JP2008034169A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱コイルからの漏洩磁界を低減し、かつトッププレート上部で視認される前記コイルの加熱や火力等を表示する為の光源からの光の形状を変更し易くすること。
【解決手段】加熱コイル2と、加熱コイル2の周囲に設けられ加熱コイル2からの漏洩磁界を低減する磁気シールド部9と、加熱コイル2の上方に配置された透光性のトッププレート4と、加熱コイル2の加熱や火力等を表示する為の光源7とを設け、光源7の上部を磁気シールド部9の一部で覆い導光体1の発光を部分的に遮光すること。
【選択図】図1

Description

本発明は加熱コイル周辺に光源及び導光体等の発光手段と加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部とを設けた誘導加熱調理器に関するものである。
従来この種の誘導加熱調理器は加熱コイルに略同心円状に線状の導光体を設けているものがある(例えば、特許文献1参照)。また、加熱コイルの外側に磁気シールド部を設け加熱コイルから、機器外部への漏洩磁界を低減するものがある。
図15〜17に示すように、図15は従来例の導光体を用いた誘導加熱調理器の概念図、図16は導光体1の上面図、図17は加熱コイル2の部分断面図である。図において本体3の上面に配置したトッププレート4の加熱部5上に調理鍋(図示せず)が載置される。この調理鍋を加熱するためトッププレート4の加熱部5すなわち調理鍋の載置に対応する位置の下方に加熱コイル2をコイル支持台6の上に設けている。そしてトッププレート4の下方のコイル支持台6上に導光体1を設け、この導光体1の大きさを加熱コイル2の外周部を囲う程度の大きさにすることにより導光体1よりの発光が加熱コイル2に妨げられることなくトッププレート4に達し、トッププレート4上に加熱部5の範囲を明確にすることができる。光源7から発した光が導光体1を伝播してその表面から発光する。図16では断面が長方形である導光体1を環状とし、その両端に光源7を1個ずつ配設している。
特開2005−100998号公報
しかしながら、前記従来の構成では、導光体の形状に発光させることができるが、発光の形状を変えるには、樹脂製のカバー等の別部品による遮光が必要となり、コスト高になるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、加熱コイルからの漏洩磁界を低減し、かつトッププレート上部で視認される前記加熱コイルの位置や火力等を表示する為の光源及び導光体の発光の形状を変更し易い誘導加熱調理器を安価に提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記加熱コイルの位置や火力等を表示する為の光源と、前記光源の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うことで前記導光体の発光を部分的に遮光したものである。
これによって、加熱コイルの周囲を安価にトッププレート上部で視認される光の形状を変更することができる。
本発明の誘導加熱調理器は、加熱コイルからの漏洩磁界を低減し、かつトッププレート上部で視認される前記加熱コイルの位置や火力等を表示する為の光源及び導光体の発光の形状を安価で容易に変更することができる。
第1の発明は、加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記加熱コイルの周囲または近傍に設けた導光体と、前記導光体を発光させる光源を設け、前記導光体の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うとすることにより、同一の導光体を用いて、磁気シールド部の形状変更のみでトッププレート上部で視認される光の形状を安価に変更することが可能となる。
第2の発明は、加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記トッププレートの下方に動作時等の火力を表す光源を設け、前記光源の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うとすることにより、新たな遮光の為の部品なしで磁気シールド部によりトッププレート上部で視認される光の形状を自由に変更することができる。
第3の発明は、加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記トッププレートの下方に機器の一部が所定温度を超えたときに注意を促す光源を設け、前記光源の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うとすることにより、新たな遮光の為の部品を設けることなく、磁気シールド部によりトッププレート上部で視認される光の形状を多様な発光形状にすることが可能となる。
第4の発明は、特に、第2または第3の発明の磁気シールド部に穴を空け、本体内の部品を冷却するファンによる冷却風を穴に導くとすることにより、磁気シールド部と光源の温度を下げることができる。
第5の発明は、特に、第1の発明において、磁気シールド部を、導光体とトッププレートの間に載置され、前記導光体及び前記トッププレートと非接触に設けるとすることにより、本体内の部品を冷却するファンによる冷却風を前記導光体または前記光源と前記磁気シールド部の間に導き、前記磁気シールド部と光源の温度を下げることができる。
第6の発明は、特に、第1〜3のいずれかに1つの発明において、磁気シールド部で覆われた導光体の部分または光源の発光を遮光している部分をトッププレートに対して平行に設けるとすることにより、トッププレート上部で視認される発光を磁気シールド部の端面形状に正確に遮光することが可能となる。
第7の発明は、特に、第1の発明において、加熱コイルと略同心円状の導光体の一部を遮光し、トッププレート上部で視認される発光を円弧状となるとすることにより、外観の向上効果が期待できる。
第8の発明は、特に、第7の発明において、加熱コイルと略同心円状の導光体の内、使用者に対して左右の部分を遮光し、トッププレート上部で視認される発光を手前方向と奥方向の2つの円弧状となるとすることにより、外観の向上効果が期待できる。
第9の発明は、特に、第7の発明において、加熱コイルと略同心円の円弧形状を有する導光体の光源の入射部等を遮光し、トッププレート上部で視認される発光を1つの円弧状となるとすることにより、必要最低限の導光体を用いて加熱コイルの位置表示等が可能でありコストを抑えることができる。
第10の発明は、特に、第7〜9いずれか1つの発明において、トッププレート上部で視認される円弧状の発光の端部を鋭角になる様に遮光するとすることにより、外観の向上の効果が期待できる。
第11の発明は、特に、第1の発明において、磁気シールド部と導光体をと一体成型とすることにより、トッププレート上部で視認される発光の形状を正確に表示することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態における誘導加熱調理器の主要断面図、図2は同誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図、図3は同要部断面図である。
図1〜3において、ガラス製のトッププレート4の下方に加熱コイル2を設け、加熱コイル2はコイル支持台6によって保持されている。加熱コイル2とコイル支持台6は接着あるいは樹脂部品等を介してネジ止め等によって締結されている。コイル支持台6は支持部12の上方にあり、バネ8によりトッププレート4上方向に付勢されている。支持部12には複数の突起物が設けられ、前記突起物の外周にコイル型のバネ8が配置されている。バネ8は複数設けられ、加熱コイル2とトッププレート4が略並行になる様に配置されている。加熱コイル2の外周には漏洩磁界を低減する防磁手段であり導電材料を構成材料とする磁気シールド部9を配置し、磁気シールド部9の下方にガラスあるいは樹脂等を構成材料とする導光体1を設ける。また、導光体1は円形状でなくてもよい。さらにコイル支持台6に導光体1の光源7を設ける。導光体1の断面形状は略長方形で、両側面と底面は表面が鏡面状に形成され内部に導かれた光が全反射する様にして、上面は光が拡散する様に表面を粗くする加工を施している。導光体1の上面をトッププレート4に略平行に設ける。磁気シールド部9は加熱コイル2に対して、上方に載置すると高い防磁効果を得ることができる。図3の様に、磁気シールド部9を加熱コイル2が冷却ファン10の冷却風の当たり易い様に下方に載置し、磁気シールド部9の形状はコイル支持台6に固定を容易にするために平行面を設ける。さらに磁気シールド部9の一部が導光体の上方を覆う様にプレス及びダイキャスト加工で導光体1に沿った形状を設ける。このとき、磁気シールド部9を平面のみで構成し、磁気シールド部9の一部が導光体の上方を覆う様にすれば加工費を最小限に抑えることができる。また、導光体1は加熱コイル2に対して同心円状以外の形状でもよい。支持部12の下方には周波数変動装置である駆動回路11を設けている。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
加熱コイル2に周波数変換装置である駆動回路11から高周波電流が供給されると、加熱コイル2から磁界が発生する。この磁界は磁気シールド部9が形成する閉曲面とも鎖交しており、磁気シールド部9に誘導電流が発生する。このため、磁気シールド部9の内方ではこの誘導電流により磁界が強まり、磁気シールド部9の外方においては磁界が弱まるので、その外側の磁界を抑制することができる。光源7の発光は導光体1に導かれ、磁気シールド部により遮光され、発光がトッププレート4の上部より視認される。本実施の形態の磁気シールド部9は導光体1の上部を部分的に遮光できるので、磁気シールド部9の形状変更のみでトッププレート上部で視認される発光の形状を安価に変更することができる。
また、樹脂製のカバーで導光体1の上方を覆うことにより、磁気シールド部9と併用して遮光してもよい。樹脂製のカバーは自己発熱がない為、導光体1の温度上昇を抑制することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図であり、図5は、同誘導加熱調理器の断面図である。基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
本構成では導光体1は用いず、動作時等の火力を表す複数の光源7を用いることを特徴とするものである。この光源7はコイル支持台6の上部にネジ等で止める。また、加熱コイル2周辺の支持部12上に固定してもよい。火力表示の光源7である為、加熱コイル2から手前側に載置する。光源7の上方を磁気シールド部9で覆い、光源7からの光を一部遮光する。光源7を囲む様に発光ホルダー13を載置することにより、横方向の光を遮光する。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、その動作、作用を説明する。
加熱コイル2に周波数変換装置である駆動回路11から高周波電流が供給されると、加熱コイル2から磁界が発生する。この磁界は磁気シールド部9が形成する閉曲面とも鎖交しており、磁気シールド部9に誘導電流が発生する。このため、磁気シールド部9の内方ではこの誘導電流により磁界が強まり、また磁気シールド部9の外方においては磁界が弱まるので、その外側の磁界を抑制することができる。光源7からの発光の一部は磁気シールド部9により遮光され、他の遮光されなかった発光がトッププレート4上部より視認される。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図である。基本的な構成は実施の形態2と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
動作時等の火力を表す複数の光源7を用いず、それに替えて、機器の一部が所定温度を超えたときに注意を促す光源7を用いる。光源7からの発光の一部を磁気シールド部9で直接遮光することにより、安価な誘導加熱調理器を提供できる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図であり、図8は、同誘導加熱調理器の加熱コイル2の光源周辺の断面図である。基本的な構成は実施の形態2または3のいずれかと同様であるため、構成の違うところのみを説明する。光源7を囲む様に略長方形の穴を備えた発光ホルダー13を載置し、光源7の上方に穴を備えた磁気シールド部9で覆ったことを特徴とする。この場合、発光ホルダー13の穴の形状を磁気シールド部9の穴の外側になる様に大きくとることにより、トッププレート4の上部で磁気シールド部の穴の形状の発光を視認できる。また、発光ホルダー13の穴と磁気シールド部9の穴の形状及び配置を変えることにより、トッププレート4の上部で磁気シールド部の穴の形状の発光を視認できる。
(実施の形態5)
図3は、本発明の第5の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の断面図である。基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。前記磁気シールド部9は前記導光体1及び前記トッププレート4と少なくとも1mm以上の間隔を空けることを特徴とする。
この様に、トッププレート4、磁気シールド部9及び導光体1と間隔を空けることにより、冷却ファン10の冷却風をそれぞれの間に導くことができるので、温度上昇を緩和することができる。
(実施の形態6)
図3は、本発明の第6の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の断面図である。基本的な構成は実施の形態1〜3のいずれかと同様であるため、構成の違うところのみを説明する。磁気シールド部9の導光体1または光源7の遮光部分をトッププレートに対して平行に設けたことを特徴とする。
この様に、導光体1または光源7の上方を覆っている部分をトッププレート4に平行に設けることにより、磁気シールド部9端部の形状とほぼ一致する発光をトッププレート4上部で視認できる。
(実施の形態7)
図9は、本発明の第7の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図である。基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。加熱コイル2と略同心円状の導光体1の入射部(光源7、発光ホルダー13)を遮光し、トッププレート4上部で視認される発光が円弧状となることを特徴とする。
この様に、磁気シールド部9で導光体1の入射部等を遮光することにより、トッププレート上部で視認される発光を円弧状とすることで、外観の向上が安価にできる。
(実施の形態8)
図10は、本発明の第8の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図である。基本的な構成は実施の形態1と同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
加熱コイル2と略同心円状の導光体1の内、使用者に対して左右の部分を遮光することを特徴とする。
この様に、磁気シールド部9で加熱コイル2と略同心円状の導光体1の内、使用者に対して左右の部分を遮光することにより、トッププレート4上部で視認される発光を手前方向と奥方向の2つの円弧状とすることで、外観の向上が安価にできる。また、鍋を置いた場合でも前後左右全ての方向から導光体1の発光が視認できる。
(実施の形態9)
図11は、本発明の第9の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図である。基本的な構成は実施の形態7と同様である為、構成の違うところのみを説明する。
加熱コイル2と略同心円の円弧形状の導光体1の光源の入射部等を遮光することを特徴とする。
この様に、円弧形状の導光体1の上部を磁気シールド部9で遮光することで、必要最小限の導光体1を用いて外観の向上が安価にできる。
(実施の形態10)
図12は、本発明の第10の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図である。基本的な構成は実施の形態7〜9のいずれかと同様であるため、構成の違うところのみを説明する。
略同心円状の導光体1の上部を磁気シールド部9で覆い、トッププレート4上部で視認される円弧状の発光の端部が鋭角になる様に遮光したことを特徴とする。また、導光体1の形状は線でもよい。
この様に、円弧形状の導光体1の上部を磁気シールド部9で遮光することで外観の向上が安価にできる。
(実施の形態11)
図13は、本発明の第11の実施の形態における誘導加熱調理器の加熱コイル2の上面図であり、図14は同誘導加熱調理器の断面図である。基本的な構成は実施の形態1と同様である為、構成の違うところのみを説明する。
略同心円状の導光体1と磁気シールド部9とを一体成型し、磁気シールド部9の少なくとも一部がトッププレート4側である上側になる様にし、磁気シールド部9にて導光体の発光を遮光することを特徴とする。また、導光体1の形状は線でもよい。
この様に、略同心円状の導光体1と磁気シールド部9を一体成型して遮光することで加工費を抑え、トッププレート4上部で視認される発光の形状のバラつきを小さくすることができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱調理器は、安全で使い勝手が良く、システムキッチン等に組み込まれて使用されるその組み込み式型の他に、据置き型や卓上型の誘導加熱調理器等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における誘導加熱調理器の主要断面図 本発明の実施の形態1における加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態1、5、6におけるにおける加熱調理器の加熱コイルの断面図 本発明の実施の形態2におけるにおける誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の加熱コイルの断面図 本発明の実施の形態3における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態4における誘導加熱調理器の加熱コイルの光源周辺の断面図 本発明の実施の形態7における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態8における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態9における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態10における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態11における誘導加熱調理器の加熱コイルの上面図 本発明の実施の形態11における誘導加熱調理器の加熱コイル断面図 従来例の発光体を用いた誘導加熱調理器の概念図 従来例の誘導加熱調理器の導光体の上面図 従来例の誘導加熱調理器の加熱コイル2の断面図
符号の説明
1 導光体
2 加熱コイル
3 本体
4 トッププレート
5 加熱部
6 コイル支持台
7 光源
8 バネ
9 磁気シールド部
10 冷却ファン
11 駆動回路
12 支持部
13 発光ホルダー

Claims (11)

  1. 加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記加熱コイルの周囲または近傍に設けた導光体と、前記導光体を発光させる光源を設け、前記導光体の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うことで前記導光体の発光を部分的に遮光した誘導加熱調理器。
  2. 加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記トッププレートの下方に動作時等の火力を表す光源を設け、前記光源の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うことで前記光源の発光を部分的に遮光した誘導加熱調理器。
  3. 加熱コイルと、前記加熱コイルの周囲に設けられ前記加熱コイルからの漏洩磁界を低減する磁気シールド部と、前記加熱コイルの上方に配置された透光性のトッププレートと、前記トッププレートの下方に機器の一部が所定温度を超えたときに注意を促す光源を設け、前記光源の上部を前記磁気シールド部の一部で覆うことで前記光源の発光を部分的に遮光した誘導加熱調理器。
  4. 少なくとも1つの光源に対して磁気シールド部に穴を空けたことを特徴とする請求項2または3に記載の誘導加熱調理器。
  5. 磁気シールド部は、導光体とトッププレートの間に載置され、前記導光体及び前記トッププレートと非接触であることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  6. 磁気シールド部で覆われた導光体の部分または光源の発光を遮光している部分をトッププレートに対して平行に設けたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  7. 加熱コイルと略同心円状の導光体の一部を遮光し、トッププレート上部で視認される発光が円弧状となることを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
  8. 加熱コイルと略同心円状の導光体の内、使用者に対して左右の部分を遮光し、トッププレート上部で視認される発光が手前方向と奥方向の2つの円弧状となることを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  9. 加熱コイルと略同心円の円弧形状を有する導光体の光源の入射部等を遮光し、トッププレート上部で視認される発光が1つの円弧状となることを特徴とする請求項7に記載の誘導加熱調理器。
  10. トッププレート上部で視認される円弧状の発光の端部が鋭角になる様に遮光したことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の誘導加熱調理器。
  11. 磁気シールド部と導光体とを一体成型したことを特徴とする請求項1に記載の誘導加熱調理器。
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