JP2010257882A - 燃料電池システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電解質膜の湿潤状態を解析し、加湿制御によって乾燥状態を緩和することができない状態か、否かを従来よりも精度よく判定する。
【解決手段】燃料電池システムは、電解質膜を含む燃料電池本体と、電解質膜の湿度測定手段と、電解質膜の湿度変化速度測定手段と、電解質膜の湿度変化加速度測定手段と、電解質膜の加湿手段と、制御手段と、を備える。制御手段は、湿度変化速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化速度が正の値である場合に加湿手段による加湿量を増加し、電解質膜の湿度変化速度と湿度変化加速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化加速度とがともに正の値である場合に燃料電池本体の発電を停止する。
【選択図】図4

Description

本発明は、燃料電池システムに関する。
燃料電池システムとしては、電解質膜を挟んで水素極と空気極が配置された方式のもの、例えば、固体高分子型燃料電池が知られている。この方式の燃料電池では、発電による発熱あるいはガスの流れによる持ち去りによって電解質膜がある限度を超えて乾燥した場合に、電解質膜にピンホールが生じることがある。電解質膜にピンホールが生じると、水素極側の水素と空気極側の酸素とが燃料電池反応せずに混合するクロスリーク、あるいは、短絡等の問題が発生する場合がある。
ところで、電解質膜の湿潤状態は、水素極から空気極に移動するプロトンの導電性に影響する。従来、電解質膜の湿潤状態を判断するため、例えば、燃料電池の抵抗を測定し、抵抗の変化率を求める技術が提案されていた。この技術では、抵抗値の時間変化速度が所定範囲を上回るときに電解質膜が加湿不足であると判定し、抵抗値の時間変化速度が所定範囲を下回るときに電解質膜が加湿過剰であると判定していた。
特開2000−243418号公報 特開2005−150020号公報 特開2006−77616号公報 特開2008−47368号公報
しかしながら、抵抗値あるいは抵抗値の時間変化速度に対する許容限度を設定し、許容限度を上回るか否かで電解質膜の湿潤状態を判定する技術では、以下のような問題がある。例えば、抵抗値あるいは抵抗値の時間変化速度に対する許容限度を超えたか否かの判定と、電解質膜にピンホールが発生するほど乾燥が進行しつつあって、もはや、加湿制御によって乾燥状態を緩和することができない状態か、否かの判定とが必ずしも合致するとは限らない。すなわち、従来の技術は、加湿制御を行うことによって電解質膜の乾燥が緩和できるのか、否かの判定には、十分なものではなかった。
本発明は、電解質膜の湿潤状態を解析し、加湿制御によって乾燥状態を緩和することができない状態か、否かを従来よりも精度よく判定できる技術を提供することを目的とする。
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。すなわち、本発明は、電解質膜を含む燃料電池本体と、電解質膜の湿度測定手段と、電解質膜の湿度変化速度測定手段と、電解質膜の湿度変化加速度測定手段と、電解質膜の加湿手段と、制御手段と、を備える燃料電池システムとして例示できる。制御手段は、湿度変化速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化速度が正の値である場合に加湿手段による加湿量を増加し、電解質膜の湿度変化速度と湿度変化加速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化加速度とがともに正の値である場合に燃料電池本体の発電を停止する。本燃料電池システムでは、電解質膜の湿度変化速度に加えて、湿度変化加速度測定手段によって測定さ
れた電解質膜の湿度変化加速度によって、燃料電池本体の発電を停止するか否かを判定するので、発電停止の要否の判定の精度が向上する。
なお、本発明は、電解質膜を含む燃料電池本体と、電解質膜の抵抗値測定手段と、電解質膜の抵抗値変化速度測定手段と、
電解質膜の抵抗値変化加速度測定手段と、電解質膜の加湿手段と、制御手段とを備える構成と考えることもできる。
本発明によれば、電解質膜の湿潤状態を解析し、加湿制御によって乾燥状態を緩和することができない状態か、否かを従来よりも精度よく判定できる。
燃料電池システムの構成図である。 単セルの概略構成を例示する図である。 ECU60の機能ブロックである。 抵抗値、抵抗値の変化速度および抵抗値の変化加速度の測定値を例示する図である。 実施例1の燃料電池システムの制御処理を例示するフローチャートである。 空気極側のセパレータから見た単セルの部分拡大図である。 実施例2の制御処理を例示するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)に係る燃料電池システムを説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成には限定されない。
図1に、実施例1に係る燃料電池システムの構成図を例示する。図1のように、本燃料電池システムは、燃料電池本体30と、燃料電池本体30に燃料ガスを供給する燃料ガス供給装置22と、燃料ガス加湿器23と、燃料電池本体30に酸化ガスを供給する酸化ガス供給装置24と、酸化ガス加湿器25と、燃料ガス加湿器23および酸化ガス加湿器25に水を供給する水タンク26と、燃料電池システムを制御するECU(電子制御装置)60とを含む。
燃料電池本体30は、単セルを複数積層した固体高分子型の燃料電池である。図2に、単セル31の概略構成を例示する。単セル31は、電解質膜32と、電解質膜32を挟んで配置される燃料極33および空気極34と、燃料極33、電解質膜32および空気極34を含む構造を両側から挟んで配置される一対のセパレータ35A,35Bを有する。
電解質膜32は、プロトンを伝導可能な高分子材料の膜体である。電解質膜32の材料としては、例えば、フッ素系樹脂を例示できる。燃料極33および空気極34は、いずれも白金あるいは白金と他の金属を含む合金触媒が練り込まれたカーボンクロスによって形成される。燃料極33および空気極34は、電解質膜32との接触面近傍に、白金あるいは合金触媒を保持している。
燃料極33に隣接するセパレータ35Aは、燃料極33との間に、燃料ガス流路36を有する。燃料ガス流路36には、例えば、水素を含む燃料ガスが供給される。燃料ガス流路36に供給された燃料ガスは、燃料極33中を電解質膜32の方向に拡散する。そして、燃料ガス中の水素は、白金あるいは合金触媒によって、電子とプロトンに分離される。
プロトンは、電解質膜32中を空気極34の方向に移動する。一方、白金あるいは合金触媒によって、水素から分離された電子は、図示しない外部回路を通じて空気極34に伝導する。
空気極34に隣接するセパレータ35Bは、空気極34との間に、酸化ガス流路37を有する。酸化ガス流路37には、酸素を含む酸化ガス、例えば、空気が供給される。酸化ガス流路37に供給された酸化ガスは、空気極34中を電解質膜32の方向に拡散する。そして、電解質膜32を移動したプロトンと外部回路を通じて伝導した電子と空気極34を拡散した酸化剤、例えば、酸素とが、白金あるいは合金触媒によって、結合され、水が生成される。そして、燃料極33への燃料ガスの供給と、空気極34への酸化ガスの供給によって反応が継続し、燃料極33と空気極34の間で起電力が生じ、外部回路に継続して電流が流れる。
図1に戻って、燃料電池本体30の燃料ガス流路36および酸化ガス流路37の下流側には、調圧弁27、28を介して、燃料オフガスおよび酸化剤オフガスの排出経路が設けられている。なお、図1では、オフガスの排出経路は、循環型となっていないが、例えば、燃料オフガスの排出経路については、燃料ガスを供給する上流側に燃料オフガスを循環させる循環経路および水素ポンプ等を設けてもよい。
燃料ガス供給装置22は、水素を含有する燃料ガスを供給する。燃料ガス供給装置22は、例えば、水素タンクおよび調圧弁を含む水素ガス供給装置である。ただし、燃料ガス供給装置22は、メタノール、メタンなどの炭化水素系の燃料を水素リッチな燃料ガスに改質する改質器を含む方式のものでもよい。
酸化ガス供給装置24は、例えば、エアコンプレッサである。ただし、酸化ガス供給装置24は、空気以外の酸化ガスを貯蔵したタンクと調圧弁とを含むものでもよい。
燃料ガス加湿器23は、水タンク26から汲み上げた水を気化し、燃料ガスと混合する。また、酸化ガス加湿器25は、水タンク26から汲み上げた水を気化し、酸化ガスと混合する。なお、燃料ガス加湿器23と酸化ガス加湿器25の一方、例えば、酸化ガス加湿器25を省略して燃料電池システムを構成してもよい。
図1のように、燃料電池本体30には、燃料電池温度センサ44と抵抗検出器48とが搭載されている。燃料電池温度センサ44は、例えば、熱電対であり、図示しない冷却水の温度を測定する。ただし、燃料電池温度センサ44は、いずれかの単セル31の温度を測定してもよい。また、抵抗検出器48は、燃料電池本体30の出力端子に交流電圧を作用させたときに流れる電流値によって抵抗値を検出する。ここで出力端子は、図2に示した単セル31を積層したときの両端の燃料極33(セパレータ35A)と空気極34(セパレータ35B)にそれぞれ接続される一対の出力端子である。したがって、抵抗検出器48は、直列に接続された単セル31の抵抗を測定する。
抵抗検出器48によって測定される燃料電池の抵抗値には、燃料極33、空気極34等の電極の抵抗、セパレータ35A,35Bの抵抗、および電解質膜32の抵抗が包含される。このうち、電極およびセパレータ35A,35Bの抵抗値は、燃料電池本体30の湿潤状態への依存が少ない。一方、電解質膜32の湿潤状態に応じて、プロトンの伝導性が大きく異なる。したがって、抵抗検出器48によって測定される燃料電池の抵抗値の変化は、電解質膜32の湿潤状態を反映する。電解質膜32の抵抗Rfilmは、抵抗検出器48によって測定されるRと、電解質膜32以外の部分である電極およびセパレータ35A,35B等の抵抗R0とから以下の式で求めることができる。
Rfilm=R−R0;
ここで、電解質膜32以外の部分の抵抗は、例えば、実験値、経験値を予めECU60のメモリ66に格納しておけばよい。
ECU60は、CPU(Central Processing Unit)62とメモリ66を有する。メモ
リ66は、CPU62で実行されるプログラム、あるいは、CPU62が処理するデータを格納する。CPU62は、メモリ66に実行可能に展開されて制御プログラムを実行し、ECU60としての各種機能を提供する。すなわち、ECU60は、例えば、燃料ガス供給装置22、酸化ガス供給装置24、燃料ガス加湿器23、酸化ガス加湿器25に制御信号を送り、燃料電池本体30への燃料ガスおよび酸化ガスの供給開始、供給量の制御、および、供給停止等の処理を実行する。また、ECU60は、燃料オフガス排出経路および酸化剤オフガス排出経路の調圧弁27、28を制御する。
さらに、ECU60は、燃料電池温度センサ44および抵抗検出器48から、それぞれの検出値を受け取る。そして、燃料電池温度センサ44および抵抗検出器48の検出値に応じた制御を実行する。
図3に、ECU60の機能ブロック図を例示する。図3のように、ECU60のCPU62は、メモリ66上の制御プログラムを実行し、抵抗値測定制御手段71、抵抗値の変化速度測定手段72、抵抗値の変化加速度測定手段73および制御手段74として機能する。
抵抗値測定制御手段71は、抵抗検出器48を通じて、燃料電池本体30の抵抗値を測定する。抵抗値測定制御手段71は、図示しないECU60の入出力インターフェースから抵抗検出器48にアクセスし、抵抗検出器48の検出結果を取得する。抵抗検出器48は、抵抗値測定制御手段71からの指示を受けたときに、燃料電池本体30の抵抗値を検出するようにしてもよい。また、タイマ起動等による所定のタイミングで抵抗検出器48が燃料電池本体30の抵抗値を検出し、ECU60に報告するようにしてもよい。抵抗値測定制御手段71が、本発明の抵抗値測定手段に相当する。なお、ECU60が制御プログラムを実行することによって実現する抵抗値測定制御手段71と、ハードウェアである抵抗検出器48とを含めて、本発明の抵抗値測定手段と考えることもできる。検出された燃料電池本体30の抵抗値は、例えば、メモリ66に格納される。
また、抵抗の測定によって、電解質膜32の湿度が特定できるので、抵抗値測定制御手段71は、本発明の電解質膜の湿度測定手段でもある。例えば、ECU60内のメモリ66に、電解質膜32の抵抗値と、電解質膜32の湿度との換算テーブルを格納しておけばよい。また、また、ECU60内のメモリ66に電解質膜32の抵抗値を電解質膜32の湿度に変換する関数を定義しておいてもよい。そこで、抵抗値測定制御手段71と、電解質膜32の抵抗値を電解質膜32の湿度に変換するECU60上の演算部とが本発明の電解質膜の湿度測定手段に相当する。
抵抗値の変化速度測定手段72は、抵抗値測定制御手段71によって測定された抵抗値(R)から、抵抗値の変化速度(dR/dt)を算出する。例えば、時間t1における抵抗値R1と、時間t2における抵抗値R2から、抵抗値の変化速度測定手段72は、(R2−R1)/(t2−t1)を算出し、時刻t1における抵抗値の変化速度V1=(dR/dt)とすればよい。また、抵抗値の変化速度は、電解質膜32の湿度変化速度にほぼ比例すると考えることができるので、抵抗値の変化速度測定手段72は、本発明の電解質膜の湿度変化速度測定手段に相当する。例えば、抵抗値の変化速度から電解質膜32の湿度変化速度に換算する換算係数を実験的に求めておき、ECU60のメモリ66に格納しておけばよい。その場合には、抵抗値の変化速度測定手段72と、抵抗値の変化速度から
電解質膜32の湿度変化速度に換算するECU60の演算部が、本発明の電解質膜の湿度変化速度測定手段に相当する。
抵抗値の変化加速度測定手段73は、抵抗値の変化速度測定手段72によって測定された抵抗値の変化速度(dR/dt)から、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)を算出する。例えば、時間t1における変化速度V1と、時間t2における変化速度V2から、抵抗値の変化加速度測定手段73は、(V2−V1)/(t2−t1)を算出し、時刻t1における抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)とすればよい。また、抵抗値の変化加速度は、電解質膜32の湿度変化加速度にほぼ比例すると考えることができるので、抵抗値の変化加速度測定手段73は、本発明の電解質膜の湿度変化加速度測定手段に相当する。例えば、抵抗値の変化加速度から電解質膜32の湿度変化加速度に換算する換算係数を実験的に求めておき、ECU60のメモリ66に格納しておけばよい。その場合には、抵抗値の変化加速度測定手段73と、抵抗値の変化加速度から電解質膜32の湿度変化加速度に換算するECU60の演算部が、本発明の電解質膜の湿度変化加速度測定手段に相当する。
制御手段74は、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正かつ、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が正のとき、電解質膜32の乾燥が許容できない状態に進行すると判断し、発電を停止する。また、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正であっても、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が0以下のとき、制御手段74は、電解質膜32は乾燥状態になりつつあるが、緩和可能な状態であると判断する。電解質膜32の乾燥状態が緩和可能であると判断された場合、制御部74は、燃料ガス加湿器23あるいは酸化ガス加湿器25によって、燃料ガスあるいは酸化ガスの加湿を実行するとともに、発電を続行する。発電続行の場合には、制御部74は、例えば、燃料電池システムのユーザが操作する操作部からの要求発電量に応じて、燃料ガス供給装置22、酸化ガス供給装置24、図示しない流量制御弁、あるいは、燃料電池本体30の出力端子の端子電圧等を制御し、要求発電量を得る。燃料電池本体30の出力端子の端子電圧は、例えば、DCDC(直流直流)変換器と、蓄電装置を用いればよい。
図4に、本燃料電池システムにおける抵抗値(R)、抵抗値の変化速度(dR/dt)および抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)の測定値を例示する。例えば、楕円C1で示した時間の範囲では、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正かつ、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が0である。この場合には、制御部74は、電解質膜32が緩和可能な乾燥状態にあると判定する。
一方、楕円C2で示した時間の範囲では、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正かつ、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が正である。この場合には、制御部74は、電解質膜32が燃料ガス加湿器23、あるいは、酸化ガス加湿器25によっては緩和できない乾燥状態に進行しつつあると判定する。この状態では、制御部74は、加湿しても間に合わないと判断し、発電を停止する。このような処理によって、電解質膜32にピンホールが発生するような深刻な乾燥状態が発生する可能性を低減できる。一方、加湿することで乾燥状態を緩和できる場合に、不必要に発電を停止する事態を極力回避できる。
図5は、本燃料電池システムの制御処理を例示するフローチャートである。ECU60は、制御部74として、図5に示す制御処理を実行する。この処理では、ECU60は、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)≧0であるか否かを判定する(S1)。S1の処理で、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)≧0が成立しない場合、ECU60は、電解質膜32の湿潤は正常であると判断する(S2)。この場合には、ECU60は、電解質膜32の状態に依存した特別な処理を実行しない。なお、S1の判定は、所定のタイミング、例
えば、タイマによって定期的に実行されるようにしてもよい。また、例えば、発電量が所定値に達したときに、S1の処理が起動されるようにしてもよい。さらに、燃料電池本体30の温度が所定値に達したときに、S1の処理が起動されるようにしてもよい。
一方、S1の処理で、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)≧0が成立する場合、ECU60は、燃料ガス加湿器23あるいは酸化ガス加湿器25によって、燃料ガスあるいは酸化ガスの加湿量を増加する(S3)。なお、加湿量の増加には0からの増加も含まれる。したがって、燃料ガス加湿器23あるいは酸化ガス加湿器25が起動前の状態であった場合、S3の処理は、燃料ガス加湿器23あるいは酸化ガス加湿器25の起動をも含む。
また、ECU60は、燃料ガス供給装置22、酸化ガス供給装置24、図示しない燃料ガス経路の流量制御弁、図示しない酸化ガス経路の流量制御弁を制御し、ガス供給量を下げる(S3)。そして、ECU60は、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)≦0か否かを判定する(S4)。すなわち、ECU60は、S1での判定後の状態に対して、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が0以下になったか否かを判定する。
S4の判定で、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が0以下にならなかった場合、ECU60は、発電を停止する(S5)。すなわち、S1の判定結果から、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0の状態が継続しており、かつ、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)>0であるので、加湿が間に合わないと推定できるからである。この場合、ECU60は、燃料ガスおよび酸化ガスの供給を停止する。
一方、S4の判定で、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)≦0になった場合、ECU60は、電解質膜32の状態が緩和可能な乾燥状態であると判定する。そこで、所定時間S3の制御を継続する。すなわち、ECU60は、燃料ガスあるいは酸化ガスの加湿量を増加した状態を維持する。また、ECU60は、燃料ガス、あるいは、酸化ガスのガス供給量を下げた状態を維持する。
そして、ECU60は、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正か否かを判定する。抵抗値の変化速度(dR/dt)が0以下になった場合、ECU60は、電解質膜32の湿潤は正常であると判定する。電解質膜32の湿潤は正常であるので、ECU60は、電解質膜32に依存した特別な処理を実行しない。すなわち、S2と同様に、通常の処理継続し、所定のタイミングでS1の処理が起動されるようにする。
一方、抵抗値の変化速度(dR/dt)が正である場合、ECU60は、加湿量をさらに増加し、あるいは、ガス流量をさらに低下させる(S9)。ECU60は、その後、制御をS7に戻す(S10)。
以上述べたように、本実施例の燃料電池システムによれば、抵抗値の変化速度(dR/dt)>0かつ抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)>0が成立する場合、加湿制御によっては、電解質膜32の乾燥を緩和できないと判断し、燃料電池本体30による発電を停止する。一方、(dR/dt)>0であっても、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)が0以下の場合には、ECU60は、発電を停止せずに、加湿制御によって加湿量を増加し、あるいは、ガス供給量を低下させる。このような制御によって、ECU60は、不必要な出力制限あるいは発電停止になることを極力回避しつつ、加湿制御では間に合わない場合に、発電を停止する。したがって、出力制限あるいは発電停止によるユーザビリティの低下を極力回避し、一方、電解質膜32の状態が、電解質膜32にピンホールが発生するような乾燥状態に進行することを抑制できる。
また、従来のように、抵抗値あるいは抵抗値の変化速度に対する許容限度を設定し、許容限度を上回るか否かで電解質膜の湿潤状態を判定する技術では、正確な判断が困難な場合があった。電解質膜の抵抗値は、電解質膜内の電流分布、あるいは、湿潤分布で大きく変化する場合があるからである。そのため、抵抗値の変化速度自体の許容限度を定めることが困難な場合がある。したがって、変化速度が大きな値であっても、加湿制御によって乾燥の進行を抑制し、乾燥状態を緩和できる場合もある。従来の技術では、加湿制御を行うことによって電解質膜の乾燥を緩和できる場合でも、燃料電池の発電を停止してしまう場合が生じえる。また、逆に、加湿制御を行うことによって電解質膜の乾燥を緩和できない場合に発電を停止せず、加湿制御を継続する結果、電解質膜にピンホールを発生させてしまう場合が生じえる。
本実施形態の燃料電池システムによれば、ECU60は、電解質膜32の抵抗値あるいは抵抗値の変化速度に加えて、抵抗値の変化加速度を算出する。あるいは、ECU60は、電解質膜32の湿度あるいは湿度の変化速度に加えて、湿度の変化加速度を算出する。このため、電解質膜32内の電流分布、あるいは、湿潤分布への依存を低減して、加湿制御によって電解質膜32の乾燥状態を緩和することができない状態か、否かを従来よりも精度よく判定できる。
図6および図7によって、本発明の実施例2を説明する。実施例1では、ECU60は、抵抗値の変化加速度(d2R/dt2)を求めることによって、電解質膜32の乾燥を緩和できるか否かを判定し、発電を停止すべきか否かを決定した。あるいは、ECU60は、電解質膜32の湿度の変化加速度(d2R/dt2)を求めることによって、電解質膜32の乾燥を緩和できるか否かを判定し、発電を停止すべきか否かを決定した。
実施例2では、セパレータ35Bと、空気極34で挟まれた酸化ガス流路の入り口付近に燃料電池温度センサ44の検出部、例えば、熱電対を設置する。そして、酸化ガス流路の入り口付近の温度が、電解質膜32の分解温度になった場合には、ECU60は、発電を停止する。実施例2の他の構成および作用は、実施例1と同様である。そこで、システム構成等については、重複するので、その説明を省略する。また、実施例2で追加する図面において、実施例1の構成と同一の部分については、同一の符号を付してその説明を省略する。
図6に、空気極34側のセパレータ35Bから見た単セル31の部分拡大図を示す。セパレータ35Bと空気極34との間には、酸化ガス流路37が形成されている。実施例2の燃料電池システムでは、酸化ガス流路37は、酸化ガス入り口から酸化ガス出口に向かって直線状に形成されている。酸化ガス流路37は、図6の空気極側のセパレータ35Bの裏面側に形成されているが、図6では、直線で区切った酸化ガス流路37が仮想的に示されている。
酸化ガス流路37のうち、酸化ガス入り口側に近い部分は、酸化ガス出口側に近い部分と比較して、乾燥しやすい。酸化ガス入り口側に近い部分の方が、酸化ガス出口側に近い部分よりも、酸化ガスの流速が大きく、酸化ガスによる水分の持ち去り量が大きいからである。一方、酸化ガス出口側に近い部分では、ガスが滞留し、水分が残りやすい。
そのため、酸化ガス入り口側に近い部分は、乾燥しやすく、温度の挙動変化をとらえやすい。そこで、実施例2では、酸化ガス入り口側に近い部分に燃料電池温度センサ44の検出部44Aを設置する。検出部44Aは、例えば、熱電対である。検出部44Aで検出された温度は、実施例1と同様、ECU60によって取得される。
図7は、実施例2でのECU60の制御処理を例示するフローチャートである。この処理では、ECU60は、抵抗の変化速度(dR/dt)が正か否かを判定する(S11)。そして、抵抗の変化速度が0以下の場合、ECU60は、電解質膜32の湿潤は正常であると判断する(S12)。そこで、ECU60は、発電状態を継続する。
一方、抵抗の変化速度が正の場合、ECU60は、加湿量を増加する。また、燃料ガスあるいは酸化ガスのガス流量を低下させる(S13)。ここでは、ECU60は、とりあえず、加湿制御によって、電解質膜32の乾燥状態の緩和が可能であると判断する。
そして、ECU60は、抵抗の変化速度(dR/dt)が正、かつ、燃料電池温度センサ44からの測定温度が、電解質膜32の分解温度以上か否かを判定する。電解質膜32の分解温度は、電解質膜32の材質に依存するので、材料ごとの分解温度をメモリ66に保持しておけばよい。
そして、抵抗の変化速度(dR/dt)が正、かつ、燃料電池温度センサ44からの測定温度が、電解質膜32の分解温度以上の場合には、ECU60は、発電を停止する(S16)。一方、抵抗の変化速度(dR/dt)が正、かつ、燃料電池温度センサ44からの測定温度が、電解質膜32の分解温度以上という条件が満たされない場合には、ECU60は、S11に制御を戻し、発電を継続する。
以上述べたように、実施例2の燃料電池システムでは、燃料電池本体30の測定温度が電解質膜32の分解温度以上か否かを判定することにより、電解質膜32にピンホールが発生するような状態を回避できる。一方、不必要に、発電を停止し、ユーザビリティを低下させることを極力低減できる。また、実施例2では、燃料電池温度センサ44の検出部44Aを酸化ガス流路37の酸化ガス入り口付近に設置するので、燃料電池本体30の変化の挙動、特に、電解質膜32および空気極付近の挙動をとらえやすい。
また、燃料電池本体30の測定温度が電解質膜32の分解温度以上か否かを判定すること、すなわち、燃料電池本体30の測定温度を判断の指標とすることで、電解質膜が相転移する温度と直接相関づけて、電解質膜32の状態を判断することが可能となる。
なお、実施例2では、燃料電池温度センサ44の検出部44Aを酸化ガス流路37の酸化ガス入り口付近に設置したが、検出部44Aを燃料ガス流路36の燃料ガス入り口付近に設置してもよい。
また、実施例1の構成と実施例2の構成を組み合わせてもよい。すなわち、電解質膜32の抵抗値あるいは抵抗値の変化速度とともに、抵抗値の変化加速度および燃料電池本体30の温度によって、電解質膜32の乾燥状態を判定してもよい。例えば、(1)抵抗値の変化速度が正の条件と、(2)抵抗値の変化加速度が正、または、料電池温度センサ44からの測定温度が電解質膜32の分解温度以上の条件とが、成立した場合に、ECU60は、発電を停止するようにすればよい。
22 燃料ガス供給装置
23 燃料ガス加湿器
24 酸化ガス供給装置
25 酸化ガス加湿器
26 水タンク
27,28 調圧弁
30 燃料電池本体
32 電解質膜
33 燃料極
34 空気極
35A、35B セパレータ
36 燃料ガス流路
37 酸化ガス流路
44 温度センサ
48 抵抗検出器
60 ECU

Claims (3)

  1. 電解質膜を含む燃料電池本体と、
    前記電解質膜の湿度測定手段と、
    前記電解質膜の湿度変化速度測定手段と、
    前記電解質膜の湿度変化加速度測定手段と、
    前記電解質膜の加湿手段と、
    前記湿度変化速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化速度が正の値である場合に前記加湿手段による加湿量を増加し、前記電解質膜の湿度変化速度と前記湿度変化加速度測定手段によって測定された電解質膜の湿度変化加速度とがともに正の値である場合に前記燃料電池本体の発電を停止する制御手段と、を備える燃料電池システム。
  2. 電解質膜を含む燃料電池本体と、
    前記電解質膜の抵抗値測定手段と、
    前記電解質膜の抵抗値変化速度測定手段と、
    前記電解質膜の抵抗値変化加速度測定手段と、
    前記電解質膜の加湿手段と、
    前記抵抗値変化速度測定手段によって測定された電解質膜の抵抗値変化速度が正の値である場合に前記加湿手段による加湿量を増加し、前記電解質膜の抵抗値変化速度と前記抵抗値変化加速度測定手段によって測定された電解質膜の抵抗値変化加速度とがともに正の値である場合に前記燃料電池本体の発電を停止する制御手段と、を備える燃料電池システム。
  3. 電解質膜を含む燃料電池本体と、前記電解質膜の加湿手段とを有する燃料電池の制御方法であり、
    前記電解質膜の湿度測定ステップと、
    前記電解質膜の湿度変化速度測定ステップと、
    前記電解質膜の湿度変化加速度測定ステップと、
    前記湿度変化速度測定ステップで測定された電解質膜の湿度変化速度が正の値である場合に前記加湿量を増加し、前記電解質膜の湿度変化速度と前記湿度変化加速度測定ステップで測定された電解質膜の湿度変化加速度とがともに正の値である場合に前記燃料電池本体の発電を停止する制御ステップと、を実行する燃料電池の制御方法。
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