JP2010257579A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発光表示部を光らせる発光手段の冷却効率が高く、良好な発光特性と耐久性を持つ誘導加熱調理器を提供すること。
【解決手段】加熱コイル29からの磁束漏れを抑制すると共に送風装置39からの冷却風路37を形成する防磁板33を備えた構成とし、加熱コイル29の外周近傍には加熱コイル29の位置や動作状態等を発光表示するための発光手段40を設け、防磁板33の発光手段40に対向する部位に開口部42を設けることにより、制御部31の発熱部品38を冷却するための主要な冷却風が開口部42を介して発光手段42に当たるため、発光手段42の冷却効率が向上し、良好な発光特性と高い耐久性を確保することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、加熱コイルの位置や動作状態等を発光表示する誘導加熱調理器に関するものである。
誘導加熱調理器はガス調理器や電気ヒータとは異なり加熱時に炎や赤熱が見えない。こういった課題を解決すべく、近年は発光ダイオード等を用いた発光表示により加熱部の状態を視覚的にうったえることのできる製品が普及してきている。一例として、天板上に設けた被加熱調理容器を載置する加熱部の近傍に、電源が投入されると入りの状態を表示手段により表示するようにし、さらに被加熱調理容器が載置され加熱が開始されると表示の内容が前の表示の内容とは異なる表示となるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
前記従来の誘導加熱調理器は、例えば図9に示すような構成のものがある。この構成は本体を形成するケース1とケース1上面に設けた透光性の天板2と、この天板2の下部に設けた被加熱調理容器を加熱する加熱コイル3と、加熱コイル3や表示の内容を制御する制御部4と、天板2上に使用状態を表示するための発光手段5が設けられたものである。発光手段5はドーナツ状の導光体とその中心に電球または半導体発光素子からなる光源を設けた構成となっており、電源スイッチの入りに伴い中心部にある光源が点灯し、この光が導光体に導かれて周辺部で発光するようにしたものである。そして、周辺部で発光した光は天板上に円を表示する。このような構成により、電源が投入されたときに発光手段5を発光させて天板2上に電源が投入されたことを示す図形を表示する。さらに被加熱調理容器が載置され加熱が開始されると点灯色を変えるなど表示の内容を変化させて加熱状態を表示する。
前記従来の誘導加熱調理器は、上記構成により、加熱部の状態を視覚的にうったえることにより、使い勝手の向上を図ったものであった。
特許第3405317号公報
しかしながら、従来の構成では、加熱部の状態を使用者にわかりやすく表示するために、できるだけ加熱部の近傍に表示部を設ける必要があり、加熱コイル3と発光手段5を近接させなければならず、発光手段5は加熱コイル3や天板2上の被加熱調理容器からの熱影響を受けやすいという課題を有していた。また、従来の構成では、一般的に加熱コイル3および発光手段5は、制御部4の発熱部品を冷却するための風路6から隔離された場所に設けられているため、発光手段5は十分な冷却効果が得られにくくなり、その結果十分な発光特性と耐久性が得られにくいものとなっているという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、発光手段の冷却効率が高く、良好な発光特性と耐久性を持つ誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルからの磁束
漏れを抑制すると共に送風装置からの冷却風路を形成する防磁板を備えた構成としており、この防磁板において、加熱コイルの位置や動作状態等を発光表示するための発光手段に対向する部位に開口部を設けた構成とした。
このように冷却風路を形成する防磁板に開口部を設けたことにより、制御部の発熱部品を冷却するための主要な冷却風が開口部を介して発光手段に当たるため、発光手段の冷却効率が向上し、良好な発光特性と高い耐久性を確保することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、発光手段の冷却効率が高く、良好な発光特性と耐久性を持つ誘導加熱調理器を提供することができるものである。
本発明の実施の形態1〜7における誘導加熱調理器の上方から見た平面外観図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の構成を示す断面図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の発光手段の斜視図 本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図 本発明の実施の形態2における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図 本発明の実施の形態5における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図 従来の誘導加熱調理器の構成を示す断面図
第1の発明は、本体上面に設けられ、調理容器を載置する天板と、前記天板の下部に設けられ前記調理容器を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの出力を制御する制御部と、前記制御部の発熱部品を冷却する風を送るための送風装置と、前記加熱コイルの下方に前記加熱コイルと前記制御部の空間を仕切る様に設けられ前記加熱コイルからの磁束漏れを抑制すると共に前記送風装置からの冷却風路を形成する防磁板とを備え、前記加熱コイルの外周近傍には前記加熱コイルの位置や動作状態等を発光表示するための発光手段を設け、前記防磁板の前記発光手段に対向する部位に開口部を設けた構成としたことにより、制御部の発熱部品を冷却するための主要な冷却風が開口部を介して発光手段に当たるため、発光手段の冷却効率が向上し、良好な発光特性と高い耐久性を確保することができるものである。
第2の発明は、特に、第1の発明における発光手段の一部または全部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させたことにより、防磁板で形成される冷却風路を流れる主要な冷却風が効果的に発光手段の突出部に当たり、冷却効率が一層向上するものである。
第3の発明は、特に、第2の発明における発光手段に発光に必要な電力を供給するための電気接続部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させたことにより、防磁板で形成される冷却風路を流れる主要な冷却風で電気接続部を効率よく冷却でき、制御部と同じ空間に電気接続部が位置するため組立性の向上も図ることができるものである。
第4の発明は、特に、第2または第3のいずれかの発明における発光手段を、光を発する光源と、前記光源の光を天板方向に導く導光部を備えた構成とし、前記光源の一部または全部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させたことにより、防磁板で形成される冷却風路を流れる主要な冷却風で光源を効率よく冷却でき、耐熱温度がそれほど高くない安価な光源を使用しても、発光性能と耐久性を十分確保できるものである。
第5の発明は、特に、第4の発明における導光部を、前記光源の光を通す導光体と、前記導光体からの光漏れを防止する遮光板を備えた構成とし、前記導光体の一部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させたことにより、防磁板で形成される冷却風路を流れる主要な冷却風で導光体の突出部から熱伝導により導光体全体を効率よく冷却でき、良好な発光特性と十分な耐久性を確保できるものである。
第6の発明は、特に、第1の発明の発光手段を、光を発する光源と、前記光源を覆い前記天板側に光透過部を設けた箱体を備えた構成とし、前記発光手段に前記開口部に面する部位に冷却風を通すための通風孔を設けたことにより、箱体によって前記光源の光を天板方向に導光して良好な発光特性を確保しつつ、通風孔から箱体内に導入される風によって箱体内部を効果的に冷却することができるものである。
第7の発明は、特に、第1の発明の発光手段を、光を発する光源と、前記光源を覆い前記天板側に光透過部を設けた箱体を備えた構成とし、前記箱体の一部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させ、前記箱体の突出部に冷却風を通すための通風孔を設けたことにより、箱体によって前記光源の光を天板方向に導光して良好な発光特性を確保しつつ、箱体の突出部から内部に風を導入することにより、更に冷却効率が高まるものである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の上方から見た平面外観図である。本体上面を構成する天板21には調理容器の載置位置を示す円形の加熱ゾーン22や電源スイッチ23、加熱のON・OFFを行う加熱スイッチ24、加熱出力設定を行う火力スイッチ25等のタッチ式スイッチ類が印刷されている。また前記天板21は透光性を有しており、天板21下方から発光手段によって光を発光・透過させることにより前記加熱ゾーン22に沿った円弧状の発光表示部26が表面に表示されるようになっている。
図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の構成を示す断面図である。外郭を形成する本体27上面には調理容器28を載置する天板21が設けられ、天板21の下部には調理容器28を誘導加熱する加熱コイル29が設けられている。加熱コイル29の下部には集磁性を有するフェライト32が放射状に設けられており下方へ向かう磁束を抑制している。また、調理容器28の下部に該当する天板21下部にはサーミスタ等からなる温度センサ30が設けられており、調理容器28の底面から天板21を介して伝わる熱を検知して温度に応じた信号を出力する。前記加熱コイル29の下方には前記温度センサ30から出力された信号に基づいて加熱コイル29の出力を制御する制御部31が設けられている。前記制御部31はフェライト32よりも下に配置されており前記フェライト32の防磁効果により磁束の影響が軽減されているが、更に磁束漏れの影響を無くすために、防磁効果を有するアルミ等でできた防磁板33が加熱コイル29側の空間と制御部31側の空間とを仕切るように設けられている。加熱コイル29はフェライト32を収容するコイルベース34上面に接着等で取り付けられており、また、加熱コイル29と天板21との間には加熱された調理容器28から前記加熱コイル29への熱影響を軽減する
ためのセラミックファイバー等からなる断熱材35が設けられている。前記防磁板33はコイルベース34を介して加熱コイル29を下方から支持していると共に、本体27底部に設けられたバネ36によって上方に附勢されることにより、前記加熱コイル29を天板21下面に向かって断熱材35越しに押さえつけるように設けられている。また、前記防磁板33と本体27底部との間の空間は冷却風路37を形成しており、前記冷却風路37内に配置されているヒートシンクに接合されたIGBTや共振コンデンサ等のような前記制御部31内の発熱部品38は、本体27内に設けられた送風装置39の冷却風により所望の温度に冷却される。透光性を有する天板21の下方には、LED等の発光素子等からなる光源41を有し、前記天板21に向かって光を発光させるように構成された発光手段40が設けられており、前記防磁板33の前記発光手段40に対向する部位には開口部42が設けられている。
図3は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段の斜視図である。本実施の形態では、発光手段40はLED等の発光素子等からなる光源41を搭載した発光基板43と、前記発光基板43を囲むように構成され上部(天板側)に光透過部を有する箱体45と、光源41の光を受けて光る輝部46と不透明部47が印刷により形成された表示シート48とを有した構成となっている。
図4は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図であり、前記発光手段における長手方向の断面である。本実施の形態では発光手段40は防磁板33の上部に設けられており、前記防磁板33において前記発光手段40に対向する部位に開口部42を設けている。また防磁板33の下部は制御部冷却のための冷却風路37が形成されており図中の矢印に示すような風の流れがある。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、加熱ゾーン22に調理容器28を載置し、電源スイッチ23を押えると加熱スタンバイの状態になる。このとき制御部31からの信号により発光手段40を発光させ発光表示部26全体を点灯させると調理容器28の載置位置がわかりやすくなる。つぎに加熱スイッチ24を押さえて調理容器28の加熱をスタートさせると発光手段40の発光色を前記加熱スタンバイの状態から変化させて加熱状態を使用者に視覚的にわかりやすく伝える。更に火力スイッチ25により所望の加熱出力に設定する。このとき発光手段40の発光色を加熱出力に応じて変化を持たせれば火力の強さを視覚的にうったえることが可能となる。これらの一連の動作における発光手段40の発光色は、例えば加熱スタンバイ時は白、加熱時は火力が増す度に黄、橙、赤と変化させるとよい。これらの色の変化は、発光手段40を構成する色の違う光源41を複数設けておき、光らせ方の組み合わせを変化させることにより実施可能である。ところで、前記発光表示部26はできるだけ加熱ゾーン22の周囲近傍に位置した方が使用者にとってわかりやすいのだが、そのためには発光手段40を加熱コイル29に近付ける必要があり、発光手段40は加熱コイル29の発熱や調理容器28からの温度影響を受けやすくなる。そこで、本実施の形態に示す誘導加熱調理器は、加熱コイル29からの磁束漏れを抑制すると共に送風装置39からの冷却風路37を形成する防磁板33を備えた構成としており、防磁板33の発光手段40に対向する部位に開口部42を設けている。このような構成としたことにより、制御部31の発熱部品38を冷却するための主要な冷却風は図4の矢印に示すように開口部42を介して発光手段40に直接当たるため、発光手段40の冷却効率が向上し、良好な発光特性と高い耐久性を確保することができるものである。また、防磁板33を加熱コイル29の支持部材として利用しており、その下に制御部31を配置しているため、構成が簡単になり省スペース化が図れ、製品全体の薄型化や小型化が可能になる。
(実施の形態2)
図5は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図であり、前記発光手段における長手方向の断面である。尚、実施の形態1と基本構成は同じなので説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1の図4と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図5において、発光手段40を構成する光源41の発光基板43には発光に必要な電力を制御部からリード線50を通して供給するための電気接続部49が開口部42から防磁板33より下に突出させるように設けられている。この構成により、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風は、矢印に示すように電気接続部49やリード線50に直接あたるため、基板パターンを通して熱伝導により光源41を中心に効率よく冷却できる。また、制御部と同じ空間に電気接続部49が位置するため組立性の向上も図ることができるものである。このように、本実施の形態2は発光手段40の一部または全部を前記開口部42から前記防磁板33より下に突出させたことにより、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風が効果的に発光手段40の突出部に当たり、冷却効率が一層向上するものである。
(実施の形態3)
図6は本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図であり、前記発光手段における長手方向の断面である。尚、実施の形態1と基本構成は同じなので説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1の図4と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図6において、発行手段40は光を発する光源41と、光源41を搭載する発光基板43と、前記発光基板43に電力を供給するためのリード線50と、前記光源41の光を天板方向に導くためのポリカーボネート等の透明樹脂やガラス等で構成された透光性材料の導光体51と前記導光体51や前記光源41からの光漏れを防止するための遮光板52とを備えた導光部53を有する構成となっている。また、光源41は開口部42から防磁板33より下に突出させるように取り付けられており、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風で光源43を効率よく冷却できるため、耐熱温度がそれほど高くない安価な光源43を使用しても、発光性能と耐久性を十分確保できるものである。更に、本実施の形態では導光体51の一部を開口部42から防磁板33より下に突出させているため、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風で導光体51の突出部から熱伝導により導光体51全体を効率よく冷却でき、良好な発光特性と十分な耐久性を確保できるものである。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図であり、前記発光手段における長手方向の断面である。尚、実施の形態1と基本構成は同じなので説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1の図4と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図7において、発光手段40を構成する光源41の発光基板43と箱体45との境界部で開口部42に面する部位には冷却風を通すための通風孔54が設けられている。この構成により、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風は、矢印に示すように発光基板43の下面を流れると同時に通風孔54から箱体45内に導入され通過して再び通風孔54から排出される。したがって本実施の形態は箱体45によって光源41の光を天板方向に導光して良好な発光特性を確保しつつ、通風孔54から箱体45内に導入される風によって箱体45内部を効果的に冷却することができるものである。
(実施の形態5)
図8は、本発明の第5の実施の形態における誘導加熱調理器の発光手段および近傍の断面図であり、前記発光手段における長手方向の断面である。尚、実施の形態1と基本構成は同じなので説明は省略し、異なる点を中心に説明する。また、実施の形態1の図4と同じ構成部品には同じ符号を付している。
図8において、本実施の形態は発光手段40を構成する光源41および発光基板43と箱体45の一部を開口部42から防磁板33より下に突出させており、前記箱体45の突出部55に冷却風を通すための通風孔54を設けている。この構成により、防磁板33で形成される冷却風路37を流れる主要な冷却風は、矢印に示すように発光基板43の下面を流れると同時に箱体45の突出部55に設けられた通風孔54から箱体45内に導入され通過して再び通風孔54から排出される。したがって本実施の形態は箱体45によって光源41の光を天板方向に導光して良好な発光特性を確保しつつ、箱体45の突出部55から効率よく通風孔54を通して内部に風を導入することにより、更に箱体45内部の冷却効率が高まるものである。
尚、本実施の形態1〜5において、発光手段40から防磁板33の下部に光が漏れた場合には防磁板33が天板21方向に向かう漏光を遮断することができる。したがって防磁板33は遮光板としても有効に働くものである。
また、本実施の形態1〜5において、発光表示部26の形状や光らせ方は本実施例の形態に限定されるものではなく、目的に応じて様々な形態が考えられるのは明らかである。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、加熱コイルの位置や動作状態等を発光表示する発光手段を効率よく冷却し、良好な発光特性と高い耐久性を確保することができるので、誘導加熱調理器に限らず発光手段を使用して発光表示するさまざまな装置に適用できる。
21 天板
27 本体
28 調理容器
29 加熱コイル
31 制御部
33 防磁板
37 冷却風路
38 発熱部品
39 送風装置
40 発光手段
41 光源
42 開口部
44 光透過部
45 箱体
51 導光体
52 遮光板
53 導光部
54 通風孔
55 突出部

Claims (7)

  1. 本体上面に設けられ、調理容器を載置する天板と、前記天板の下部に設けられ前記調理容器を加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルの出力を制御する制御部と、前記制御部の発熱部品を冷却する風を送るための送風装置と、前記加熱コイルの下方に前記加熱コイルと前記制御部の空間を仕切る様に設けられ前記加熱コイルからの磁束漏れを抑制すると共に前記送風装置からの冷却風路を形成する防磁板とを備え、前記加熱コイルの外周近傍には前記加熱コイルの位置や動作状態等を発光表示するための発光手段を設け、前記防磁板の前記発光手段に対向する部位に開口部を設けた誘導加熱調理器。
  2. 前記発光手段の一部または全部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  3. 前記発光手段に発光に必要な電力を供給するための電気接続部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させた請求項2に記載の誘導加熱調理器。
  4. 前記発光手段は、光を発する光源と、前記光源の光を天板方向に導く導光部を備えてなり、前記光源の一部または全部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させた請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 前記導光部は、前記光源の光を通す導光体と、前記導光体からの光漏れを防止する遮光板を備えてなり、前記導光体の一部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させた請求項4に記載の誘導加熱調理器。
  6. 前記発光手段は、光を発する光源と、前記光源を覆い前記天板側に光透過部を設けた箱体を備えてなり、前記発光手段に前記開口部に面する部位に冷却風を通すための通風孔を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  7. 前記発光手段は、光を発する光源と、前記光源を覆い前記天板側に光透過部を設けた箱体を備えてなり、前記箱体の一部を前記開口部から前記防磁板より下に突出させ、前記箱体の突出部に冷却風を通すための通風孔を設けた請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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