JP2010258564A - 車内映像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の運転者にトラブルが発生した際に、トラブル発生時の画像データを保持して状況の解析に役立てることが可能な車内映像記録装置を提供する。
【解決手段】車両内に設けられたカメラ23で車両内の画像を撮影し、タクシー車両10の状態が「実車」に設定された場合に、撮影した画像データをメモリカード29に記録し、「空車」に設定された場合に、画像データの記録を終了する。従って、乗員が乗っている時間帯の画像を記録することができる。また、「実車」状態でタクシー車両10が停止している状態(速度が時速2Km未満の状態)の経過時間を計時し、この経過時間が予め設定した閾値時間に達した場合には、画像データの記録を停止する。従って、タクシー車両10でトラブルが発生した場合には、この時間帯に記録された画像データを確実に保存することができ、状況解析に役立てることができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両内の映像を記録する車内映像記録装置に係り、特に、運転者による操作が長時間継続して為されない場合に、記録した画像データの上書きを停止する技術に関する。
例えば、タクシー車両内部の映像を撮影する車内映像記録装置として、特許文献1或いは特許文献2に開示されたものが知られている。上記の各特許文献では、タクシー車両が走行しているときの運転者の映像を記録し、この記録した画像に基づいて運転者の接客態度等を評価することに役立てている。上記の各特許文献では、着座センサ等を用いて乗客の存在を検知し、乗客が乗っていることが検知された場合にこの検知信号をトリガーとして映像の記録を開始する。
また、昨今においてタクシー乗客の行動を監視する目的で、タクシー車両内部に搭載したカメラで後部座席近傍を撮影し、撮影した画像を記録する車内映像記録装置が提案されている。このような車内映像記録装置では、例えば、タクシーメータより出力されるタリフ状態信号に基づき、「空車」から「実車」に切り替えられたことをトリガーとして画像データの記録を開始し、その後、「空車」となった際に、画像データの記録を終了することにより、乗客が乗っている時間帯の画像データを記録するようにしている。
特開2007−140614号公報 特開2007−141213号公報
しかしながら、従来の車内映像記録装置では、例えば、タクシー車両の運転者が走行中に気を失って倒れた場合や暴漢に襲われて自身での車両操作が不能となった場合等には、タリフ状態信号が「空車」とならない状態が継続されてしまう。このため、画像データの記録が延々と継続され、古い画像データに新たな画像データが上書きされてしまい、この場合には運転者が操作不能となった時間帯、及びそれ以前の時間帯の画像データが消去されてしまい、車両内の状況解析に役立てることができないという欠点があった。
本発明は、このような従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、運転者による操作が長時間に亘って為されない場合に、この時間帯の画像データを保持して車両内の状況の解析に役立てることが可能な車内映像記録装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、車両内の画像を撮影して記録する車内映像記録装置において、車両内の画像を撮影する撮影手段と、車両速度を検出する車速検出手段と、前記撮影手段で撮影された画像データを巡回的に記録する記録手段と、予め設定した画像記録条件が成立した際に、前記撮影手段で撮影された画像データの前記記録手段への記録を開始し、前記画像記録条件が不成立となった際に、前記記録手段への前記画像データの記録を終了させる制御手段と、前記画像データが前記記録手段に記録される継続時間を計時する計時手段と、を有し、前記制御手段は、更に、前記車両速度が所定速度以上に達した場合に、前記継続時間をリセットし、且つ、前記継続時間が予め設定した閾値時間に達した場合には、前記画像記録条件の成立、不成立に関わらず、前記画像データの記録を停止することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記制御手段は、前記車両速度が所定速度以上に達したことに加え、車両に搭載される少なくとも一つの手動操作入力が検出された場合に、前記継続時間をリセットすることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記車両はタクシー車両であり、前記タクシー車両の状態を示すタリフ状態信号に基づいて、前記画像記録条件が設定されることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記タリフ状態信号に基づき、前記タクシー車両の状態が空車以外の状態である場合に、前記画像記録条件が成立したとすることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記閾値時間は、前記記録手段の最大記録可能時間よりも短い時間に設定されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記経過時間が前記閾値時間に達して前記記録手段への画像データの記録を停止した場合には、前記記録手段を記録禁止状態に設定し、前記記録手段は、外部操作により前記記録禁止状態が解除されるまで、画像データの記録を禁止することを特徴とする。
請求項1の発明では、画像記録条件が成立した場合に、撮影手段で撮影された画像データが記録手段に巡回的に記録され、画像記録条件が不成立となった場合に画像データの記録が終了するので、所望する時間帯の画像データを記録保存することができる。また、記録手段に画像データが記録されている際に、車両速度が所定速度(例えば、時速2Km)未満となった状態が所定時間継続した場合には、画像データの記録を停止させる。即ち、画像記録条件が成立しているにも拘わらず、車両速度がほぼゼロであるという何らかのトラブルが発生した確率の高い状況下において、画像データの記録を停止して古い画像データが新たな画像データに書き換えられることを防止でき、トラブル発生時における画像データを確実に記録保存することができる。また、車両速度が所定速度以上となった場合には、経過時間がリセットされるので、画像記録条件が成立している場合に画像データの記録が停止することはない。
請求項2の発明では、車両に搭載される手動操作入力(例えば、ウインカやパワーウインドの操作)が検出された場合に、計時手段で計時される経過時間がリセットされる。即ち、画像記録条件が成立している場合であって、且つ、長時間に亘って車両速度が所定速度未満(例えば、停止状態)となっている場合であっても、ウインカやパワーウインド等の手動操作入力が検出された場合には、トラブルが発生している確率は極めて低いので、継続して画像データの記録を行うことができる。
請求項3の発明では、タクシー車両のタリフ信号に基づいて画像記録条件を設定するので、タクシーに乗客が乗っている時間帯を選択して車両内の画像データを記録することができる。
請求項4の発明では、タリフ信号に基づきタクシー車両の状態が「空車」以外の状態(例えば「実車」)となった場合に画像記録条件が成立したものと設定するので、タクシー車両に乗客が乗っている時間帯に、確実に車両内の画像データを記録することができる。
請求項5の発明では、画像データの記録を停止するまでの経過時間として設定する閾値時間(例えば、4時間)が、記録手段における最大記録時間(例えば、5時間)よりも短い時間に設定されるので、車両内でトラブルが発生した時点で記録手段に記録された画像データを確実に保存することができる。
請求項6の発明では、経過時間が閾値時間に達して画像データの記録を停止した場合には、記録手段を記録禁止状態とするので、記録手段への画像データの記録を停止した後、再度車両が走行した場合等に、記録手段に画像データが上書きされることを防止できる。また、外部操作により記録禁止状態が解除された場合には、再度画像データの記録が可能となる。
本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置が搭載された車両を概略的に示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置に接続されるタクシーメータの構成を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置で動作する各種信号の時間的な変化を示すタイミングチャート図である。 本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置の処理動作を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置に記録された記録停止フラグを解除する処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る車内映像記録装置11(以下、「ドライブレコーダ」という)が搭載されるタクシー車両10(以下、単に「車両」と略す)の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、車両10には、この車両10の内部の映像を撮影し撮影した画像データを記録するドライブレコーダ11と、車両10の運行に関する操作を行い、且つ運行に関するデータを表示するタクシーメータ12、及びECU(Electoronic Control Unit)13を備えている。
図2は、タクシーメータ12の構成を示す説明図であり、図示のように該タクシーメータ12は、料金等のタクシー走行に関する情報を表示する車内ディスプレイ32と、乗客待ち等の空車状態を設定する空車スイッチ33と、賃走時に設定する実車スイッチ34と、割増運転時に設定する割増スイッチ35と、乗客を迎えに行く際に設定する迎車スイッチ36と、料金の受け取り時に設定する支払スイッチ37、及び貸切運転時に設定する貸切スイッチ38を備えている。運転者は、各スイッチ33〜38のうち、所望のスイッチを選択することにより、車両10の現在の運転状態を設定することができる。
また、タクシーメータ12は、ウインドディスプレイ31に接続され、タクシーメータ12で設定された運行状況の情報がウインドディスプレイ31に表示される。例えば、空車スイッチ33が押された場合には、ウインドディスプレイ31に「空車」の文字が表示される。
図3は、ドライブレコーダ11の電気的な構成を示すブロック図である。同図に示すように、ドライブレコーダ11は、該ドライブレコーダ11全体を制御すると共に、後述するメモリカード29への画像データの記録及び記録停止を制御するCPU(制御手段)20を備えている。
該CPU20には、電源21と、バックアップ電池22と、カメラ23と、クロック24と、マイクロフォン25と、RAM26と、ROM27、及びバッファメモリ28が接続されている。バッファメモリ28は、更に、メモリカード29(例えば、CFメモリ等)に接続されている。また、CPU20には、タクシーメータ12(図1参照)よりタリフ状態信号が供給され、且つ、ECU13(図1参照)を介して、車速検出手段(図示省略)より出力される車速信号が供給される。
電源21は、車両10に搭載されるバッテリ(図示省略)より出力される電圧を安定化してCPU20に供給する。バックアップ電池22は、バッテリからの電圧供給が停止した場合の補助的な電源として用いられる。
カメラ23は、車両10内の例えばルームミラー近傍に設置され、後部座席近傍の画像を撮影する。
クロック24は、例えば電波時計であり、正確な時刻データを出力する。マイクロフォン25は、車両10内部の音声を検出する。
RAM26は、CPU20で実行される制御で必要となる各種のデータを記憶するために用いられる。
ROM27は、ドライブレコーダ11全体を制御するためのシステムプログラムを記憶する。
バッファメモリ28は、カメラ23で撮影された画像データ及びマイクロフォン25で検出された音声データを一時的に蓄積し、所定量の画像データ及び音声データが蓄積される毎にメモリカード29に出力するバッファとしての機能を備える。なお、以下では画像データと音声データを区別する必要が無い場合には、これらを総称して「画像データ」と称する。
メモリカード29は、ドライブレコーダ11に着脱可能であり、バッファメモリ28より出力される画像データを巡回的に記録する機能を備えている。例えば、メモリカード29は、5時間分の画像データを記録する容量を備え、5時間を超える量の画像データが供給された場合には、最古の画像データを順次消去して新たな画像データを書き込む。換言すれば、画像データが5時間以上継続して入力された場合には、直近の5時間分の画像データが記録され、5時間以上前に記録された画像データは消去される。
次に、本実施形態に係るドライブレコーダ11の動作を、図4に示すタイミングチャート、及び図5に示すフローチャートを参照して説明する。
車両10のイグニッションがオンとされると、ドライブレコーダ11に搭載されたCPU20(図3参照)は、カメラ23を作動させ、該カメラ23による車内画像の撮影を開始する。更に、マイクロフォン25を作動させ、該マイクロフォン25による車内の音声検出を開始する(図5のステップS11)。
次いで、CPU20は、画像データの記録開始条件が成立したか否かを判断する(ステップS12)。本実施形態では、タクシーメータ12のタリフ状態信号が「空車」以外の状態に設定されたことを記録開始条件として設定している。従って、図2に示したタクシーメータ12の、実車スイッチ34、割増スイッチ35、迎車スイッチ36、支払スイッチ37、或いは貸切スイッチ38のうちのいずれかが押された場合に、記録開始条件が成立したものと判断する。なお、これ以外にも、車両10のドアが開いたことを記録開始条件として設定することも可能である。
CPU20は、記録開始条件が成立していると判断した場合には、記録停止フラグFが「0」であるか、或いは「1」であるかを判断する(ステップS13)。記録停止フラグFは、初期的にはF=0であり、詳細については後述する。
CPU20は、F=0と判断した場合には、カメラ23で撮影される画像データ、及びマイクロフォン25で検出される音声データを、バッファメモリ28を介してメモリカード29に記録する(ステップS14)。
その後、CPU20は、クロック24より出力される時刻信号に基づいて、画像データの記録を開始した後の経過時間を計時する(ステップS15)。次いで、CPU20は、画像データ、及び音声データを連続的に記録する長時間記録に移行する(ステップS16)。
その後、CPU20は、記録終了条件が成立したか否かを判断する(ステップS17)。本実施形態では、タクシーメータ12のタリフ状態信号が「空車」の状態に設定されたことを記録終了条件として設定している。従って、図2に示したタクシーメータ12の、空車スイッチ33が押された場合に、記録終了条件が成立したものと判断する。
CPU20は、記録終了条件が成立したと判断した場合には、長時間記録を終了する(ステップS23)。
また、記録終了条件が成立していないと判断した場合には、CPU20は、図1に示したECU13より出力される車速信号に基づき、車両10の走行速度が時速2Km未満であるか否かを判断する(ステップS18)。走行速度が時速2Km以上である場合には、CPU20は、経過時間をリセットして(ステップS24)、ステップS15の処理に戻る。
他方、CPU20は、走行速度が2Km未満であると判断した場合には、外部入力に変化が発生しているか否かを判定する(ステップS19)。外部入力とは、例えば、車両のウインカの操作信号や、パワーウインドの操作信号、ドアの開閉操作信号等であり、車両10の運転者が操作可能な各種の信号のうちの少なくとも一つである。
CPU20は、外部入力に変化有りと判断した場合には、経過時間をリセットして(ステップS24)、ステップS15の処理に戻る。
CPU20は、ステップS15の処理で計時している経過時間が、予め設定した所定時間(例えば、4時間)に達したか否かを判断する(ステップS20)。ここで、所定時間は、メモリカード29の記録可能時間に基づいて設定することができる。例えば、メモリカード29の記録可能時間が5時間である場合には、1時間の余裕を考慮し所定時間を4時間(記録可能時間よりも短い時間)とする。
CPU20は、ステップS19の処理で経過時間が所定時間に達したと判断した場合には、長時間記録を停止する(ステップS21)。つまり、CPU20は、記録開始条件が成立した後の経過時間を計時し、記録終了条件が成立せず(空車スイッチ33が押されず)、車両の速度が2Km以上にならず、且つ外部入力に変化が発生しない状態が所定時間(例えば、4時間)に達した場合に、長時間記録を停止する。
その後、CPU20は、記録停止フラグFとしてF=1を設定し、これをメモリカード29に記録する(ステップS22)。また、記録停止フラグFが「1」に設定されたメモリカード29は、画像データの上書きが禁止される。即ち、図5のステップS13に示したように、メモリカード29に記録される記録停止フラグFがF=1に設定された場合には、画像データの記録が許可されず、メモリカード29に記録されている画像データに新たな画像データが上書きされることを防止できる。
次に、図4に示すタイミングチャートを参照して、車両10の実際の運行に沿った動作について説明する。車両10に乗客が乗ると、図4(a)の時刻t1の時点で、運転者はタクシーメータ12(図2参照)に設けられた実車スイッチ34を押す。即ち、タクシーメータ12は「空車」以外の状態に設定される。
このとき、図4(d)の時刻t1に示すように、メモリカード29への画像データの記録が開始される。
その後、図4(b)の時刻t2で車両10を走行させると、これに連動して車速信号がCPU20に供給され、車両10の走行速度が2Km以上であることを認識する(図4(c)参照)。そして、図4(b)の時刻t3で車両を停止させると、これに連動してCPU20は、車両10の走行速度が2Km未満であることを認識する。
この時点で、万一運転者が気を失う等により車両の操作が不能になると、タリフ状態信号が「実車」に設定された状態で車両10が停止し、車両10に搭載される各種の機器が操作されることなく(外部入力に変化が発生せず)、長時間が経過経過することになる。この経過時間が所定時間(例えば、4時間)に達すると、図4(d)の時刻t4に示すように、メモリカード29への画像データの記録が停止する。即ち、運転者に何らかのトラブルが生じている時間帯の画像データを保存することができる。
次に、図6に示すフローチャートを参照して、記録停止フラグFを解除する処理について説明する。この処理は、タクシー営業所等に設置される専用のデータ解析装置(図示省略)を用いて行われる。
まず、ステップS31において、データ解析装置は、メモリカード29に記録されているデータを読み取り、記録停止フラグFがF=1であるか否かを判定する(ステップS31)。F=0である場合には、本処理を終了する。
F=1である場合には、データ解析装置に対して、外部より記録停止フラグFをリセットする旨の操作信号が入力されたか否かを判定する(ステップS32)。
データ解析装置は、操作信号が入力された場合には、メモリカード29に記録されている記録停止フラグFを「0」に設定する(ステップS33)。そして、記録停止フラグFが「0」に設定されたメモリカードは、その後、新たな画像データを上書きすることができることになる。
このようにして、本実施形態に係る車内映像記録装置では、予め設定した記録開始条件が成立した場合(例えば、「空車」以外のタリフ状態信号が入力された場合)に、メモリカード29への画像データの記録が開始され、その後、記録終了条件が成立した場合(例えば、「空車」のタリフ状態信号が入力された場合)に画像データの記録を終了する。従って、記録開始条件が成立してから記録終了条件が成立するまでの間の、車両内部の画像データを記録することができる。このため、車両10の運転者と乗客との間でトラブルが発生した場合等には、この状況が画像データ、及び音声データとしてメモリカード29に記録されるので、トラブル発生時の状況解析に役立てることができる。
また、メモリカード29への画像データの記録が行われているときに、記録終了条件が成立せず、車両10の走行速度が2Km以上とならず、且つ、外部入力に変化が無い状態が所定時間(例えば、4時間)継続した場合には、メモリカード29への画像データの記録を停止する。従って、運転者が何らかの理由により車両の操作が不能になった場合には、メモリカード29への画像データの書き込みを停止させることができ、古い画像データに新たな画像データが上書きされることを防止できるので、運転者が操作不能になったときの状況を示す画像を確実に保存することができる。このため、運転者が操作不能になったときの状況解析に役立てることができる。
更に、メモリカードの記録停止フラグFがF=1となった場合には、その後、データ解析装置を用いて記録停止フラグFがリセット(F=0)されるまで、新たな画像データの記録が禁止される。このため、運転者が操作不能になったときの状況を示す画像データが不用意に消去されることを防止できる。
また、画像データの長時間記録が行われているときに、ウインカやパワーウインドが操作される等の運転者による操作が認識された場合には、外部入力に変化が発生したと判断して経過時間がリセットされるので、長時間記録を停止させることなく継続して画像データをメモリカード29に記録することができる。
以上、本発明の車内映像撮影装置を図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置き換えることができる。
例えば、上記した実施形態では、車両としてタクシーを例に挙げて説明したが、その他の車両の場合にも適用することができる。この場合には、記録開始条件、及び記録終了条件としてタクシーメータ12のタリフ状態信号ではなく、例えば、着座センサ等により車両の運転席以外に乗員が乗っていることを検出する信号を用いることができる。
本発明は、例えばタクシー車両で運転者と乗客との間にトラブルが発生した場合の車内映像を記録保存する上で極めて有用である。
10 タクシー車両
11 ドライブレコーダ(車内映像記録装置)
12 タクシーメータ
13 ECU
20 CPU(制御手段)
21 電源
22 バックアップ電池
23 カメラ(撮影手段)
24 クロック(計時手段)
25 マイクロフォン
26 RAM
27 ROM
28 バッファメモリ
29 メモリカード(記録手段)
31 ウインドディスプレイ
32 車内ディスプレイ
33 空車スイッチ
34 実車スイッチ
35 割増スイッチ
36 迎車スイッチ
37 支払スイッチ
38 貸切スイッチ

Claims (6)

  1. 車両内の画像を撮影して記録する車内映像記録装置において、
    車両内の画像を撮影する撮影手段と、
    車両速度を検出する車速検出手段と、
    前記撮影手段で撮影された画像データを巡回的に記録する記録手段と、
    予め設定した画像記録条件が成立した際に、前記撮影手段で撮影された画像データの前記記録手段への記録を開始し、前記画像記録条件が不成立となった際に、前記記録手段への前記画像データの記録を終了させる制御手段と、
    前記画像データが前記記録手段に記録される継続時間を計時する計時手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、更に、前記車両速度が所定速度以上に達した場合に、前記継続時間をリセットし、且つ、前記継続時間が予め設定した閾値時間に達した場合には、前記画像記録条件の成立、不成立に関わらず、前記画像データの記録を停止することを特徴とする車内映像記録装置。
  2. 前記制御手段は、前記車両速度が所定速度以上に達したことに加え、車両に搭載される少なくとも一つの手動操作入力が検出された場合に、前記継続時間をリセットすることを特徴とする請求項1に記載の車内映像記録装置。
  3. 前記車両はタクシー車両であり、
    前記タクシー車両の状態を示すタリフ状態信号に基づいて、前記画像記録条件が設定されることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載の車内映像記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記タリフ状態信号に基づき、前記タクシー車両の状態が空車以外の状態である場合に、前記画像記録条件が成立したとすることを特徴とする請求項3に記載の車内映像記録装置。
  5. 前記閾値時間は、前記記録手段の最大記録可能時間よりも短い時間に設定されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の車内映像記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記経過時間が前記閾値時間に達して前記記録手段への画像データの記録を停止した場合には、前記記録手段を記録禁止状態に設定し、
    前記記録手段は、外部操作により前記記録禁止状態が解除されるまで、画像データの記録を禁止することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の車内映像記録装置。
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