JP2010258699A - 監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザや施工業者等に手間を掛けることなく、操作頻度の高い操作釦が操作しにくい位置に表示されるような操作性の不満を解消できる監視制御装置を提供する。
【解決手段】表示制御手段11は、操作部3での操作入力が所定のオートオフ時間以上検出されなければ表示器2の画面表示をオフし、この状態で操作部3の操作を検出すると、画面表示を再開させる。カウント手段12は、表示器2に表示される操作釦ごとにそれぞれタッチ操作された回数をカウントする。位置変更手段13は、表示制御手段11が画面表示を再開させるときに、カウント手段12におけるカウント値の大小関係に基づいて、操作釦が画面左上からカウント値の大きい順に並ぶように、画面内での操作釦の表示位置を変更する。これにより、カウント値が最大となる操作釦は、その表示位置が画面左上に移動することになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる監視制御装置に関するものである。
従来から、負荷の遠隔監視制御を行うために信号線を通してスイッチのオンオフ情報を含む伝送信号を伝送し、負荷の電源を入切するリレーを伝送信号によって開閉させる技術が知られている。
この種の遠隔監視制御システムとしては、スイッチを有する操作端末器と負荷への電源を入切するリレーを有する制御端末器とを端末装置として備え、伝送ユニットをセンタ装置として備えた集中制御型のものがある。操作端末器および制御端末器はそれぞれ複数台ずつ設けられていてもよい。伝送ユニットと操作端末器と制御端末器とは2線式の信号線に接続されており、操作端末器および制御端末器に個別に設定されている端末アドレスを用いて伝送ユニットが操作端末器および制御端末器を各別に認識する。
伝送ユニットは、操作端末器と制御端末器とをアドレスによって対応付けたデータテーブルである制御テーブルを格納したメモリを備えている。この伝送ユニットは、いずれかの操作端末器におけるスイッチのオンオフ情報が伝送信号(時分割多重伝送信号を用いている)を用いて通知されると、制御テーブルによって当該操作端末器に対応付けられている制御端末器に対して伝送信号を用いてリレーを開閉する指示を伝送する。この指示を受けた制御端末器においてリレーが開閉される。そのため、スイッチのオンオフに応じて負荷が制御されることになる。
ところで、上述した遠隔監視制御システムにおいて、1箇所で多数の負荷の監視および制御を可能にするものとして、信号線に接続して用いられる監視制御装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の監視制御装置は、液晶表示器よりなる表示器と、表示器の画面に重ねて配置された透明なタッチスイッチと、表示器の表示制御およびタッチスイッチの操作に応じた負荷制御を行う制御部とを備え、タッチスイッチのうち表示器の画面上に表示される操作釦により規定された領域をそれぞれスイッチとする。つまり、ユーザにおいては表示器の画面上の操作釦にタッチすることで、当該操作釦に対応する負荷を制御することができる。さらに、制御対象となる各負荷の動作状態は表示器に表示される。この監視制御装置では、表示器の表示内容を変更することで多数のスイッチを実現することができるから、多数のスイッチを個別に配置する場合に比べてスイッチの占有スペースを小さくすることができる。
この構成において、表示器の画面上のどの操作釦をどの負荷に対応付けるかは、操作釦ごとに割り当てるアドレスによって決定する。操作釦に対するアドレスの割り当ては、監視制御装置を設置する施工業者等によって、監視制御装置の稼働前に予め設定される。また、表示器に表示される操作釦の画面上の表示位置も、施工業者等によってアドレス設定時に決定され、その後の監視制御装置の稼働中に変更されることはない。
特開平10−243478号公報
しかし、操作釦の表示位置が施工業者等により決定されていると、監視制御装置を実際に使用するユーザにおいては、操作頻度の高い操作釦が操作しにくい位置に表示されていたりすることで、操作性に不満を感じることがある。このような場合、施工業者等がユーザからの依頼を受け、アドレスを再設定して操作釦の表示位置を変更することが考えられるものの、一度設定したアドレスを設定し直すため手間が掛かるという問題がある。
本発明は上記事由に鑑みてなされたものであって、ユーザや施工業者等に手間を掛けることなく、操作頻度の高い操作釦が操作しにくい位置に表示されるような操作性の不満を解消することができる監視制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる監視制御装置であって、それぞれ負荷に対応付けられている複数の操作釦を画面上に表示可能な表示器と、表示器の画面に重ねて配置されユーザにより操作されるタッチスイッチと、表示器に表示される操作釦をユーザがタッチ操作することで当該操作釦に対応する負荷が制御されるように、表示器の表示制御およびタッチスイッチの操作に応じた負荷制御を行う制御部とを備え、制御部が、タッチスイッチが所定時間に亘り操作されなければ表示器の画面表示をオフし、タッチスイッチの操作が再開されると表示器の画面表示を再開させる表示制御手段と、操作釦ごとに操作された回数をカウントするカウント手段と、表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、カウント手段でのカウント値が最大となる操作釦を対象とし、当該操作釦の表示器の画面内での表示位置を所定の位置に変更する位置変更手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、カウント手段でカウントされている操作回数が最大となる操作釦を対象として、当該操作釦の表示器の画面内での表示位置を所定の位置に変更するので、画面内の前記所定の位置には操作頻度の高い操作釦が表示されることになる。つまり、ユーザが施工業者に手間を掛けることなく、操作頻度の高い操作釦が操作しにくい位置に表示されるような操作性の不満を解消することができる。なお、当該操作釦を表示する画面上の所定の位置は、たとえば画面上の左上隅部や中央部など、任意に設定できるものとする。また、操作回数に応じた操作釦の表示位置の変更は画面表示が再開するときに行われるので、ユーザが操作釦を操作している最中に急に当該操作釦が移動してしまうようなことはない。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記制御部が、前記表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、前記カウント手段でのカウント値が最大となる前記操作釦を他の操作釦より大きく表示させるサイズ変更手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、操作頻度の高い操作釦は、他の操作釦より大きく表示されるので、画面内で目立ちやすくなり、位置変更手段で操作釦の表示位置が変更された後であっても、ユーザにとっては操作頻度の高い操作釦を見つけやすいという利点がある。また、操作頻度の高い操作釦が画面上に占める領域が広くなるため、当該操作釦を操作しやすくなり、操作ミスを低減できるという利点もある。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記表示器が、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段が、同一の表示シート内で操作釦の表示位置を変更し、前記制御部は、画面表示の再開時に表示器に最初に表示させるトップページとして、全表示シートの中で前記カウント手段のカウント値が最大の操作釦を含む表示シートを選択するシート選択手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、操作頻度の最も高い操作釦を含む表示シートが、画面表示の再開時に最初に表示されることになるので、画面表示の再開後に操作頻度の高い前記操作釦を操作する際、画面に表示されている表示シートを切り替えるための操作が不要になり、操作回数を少なく抑えることができるという利点がある。また、操作釦の表示位置の変更を同一の表示シート内で行うので、操作釦の種別ごとに表示シートを分けている場合などに、他種別の操作釦が同一の表示シートに表示されてしまうこともない。
請求項4の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記表示部が、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段が、全表示シート内で前記カウント手段のカウント値が最大となる操作釦の表示位置を、画面表示の再開時に表示器に最初に表示される表示シート内の所定の位置に変更することを特徴とする。
この構成によれば、操作頻度の高い操作釦が、画面表示の再開時に最初に表示される表示シートに移動することになるので、画面表示の再開後に操作頻度の高い前記操作釦を操作する際、画面に表示されている表示シートを切り替えるための操作が不要になり、操作回数を少なく抑えることができるという利点がある。
請求項5の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記表示部が、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段が、同一の表示シート内で操作釦の表示位置を変更し、前記制御部が、前記表示シートごとに操作釦が操作された回数をカウントする補助カウント手段と、画面表示の再開時に表示器に最初に表示させるトップページとして、全表示シートの中で補助カウント手段のカウント値が最大の表示シートを選択するシート選択手段を有することを特徴とする。
この構成によれば、操作頻度の高い表示シートが、画面表示の再開時に最初に表示されることになるので、画面表示の再開後に操作頻度の高い前記操作釦を操作する際、画面に表示されている表示シートを切り替えるための操作が不要になり、操作回数を少なく抑えることができるという利点がある。つまり、操作頻度が最大の操作釦を含むか否かに関わらず平均的に操作頻度の高い表示シートがトップページとなるため、同一の表示シート内で操作釦間の操作頻度に大きな差がない場合に特に有用である。また、操作釦の表示位置の変更を同一の表示シート内で行うので、操作釦の種別ごとに表示シートを分けている場合などに、他種別の操作釦が同一の表示シートに表示されてしまうこともない。
本発明は、表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、カウント手段でのカウント値が最大となる操作釦を対象とし、当該操作釦の表示器の画面内での表示位置を所定の位置に移動させる位置変更手段を設けたことで、ユーザが施工業者に手間を掛けることなく、操作頻度の高い操作釦が操作しにくい位置に表示されるような操作性の不満を解消することができるという利点がある。
本発明の実施形態1の構成を示す概略ブロック図である。 同上を用いた遠隔監視制御システムの構成を示す図である。 同上の表示器の表示例を示す動作説明図である。 同上の動作例を示す概略説明図である。 本発明の実施形態2の動作例を示す概略説明図である。 本発明の実施形態4の動作例を示す動作説明図である。
以下の実施形態において説明する監視制御装置は、図2に示す遠隔監視制御システムに用いられるものである。この遠隔監視制御システムの基本構成は背景技術の欄で説明した遠隔監視制御システムと同様である。
具体的に説明すると、図2の例では、制御端末器32に複数のリレーが設けられており、各リレーのオンオフによって電源(AC100)の供給がオンオフされ、照明器具等の負荷(図示せず)が点灯・消灯制御される。制御端末器32は、2線式の信号線Lsを介して伝送ユニット30と接続される。信号線Lsには、制御端末器32の他、複数のスイッチを備えた操作端末器31と本発明に係る監視制御装置1とが接続されている。図2の例では制御端末器32および操作端末器31をそれぞれ1台ずつ示しているが、実際にはそれぞれ複数台ずつ接続されるものとする。
伝送ユニット30は商用電源34から電源供給を受け、伝送信号を信号線Lsに定期的に送出する。伝送信号としてはたとえば±24Vの双極性のパルス幅変調信号が用いられる。制御端末器32、操作端末器31では、この伝送信号を全波整流することによって内部電源を確保している。監視制御装置1においては、商用電源(AC100V)34を降圧して出力するリモコントランス33から供給されている交流24Vの電源が用いられる。
ここにおいて、操作端末器31と制御端末器32とはアドレスにより対応付けられ、アドレスの対応関係を示す制御テーブルは伝送ユニット30に設けられる。ここで、操作端末器31は複数回路のスイッチを有し、また制御端末器32には複数回路の負荷が接続されるため、伝送ユニット30に設けた制御テーブルではスイッチおよび負荷の回路別に対応付けを可能とする。つまり、たとえば操作端末器31が複数のスイッチを有する場合、操作端末器31に固有の端末アドレスだけでは、当該操作端末器31に設けられたスイッチが全て該当することになり、実際に操作された唯一のスイッチを特定することはできない。
そこで、操作端末器31においては、スイッチごとに負荷番号を割り振り、操作端末器31の端末アドレスの後に負荷番号を付加したものを各スイッチのアドレスとして用いることによって、実際に操作された唯一のスイッチを特定できるようにしてある。同様に、制御端末器32においては負荷ごとに負荷番号を割り振り、制御端末器32の端末アドレスの後に負荷番号を付加したものを負荷のアドレスとする。なお、1台の制御端末器32に接続される複数の負荷で1つの負荷回路を構成してもよく、この場合には制御端末器32の端末アドレスが負荷のアドレスとして用いられる。
ところで、制御テーブルでは、スイッチと負荷とを一対一に結びつけるほか、一対多に結びつけることも可能になっている。たとえば、上記遠隔監視制御システムにて負荷としての照明器具への電源を入切するとすれば、伝送ユニット30では、1個のスイッチで1回路の照明器具の点灯と消灯とを行う個別制御と、1個のスイッチで複数回路の照明器具の点灯と消灯とを一括して行う一括制御との設定が可能になっている。言い換えると、個別制御は1指示で1回路の負荷を制御することを意味し、一括制御は1指示で複数回路の負荷を制御することを意味する。このような一括制御には、グループ制御とパターン制御とがある。グループ制御では、制御対象となる負荷の範囲をスイッチに予め対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷を一括してオンまたはオフにする。パターン制御では、制御対象となる負荷のアドレスの範囲と各アドレスに対応する負荷のオンとオフとの別とをスイッチに予め対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷をそれぞれオンまたはオフにする。
以下に、上述の遠隔監視制御システムの動作について簡単に説明する。
伝送ユニット30は、常時、端末アドレスをサイクリックに変更した伝送信号を周期的に信号線Lsに送出する常時ポーリングを行っている。伝送信号には、信号送出開始を示すスタートパルス、信号モードを示すモードデータ、操作端末器31や制御端末器32を各別に呼び出すための端末アドレスを伝送するアドレスデータ、負荷を制御するための制御データを伝送する制御データ(負荷番号を含む)、伝送エラーを検出するためのチェックサムデータ、操作端末器31や制御端末器32からの返送信号を受信するタイムスロットである信号返送期間を含む双極性の信号を用いている。
いずれかの操作端末器31においてスイッチ操作等による監視入力が発生すると、当該操作端末器31は伝送信号のスタートパルスに同期する割込信号を信号線Lsに送出する。割込信号を発生した操作端末器31は割込フラグを設定したラッチ状態になる。一方、伝送ユニット30は割込信号を検出すると、モードデータをサーチモードとした伝送信号を送出する。ラッチ状態になっている操作端末器31は、サーチモードの伝送信号を受信すると信号返送期間において端末アドレスを返送し、端末アドレスを受け取った伝送ユニット30は、当該端末アドレスの操作端末器31にラッチ状態の返送を要求する伝送信号を伝送し、ラッチ状態か否かを確認することによって割込信号を発生した操作端末器31であることを確認する。
割込信号を発生した操作端末器31であることが確認されると、伝送ユニット30は、モードデータを監視モードとし、獲得したアドレスデータを持つ伝送信号を信号線Lsに送出し、この伝送信号に対して操作端末器31は伝送しようとする情報を信号返送期間に返送する。最後に、伝送ユニット30はラッチ状態を解除させる伝送信号を伝送し、当該操作端末器31のラッチ状態を解除させる。
伝送ユニット30は、上述の動作によって操作端末器31からの要求を受け取ると、制御テーブルに従って当該操作端末器31に対応付けられた制御端末器32に対して負荷の制御を要求する。次に、制御対象である負荷の動作状態を確認するための伝送信号を送出し、制御端末器32から負荷状態を返送させる。制御端末器32から受け取った負荷状態は、伝送ユニット30から伝送信号により監視入力があった操作端末器31に伝送される。操作端末器31は、オンオフ表示用の表示灯などによって制御対象の負荷状態を表示する。
以上説明した遠隔監視制御システムでは、操作端末器31のスイッチが操作されると、伝送ユニット30においてこのスイッチのアドレス(端末アドレス+負荷番号)が制御テーブルで照合され、スイッチとの対応関係が設定されている負荷に接続された制御端末器32に対して、負荷の制御を指示する伝送信号が伝送ユニット30から伝送される。このような動作によって、スイッチのオンオフ情報を負荷の制御に反映させることができる。
(実施形態1)
本実施形態の監視制御装置1は、図1に示すように、液晶表示器にバックライトを一体化した表示器2と、表示器2の画面(前面)に重ねて配置された透明な板状のタッチスイッチからなる操作部3とを備えている。
表示器2には多数の画素を縦横にマトリクス状に配列したマトリクス表示型のものを用い、画素の組み合わせによって図形や文字をカラー表示するようになっている。操作部3は、透明なシート状部材に透明電極からなる接点部を多数個配列し、シート状部材に指などが触れた際にどの部位に触れたのかを出力する抵抗感圧方式のタッチスイッチであり、表示器2と共にタッチパネルディスプレイを構成する。なお、タッチアップディスプレイのタッチスイッチは、抵抗感圧方式に限らず、たとえば静電容量方式、光学式のタッチスイッチであってもよい。
当該タッチパネルディスプレイは、ユーザからの操作入力を受け付けるためのものであって、操作部3のうち表示器2の画面に表示される操作釦B11〜B18(図3参照)により規定された領域をそれぞれ負荷制御用のスイッチとする。つまり、ユーザにおいては表示器2の画面上の操作釦B11〜B18にタッチすることで、当該操作釦B11〜B18に対応する負荷を制御することができる。
この監視制御装置1は、内部回路に直流電源を供給する電源回路4と、伝送ユニット30に接続された信号線Lsに接続され伝送信号(通信コマンド)を授受する通信回路5と、表示器2の表示制御および操作部3の操作入力に応じた負荷制御を行う制御部10とを備えている。制御部10はマイコンを主構成とし、監視制御装置1の内蔵メモリ(図示せず)に書き込まれているプログラムおよびデータに従って動作する。この内蔵メモリはスイッチ(操作釦)ごとに設定されるアドレス(端末アドレス+負荷番号)を記憶するメモリとしても用いられる。
ここに、制御部10は、スイッチの操作に応じてアドレスを含む通信コマンドを信号線Ls上に送出する操作モードと、アドレス等の設定を行う設定モードとの2つの動作モードを切り替え可能に構成されている。すなわち、本実施形態の監視制御装置1は、スイッチごとのアドレスをユーザが設定するためのアドレス設定機能を有している。
操作モードにおいては、制御部10は、通信回路5で取得される負荷状態(負荷の動作状態)を表示器2に表示し、且つ当該表示内容に関連付けられている操作部3の操作に応じた負荷制御を行う。つまり、表示器2は、監視制御対象となる各負荷の現在の動作状態を表示する状態表示部として兼用され、ユーザにおいては、当該表示に応じて操作部3を操作することで負荷を制御可能となる。
具体的に説明すると、制御部10は図3に示すように表示器2の画面上に複数の操作釦B11〜B18(以下、各々を特に区別しないときには操作釦B10という)を含む操作画面を表示し、操作部3のうち表示器2の画面上の各操作釦B11〜B18と重なる領域をそれぞれスイッチとする。ここに、操作釦B11〜B18は、画面上において縦方向(図3の上下方向)に4個ずつ、横方向(図3の左右方向)に2列で計8個表示される。ユーザは、操作部3の各スイッチ(各操作釦B10に対応する部分)に触れることで負荷制御のための操作入力を与えることができる。このとき、内蔵メモリ13に記憶されているアドレスのうち、操作されたスイッチに対応するアドレスを含む通信コマンドが信号線Ls上に送出されることとなる。
しかして、ユーザにおいては、任意の操作釦B10に対応をタッチ操作することで、当該操作釦B10に対応する負荷を制御することができる。さらに、操作画面において各操作釦B10はそれぞれ対応する負荷の動作状態を表しており、たとえば各操作釦B10の反転表示により、負荷のオン、オフの別を表示する。
ここで、監視制御装置1は多数の負荷を監視制御の対象としており、全ての負荷に対応する操作釦B10を表示器2の1画面上に表示すると、各操作釦B10の表示サイズが小さくなって負荷状態の表示が見にくくなったり、各操作釦B10の面積が小さくなってタッチ操作しにくくなったりする可能性がある。そこで、本実施形態では表示器2の1画面当たりの操作釦B10の表示量を比較的少なくし、画面の表示内容を切り替えることで多数の負荷に対応する操作釦B10を表示可能としてある。つまり、操作釦B10を複数の表示シートに分けて表示し、画面右端部に表示されるタブTa〜Tcを操作することで表示される表示シートを切り替えるようになっている。
本実施形態では、それぞれ8つの操作釦B10を表示可能な3枚の表示シートS10,S20,S30を採用し、各表示シートS10,S20,S30に対応する3つのタブTa,Tb,Tcを択一的に選択することで、いずれかの表示シートS10,S20,S30が表示されるものとする。たとえば、図3のようにタブTaが選択されている状態(ハイライト表示されている状態)では操作釦B11〜B18を含む表示シートS10が表示される。同様に、他のタブTb,Tcが選択されている状態ではそれぞれ操作釦B21〜B28を含む表示シートS20、操作釦B31〜B38を含む表示シートS30が表示されるものとする。
ところで、本実施形態の監視制御装置1は、操作部3の操作状況に応じて表示器2の画面表示をオンオフ制御する表示制御手段11と、操作釦B10の操作回数をカウントするカウント手段12と、画面内での操作釦B10の表示位置を変更する位置変更手段13とを制御部10に有している。
表示制御手段11は、操作部3での操作入力が所定のオートオフ時間以上検出されなければ、表示器2のバックライトを消灯させるとともに、表示器2の画面表示をオフ(つまり、液晶表示器への出力を停止)する。一方、表示器2をオフとした状態で操作部3にて何らかの操作を検出すると、表示制御手段11はバックライトを点灯し表示器2の画面表示を再開させる。これにより、操作部3が長時間操作されない場合には、バックライトおよび液晶表示器をオフにして、表示器2の寿命を延ばすとともに低消費電力化を図ることができる。なお、前記オートオフ時間は設定モードにおいて設定されるものとする。
ここで、表示制御手段11にて表示器2の画面表示が一旦オフされ、その後、画面表示を再開する際には、画面表示がオフする前に表示されていた表示シートに関係なく、予めトップページと決められている表示シートが最初に表示されるものとする。つまり、表示シートS10がトップページに設定されている場合には、表示制御手段11にて表示器2の画面表示がオフされる際に、表示シートS10以外の表示シートS20,S30が表示されていたとしても、画面表示は表示シートS10から再開する。なお、監視制御装置1の電源オン時にも、トップページから画面表示が開始する。
カウント手段12は、表示器2に表示可能な全ての操作釦B10について、各操作釦B10ごとにそれぞれタッチ操作された回数をカウントするように構成される。カウント手段12でカウントされた操作釦B10ごとの操作回数(以下、カウント値という)は、操作釦B10が操作される度に1ずつ増加し、内蔵メモリに記憶されることで保持される。
位置変更手段13は、表示制御手段11が画面表示を再開させるときに、カウント手段12におけるカウント値の大小関係に基づいて各操作釦B10の表示位置を決定する。すなわち、表示制御手段11が画面表示をオフとした状態で、操作部3にて何らかの操作が行われると、位置変更手段13はまず、その時点でのカウント手段12のカウント値を同一の表示シート内の操作釦B10間で比較する。そして、位置変更手段13は、操作釦B10が画面左上からカウント値の大きい順に並ぶように、各表示シートにおける操作釦B10の表示位置(配列)を決定する。これにより、カウント値が最大となる操作釦(つまり操作回数が最多の操作釦)B10は、その表示位置が画面左上に移動することになる。なお、ここでは操作釦B10を縦方向に並べ、画面左下の操作釦B10の次にカウント値が大きい操作釦B10が画面右上に表示されるようにする。
ここにおいて、位置変更手段13は、操作釦B10における他の操作釦B10とのカウント値の差が規定値(ここでは「5」とする)以上となった場合に初めて、当該操作釦B10の表示位置を変更するものとする。つまり、カウント値に多少の差があっても、その差が前記規定値未満であれば、位置変更手段13は当該カウント値の差を無効と判断し、当該カウント値の差に基づく操作釦B10の表示位置の変更処理を行わない。これにより、操作頻度に大差のない2つの操作釦B10間で、これらの操作釦B10の操作の度に表示位置がこまめに入れ替わるようなことはなく、頻繁に操作釦B10の表示位置が変更されることによってユーザが煩わしく感じることを回避できる。ただし、前記規定値は監視制御装置1の使用形態などに応じて任意に設定され、規定値を「1」とした場合には、カウント値の差の大小にかかわらず操作釦B10の表示位置が変更されることになる。
しかして、表示シートS10における各操作釦B11〜B18のカウント値(操作回数)がたとえば図4(a)のような関係となる場合、表示シートS10の操作釦B11〜B18の配置は、位置変更手段13によって図4(b)のように変更される。すなわち、基本的には画面左上からカウント値の大きい順に並ぶように操作釦B11〜B18の表示位置が変更され、カウント値の差が規定値未満の操作釦B12,B15間においては表示位置の入れ替えは行われない。このような表示位置の変更は、表示シートS10だけでなく、表示シートS20,S30のそれぞれに関しても行われるものとする。なお、実際には、表示制御手段11にて表示器2の画面表示が再開される度に、カウント値が比較されて操作釦B10の表示位置が変更されるため、図4の例のように複数の操作釦B10の表示位置が一斉に入れ替わるとは限らない。
以上説明した構成によれば、操作釦B10は画面左上から操作頻度の高い順に並ぶようにその表示位置が変更されるので、ある操作釦B10が他の操作釦B10に紛れて操作しにくい位置にあっても、当該操作釦B10が操作頻度の高いものであれば、当該操作釦B10の表示位置が画面左上に変更されることになる。したがって、ユーザにおいては、操作頻度の高い操作釦B10が画面左上にあるということさえ認識していれば、操作釦B10の表示位置が変更されても、当該操作釦B10をほとんど探すことなく操作することができる。その結果、操作頻度の高い操作釦B10が画面上の操作しにくい位置に表示されるといった、ユーザの操作性に対する不満を解消することができる。しかも、操作釦B10の表示位置の変更は、表示制御手段11が画面表示を再開させるときに行われるので、ユーザが操作釦B10を操作した直後に当該操作釦B10が急に移動してしまうことはない。
また、操作釦B10の移動を同一の表示シート内でのみ行うようにしたことで、元々異なる表示シートに含まれている操作釦B10同士が、同一の表示シートに表示されることはない。したがって、操作釦B10の種別(たとえば対応する負荷の設置エリアや負荷の種類)ごとに表示シートを分けている場合などに、同一の表示シートに他種別の操作釦B10が混在してしまうことはない。
ところで、本実施形態では、カウント値が最大となる操作釦B10のみならず全ての操作釦B10についてカウント値に基づき表示位置を変更する例を示したが、この構成に限るものではない。すなわち、位置変更手段13は、少なくとも表示シート内でカウント値が最大となる操作釦B10を対象として、当該操作釦B10の表示位置を所定の位置(たとえば画面左上)に移動させるものであればよい。カウント値が最大の操作釦B10についてのみ表示位置を変更する場合、当該操作釦B10の表示位置の移動に伴って他の操作釦B10の表示位置が変化することはあるものの、カウント値が最大の操作釦B10を除いて操作釦B10間で順番が入れ替わることはない。
また、カウント値が最大となる操作釦B10の移動先は、画面左上に限らず、たとえば画面中央部など、任意に設定されるものとする。ただし、カウント値が最大となる操作釦B10は操作頻度が最も高い操作釦B10であるから、他の操作釦B10に比べて目立ちやすく、且つユーザにとって操作しやすい位置に移動させることが望ましい。
(実施形態2)
本実施形態の監視制御装置1は、位置変更手段13が、同一の表示シート内に限らず全ての表示シートの操作釦B10を対象に、操作釦B10間でカウント値を比較し、表示位置の変更を行うようにした点が実施形態1の監視制御装置1と相違する。
ここにおいて、本実施形態では、表示シートS10を画面表示の再開時に最初に表示されるトップページに設定し、表示シートS10、S20、S30の順に、操作頻度の高い操作釦B10を配置する。すなわち、全ての操作釦B11〜B18,B21〜B28,B31〜B38の中で、最もカウント値の大きい(つまり、最も操作頻度の高い)操作釦B10は、トップページたる表示シートS10の左上に表示されることになる。
しかして、たとえば図5(a)のように表示シートS10,S20,S30に表示された操作釦B10は、位置変更手段13によって、図5(b)に示すようにカウント値(図5(a)に「x」で示す)の大小関係に基づいて表示シートS10,S20,S30の隔たりなく表示位置が変更されることになる。なお、図5の例では、複数の表示シートS10,S20,S30を互いに重なっているように表しているが、実際には、タブTa〜Tcによって選択されたいずれかの表示シートのみが表示器2に表示される。
以上説明した構成によれば、操作頻度の高い操作釦B10は、トップページたる表示シートS10に表示されることになるので、表示器2の画面表示の再開後に、操作頻度の高い操作釦B10を操作するために画面に表示中の表示シートを切り替える操作(タブTa〜Tcの操作)が不要になる。要するに、元々はトップページ以外の表示シートS20,S30に含まれている操作釦B10の中に、監視制御装置1の実際の使用に際して操作頻度が高い操作釦B10があれば、当該操作釦B10の表示位置が自動的にトップページ(表示シートS10)に移動することになる。したがって、画面表示の再開後、操作頻度の高い操作釦B10を操作するために、タブTa〜Tcを操作して当該操作釦B10が含まれる表示シートを表示させる手間が省け、操作性が向上するという利点がある。
なお、その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
本実施形態の監視制御装置1は、表示制御手段11による画面表示の再開時に最初に表示される表示シート(トップページ)を自動的に選択するシート選択手段(図示せず)としての機能を、制御部10に付加した点が実施形態1の監視制御装置1と相違する。ここに、監視制御装置1の使用開始前に行われる初期設定では表示シートS10がトップページに選択されているものとして説明する。
シート選択手段は、全表示シートS10,S20,S30の中で、カウント手段12のカウント値が最大となる操作釦B10を含んだ表示シートをトップページに選択するように構成される。
つまり、たとえば表示シートS20に表示される操作釦B21〜B28の中に、全表示シート中でカウント値が最大の操作釦B10が含まれていると、当該表示シートS20が表示シートS10に代えてトップページに設定される。これにより、全ての操作釦B11〜B18,B21〜B28,B31〜B38の中で、最もカウント値の大きい(つまり、最も操作頻度の高い)操作釦B10は、常にトップページの左上に表示されることになる。
この構成では、操作頻度の高い操作釦B10は、常にトップページに表示されることになるので、表示器2の画面表示の再開後に、操作頻度の高い操作釦B10を操作するために表示中の表示シートを切り替える操作(タブTa〜Tcの操作)が不要になる。したがって、画面表示の再開後、操作頻度の高い操作釦B10を操作するために、タブTa〜Tcを操作して当該操作釦B10が含まれる表示シートを表示させる手間が省け、操作性が向上するという利点がある。しかも、操作釦B10の表示位置の変更については、同一の表示シート内で行われるので、操作釦B10の種別ごとに表示シートを分けている場合などに、同一の表示シートに他種別の操作釦B10が混在してしまうことはない。
また、本実施形態の他の構成として、シート選択手段が、全表示シートS10,S20,S30の中で、操作頻度が最大の操作釦B10を含むか否かに関わらず平均的に操作頻度の高い表示シートをトップページに選択する構成とすることも考えられる。具体的には、表示シートS10,S20,S30ごとに各8個ずつの操作釦B10の操作回数の総数をカウントする補助カウント手段(図示せず)を制御部10に付加し、当該補助カウント手段のカウント値が最大の表示シートをトップページに選択する。
すなわち、たとえば表示シートS20に表示される操作釦B21〜B28の中に、全表示シート中でカウント値が最大の操作釦B10が含まれていたとしても、当該表示シートS20よりも表示シートS30の方が補助カウント手段のカウント値が大きいという場合、表示シートS30がトップページに設定される。これにより、表示シート単位で見たときに、操作頻度が最も高い表示シートが常にトップページとして選択される。
この構成によれば、操作釦B10の操作回数の総数が最大の表示シートがトップページとなるので、当該表示シート内の操作釦B10を操作するために、表示器2の画面表示の再開後に表示中の表示シートを切り替える操作(タブTa〜Tcの操作)が不要になる。この構成は、同一の表示シート内で操作釦B10間の操作頻度に大差がなく、平均的にどの操作釦B10も頻繁に操作されるような場合に特に有用である。たとえば、勤務時間帯には表示シートS30内の操作釦B31〜S38がいずれも頻繁に操作されるにも関わらず、別の表示シートS10に含まれる1つの操作釦B10が朝晩の出退勤時に必ず操作されることで操作頻度が最大となるような場合、頻繁に操作される表示シートS30をトップページとすることで監視制御装置1の操作性が向上する。
なお、その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
(実施形態4)
本実施形態の監視制御装置1は、操作釦B10の表示サイズを変更するサイズ変更手段(図示せず)を制御部10に付加した点が実施形態1の監視制御装置1と相違する。
ここでは、実施形態1において各表示シートS10にそれぞれ8個ずつ表示される各操作釦B10のサイズを単位寸法として、画面上で複数の単位寸法分の領域を結合して1個の操作釦B10を表示することで、単位寸法よりも大きいサイズの操作釦B10を表示可能とする。具体的には、1画面内において縦方向には単位寸法の操作釦B10の4つ分まで、横方向には単位寸法の操作釦B10の2つ分まで操作釦B10のサイズを広げることができるので、計8(=4×2)種類の形状(大きさ)の操作釦B10を表示することができる。
サイズ変更手段は、カウント手段12でのカウント値の大小関係に基づいて、少なくともカウント値が最大となる操作釦B10を他の操作釦B10よりも大きく表示する。ここで、サイズ変更手段にてある操作釦B10の表示サイズが大きくされることにより、表示シート内に表示しきれなくなった表示釦B10は、他の表示シートに表示位置が変更される。そのため、いずれかの表示シートに少なくとも単位寸法分の空きスペースがある場合に限り、サイズ変更手段でのサイズ変更が有効となる。ただし、表示シートに空きスペースがなくても、いずれかの表示シートに複数の単位寸法分の領域を結合して表示された操作釦B10が含まれていれば、当該操作釦B10の表示サイズを小さくして空きスペースをつくることが可能である。
しかして、表示シートS10における各操作釦B11〜B18のカウント値(操作回数)がたとえば図6(a)のような関係となる場合、操作釦B11〜B18の表示位置が位置変更手段13によって図6(b)のように変更されるとともに、少なくともカウント値が最大の操作釦B13の表示サイズがサイズ変更手段にて変更される。図6(b)の例では、カウント値が大きいものから順に3つの操作釦B13,B11,B17を対象に、サイズ変更手段にて表示サイズを変更しており、変更後の各表示サイズは、縦方向に単位寸法の操作釦B10を2個並べた大きさとする。
以上説明した構成によれば、操作頻度の高い操作釦B10については、他の操作釦B10よりも表示サイズが大きくなるため、画面内で他の操作釦B10に比べて目立つこととなり、位置変更手段13で操作釦B10の表示位置が変更された後でもユーザが見つけやすいという利点がある。また、操作頻度の高い操作釦B10の表示サイズを大きくすることで、当該操作釦B10を操作しやすくなるため、ユーザが操作しようとした操作釦B10に隣接する操作釦B10が誤って操作されてしまうなどの操作ミスが減るという利点もある。
なお、処理が複雑になることを避けるため、サイズ変更手段により変更される操作釦B10の表示サイズは、単位寸法の操作釦B10の2個分までに限定し、且つ元々単位寸法を超える操作釦B10については表示サイズの変更を行わないなどの制限を設けることが望ましい。
その他の構成および機能は実施形態1と同様である。
1 監視制御装置
2 表示器
3 操作部(タッチスイッチ)
10 制御部
11 表示制御手段
12 カウント手段
13 位置変更手段
B10,B11〜B18,B21〜B28,B31〜B38 操作釦
S10,S20,S30 表示シート

Claims (5)

  1. 通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる監視制御装置であって、それぞれ負荷に対応付けられている複数の操作釦を画面上に表示可能な表示器と、表示器の画面に重ねて配置されユーザにより操作されるタッチスイッチと、表示器に表示される操作釦をユーザがタッチ操作することで当該操作釦に対応する負荷が制御されるように、表示器の表示制御およびタッチスイッチの操作に応じた負荷制御を行う制御部とを備え、制御部は、タッチスイッチが所定時間に亘り操作されなければ表示器の画面表示をオフし、タッチスイッチの操作が再開されると表示器の画面表示を再開させる表示制御手段と、操作釦ごとに操作された回数をカウントするカウント手段と、表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、カウント手段でのカウント値が最大となる操作釦を対象とし、当該操作釦の表示器の画面内での表示位置を所定の位置に変更する位置変更手段とを有することを特徴とする監視制御装置。
  2. 前記制御部は、前記表示制御手段にて画面表示を再開させるときに、前記カウント手段でのカウント値が最大となる前記操作釦を他の操作釦より大きく表示させるサイズ変更手段を有することを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 前記表示器は、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段は、同一の表示シート内で操作釦の表示位置を変更し、前記制御部は、画面表示の再開時に表示器に最初に表示させるトップページとして、全表示シートの中で前記カウント手段のカウント値が最大の操作釦を含む表示シートを選択するシート選択手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御装置。
  4. 前記表示部は、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段は、全表示シート内で前記カウント手段のカウント値が最大となる操作釦の表示位置を、画面表示の再開時に表示器に最初に表示される表示シート内の所定の位置に変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御装置。
  5. 前記表示部は、それぞれ複数の前記操作釦を含んだ複数の表示シートの中から択一的に選択された表示シートを表示し、表示する表示シートをユーザの操作により切替可能であって、前記位置変更手段は、同一の表示シート内で操作釦の表示位置を変更し、前記制御部は、前記表示シートごとに操作釦が操作された回数をカウントする補助カウント手段と、画面表示の再開時に表示器に最初に表示させるトップページとして、全表示シートの中で補助カウント手段のカウント値が最大の表示シートを選択するシート選択手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015097034A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 株式会社リコー 情報処理システム及び画像形成装置
JP5740512B1 (ja) * 2014-06-06 2015-06-24 オーデリック株式会社 照明システム及びその操作端末

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