JP2010255534A - 内燃機関の過給機構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を小さなものとすることができる。
【解決手段】内燃機関は、コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する2つの過給機(高圧過給機、低圧過給機)を備える。低圧ベアリングを囲繞する低圧ベアリングハウジング部31及び高圧ベアリングを囲繞する高圧ベアリングハウジング部32はベアリングハウジング30として一体に設けられる。ベアリングハウジング30には各ベアリングを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路40が形成される。また、潤滑油通路40の入口部40A及び出口部40Bの双方は単一とされる。
【選択図】図3

Description

本発明は、コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する複数の過給機を備える内燃機関の過給機構造に関する。
従来、この種の内燃機関の過給機構造としては、例えば特許文献1に記載のものがある。図4に、特許文献1に記載の過給機構造も含め、従来一般の内燃機関の過給機構造の概略構成を示す。
同図に示すように、内燃機関の吸気通路には上流側から順に低圧コンプレッサホイールLCW及び同低圧コンプレッサホイールLCWよりも圧縮比の大きい高圧コンプレッサホイールHCWが設けられている。また、排気通路には上流側から順に高圧タービンホイールHTW及び同高圧タービンホイールHTWよりも膨張比の小さい低圧タービンホイールLTWが設けられている。また、低圧コンプレッサホイールLCWと低圧タービンホイールLTWとはシャフトLSを介して連結されており、高圧コンプレッサホイールHCWと高圧タービンホイールHTWとはシャフトHSを介して連結されている。また、各過給機には、シャフトLS,HSを軸支するベアリングLB,HB、及び同ベアリングLB,HBを囲繞するベアリングハウジング131,132が設けられている。また、各ベアリングハウジング131,132には、ベアリングLB,HBを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路がそれぞれ形成されている。そして、各潤滑油通路の入口部には潤滑油を導入するための導入配管181,182がそれぞれ接続されるとともに、出口部には潤滑油を排出するための排出配管183,184がそれぞれ接続されている。また、各ベアリングハウジングには、ベアリングを冷却する冷却水が流通する冷却水通路がそれぞれ形成されている。そして、各冷却水通路の入口部には冷却水を導入するための導入配管191,192がそれぞれ接続されるとともに、出口部には冷却水を排出するための排出配管193,194がそれぞれ接続されている。
特開平4―30230号公報
ところで、こうした従来の内燃機関の過給機構造にあっては、過給機毎にベアリングハウジングが設けられることから、潤滑油通路及び同潤滑油通路の入口部及び出口部にそれぞれ接続される各種配管が過給機毎に必要となる。また、冷却水通路及び同冷却水通路の入口部及び出口部にそれぞれ接続される各種配管が過給機毎に必要となる。このため、過給機全体の体格、ひいては内燃機関全体の体格を小さなものとすることができないといった問題が生じる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を小さなものとすることのできる内燃機関の過給機構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
(1)請求項1に記載の発明は、コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する複数の過給機を備える内燃機関の過給機構造において、前記複数のベアリングを囲繞するハウジングは一体に設けられるものであり、前記ハウジングには前記複数のベアリングを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路が形成されるとともに、同潤滑油通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなることをその要旨としている。
同構成によれば、複数のベアリングを囲繞するハウジングが、過給機毎に各別に設けられるものではなく、一体に設けられるものとされ、こうしたハウジングに形成される潤滑油通路の入口部及び出口部の少なくとも一方が単一とされる。これにより、潤滑油通路の入口部及び出口部を過給機毎に各別に設ける場合に比べて、入口部及び出口部の少なくとも一方の数を低減することができ、これにともない入口部及び出口部の少なくとも一方に接続されて潤滑油の供給或いは排出を行う配管数を低減することができるようになる。従って、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を小さなものとすることができるようになる。
(2)請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関の過給機構造において、前記潤滑油通路は、同通路の前記入口部及び前記出口部の双方が単一とされてなることをその要旨としている。
同構成によれば、ハウジングに形成される潤滑油通路の入口部及び出口部の双方が単一とされることから、潤滑油通路の入口部及び出口部のいずれか一方が単一とされる構成に比べて、入口部或いは出口部の数を更に低減することができ、これにともない入口部或いは出口部に接続されて潤滑油の供給或いは排出を行う配管数を更に低減することができるようになる。従って、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を一層小さなものとすることができるようになる。
(3)請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の過給機構造において、前記ハウジングは一体形成されてなることをその要旨としている。
同構成によれば、ハウジングが一体形成されることから、例えば過給機毎にそれらのベアリングを囲繞するハウジングを設け、これらを組み付けて一体とする構成に比べて、過給機全体の部品点数を低減することができるようになる。また、ハウジングの組み付けに要する時間を省くことができるようになる。
(4)請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造は、請求項4に記載の発明によるように、前記潤滑油通路の前記出口部は前記ハウジングの鉛直方向下側端部に設けられてなるといった態様をもって具体化することができる。この場合、複数のベアリングを潤滑した後の潤滑油は重力により鉛直方向下側に設けられる出口部を通じてハウジングの外部に排出されるようになる。
(5)請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造は、請求項5に記載の発明によるように、前記潤滑油通路は、同通路の前記入口部が単一とされるものであって、前記入口部から略直線状に伸びる主通路と、同主通路から分岐して前記複数のシャフトの軸心に向けてそれぞれ伸びる分岐通路とを有してなるといった構成を採用することができる。この場合、潤滑油通路の入口部から導入される潤滑油は、まずは主通路を通じてハウジングの内部に供給され、その後に、分岐通路を通じて各シャフトのベアリングに供給されるようになる。ここで、主通路は略直線状に形成されることから、同主通路を容易に形成することができるようになる。
(6)また、請求項5に記載の内燃機関の過給機構造は、請求項6に記載の発明によるように、前記分岐通路は前記主通路及び前記複数のシャフトのうち対応するシャフトの軸線に対してそれぞれ直交するように形成されてなるといった態様をもって具体化することができる。
(7)請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の内燃機関の過給機構造において、前記過給機を2つ備えるものであり、前記2つの過給機の2本のシャフトは互いに平行に設けられるものであり、前記主通路は前記2本のシャフトの軸方向に対して垂直な面において前記2本のシャフトの軸心の間を通るように形成されてなることをその要旨としている。
同構成によれば、入口部から略直線状に伸びる主通路を備えるとともに、主通路及び対応するシャフトの軸線に対してそれぞれ直交するように形成される分岐通路を備える構成にあって、主通路が、2本のシャフトの軸方向に対して垂直な面においてこれら2本のシャフトの軸心の間を通るように形成される。これにより、主通路が上記垂直な面においてこれら2本のシャフトの軸心の間を通らないように形成される構成に比べて、主通路の形成にともなうベアリングハウジングの大型化を抑制することができるようになる。
(8)請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の内燃機関の過給機構造において、前記2つの過給機のうちの一方の過給機を構成するコンプレッサホイール及びタービンホイールをそれぞれ囲繞するコンプレッサハウジング及びタービンハウジングの間に形成される空間に、前記2つの過給機のうちの他方の過給機を構成するコンプレッサホイール及びタービンホイールをそれぞれ囲繞するコンプレッサハウジングの一部及びタービンハウジングの一部が位置してなることをその要旨としている。
同構成によれば、上記空間に、他方の過給機のコンプレッサハウジングの一部及びタービンハウジングの一部が位置しない構成に比べて、互いに平行をなすシャフト間の距離を短くすることができる。これにより、ベアリングハウジングの体格を小さく抑えることができるようになる。しかも、入口部から略直線状に伸びて2本のシャフトの軸方向に対して垂直な面においてこれら2本のシャフトの軸心の間を通るように形成される主通路を備えるとともに、主通路及び対応するシャフトの軸線に対してそれぞれ直交するように形成される分岐通路を備える構成にあって、上記2本のシャフト間の距離が短いものとなることから、分岐通路の長さを短いものとすることができるようになる。
(9)請求項9に記載の発明は、請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造において、前記ハウジングには前記複数のベアリングを冷却する冷却水が流通する冷却水通路が形成されるとともに、同冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなることをその要旨としている。
同構成によれば、潤滑通路と同様にして、ハウジングに形成される冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方が単一とされる。これにより、冷却水通路の入口部及び出口部を過給機毎に各別に設ける場合に比べて、入口部及び出口部の少なくとも一方の数を低減することができ、これにともない入口部及び出口部の少なくとも一方に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を低減することができるようになる。従って、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を一層小さなものとすることができるようになる。
(10)請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の内燃機関の過給機構造において、前記冷却水通路は、同通路の前記入口部及び前記出口部の双方が単一とされてなることをその要旨としている。
同構成によれば、ハウジングに形成される冷却水通路の入口部及び出口部の双方が単一とされることから、冷却水通路の入口部及び出口部のいずれか一方が単一とされる構成に比べて、入口部或いは出口部の数を更に低減することができ、これにともない入口部或いは出口部に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を更に低減することができるようになる。従って、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格をより一層小さなものとすることができるようになる。
(11)請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の内燃機関の過給機構造において、前記複数の過給機として、低圧コンプレッサホイールと低圧タービンホイールとを有する低圧過給機と、前記低圧コンプレッサホイールよりも下流側に設けられるとともに同低圧コンプレッサホイールよりも圧縮比の大きい高圧コンプレッサホイールと前記低圧タービンホイールよりも上流側に設けられるとともに同低圧タービンホイールよりも膨張比の大きい高圧タービンホイールとを有する高圧過給機とを備えるものであり、前記冷却水通路は、前記複数のベアリングのうち前記低圧過給機を構成するベアリング及び前記高圧過給機を構成するベアリングの順に冷却水を流通させる態様にて設けられてなることをその要旨としている。
低圧過給機と高圧過給機とを備える内燃機関にあっては、一般に、機関負荷の低い低負荷時や機関回転速度の低い低回転時には高圧過給機が駆動される一方、高負荷時や高回転時には低圧過給機が駆動される。このため、低圧過給機は高圧過給機に比べてベアリングの温度が高くなる。
この点、上記構成によれば、低圧過給機を構成するシャフト、高圧過給機を構成するシャフトの順に冷却水が流通する態様にて冷却水通路が設けられることから、冷却水通路の入口部及び出口部の双方が単一とされる構成にあって、低圧過給機のベアリングを的確に冷却することができるようになる。
(12)請求項12に記載の発明は、コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する複数の過給機を備える内燃機関の過給機構造において、前記複数のベアリングを囲繞するハウジングは一体に設けられるものであり、前記ハウジングには前記複数のベアリングを冷却する冷却水が流通する冷却水通路が形成されるとともに、同冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなることをその要旨としている。
同構成によれば、複数のベアリングを囲繞するハウジングが、過給機毎に各別に設けられるものではなく、一体に設けられるものとされ、こうしたハウジングに形成される冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方が単一とされる。これにより、冷却水通路の入口部及び出口部を過給機毎に各別に設ける場合に比べて、入口部及び出口部の少なくとも一方の数を低減することができ、これにともない入口部及び出口部の少なくとも一方に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を低減することができるようになる。従って、複数の過給機を備える内燃機関にあって、内燃機関全体の体格を小さなものとすることができるようになる。
本発明に係る内燃機関の過給機構造の一実施形態について、内燃機関の概略構成を示すブロック図。 同実施形態における過給機の平面構造を示す平面図。 図2に示すA−A線に沿ったベアリングハウジングの断面構造を示す断面図。 従来の内燃機関の過給機構造の概略構成を示す平面図。
以下、図1〜図3を参照して、本発明に係る内燃機関の過給機構造を具体化した一実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係る内燃機関1の概略構成を示す。
同図に示すように、内燃機関1の機関本体1Aには、機関本体1Aへ吸気を供給するための吸気通路2及び機関本体1Aから排気を排出するための排気通路3がそれぞれ接続されている。
吸気通路2には、上流側から順に、エアクリーナ2A、遠心式の低圧コンプレッサLC、遠心式の高圧コンプレッサHC、及び吸気マニホルド2Bが設けられている。また、吸気通路2において低圧コンプレッサLCと高圧コンプレッサHCとの間と、高圧コンプレッサHCの下流側とを接続して高圧コンプレッサHCを迂回する吸気迂回通路2Cが設けられており、吸気迂回通路2Cにおける上流側端部には吸気迂回弁2Dが設けられている。吸気迂回弁2Dの開度制御を通じて高圧コンプレッサHCへ流入する吸気流量が制御されるようになっている。低圧コンプレッサLCは、低圧コンプレッサホイールLCWとこれを囲繞する低圧コンプレッサハウジング部11とを備えている。また、高圧コンプレッサHCは、高圧コンプレッサホイールHCWとこれを囲繞する高圧コンプレッサハウジング部12とを備えている。
排気通路3には、上流側から順に、排気マニホルド3B、半径流式の高圧タービンHT、半径流式の低圧タービンLT、及び触媒装置3Aが設けられている。また、排気通路3において高圧タービンHTの上流側と、高圧タービンHTと低圧タービンLTとの間とを接続して高圧タービンHTを迂回する高圧側排気迂回通路3Cが設けられており、同通路3Cにおける上流側端部には高圧側排気迂回弁3Dが設けられている。高圧側排気迂回弁3Dの開度制御を通じて高圧タービンHTへ流入する排気流量が制御されるようになっている。また、排気通路3において高圧タービンHTと低圧タービンLTとの間と、低圧タービンLTの下流側とを接続して低圧タービンLTを迂回する低圧側排気迂回通路3Eが設けられており、同通路3Eにおける上流側端部には低圧側排気迂回弁3Fが設けられている。低圧側排気迂回弁3Fの開度制御を通じて低圧タービンLTへ流入する排気流量が制御されるようになっている。
低圧タービンLTは、低圧タービンホイールLTWとこれを囲繞する低圧タービンハウジング部21とを備えている。また、高圧タービンHTは、高圧タービンホイールHTWとこれを囲繞する高圧タービンハウジング部22とを備えている。
低圧コンプレッサホイールLCWと低圧タービンホイールLTWとは低圧シャフトLSにより連結されている。また、低圧シャフトLSは、低圧ベアリングLB(図示略)により軸支されており、同ベアリングLBは低圧ベアリングハウジング部31により囲繞されている。これら低圧コンプレッサLC、低圧タービンLT、低圧シャフトLS、低圧ベアリングLB、及び低圧ベアリングハウジング部31により排気駆動式の低圧過給機LTCが構成される。
高圧コンプレッサホイールHCWと高圧タービンホイールHTWとは高圧シャフトHSにより連結されている。また、高圧シャフトHSは高圧ベアリングHB(図示略)により軸支されており、同ベアリングHBは高圧ベアリングハウジング部32により囲繞されている。これら高圧コンプレッサHC、高圧タービンHT、高圧シャフトHS、高圧ベアリングHB、及び高圧ベアリングハウジング部32により排気駆動式の高圧過給機HTCが構成される。また本実施形態では、低圧シャフトLS及び高圧シャフトHSは互いに平行に設けられている。
ところで、前述したように、過給機LTC,HTC毎にベアリングハウジングを設ける構成にあっては、各ベアリングLB,HBを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路及び同潤滑油通路の入口部及び出口部にそれぞれ接続される各種配管が過給機毎に必要となる。また、各ベアリングLB,HBを冷却する冷却水が流通する冷却水通路及び同冷却水通路の入口部及び出口部にそれぞれ接続される各種配管が過給機毎に必要となる。このため、過給機全体の体格、ひいては内燃機関全体の体格を小さなものとすることができないといった問題が生じる。
そこで、本実施形態では、低圧ベアリングハウジング部31と高圧ベアリングハウジング部32とを一体に設けている。そして、潤滑油通路の入口部及び出口部の双方を単一とするとともに、冷却水通路の入口部及び出口部を単一としている。これにより、潤滑油通路の入口部及び出口部に接続されて潤滑油の供給或いは排出を行う配管数を半分に低減するとともに、冷却水通路の入口部及び出口部に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を半分に低減することで、2つの過給機LTC,HTCを備える内燃機関1にあって、内燃機関1全体の体格を小さなものとしている。
次に、図2及び図3を参照して、本実施形態における過給機構造について説明する。
図2に、本実施形態における過給機の平面構造を示す。
同図に示すように、低圧コンプレッサホイールLCWは高圧コンプレッサホイールHCWに比べて径方向における体格が大きいことから、低圧コンプレッサハウジング部11は高圧コンプレッサハウジング部12に比べて径方向における体格が大きい。また、低圧タービンホイールLTWは高圧タービンホイールHTWに比べて径方向における体格が大きいことから、低圧タービンハウジング部21は高圧タービンハウジング部22に比べて径方向における体格が大きい。
そこで、本実施形態では、低圧コンプレッサハウジング部11と低圧タービンハウジング部21との間に形成される比較的大きな空間に、高圧コンプレッサハウジング部12の一部と高圧タービンハウジング部22の一部の双方が位置するようにこれらコンプレッサハウジング部11,12及びタービンハウジング部21,22を設けている。
低圧コンプレッサハウジング部11、高圧コンプレッサハウジング部12、及びこれらコンプレッサハウジング部11,12を接続するコンプレッサ接続部13は一体形成されている(以下、これら全体をコンプレッサハウジング10と称する)。尚、本実施形態では、コンプレッサハウジング10を鋳造及び機械加工により形成している。また、実際には、コンプレッサハウジング10には先の図1にて示した吸気迂回通路2Cに対応する部位が形成されているが、ここでは図示を割愛している。
低圧タービンハウジング部21、高圧タービンハウジング部22、及びこれらタービンハウジング部21,22を接続するタービン接続部23は一体形成されている(以下、これら全体をタービンハウジング20と称する)。尚、本実施形態では、タービンハウジング20を鋳造及び機械加工により形成している。また、実際には、タービンハウジング20には先の図1にて示した高圧側排気迂回通路3Cに対応する部位及び低圧側排気迂回通路3Eに対応する部位がそれぞれ形成されているが、ここでは図示を割愛している。
また、低圧ベアリングハウジング部31と高圧ベアリングハウジング部32とは一体形成されている(以下、これら全体をベアリングハウジング30と称する)。尚、本実施形態では、ベアリングハウジング30を鋳造及び機械加工により形成している。
図3に、図2に示すA−A線に沿ったベアリングハウジング30の断面構造を示す。尚、同図中において上下方向が鉛直方向上下方向に対応している。また、同図中において左方に内燃機関1の機関本体1Aが位置している。
同図に示すように、ベアリングハウジング30の内部において左上位置には高圧シャフトHSが設けられるとともに、右下位置には低圧シャフトLSが設けられている。すなわち、高圧シャフトHSは鉛直方向において低圧シャフトLSよりも上方に設けられるとともに、水平方向において低圧シャフトLSよりも機関本体1A側に設けられている。
ベアリングハウジング30の内部には、各ベアリングLB,HBを潤滑する潤滑油の流通する潤滑油通路40が形成されている。潤滑油通路40の入口部40Aは、ベアリングハウジング30の下側端部に設けられている。具体的には、入口部40Aは水平方向において高圧シャフトHSの軸心位置と低圧シャフトLSの軸心位置との間に設けられている。潤滑油通路40は、入口部40Aから鉛直方向上方に向けて高圧シャフトHSの軸心位置まで略直線状に伸びる主潤滑通路41を有している。すなわち、主潤滑通路41は、各シャフトLS,HSの軸方向に対して垂直な面において、各シャフトLS,HSの軸心の間を通るように形成されている。また、潤滑油通路40は、主潤滑通路41から分岐して各シャフトLS,HSの軸心に向けてそれぞれ伸びる低圧側分岐通路42及び高圧側分岐通路43を有している。低圧側分岐通路42は主潤滑通路41に直交するとともに、低圧シャフトLSの軸線に対して直交するように形成されている。また、高圧側分岐通路43は主潤滑通路41に直交するとともに、高圧シャフトHSの軸線に対して直交するように形成されている。
ベアリングハウジング30の内部において低圧シャフトLSの下方には、低圧ベアリングLBの潤滑に供された後の潤滑油を排出するための低圧側空間44が形成されている。また、ベアリングハウジング30の内部において高圧シャフトHSの下方には、高圧ベアリングHBの潤滑に供された後の潤滑油を排出するための高圧側空間45が形成されている。また、高圧側空間45の下側端部と低圧側空間44の右側端部とは接続通路46により接続されている。ここで、低圧側空間44における下側の開口部が潤滑油通路40の出口部40Bとなっている。
また、ベアリングハウジング30の下側端部には潤滑用フランジ60をボルト締結するためのボルト穴31A,31Bが設けられている。潤滑用フランジ60には、潤滑油通路40の入口部40Aに接続される導入ポート62及び潤滑油通路40の出口部40Bに接続される排出ポート63がそれぞれ形成されており、潤滑油を導入するための導入配管(図示略)及び潤滑油を排出するための排出配管がそれぞれ接続されるようになっている。また、潤滑用フランジ60には、ベアリングハウジング30のボルト穴31A,31Bに対応してボルト孔61A,61Bがそれぞれ形成されている。
ベアリングハウジング30の内部には、各ベアリングLB,HBを冷却する冷却水の流通する冷却水通路50が形成されている。冷却水通路50の入口部50Aは、ベアリングハウジング30の右側端部の上部に設けられている。具体的には、入口部50Aは鉛直方向において高圧シャフトHSの軸心の位置に設けられている。冷却水通路50は、供給通路51、低圧側ジャケット52、接続通路53、高圧側ジャケット54、及び排出通路55を有している。供給通路51は、入口部50Aから水平方向において高圧シャフト側に向けて低圧シャフトLSの軸心位置まで伸びるとともに、下方に屈曲して低圧シャフトLSの手前まで伸びるように設けられている。また、低圧側ジャケット52は、供給通路51の下端部に接続されるとともに低圧シャフトLSの上方を取り囲むように設けられている。また、接続通路53は、低圧側ジャケット52における高圧シャフトHS側の端部に接続されるとともに鉛直方向上方に伸びるように設けられている。また、高圧側ジャケット54は、接続通路53の上側端部に接続されるとともに高圧シャフトHSの上方を取り囲むように設けられている。また、排出通路55は、鉛直方向において供給通路51よりも上方に位置する通路であって、接続通路53の上側端部に接続されるとともに水平方向において入口部50A側に伸びるように設けられている。ここで、排出通路55における右側の開口部が冷却水通路50の出口部50Bとなっている。すなわち、冷却水通路は、低圧ベアリングLB及び高圧ベアリングHBの順に冷却水を流通させる態様にて設けられている。
また、ベアリングハウジング30の右側端部の上部には冷却用フランジ70をボルト締結するためのボルト穴32A,32Bが設けられている。冷却用フランジ70には、冷却水通路50の入口部50Aに接続される導入ポート72及び冷却水通路50の出口部50Bに接続される排出ポート73がそれぞれ形成されており、冷却水を導入するための導入配管(図示略)及び潤滑油を排出するための排出配管がそれぞれ接続されるようになっている。また、冷却用フランジ70には、ベアリングハウジング30のボルト穴32A,32Bに対応してボルト孔71A,71Bがそれぞれ形成されている。
こうした構成において、図示しない潤滑油用のポンプにより吐出される潤滑油は、潤滑用フランジ60に接続される導入配管から潤滑油通路40の入口部40Aを通じて導入され、まずは主潤滑通路41を通じてベアリングハウジング30の内部に供給され、その後に、各分岐通路42,43を通じて各シャフトLS,HSの各ベアリングLB,HBにそれぞれ供給される。そして、潤滑に供された後の潤滑油は、低圧側空間44、或いは高圧側空間45、接続通路46、及び低圧側空間44を通じて出口部40Bから潤滑用フランジ60に接続される排出配管へと排出される。
また、図示しない冷却水用のポンプにより吐出される冷却水は、冷却用フランジ70に接続される導入配管から冷却水通路50の入口部50Aを通じて導入され、供給通路51を通じてベアリングハウジング30の内部に供給され、まずは低圧側ジャケット52に供給されて低圧ベアリングLBを冷却する。そして次に、高圧側ジャケット54に供給されて高圧ベアリングHBを冷却する。そして冷却に供された後の冷却水は、排出通路55を通じて出口部50Bから冷却用フランジ70に接続される排出配管へと排出される。
以上説明した本実施形態に係る内燃機関の過給機構造によれば、以下に示す作用効果が得られるようになる。
(1)低圧ベアリングハウジング部31と高圧ベアリングハウジング部32とを一体に設け(ベアリングハウジング30)、ベアリングハウジング30に形成される潤滑油通路40の入口部40A及び出口部40Bの双方を単一とした。これにより、潤滑油通路40の入口部40A及び出口部40Bを過給機LTC,HTC毎に各別に設ける場合に比べて、入口部及び出口部の数をそれぞれ半分に低減することができ、これにともない入口部及び出口部に接続されて潤滑油の供給或いは排出を行う配管数を低減することができる。従って、2つの過給機LTC,HTCを備える内燃機関1にあって、内燃機関1全体の体格を小さなものとすることができるようになる。
(2)ベアリングハウジング30を一体形成することとした。これにより、例えば過給機LTC,HTC毎にベアリングハウジングを設け、これらを組み付けて一体とする構成に比べて、過給機LTC,HTC全体の部品点数を低減することができる。また、ベアリングハウジングの組み付けに要する時間を省くことができる。
(3)潤滑油通路40は、入口部40Aから略直線状に伸びる主潤滑通路41と、主潤滑通路41から分岐して2本のシャフトLS,HSの軸心に向けてそれぞれ伸びる2つの分岐通路42,43とを有するものとした。これにより、主潤滑通路41を容易に形成することができる。
(4)各過給機LTC,HTCのシャフトLS,HSを互いに平行に設け、主潤滑通路41を、各シャフトLS,HSの軸方向に対して垂直な面において各シャフトLS,HSの軸心の間を通るように形成することとした。これにより、主潤滑通路41が、上記垂直な面において各シャフトLS,HSの軸心の間を通らないように形成される構成に比べて、主潤滑通路41の形成にともなうベアリングハウジング30の大型化を抑制することができる。
(5)低圧過給機LTCを構成する低圧コンプレッサハウジング部11及び低圧タービンハウジング部21の間に形成される空間に、高圧過給機HTCを構成する高圧コンプレッサハウジング部12の一部及び高圧タービンハウジング部22の一部が位置するものとした。これにより、上記空間に、高圧過給機HTCの高圧コンプレッサハウジング部12の一部及び高圧タービンハウジング部22の一部が位置しない構成に比べて、互いに平行をなすシャフトLS,HS間の距離を短くすることができる。これにより、ベアリングハウジング30の体格、ひいては内燃機関1の体格を小さく抑えることができる。しかも、潤滑油通路40の入口部40Aから略直線状に伸びて各シャフトLS,HSの軸方向に対して垂直な面において各シャフトLS,HSの軸心の間を通るように形成される主潤滑通路41を備えるとともに、主潤滑通路41及び対応するシャフトLS(HS)の軸線に対してそれぞれ直交するように形成される分岐通路42(43)を備える構成にあって、上記各シャフトLS,HS間の距離が短いものとなることから、各分岐通路42,43の長さを短いものとすることができる。
(6)ベアリングハウジング30にはベアリングLB,HBを冷却する冷却水が流通する冷却水通路50を形成するとともに、冷却水通路50の入口部50A及び出口部50Bの双方を単一とした。これにより、冷却水通路の入口部及び出口部を過給機LTC,HTC毎に各別に設ける場合に比べて、入口部及び出口部の数を半分に低減することができ、これにともない入口部及び出口部に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を低減することができる。従って、2つの過給機LTC,HTCを備える内燃機関1にあって、内燃機関1全体の体格を小さなものとすることができる。
(7)低圧過給機LTCと高圧過給機HTCとを備える内燃機関1にあっては、機関負荷の低い低負荷時や機関回転速度の低い低回転時には高圧過給機HTCが駆動される一方、高負荷時や高回転時には低圧過給機LTCが駆動されるため、低圧過給機LTCは高圧過給機HTCに比べてベアリングLBの温度が高くなる。この点、上記実施形態によれば、低圧過給機LTCを構成するベアリングLB及び高圧過給機HTCを構成するベアリングHBの順に冷却水を流通させる態様にて冷却水通路50を設けていることから、冷却水通路50の入口部50A及び出口部50Bの双方が単一とされる構成にあって、低圧ベアリングLBを的確に冷却することができる。
尚、本発明にかかる内燃機関の過給機構造は、上記実施形態にて例示した構成に限定されるものではなく、これを適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
・上記実施形態によるように、低圧過給機LTCを構成するベアリングLB及び高圧過給機HTCを構成するベアリングHBの順に冷却水を流通させる態様にて冷却水通路50を設けるようにすることが、高負荷高回転時に温度が高くなる低圧過給機LTCのベアリングLBを的確に冷却する上では望ましい。しかしながら、冷却水通路の構造はこれに限られるものではなく、高圧過給機HTCを構成するベアリングHB、低圧過給機LTCを構成するベアリングLBの順に冷却水を流通させる態様にて冷却水通路を設けるようにすることもできる。
・上記実施形態によるように、冷却水通路50の入口部50A及び出口部50Bの双方を単一とすることが、入口部及び出口部に接続されて冷却水の供給或いは排出を行う配管数を低減する上では望ましい。しかしながら、本発明に係る冷却水通路の構成はこれに限られるものではなく、冷却水通路の入口部及び出口部のいずれか一方のみを単一としてもよい。この場合であっても、冷却水通路の入口部及び出口部の双方を過給機毎に設ける構成に比べて、少なくとも、単一とされる入口部或いは出口部に接続される配管を省略することができる。
・上記実施形態では、潤滑油通路及び冷却水通路の双方について、それぞれベアリングハウジングに形成される入口部及び出口部の少なくとも一方を単一としているが、本発明に係る過給機構造はこれに限られるものではなく、冷却水通路については、その入口部及び出口部を過給機LTC,HTC毎に設けるようにしてもよい。
・上記実施形態によるように、低圧コンプレッサハウジング部11と低圧タービンハウジング部21との間に形成される空間に、高圧コンプレッサハウジング部12の一部及び高圧タービンハウジング部22の一部が位置するようにすることが、シャフトLS,HS間の距離を短くしてベアリングハウジング30の体格、ひいては内燃機関1の体格を小さく抑える上では望ましい。しかしながら、本発明に係る過給機構造はこれに限られるものではなく、低圧コンプレッサハウジング部と低圧タービンハウジング部との間に形成される空間に、高圧コンプレッサハウジング部及び高圧タービンハウジング部が位置しないものとすることもできる。
・上記実施形態によるように、潤滑油通路40の入口部40Aから略直線状に伸びる主潤滑通路41を備えるとともに、主潤滑通路41及び対応するシャフトLS,HSの軸線に対してそれぞれ直交するように形成される分岐通路42,43を備える構成にあって、各過給機LTC,HTCのシャフトLS,HSを互いに平行に設け、主潤滑通路41を、各シャフトLS,HSの軸方向に対して垂直な面において各シャフトLS,HSの軸心の間を通るように形成することが、主潤滑通路41の形成にともなうベアリングハウジング30の大型化を抑制する上では望ましい。しかしながら、本発明に係る過給機構造はこれに限られるものではなく、主潤滑通路が各シャフトLS,HSの軸心の間を通らないものとすることもできる。
・上記実施形態では、低圧シャフトLSと高圧シャフトHSとを平行に設けるようにしているが、これをねじれの関係となるように設けるようにすることもできる。
・上記実施形態では、潤滑油通路40の低圧側分岐通路42が主潤滑通路41に直交するとともに低圧シャフトLSの軸線に直交するように形成されている。また、高圧側分岐通路43が主潤滑通路41に直交するとともに高圧シャフトHSの軸線に直交するように形成されている。しかしながら、こうした分岐通路の態様はこれに限られるものではなく、各分岐通路と主潤滑通路41とのなす角度、各分岐通路と対応するシャフトの軸線とのなす角度を任意の角度に変更することができる。
・上記実施形態によるように、潤滑油通路40の主潤滑通路41を入口部40Aから略直線状に伸びるものとすることが、主潤滑通路41の形成を容易なものとする上では望ましい。しかしながら、本発明に係る主通路はこれに限られるものではなく、曲線状に形成されるものであってもよい。
・上記実施形態では、潤滑油通路40の出口部40Bをベアリングハウジング30の鉛直方向下側端部に設けることで、各ベアリングLB,HBを潤滑した後の潤滑油が重力により鉛直方向下側に設けられる出口部40Bを通じてベアリングハウジング30の外部に好適に排出されるようにしている。しかしながら、本発明に係る潤滑油通路の出口部の形成位置はこれに限られるものではなく、同出口部をハウジングの側部や鉛直方向上側端部に設けることもできる。ただしこの場合には、潤滑油の排出が好適に行われないことが考えられることから、潤滑油通路の構成を適宜変更することが望ましい。
・上記実施形態によるように、低圧ベアリングハウジング部31と高圧ベアリングハウジング部32とが一体に設けられるベアリングハウジング30を一体形成することが、過給機LTC,HTC全体の部品点数の低減や、ベアリングハウジングの組み付けに要する時間の省略を図る上では望ましい。しかしながら、本発明に係る過給機構造はこれに限られるものではなく、これら低圧ベアリングハウジング部と高圧ベアリングハウジング部とを別体にて形成するようにしてもよい。
・上記実施形態によるように、ベアリングハウジングに形成される潤滑油通路の入口部及び出口部の双方を単一とすることが、入口部及び出口部に接続されて潤滑油の供給或いは排出を行う配管数を低減して内燃機関1全体の体格を小さくする上では望ましい。しかしながら、本発明に係る過給機構造はこれに限られるものではなく、潤滑油通路の入口部及び出口部のいずれか一方のみを単一としてもよい。この場合であっても、潤滑油通路の入口部及び出口部の双方を過給機毎に設ける構成に比べて、少なくとも、単一とされる入口部或いは出口部に接続される配管を省略することができる。
要するに、複数のベアリングを囲繞するハウジングは一体に設けられるものであり、ハウジングには複数のベアリングを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路が形成されるとともに、同潤滑油通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなるものであればよい。
・上記実施形態では、潤滑油通路の入口部及び出口部の少なくとも一方が単一とされるものについて例示したが、これに代えて、冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方が単一とされるものとしてもよい。すなわち、潤滑油通路についてはその入口部及び出口部を過給機毎に設けるようにしてもよい。
1…内燃機関、1A…機関本体、2…吸気通路、2A…エアクリーナ、2B…吸気マニホルド、2C…吸気迂回通路、2D…吸気迂回弁、3…排気通路、3A…触媒装置、3B…排気マニホルド、3C…高圧側排気迂回通路、3D…高圧側排気迂回弁、3E…低圧側排気迂回通路、3F…低圧側排気迂回弁、10…コンプレッサハウジング、11…低圧コンプレッサハウジング部、12…高圧コンプレッサハウジング部、13…コンプレッサ接続部、20…タービンハウジング、21…低圧タービンハウジング部、22…高圧タービンハウジング部、23…タービン接続部、30…ベアリングハウジング、31…低圧ベアリングハウジング部、31A,31B…ボルト穴、32…高圧ベアリングハウジング部、32A,32B…ボルト穴、40…潤滑油通路、41…主潤滑通路、40A…入口部、40B…出口部、42…低圧側分岐通路、43…高圧側分岐通路、44…低圧側空間、45…高圧側空間、46…接続通路、50…冷却水通路、50A…入口部、50B…出口部、51…供給通路、52…低圧側ジャケット、53…接続通路、54…高圧側ジャケット、55…排出通路、60…潤滑用フランジ、61A,61B…ボルト孔、62…導入ポート、63…排出ポート、70…冷却用フランジ、71A,71B…ボルト孔、72…導入ポート、73…排出ポート、111…低圧コンプレッサハウジング、112…高圧コンプレッサハウジング、121…低圧タービンハウジング、122…高圧タービンハウジング、131…低圧ベアリングハウジング、132…高圧ベアリングハウジング、181,182…導入配管、183,184…排出配管、191,192…導入配管、193,194…排出配管、LC…低圧コンプレッサ、LCW…低圧コンプレッサホイール、LTW…低圧タービンホイール、LS…低圧シャフト、LB…低圧ベアリング、HC…高圧コンプレッサ、HCW…高圧コンプレッサホイール、HTW…高圧タービンホイール、HS…高圧シャフト、HB…高圧ベアリング。

Claims (12)

  1. コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する複数の過給機を備える内燃機関の過給機構造において、
    前記複数のベアリングを囲繞するハウジングは一体に設けられるものであり、
    前記ハウジングには前記複数のベアリングを潤滑する潤滑油が流通する潤滑油通路が形成されるとともに、同潤滑油通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  2. 請求項1に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記潤滑油通路は、同通路の前記入口部及び前記出口部の双方が単一とされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記ハウジングは一体形成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記潤滑油通路の前記出口部は前記ハウジングの鉛直方向下側端部に設けられてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記潤滑油通路は、同通路の前記入口部が単一とされるものであって、前記入口部から略直線状に伸びる主通路と、同主通路から分岐して前記複数のシャフトの軸心に向けてそれぞれ伸びる分岐通路とを有してなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  6. 請求項5に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記分岐通路は前記主通路及び前記複数のシャフトのうち対応するシャフトの軸線に対してそれぞれ直交するように形成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  7. 請求項6に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記過給機を2つ備えるものであり、
    前記2つの過給機の2本のシャフトは互いに平行に設けられるものであり、
    前記主通路は前記2本のシャフトの軸方向に対して垂直な面において前記2本のシャフトの軸心の間を通るように形成されてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  8. 請求項7に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記2つの過給機のうちの一方の過給機を構成するコンプレッサホイール及びタービンホイールをそれぞれ囲繞するコンプレッサハウジング及びタービンハウジングの間に形成される空間に、前記2つの過給機のうちの他方の過給機を構成するコンプレッサホイール及びタービンホイールをそれぞれ囲繞するコンプレッサハウジングの一部及びタービンハウジングの一部が位置してなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  9. 請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記ハウジングには前記複数のベアリングを冷却する冷却水が流通する冷却水通路が形成されるとともに、同冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  10. 請求項9に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記冷却水通路は、同通路の前記入口部及び前記出口部の双方が単一とされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  11. 請求項10に記載の内燃機関の過給機構造において、
    前記複数の過給機として、低圧コンプレッサホイールと低圧タービンホイールとを有する低圧過給機と、前記低圧コンプレッサホイールよりも下流側に設けられるとともに同低圧コンプレッサホイールよりも圧縮比の大きい高圧コンプレッサホイールと前記低圧タービンホイールよりも上流側に設けられるとともに同低圧タービンホイールよりも膨張比の大きい高圧タービンホイールとを有する高圧過給機とを備えるものであり、
    前記冷却水通路は、前記複数のベアリングのうち前記低圧過給機を構成するベアリング及び前記高圧過給機を構成するベアリングの順に冷却水を流通させる態様にて設けられてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
  12. コンプレッサホイール、タービンホイール、これらを軸連結するシャフト、及び同シャフトを軸支するベアリングをそれぞれ有する複数の過給機を備える内燃機関の過給機構造において、
    前記複数のベアリングを囲繞するハウジングは一体に設けられるものであり、
    前記ハウジングには前記複数のベアリングを冷却する冷却水が流通する冷却水通路が形成されるとともに、同冷却水通路の入口部及び出口部の少なくとも一方は単一とされてなる
    ことを特徴とする内燃機関の過給機構造。
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