JP2010258649A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体に動きがある場合に適切な画像を撮像すること。
【解決手段】静止画を撮像する静止画撮像モードと、動画を撮像する動画撮像モードと、を有する撮像装置であって、被写体の像を撮像する撮像部と、被写体の移動量を検出する移動量検出部と、移動量の大きさに基づいて、静止画撮像モード及び動画撮像モードのいずれかを選択する選択部と、選択部によって選択された撮像モードに従って、撮像部によって撮像された画像を取得する画像取得部と、を備える。
【選択図】図1

Description

静止画を撮像する制止画撮像モードと動画を撮像する動画撮像モードとを有する撮像装置に関する。
撮像装置の使用者が静止画を撮像しようとしたときに被写体が動いてしまうと、ぶれた静止画が撮像されてしまうことがある。この場合、撮像装置の使用者が動いたわけではないため、撮像装置の手ぶれ補正機構は有効に機能しない。このような問題に対し、被写体の動きが検出された場合には、シャッター速度をより速いものに設定して撮像を行うことによってぶれを防止する技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、被写体の動きを検出して動作する技術として、被写体が所定以上の速さで動いた場合には、レリーズが半押し状態のときに静止画の連続撮像又は動画の撮像を行い、レリーズが全押し状態になると通常の静止画の撮像を行う技術も提案されている(特許文献2参照)
特開2007−300595号公報 特開2004−120576号公報
しかしながら、シャッター速度を速くして撮像を行う場合、被写体が明るい環境下になければ撮像された静止画が全体的に暗くなってしまうという問題があった。また、被写体の動きが速い場合には、被写体を的確に静止画中に撮像することも困難であるという問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、被写体に動きがある場合に適切な画像を撮像することを可能とする撮像装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、静止画を撮像する静止画撮像モードと、動画を撮像する動画撮像モードと、を有する撮像装置であって、被写体の像を撮像する撮像部と、前記被写体の移動量を検出する移動量検出部と、前記移動量の大きさに基づいて、前記静止画撮像モード及び前記動画撮像モードのいずれかを選択する選択部と、前記選択部によって選択された撮像モードに従って、前記撮像部によって撮像された画像を取得する画像取得部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記移動量検出部は、前記撮像部で撮像して取得した画像を用いて、前記撮像部に対する前記被写体の移動量を検出することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記移動量検出部は、前記撮像部によって異なる時刻に撮像された複数の画像に基づいて前記被写体の移動量を検出することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記移動量検出部は、前記被写体の像を結像させる撮像光学系を構成するレンズの位置を示す情報から検出される前記被写体までの距離の変化に基づいて前記移動量を検出することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、撮像指示を入力する撮像指示入力部をさらに備え、前記画像取得部は、前記撮像指示が入力されると、前記撮像指示の入力時点の前記選択部による選択に従って画像を取得することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記静止画撮像モードは、1枚の静止画を撮像する通常撮像モードと、複数枚の静止画を連続的に撮像する連続撮像モードとを有し、前記選択部は、前記移動量の大きさに基づいて、前記通常撮像モード、前記連続撮像モード、前記動画撮像モードのいずれかを選択することを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記選択部が前記動画撮像モードを選択する場合に、動画撮像モードが選択されることを表す表示を行う表示部をさらに備えることを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記選択部は、前記画像内における全ての被写体の移動量が均一である場合には、移動量がないものとして選択を行うことを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記静止画撮像モードは、複数枚の静止画を連続的に撮像する連続撮像モードであり、前記選択部は、予め前記連続撮像モードを選択し、前記移動量検出部は、前記画像取得部が連続撮像モードに従って動作を開始してから所定のタイミングまでの間に取得する複数の前記画像を用いて前記移動量を検出し、前記選択部は、前記所定のタイミングで、前記移動量検出部によって検出された前記移動量に基づいて撮像モードを選択し直し、前記画像取得部は、前記所定のタイミング以降は、前記所定のタイミングで前記選択部が選択し直した撮像モードに従って取得を行うことを特徴とする。
本発明の一態様は、上記の撮像装置において、前記選択部は、前記移動量が所定値より大きい場合に、前記動画撮像モードを選択することを特徴とする。
本発明では、被写体の移動量を検出し、移動量の大きさに基づいて静止画撮像モード及び動画撮像モードのいずれかを選択し、選択された撮像モードに従って撮像された画像を取得する。したがって、本発明により、被写体に動きがある場合には動画撮像モードによって適切な画像を撮像することが可能となる。
撮像装置の第一実施形態であるデジタルカメラの機能構成を表す概略ブロック図である。 動きベクトルの検出処理の概略を表す図である。 デジタルカメラの動作の流れを表すフローチャートである。 撮像装置の第二実施形態であるデジタルカメラの機能構成を表す概略ブロック図である。 被写体が動いていることによって発生した動きベクトルの具体例を表す図である。 デジタルカメラ自体が動いていることのみによって発生した動きベクトルの具体例を表す図である。 第二実施形態のデジタルカメラの動作の流れを表すフローチャートである。 撮像装置の第三実施形態であるデジタルカメラの機能構成を表す概略ブロック図である。 表示部による表示例を表す図である。 第三実施形態のデジタルカメラの動作の流れを表すフローチャートである。 撮像装置の第四実施形態であるデジタルカメラの機能構成を表す概略ブロック図である。 第四実施形態のデジタルカメラの動作の流れを表すフローチャートである。 撮像装置の第五実施形態であるデジタルカメラの機能構成を表す概略ブロック図である。 第五実施形態のデジタルカメラの動作の流れを表すフローチャートである。
[第一実施形態]
図1は、撮像装置の第一実施形態であるデジタルカメラ1の機能構成を表す概略ブロック図である。デジタルカメラ1は、撮像光学系101、撮像指示入力部102、撮像部103、画像取得部104、移動量検出部105、選択部106を備える。
撮像光学系101は、1又は複数のレンズを用いて構成され、その予定結像面に配置された撮像部103の撮像素子の受光面上に被写体の像を結像させる。
撮像指示入力部102は、レリーズ釦を用いて構成され、使用者によって操作されることによってデジタルカメラ1に対し撮像指示を入力する。
撮像部103は、シャッター、撮像素子、画像処理部を用いて構成され、被写体の像を撮像し画像データを生成する。シャッターは、撮像指示入力部102によって入力される撮像指示に応じて動作し、撮像以外の時に撮像素子に光が入ることを防ぐ。撮像素子は、CMOSセンサー(Complementary Metal Oxide Semiconductor)やCCD(Charge Coupled Device)を用いて構成され、撮像光学系101を透過した被写体からの光を受光して電気信号に変換する。画像処理部は、撮像素子によって生成された電気信号に基づいて画像データを生成する。
画像取得部104は、撮像部103によって生成された画像データを取得する。例えば、画像取得部104は記録媒体及び記録媒体への書込部を用いて構成され、取得した画像データを記録媒体に記録するように構成されても良い。この場合、記録媒体はデジタルカメラ1に対して一体化又は取り外し可能に構成され、例えば磁気ハードディスクや、半導体記録装置等を用いて構成される。また、画像取得部104は、取得した画像データを他の外部装置に送信するように構成されても良いし、取得した画像データを画像出力するように構成されても良いし、他のように構成されても良い。
移動量検出部105は撮像部103に対する被写体の移動量を検出する。具体的には、移動量検出部105は、撮像部103によって異なる時刻に撮像された画像データを複数枚記録するメモリを有し、メモリに記録された複数枚の画像データに基づいて被写体の動きベクトルを移動量として検出する。
選択部106は、移動量検出部105によって検出された動きベクトルに基づいてデジタルカメラ1の撮像モードを選択し設定する。デジタルカメラ1の撮像モードは、少なくとも静止画撮像モード及び動画撮像モードを含む。
デジタルカメラ1が静止画撮像モードに設定されている場合、撮像光学系101、撮像部103、画像取得部104は静止画撮像モードに応じて動作し、撮像部103は静止画のデータを生成し、画像取得部104は生成された静止画のデータを取得する。デジタルカメラ1が動画撮像モードに設定されている場合、撮像光学系101、撮像部103、画像取得部104は動画撮像モードに応じて動作し、撮像部103は動画のデータを生成し、画像取得部104は撮像された動画のデータを取得する。
次に、移動量検出部105が行う動きベクトルの検出処理について説明する。図2は、動きベクトルの検出処理の概略を表す図である。まず、移動量検出部105は、時間的に近接または隣接する2枚の画像データをメモリに保持する。このような保持は、例えば撮像部103によって繰り返し生成された画像データを順にメモリに入力し、FIFO(First In First Out)に従って画像データを破棄することによって実現される。移動量検出部105は、保持されている2枚の画像のうち、先に撮像された(入力された)方の画像を基準画像としてメモリに格納し、後に撮像された方の画像を比較画像としてメモリに格納する。図2の場合、図2Aの画像が基準画像であり、図2Bの画像が比較画像である。
次に、移動量検出部105は、基準画像上で予め定められた複数の注目点21全てに関し、動きベクトルの検出を行う。具体的には、まず、移動量検出部105は、基準画像上で予め定められた複数の注目点21から一つの注目点21を選択し、この注目点21周辺の部分画像(例えば、16×16画素単位の矩形の画像)を取り出す。以下、このように切り出された部分画像をブロックと言い、基準画像から切り出されたブロックを基準ブロック22と言い、比較画像から切り出されたブロックを比較ブロック23と言う。
次に、移動量検出部105は、比較画像上で、基準ブロック22に最も似ている箇所を検索する。具体的には、移動量検出部105は、比較画像上から比較ブロック23を切り出すことと、この比較ブロック23と基準ブロック22との間の近似度を計算することとを、比較ブロック23の切り出し位置を変えながら繰り返して行い、近似度が一番高い比較ブロックを探索する。
近似度の計算方法としては様々な方法が存在する。以下、近似度の計算式の具体例として、式1〜式3を示す。式1は、画素値の差の二乗の合計を算出する式であり、その解は一般にCSSDと呼ばれる。式2は、画素値の差の絶対値の合計を算出する式であり、その解は一般にCSADと呼ばれる。式3は、複数ある正規化相互関数を算出するための式の1つであり、その解はCRCCと呼ばれる。移動量検出部105は、式1〜式3のいずれかの計算式を用いて近似度を算出しても良いし、式1〜式3とは異なる他の式を用いて近似度を算出しても良い。
Figure 2010258649
Figure 2010258649
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基準画像上の注目点21の位置と、近似度が最も高くなる比較ブロック23の中心点(注目点24)の位置との間の相対位置ベクトルが、基準画像の注目点21における動きベクトル25である。
移動量検出部105は、動きベクトル25の検出を、基準画像の全ての注目点21に関して繰り返し行い、全ての注目点21における動きベクトル25を算出する。なお、上述した説明では、1つの画像を複数のブロックに区切って行う、いわゆるブロックマッチングによる動きベクトルの検出方法について説明したが、他の動きベクトル検出方法が適用されても良い。また、図2では、一つの注目画像中に9つの注目点21が設定されている場合の例を示したが、注目点21が設定される位置や数は設計者によって自由に変更されても良い。
図3は、デジタルカメラ1の動作の流れを表すフローチャートである。以下、図3を用いてデジタルカメラ1の動作について説明する。
まず、撮像部103がスルー画像を撮像する(ステップS101)。スルー画像とは、撮像指示入力部102によって撮像指示が入力される前に繰り返し撮像される画像であり、画像取得部104によって取得されない画像である。例えば撮像部103は、撮像指示入力部102のレリーズ釦が半押し状態の場合にスルー画像を撮像するように構成されても良い。
次に、移動量検出部105が、複数のスルー画像に基づいて、スルー画像中の被写体の動きベクトル25を検出する(ステップS102)。
次に、選択部106が、移動量検出部105によって検出された動きベクトルに基づいて移動長を算出する(ステップS103)。選択部106は、例えば移動量検出部105によって検出された動きベクトルが一つである場合には、この動きベクトルの大きさを移動長として算出する。また、検出された動きベクトルが複数である場合には、全動きベクトルの大きさの平均値や、全動きベクトルの大きさの最大値を、移動長として算出する。
次に、選択部106が、算出された移動長と、予め設定されている閾値とを比較する(ステップS104)。移動長の方が大きい場合(ステップS104−YES)、選択部106が撮像モードとして静止画撮像モードを選択し設定する(ステップS105)。一方、移動長が閾値以下である場合(ステップS104−NO)、選択部106が撮像モードとして動画撮像モードを選択し設定する(ステップS106)。ステップS101からステップS106までの処理は、撮像指示入力部102に撮像指示が入力されるまで繰り返し実行される(ステップS107−NO)。
撮像指示が入力されると(ステップS107−YES)、撮像部103が、撮像指示が入力された時点で選択部106によって選択・設定されている撮像モードに従って撮像を実行する(ステップS108)。そして、画像取得部104が、撮像部103によって撮像された画像のデータを取得する(ステップS109)。
このように構成されたデジタルカメラ1では、撮像された画像内における被写体の移動量(動きベクトル)が移動量検出部105によって検出され、この動きベクトルの大きさ(移動長)が閾値よりも大きい場合には選択部106によって撮像モードが動画撮像モードに設定される。そして、入力指示がなされたときの撮像モードに従って撮像及び画像データの記録が行われる。そのため、予め設定された閾値以上の動きが被写体にある場合には、静止画ではなく動画が撮像されることによって、従来のようにシャッター速度が速くなることによる問題や、被写体を的確に静止画中に撮像することが困難であるという問題が解消される。すなわち、静止画ではなく動画が撮像されることによって、シャッター速度を速める必要が無くなり画像が暗くなってしまうという問題は解消され、動画は連続的に撮像されるため被写体が画像中に捉えられない瞬間があったとしても、デジタルカメラ1の向きや位置を変更することによって改めて被写体を画像中に捉えることが容易に可能となる。
また、デジタルカメラ1では、入力指示がなされるまでの間はスルー画像に基づいた撮像モードの選択及び設定が繰り返し実行され、入力指示がなされた時点の撮像モードの設定に従って撮像及び記録が行われる。そのため、入力指示がなされる直前の被写体の動きに応じて的確に撮像モードを選択し撮像を行うことが可能となる。
<変形例>
デジタルカメラ1の静止画撮像モードは、通常撮像モードと連続撮像モードとを有するように構成されても良い。通常撮像モードは、1回の撮像指示に応じて1枚の静止画を撮像する撮像モードである。連続撮像モードは、1回の撮像指示に応じて複数枚の静止画を連続的に撮像するモードである。この場合、選択部106は、移動量検出部105によって検出された動きベクトルに基づいて、デジタルカメラ1の撮像モードを、通常撮像モード、連続撮像モード、動画撮像モードの中から選択し設定しても良い。例えば、選択部106は、動きベクトルに基づいて移動長を算出し、移動長が第一閾値未満であれば通常撮像モードを選択し、移動長が第一閾値以上第二閾値未満であれば連続撮像モードを選択し、移動長が第二閾値以上であれば動画撮像モードを選択する。この場合、第一閾値は第二閾値よりも小さい値であり、第一閾値及び第二閾値は設計者によって予め適宜設定される値である。このように構成されることにより、被写体の移動量に応じて、最適な撮像モードによる撮像を行うことが可能となる。
また、選択部106は、動画撮像モードを選択することなく、通常撮像モードと連続撮像モードとのいずれかを選択するように構成されても良い。例えば、選択部106は、動きベクトルに基づいて移動長を算出し、移動長が閾値未満であれば通常撮像モードを選択し、移動長が閾値以上であれば連続撮像モードを選択する。このように構成されることにより、被写体が動いて1枚の静止画による撮像が困難な場合であっても、連続的に複数枚の静止画が撮像されるため、動画像の撮像によるデータ量の増大を招くことなく、適切に撮像された静止画を取得できる可能性を高めることができる
[第二実施形態]
図4は、撮像装置の第二実施形態であるデジタルカメラ1aの機能構成を表す概略ブロック図である。第一実施形態のデジタルカメラ1と同じ機能部には、図4において図1と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
デジタルカメラ1aは、選択部106に代えて選択部106aを備える点でデジタルカメラ1と異なり、他の構成はデジタルカメラ1と同様である。
選択部106aは、移動量検出部105によって検出された動きベクトルに基づいて、動きベクトルが発生している原因は被写体が動いていることによるのか、それともデジタルカメラ1a自体が動いていることのみによるのか、について判定する。そして、選択部106aは、動きベクトルが発生している原因はデジタルカメラ1a自体が動いていることのみによると判定した場合には、移動長をゼロとして選択処理を行う。具体的には、選択部106aは、移動量検出部105によって検出された各注目点の動きベクトルが均一か否か、より具体的には各動きベクトルの方向及び大きさの差が所定値以内であるか否かに基づいて上述した判定を行う。
図5は、被写体が動いていることによって発生した動きベクトルの具体例を表す図である。図5Aは基準画像を表し、図5Bは比較画像を表す。図5AにおいてA1に位置する被写体は、図5Bにおいても同じA1に位置するため、この被写体について検出される動きベクトルの大きさはゼロに等しい。これに対し、図5AにおいてB1に位置する被写体は、図5BにおいてB1とは異なるB2に位置する。そのため、この被写体について検出される動きベクトルXは図5Bのように表される。すなわち、被写体が実際に動いている場合には、各被写体(各注目点)において検出される動きベクトルは異なる。
図6は、デジタルカメラ1a自体が動いていることのみによって発生した動きベクトルの具体例を表す図である。図6Aは基準画像を表し、図6Bは比較画像を表す。図6AにおいてA1、B1に位置する被写体は、図6BにおいてそれぞれA2、B2に位置する。そのため、各被写体について検出される動きベクトルX及びYは図6Bのように表され、動きベクトルXとYとは均一なベクトルとして検出される。すなわち、被写体ではなくデジタルカメラ1a自体が動いている場合には、各被写体(各注目点)において検出される動きベクトルは均一となる。
図7は、第二実施形態のデジタルカメラ1aの動作の流れを表すフローチャートである。以下、図7を用いて、第二実施形態のデジタルカメラ1aの動作について説明する。なお、図3と同じ処理については、図7において図3と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
選択部106aは、ステップS103の処理において移動長を算出すると、各注目点の動きベクトルが均一であるか否か判定する(ステップS201)。動きベクトルが均一でない場合(ステップS201−NO)、選択部106aは被写体が動いていると判定し、ステップS104以降の処理を実行する。これに対し、動きベクトルが均一である場合(ステップS201−YES)、選択部106aはデジタルカメラ1a自体が動いていると判定し、移動長の値に0(ゼロ)を代入する(ステップS202)。そして、選択部106aはこの移動長の値に基づいてステップS104以降の処理を行う。
このように構成されたデジタルカメラ1aでは、被写体ではなくデジタルカメラ1a自体が動いたことのみによって動きベクトルが検出された場合には、選択部106aがこれを判定し、移動長をゼロとしてその後の選択処理を行う。具体的には、移動長にゼロが代入されてステップS104以降の処理が行われることによって、デジタルカメラ1aは静止画撮像モードとして動作し、撮像部103によって静止画像が撮像される。したがって、デジタルカメラ1aが動いてしまったことによって生じた動きベクトルに基づいて被写体が動いたと誤って認識してしまい動画撮像モードに設定されることを防止することが可能となる。
[第三実施形態]
図8は、撮像装置の第三実施形態であるデジタルカメラ1bの機能構成を表す概略ブロック図である。第一実施形態のデジタルカメラ1と同じ機能部には、図8において図1と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
デジタルカメラ1bは、表示部107をさらに備える点でデジタルカメラ1と異なり、他の構成はデジタルカメラ1と同様である。
表示部107は、液晶パネルや有機ELパネル等を用いて構成され、選択部106による選択結果に応じて画像や文字を表示する。具体的には、表示部107は、選択部106によって動画撮像モードが選択されている場合、動画撮像モードが選択されていること、言い換えればその時点で撮像指示を入力すれば動画撮像モードが選択されることを表す表示を行う。
図9は、表示部107による表示例を表す図である。表示部107は、選択部106によって動画撮像モードが選択されている場合、デジタルカメラ1bに備えられたディスプレイ1071において、動画撮像モードが選択されていることを表すアイコン1072を表示する。表示部107による表示は、図9に表されたアイコンの表示に限定されず、「動画」などの文字の表示や、デジタルカメラ1bに備えられたLEDの点灯や点滅など、どのような形態の表示であっても良い。
図10は、第三実施形態のデジタルカメラ1bの動作の流れを表すフローチャートである。以下、図10を用いて、第三実施形態のデジタルカメラ1bの動作について説明する。なお、図3と同じ処理については、図10において図3と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
ステップS104の分岐において、移動長が閾値以下である場合(ステップS104−NO)、選択部106が撮像モードとして動画撮像モードを選択し設定する(ステップS106)。次に、表示部107が、動画撮像モードが選択されていることを表すアイコン1072を、ディスプレイ1071に表示する(ステップS301)。そしてステップS105の処理の後、又はステップS301の処理の後に、選択部106がステップS107以降の処理を行う。
このように構成されたデジタルカメラ1bでは、選択部106によって動画撮像モードが選択されている場合には、動画撮像モードが選択されていることを表す表示が表示部107によって行われる。そのため、デジタルカメラ1bの使用者は、撮像指示を入力する前に、動画撮像モードが選択されていることを認識することが可能となる。すなわち、デジタルカメラ1bの使用者は、動画が撮像されることを認識した上で撮像指示を入力し撮像を行うことが可能となる。
[第四実施形態]
図11は、撮像装置の第四実施形態であるデジタルカメラ1cの機能構成を表す概略ブロック図である。第一実施形態のデジタルカメラ1と同じ機能部には、図11において図1と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
デジタルカメラ1cは、選択部106に代えて選択部106cを備える点、AF(Auto Focus)制御部108をさらに備える点でデジタルカメラ1と異なり、他の構成はデジタルカメラ1と同様である。
AF制御部108は、オートフォーカス処理を実行する。具体的には、AF制御部108は、コントラスト検出法や位相差検出法などの既存の技術によって撮像光学系101の焦点調節レンズの位置を調整し被写体に対して焦点を合わせる。また、AF制御部108は、調整後のレンズ位置を表す情報(レンズ位置情報)を選択部106cに通知する。
選択部106cは、AF制御部108によって通知されたレンズ位置情報に基づいて、デジタルカメラ1cから被写体までの距離を算出し、この距離の変化に基づいて被写体の光軸方向の移動距離(移動長)を検出する。そして、選択部106cは、算出された光軸方向の移動長に基づいてデジタルカメラ1cの撮像モードを選択する。
図12は、第四実施形態のデジタルカメラ1cの動作の流れを表すフローチャートである。以下、図12を用いて、第四実施形態のデジタルカメラ1cの動作について説明する。なお、図3と同じ処理については、図12において図3と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
まず、AF制御部108が撮像光学系101に対しオートフォーカス処理を実行し(ステップS401)、レンズ位置情報を選択部106cに通知する。次に、選択部106cが、レンズ位置情報に基づいてデジタルカメラ1cから被写体までの距離(被写体距離)を算出する(ステップS402)。次に、選択部106cが、被写体距離の変化(例えば前回通知されたレンズ位置情報に基づく被写体距離と、今回通知されたレンズ位置情報に基づく被写体距離との差分)に基づいて、光軸方向の被写体の移動長を算出する(ステップS403)。そして、選択部106cは、ステップS403において算出された移動長に基づいてステップS104以降の処理を実行する。
このように構成されたデジタルカメラ1cでは、被写体の光軸方向の移動距離がレンズ位置情報に基づいて算出されるため、動きベクトルとして検出されにくい光軸方向の移動量に基づいて適切な撮像モードを選択することが可能となる。また、特にAF制御部108が位相差検出法を用いるように構成された場合には、被写体の移動量を検出する際に画像が不要となるため、撮像指示が入力されるまで撮像部103による撮像を行う必要が無い。そのため、例えば一般的な一眼レフカメラのように撮像指示が入力されるまで撮像素子の露出を行わない構成のデジタルカメラにおいても、被写体の移動量を検出し最適な撮像モードを自動的に選択することが可能となる。
[第五実施形態]
図13は、撮像装置の第五実施形態であるデジタルカメラ1dの機能構成を表す概略ブロック図である。第一実施形態のデジタルカメラ1と同じ機能部には、図13において図1と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
デジタルカメラ1dは、選択部106に代えて選択部106dを備える点、静止画撮像モードが連続撮像モードとして構成される点でデジタルカメラ1と異なり、他の構成はデジタルカメラ1と同様である。
選択部106dは、撮像指示が入力される時点では撮像モードとして連続撮像モードを選択し設定している。この設定は、デジタルカメラ1dの電源が投入された時点で自動的に選択部106dが連続撮像モードを選択することによって行われても良いし、デジタルカメラ1dの電源の投入後に使用者が手動で連続撮像モードを選択することに応じて選択部106dが連続撮像モードを選択することによって行われても良い。
また、選択部106dは、連続撮像モードに従った撮像が開始されてから所定のタイミングまでは、撮像モードの選択処理の実行を待機する。選択部106dの処理の詳細については後述する。
図14は、第五実施形態のデジタルカメラ1dの動作の流れを表すフローチャートである。以下、図14を用いて、第五実施形態のデジタルカメラ1dの動作について説明する。なお、図3と同じ処理については、図14において図3と同じ符号を付して表し、その説明を省く。
選択部106dによって予め連続撮像モードが選択されている状態において、まず使用者によって撮像指示入力部102に撮像指示が入力される(ステップS501)。次に、選択部106dがカウンタという変数を用意し、カウンタに1を代入する(ステップS502)。次に、ステップS501において入力された撮像指示に応じて、撮像部103が連続撮像を開始し、1枚目の静止画を撮像する(ステップS503)。
次に、選択部106dが、カウンタの値と第一閾値とを比較する(ステップS504)。第一閾値とは、選択部106dが撮像モードの選択処理の実行を開始するタイミングを表す閾値である。カウンタの値が第一閾値以下である場合(ステップS504−NO)、選択部106dはカウンタの値をインクリメントし(ステップS505)、カウンタの値が第一閾値より大きくなるまでステップS503〜S505の処理を繰り返し実行する。
一方、ステップS504においてカウンタの値が第一閾値より大きくなった場合(ステップS504−YES)、選択部106dは、カウンタの値と第二閾値とを比較する(ステップS505)。第二閾値とは、撮像部103による連続撮像モードの連写の終了のタイミングを表す閾値である。第二閾値は第一閾値よりも大きい値として予め設定される。
カウンタの値が第二閾値未満である場合(ステップS506−YES)、選択部106dは動きベクトルを検出し(ステップS102)、移動長を算出し(ステップS103)、移動長と閾値とを比較する(ステップS104)。移動長が閾値以下である場合(ステップS104−NO)、選択部106dはカウンタの値をインクリメントし(ステップS507)、ステップS503以降の処理を実行する。一方、移動長が閾値より大きい場合(ステップS104−YES)、選択部106dは撮像モードとして動画撮像モードを選択し設定する(ステップS106)。そして、これ以降は撮像部103が動画撮像モードにて撮像を実行し(ステップS108)、画像取得部104が動画のデータを取得する(ステップS109)。
このように構成されたデジタルカメラ1dでは、カウンタの値が第一閾値に達するまでは被写体の移動量にかかわらず静止画が撮像されるため、被写体の移動量にかかわらず必ず静止画を取得することが可能となる。したがって、静止画が欲しいという使用者がいる場合、このような使用者の要求に適切に応えるとともに、被写体の移動量に応じて動画を撮像することによって第一実施形態のデジタルカメラ1と同様に従来の問題点を解決することが可能となる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…デジタルカメラ, 101…撮像光学系, 102…撮像指示入力部, 103…撮像部, 104…画像取得部, 105…移動量検出部, 106…選択部, 307…表示部, 108…AF制御部, 25…動きベクトル

Claims (10)

  1. 静止画を撮像する静止画撮像モードと、動画を撮像する動画撮像モードと、を有する撮像装置であって、
    被写体の像を撮像する撮像部と、
    前記被写体の移動量を検出する移動量検出部と、
    前記移動量の大きさに基づいて、前記静止画撮像モード及び前記動画撮像モードのいずれかを選択する選択部と、
    前記選択部によって選択された撮像モードに従って、前記撮像部によって撮像された画像を取得する画像取得部と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記移動量検出部は、前記撮像部で撮像して取得した画像を用いて、前記撮像部に対する前記被写体の移動量を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記移動量検出部は、前記撮像部によって異なる時刻に撮像された複数の画像に基づいて前記被写体の移動量を検出する
    ことを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記移動量検出部は、前記被写体の像を結像させる撮像光学系を構成するレンズの位置を示す情報から検出される前記被写体までの距離の変化に基づいて前記移動量を検出する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 撮像指示を入力する撮像指示入力部をさらに備え、
    前記画像取得部は、前記撮像指示が入力されると、前記撮像指示の入力時点の前記選択部による選択に従って画像を取得する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記静止画撮像モードは、1枚の静止画を撮像する通常撮像モードと、複数枚の静止画を連続的に撮像する連続撮像モードとを有し、
    前記選択部は、前記移動量の大きさに基づいて、前記通常撮像モード、前記連続撮像モード、前記動画撮像モードのいずれかを選択する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記選択部が前記動画撮像モードを選択する場合に、動画撮像モードが選択されることを表す表示を行う表示部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記選択部は、前記画像内における全ての被写体の移動量が均一である場合には、移動量がないものとして選択を行う
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記静止画撮像モードは、複数枚の静止画を連続的に撮像する連続撮像モードであり、
    前記選択部は、予め前記連続撮像モードを選択し、
    前記移動量検出部は、前記画像取得部が連続撮像モードに従って動作を開始してから所定のタイミングまでの間に取得する複数の前記画像を用いて前記移動量を検出し、
    前記選択部は、前記所定のタイミングで、前記移動量検出部によって検出された前記移動量に基づいて撮像モードを選択し直し、
    前記画像取得部は、前記所定のタイミング以降は、前記所定のタイミングで前記選択部が選択し直した撮像モードに従って取得を行う
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  10. 前記選択部は、前記移動量が所定値より大きい場合に、前記動画撮像モードを選択することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の撮像装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH11215429A (ja) * 1998-01-28 1999-08-06 Hitachi Ltd 撮影時における撮像の動画・静止画自動切替方法、それを実行するプログラムを記録する記録媒体
JP2006157604A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Casio Comput Co Ltd カメラ装置及び自動撮影制御プログラム

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