JP2010255282A - 排水栓 - Google Patents

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Masao Imaizumi
雅夫 今泉
Shigemi Higuchi
成巳 樋口
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SUMIYOSHI KASEI KK
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Abstract

【課題】 浴槽、洗面槽等の水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓栓の支持軸に形成された凹溝内のヌメリやカビの付着を防止し、常時凹溝内を清潔に保つことができる排水栓を提供する。
【解決手段】 浴槽や洗面槽などの水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓であって、その栓蓋を支持する支持軸の外周面に凹溝を周設し、該凹溝に着脱自在に平面形状が略C字状のリングを装着し、該C字状のリングより上方にヘアーキャッチャーを装着し、該ヘアーキャッチャーは、上記支持軸から着脱するときに、上記リングを乗り越えて着脱できるように構成されてなる排水栓を技術的前提とし、上記リングを縦断面略D字状で、上記リングの内周面は、垂直であり、かつ、その上下端部は鋭角に形成し、かつ、該リングの外周面を、排水流が効率良く衝突して、該リングが上記凹溝内を揺れ動く形状に形成し構成した。
【選択図】図1

Description

この発明は、浴槽、洗面槽等の水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓に係り、特に、排水栓の支持軸に形成された凹溝内のヌメリやカビの付着を防止し、常時凹溝内を清潔に保つことができる排水栓に関する。
排水栓の支持軸にヘアーキャッチャーを上下動可能に装着し、この支持軸の下部に凹溝を周設し、該凹溝に柔軟な材質からなる弾性部材やCリングを嵌入し、ヘアーキャッチャーを該弾性部材やCリングを超えて着脱自在に構成した排水栓が、例えば特許文献1に示すように知られている。
特許第3928144号公報
この公知技術では、ヘアーキャッチャーが簡単に着脱できるため、該ヘアーキャッチャー自体の清掃は簡単にできるが、支持軸に形成された凹溝内にヌメリやカビが発生した場合、特に、該凹溝の角部が清掃しにくい、という問題を有していた。
この発明は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするところは、浴槽、洗面槽等の水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓の支持軸に形成された凹溝内のヌメリやカビの付着を自動的に清掃して防止し、常時凹溝内の角部は勿論、該凹溝内全体を清潔に保つことができる排水栓を提供しようとするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明にあっては、浴槽や洗面槽などの水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓であって、その栓蓋を支持する支持軸の外周面に凹溝を周設し、該凹溝に着脱自在に平面形状が略C字状のリングを装着し、該C字状のリングより上方にヘアーキャッチャーを装着し、該ヘアーキャッチャーは、上記支持軸から着脱するときに、上記リングを乗り越えて着脱できるように構成されてなる排水栓を技術的前提とし、上記リングを縦断面略D字状で、上記リングの内周面は、垂直であり、かつ、その上下端部は鋭角に形成されていることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明にあっては、請求項1に記載の排水栓を技術的前提とし、リングは硬質合成樹脂で形成されることを特徴とする。この場合、硬質合成樹脂は軽量な硬質合成樹脂で、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等が好ましいが、特に、摺動性に優れ耐薬品性に優れたPOM(ポリアセタール)を用いるのが好適である。
また、請求項3に記載の発明にあっては、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の排水栓を技術的前提とし、前記リングを径方向に弾性変形可能に形成するとともに、該リングの両端部を非対称に傾斜させ、該リングを径方向に圧縮すると上記両端部が重なり合うように形成されていることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1に記載の発明にあっては、リングを縦断面略D字状で、上記リングの内周面は、垂直であり、かつ、その上下端部は鋭角に形成されているので、該リングの外周面がアール形状でヘアーキャッチャーの抜き差しに際して引っ掛かりがなく着脱し易く、且つ、リング内周面は凹溝内面に対して、垂直であり凹溝内高さ方向全体に接触させることができるとともに、その上下端部は鋭角に形成したので、凹溝入隅にリングの上下端角部が接触して、排水流が衝突して、常に効率よく凹溝内を磨くことができ、該凹溝内にヌメリやカビが発生しにくい、という効果を得ることができる。
また、請求項2に記載の発明にあっては、リングを硬質合成樹脂で形成したので、排水流が衝突して、該リングが上記凹溝内を軽くて揺れ動き易く、リングが排水流に当たるたびに、該リングが凹溝内で揺れ動き、該凹溝内にヌメリやカビが発生しないように自動的に清掃することができ、衛生的である、という作用・効果を奏することができる。
また、請求項3に記載の発明にあっては、リングを径方向に弾性変形可能に形成するとともに、該リングの両端部を非対称に傾斜させ、該リングを径方向に圧縮すると上記両端部が重なり合うように形成したので、排水流がリングの非対称の傾斜部分に衝突して、リングが凹溝内で回転し易く、さらにリングが凹溝内で擦れ合い、凹溝内をより清潔に保つことができるとともに、両端が重なり合うように形成したので、Cリングの切れ目が使用者に見え難く、誤って使用者がCリングを凹溝から取外しリングを無くしたり壊したりするトラブルを未然に抑制することができる。
以下、添付図面に示す発明の実施形態例に基づき、この発明を詳細に説明する。
図1は、この発明の排水栓の概略的な構成を示す説明図を、図2は同排水栓の支持軸の下部に形成された凹溝に嵌入された第1実施形態例に係る弾性部材たるリングの装着状態を示す斜視図を、図3は同リングを装着した状態の断面図を、図4は同リングの平面図を、図5は同リングの縦断面図を、図6は同リングを支持軸の凹溝に装着した状態の平面説明図である。
即ち、本第1実施形態例では、浴槽、洗面槽等の水槽W底部に開設した排水口1に着脱自在に装着される排水栓10において、その栓蓋11を支持する丸棒状の支持軸12が栓蓋11の下面から垂設している。この支持軸12の外周面の下部に凹溝13を周設し、この凹溝13に支持軸12より僅かに大径なる軽量で硬質な合成樹脂材からなる弾性部材である一部切欠した平面略C字状のリング14を嵌入しており、このリング14より上方に毛髪、コンタクトレンズ等を捕捉する2個のヘアーキャッチャー15,15を上下及び回転摺動自在に取り付け、このヘアーキャッチャー15,15の不慮の抜脱を防止している。
そして、上記リング14は、図3と図4に示すように、縦断面略D字状に形成されており、該リング14の外周面14Aを、排水流が効率良く衝突して、該リング14が上記凹溝13内で効率良く揺れ動くことができ、凹溝13内にヌメリやカビが発生しないように自動的に清掃するため、衛生的である。
尚、上記リング14は、例えば、SUSなども使用できるが、ポリエチレン、ポリプロピレン(PP)等の軽量な硬質合成樹脂を用いるのが好ましく、特に、摺動性に優れ耐薬品性に優れたPOM(ポリアセタール)を用いるのが好適である。
また、上記リング14の内周面14Bは、図3と図4に示すように、垂直であり、かつ、その上下端部は鋭角に形成されている。これにより、凹溝13の角部をリング内周面14Bが接触して、常に凹溝13内を磨くことができ、該凹溝13内にヌメリやカビが発生しにくい、という効果が得られる。
尚、リングの縦断面略D字状とは、リング14の凹溝13内での上下動で、リング内周面14Bと凹溝内支持軸外周面が上下方向全長に渡って接触摺動可能なようにリング内周面14Bと支持軸外周面の上下方向が対応した形状であることを意味し、且つ、リング14の外周上下端を面取りしたアール状に形成したもので、リング14の取外し又は挿入に際して引っ掛かり抵抗が少なく着脱できる断面形状であり、断面方形で外周上下端を面取りしたものや、断面半円形状などのものが含まれる。
次に、凹溝13内でのリングの揺動回転について説明する。
排水口1に排水栓10を装着した状態では、下段のヘアーキャッチャー15は排水口10内の周設突起2に係止して降下停止し、上段のヘヤーキャッチャー15でボウル底面の排水口1からの毛髪やコンタクトレンズを捕捉し、下段のヘアーキャチャ15でオーバーフロー管3からの流出するゴミを捕捉する構造となっており、支持軸12の下方の凹溝13はヘヤーキャッチャー15の下方に位置してヘヤーキャチャー15には接触しないで、凹溝に嵌入したリングは自由に上下動又は回転可能な状態に維持される。
排水のために栓蓋11を開くと排水流は、ヘヤーキャチャー15,15の隙間を経由して下流の図示しない配水管に流出するが、この排水流は支持軸12に嵌入されたリング14にも衝突したのちに配水管に排出される。
本発明は、この衝突する排水流の自然力を利用して、リングを回転又は揺動させることにより、支持軸の凹溝内の外周とリングの内周面を摩擦されて、凹溝内のヌメリやカビ等の付着発生を防止するものであり、凹溝とリングの関係は、凹溝内にリングを挿入した状態においてリング内径dは、凹溝外径Dよりも僅かに大径となっており、また凹溝高さHはリング高さhよりも大きくして、凹溝内をリングが回転又は上下動可能な寸法とされている。ちなみに本第1実施形態例では、凹溝外径Dが4.6mmで、高さHが3.5mmに対し、リング内径dが5.2mmでリング高さhは3.2mmである。また、支持軸外径Eは7.5mmで、リング外径eは7.7mmとしてヘヤーキャッチャ−の挿入内径よりも僅かにリング外径eを大きくしてリングにヘヤーキャチャー15の抜け止め機能を兼用させている。
この第1実施形態例に掛かる排水栓は、以上のように構成されており、ヘアーキャッチャー15,15を排水栓10から取り外す際は、ヘアーキャッチャー15,15を下方に引下げると、支持軸12の略中央部に周設したリング14を乗越えて、ヘアーキャッチャー15,15は支持軸12の周面を下方へ摺動して脱着される。ヘアーキャッチャー15,15を排水栓10に取り付ける場合には、上記手順と逆である。
次に、図7乃至図10は、この発明の排水栓の前記凹溝13に嵌入される第2実施形態例を示しており、図7は弾性部材であるリングの上記装着状態を示す断面図を、図8は同リングの平面図を、図9は同リングの縦断面図を、図10は同リングを支持軸の凹溝に装着した状態の平面説明図である。
即ち、本第2実施形態例では、リング14を径方向に弾性変形可能に形成するとともに、該リング14の両端部14C,14Dを非対称に傾斜させたので、排水流のリング切り欠き部への衝突によるリング押圧力が左右方向で異なり、リング14が凹溝13内で回転し易く、さらにリング14が凹溝13内で擦れ合い、凹溝13内をより清潔に保つことができるとともに、該リング14を径方向に圧縮すると上記両端部14C,14Dが重なり合うように形成したので、使用者が誤ってリングを凹溝から取外す恐れが少ないように構成したほかは、他の構成・作用・効果は、前記第1実施形態例と同様であるので、図面には第1実施形態例と同一の符号を付して、その詳細な説明をここでは省略する。
以上、本発明の実施形態例では、凹溝外径に対してリングの内径を僅かに大径として説明したが、凹溝にリングを挿入した状態でリングが自然落下しないリングの内径であればよく、逆に支持軸外径Eよりもリング内径dが僅かに小径であれば、リングの上下動又は回転により凹溝の壁部全面と摩擦して壁面を含めて清潔にしやすい。
この発明の排水栓の概略的な構成を示す説明図である。 同排水栓の支持軸の下部に形成された凹溝に嵌入された第1実施形態例に係るリングの装着状態を示す斜視図である。 同リングを装着した状態の断面図である。 同リングの平面図である。 同リングの縦断面図である。 同リングを支持軸の凹溝に装着した状態の平面説明図である。 排水栓の支持軸の下部に形成された凹溝に嵌入された第2実施形態例に係るリングを装着した状態の断面図である。 同リングの平面図である。 同リングの縦断面図である。 同リングを支持軸の凹溝に装着した状態の平面説明図である。
1 排水口
2 周設突起
3 オーバーフロー管
10 排水栓
11 栓蓋
12 支持軸
13 凹溝
14 リング(弾性部材)
14A リングの外周面
14B リングの内周面
14C,14D リングの両端部
15,15 ヘアーキャッチャー

Claims (3)

  1. 浴槽や洗面槽などの水槽底部に開設した排水口に着脱自在に装着される排水栓であって、その栓蓋を支持する支持軸の外周面に凹溝を周設し、該凹溝に着脱自在に平面形状が略C字状のリングを装着し、該C字状のリングより上方にヘアーキャッチャーを装着し、該ヘアーキャッチャーは、上記支持軸から着脱するときに、上記リングを乗り越えて着脱できるように構成されてなる排水栓において、
    上記リングを縦断面略D字状で、上記リングの内周面は、垂直であり、かつ、その上下端部は鋭角に形成されていることを特徴とする排水栓。
  2. 前記リングは硬質合成樹脂で形成されることを特徴とする請求項1に記載の排水栓。
  3. 前記リングを径方向に弾性変形可能に形成するとともに、該リングの両端部を非対称に傾斜させ、該リングを径方向に圧縮すると上記両端部が重なり合うように形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の排水栓。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106246A (ja) * 2009-11-13 2011-06-02 Nippon Alpha:Kk ヘアーキャッチャーの取付構造
JP2014227679A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 株式会社日本アルファ 排水栓装置
JP2017166130A (ja) * 2016-03-14 2017-09-21 株式会社日本アルファ 排水栓装置

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