JP2010256388A - 光学機器のレンズシフト装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一部の部品を兼用することにより、全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図り、光学機器にとっての最適なレンズシフト装置を実現する。
【解決手段】 投写レンズLを支持するレンズ支持部2を少なくとも水平方向Fh又は垂直方向Fvへガイドするガイド機構部3h…,3v…と、手動により回動操作可能な手動操作部4h,4vと、この手動操作部4h,4vの回動変位を運動変換してレンズ支持部2をガイド機構部3h…,3v…に沿って変位させる運動変換機構5h,5vを含む運動伝達機構部6h,6vとを備えるとともに、少なくとも一つの運動伝達機構部6vに、レンズ支持部2が変位した際の限界位置で手動操作部4vのトルクが所定の大きさを越えたなら当該運動伝達機構部6vにおける伝達機構が切断されて手動操作部4vが空転するクラッチ機構部7vを設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プロジェクタ等の光学機器に備える投写レンズを手動操作により少なくとも水平方向又は垂直方向に変位させる光学機器のレンズシフト装置に関する。
一般に、スクリーンに映像を投写するプロジェクタでは、スクリーンの正確な位置に正確な映像を投写する必要があるため、プロジェクタ本体に対して投写レンズの位置を水平方向及び/又は垂直方向へシフトさせて映像位置を調整するレンズシフト装置を備えている。
従来、この種のレンズシフト装置としては、電動モータによりシフトさせる電動タイプと手動操作によりシフトさせる手動タイプが知られており、特に、手動タイプとしては、特許文献1に開示されるプレジェクタに備えるレンズシフト装置及び特許文献2で開示されるレンズシフト機構が知られている。特許文献1のレンズシフト装置は、投写光学系を投写方向に直交する面内で移動させ、投写光学系の投写位置を調整する投写光学系位置調整装置と、この投写光学系位置調整装置及び投写光学系を収納する筺体とを備えるとともに、この投写光学系位置調整装置は、筺体に収納した際に、筺体から露出し、投写光学系の位置調整を行う第1のダイアルと第2のダイアルを備え、第1のダイアルを回転させることによる投写光学系の移動方向は、第2のダイアルを回転させることによる投写光学系の移動方向と略直交し、筺体から露出した部分における第1のダイアル及び第2のダイアルの回転方向は、投写光学系を移動させる方向と略一致させた構成を備えている。また、特許文献2のレンズシフト機構は、上下方向に移動する第1可動ベースと、左右方向に移動する第2可動ベースとが固定ベース上に積層的に設けられ、各ベースは映像光通過用の開口を有すると共に可動ベースのいずれかに投写レンズが搭載され、投写レンズを中央側に位置させた状態での左右方向移動範囲に比べて左右側に寄った位置での上下方向移動範囲が狭くなるように投写レンズが搭載された可動ベースの移動範囲を制限する移動範囲制限構造を備えている。
特開2005−62852号公報 特開2005−55644号公報
ところで、電動タイプのレンズシフト装置では、投写レンズを限界位置までシフトさせた場合、自動停止制御により停止させることができるが、手動タイプのレンズシフト装置では、操作部を操作する使用者が限界位置に達したときの感触により操作を止める必要があるとともに、この際、使用者が限界位置を越えて更に回動操作しようとした場合には、シフト機構に大きな応力が付加されることにより破損を招いてしまう。このため、限界位置で所定の大きさを越えた力(トルク)が付加された際には、伝達機構が切断されることにより操作部が空転するクラッチ機構を設けることが望ましいが、従来のレンズシフト装置では必ずしもプロジェクタ等の光学機器にとって最適な形態により実現されているとはいえない問題があった。
即ち、レンズシフト装置に付設するクラッチ機構は、通常の操作時には遊び等を生じることなく確実な接続を可能にし、かつ限界位置では適切に切断される必要があることに加え、全体の小型コンパクト化及び低コスト化、更には良好な操作フィーリングを満たす必要があるが、このような観点からは必ずしも望ましいクラッチ機構が実現されているとはいえない。
また、操作部(操作ダイヤル)を指先で押して又は引いて操作する形態を採用することにより操作方向とレンズのシフト方向を一致させているが、反面、操作方向が水平側と垂直側で異なってしまう不具合を生じる。即ち、操作する際に、一方の操作ダイヤルに対しては手(指)の方向が平行になるものの他方の操作ダイヤルに対しては直角になってしまうなど、微調整を含む操作性に難があり、特に、限界位置で操作ダイヤルを強く押したり引いたりした際には、光学機器本体に無用な力が作用することにより光学機器本体の位置設定に悪影響を及ぼす虞れもある。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した光学機器のレンズシフト装置の提供を目的とするものである。
本発明は、上述した課題を解決するため、投写レンズLを支持するレンズ支持部2を少なくとも水平方向Fh又は垂直方向Fvへガイドするガイド機構部3h…,3v…と、手動により回動操作可能な手動操作部4h,4vと、この手動操作部4h,4vの回動変位を運動変換してレンズ支持部2をガイド機構部3h…,3v…に沿って変位させる運動変換機構5h,5vを含む運動伝達機構部6h,6vとを備えてなる光学機器Pのレンズシフト装置1を構成するに際して、少なくとも一つの運動伝達機構部6vに、レンズ支持部2が変位した際の限界位置で手動操作部4vのトルクが所定の大きさを越えたなら当該運動伝達機構部6vにおける伝達機構が切断されて手動操作部4vが空転するクラッチ機構部7vを設けたことを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、手動操作部4h,4vは、操作ツマミ11h,11v及びこの操作ツマミ11h,11vに一体に設けた回動軸12h,12vを備えるとともに、操作ツマミ11h,11vは手で把持して操作可能となるように光学機器キャビネットPcから露出させることが望ましい。また、レンズシフト装置1は、レンズ支持部2を垂直方向Fvへガイドする垂直側ガイド機構部3v…と、レンズ支持部2を水平方向Fhへガイドする水平側ガイド機構部3h…と、手動により回動操作可能な垂直側手動操作部4vと、手動により回動操作可能な水平側手動操作部4hと、垂直側手動操作部4vの回動変位を運動変換してレンズ支持部2を垂直側ガイド機構部3v…に沿って変位させる運動変換機構5vを含む垂直側運動伝達機構部6vと、水平側手動操作部4hの回動変位を運動変換してレンズ支持部2を水平側ガイド機構部3h…に沿って変位させる運動変換機構5hを含む水平側運動伝達機構部6hとを備えて構成できる。一方、垂直側運動伝達機構部6vは、垂直側手動操作部4vにより回動するウォームギア部13と、このウォームギア部13の回動により垂直方向Fvに直進変位する当該ウォームギア部13に螺合するナット部14とを含ませて構成するとともに、ウォームギア部13又はこのウォームギア部13に一体の係合体部13sを所定の弾性を有する弾性素材により形成し、かつウォームギア部13又は係合体部13sの軸方向に係合孔部15を貫通形成するとともに、この係合孔部15に、断面を非円形形状に形成し、かつ垂直側手動操作部4vにより回動する係合軸16を嵌合させてなる垂直側クラッチ機構部7vを設けることができる。また、水平側運動伝達機構部6hは、水平側手動操作部4hにより回動する第一ギア部17と、この第一ギア部17に噛合する第二ギア部18と、この第二ギア部18の回動変位を水平方向Fhの直進変位に変換するカム機構部19を含ませて構成するとともに、第二ギア部18を第一ギア部17に対して圧接させ、かつ第一ギア部17から離間する方向へ弾性変位可能に支持してなる水平側クラッチ機構部7hを設けることができる。なお、光学機器PとしてプロジェクタPoに適用することが望ましい。
このような構成を有する本発明に係る光学機器Pのレンズシフト装置1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) レンズ支持部2が変位した際の限界位置で手動操作部4vのトルクが所定の大きさを越えたなら運動伝達機構部6vにおける伝達機構が切断されて手動操作部4vが空転するクラッチ機構部7vを備えるため、当該クラッチ機構部7vを付設するに際して、運動伝達機構部6vを構成する少なくとも一部の部品を兼用可能となり、全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができるなど、光学機器にとっての最適なレンズシフト装置1を実現することができる。
(2) 好適な態様により、手動操作部4h,4vを、操作ツマミ11h,11v及びこの操作ツマミ11h,11vに一体に設けた回動軸12h,12vを備えて構成するとともに、操作ツマミ11h,11vを手で把持して操作可能となるように光学機器キャビネットPcから露出させるようにすれば、使用時における操作方向が水平側及び垂直側に分かれる不具合を解消でき、もって、微調整を含む操作性を高めることができるとともに、確実な操作が可能になる。しかも、光学機器Pの本体側に無用な力が作用しないため、光学機器Pの位置設定などに悪影響が及ぶ不具合を解消できる。
(3) 好適な態様により、垂直側運動伝達機構部6vを、垂直側手動操作部4vにより回動するウォームギア部13と、このウォームギア部13の回動により垂直方向Fvに直進変位する当該ウォームギア部13に螺合するナット部14とを含ませて構成するとともに、ウォームギア部13又はこのウォームギア部13に一体の係合体部13sを所定の弾性を有する弾性素材により形成し、かつウォームギア部13又は係合体部13sの軸方向に係合孔部15を貫通形成するとともに、この係合孔部15に、断面を非円形形状に形成し、かつ垂直側手動操作部4vにより回動する係合軸16を嵌合させてなる垂直側クラッチ機構部7vを設ければ、通常の操作時には遊び等を生じることなく確実な接続を可能にし、かつ限界位置では適切に切断可能にするとともに、全体の小型コンパクト化及び低コスト化、更には良好な操作フィーリングを確保できる。特に、クリック音及びクリック時のショックがほとんど生じないため、静音性及び操作安定性を高めることができる。
(4) 好適な態様により、水平側運動伝達機構部6hに、水平側手動操作部4hにより回動する第一ギア部17と、この第一ギア部17に噛合する第二ギア部18と、この第二ギア部18の回動変位を水平方向Fhの直進変位に変換するカム機構部19を含ませて構成するとともに、第二ギア部18を第一ギア部17に対して圧接させ、かつ第一ギア部17から離間する方向へ弾性変位可能に支持してなる水平側クラッチ機構部7hを設ければ、水平方向Fhのレンズシフトに対しても、通常の操作時には遊び等を生じることなく確実な接続を可能にし、かつ限界位置では適切に切断可能にするとともに、全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
(5) 好適な態様により、光学機器PとしてプロジェクタPoに適用すれば、プロジェクタPoの小型化及び低コスト化、更にはプロジェクタPoにおける良好な操作フィーリングを確保することができ、プロジェクタPoにとっての最適なレンズシフト装置1を実現することができる。
本発明の好適実施形態に係るレンズシフト装置の主要部の平面構成図、 同レンズシフト装置における主要部の正面構成図、 同レンズシフト装置の垂直側運動伝達機構部における垂直側クラッチ機構部の主要部の分解斜視図、 同垂直側クラッチ機構部における主要部の一部断面平面構成図、 同レンズシフト装置の水平側運動伝達機構部における水平側クラッチ機構部の主要部の一部断面平面構成図、 同水平側クラッチ機構部の主要部の斜視図、 本発明の変更実施形態に係るレンズシフト装置の垂直側運動伝達機構部における垂直側クラッチ機構部の部品説明図、 本発明の他の変更実施形態に係るレンズシフト装置の水平側運動伝達機構部における水平側クラッチ機構部の部品説明図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係るレンズシフト装置1の構成について、図1〜図6を参照して説明する。
例示のレンズシフト装置1は、光学機器PとしてプロジェクタPoに適用したものであり、このプロジェクタPoは、図1に仮想線で示すように、プロジェクタ本体Pomと、このプロジェクタ本体Pomに対して着脱可能な投写レンズLからなる。Pcはプロジェクタキャビネット(光学機器キャビネット)であり、このプロジェクタキャビネットPcの前パネル部Pcfの近傍に、本実施形態に係るレンズシフト装置1を配設する。
レンズシフト装置1は、基本構成として、投写レンズLを着脱可能に支持するレンズ支持部2と、このレンズ支持部2を支持する第一支持部21と、この第一支持部21を支持する第二支持部41を備え、この第二支持部41はプロジェクタキャビネットPcに対して固定する。
レンズ支持部2は、図2に示すように、正面形状が略矩形となる平板状の支持盤部2sとこの支持盤部2sの略中央位置に設けたリング形のマウント部2mを有し、このマウント部2mに投写レンズLが着脱する。これにより、図1に示すように、マウント部2mに投写レンズLを装着した際には、投写レンズLの先端側がプロジェクタキャビネットPcの前パネル部Pcfに設けた開口から前方に突出する。なお、支持盤部2sの略中央には投光用の開口部を有する。
また、第一支持部21は、正面形状が略矩形となる平板状に形成し、略中央には投光用の開口部を有する。そして、第一支持部21の四隅付近には水平側ガイド機構部3h…を配設し、この水平側ガイド機構部3h…により上述したレンズ支持部2の支持盤部2sを支持するとともに、水平方向Fhにおける所定のシフト範囲(シフト量)にわたってガイドする。一つの水平側ガイド機構部3h(他の水平側ガイド機構部3h…も同じ)は、第一支持部21の面から突出する係合ピン部22と、支持盤部2sの面に形成することにより、係合する係合ピン部22をガイドするスリット部23と、係合ピン部22に装着して支持盤部2sを第一支持部21に圧接させるスプリング部24とを備える。
さらに、第二支持部41は、正面形状が略矩形となる平板状に形成し、略中央には投光用の開口部を有する。そして、第二支持部41の四隅付近には垂直側ガイド機構部3v…を配設し、この垂直側ガイド機構部3v…により上述した第一支持部21を支持するとともに、垂直方向Fvにおける所定のシフト範囲(シフト量)にわたってガイドする。一つの垂直側ガイド機構部3v(他の垂直側ガイド機構部3v…も同じ)は、第二支持部41の面から突出する係合ピン部42と、第一支持部21の面に形成することにより、係合する係合ピン部42をガイドするスリット部43と、係合ピン部42に装着して第一支持部21を第二支持部41に圧接させるスプリング部44とを備える。
よって、このような水平側ガイド機構部3h…及び垂直側ガイド機構部3v…を設ければ、スリット部23及び43の長さは必要なシフトストローク分のみで足り、絶対精度及び相対精度を容易に高めることができるとともに、ガイド機構全体のスムースな動き(移動)を確保できる。また、基本的には、係合ピン部22及び42と、スリット部23及び43と、スプリング部24及び44により構成できるため、少ない部品点数及び小型部品で足りる。したがって、全体構成の小型コンパクト化、組付に係わる省スペース化、さらには軽量化を実現できるとともに、部品コスト及び組立コストの双方のコストダウンを図ることができる。しかも、スプリング部24により支持盤部2sを第一支持部21に圧接させ、かつスプリング部44により第一支持部21を第二支持部41に圧接させるため、ガタ付き等の不具合が生じにくく、長期使用に対する信頼性及び安定性を高めることができる。
一方、第二支持部41の上端には操作機構ベース部41uを設け、この操作機構ベース部41uを利用して、投写レンズLを垂直方向Fvへシフトさせるための垂直側操作機構Mvを配設するとともに、投写レンズLを水平方向Fhへシフトさせるための水平側操作機構Mhを配設する。
垂直側操作機構Mvは、垂直側手動操作部4vを備え、この垂直側手動操作部4vは操作機構ベース部41uの上面における図2中の右寄り位置に配設する。垂直側手動操作部4vは、手動により回動操作可能な操作ツマミ11v及びこの操作ツマミ11vの中心に一体に設けた回動軸12vを有する。回動軸12vは垂直方向Fvに配し、下端側を操作機構ベース部41uに貫通させることにより回動自在に取付ける。また、操作ツマミ11vは、図2に示すように、プロジェクタキャビネットPcにおける仮想線で示す上パネル部Pcuから上方へ突出させる。この際、操作ツマミ11vのほとんどの部分を突出させ、使用者が操作ツマミ11vの周面部を手で把持して操作できるようにする。
さらに、垂直側操作機構Mvは、垂直側手動操作部4vの回動変位を運動変換して第一支持部21(レンズ支持部2)を垂直側ガイド機構部3v…に沿って上下方向(垂直方向Fv)へ変位させる運動変換機構5vを含む垂直側運動伝達機構部6vを備える。垂直側運動伝達機構部6vは、垂直側手動操作部4vの回動軸12vに設けた第一伝達ギア31と、この第一伝達ギア31に噛合する第二伝達ギア32と、この第二伝達ギア32の中心に固定した係合軸16と、この係合軸16の外周面に嵌合するウォームギア部13と、このウォームギア部13に螺合するナット部14とを備える。この場合、係合軸16は、図3及び図4に示すように、断面を非円形形状に形成する。例示の非円形形状は、両側をDカットし、断面を小判形に形成したものである。一方、ウォームギア部13は、全体を所定の弾性を有する弾性素材、具体的には合成樹脂により一体形成し、中心には係合軸16の断面形状と同一形状に形成した係合孔部15を貫通形成する。これにより、係合軸16は係合孔部15に挿入して嵌合させることができ、係合軸16とウォームギア部13は垂直側クラッチ機構部7vを構成する。また、ナット部14は、図2に示すように、第一支持部21の右端辺における上端付近に一体形成する。
他方、水平側操作機構Mhは、水平側手動操作部4hを備え、この水平側手動操作部4hは操作機構ベース部41uの上面における図2中の左寄り位置に配設する。水平側手動操作部4hは、手動により回動操作可能な操作ツマミ11h及びこの操作ツマミ11hの中心に一体に設けた回動軸12hを有する。回動軸12hは垂直方向Fvに配し、下端側を操作機構ベース部41uに貫通させることにより回動自在に取付ける。また、操作ツマミ11hは、図2に示すように、プロジェクタキャビネットPcにおける仮想線で示す上パネル部Pcuから上方へ突出させる。この際、操作ツマミ11hのほとんどの部分を突出させ、使用者が操作ツマミ11hの周面部を手で把持して操作できるようにする。
さらに、水平側操作機構Mhは、水平側手動操作部4hの回動変位を運動変換してレンズ支持部2を水平側ガイド機構部3h…に沿って左右方向(水平方向Fh)へ変位させる運動変換機構5hを含む水平側運動伝達機構部6hを備える。水平側運動伝達機構部6hは、水平側手動操作部4hの回動軸12hに設けた第一ギア部17と、この第一ギア部17に噛合する第二ギア部18と、この第二ギア部18の回動変位を水平方向Fhの直進変位に変換するカム機構部19を備える。この場合、カム機構部19は、カムプレート51を有し、このカムプレート51の中間位置に設けた軸受孔52を、支軸部53を介して操作機構ベース部41u上に回動自在に取付ける。そして、このカムプレート51上に、一対の離間したガイド部54,55を介して第二ギア部18を取付けるとともに、スプリング56により第二ギア部18を第一ギア部17側に付勢する。ガイド部54,55は、第二ギア部18に形成した一対のガイド長孔部54s,55sとカムプレート51に固定したガイドローラ部54r,55rを有する。これにより、第二ギア部18は、第一ギア部17に圧接するとともに、第一ギア部17から離間する方向に一定の範囲Sm(図5)だけ弾性変位可能となる。したがって、第一ギア部17と第二ギア部18は、水平側クラッチ機構部7hを構成する。また、軸受孔52を中心とし、第二ギア部18に対して90〔゜〕前後となる位置関係で係合突起部57を設ける。この係合突起部57はカムプレート51の下面から下方に突出し、レンズ支持部2に設けた係合孔部58に係合させる。この係合孔部58は、図1に示すように、前後方向に長い長孔として形成する。
次に、本実施形態に係るレンズシフト装置1の機能(動作)について、図1〜図6を参照して説明する。
垂直側操作機構Mvは、投写レンズLを垂直方向Fvにシフトさせることにより、スクーン(不図示)に投写される映像の上下方向位置の調整を行うことができる。まず、使用者は、垂直側手動操作部4vの操作ツマミ11vの周面部を手(指)で把持し、操作ツマミ11vを回動操作する。この場合、操作ツマミ11vは、手で把持して操作できるように、そのほとんどをプロジェクタキャビネットPcから露出させているため、微調整を含む操作性を高めることができるとともに、確実な操作が可能になる。しかも、光学機器Pの本体側に無用な力が作用しないため、光学機器Pの位置設定などに悪影響が及ぶ不具合を解消できる利点がある。
そして、操作ツマミ11vが回動変位すれば、一体に設けた第一伝達ギア31も回動変位する。これにより、第一伝達ギア31に噛合する第二伝達ギア32が回動変位するとともに、第二伝達ギア32の中心に設けた係合軸16も回動変位する。また、係合軸16の回動変位により、この外周面に嵌合する係合孔部15を有するウォームギア部13が回動変位する。垂直方向Fv(上下方向)における限界位置に達していない場合には、手動操作部4vを回動操作してもトルクが所定の大きさを越えることがないため、クラッチ機構部7vは接続状態が維持される。なお、限界位置を決めるシフト範囲(シフト量)は、垂直側ガイド機構部3v…を構成するスリット部43の全長に依存する。
さらに、ウォームギア部13が回動変位すれば、このウォームギア部13に螺合し、かつ回動方向の変位が規制されているナット部14が垂直方向Fvに直進変位する。この際、ナット部14は第一支持部21に一体形成されているため、ナット部14の直進変位に対応して第一支持部21、即ち、この第一支持部21に支持されるレンズ支持部2も垂直方向Fvに直進変位する。このように、使用者が操作ツマミ11vを手動により回動変位させれば、レンズ支持部2に支持される投写レンズLを垂直方向Fvにシフトさせることができ、投写される映像の上下方向位置の調整を行うことができる。
一方、使用者が手動操作部4vを回動操作した際に、シフト範囲の限界位置に達し、手動操作部4vによるトルクが所定の大きさを越えた場合には、クラッチ機構部7vにより運動伝達機構部6vにおける伝達機構が切断されて手動操作部4vが空転する。この場合、ウォームギア部13は回動方向の変位が規制されるため、断面が非円形形状となる係合軸16は、図4に仮想線で示す係合軸16sのように、合成樹脂により形成したウォームギア部13における係合孔部15の内面を弾性変形させて回動変位する。即ち、クラッチ機構部7vは切断状態となり、手動操作部4vが空転する。このように、垂直側クラッチ機構部7vは、ウォームギア部13を所定の弾性を有する弾性素材により形成し、かつウォームギア部13の軸方向に係合孔部15を貫通形成するとともに、この係合孔部15に、断面を非円形形状に形成し、かつ垂直側手動操作部4vにより回動する係合軸16を嵌合させた構成を有するため、通常の操作時には遊び等を生じることなく確実な接続を可能にし、かつ限界位置では適切に切断可能にするとともに、全体の小型コンパクト化及び低コスト化、更には良好な操作フィーリングを確保できる。特に、クリック音及びクリック時のショックがほとんど生じないため、静音性及び操作安定性を高めることができる。
他方、水平側操作機構Mhは、投写レンズLを水平方向Fvにシフトさせることにより、スクーン(不図示)に投写される映像の左右方向位置の調整を行うことができる。まず、使用者は、水平側手動操作部4hの操作ツマミ11hの周面部を手(指)で把持し、操作ツマミ11hを回動操作する。この場合、操作ツマミ11hは、手で把持して操作できるように、そのほとんどをプロジェクタキャビネットPcから露出させているため、上述した垂直側操作機構Mvの操作ツマミ11vと同様に、微調整を含む操作性を高めることができるとともに、確実な操作が可能になる。しかも、光学機器Pの本体側に無用な力が作用しないため、光学機器Pの位置設定などに悪影響が及ぶ不具合を解消できる利点がある。また、垂直側手動操作部4vの回動軸12vと水平側手動操作部4hの回動軸12hは、同一方向に配するため、使用者が操作する際における操作方向が水平側又は垂直側に分かれる不具合を解消することができる。
そして、操作ツマミ11hが回動変位すれば、一体に設けた第一ギア部17も回動変位する。これにより、第一ギア部17に噛合する第二ギア部18が支軸部53を支点に回動変位(旋回変位)する。水平方向Fh(左右方向)における限界位置に達していない場合には、手動操作部4hを回動操作してもトルクが所定の大きさを越えることがないため、クラッチ機構部7hは接続状態が維持される。即ち、第一ギア部17と第二ギア部18の噛合状態が維持される。なお、限界位置を決めるシフト範囲(シフト量)は、水平側ガイド機構部3h…を構成するスリット部23の全長に依存する。
さらに、第二ギア部18が支軸部53を支点に回動変位すれば、第二ギア部18に対して90〔゜〕前後の位置関係で配した係合突起部57が支軸部53を支点に水平方向Fh(左右方向)へ回動変位(旋回変位)する。係合突起部57が変位すれば、この係合突起部57に係合する係合孔部58を有するレンズ支持部2、即ち、このレンズ支持部2に支持される投写レンズLが水平方向Fhに直進変位する。このように、使用者が操作ツマミ11hを手動により回動変位させれば、レンズ支持部2に支持される投写レンズLを水平方向Fhにシフトさせることができ、投写される映像の左右方向位置の調整を行うことができる。
一方、使用者が手動操作部4hを回動操作した際に、シフト範囲の限界位置に達し、手動操作部4hによるトルクが所定の大きさを越えた場合には、クラッチ機構部7hにより運動伝達機構部6hにおける伝達機構が切断されて手動操作部4hが空転する。この場合、カムプレート51(カム機構部19)は回動方向の変位が規制されるため、第一ギア部17は弾性支持される第二ギア部18を押し退けて回動変位する。この際、第二ギア部18は、図5に示すように、一定の範囲Smだけ第一ギア部17から離間する方向へ弾性変位する。これにより、クラッチ機構部7vは切断状態となり、手動操作部4hが空転する。このように、水平側クラッチ機構部7hは、第二ギア部18を、第一ギア部17に対して圧接させ、かつ第一ギア部17から離間する方向へ弾性変位可能に支持する構成を有するため、特に、水平方向Fhのレンズシフトに対しても、通常の操作時には遊び等を生じることなく確実な接続を可能にし、かつ限界位置では適切に切断可能にするとともに、全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができる。
よって、このような本実施形態に係るレンズシフト装置1によれば、レンズ支持部2が変位した際の限界位置で手動操作部4vのトルクが所定の大きさを越えたなら運動伝達機構部6vにおける伝達機構が切断されて手動操作部4vが空転するクラッチ機構部7vを備えるため、当該クラッチ機構部7vを付設するに際して、運動伝達機構部6vを構成する少なくとも一部の部品を兼用可能となり、全体の小型コンパクト化及び低コスト化を図ることができるなど、光学機器にとっての最適なレンズシフト装置1を実現することができる。特に、光学機器Pとして、プロジェクタPoに適用したため、プロジェクタPoの小型化及び低コスト化、更にはプロジェクタPoにおける良好な操作フィーリングを確保することができ、プロジェクタPoにとっての最適なレンズシフト装置1を実現することができる。
次に、本発明に係るレンズシフト装置1に備える垂直側クラッチ機構部7v及び水平側クラッチ機構部7hの変更実施形態について、図7及び図8を参照して説明する。
図7は、垂直側クラッチ機構部7vの変更実施形態を示す。図3及び図4に示した垂直側クラッチ機構部7vは、弾性素材となる合成樹脂により一体形成したウォームギア部13を用いたものであるが、図7に示す垂直側クラッチ機構部7vは、ウォームギア部13に係合体部13sを一体に設け、この係合体部13sに係合軸16を係合させるようにした。したがって、ウォームギア部13自体の素材は、硬質の合成樹脂や金属等の剛性素材により形成できる。係合体部13sはバネ性を有する金属、例えば、ステンレス素材等を用いて筒形に形成し、ウォームギア部13の端面にインサート成形等により一体化させることができる。そして、係合体部13sの外周面に、コの字形の切込みを形成することにより一対の板バネ部13sp,13spを形成し、この板バネ部13sp…の先端側内面を係合軸16の外周面に圧接させる。変更実施形態に係る垂直側クラッチ機構部7vであっても、図3及び図4に示した垂直側クラッチ機構部7vと同様の機能(作用)を発揮させることができる。したがって、変更実施形態における係合軸16を係合体部13sの係合孔部15に係合させる場合も係合軸16を係合体部13sの係合孔部15に嵌合させると同意である。このような変更実施形態に係る垂直側クラッチ機構部7vは、図3及び図4に示した垂直側クラッチ機構部7vに対して耐久性を高めることができるとともに、弾性力の設定を容易に行える利点がある。
図8は、水平側クラッチ機構部7hの変更実施形態を示す。図5及び図6に示した水平側クラッチ機構部7hは、カムプレート51に、一対の離間したガイド部54,55を介して第二ギア部18を取付けるとともに、第二ギア部18を付勢するスプリング56を設けて構成したものであるが、図8に示す水平側クラッチ機構部7hは、一対のガイド部54,55及びスプリング56を用いることなく、第二ギア部18をカムプレート51に一体形成した。即ち、カムプレート51の端辺に第二ギア部18を形成するとともに、この第二ギア部18に沿った切欠部51cを形成し、この切欠部51cの一端部に残ったカムプレート51の一部により比較的狭幅のスプリング部51sを形成した。これにより、第二ギア部18はスプリング部51sにより弾性支持される。図8に示す変更実施形態は、第二ギア部18の位置によって弾性力が異なるものの、基本的には、図5及び図6に示した水平側クラッチ機構部7hと同様の機能(作用)を発揮させることができる。このような変更実施形態に係る水平側クラッチ機構部7hは、図5及び図6に示した水平側クラッチ機構部7hに対し、一対のガイド部54,55及びスプリング56が不要になるため、部品点数及び組立工数を大幅に削減できる利点がある。
以上、好適実施形態(変更実施形態)について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,素材,数量等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。例えば、レンズ支持部2,第一支持部21及び第二支持部41は、それぞれ平板状に形成した場合を示したが、その他、フレームの組合わせにより構成するなど、他の構造を排除するものではない。また、交換式の投写レンズLを例示したが、非交換式の投写レンズLであってもよい。さらに、実施形態では、垂直側及び水平側の双方にシフトさせる場合を示したが、必要に応じて垂直側又は水平側のいずれか一方にシフトさせる場合を排除するものではない。なお、ガイド機構部3h…,3v…及び運動変換機構5h,5vを含む運動伝達機構部6h,6vは、例示の構成に限定されるものではなく、同様の機能を発揮する他の構成に置換することができる。
本発明に係るレンズシフト装置1は、例示したプロジェクタPoをはじめ、プロジェクタPo以外の各種光学機器Pに利用できる。なお、プロジェクタPoは業務用であるか家庭用であるかは問わない。
1:レンズシフト装置,2:レンズ支持部,3h…:ガイド機構部(水平側ガイド機構部),3v…:ガイド機構部(垂直側ガイド機構部),4h:手動操作部(水平側手動操作部),4v:手動操作部(垂直側手動操作部),5h:運動変換機構(水平側運動変換機構),5v:運動変換機構(垂直側運動変換機構),6h:運動伝達機構部(水平側運動伝達機構部),6v:運動伝達機構部(垂直側運動伝達機構部),7h:クラッチ機構部(水平側クラッチ機構部),7v:クラッチ機構部(垂直側クラッチ機構部),11h:操作ツマミ,11v:操作ツマミ,12h:回動軸,12v:回動軸,13:ウォームギア部,13s:係合体部,14:ナット部,15:係合孔部,16:係合軸,17:第一ギア部,18:第二ギア部,19:カム機構部,L:投写レンズ,Fh:水平方向,Fv:垂直方向,P:光学機器,Po:プロジェクタ,Pc:光学機器キャビネット

Claims (6)

  1. 投写レンズを支持するレンズ支持部を少なくとも水平方向又は垂直方向へガイドするガイド機構部と、手動により回動操作可能な手動操作部と、この手動操作部の回動変位を運動変換して前記レンズ支持部を前記ガイド機構部に沿って変位させる運動変換機構を含む運動伝達機構部とを備えてなる光学機器のレンズシフト装置において、少なくとも一つの前記運動伝達機構部に、前記レンズ支持部が変位した際の限界位置で前記手動操作部のトルクが所定の大きさを越えたなら当該運動伝達機構部における伝達機構が切断されて前記手動操作部が空転するクラッチ機構部を設けたことを特徴とする光学機器のレンズシフト装置。
  2. 前記手動操作部は、操作ツマミ及びこの操作ツマミに一体に設けた回動軸を備えるとともに、前記操作ツマミは手で把持して操作可能となるように光学機器キャビネットから露出させることを特徴とする請求項1記載の光学機器のレンズシフト装置。
  3. 前記レンズ支持部を垂直方向へガイドする垂直側ガイド機構部と、前記レンズ支持部を水平方向へガイドする水平側ガイド機構部と、手動により回動操作可能な垂直側手動操作部と、手動により回動操作可能な水平側手動操作部と、前記垂直側手動操作部の回動変位を運動変換して前記レンズ支持部を前記垂直側ガイド機構部に沿って変位させる運動変換機構を含む垂直側運動伝達機構部と、前記水平側手動操作部の回動変位を運動変換して前記レンズ支持部を前記水平側ガイド機構部に沿って変位させる運動変換機構を含む水平側運動伝達機構部とを備えることを特徴とする請求項1又は2記載の光学機器のレンズシフト装置。
  4. 前記垂直側運動伝達機構部は、前記垂直側手動操作部により回動するウォームギア部と、このウォームギア部の回動により垂直方向に直進変位する当該ウォームギア部に螺合するナット部とを含ませて構成するとともに、前記ウォームギア部又はこのウォームギア部に一体の係合体部を所定の弾性を有する弾性素材により形成し、かつ前記ウォームギア部又は前記係合体部の軸方向に係合孔部を貫通形成するとともに、この係合孔部に、断面を非円形形状に形成し、かつ前記垂直側手動操作部により回動する係合軸を嵌合させてなる垂直側クラッチ機構部を備えることを特徴とする請求項1,2又は3記載の光学機器のレンズシフト装置。
  5. 前記水平側運動伝達機構部は、前記水平側手動操作部により回動する第一ギア部と、この第一ギア部に噛合する第二ギア部と、この第二ギア部の回動変位を水平方向の直進変位に変換するカム機構部を含ませて構成するとともに、前記第二ギア部を前記第一ギア部に対して圧接させ、かつ前記第一ギア部から離間する方向へ弾性変位可能に支持してなる水平側クラッチ機構部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の光学機器のレンズシフト装置。
  6. 光学機器としてプロジェクタに適用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光学機器のレンズシフト装置。
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