JP2010258928A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の半導体集積回路は、クロスオーバー電圧の変動幅が増大するという問題があった。
【解決手段】本発明にかかる半導体集積回路は、差動入力の一方に基づいて第1及び第2の信号を生成するプリドライバ4cと、差動入力の他方に基づいて第3及び第4の信号を生成するプリドライバ回路4dと、VDDとVSSとの間に設けられ、第1の信号に基づいて制御されるMN4と、第2の信号に基づいて制御されるMP4と、からなる出力回路5aと、VDDとVSSとの間に設けられ、第3の信号に基づいて制御されるMN8と、第4の信号に基づいて制御されるMP8と、からなる出力回路5bと、VDDに応じた第1の制御信号を生成する制御信号生成回路6と、を備える。さらに、プリドライバ4cは、第1の制御信号に基づいて第1の信号を制御し、第2のプリドライバ4dは、第1の制御信号に基づいて第3の信号を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路に関し、特にスルーレート制御回路を備えたドライバ回路に関する。
USB(Universal Serial Bus)インターフェースは、広範囲の周辺機器に用いられている。例えば、標準的な周辺機器としてはマウス、キーボード、ドライブ、プリンタ、オーディオビデオ機器などがある。
このUSBインターフェースが信頼性の高い情報を転送するためには、トランシーバの送受信の波形品質を高めることが重要である。ここで、フルスピードおよびロースピードの通信では、例えば、電源電圧が3.0V〜3.6Vに変動した場合でも、差動出力信号が交差する電圧(以下、クロスオーバー電圧と称す)が1.3V〜2.0Vの仕様規格を満たす必要がある。
図5は、特許文献1に開示された差動ドライバとそれを駆動する定電流源の回路構成図である。差動ドライバ4は、ドライバ4a、4bから構成されている。また、ドライバ4a、ドライバ4bは、互いに位相反転した信号を出力する。つまり、差動ドライバ4の入力端子DIN、DINBに入力された差動入力信号は、それぞれドライバ4a、4bを介して、出力端子D+、D−から差動出力信号として出力される。
ここで、差動ドライバ4におけるドライバ4aの回路構成について説明する。ドライバ4aは、PチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMP1〜MP4と、NチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMN1〜MN4と、ミラー容量であるコンデンサC1、C2と、により構成されている。
トランジスタMP1の一方の接続部には、電源電圧VDDが供給されている。トランジスタMP1の他方の接続部とトランジスタMN1の一方の接続部との間には、ダイオード接続されたトランジスタMP2が設けられている。
トランジスタMN1の一方の接続部には、トランジスタMP4のゲートと、コンデンサC1の一方の接続部と、がそれぞれ接続されている。また、トランジスタMN1の他方の接続部には、定電流回路TD1を介して基準電位VSSが接続されている。さらに、トランジスタMP3の一方の接続部には、定電流回路TD1を介して電源電圧VDDが接続されている。また、トランジスタMP3の他方の接続部とトランジスタMN3の一方の接続部との間には、ダイオード接続されたトランジスタMN2が設けられている。
トランジスタMP3の他方の接続部には、コンデンサC2の一方の接続部、ならびにトランジスタMN4のゲートがそれぞれ接続されている。トランジスタMN3の他方の接続部には、基準電位VSSが接続されている。そして、トランジスタMP1、トランジスタMN1、トランジスタMP3、トランジスタMN3のゲートには、シングルエンド信号が入力されるように接続されている。
トランジスタMP4の一方の接続部には、電源電圧VDDが接続されている。このトランジスタMP4の他方の接続部には、トランジスタMN4の一方の接続部、コンデンサC1の他方の接続部、およびコンデンサC2の他方の接続部がそれぞれ接続されている。トランジスタMN4の他方の接続部には、基準電位VSSが接続されている。ここで、トランジスタMP4とトランジスタMN4とによって出力回路が構成されている。つまり、この出力回路からの出力信号が、ドライバ4aの出力信号となる。
定電流源TDは、所定の定電流を生成する定電流回路TD1と、定電流用トランジスタTrD1〜TrD4と、から構成される。定電流回路TD1から生成された定電流は、定電流用トランジスタTrD1〜TrD4のゲートに印加される。それにより、これら定電流用トランジスタTrD1〜TrD4を駆動する。
ドライバ4aは、前述したようにトランジスタMP1〜MP4と、トランジスタMN1〜MN4と、コンデンサC1、C2と、からなる。一方、ドライバ4bは、PチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMP5〜MP8と、NチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMN5〜MN8と、ミラー容量であるコンデンサC3、C4と、により構成されている。ドライバ4bの接続構成はドライバ4aと同じであるため、説明を省略する。
なお、ドライバ4aには、定電流用トランジスタTrD1、定電流用トランジスタTrD2を含んだ回路構成となっている。一方、ドライバ4bも、ドライバ4aと同じ回路構成である。つまり、ドライバ4bは、定電流用トランジスタTrD3、TrD4を含んだ回路構成となっている。
定電流回路TD1は、PチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMP9、MP10、MP14と、NチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMN9と、により構成されている。トランジスタMP9とトランジスタMP10とは電流ミラー回路を構成している。トランジスタMP9のソース及びトランジスタMP10のソースは、電源電圧VDDに接続されている。トランジスタMP9のドレインは、トランジスタMP9のゲートと、トランジスタMP10のゲートと、トランジスタMP14のソースと、定電流用トランジスタTrD2のゲートと、定電流用トランジスタTrD4のゲートと、に接続されている。トランジスタMP14のドレインは、トランジスタMP14のゲート及びトランジスタMN9のソースとともに基準電位VSSに接続されている。トランジスタMP10のドレインは、トランジスタMN9のドレイン及びゲートと、定電流用トランジスタTrD1のゲートと、定電流用トランジスタTrD3のゲートと、に接続されている。
トランジスタMP10の出力電流は、トランジスタMN9に供給される。トランジスタMP9は、定電流用トランジスタTrD2および定電流用トランジスタTrD4と電流ミラー回路を構成している。トランジスタMN9は、定電流用トランジスタTrD1および定電流用トランジスタTrD3と電流ミラー回路を構成している。このようにして、定電流回路TD1で生成された電流がドライバ4aおよびドライバ4bへ供給される。
しかし、図5に示す回路の場合、差動出力信号(出力端子D+、D−からの出力信号)のクロスオーバー電圧は、電源電圧VDDに依存して変動する。つまり、電源電圧VDDが何らかの要因で変動した場合、クロスオーバー電圧の変動幅が、USB規格等の設計仕様を満たさなくなる可能性がある。なお、特許文献1には、電源電圧VDDの変動によるクロスオーバー電圧の変動については特に言及していない。
上記のような問題が発生する理由を以下に説明する。まず、図5のドライバ4aの入力信号DINがHレベルからLレベルに変化した場合について説明する。なお、定電流用トランジスタTrD2に流れる駆動電流をi15、コンデンサC2の帰還容量をC2とする。このとき、コンデンサC2に対して駆動電流i15で電荷を充電することにより、出力信号D+の電圧Vdpを制御する。つまり、以下の式(1)のように表すことができる。
Vdp=−(1/C2)∫i15dt・・・(1)
それにより、出力信号D+はHレベルからLレベルに変化する。
一方、入力DINがLレベルからHレベルに変化した場合について説明する。なお、定電流用トランジスタTrD1に流れる駆動電流をi14、コンデンサC1の帰還容量をC1とする。このとき、コンデンサC1に蓄積された電荷を駆動電流i14で放電することにより、出力信号D+の電圧Vdpを制御する。それにより、出力信号D+はLレベルからHレベルに変化する。なお、ドライバ4bは、ドライバ4aと同じ構成であるので、ドライバ4aの出力信号D+とドライバ4bの出力信号D−は、逆相の関係になる。
ここで、トランジスタMP14のON抵抗をRP14、トランジスタMP9のゲート−ソース間電圧をVgs9とする。このとき、トランジスタMP14のソース−ドレイン間を流れる電流i18は、以下の式(2)のように表すことができる。
i18=(VDD−Vgs9)/RP14・・・(2)
この電流i18は、トランジスタMP9とトランジスタMP10と定電流用トランジスタTrD2と定電流用トランジスタTrD4とによって構成される電流ミラー回路の基準電流である。つまり、定電流用トランジスタTrD2には、電流i18に応じた電流i15が、プリドライバ4cの駆動電流として流れる。また、定電流用トランジスタTrD4には、電流i18に応じた電流i17が、プリドライバ4dの駆動電流として流れる。
また、トランジスタMP10の出力電流は、トランジスタMN9と定電流用トランジスタTrD1と定電流用トランジスタTrD3とによって構成される電流ミラー回路の基準電流である。つまり、定電流用トランジスタTrD1には、トランジスタMP10の出力電流に応じた電流i14が、プリドライバ4cの駆動電流として流れる。また、定電流用トランジスタTrD3には、トランジスタMP10の出力電流に応じた電流i16が、プリドライバ4dの駆動電流i16として流れる。
ここで、電源電圧VDDが高い場合、駆動電流i14〜i17が増加する。つまり、プリドライバ4cおよびプリドライバ4dの駆動電流が増加する。それにより、出力信号D+、D−のスルーレート(信号波形の傾き)が大きくなる。一方、電源電圧VDDが低い場合、駆動電流i14〜i17は減少する。それにより、出力信号D+、D−のスルーレートが小さくなる。
例えば、ドライバ4a、4bのコンデンサ、トランジスタ、及び駆動電流がそれぞれ同じとした場合、出力信号D+のRise(信号立ち上がり)及びFall(信号立ち下がり)の傾きが同じになる。同様に、出力信号D−のRise及びFallの傾きが同じになる。これは、電源電圧VDDが変動した場合でも、それぞれの駆動電流が同じ電流経路から供給されるためである。このような回路構成の場合、電源電圧VDDが高い場合にはクロスオーバー電圧は高く、電源電圧VDDが低い場合にはクロスオーバー電圧は低くなる。つまり、電源電圧VDDが何らかの要因で変動した場合、クロスオーバー電圧の変動幅が、USB規格等の設計仕様を満たさないという問題があった。
特開2003−309460号公報
上述のように、従来の半導体集積回路は、クロスオーバー電圧の変動幅が増大するという問題があった。
本発明にかかる半導体集積回路は、差動入力信号の一方に基づいて第1及び第2のプリドライブ信号を生成する第1のプリドライバ回路と、前記差動入力信号の他方に基づいて第3及び第4のプリドライブ信号を生成する第2のプリドライバ回路と、第1の電源と第2の電源との間に設けられ、前記第1のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第1のトランジスタと、前記第2のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第2のトランジスタと、からなる第1のインバータを有する第1の出力回路と、第1の電源と第2の電源との間に設けられ、前記第3のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第3のトランジスタと、前記第4のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第4のトランジスタと、からなる第2のインバータを有する第2の出力回路と、第1の電源に応じた第1の制御信号を生成し、前記第1及び前記第2のプリドライバ回路に対して出力する制御信号生成回路と、を備えた半導体集積回路であって、前記第1のプリドライバ回路は、前記第1の制御信号に基づいて前記第1のプリドライブ信号の電圧レベルを制御し、前記第1の制御信号に基づく電圧レベルの制御を行うことなく前記第2のプリドライブ信号を生成し、前記第2のプリドライバ回路は、前記第1の制御信号に基づいて前記第3のプリドライブ信号の電圧レベルを制御し、前記第1の制御信号に基づく電圧レベルの制御を行うことなく前記第4のプリドライブ信号を生成する。
上述のような回路構成により、クロスオーバー電圧の変動幅を抑制することが可能である。
本発明により、クロスオーバー電圧の変動幅を抑制することが可能な半導体集積回路を提供することができる。
本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路を示す回路図である。 本発明の実施の形態にかかる定電流源を示す回路図である。 本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の電源電圧変動時における出力波形の図である。 図3のクロスオーバー電圧付近の拡大図である。 従来技術の差動ドライバとそれを駆動する定電流源を示す回路図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態における半導体集積回路を示す図である。なお、図1に示す回路は、積分器の回路構成を有する出力回路(第1の出力回路)5a、(第2の出力回路)5bと、それを駆動するプリドライバ(第1のプリドライバ回路)4c、(第2のプリドライバ回路)4dと、駆動電流を制御する制御信号生成回路6と、によって構成される差動ドライバ回路である。
ここで、図1に示す回路は、出力信号D+、D−のRise(立ち上がり)の駆動電流を定電流とし、出力信号D+、D−のFall(立ち下がり)の駆動電流を電源電圧変動に応じた可変電流とすることを特徴とする。つまり、制御信号生成回路6は、電源電圧(第1の電源)VDDが高い場合には、電源電圧変動に応じた電流を定電流に加算する。一方、電源電圧VDDが低い場合には、電源電圧変動に応じた電流を定電流から減算する。それにより、出力信号D+、D−のFallの駆動電流を制御する。このように駆動電流を制御することにより、電源電圧VDDが高い場合には、Fallのスルーレート(信号変化の傾き)を大きくし、電源電圧VDDが低い場合には、Fallのスルーレートを小さくする。それにより、電源電圧が変動した場合でも、差動出力信号のクロスオーバー電圧の変動幅を抑制することができる。
まず、図1に示す回路の回路構成について説明する。図1に示す回路は、電源変動補正回路1と、定電流源3と、差動ドライバ4と、を備える。なお、電源変動補正回路1と定電流源3とにより制御信号生成回路6を構成する。電源変動補正回路1は、トランジスタMP11〜MP13と、トランジスタMN11〜MN15と、抵抗RBIAS1と、を有する。なお、抵抗RBIAS1と、トランジスタMN11と、トランジスタMN12と、により可変電流源2を構成する。
差動ドライバ4は、ドライバ4a、4bを備える。ドライバ4aは、トランジスタMP1〜MP4(トランジスタMP4は、特許請求の範囲における第2のトランジスタ)と、トランジスタMN1〜MN4(トランジスタMN4は、特許請求の範囲における第1のトランジスタ)と、トランジスタ(第7のトランジスタ)TrD1と、トランジスタ(第5のトランジスタ)TrD2と、コンデンサ(第2の容量素子)C1と、コンデンサ(第1の容量素子)C2と、を有する。なお、トランジスタMP1〜MP3と、トランジスタMN1〜MN3と、トランジスタTrD1と、トランジスタTrD2と、によりプリドライバ4cを構成する。また、トランジスタMP4と、トランジスタMN4と、コンデンサC1、C2と、により出力回路5aを構成する。
ドライバ4bは、トランジスタMP5〜MP8(トランジスタMP8は、特許請求の範囲における第4のトランジスタ)と、トランジスタMN5〜MN8(トランジスタMN8は、特許請求の範囲における第3のトランジスタ)と、トランジスタ(第8のトランジスタ)TrD3と、トランジスタ(第6のトランジスタ)TrD4と、コンデンサ(第4の容量素子)C3と、コンデンサ(第3の容量素子)C4と、を有する。なお、トランジスタMP5〜MP7と、トランジスタMN5〜MN7と、トランジスタTrD3と、トランジスタTrD4と、によりプリドライバ4dを構成する。また、トランジスタMP8と、トランジスタMN8と、コンデンサC3、C4と、により出力回路5bを構成する。
なお、本発明の実施の形態では、トランジスタMP1〜MP8と、トランジスタMP11〜MP13と、トランジスタTrD2と、トランジスタTrD4と、がPチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。また、トランジスタMN1〜MN8と、トランジスタMN11〜MN15と、トランジスタTrD1と、トランジスタTrD3と、がNチャネルMOSトランジスタである場合を例に説明する。
定電流源3の出力端子IOUTは、電源変動補正回路1の入力端子IINに接続される。電源電圧VDDは、抵抗RBIAS1の一方の端子と、トランジスタMP11のソースと、トランジスタMP12のソースと、トランジスタMP13のソースと、に接続される。抵抗RBIAS1の他方の端子は、トランジスタMN11のドレイン及びゲートと、トランジスタMN12のゲートと、に接続される。トランジスタMP11のドレインは、トランジスタMN12のドレインと、トランジスタMN15のドレインと、トランジスタMP13のドレイン及びゲートと、定電流用トランジスタTrD2、TrD4のゲートと、に接続される。トランジスタMP12のドレインは、トランジスタMP12のゲートと、トランジスタMP11のゲートと、トランジスタMN14のドレインと、に接続される。
電源変動補正回路1の入力端子IINは、トランジスタMN13のドレイン及びゲートと、トランジスタMN14のゲートと、トランジスタMN15のゲートと、定電流用トランジスタTrD1、TrD3のゲートと、に接続される。基準電位(第2の電源)VSSは、トランジスタMN11のソースと、トランジスタMN12のソースと、トランジスタMN13のソースと、トランジスタMN14のソースと、トランジスタMN15のソースと、に接続される。
差動ドライバ4の入力端子DINは、トランジスタMP1のゲートと、トランジスタMN1のゲートと、トランジスタMP3のゲートと、トランジスタMN3のゲートと、に接続される。差動ドライバ4の入力端子DINBは、トランジスタMP5のゲートと、トランジスタMN5のゲートと、トランジスタMP7のゲートと、トランジスタMN7のゲートと、に接続される。電源電圧VDDは、トランジスタMP1のソースと、トランジスタTrD2のソースと、トランジスタMP4のソースと、トランジスタMP5のソースと、トランジスタTrD4のソースと、トランジスタMP8のソースと、に接続される。基準電位VSSは、トランジスタTrD1のソースと、トランジスタMN3のソースと、トランジスタMN4のソースと、トランジスタTrD3のソースと、トランジスタMN7のソースと、トランジスタMN8のソースと、に接続される。
トランジスタMP1のドレインは、ダイオード接続されたトランジスタMP2を介してトランジスタMN1のドレインと、トランジスタMP4のゲートと、コンデンサC1の一方の端子と、に接続される。トランジスタMN1のソースは、トランジスタTrD1のドレインに接続される。トランジスタMN3のドレインは、ダイオード接続されたトランジスタMN2を介してトランジスタMP3のドレインと、トランジスタMN4のゲートと、コンデンサC2の一方の端子と、に接続される。トランジスタMP3のソースは、トランジスタTrD2のドレインに接続される。
トランジスタMP4のドレインは、コンデンサC1の他方の端子と、コンデンサC2の他方の端子と、トランジスタMN4のドレインと、差動ドライバ4の出力端子D+と、に接続される。
トランジスタMP5のドレインは、ダイオード接続されたトランジスタMP6を介してトランジスタMN5のドレインと、トランジスタMP8のゲートと、コンデンサC3の一方の端子と、に接続される。トランジスタMN5のソースは、トランジスタTrD3のドレインに接続される。トランジスタMN7のドレインは、ダイオード接続されたトランジスタMN6を介してトランジスタMP7のドレインと、トランジスタMN8のゲートと、コンデンサC4の一方の端子と、に接続される。トランジスタMP7のソースは、トランジスタTrD4のドレインに接続される。
トランジスタMP8のドレインは、コンデンサC3の他方の端子と、コンデンサC4の他方の端子と、トランジスタMN8のドレインと、差動ドライバ4の出力端子D−と、に接続される。
差動ドライバ4は、例えば、USBトランシーバに備えられる。差動ドライバ4において、差動入力信号の一方である入力信号DINは、プリドライバ4c、出力回路5a、を介して差動出力信号の一方である出力信号D+を出力する。プリドライバ4cにおいて、トランジスタMP1、MP2、MN1からなるインバータ(第4のインバータ)は、入力信号DINの反転信号を生成し、プリドライブ信号(第2のプリドライブ信号)としてトランジスタMP4のゲートに供給する。また、トランジスタMP3、MN2、MN3からなるインバータ(第3のインバータ)は、入力信号DINの反転信号を生成し、プリドライブ信号(第1のプリドライブ信号)としてトランジスタMN4のゲートに供給する。
また、差動ドライバ4において、差動入力信号の他方である入力信号DINBは、プリドライバ4d、出力回路5b、を介して差動出力信号の他方である出力信号D−を出力する。プリドライバ4dにおいて、トランジスタMP5、MP6、MN5からなるインバータ(第6のインバータ)は、入力信号DINBの反転信号を生成し、プリドライブ信号(第4のプリドライブ信号)としてトランジスタMP8のゲートに供給する。また、トランジスタMP7、MN6、MN7からなるインバータ(第5のインバータ)は、入力信号DINBの反転信号を生成し、プリドライブ信号(第3のプリドライブ信号)としてトランジスタMN8のゲートに供給する。
差動ドライバ4に設けられたプリドライバ4c、4dを駆動する電流は、電源変動補正回路1から供給される。電源変動補正回路1において、トランジスタMN11と、トランジスタMN12と、により電流ミラー回路を構成する。トランジスタMP11と、トランジスタMP12と、により電流ミラー回路を構成する。また、トランジスタMN13〜MN15と、定電流用トランジスタTrD1と、定電流用トランジスタTrD3と、により電流ミラー回路を構成する。なお、トランジスタMP12には、トランジスタMN14の出力電流(ソース−ドレイン電流)に応じた電流が流れる。さらに、トランジスタMP13と、定電流用トランジスタTrD2と、定電流用トランジスタTrD4と、により電流ミラー回路を構成する。
ここで、トランジスタMP13の電流経路上(ドレイン)には、それぞれの電流ミラー回路の出力側である、トランジスタMN15のドレインと、トランジスタMP11のドレインと、トランジスタMN12のドレインと、が接続されている。
図2は、電源変動補正回路1に接続される定電流源3の具体的な回路の一例を示す。図2に示す定電流源3は、電源電圧VDDが変動しても電圧が変化しない基準電圧VREFを入力とする。また、図2に示す回路は、オペアンプOPAMP1と、抵抗RBIAS2と、トランジスタMNB1と、トランジスタMPB1と、トランジスタMPB2と、を備えたV−I変換回路構成の定電流源である。
基準電圧VREFは、オペアンプOPAMP1の非反転入力端子に供給される。オペアンプOPAMP1の出力端子は、NチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMNB1のゲートに接続される。トランジスタMNB1のソースは、抵抗RBIAS2の一方の端子と、オペアンプOPAMP1の反転入力端子と、に接続される。抵抗RBIAS2の他方の端子は、基準電位VSSに接続される。トランジスタMNB1のドレインは、PチャネルMOSトランジスタであるトランジスタMPB1のドレイン及びゲートと、トランジスタMPB2のゲートと、に接続される。電源電圧VDDは、トランジスタMPB1のソースと、トランジスタMPB2のソースとに接続される。トランジスタMPB2のドレインは、定電流源3の出力端子IOUTに接続される。なお、トランジスタMPB1とトランジスタMPB2とは、電流ミラー回路を構成している。
ここで、電源変動補正回路1のトランジスタMN13のドレインには、定電流源3の出力端子IOUTが接続される。定電流源3の出力電流i1は、トランジスタMN13を流れる。このトランジスタMN13に流れる基準電流i1に応じた電流が、電流ミラー接続された、トランジスタMN14と、トランジスタMN15と、トランジスタTrD1と、トランジスタTrD3と、に流れる。
トランジスタMN14の出力電流i2は、トランジスタMP12を流れる。このトランジスタMP12に流れる基準電流i2に応じた電流が、電流ミラー接続されたトランジスタMP11に流れる。
トランジスタMN15の出力電流i3に応じた電流が、トランジスタMP13を流れる。このトランジスタMP13に流れる基準電流i9に応じた電流が、トランジスタMP13に流れる電流に応じた電流が、電流ミラー接続された、トランジスタTrD2と、トランジスタTrD4と、に流れる。
また、トランジスタMN11に流れる電流i4は、抵抗RBIAS1とトランジスタMN11とにより生成される。トランジスタMN11と電流ミラー回路を構成するトランジスタMN12の出力(ドレイン)は、トランジスタMP11の出力(ドレイン)と、トランジスタMP13の入力(ドレイン)と、トランジスタMN15の出力(ドレイン)と、に接続される。
このような電源変動補正回路1の回路構成により、定電流用トランジスタTrD1及び定電流用トランジスタTrD3に流れる電流は、電源電圧VDDが変動しても一定である。一方、定電流用トランジスタTrD2及び定電流用トランジスタTrD4に流れる電流は、トランジスタMP11とトランジスタMN12とトランジスタMN15に流れる電流によって変化する。
図2に示す定電流源3の動作について説明する。基準電圧VREFの電圧をVREF、抵抗RBIAS2の抵抗値をRBIAS2、トランジスタMPB1とトランジスタMPB2の電流ミラー比をn1とすると、電源変動補正回路1へ流れる電流i1は、以下の式(3)のように表すことができる。
i1=(VREF/RBIAS2)×n1・・・(3)
つまり、電源電圧VDDが変動しても電流i1は一定である。
次に、図1に示す電源変動補正回路1の動作について説明する。トランジスタMN11のゲート−ソース間電圧をVgs11、抵抗RBIAS1の抵抗をRBIAS1、トランジスタMN11とトランジスタMN12の電流ミラー比をn2とすると、電源変動補正回路1に設けられた可変電流源2の出力電流i5は、以下の式(4)のように表すことができる。
i5=(VDD−Vgs11)/RBIAS1×n2・・・(4)
つまり、電源電圧VDDが高い場合は電流i5の電流が増加し、電源電圧VDDが低い場合は電流i5の電流が減少する。
電源変動補正回路1の電流i7は、以下のようにして求めることができる。つまり、定電流源3から供給される電流i1は、基準電流としてトランジスタMN13に流れる。トランジスタMN13と電流ミラー接続されたトランジスタMN14には、この基準電流に応じた電流i2が流れる。電流i2は、基準電流としてトランジスタMP12に流れる。トランジスタMP12と電流ミラー接続されたトランジスタMP11には、この基準電流に応じた電流i6が流れる。この電流i6と、可変電流源2の出力電流i5の差分電流が電流i7である。
例えば、所定の電源電圧VDDにおいて、電流i5と電流i6とが同じになるように調整した場合、電流i7は流れない。また、このときトランジスタMN15に流れる電流i3と、トランジスタMP13に流れる電流i9とは、同じ電流値を示す。つまり、定電流用トランジスタTrD2に流れる電流i11と、定電流用トランジスタTrD4に流れる電流i13とは、定電流源3から供給される電流i1のみに基づいた電流値を示す。つまり、プリドライバ4cおよび4dに流れる電流i10〜i13は、いずれも一定の電流値を示す。
次に、電流i5と電流i6とが等しい場合よりも電源電圧VDDが上昇した場合について説明する。この場合、電流i5が増加するため、電流i5 > 電流i6となる。したがって、トランジスタMP13のドレインからトランジスタMP11のドレインの方向に電流i7が流れる。次に、電流i5と電流i6とが等しい場合よりも電源電圧VDDが減少した場合について説明する。この場合、電流i5は減少するため、電流i5 < 電流i6となる。したがって、トランジスタMP11のドレインからトランジスタMP13のドレインの方向に電流i7が流れる。つまり、トランジスタMP13に流れる電流i9は、電源電圧VDが高い場合は増加し、電源電圧VDDが低い場合は減少する。
出力信号D+の電圧について説明する。なお、出力信号D−については、出力信号D+の場合と同様であるため、説明を省略する。まず、出力信号D+がRiseの場合における出力電圧Vdp(Rise)について説明する。このとき、コンデンサC1に蓄積された電荷をトランジスタTrD1のソースに流れる駆動電流i10で放電することにより、出力信号D+の電圧Vdp(Rise)を制御する。つまり、以下の式(5)のように表すことができる。
Vdp(Rise)=−(1/C1)∫i10dt・・・(5)
ここで、定電流用トランジスタTrD1のソースに流れる駆動電流は一定なので
Vdp(Rise)=i10×t/C1・・・(6)
と表すことができる。
なお、定電流用トランジスタTrD1は、トランジスタMN13と電流ミラー回路を構成している。したがって、定電流用トランジスタTrD1のソースに流れる駆動電流i10は、定電流源3からの電流i1に応じた電流値を有する。簡単のため、トランジスタMPB1とトランジスタMPB2の電流ミラー比を1、トランジスタMN13と定電流用トランジスタTrD1の電流ミラー比をn3とすると、以下の式(7)のように表すことができる。
i10=(VREF/RBIAS2)×n3・・・(7)
また、簡単のためn3=1とした場合、式(7)を式(6)に代入すると、Vdp(Rise)は、以下の式(8)のように表すことができる。
Vdp(Rise)=(VREF/RBIAS2)×t/C2・・・(8)
次に、出力信号D+がFallの場合における出力電圧Vdp(Fall)について説明する。このとき、コンデンサC2に対してトランジスタTrD2のソースに流れる駆動電流i11で電荷を充電することにより、出力信号D+の電圧Vdp(Fall)を制御する。つまり、以下の式(9)のように表すことができる。
Vdp(Fall)=VDD−(1/C2)∫i11dt・・・(9)
ここで、定電流用トランジスタTrD2のソースに流れる駆動電流は一定なので、
Vdp(Fall)=VDD−i11×t/C2・・・(10)
と表すことができる。
このように、Riseの駆動電流は、定電流源3から供給される電流のみに基づいて制御される。一方、Fallの駆動電流は、定電流源3から供給される電流に加え、さらに可変電流源2からの電流に基づいて制御される。簡単のため、トランジスタMPB1とトランジスタMPB2との電流ミラー比、トランジスタMN13とトランジスタMN14とトランジスタMN15との電流ミラー比、トランジスタMP11とトランジスタMP12との電流ミラー比、トランジスタMN11とトランジスタMN12との電流ミラー比、およびトランジスタMP13と定電流用トランジスタTrD2との電流ミラー比を1倍とする。このとき、差分電流i7は以下の式(11)のように表すことができる。
i7=(VDD−Vgs11)/RBIAS1−VREF/RBIAS2・・・(11)
つまり、差分電流i7は電源電圧VDDに応じて変動する。
例えば、電源電圧VDDが高い場合、差分電流i7はトランジスタMP13のドレインからトランジスタMP11のドレインの方向に電流が流れる。そのため、トランジスタMP13に流れる電流として差分電流i7が加算される。一方、電源電圧VDDが低い場合、差分電流i7は、トランジスタMP11のドレインからトランジスタMP13のドレインの方向に電流が流れる。そのため、トランジスタMP13に流れる電流として差分電流i7が減算される。
さらに、定電流用トランジスタTrD2に流れる電流i11は、それぞれの電流ミラー比を1倍とすると、以下の式(12)のように表すことができる。
i11=(VDD−Vgs11)/RBIAS1・・・(12)
式(12)を式(10)に代入すると、Vdp(Fall)は以下の式(13)のように表すことができる。
Vdp(Fall)=VDD−((VDD−Vgs11)/RBIAS1)×t/C2・・・(13)
つまり、出力信号D+(D−)がRiseの場合、式(8)に示すように、Vdpは電源電圧VDDに依存しない。一方、出力信号D+(D−)がFallの場合、式(13)に示すように、Vdpは電源電圧VDDに依存する。
このように、本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路は、例えば、スルーレート制御回路を有するUSBトランシーバにおいて、出力信号D+(D−)のRiseとFallのスルーレートを制御するための電流経路を分離している。つまり、一方(例えば、Rise)を定電流により制御し、他方(例えば、Fall)を電源電圧VDDに応じて変動する電流により制御する。具体的には、出力信号D+(D−)のRiseの場合は、電源電圧VDDに依存しないスルーレートを有する。一方、出力信号D+(D−)のFallの場合は、電源電圧VDDが高い場合にはスルーレートを大きくし、電源電圧VDDが低い場合にはスルーレートを小さくするように制御する。それにより、電源電圧VDDが変動した場合でも、出力信号D+、D−からなる差動出力信号のクロスオーバー電圧の変動を抑制することができる。
図3は、本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路の電源電圧変動時の出力信号D+、D−の波形図である。波形bは、所定の電源電圧VDDにおける出力波形である。波形aは、波形bの場合より電源電圧が高い場合の出力波形である。波形cは、波形bの場合より電源電圧が低い場合の出力波形である。図4は、図3のクロスオーバー電圧付近の拡大図である。
図3に示すように、出力信号D+のRiseの場合、プリドライバ4cの駆動電流は電源電圧VDDに依存しない。そのため、電源電圧VDDが変動した場合でも、信号変化開始時刻及びスルーレートに変化はない。つまり、波形aと波形bと波形cとは互いに一致する。一方、出力信号D−のFallの場合、プリドライバ4cの駆動電流が電源電圧VDDに依存する。つまり、波形aは、プリドライバ4c、4dの駆動電流が増加するためスルーレートが大きくなる。波形cは、プリドライバ4c、4dの駆動電流が減少するためスルーレートが小さくなる。これは、出力信号D−の場合も同様である。それにより、電源電圧が変動した場合でも、差動出力信号のクロスオーバー電圧の変動幅を抑制することができる。
以上のように、本発明の実施の形態にかかる半導体集積回路は、電源電圧VDDが変動した場合でも、差動出力信号のクロスオーバー電圧の変動幅を抑制することができる。例えば、USBトランシーバ等において、フルスピードおよびロースピードの差動出力信号のクロスオーバー電圧のばらつきを軽減することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、電源変動補正回路1に備えられた各電流ミラー回路及び、定電流用トランジスタTrD1〜TrD4は、MOSトランジスタである場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、これらのトランジスタがバイポーラトランジスタである回路構成にも適宜変更可能である。
また、上記実施の形態では電源電圧VDDが変動した場合を例に説明したが、これに限られない。例えば、電源電圧VDDが高電位側電源として所定の基準電位を有し、基準電位VSSが低電位側電源として変動する場合の回路構成にも適宜変更可能である。この場合、低電位側電源の変動に応じて出力信号D+、D−のRiseのスルーレートを制御する。一方、出力信号D+、D−のFallのスルーレートは、低電位側電源の変動に依存しないように制御する。
1 電源変動補正回路
2 可変電流源
3 定電流源
4 差動ドライバ
4a ドライバ
4b ドライバ
4c プリドライバ
4d プリドライバ
5a 出力回路
5b 出力回路
6 制御信号生成回路
C1 コンデンサ
C2 コンデンサ
C3 コンデンサ
C4 コンデンサ
DIN 入力端子
DINB 入力端子
D+ 出力端子
D− 出力端子
MP1〜MP8 トランジスタ
MP11〜MP13 トランジスタ
MN1〜 MN8 トランジスタ
MN11〜MN15 トランジスタ
MPB1 トランジスタ
MPB2 トランジスタ
MNB1 トランジスタ
OPAMP1 オペアンプ
RBIAS1 抵抗
RBIAS2 抵抗
TD1 定電流回路
TrD1 定電流用トランジスタ
TrD2 定電流用トランジスタ
TrD3 定電流用トランジスタ
TrD4 定電流用トランジスタ
VREF 基準電圧

Claims (13)

  1. 差動入力信号の一方に基づいて第1及び第2のプリドライブ信号を生成する第1のプリドライバ回路と、
    前記差動入力信号の他方に基づいて第3及び第4のプリドライブ信号を生成する第2のプリドライバ回路と、
    第1の電源と第2の電源との間に設けられ、前記第1のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第1のトランジスタと、前記第2のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第2のトランジスタと、からなる第1のインバータを有する第1の出力回路と、
    第1の電源と第2の電源との間に設けられ、前記第3のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第3のトランジスタと、前記第4のプリドライブ信号に基づいてオンオフが制御される第4のトランジスタと、からなる第2のインバータを有する第2の出力回路と、
    第1の電源に応じた第1の制御信号を生成し、前記第1及び前記第2のプリドライバ回路に対して出力する制御信号生成回路と、を備えた半導体集積回路であって、
    前記第1のプリドライバ回路は、
    前記第1の制御信号に基づいて前記第1のプリドライブ信号の電圧レベルを制御し、
    前記第1の制御信号に基づく電圧レベルの制御を行うことなく前記第2のプリドライブ信号を生成し、
    前記第2のプリドライバ回路は、
    前記第1の制御信号に基づいて前記第3のプリドライブ信号の電圧レベルを制御し、
    前記第1の制御信号に基づく電圧レベルの制御を行うことなく前記第4のプリドライブ信号を生成する半導体集積回路。
  2. 前記第1及び前記第3のトランジスタは、第2の電源に接続されたことを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 前記第1のプリドライバ回路は、
    前記差動信号の一方を反転し前記第1のプリドライブ信号を生成する第3のインバータと、
    前記差動信号の一方を反転し前記第2のプリドライブ信号を生成する第4のインバータと、
    前記第1の電源と前記第3のインバータとの間に設けられ、前記第1の制御信号に基づいて電流が制御される第5のトランジスタと、を備え、
    前記第2のプリドライバ回路は、
    前記差動信号の他方を反転し前記第3のプリドライブ信号を生成する第5のインバータと、
    前記差動信号の他方を反転し前記第4のプリドライブ信号を生成する第6のインバータと、
    前記第1の電源と前記第5のインバータとの間に設けられ、前記第1の制御信号に基づいて電流が制御される第6のトランジスタと、を備えた請求項1又は2に記載の半導体集積回路。
  4. 前記制御信号生成回路は、
    所定の電流値を有する第2の制御信号をさらに生成し、
    前記第1のプリドライバ回路は、
    前記第2の電源と前記第4のインバータとの間に設けられ、前記第2の制御信号に基づいて電流が制御される第7のトランジスタをさらに備え、
    前記第2のプリドライバ回路は、
    前記第2の電源と前記第6のインバータとの間に設けられ、前記第2の制御信号に基づいて電流が制御される第8のトランジスタをさらに備えた請求項3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記第1の出力回路は、
    前記第1のトランジスタのゲート−ドレイン間に接続された第1の容量素子と、
    前記第2のトランジスタのゲート−ドレイン間に接続された第2の容量素子と、をさらに備え、
    前記第2の出力回路は、
    前記第3のトランジスタのゲート−ドレイン間に接続された第3の容量素子と、
    前記第4のトランジスタのゲート−ドレイン間に接続された第4の容量素子と、をさらに備えた請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  6. 前記第1の電源は、高電位側電源であって、
    前記第2の電源は、低電位側電源であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  7. 前記第1及び前記第3のトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであって、
    前記第2及び前記第4のトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項6に記載の半導体集積回路。
  8. 前記第5及び前記第6のトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項6又は7に記載の半導体集積回路。
  9. 前記第7及び前記第8のトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項6〜8のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  10. 前記第1の電源は、低電位側電源であって、
    前記第2の電源は、高電位側電源であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
  11. 前記第1及び前記第3のトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであって、
    前記第2及び前記第4のトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項10に記載の半導体集積回路。
  12. 前記第5及び前記第6のトランジスタは、NチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項10又は11に記載の半導体集積回路。
  13. 前記第7及び前記第8のトランジスタは、PチャネルMOSトランジスタであることを特徴とする請求項10〜12のいずれか一項に記載の半導体集積回路。
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