JP2010256094A - 原子炉用制御棒 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明では、少なくとも1/4区分の肉厚が1.5mm〜2.5mmのHf板12を保持する翼片10が一対対峙して成る翼1と、原子炉用制御棒CRの軸心に沿って間隔を置いて配置され、4枚の翼1を横断面十字状に保持するタイクロス4と、翼片10の対峙間スペースに設けられて炉水が充填されるトラップ13と、翼片10の少なくとも1/4区分に設けられ、部分的なハフニウム欠損部を成す水窓3と、タイクロス4の配置間スペースに設けられ、制御棒有効部の少なくとも1/4区分で軸心水幅CWとして10mm〜40mmを有する軸心水領域5とを備えるようにした。
【選択図】 図2
Description
図1は本発明に係る原子炉用制御棒の第1実施形態を示す側面要部透視図である。図2は図1のI−I線断面拡大図である。図3は図1のII−II線断面拡大図である。
図2および図3に示すように、原子炉用制御棒CRの翼1は、所定の間隔を置いて向かい合うように対峙して成り制御棒有効部を担う一対の翼片10により構成され、厚み(翼1の表面間距離)は、6.5mm〜8.5mmに設定される。この翼片10の対峙間スペースには、炉水(軽水)が浸入し、翼片10を透過してきた中性子を減速させることでHf板12による中性子吸収効率を高めるトラップ13が形成される。
原子炉用制御棒CRの間隔保持棒2は、図2に示すように、翼片10の対峙間スペースのうち翼片10の挿入先端から挿入末端にかけて1/4以上に至る範囲(少なくとも1/4区分)に且つ翼幅方向Wの中央よりも外側の位置に介挿され、翼片の対峙間スペースを維持する。
原子炉用制御棒CRの水窓3は、翼片10の挿入先端から少なくとも1/4以上に至る範囲(少なくとも1/4区分)に設けられ、翼片幅方向Wに幅3mm〜10mmを有して部分的なハフニウム欠損部を成す。この水窓3は、翼片10の挿入方向に長軸を有する長孔状に刳り貫かれることにより構成され、一対の翼片10で形成されるトラップ13と連通する。
原子炉用制御棒CRのタイクロス4は、4枚の翼1を横断面十字状に保持して4翼一体型の原子炉制御棒CRを形成する。このタイクロス4は、少なくともその表面がジルカロイにより構成され、図1に示すように、原子炉用制御棒CRの中心軸上に所定の間隔を置いて断続的に設けられる。また、タイクロス4は、互いに直交する方向に延びる4本のアーム41を有して横断面十字状を呈し、各アーム41はその先端側に翼保持部42を有する。
原子炉用制御棒CRの軸心水領域5は、タイクロス4の配置間スペースにて減速材が充填される領域である。したがって、軸心水領域5は、図1に示すように、原子炉用制御棒CRの軸心に沿って所定の間隔を置いて設けられる。
原子炉用制御棒CRの先端構造材6および末端構造材7は、図1に示すように、原子炉用制御棒CRの構造支持ならびに挿抜ガイドなどを担う。この先端構造材6および末端構造材7は、少なくとも表面がジルカロイにより構成され、それぞれ翼1の挿入先端部と挿入末端部に溶着される。
第1の反応度価値の評価計算は、原子炉用制御棒CRに設けた軸心水領域5と反応度価値の相関評価に関するものである。
第2の反応度価値の評価計算は、原子炉用制御棒CRにおけるHf板12の厚みと反応度価値の相関評価に関するものである。
第3の反応度価値の評価計算は、原子炉用制御棒CRに設けた水窓3と反応度価値の相関評価に関わるものである。
原子炉用制御棒CRの模擬体系(Hfモデル)CRは、図7に示すように、横断面十字状に配置した4枚の翼(図7では1翼のみ図示)から構成した2次元計算モデルである。翼1の幅Wは125mm、その厚みTTは8.3mm、Zr被覆層11の厚みZTは0.4mmである。軸心水幅CWは30mm一定とした。
原子炉用制御棒CRの炉心装荷時点(BOC:Begining of cycle)における反応度価値の理想は、核的な寿命期間初期に停止用制御棒の反応度価値よりも5%大きくなり且つ核的な寿命期間末期に5%小さくなることとされる。しかしながら、原子炉用制御棒は、運転サイクル中に交換することは出来ないため、運転サイクル終了時点(EOC:End of cycle)で交換される。したがって、理想の反応度価値を設定するにあたって、核的寿命期間(慣例的に初期の反応度価値から10%低下した時点)に着目するのではなく、いずれかのEOCに着目することになる。
出力分布の評価計算は、原子炉用制御棒CRにおける水窓3および軸心水領域5と燃料集合体における出力分布の相関評価に関わるものである。
また、図11(B)に示すように、HfモデルCRの軸心Cの付近では軸心水幅CWの違いによる出力分布の違いが顕著に現れた。
核的寿命の評価計算は、原子炉用制御棒CRにおけるHf板12の厚みと原子炉用制御棒CRの核的寿命の相関評価に関わるものである。
図12に示すように、HfモデルCRの核的寿命909は、Hf板12の厚みHTの増大と共に長くなり、Hf板12の厚みHTが1.5mm以上にあっては厚みの増大による核的寿命909の延長割合が大きくなる。なお、ハフニウムとホウ素の中性子吸収反応における核的性質上、HfモデルCRの核的寿命909はB4CモデルCRaの核的寿命910よりも常に長いものとなる。
(1) 少なくとも1/4区分の肉厚が1.5mm〜2.5mmのHf板12を保持する翼片10が一対対峙して成る翼1と、原子炉用制御棒CRの軸心に沿って間隔を置いて配置され、4枚の翼1を横断面十字状に保持するタイクロス4と、翼片10の対峙間スペースに設けられて炉水が充填されるトラップ13と、翼片10の少なくとも1/4区分に設けられ、部分的なハフニウム欠損部を成す水窓3と、タイクロス4の配置間スペースに設けられ、制御棒有効部の少なくとも1/4区分で軸心水幅CWとして10mm〜40mmを有する軸心水領域5とを備える。
図13は原子炉用制御棒の第2実施形態を示す側面要部透視図であり、図14は図13のI−I線断面図である。本実施形態は、第1実施形態の原子炉用制御CRにおけるHf板12および水窓3の構成を変更した例である。以下、第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態の構成を変更し或いは新たに追加した構成は符号末尾に「A」を付して説明する。
分割Hf板12Aは、一対の翼片10Aにおいて挿入先端側から半分程度の範囲に限定して設けられる先端側Hf板12aAと、この先端側Hf板12aAから下半分に設けられ且つ先端側Hf板12aAよりも薄く厚み設定される末端側Hf板12bAとを有する。
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(b)の厚みと同一或いは(b)の厚みの80%の厚みを有すること。
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(a)の厚みと同一の厚みを有し、ハフニウムとジルコニウムの合金により構成され且つハフニウムの重量割合が50%〜70%であること。
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(c)の厚みの50%の厚みを有し、ハフニウム板の表面がジルカロイの圧着により被覆されること。
水窓3Aは、図13及び図14に示すように、一対の翼片10Aにおいて挿入先端側から半分程度の範囲に限定して設けられ、第1実施形態と同様に段違い構造にて配置される。
(5) 翼1AのHf板12Aは、<条件1>〜<条件2>のいずれかを満たすように構成される。このため、第1実施形態の(1)の効果で延べた「ハフニウムの資源的或いは経済的な無駄使用の解消」という効果が一層高められる。
(6) 水窓3Aは、一対の翼片10Aにおいて挿入先端側から半分程度の範囲に限定して設けられる。このため、第1実施形態の(1)の効果で延べた「ハフニウムの資源的或いは経済的な無駄使用の解消」という効果が一層高められる。
図15は原子炉用制御棒の第3実施形態を示すI−I線(図13)断面図である。本実施形態は、第2実施形態の原子炉用制御棒CR/AにおけるHf板12Aの構成を変更した例である。以下、第2実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態の構成を変更し或いは新たに追加した構成は符号末尾に「B」を付して説明する。
(7) 翼1のハフニウム板は、その挿入先端から1/2未満の範囲(1/4区分および2/4区分)ではハフニウム金属版により構成され、その挿入先端から1/2以上挿入末端まで(3/4区分および4/4区分)は、ハフニウムとジルコニウムの合金により構成される。すなわち、炉心中性子束が小さい領域では、ハフニウム密度が小さくなるように構成される。このため、第1実施形態の(1)の効果で延べた「ハフニウムの資源的或いは経済的な無駄使用の解消」という効果が一層高められる。
図16は原子炉用制御棒の第4実施形態を示すII−II線(図1)断面図である。本実施形態は、第1実施形態の原子炉用制御棒CRにおける翼片10同士の接合構成を変更した例である。以下、第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態の構成を変更し或いは新たに追加した構成は符号末尾に「C」を付して説明する。
(8) 翼片10の対峙間スペースを維持するように、一対の翼片10を翼片幅方向Wの末端にて溶接する翼端溶接部16Cを備える。これにより、翼片10同士の接合やトラップ13の厚みを堅実に維持できると共に、第1実施形態の間隔保持棒2を採用する場合に比べて施工の容易化ならびにハフニウムの節約が図られる。
図17は原子炉用制御棒の第4実施形態を示すII−II線(図1)断面図である。本実施形態は、第1実施形態の原子炉用制御棒CRにおいて対峙する翼片10の相対尺度を変更した例である。以下、第1実施形態と同様の構成は同一符号を付して説明を省略し、第1実施形態の構成を変更し或いは新たに追加した構成は符号末尾に「D」を付して説明する。
(9) 翼を構成する一側の翼片が他側の翼片よりも制御棒軸心側に張り出して構成される。これにより、炉心出力分布の非対称性を考慮してブレードヒストリー問題を緩和できると共にハフニウムの無駄使用を削減できる。
Claims (21)
- ハフニウムを主要な中性子吸収材とし、沸騰水型原子炉の出力調整に用いられる長寿命型の原子炉用制御棒において、
制御棒有効部を略4等分し、制御棒有効部の挿入先端から挿入末端に向かって1/4区分、2/4区分、3/4区分および4/4区分としたとき、
少なくとも1/4区分の肉厚が1.5mm〜2.5mmのハフニウム板を保持する翼片が一対対峙して成る翼と、
制御棒中心軸に沿って間隔を置いて設けられ、4枚の翼を横断面十字状に保持するタイクロスと、
前記翼片の対峙間スペースに設けられ、炉水が充填されるトラップと、
前記翼片の少なくとも1/4区分に設けられ、部分的なハフニウム欠損部を成す水窓と、
前記タイクロスの配置間スペースに設けられ、制御棒有効部の少なくとも1/4区分で軸心水幅10mm〜40mmを有する軸心水領域と、
を備えることを特徴とする原子炉用制御棒。 - 前記水窓は、翼片幅方向に幅3mm〜10mmを有することを特徴とする請求項1に記載の原子炉用制御棒。
- 制御棒有効部の少なくとも1/4区分で、寿命期間初期の反応度価値が停止用制御棒の反応度価値よりも大きくなり且つ寿命期間末期の反応度価値が停止用制御棒の反応度価値よりも小さくなるように反応度価値調節されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の原子炉用制御棒。
- 前記寿命期間初期の反応度価値は、停止用制御棒の反応度価値よりも3%〜5%大きくなるように調節されることを特徴とする請求項3に記載の原子炉用制御棒。
- 前記水窓の面積或いは軸心水領域の容積は、制御棒有効部の少なくとも1/4区分で前記反応度価値を満たすように設定されることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼のハフニウム板は、その表面がジルカロイの圧着により被覆されることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼のハフニウム板は、ハフニウムとジルコニウムの合金により構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼のハフニウム板は、その表面が被覆されることなく露呈して設けられることを特徴とする請求項1ないし請求項5の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記水窓は一対の翼片それぞれに設けられ、向かい合う翼片に設けられる水窓が互いに重ならないよう段違いに配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項8の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記水窓は、円状或いは翼片の挿入方向に長軸を有する長孔状を有することを特徴とする請求項1ないし請求項9の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記水窓は、燃料集合体が縦横に8本×8本、9本×9本或いは10本×10本の燃料棒を有して成る場合、一側の翼片に設けられる水窓の中心が3本目或いは4本目に位置し、且つ、他側の翼片に設けられる水窓の中心が同基準で数えて4本目ないし6本目に位置するように設けられることを特徴とする請求項1ないし請求項10の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼片のハフニウム板は、無分割且つ一様厚に構成され、前記軸心水幅は、50mmを超えない範囲で翼片の挿入先端から挿入末端に向かうほど拡大されることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記水窓は、翼片の挿入先端側から挿入末端側に向かって一様な面積を有することを特徴とする請求項12に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼のハフニウム板は、次の条件(a)〜(d)を満たすように構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
<条件>
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(b)の厚みと同一或いは(b)の厚みの80%の厚みを有すること。 - 前記翼のハフニウム板は、次の条件(a)〜(d)を満たすように構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
<条件>
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(a)の厚みと同一の厚みを有し、ハフニウムとジルコニウムの合金により構成され且つハフニウムの重量割合が50%〜70%であること。 - 前記翼のハフニウム板は、次の条件(a)〜(d)を満たすように構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
<条件>
(a)1/4区分では、1.5mm〜2.5mmの厚みを有し、
(b)3/4区分では、(a)の厚みの50%の厚みを有し、
(c)2/4区分では、(a)の厚みと同一或いは(a)〜(b)の厚みの中間にある厚みを有し、
(d)4/4区分では、(c)の厚みの50%の厚みを有し、ハフニウム板の表面がジルカロイの圧着により被覆されること。 - 前記翼のハフニウム板は、その挿入先端から挿入末端にかけて1/2までがハフニウム金属板により構成され、1/2を超える部分がハフニウムとジルコニウムの合金により構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項11の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼片の長手寸法よりも短尺のハフニウム片或いはハフニウム−ジルコニウム合金片から成り、翼片の対峙間スペースのうち翼片の挿入先端から少なくとも1/4以上に至る範囲で且つ翼片幅方向中央よりも外側の位置に介装されて翼片の対峙間スペースを維持する間隔保持棒を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項17の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記間隔保持棒は、翼片の挿入先端側から挿入末端側に向かうほど、ハフニウム密度にして粗に配置されることを特徴とする請求項18に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼片の対峙間スペースを維持するように、一対の翼片を翼片幅方向末端にて溶接する翼片溶接部を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項17の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
- 前記翼を構成する一側の翼片が軸心水幅5mm以上を確保して他側の翼片よりも制御棒軸心側に張り出して構成されることを特徴とする請求項1ないし請求項20の何れか1項に記載の原子炉用制御棒。
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