃除用シートが密着する掃除面を備えた本体部と、この本体部に巻付けた上記掃除用シートの一端部と他端部とを本体部に係止する係止手段とを備えた掃除用具において、
上記本体部は、弾性を有する樹脂により形成されて、上記掃除用シートが巻付けられる本体部の側面のすべてを掃除面とするとともに、掃除面に設けられた複数の段差状凹部と、各段差状凹部内に設けられて段差状凹部よりも深く形成された逃がし孔とを備え、
また上記係止手段は、各段差状凹部に嵌着される弾性変形可能な樹脂製の板状部材と、該板状部材に形成されて上記掃除用シートを係止するフラップとから構成され、
上記逃がし孔は掃除用シートを係止する際にフラップ及び掃除用シートの進入を許容することを特徴とする掃除用具。 - 上記本体部は、断面多角形の角柱状に形成されるとともに、いずれかの掃除面に上記段差状凹部および逃がし孔を設けたことを特徴とする請求項1に記載の掃除用具。
- 上記係止手段におけるフラップは、本体部の短手方向に離隔するように2ヶ所に形成され、
上記本体部における逃がし孔は、本体部の短手方向に離隔するように2ヶ所に形成され、
さらに、上記逃がし孔と逃がし孔との間にリブが形成され、該リブは上記段差状凹部に嵌着された板状部材に当接することを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の掃除用具。 - 上記フラップは上記板状部材に形成した複数のスリットにより形成され、
さらに上記フラップは上記本体部の長手方向にずれた位置に形成されて、隣接するフラップのスリットの端部同士が相互に接近しないようにされたことを特徴とする請求項3に記載の掃除用具。 - 上記逃がし孔は上記本体部の長手方向にずれた位置に形成されたことを特徴とする請求項3または請求項4のいずれかに記載の掃除用具。
- 上記段差状凹部は上記板状部材の厚さよりも深く形成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の掃除用具。
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Legal Events
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